JP3176954U - 偏心ローラー粉砕機 - Google Patents
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Abstract
【課題】つまることがなくなるとともに石粒をより粉砕しやすくなる、偏心ローラー粉砕機を提供する。
【解決手段】相互に隣接した位置に設けられる第一偏心ローラー1と、第二偏心ローラー2と、送り出しローラー3とからなる。前記第一偏心ローラー1と送り出しローラー3の間の隙間は進入口を構成し、前記第二偏心ローラー2と送り出しローラー3の間の隙間は排出口7を構成し、前記第一偏心ローラー1と第二偏心ローラー2と送り出しローラー3の間は、送り出しルートを構成する。第一偏心台座12が第一回転速度で回転する時、第一筒体11は第二回転速度で偏心回転するとともに振動が生じ、それにより前記進入口には、絶え間なく変化する第一隙間が生じる。第二偏心台座22が第三回転速度で回転する時、第二筒体21は第四回転速度で偏心回転するとともに振動し、それにより前記排出口7には絶え間なく変化する第二隙間が生じる。
【選択図】図2
【解決手段】相互に隣接した位置に設けられる第一偏心ローラー1と、第二偏心ローラー2と、送り出しローラー3とからなる。前記第一偏心ローラー1と送り出しローラー3の間の隙間は進入口を構成し、前記第二偏心ローラー2と送り出しローラー3の間の隙間は排出口7を構成し、前記第一偏心ローラー1と第二偏心ローラー2と送り出しローラー3の間は、送り出しルートを構成する。第一偏心台座12が第一回転速度で回転する時、第一筒体11は第二回転速度で偏心回転するとともに振動が生じ、それにより前記進入口には、絶え間なく変化する第一隙間が生じる。第二偏心台座22が第三回転速度で回転する時、第二筒体21は第四回転速度で偏心回転するとともに振動し、それにより前記排出口7には絶え間なく変化する第二隙間が生じる。
【選択図】図2
Description
本考案は、大きな粒径の石粒を粉砕して小さな粒径の砂粒にする粉砕機に関する。
一般的な粉砕機は、主に、複数対のローラーを備える。各対のローラーの間には、異なる且つ固定された隙間が設けられ、進入口に最も近い隙間が最大であり、排出口に最も近い隙間が最小である。進入口から排出口までの間のその他の隙間は、順番に、大きい隙間から小さい隙間へとなっていく。以上により、粒径が大きな石粒が進入口に投入された後、二対の回転するローラーの表面で石粒を挟みこんで圧迫し粉砕して、石粒を、建築に適した、或いは、工業用の小さい粒径の砂粒にする。しかしながら、石粒は不規則な形状で且つ大きさもまちまちであり、しかも、非常に硬い材料であるため、固定された隙間の二つのローラーの間で圧迫されて粉砕された時に、石粒が滑って、粉砕された後の石粒の大きさがまちまちになる問題が生じ、その後の石粒を分類する作業が面倒になる。
本考案は、石粒を押しつぶすローラーの間の隙間を持続的に変化させることで、つまることがなくなる、偏心ローラー粉砕機を提供することを目的とする。
また、本考案は、ローラーが回転して研磨・押しつぶしを行う過程で、振動衝撃が生じることで、石粒をより粉砕しやすくなる、偏心ローラー粉砕機を提供することを目的とする。
好ましい石粒粉砕効果を達成するために、本考案の第一偏心ローラーの第一偏心台座の偏心量は6mmであり、それにより、前記第一隙間が変化する範囲は2mm〜14mmである。また、第二偏心ローラーの第二偏心台座の偏心量は4mmであり、それにより、前記第二隙間が変化する範囲は2mm〜10mmである。
本考案の第一偏心ローラーと第二偏心ローラーに良好な振動衝撃効果を与えるために、本考案は、第一偏心台座と第二偏心台座に、400〜500rpmの第一回転速度と第三回転速度を生じさせることにより、第一筒体と第二筒体に10〜15rpmの第二回転速度と第四回転速度を生じさせるとともに、振動を生じさせる。
大きな粒径、小さな粒径のいずれの石粒がローラー間の隙間に入ったとしても、可動な状態が保たれ、つまったりしない。さらには、小さい粒径の石粒が優先的に隙間を通過するため、大きい粒径の石粒は、在ローラーで絶え間なく研磨され、圧迫される過程で小さい粒径に粉砕され、最終的に、ローラー間の隙間を完全に通過すると、建築或いは工事用の砂にすることができる。
図1から図5を参照する。本考案による偏心ローラー粉砕機は、機体上に、相互に隣接する第一偏心ローラー1と、第二偏心ローラー2と、送り出しローラー3と、を設けてなる。その内、第一偏心ローラー1は、第一筒体11と、第一筒体11内径に貫設される少なくとも一つの第一偏心台座12とを備える。第一偏心台座12の外径と、第一筒体11の内径の間には、少なくとも一つの第一軸受13が設けられる。本考案の好ましい実施例において、第一偏心台座12の偏心量は6mmであり、第一軸受13は、自動調心玉軸受である。以上の構造により、駆動軸に連結された第一偏心台座12が駆動して回転した時、それに連動して、第一ローラー11は、非同期の回転及び振動を行う。本実施例では、第一偏心台座12は、400rpm〜500rpmの高速回転を行い、第一筒体11は、第一軸受13の作用を受けるため、振動すると同時に、わずか10rpm〜15rpmの回回転速度度だけ生じる。
前記第二偏心ローラー2は、第二筒体21と、前記第二筒体21内径に貫設される少なくとも一つの第二偏心台座22とを備える。前記第二偏心台座22の外径と第二筒体21の内径の間には、少なくとも一つの第二軸受23が設けられる。本考案の好ましい実施例では、前記第二偏心台座22の偏心量は4mmであり、前記第二軸受23は自動調心玉軸受である。以上の構造により、駆動軸に連結された第二偏心台座22が駆動して回転した時、それに連動して、第二ローラー21は、非同期の回転及び振動を行う。本実施例では、第二偏心台座22は、400rpm〜500rpmの高速回転を行い、第二筒体21は、第二軸受23の作用を受けるため、振動すると同時に、わずか10rpm〜15rpmの回回転速度度だけ生じる。
本考案の送り出しローラー3は、第一偏心ローラー1と第二偏心ローラー2の近くに円心状に設けられる。それにより、第一偏心ローラー1と送り出しローラー3の間の第一隙間が進入口6を構成し、第二偏心ローラー2と送り出しローラー3の間の第二隙間が排出口7を構成し、第一偏心ローラー1と第二偏心ローラー2と送り出しローラー3の間が送り出しルートを構成する。第一筒体11と第二筒体21の間の側辺には、傾斜を呈するバッフル4が設けられ、バッフル4は、石粒をスムーズに排出口7を通過するように導く。送り出しローラー3の下方には、送り出しローラー3のローラー面上の石粉のくずをかきだすためのへら5が設けられる。さらには、送り出しローラー3の下方には、噴水管8が設けられる。噴水管8は、水を供給できる物体に接続され、送り出しローラー3のローラー面に対して水を吹きかけ、ローラー面に付着した石粉のくずを除去する。
再び、図2を参照する。本考案を用いて、石粒の粉砕作業を行う時は、まずは、粉砕機を駆動させて、第一偏心台座12と第二偏心台座22と送り出しローラー3を同時に回転させる。第一偏心台座12が400rpm〜500rpmの高速で回転する時、第一筒体11は、第一軸受13の作用を受けるため、高速振動が生じるが、振動すると同時に、わずか10rpm〜15rpmの回回転速度度しか生じない。また、第一偏心台座12の偏心量は6mmであるため、進入口6の第一隙間に生じる変化は2mm〜14mmである。第二偏心台座22が400rpm〜500rpmの高速で回転する時、第二筒体21は、第二軸受23の作用を受けるため、高速振動を生じるが、振動すると同時に、わずか10rpm〜15rpmの回回転速度度しか生じない。また、第二偏心台座22の偏心量は4mmであるため、排出口7の第二隙間に生じる変化は2mm〜10mmである。この時、大きい粒径の石粒が進入口6から投入された後、石粒は、進入口6から、絶え間なく変化する第一隙間で研磨され、押しつぶされ、粉々にされ、小さい粒径の石粒になる。この小さい粒径の石粒は、バッフル4によって導かれた後、さらに、絶え間なく変化する第二隙間の排出口7を通過して、さらに研磨され、粉々にされて5mm以下の粒径となり、建築、工事等の用途に適した砂粒となる。
1 第一偏心ローラー
11 第一筒体
12 第一偏心台座
13 第一軸受
2 第二偏心ローラー
21 第二筒体
22 第二偏心台座
23 第二軸受
3 送り出しローラー
4 バッフル
5 へら
6 進入口
7 排出口
8 噴水管
11 第一筒体
12 第一偏心台座
13 第一軸受
2 第二偏心ローラー
21 第二筒体
22 第二偏心台座
23 第二軸受
3 送り出しローラー
4 バッフル
5 へら
6 進入口
7 排出口
8 噴水管
Claims (3)
- 第一偏心ローラーと、第二偏心ローラーと、送り出しローラーとからなる偏心ローラー粉砕機であって、
前記第一偏心ローラーは、第一筒体と、前記第一筒体内径に貫設される少なくとも一つの第一偏心台座とを備え、前記第一偏心台座の外径と前記第一筒体の内径の間には、少なくとも一つの第一軸受が設けられ、
前記第二偏心ローラーは、第二筒体と、前記第二筒体内径に貫設される少なくとも一つの第二偏心台座とを備え、前記第二偏心台座の外径と前記第二筒体の内径の間には、少なくとも一つの第二軸受が設けられ、
前記送り出しローラーは、前記第一偏心ローラーと第二偏心ローラーの近くに円心状に設けられ、前記第一偏心ローラーと前記送り出しローラーの間の隙間は、進入口を構成し、前記第二偏心ローラーと前記送り出しローラーの間の隙間は、排出口を構成し、前記第一偏心ローラーと第二偏心ローラーと送り出しローラーの間は送り出しルートを構成し、
前記第一偏心台座が、第一回回転速度度で回転した時、前記第一筒体は第二回回転速度度で偏心回転し、それにより、前記進入口には絶え間ない変化の第一隙間が生じ、
前記第二偏心台座が第三回回転速度度で回転した時、前記第二筒体は第四回回転速度度で偏心回転し、それにより、前記排出口には絶え間なく変化する第二隙間が生じることを特徴とする、偏心ローラー粉砕機。 - 前記第一筒体と第二筒体の間の側辺には、石粒を導くバッフルが設けられ、前記送り出しローラーの下方には、送り出しローラーのローラー面上の石粉のくずをかきだすだめのへらが設けられることを特徴とする、請求項1に記載の偏心ローラー粉砕機。
- 前記送り出しローラーの下方には、噴水管が設けられることを特徴とする、請求項2に記載の偏心ローラー粉砕機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012002523U JP3176954U (ja) | 2012-04-27 | 2012-04-27 | 偏心ローラー粉砕機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012002523U JP3176954U (ja) | 2012-04-27 | 2012-04-27 | 偏心ローラー粉砕機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3176954U true JP3176954U (ja) | 2012-07-12 |
Family
ID=48003846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012002523U Expired - Fee Related JP3176954U (ja) | 2012-04-27 | 2012-04-27 | 偏心ローラー粉砕機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3176954U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104549637A (zh) * | 2015-01-09 | 2015-04-29 | 张文启 | 一种双杠杆破碎机 |
CN112206863A (zh) * | 2020-09-07 | 2021-01-12 | 枣庄鑫金山智能装备有限公司 | 一种智能液压复合辊式破碎机 |
-
2012
- 2012-04-27 JP JP2012002523U patent/JP3176954U/ja not_active Expired - Fee Related
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