JP3175660B2 - ハロゲンコンロ - Google Patents

ハロゲンコンロ

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JP3175660B2
JP3175660B2 JP25450897A JP25450897A JP3175660B2 JP 3175660 B2 JP3175660 B2 JP 3175660B2 JP 25450897 A JP25450897 A JP 25450897A JP 25450897 A JP25450897 A JP 25450897A JP 3175660 B2 JP3175660 B2 JP 3175660B2
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康典 金子
和男 藤下
久 森川
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Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は加熱面を平面状の耐
熱ガラスとして、ハロゲンランプを加熱源とする主に卓
上用に供される一口タイプのハロゲンコンロに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来赤外線を放射するランプヒータを熱
源とした調理器としては、加熱容器を載置するための加
熱トップ部を平坦にしたスムーストップタイプの加熱調
理器が供されている。
【0003】図7、図8は従来の加熱調理器1の構成を
示す外観図及び拡大断面図である。図に示すように、加
熱トップ部3は赤外線を透過する結晶化ガラス等の耐熱
ガラス4によりフラットに構成され、その直下には熱源
部5を設けている。
【0004】熱源部5は内部に赤外線を放射するランプ
ヒータ6を複数本配設するとともに、上面開口部が加熱
トップ部3の耐熱ガラス4にスプリング7により密着す
るように当接されている。
【0005】耐熱ガラス4のランプヒータ6を配設した
熱源部5の直上部分が加熱ゾーン域4aとなる部分であ
って、ランプヒータ6により加熱され高温となる部分で
あり調理中に加熱容器2が載置される。耐熱ガラス4の
加熱ゾーン4a以外の部分が非加熱ゾーン域4bであ
る。ランプヒータ6に通電を開始すると石英管を通して
高熱を発し、直上部の耐熱ガラス4の加熱ゾーン域4a
を透過して載置された加熱容器2を輻射や加熱された耐
熱ガラス4からの伝導により加熱されるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
耐熱ガラス4を加熱トップ部3とする加熱調理器1で
は、加熱トップ部3は耐熱ガラス4で構成されフラット
であるため掃除はしやすくなっているものの高温時の煮
こぼれによって加熱容器2が耐熱ガラス4の上で浮いた
ような状態となり極めて滑りやすくなっていた。更に加
熱容器2が落下しやすい形状をしたものであった。
【0007】また、加熱トップ部では煮こぼれによる汚
れの付着、熱によるこびりつきでも問題であった。
【0008】また、耐熱ガラス4の加熱ゾーン4aは目
で見ただけでどの程度の温度になっているのかを判断す
ることはできないため、非加熱ゾーン4bが比較的低温
になていることもあって耐熱ガラス4の全面が低温にな
っているものと勘違いして高温の加熱ゾーン4aに誤っ
て触れ火傷をする危険があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、加熱容器を載置する耐熱ガラスと、前記耐
熱ガラスを載置する載置部に開口部を有する上面ケース
と、前記耐熱ガラスの直下に前記加熱容器を加熱するた
めのコンロ部を有する下面ケースを備え、前記上面ケー
スと前記下面ケースを結合し一体化するとともに前記上
面ケースの前記耐熱ガラスの周辺を前記耐熱ガラス面よ
り高くし、上面ケースは凹部に開口部を有する金属部材
からなる上面部と、この上面部の周囲に設けられる樹脂
部材からなる側面部を備え、前記上面部の上部は前記側
面部の上部よりも上側に位置するような構成とした。
【0010】この構成により、加熱容器を耐熱ガラスに
載置した場合、耐熱ガラスの周辺が高くなっているの
で、加熱容器が滑り落ちることはない。また、耐熱ガラ
ス面が熱い時、誤って手で触れそうになった時、周辺部
が高いため耐熱ガラス面に触れにくいという効果があ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明は、加熱容器を載置する耐
熱ガラスと、前記耐熱ガラスを載置する載置部に開口部
を有する上面ケースと、前記耐熱ガラスの直下に前記加
熱容器を加熱するためのコンロ部を有する下面ケースを
備え、前記上面ケースと前記下面ケースを結合し一体化
するとともに前記上面ケースの前記耐熱ガラスの周辺を
前記耐熱ガラス面より高くし、上面ケースは凹部に開口
部を有する金属部材からなる上面部と、この上面部の周
囲に設けられる樹脂部材からなる側面部を備え、前記上
面部の上部は前記側面部の上部よりも上側に位置するよ
うな構成としたものである。
【0012】そして、加熱容器を載置するための耐熱ガ
ラス面が一段下がったように低くなり加熱トップ面から
の煮立った調理物が入った加熱容器が滑って落下するこ
とも防ぐことができる。また、加熱トップ部の温度は耐
熱ガラスの加熱ゾーン域が最も高温になっており、次に
非加熱ゾーン域となる。非加熱ゾーン域の周りを金属に
することによっ て非加熱ゾーン域からの熱伝導によって
火傷をしない程度の温度に上昇させておくことができ、
その先が高温になっていることを予知させることで金属
部材に熱の関所のような役割を持たせることになり、非
加熱ゾーン更には高温の加熱ゾーンに触りにくくして手
を伸ばし触ることも防ぐことができる。
【0013】また、金属部材の表面を琺瑯でコーティン
グしたものである。
【0014】また、金属部材の表面をフッ素樹脂でコー
ティングしたものである。
【0015】そしてこれらにより、汚れのこびりつきも
なく、簡単に拭き取ることができる。以下、本発明の実
施例について図面を用いて説明する。
【0016】(参考例1) 図1、図2は本発明の参考例1のハロゲンコンロの外観
図及び拡大断面図である。図において本発明のハロゲン
コンロ8は結晶化ガラスを用いた耐熱ガラス9と、この
耐熱ガラス9の直下に2本のハロゲンランプ10を熱源
とするコンロ部11を備えている。コンロ部11は上部
を開口させ、スプリング13により耐熱ガラス9に密着
させている。
【0017】耐熱ガラス9は加熱ゾーン域9aと非加熱
ゾーン域9bとがあり、ハロゲンランプ10を配設した
コンロ部11の直上部分が加熱ゾーン域9aであってハ
ロゲンランプ10から放射される赤外線により高温とな
る部分である。そして加熱容器12を載置する耐熱ガラ
ス9の周辺14を耐熱ガラス9よりも高くしたものであ
る。
【0018】次に動作、作用について説明する。耐熱ガ
ラス9の周辺14を加熱容器12が載置される耐熱ガラ
ス9より高くし、ハロゲンコンロ8の耐熱ガラス9の周
囲に土手を形成したようにして耐熱ガラス9に人が触れ
にくくしたものである。加熱調理中は加熱容器12が耐
熱ガラス9の高温部分となる加熱ゾーン域9aを覆い尽
くすように載置されているため高温の耐熱ガラス面に直
接人の手などが触れることはないが、加熱調理が終了し
て加熱容器12が取り去られた後は高温の耐熱ガラス9
には何もないため誤って触ってしまう危険があったが、
耐熱ガラス9の周辺14を土手状に高くしておくことに
よって人の手の動きを邪魔するようにして、いきなり高
温部分に触れないようにしようとするものである。
【0019】周辺14を高くすることによって人の手が
触れにくくなっているし、また耐熱ガラス9からの加熱
容器12の滑りによる落下も同時に防止することができ
る。
【0020】周辺14は耐熱ガラス9の周囲全周に亘っ
て高くしても、また図示されていないが部分的に突起状
のマウンド部を設けて耐熱ガラス9の周辺14を高くし
た場合においても同様の作用によって人の手が触れにく
くなり、加熱容器12の落下も防止することができるも
のである。
【0021】(実施例) 図3、図4は本発明の実施例のハロゲンコンロの外観
図及び断面図である。
【0022】参考例1と異なるところは、加熱容器12
を載置する耐熱ガラス9と、耐熱ガラス9を載置する載
置部に開口部を有する上面ケース15と、耐熱ガラス9
の直下に加熱容器12を加熱するためのコンロ部11を
内蔵する下面ケース16と、上面ケース15と下面ケー
ス16を結合し、一体化することによってハロゲンコン
ロ8を構成し、上面ケース15はその底部17が開口す
る凹部18を有し、この凹部18に耐熱ガラス9を配置
したところである。
【0023】なお、参考例1と同一符号のものは同一構
造を有し、説明は省略する。次に動作、作用について説
明する。
【0024】図4に示すように、上面ケース15に底部
17が開口する凹部18に耐熱ガラス9を配置した時、
耐熱ガラス9の上面が上面ケース15よりも低くなるよ
うに凹部18の深さを決める。
【0025】この構造の上面ケース15と下面ケース1
6を一体化すると耐熱ガラス9の周囲に自動的に一段高
い部分が形成された形状を有するハロゲンコンロ8にな
る。
【0026】これによって加熱調理が終了して加熱容器
12を取り去った後の高温の耐熱ガラス9に人の手が触
れにくくなる。同時に加熱容器が調理中に耐熱ガラス9
から滑り落ちることはない。
【0027】底部17の深さとしては、耐熱ガラス9の
厚み以上にしておくことが必要であることは言うまでも
なく、載置する加熱容器12の形状によっても異なる。
【0028】本実施例での確認によれば、加熱容器12
を耐熱ガラス面に載置したり、或いは取り去ったりする
時の上げ下ろしのやり易さや引っ掛かりをなくす観点か
らすると数値的には10mmから20mm程度が妥当と言え
る。しかし、ここではその深さのレベルを限定するもの
ではない。
【0029】(実施例) 図5、図6は本発明の実施例のハロゲンコンロの外観
図及び断面図である。
【0030】実施例と異なる点は、ハロゲンコンロ8
の上面ケース19は凹部に開口部を有する金属部材22
からなる上面部と、この上面部の周囲に設けられる樹脂
部材21からなる側面部とから構成され、かつ上面部の
上部より上になるようにした点である。
【0031】また、金属部材には琺瑯やフッ素樹脂のコ
ーティング層を形成したところである。
【0032】なお、実施例と同符号のものは同一構造
を有し、説明は省略する。次に動作、作用について説明
する。
【0033】図6に示すように耐熱ガラス9はその外周
を琺瑯やフッ素樹脂でコーティングされた金属部材22
で囲まれ、そして凹部に載置されているため金属部材2
2よりも一段低くなり、まず構造的に耐熱ガラス9に触
れにくくなっていること、更に金属としているため耐熱
ガラス9からの熱伝導や加熱容器12からの輻射によっ
て金属部材22はある程度温度が上昇しており、そこに
手を触れて無意識に手を引っ込めたり、温度が上がって
いるということを予知させること等によって耐熱ガラス
9に触れにくくしている。本実施例によれば金属部材2
2の温度は最大でも室温から30ないし40deg程度
の上昇である。
【0034】煮こぼれや煮汁の飛び散りなどによって汚
れた場合でもコーティング層によりこびりつくこともな
く、容易に拭き取ることができるものである。
【0035】琺瑯、フッ素樹脂いずれにおいてもこびり
つき防止、拭き取り性についても同等の性能が期待でき
るものである。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
ハロゲンコンロによれば、次の効果が得られる。
【0037】加熱トップ面から煮立った調理物が入った
加熱容器が滑って落下するような危険なことが皆無とな
り、ストレートに人の手が高温となっている耐熱ガラス
面に触れることもなくすことができるものである。さら
に、金属部材の表面にはコーティング層を形成して汚れ
の付着、こびりつきもなくでクリーンで極めて安全性の
高いという有利な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の参考例1の外観図
【図2】同ハロゲンコンロの拡大断面図
【図3】本発明の実施例の外観図
【図4】同ハロゲンコンロの拡大断面図
【図5】本発明の実施例の外観図
【図6】同ハロゲンコンロの拡大断面図
【図7】従来の加熱調理器の外観図
【図8】従来の加熱調理器の拡大断面図
【符号の説明】
8 ハロゲンコンロ 9 耐熱ガラス 9a 加熱ゾーン域 9b 非加熱ゾーン域 10 ハロゲンランプ 11 コンロ部 12 加熱容器 14 周辺 15、19 上面ケース 16、20 下面ケース 18 凹部 21 樹脂部材 22 金属部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−42951(JP,A) 実開 昭62−25496(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24C 7/04 - 7/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱容器を載置する耐熱ガラスと、前記耐
    熱ガラスを載置する載置部に開口部を有する上面ケース
    と、前記耐熱ガラスの直下に前記加熱容器を加熱するた
    めのコンロ部を有する下面ケースを備え、前記上面ケー
    スと前記下面ケースを結合し一体化するとともに前記上
    面ケースの前記耐熱ガラスの周辺を前記耐熱ガラス面よ
    り高くし、上面ケースは凹部に開口部を有する金属部材
    からなる上面部と、この上面部の周囲に設けられる樹脂
    部材からなる側面部を備え、前記上面部の上部は前記側
    面部の上部よりも上側に位置するような構成としたこと
    を特徴とするハロゲンコンロ。
  2. 【請求項2】金属部材の表面を琺瑯でコーティングした
    ことを特徴とする請求項記載のハロゲンコンロ。
  3. 【請求項3】金属部材の表面をフッ素樹脂でコーティン
    グしたことを特徴とする請求項記載のハロゲンコン
    ロ。
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