JP3175638B2 - バスバーの取付構造 - Google Patents

バスバーの取付構造

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JP3175638B2 JP14677197A JP14677197A JP3175638B2 JP 3175638 B2 JP3175638 B2 JP 3175638B2 JP 14677197 A JP14677197 A JP 14677197A JP 14677197 A JP14677197 A JP 14677197A JP 3175638 B2 JP3175638 B2 JP 3175638B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電気接続箱
内の導電回路を構成するバスバーの取付構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、バスバーは、プレス機によって
一枚の金属板から打ち抜き形成されている。そして、バ
スバーは、電気接続箱や配電盤内等に収められ、部品間
の電気的接続を行う導電回路として用いられている。
【0003】バスバーは用途によって形状が異なり、大
きく分けて「平型バスバー」と呼ばれる形態と、「縦型
バスバー」と呼ばれる形態との2種類がある。なかで
も、縦型バスバーは、主に電源ラインやアースライン等
のコモンラインに用いられている。
【0004】以下、従来の縦型バスバーの取付構造を図
6に従って説明する。バスバー110は、電気接続箱1
00の収容部103内に挿入される。このとき、バスバ
ー110は、各ガイド壁107間に挿入され、バスバー
110の端子111が透孔102に挿入される。そし
て、バスバー110の貫通孔112に係合片105の突
起106が係合することによって、バスバー110は収
容部103内に抜け止め保持された状態で装着される。
なお、電気接続箱100は合成樹脂から構成されてい
る。また、対向するガイド壁107の間隔はバスバー1
10の肉厚よりも僅かに広く設定されている。
【0005】このように組付けられた電気接続箱100
においては、バスバー110全体が収容部103内に保
持されている。そのため、バスバー110を電気的に絶
縁保護することができる。しかも、対向するガイド壁1
07の間隔は、バスバー110の肉厚よりも僅かに広く
設定されているため、対向するガイド壁107の間隔と
バスバー110とのクリアランスはほとんどない。した
がって、バスバー110は対向するガイド壁107間に
略挟着された状態になり、収容部103内でのバスバー
110のガタツキを防止することができる。その結果、
ハウジング101にリレーやヒュージブルリンク等の電
装品を確実に装着することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、電気接続箱
100は、合成樹脂によって形成されているため、反り
等の変形を生じることがある。この変形により、収容部
103内で各ガイド壁107が変形すると、対向する各
ガイド壁107の間隔とバスバー110とのクリアラン
スがほとんどないために、バスバー110の電気接続箱
100への装着が困難になった。その結果、バスバー1
10の電気接続箱100に対する装着不良を引き起こす
要因となった。
【0007】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、確実に装着することを
可能にしたバスバーの取付構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明で
は、電気接続箱に取付けられるバスバーの取付構造にお
いて、前記電気接続箱は、バスバーを収容する収容部を
有し、その収容部には、バスバーを略挟着状態で
保持するガイド壁と、バスバーと係合する係合部とを備
え、前記ガイド壁を収容部の内壁にそれぞれ一つずつ互
い違いに、かつ各係合片を挟んでその対角をなすように
形成し、そのガイド壁に、バスバーを係合部に案内する
ガイド斜面をガイド壁の端部から係合部の直近まで延び
るように設けたことをその要旨とする。
【0009】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載のバスバーの取付構造において、前記クリアランス
は、ガイド壁に設けられたテーパ面からなることをその
要旨とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図1〜図3に従って説明する。電気接続箱10
は、合成樹脂から構成され、上面に複数のハウジング1
1a〜11dを備えている。各ハウジング11a〜11
dは、上面が開口し、電気接続箱10の上面を底面とし
た箱状をなしている。各ハウジング11a〜11dの底
面には、2つの透孔12が設けられている。
【0011】電気接続箱10の下面には、各透孔12に
連通し、後記するバスバー20を収容可能な収容部13
が設けられている。各ハウジング11a〜11dの各透
孔12と対応する収容部13の内壁13aには、それぞ
れ突起16a〜16dを備えた係合片15a〜15dが
形成されている。各係合片15a〜15dは収容部13
の内壁13aから各透孔12側に向かって斜状に形成さ
れ、各突起16a〜16dは各係合片15a〜15dの
上端部に形成されている。
【0012】また、各係合片15a〜15dの両側にお
ける収容部13の各内壁13a,13bには、各係合片
15a〜15dに対応して、略四角柱状のガイド壁17
a〜17dが形成されている。すなわち、図3に示すよ
うに、収容部13において、各ガイド壁17a〜17d
は、収容部13の各内壁13a,13bにそれぞれ2つ
ずつ形成され、各透孔12及び各係合片15a〜15d
の四方を取り囲むように形成され、その取り囲まれた部
分が各端子収容部14をなしている。各ガイド壁17a
〜17dには、その中央直近から下端縁にかけてガイド
斜面としてのテーパ面18a〜18dが設けられてい
る。このとき、対向する各ガイド壁17a〜17dの間
隔は、バスバー20の肉厚よりも僅かに広く設定されて
いる。
【0013】このように構成された電気接続箱10及び
バスバー20においては、バスバー20が電気接続箱1
0の収容部13内に挿入される。このとき、バスバー2
0は、各ガイド壁17a〜17dの各テーパ面18a〜
18dに案内されて対向する各ガイド壁17a〜17d
の間に挿入され、バスバー20の各端子21が各透孔1
2に挿入される。そして、バスバー20の各貫通孔22
に各係合片15a〜15dの各突起16a〜16dが係
合することによって、バスバー20は収容部13内に抜
け止め保持された状態で装着される。
【0014】次に、本実施形態の作用及び効果について
説明する。 ・ 各ガイド壁17a〜17dには、自身の下端からほ
ぼ中央にかけてそれぞれテーパ面18a〜18dが設け
られている。そのため、対向する各ガイド壁17a〜1
7dの間隔とバスバー20との間において、両者間にク
リアランスがほとんどない箇所が短い。したがって、バ
スバー20を収容部13内に装着する際に、対向する各
ガイド壁17a〜17d間とバスバー20との間に広い
クリアランスが生じる。その結果、電気接続箱10が反
り等の変形を生じた場合においても、バスバー20を収
容部13内に容易に取付けることができる。
【0015】・ 各ガイド壁17a〜17dのテーパ面
18a〜18dは、各ガイド壁17a〜17dの下端か
らほぼ中央にかけて設けられているため、各テーパ面1
8a〜18dの角度が鋭角に設定されている。したがっ
て、バスバー20を収容部13内に取付ける際に、バス
バー20が各ガイド壁17a〜17dに引っかかること
がない。その結果、バスバー20を収容部13内に、よ
り簡単且つ確実に取付けることができる。
【0016】尚、上記実施形態は以下のように変更して
もよく、その場合でも同様の作用および効果を得ること
ができる。 ・ 図4に示すように、上記実施形態の各ガイド壁17
a〜17dを各ガイド壁31a〜31dに変更してもよ
い。各ガイド壁31a〜31dは、各ガイド壁17a〜
17dから各テーパ面18a〜18dを削除したもので
ある。このようにしても、電気接続箱10が反り等の変
形を生じた場合においても、バスバー20を収容部13
内に容易に取付けることができる。
【0017】・ 上記実施形態では、各ガイド壁17a
〜17dが、収容部13の各内壁13a,13bにそれ
ぞれ2つずつ形成されることによって、各係合片15a
〜15dの四方を取り囲んでいる。図5(a)に示すよ
うに、これらの各ガイド壁17a〜17dを、各内壁1
3a,13bにそれぞれ1つずつ、各係合片15a〜1
5dの対角をなすように形成する。但し、このとき、隣
り合う各ガイド壁17a〜17dを互い違いの内壁13
a,13bに形成する(例えば、ガイド壁17bと隣り
合うガイド壁17aが内壁13aに形成されていれば、
そのガイド壁17bを内壁13bに形成する)。
【0018】このようにしても、バスバー20は、収容
部13の内壁13a,13bに対角形成された各ガイド
壁17a〜17dによって略挟着された状態になる。そ
のため、収容部13内でのバスバー20のガタツキを防
止することができる。しかも、このようにすれば、各ガ
イド壁17a〜17dの形成個数を減らすことができる
ため、材料コストを低減することができる。なお、各ガ
イド壁17a〜17dを、図4に示す各ガイド壁32a
〜32dに変更してもよい。
【0019】・ 上記実施形態では、電気接続箱10の
収容部13内に各ガイド壁17a〜17dを形成した
が、これを、図5(b)に示す各ガイド壁41に変更す
る。これらのガイド壁41の断面形状は前記各ガイド壁
17a〜17dの断面形状と等しく、各ガイド壁41は
各ガイド壁17a〜17dが収容部13の長手方向に延
びた形状をなしている。
【0020】このようにすれば、収容部13内でのバス
バー20のガタツキを、より確実に防止することができ
る。なお、各ガイド壁41の断面形状を、前記各ガイド
壁31a〜31dの断面形状と等しくしてもよい。
【0021】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、収容部
内でのバスバーのガタツキを防止することができるとと
もに、電気接続箱に反り等の変形が生じても、バスバー
を収容部内に確実に取付けることができる。
【0022】請求項2に記載の発明によれば、バスバー
をガイド壁に引っかけることなく確実に容部内に取付け
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態の斜視図。
【図2】一実施形態の長手方向から見た要部断面図。
【図3】図2のA−A線における要部断面図。
【図4】別の実施形態の要部断面図。
【図5】別の実施形態の要部底面図。
【図6】従来の形態の要部断面図。
【符号の説明】
10…電気接続箱、13…収容部、15a〜15d…係
合片、17a〜17d…ガイド壁、18a〜18d…ガ
イド斜面としてのテーパ面、20…バスバー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 3/16 H01R 4/58

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気接続箱に取付けられるバスバーの取
    付構造において、 前記電気接続箱は、バスバーを収容する収容部を有し、
    その収容部には、バスバーを略挟着状態で保持す
    るガイド壁と、バスバーと係合する係合部とを備え、前記ガイド壁を収容部の内壁にそれぞれ一つずつ互い違
    いに、かつ各係合片を挟んでその対角をなすように形成
    し、 そのガイド壁に、バスバーを係合部に案内するガイド斜
    面をガイド壁の端部から係合部の直近まで延びるように
    設けたバスバーの取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のバスバーの取付構造に
    おいて、 ガイド斜面がガイド壁とバスバーとの間のクリアランス
    を構成するバスバーの取付構造。
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