JP3175632B2 - シーンチェンジ検出方法およびシーンチェンジ検出装置 - Google Patents

シーンチェンジ検出方法およびシーンチェンジ検出装置

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JP3175632B2
JP3175632B2 JP10142997A JP10142997A JP3175632B2 JP 3175632 B2 JP3175632 B2 JP 3175632B2 JP 10142997 A JP10142997 A JP 10142997A JP 10142997 A JP10142997 A JP 10142997A JP 3175632 B2 JP3175632 B2 JP 3175632B2
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    • G01F1/66Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by measuring frequency, phase shift or propagation time of electromagnetic or other waves, e.g. using ultrasonic flowmeters
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像の検索、編
集、加工、早見、インデックス作成などを支援する方法
に係り、特にビデオテープやハードディスクに格納され
た映像を処理して、シーンチェンジを検出するシーンチ
ェンジ検出方法およびシーンチェンジ検出装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】映像の編集、早見においては、映像の中
から見たい部分を効率よく探すためのインデックス作成
手段が不可欠である。
【0003】インデックス作成手段として、シーンチェ
ンジを検出し、シーンの先頭などの代表画像をインデッ
クスにする方法が知られている。そのために必要なシー
ンチェンジ検出方法としては、χ2乗検定法(長坂、田
中、”カラービデオ映像における自動索引付け法と物体
検索法”、情報処理学会論文誌Vol.33,No.4(1992))、
あるいは、特開平4−111181号公報(以下、変化
率法と呼ぶ)に開示された方法が知られている。
【0004】χ2乗検定法では、フレーム画像を16個
のブロックに分割してから、フレーム番号t-1(tは自
然数)のフレーム画像とフレーム番号tのフレーム画像
との間で同じ位置にあるブロックのヒストグラムを比較
し、16個のブロック評価値(以下、変化量と呼ぶ)を
求めるものである。
【0005】例えば、図15のブロックaは、ブロック
bと比較さ、16個の変化量のうちの小さいものから8
つの評価値を選びその総和を求め、最終変化量とする。
最終変化量が所定のしきい値よりも大きいとき、フレー
ム番号t-1とtの間でシーンチェンジが発生したとする
ものである。
【0006】また、一方、変化率法では、フレーム画像
を4800個のブロックに分割してから、フレーム番号
t-1(tは自然数)のフレーム画像とフレーム番号tの
フレーム画像との間で同じ位置にあるブロックのヒスト
グラムを比較し、4800個の変化量を求め、変化量が
第1のしきい値以上になるものを変化ブロックとするも
のである。例えば、図16のブロックaは、ブロックb
と比較され、変化量が第1のしきい値以上になるとき、
変化ブロックと判定される。次に、この変化ブロックの
総数を「フレーム番号t-1のフレーム画像とフレーム番
号tのフレーム画像との間の相関係数」とし、この相関
係数が過去のフレームで求めた相関係数に比べて第2の
しきい値以上大きい場合に、シーンチェンジと判断す
る。
【0007】以下、χ2乗検定法を用いた従来のシーン
チェンジ検出装置について説明する。
【0008】図17は従来のシーンチェンジ検出装置を
示すブロック構成図である。図17において、1701
は映像再生装置である。1702は映像再生装置170
1からの映像信号を処理しながら、シーンチェンジを検
出するシーンチェンジ検出装置であり、フレーム画像を
取り込む画像取り込み手段1703と、フレーム画像を
複数のブロックに分割してブロックの画像データを出力
するブロック出力手段1704と、特定のフレーム画像
とその直前に取り込んだフレーム画像との間で同じ位置
にあるブロックのヒストグラムを比較し、変化量を求め
る変化量計算手段1705と、16個の変化量を小さい
方から順番に並び替えるソート手段1706と、変化量
の小さい方から順番に8個の変化量を抜き出す有効変化
量出力手段1707と、有効変化量出力手段から出力さ
れる8個の変化量の平均値を求めて最終変化量とする平
均計算手段1708と、最終変化量が所定のしきい値よ
りも大きいときに、シーンチェンジを検出したことを表
す信号を出力するしきい値処理手段1709から構成さ
れる。1710は、シーンの先頭画像を記憶する記憶装
置である。
【0009】以上のように構成されたシーンチェンジ検
出装置について、図18に示すフローチャートを用いて
その全体の動作を説明する。
【0010】手順1801では、映像の再生を開始す
る。手順1802では、映像が終了したかどうか判定す
る。映像が終了した場合には処理を終了し、そうでなけ
れば、手順1803に進む。
【0011】手順1803では、再生中のフレーム画像
を取り込む。以下では、取り込んだフレーム画像をIN
(Nは画像の番号を表す自然数)と表記する。
【0012】手順1804では、フレーム画像INの各
画素を処理して、ブロック毎の色ヒストグラムを計算す
る。以下では、画像番号Nのフレーム画像のk番目のブ
ロックの色cのヒストグラムをH(c,N,k)(cは色を表
す64以下の自然数、Nは画像の番号を表す自然数、k
はブロックの番号を表す16以下の自然数)と表記す
る。
【0013】手順1805では、フレーム画像INとそ
の直前に取り込んだフレーム画像IN -1との間で同じ位
置にあるブロックのヒストグラムH(c,N,k)とH(c,N-1,
k)を比較し、
【0014】
【数1】
【0015】を用いて変化量BV(N,1)〜BV(N,16)を求め
る。同一シーン内の2枚の画像の変化量は小さい値にな
り、シーンチェンジをはさんだ2枚の画像の変化量は大
きい値になる傾向がある。
【0016】手順1806では、16個の変化量を小さ
い方から順番に並び替える。手順1807では、変化量
の小さい方から順番に8個の変化量を抜き出し、8個の
変化量の平均値を求めて最終変化量V(N)とする。
【0017】手順1808は分岐処理であり、V(N)が
所定のしきい値θV以上になる場合に手順1809に進
み、そうでない場合に手順1802に戻る。
【0018】手順1809では、取り込んだ画像をシー
ンの先頭画像として保存してから、手順1802に戻
る。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】従来のシーンチェンジ
検出装置では、図19のように、変化する領域の面積が
画面の半分未満の場合のシーンチェンジを検出できない
課題を有していた。図19の例では、シーン1の画像I
N-1とシーン2の画像INとの間で下半分だけが変化して
いるため、上半分のブロック(a〜h)の変化量が小さ
い値になる。小さい方から8個の変化量の平均が最終変
化量になるので、図19に示した画像からシーンチェン
ジは検出されない。また、変化量を小さい方から選んで
いるが、大きい方から選択すると、フラッシュのような
一時的な変化や動きの激しい画面などを過剰検出すると
いう課題があった。
【0020】本発明は上記従来技術の課題を解決するも
ので、変化する領域の面積が画面の半分未満になるシー
ンチェンジの検出もれや、画面内での激しい動きや一時
的な変化による過剰検出を抑制し、高精度なシーンチェ
ンジ検出方法を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、映像中の第1から第3のnフレーム置きの
各フレーム画像をそれぞれ複数個のブロックに分割し、
各フレームの同じ位置のブロック間毎の類似度をそれぞ
れ求め、その類似度から各ブロック位置毎に代表類似度
を決定し、前記各ブロック間毎の類似度から各ブロック
位置毎に有効ブロック位置かを判定し、前記各有効ブロ
ック位置の代表類似度から平均類似度を求め、その平均
類似度により前記第2のフレームがシーンチェンジであ
ると判定することによりシーンチェンジを検出するよう
に構成したものである。
【0022】これにより、変化する領域の面積が画面の
半分未満になるシーンチェンジの検出もれや、被写体の
動きやカメラ操作などの画面内での激しい動きやフラッ
シュなどの一時的な変化による過剰検出を抑制できる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、映像中の第1から第3のnフレーム置きの各フレー
ム画像をそれぞれ複数個のブロックに分割し、各フレー
ムの同じ位置のブロック間毎の類似度をそれぞれ求め、
その類似度から各ブロック位置毎に代表類似度を決定
し、前記各ブロック間毎の類似度から各ブロック位置毎
に有効ブロック位置かを判定し、前記各有効ブロック位
置の代表類似度から平均類似度を求め、その平均類似度
により前記第2のフレームがシーンチェンジであると判
することによりシーンチェンジを検出するものであ
り、2枚のフレーム画像のブロックの間の変化が次のフ
レーム画像に継続するかどうか調べることで、その変化
がシーンチェンジによるものなのか違うのかを判定でき
るようになり、被写体の動きやカメラ操作などの画面内
での激しい動きやフラッシュなどの一時的な変化による
過剰検出を抑制できるという作用を有する。
【0024】
【0025】請求項に記載の発明は、代表類似度は、
第1のフレーム画像と第2のフレーム画像との対応する
ブロック間の類似度とするものであり、被写体の動きや
カメラ操作などのシーンチェンジ以外の変化の影響の小
さいブロック位置とすることにより、被写体の動きやカ
メラ操作などの画面内での激しい動きによる過剰検出を
抑制できるという作用を有する。
【0026】請求項に記載の発明は、有効ブロック位
置の判定は、第1のフレーム画像と第2のフレーム画像
との対応するブロック間の類似度または第2のフレーム
画像と第3のフレーム画像との対応するブロック間の類
似度が任意の閾値以上のとき、有効ブロック位置に判定
するものであり、シーンチェンジの影響の大きいブロッ
ク位置を有効ブロック位置とすることにより、被写体の
動きやカメラ操作などの画面内での激しい動きによる過
剰検出を抑制できるという作用を有する。
【0027】請求項に記載の発明は、第1のフレーム
画像と第3のフレーム画像との対応するブロック間の類
似度が任意の閾値以上のときは、それを代表類似度とす
ると共に有効ブロック位置と判定し、それ以外の時は第
1のフレーム画像と第2のフレーム画像との対応するブ
ロック間の類似度を代表類似度とし、第1のフレーム画
像と第2のフレーム画像との対応するブロック間の類似
度または第2のフレーム画像と第3のフレーム画像との
対応するブロック間の類似度が任意の閾値以上のとき、
有効ブロック位置に判定するものであり、フラッシュな
どのシーンチェンジ以外の変化の影響の小さい類似度を
代表類似度とすることにより、フラッシュなどの一時的
な変化による過剰検出を抑制できるという作用を有す
る。
【0028】
【0029】
【0030】請求項に記載の発明は、類似度は各ブ
ロック間の色ヒストグラム(色分布)、輝度ヒストグラ
ムまたは輝度値から求めるものであり、被写体や背景の
特徴を抽出することができ、被写体の動きやカメラ操作
などの画面内での激しい動きによる過剰検出を抑制する
ことができるという作用を有する。
【0031】請求項に記載の発明は、有効ブロック位
置を判定する閾値は、第1のフレーム画像と第2のフレ
ーム画像との対応するブロック間の類似度と第2のフレ
ーム画像と第3のフレーム画像との対応するブロック間
の類似度の平均値を求め、閾値とするもので、閾値を固
定ではなく相対的に変動させることで有効ブロック位置
を正確に判定することができ被写体の動きやカメラ操作
などの画面内での激しい動きによる過剰検出を抑制する
ことができるという作用を有する。
【0032】請求項に記載の発明は、有効ブロック
置の数が任意の閾値未満の場合は、同一シーンと判定す
るものであり、被写体の動きやカメラ操作などの画面内
での激しい動きによる過剰検出を抑制することができる
という作用を有する。
【0033】請求項に記載の発明は、映像中の第1か
ら第3のnフレーム置きの各フレーム画像を抜き出す画
像取り込み手段と、前記各フレーム画像をそれぞれ複数
のブロックに分割して、ブロックの画像データを出
力するブロック出力手段と、各フレームの同じ位置のブ
ロック間毎に類似度を計算する類似度計算手段と、前記
第1のフレーム画像と第2のフレーム画像との対応する
ブロック間の類似度を代表類似度とする相関計算手段
と、前記第1のフレーム画像と第2のフレーム画像との
対応するブロック間の類似度または前記第2のフレーム
画像と第3のフレーム画像との対応するブロック間の類
似度が任意の閾値以上のとき、有効ブロック位置に判定
するブロック位置判定手段と、前記各有効ブロック位置
の代表類似度から平均類似度を求め、その平均類似度に
より前記第2のフレームがシーンチェンジであると判定
する判定手段とを備えるものであり、2枚のフレーム画
像のブロックの間の変化が次のフレーム画像に継続する
かどうか調べることで、その変化がシーンチェンジによ
るものなのか違うのかを判定できるようになり、被写体
の動きやカメラ操作などの画面内での激しい動きやフラ
ッシュなどの一時的な変化による過剰検出を抑制できる
という作用を有する。
【0034】請求項に記載の発明は、コンピュータに
よって映像中のフレーム画像からシーンチェンジを検出
するプログラムを記憶した記録媒体であって、映像中の
第1から第3のnフレーム置きの各フレーム画像をそれ
ぞれ複数個のブロックに分割し、各フレームの同じ位置
のブロック間毎の類似度をそれぞれ求め、その類似度か
ら各ブロック位置毎に代表類似度を決定し、前記各ブロ
ック間毎の類似度から各ブロック位置毎に有効ブロック
位置かを判定し、前記各有効ブロック位置の代表類似度
から平均類似度を求め、その平均類似度により前記第2
のフレームがシーンチェンジであると判定することを特
徴とするシーンチェンジ検出プログラムを記憶したコン
ピュータ読みとり可能な記録媒体であり、コンピュータ
読み込むことにより、被写体の動きやカメラ操作など
の画面内での激しい動きやフラッシュなどの一時的な変
化による過剰検出を抑制できるという作用を有する。
【0035】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図14を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は、シーンチェンジ検出装置を示
すブロック構成図である。図1において、101は映像
再生装置である。102は映像再生装置101からの映
像信号を処理しながら、シーンチェンジを検出するシー
ンチェンジ検出装置であり、nフレーム置きのフレーム
画像を取り込む画像取り込み手段103と、フレーム画
像を複数のブロックに分割してブロックの画像データを
出力するブロック出力手段104と、2枚のフレーム画
像の同じ位置のブロックの間の類似度を計算する類似度
計算手段105と、類似度計算手段105から出力され
る類似度とブロック出力手段104から出力されるブロ
ックの画像データを処理して第3のフレーム画像までの
変化を検出し、第1のフレーム画像と第2のフレーム画
像がシーンチェンジかどうか判定する判定手段106と
から構成される。110はシーンの代表画像を記憶する
記憶装置である。
【0036】また、判定手段106は、類似度計算手段
105から出力される類似度の代表値を、ブロック位置
毎に求めて相関値とする相関計算手段108と、類似度
計算手段105の出力を受けてブロック位置毎に有効無
効を判定するブロック位置判定手段109と、有効ブロ
ック位置の相関値の総和を有効ブロック位置の数で割る
平均計算手段110と、平均計算手段110から出力さ
れる評価値がしきい値未満になるときにシーンチェンジ
の発生を表現する信号を出力するしきい値処理手段10
7とから構成される 以上のように構成されたシーンチェンジ検出装置につい
て、図2に示すフローチャートを用いてその動作を説明
する。
【0037】手順201では、映像の再生を開始する。
なお、早送りで再生してもよい。手順202では、映像
が終了したかどうか判定する。映像が終了した場合には
処理を終了し、そうでなければ、手順203に進む。
【0038】手順203では、再生中のフレーム画像を
取り込む。以下では、取り込んだフレーム画像をI
N(Nは画像の番号を表す自然数)と表記する。フレー
ム画像は、nフレーム置きに取り込みますが、nフレー
ム置きに連続して取り込んでもまた不連続に取り込んで
も良いものとする。
【0039】手順204では、フレーム画像INの各画
素を処理して、ブロック毎の色ヒストグラムを計算す
る。以下では、画像番号Nのフレーム画像のk番目のブ
ロックの色cのヒストグラムをH(c,N,k)(cは色の番
号を表す64以下の自然数、Nは画像の番号を表す自然
数、kはブロックの位置の番号を表す16以下の自然
数)と表記する。
【0040】手順205では、直前に取り込んだフレー
ム画像IN-1とさらにその直前に取り込んだフレーム画
像IN-2との間で同じ位置にある各ブロックのヒストグ
ラムH(c,N-1,k)とH(c,N-2,k)を比較し、
【0041】
【数2】
【0042】を用いて前方類似度BVF(N,1)〜BVF(N,16)
を求める。同様に、ヒストグラムH(c,N,k)とH(c,N-1,
k)を比較し、
【0043】
【数3】
【0044】を用いて後方類似度BVL(N,1)〜BVL(N,16)
を求め、ヒストグラムH(c,N,k)とH(c,N-2,k)を比較
し、
【0045】
【数4】
【0046】を用いて前後類似度BVC(N,1)〜BVC(N,16)
を求める。ただし、Aはあらかじめ設定した定数であ
り、類似度の値域を調節する。また、各類似度は、同一
シーン内の2枚の画像のブロックの間で大きい値にな
り、シーンチェンジをはさんだ2枚の画像のブロックの
間で小さい値になる傾向がある。類似度の最大値は1.0
である。
【0047】手順206では、
【0048】
【数5】
【0049】を用いて、前方類似度BVF(N,k)と後方類似
度BVL(N,k)の平均値を求め、しきい値θDIVとする。
【0050】手順207では、初期値として、各ブロッ
ク位置で前方類似度BVF(N,k)を相関値(または、代表類
似度と呼ぶ)に代入する。
【0051】手順208では、前方類似度BVF(N,k)と後
方類似度BVL(N,k)から有効ブロック位置を判定するもの
で、前方類似度BVF(N,k)がしきい値θDIV以上になる
か、または、後方類似度BVL(N,k)がしきい値θDIV以上
になるものを有効ブロック位置と判定する。
【0052】手順209では、有効ブロック位置の相関
値の総和を有効ブロック位置の数で割り、評価値LV(N)
とする。
【0053】手順210では、評価値LV(N)がしきい値
θJUD未満となる場合に、シーンチェンジが発生したと
判断して手順211に進む。そうでなければ、手順20
2に戻る。
【0054】手順211では、フレーム画像INをシー
ンの代表画像としてハードディスクやフロッピーディス
クなどの記憶装置110に記憶する。なお、画像は、縮
小して保存してもよい。
【0055】手順211の終了後、手順202に戻る。
以上の処理によって得られたシーンの代表画像を保存し
たファイルは、映像再生装置で再生したビデオテープの
インデックスとして使用できる。従って、このファイル
は、多くのビデオテープの中から所望のビデオテープを
検索する映像検索装置に簡単に応用できる。このとき、
インデックスのファイルとビデオテープの名前の対応付
けが必要になるが、ビデオテープの名前をファイル名に
したり、ファイルのヘッダなどにビデオテープの名前を
記憶することで、簡単に対応付けを実現できる。
【0056】以上の説明では、手順206でしきい値θ
DIVを設定しているが、あらかじめ固定値を与えておい
てもよい。また、固定値を与えてから、有効ブロック位
置の数が全ブロック数の半分以上になるように調節して
もよい。
【0057】手順205では、色ヒストグラムにより類
似度を求めているが限定するものではなく、例えば輝度
ヒストグラムまたは輝度値から求めてもよい。
【0058】本実施の形態によれば、図4のようなχ2
乗検定法で検出できなかったシーンチェンジ(変化する
領域の面積が画面の半分未満になるシーンチェンジ)を
検出できるようになる。図4の例では、シーン1の画像
N-2とシーン2の画像IN-1との間で下半分だけが変化
しているため、図5、図6に示すように、前方類似度
(図5の×印)と後方類似度(図6の×印)の中で、下
半分のブロック(i〜p)の位置の前方類似度だけが小
さい値になる。しきい値θDIVは前方類似度と後方類似
度の平均なので、図5、図6にように下半分のブロック
i〜pの位置の前方類似度だけがθDIV未満となり、す
べてのブロックの位置で前方類似度が有効な相関値とし
て選択される。χ2乗検定法では、シーンチェンジによ
る変化の影響の大きい下半分のブロック(i〜p)を使
用せずに最終変化量V(N)を計算するためにシーンチェン
ジを検出できなかったが、本方法では、下半分のブロッ
ク(i〜p)を使用して評価値LV(N)を計算するので、
シーンチェンジを検出できる。
【0059】手順207では、初期値として、各ブロッ
ク位置で前方類似度BVF(N,k)を相関値(または、代表類
似度と呼ぶ)に代入するようにしたが、前後類似度BVC
(N,k)がしきい値θJUD以上の時は、前後類似度BVC(N,k)
を相関値とすると共に有効ブロック位置と判定し、それ
以外の場合は前方類似度BVF(N,k)を相関値としてもよ
い。
【0060】前後類似度BVC(N,k)を相関値にするかどう
かの判定方法は、他にも考えられる。例えば、前後類似
度BVC(N,k)がしきい値θDIV以上のときは、前後類似度B
VC(N,k)を相関値とすると共に有効ブロックと判定し、
それ以外 の場合は前方類似度BVF(N,k)を相関値として
もよい。また、前方類似度BVF(N,k)、後方類似度BVL(N,
k)、前後類似度BVC(N,k)が BVF(N,k) < θJUD BVL(N,k) < θJUD BVC(N,k) ≧ θJUD を同時に満足するとき、前後類似度BVC(N,k)を相関値と
すると共に有効ブロックと判定し、それ以外の場合は前
方類似度BVF(N,k)を相関値としてもよい。
【0061】第1のフレーム画像IN-2、第2のフレー
ム画像IN-1に続くフレーム画像INを第3のフレーム画
像と考える場合は、第1のフレーム画像IN-2、第2の
フレーム画像IN-1の間の変化が次のフレーム画像まで
継続するか調べていることになる。逆に、第1のフレー
ム画像IN-2の前のフレーム画像IN-3を第3のフレーム
画像に相当する画像と考えれば、第1のフレーム画像I
N-2、第2のフレーム画像IN-1の間の変化が前のフレー
ム画像から継続してきたものか調べていることができ
る。従って、前後類似度BVC(N,k)がしきい値θJUD以上
の時には、前後類似度BVC(N,k)を相関値とすると共に有
効ブロック位置と判定し、一つ前の画像番号N-1におけ
る前後類似度BVC(N-1,k)がしきい値θJUD以上の時に
は、この前後類似度BVC(N-1,k)を相関値とすると共に有
効ブロック位置と判定してもよい。
【0062】以下では、画像番号Nにおける前後類似度
BVC(N,k)を相関値に代入したブロック位置と、画像番号
N-1における前後類似度BVC(N-1,k)を相関値に代入した
ブロック位置を、両方とも前後類似ブロック位置と呼
ぶ。前後類似ブロック位置は、第1のフレーム画像I
N-2と第2のフレーム画像IN-1との間でフラッシュのよ
うな一時的な変化が発生したブロックの位置を表す。
【0063】このとき、本実施の形態によれば、図7の
ように画面の半分の面積の物体aが横切る部分の過剰検
出を抑制できる。図7の例では、画像I3、I4で物体a
の存在するブロックの位置が前後類似ブロック位置とな
り、図8と同等な変化となる。従って、評価値はすべて
最大値1.0になり、過剰検出を抑制できる。
【0064】なお、手順207は、前方類似度BVF(N,k)
を相関値とし、その相関値と後方類似度BVL(N,ki)とで
動きを検出し、動きが検出されたブロックの相関値を後
方類似度BVL(N,ki)で置換するようにしても良く、以下
に詳細に説明する。説明を簡単にするために、前方類似
度BVF(N,k)と後方類似度BVL(N,k)が、 BVF(N,k) ≧ θDIV BVL(N,k) < θDIV を同時に満足するブロックの位置kを、前方類似ブロッ
ク位置と呼び、 BVF(N,k) < θDIV BVL(N,k) ≧ θDIV を同時に満足するブロックの位置kを、後方類似ブロッ
ク位置と呼ぶ。
【0065】図3のように、画面上の物体(斜線部分)
が移動する場合には、1番目のフレーム画像IN-2中で
物体の映っているブロックの位置Aが後方類似ブロック
位置になり、3番目のフレーム画像IN中で物体の映っ
ているブロックの位置Bが前方類似ブロック位置にな
る。このように、フレーム画像IN-2の前方類似ブロッ
ク位置と、フレーム画像INの後方類似ブロック位置を
調べることで、動きを検出できる。
【0066】ブロック間の動きだけが発生した場合に
は、前方類似ブロック位置の数と後方類似ブロック位置
の数が等しくなる。このように移動先が画面内に存在す
る場合には、動きとして検出し、後方類似度を相関値と
する。
【0067】画面の外への動きがある場合や、他の物体
の陰に隠れる場合や、シーンチェンジの場合には、前方
類似ブロック位置と後方類似ブロック位置の数は、同一
にならない。後方類似ブロック位置の中で、前方類似ブ
ロックの数を越えた分については、動きとして検出せず
に、前方類似度を相関値とすればよい。この相関値は、
手順209で計算される評価値LV(N)を小さくする方向
に働くが、同一シーン内であれば、他のブロック位置の
相関値が評価値LV(N)を大きくする方向に働き、シーン
チェンジとして過剰検出されることは少ない。
【0068】従って、前方類似ブロック位置の数をNBF
と呼び、後方類似ブロック位置の数をNBLと呼ぶとき、N
BFがNBL以上になる場合には、後方類似ブロック位置の
相関値を後方類似度BVL(N,k)で置換すればよい。NBFがN
BL未満になる場合には、NBF個の後方類似ブロック位置
の相関値を、後方類似度BVL(N,k)で置換すればよい。
【0069】図9のようにフラッシュなどの一時的な変
化の発生する部分の過剰検出を抑制できる。図9におい
て、斜線部分が移動物体を表し、薄く塗りつぶした部分
がフラッシュによる変化を表す。図9の例のI1〜I3
は、後方類似ブロック位置(b)と前方類似ブロック位
置(c)が共に4つになり、後方類似度ブロック位置の
相関値が後方類似度で置換されるので、評価値は LV(3)=1.0 となる。図9の例のI2〜I4では、後方類似ブロック位
置(d)よりも前方類似ブロック位置(e)の方が多い
ために、すべての後方類似ブロック位置で後方類似度が
相関値として採用され、評価値は、 LV(4)=1.0 となる。図9の例のI3〜I5では、4個のブロック
(f)の位置が無効ブロック位置となり、4個のブロッ
ク(g)の位置が前後類似ブロック位置となるので、最
終評価値は、 LV(5)=1.0 となり、図10と同等な変化となる。図9の例のI4
6では、図10のI4〜I6に対する処理が実行される
ので、4個のブロック(h)の位置が後方類似ブロック
位置となり、4個のブロック(i)の位置が前方類似ブ
ロック位置となり、後方類似ブロック位置の相関値が後
方類似度で置換されるので、評価値は、 LV(6)=1.0 となる。従って、いずれの場合も評価値が最大値1.0に
なり、過剰検出を抑制できる。さらに、手順203で取
り込む画像の時間間隔が、例えば1秒のように十分長い
場合には、ディゾルブなどの全画面が徐々に変化してい
くシーンチェンジの途中で、前方類似度と後方類似度と
前後類似度がすべて小さい値になる。従って、ディゾル
ブなどの全画面が徐々に変化していくシーンチェンジを
検出できる。
【0070】なお、手順205は、(数2)式を用いて
前方類似度BVF(N,1)〜BVF(N,16)を求めたが、以下の手
順で求めてもよい。
【0071】まず、閾値θh以上の画素数存在する色の
総画素数を計算するために、 H(c,N-2,k)>θh を満たすH(c,N-2,k)を、H'(c,N-2,k)とし、色の番号c
を1から64まで変化させたときのH'(c,N-2,k)の総和A
V(N-2,k)を計算する。同様に、N-2をN-1に変えてAV(N-
1,k)を計算する。
【0072】次に、画像IN-2と画像IN-1で共通して閾
値θh以上の画素数存在する色の総画素数を計算するた
めに、 H(c,N-2,k)>θh H(c,N-1,k)>θh を同時に満たすH(c,N-2,k)、H(c,N-1,k)を求め、それ
ぞれHC(c,N-2,k)、HC(c,N-1,k)と呼ぶことにする。色の
番号cを1から64まで変化させたときのHC(c,N-2,k)
の総和AC(N-2,k)と、HC(c,N-1,k)の総和AC(N-1,k)を計
算する。そして、 AC(N-2,k)/AV(N-2,k) < AC(N-1,k)/AV(N-1,k) が成立するとき、前方類似度BVF(N,k)を BVF(N,k)=AC(N-2,k)/AV(N-2,k) で計算し、 AC(N-2,k)/AV(N-2,k) ≧ AC(N-1,k)/AV(N-1,k) が成立するとき、前方類似度BVF(N,k)を BVF(N,k)=AC(N-1,k)/AV(N-1,k) で計算する。
【0073】また、後方類似度BVL(N,1)〜BVL(N,16)、
前後類似度BVC(N,1)〜BVC(N,16)も、同様の手順で、AV
(N-1,k)、AV(N,k)、AC(N-1,k)、AC(N,k)を用いて計算し
てもよい。
【0074】また、図2に示した処理手順をシーンチェ
ンジ検出プログラムとして記録媒体に記憶することによ
り、各種コンピュータにインストールすることより実行
が可能となり、コンピュータにより記録された映像中の
フレーム画像からシーンチェンジを検出することが出来
る。
【0075】(実施の形態2)実施の形態1では、シー
ンの代表画像のみを記憶装置に保存したが、代表画像I
N-1の時刻をシーンの先頭時刻として、代表画像と同時
に記憶装置に記憶すると、映像編集などへの応用が広が
る。そこで、実施の形態2では、シーンの先頭時刻を記
憶する一形態について述べる。
【0076】また、しきい値θJUDのみを用いた判定で
前後類似ブロックを定義することもできるので、実施の
形態2では、この判定方法を採用する。さらに、前後類
似ブロックのデータを直接置換する代わりに、前後類似
ブロックであるかどうかの判定結果を置換することで、
処理を軽くする。
【0077】図11は、実施の形態2のシーンチェンジ
検出装置を示すブロック構成図である。図11におい
て、1101は圧縮された映像データを伸長してフレー
ム画像を出力する映像再生装置である。1102は映像
再生装置1101で伸長されるフレーム画像を取り込ん
で、シーンチェンジを検出するシーンチェンジ検出装置
であり、伸長するフレーム画像の時刻を指定する時刻指
定手段1103と、フレーム画像を取り込む画像取り込
み手段1104と、フレーム画像を複数のブロックに分
割してブロックの画像データを出力するブロック出力手
段1105と、ブロック出力手段1105から出力され
る画像データから色のヒストグラムを計算し記憶するヒ
ストグラム管理手段1106と、ヒストグラム管理手段
1106からの出力を受けて、2枚のフレーム画像の同
じ位置のブロックの間の類似度を計算する類似度計算手
段1107と、類似度計算手段1107から出力される
前方類似度と後方類似度の平均値をしきい値θDIVに代
入する可変しきい値設定手段1108と、しきい値θ
DIVを用いて類似度計算手段1107から出力される類
似度の代表値を、ブロック位置毎に求めて相関値とする
相関計算手段1109と、類似度計算手段1107の出
力を受けてブロック位置毎に有効無効を判定するブロッ
ク位置判定手段1110と、相関計算手段1109から
出力される前後類似ブロック位置であるかどうかの判定
結果を記憶する前後類似ブロック位置管理手段1111
と、有効ブロック位置の相関値の総和を有効ブロック位
置の数で割る平均計算手段1112と、平均計算手段1
112から出力される評価値があらかじめ設定したしき
い値θJUD未満になるときにシーンチェンジの発生を表
現する信号を出力するしきい値処理手段1113と、し
きい値処理手段1113からの信号を受けてシーンチェ
ンジの映像中の位置(フレーム番号)と画像を出力する
シーン情報出力手段1114から構成される。
【0078】また、類似度計算手段1107は、前方類
似度を計算する前方類似度計算手段1115と、後方類
似度を計算する後方類似度計算手段1116と、前方類
似度と後方類似度の値によって前後類似度の計算対象と
なるブロックの位置を出力するブロック限定手段111
7と、前後類似度を計算する前後類似度計算手段111
8から構成される。相関計算手段1109は、前後類似
ブロック位置を求める前後類似ブロック位置計算手段1
119と、指定された類似度を相関値に代入する相関値
代入手段1120と、変化相殺ブロック位置を計算する
変化相殺ブロック位置計算手段1121から構成され
る。1122はシーンの代表画像とシーンチェンジの映
像中の位置を記憶する記憶装置である。
【0079】以上のように構成されたシーンチェンジ検
出装置について、図12に示すフローチャートを用いて
その動作を説明する。
【0080】手順1201では、伸長するフレーム画像
の時刻を0に設定する。この時刻は、映像の先頭を表
す。
【0081】手順1202では、指定された時刻のフレ
ーム画像を伸長する。この時刻が映像の末尾の時刻に比
べて大きい場合、映像が終了したことになる。
【0082】手順1203では、映像が終了した場合に
は処理を終了し、そうでなければ、手順1204に進
む。
【0083】手順1204では、手順1202で伸長し
たフレーム画像を取り込む。以下では、取り込んだフレ
ーム画像をIN(Nは画像の番号を表す自然数)と表記
する。
【0084】手順1205では、フレーム画像INの各
画素を処理してブロックの色ヒストグラムH(c,N,k)を
計算する。
【0085】手順1206では、(数2)式を用いて前
方類似度BVF(N,1)〜BVF(N,16)を計算し、(数3)式を
用いて後方類似度BVL(N,1)〜BVL(N,16)を計算する。
【0086】手順1207では、前方類似度BVF(N,k)と
後方類似度BVL(N,k)が同時にしきい値θJUD未満となる
ブロックの位置として、 BVF(N,k)<θJUD BVL(N,k)<θJUD を同時に満たすブロックの位置(以下、前後類似ブロッ
ク位置候補kmと呼ぶ)を求め、前後類似ブロック位置候
補kmに対して、ヒストグラムH(c,N,km)とH(c,N-2,km)
を比較し、(数4)式を用いて前後類似度BVC(N,km)を
求める。
【0087】手順1208では、(数5)式を用いて前
方類似度BVF(N,k)と後方類似度BVL(N,k)の平均値を求
め、しきい値θDIVとする。
【0088】手順1209では、初期値として、各ブロ
ック位置で前方類似度BVF(N,k)を相関値に代入する。
【0089】手順1210では、前後類似ブロック位置
候補kmと有効ブロック位置候補klの両方に含まれるブロ
ックの位置klmの中で、前後類似度BVC(N,klm)がしきい
値θJ UD以上となるブロックの位置として、 BVC(N,klm)≧θJUD を満たすブロックの位置(以下、前後類似ブロック位置
と呼ぶ)を求める。ただし、有効ブロック位置候補klと
しては、前回取り込んだフレーム画像IN-1の前後類似
ブロック位置を除いたものを用いる。この有効ブロック
位置候補は、前回取り込んだフレーム画像IN-1を手順
1215で処理したときに計算したものである。
【0090】手順1211では、前後類似ブロック位置
の前後類似度BVC(N,k)を相関値に代入することで、相関
値を修正する。
【0091】手順1212では、有効ブロック位置候補
klの中で前後類似ブロック位置を除いたブロックkl'の
中から、前方類似度BVF(N,kl')だけがしきい値θDIV
満となるブロックとして、 BVF(N,kl')<θDIV BVL(N,kl')≧θDIV を同時に満たす後方類似ブロック位置を求める。実施の
形態1の手順207との違いは、全ブロックの位置の中
からではなく、有効ブロック位置候補の中で前後類似ブ
ロック位置を除いたブロックの位置の中から後方類似ブ
ロック位置を探すことにある。
【0092】さらに同じ手順1212の中では、有効ブ
ロック位置候補klの中で前後類似ブロック位置を除いた
ブロックkl'の中から、後方類似度BVL(N,kl')だけがし
きい値θDIV未満となるブロックとして、 BVF(N,kl')≧θDIV BVL(N,kl')<θDIV を同時に満たす前方類似ブロック位置を求める。そし
て、前方類似ブロック位置の数と後方類似ブロック位置
の数の内の小さい方の値である変化相殺ブロック数を求
め、後方類似ブロック位置の中で、ブロックの位置の番
号の小さい順に変化相殺ブロック数個のブロックの位置
を変化相殺ブロック位置とする。
【0093】手順1213では、変化相殺ブロック位置
の後方類似度BVL(N,k)を相関値に代入することで、相関
値を修正する。
【0094】手順1214では、有効ブロック位置候補
klの中で、前方類似度BVF(N,kl)と後方類似度BVL(N,kl)
が同時にしきい値θDIV未満となり、かつ、前後類似度B
VC(N,kl)がしきい値θJUD未満となるブロックとして、 BVF(N,k)<θDIV BVL(N,k)<θDIV BVC(N,ki)<θJUD を同時に満たすブロックの位置を求め、無効ブロック位
置とする。有効ブロック位置候補の中で無効ブロック位
置以外のブロックの位置は、有効ブロック位置とする。
有効ブロック位置候補以外のブロックの位置は無効ブロ
ック位置とする。
【0095】手順1215では、前後類似ブロック位置
を除いたブロックの位置を次回の取り込み画像に対する
有効ブロック位置候補とする。
【0096】手順1216では、有効ブロック位置の数
がしきい値θVAL未満のときには、全ブロックの位置を
無効ブロック位置として手順1220に進む。そうでな
ければ手順1217に進む。
【0097】手順1217では、有効ブロック位置の相
関値の総和を有効ブロック位置の数で割り、評価値LV
(N)とする。
【0098】手順1218では、評価値LV(N)がしきい
値θJUD未満となる場合に、シーンチェンジが発生した
と判断して手順1219に進む。そうでなければ、手順
1220に進む。
【0099】手順1219では、過去のフレーム画像の
時刻を読みとり、フレーム画像IN- 1の時刻をシーンの
先頭時刻とし、フレーム画像IN-2の時刻を前シーンの
末尾時刻とする。また、フレーム画像INをシーンの代
表画像とする。これらの結果は、ハードディスクなどの
記憶装置に保存される。
【0100】手順1220では、次に伸長する画像の時
刻を決定する。例えば、シーンチェンジ検出処理の開始
からの経過時間とあらかじめ設定した再生速度の積を、
次に伸長する画像の時刻に設定する。
【0101】手順1220の終了後、手順1202に戻
る。本実施の形態のように、シーンの代表画像とシーン
の先頭時刻と末尾時刻をハードディスクに保存すると、
検出した各シーンの先頭時刻と末尾の時刻がわかるの
で、シーンを並び替えて映像を編集することが可能にな
る。また、指定したシーンからの頭出し再生が可能とな
り、映像ファイルの中の見たいシーンだけを検索するこ
とも可能となる。例えば、PDや今後実用化されるDV
D−RAMなどの大容量記録媒体(以下、ディスクと呼
ぶ)に圧縮映像ファイルを記録するときに、シーンチェ
ンジ検出装置で検出したシーンの先頭時刻と代表画像
を、インデックスとして圧縮映像ファイルと同じディス
クに記録しておけば、映像全体を再生せずに、インデッ
クスを見るだけで、見たいシーンを簡単に再生できる。
【0102】本実施の形態によれば、前後類似ブロック
位置を次回の取り込み画像に対する有効ブロック位置か
ら除外することで、実施の形態1と同様に、図7、図9
のような部分の過剰検出を抑制できる。例えば図7を取
り上げると、画像I3、I4で物体aの存在するブロック
の位置が前後類似ブロック位置となる。I3〜I5のよう
に物体aが3枚の画像の先頭画像に含まれるときには、
図13に示すように先頭画像で物体aを含むブロック
(斜線部分)の位置が無効ブロック位置(b)となる。
このとき、有効ブロック位置(c)はすべて前後類似ブ
ロック位置となるので、画像I3の中の有効ブロック位
置の部分(d)と画像I5の中の有効ブロック位置の部
分(E)の類似度の平均が評価値になる。この例では、
評価値が最大値1.0になり、過剰検出を抑制できる。図
7ではI6を表示していないが、I6とI5と同じ画像と
仮定すると、I4〜I6の場合でも、図14に示すように
先頭画像で物体aを含むブロック(斜線部分)の位置が
無効ブロック位置(b)となり、有効ブロック位置
(c)から計算される評価値は最大値1.0になるので、
過剰検出を抑制できる。
【0103】また、実施の形態1と同様に、図4のよう
なχ2乗検定法で検出できなかったシーンチェンジやデ
ィゾルブなどの全画面が徐々に変化していくシーンチェ
ンジを検出できる。
【0104】
【発明の効果】以上のように本発明により、映像中のフ
レーム画像をそれぞれ複数個のブロックに分割し、映像
中の第1のフレーム画像と第2のフレーム画像との特定
のブロックの間の類似度を検出して、その類似度が任意
の閾値未満の時、第3のフレーム画像のブロックまで変
化を判定することにより、変化する領域の面積が画面の
半分未満になるシーンチェンジの検出もれや、被写体の
動きやカメラ操作などの画面内での激しい動きやフラッ
シュなどの一時的な変化による過剰検出を抑制でき、高
精度なシーンチェンジ検出を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるシーンチェ
ンジ検出装置のブロック構成図
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるシーンチェ
ンジ検出装置の動作を示すフローチャート
【図3】本発明の第1の実施の形態における後方類似ブ
ロック位置と前方類似ブロック位置の例を示す図
【図4】本発明の第1の実施の形態における変化する領
域の面積が半分未満になるシーンチェンジの例を示す図
【図5】本発明の第1の実施の形態における図4の例の
前方類似ブロック位置の分布の例を示す図
【図6】本発明の第1の実施の形態における図4の例の
後方類似ブロック位置の分布の例を示す図
【図7】本発明の第1の実施の形態における画面の半分
の面積の物体が横切る部分の例を示す図
【図8】本発明の第1の実施の形態における図7の例の
前後類似ブロック位置に対してブロックの色ヒストグラ
ムのコピーを実行した結果と同等な変化の例を示す図
【図9】本発明の第1の実施の形態におけるフラッシュ
などの一時的な変化が発生する部分の例を示す図
【図10】本発明の第1の実施の形態における図9の例
の前後類似ブロック位置に対してブロックの色ヒストグ
ラムコピーを実行した結果と同等な変化の例を示す図
【図11】本発明の第2の実施の形態におけるシーンチ
ェンジ検出装置のブロック構成図
【図12】本発明の第2の実施の形態におけるシーンチ
ェンジ検出装置の動作を示すフローチャート
【図13】本発明の第2の実施の形態における3枚の先
頭の画像の前後類似ブロック位置を無効ブロック位置と
する例を示す図
【図14】本発明の第3の実施の形態における3枚の先
頭の画像の前後類似ブロック位置を無効ブロック位置と
する例を示す図
【図15】従来のχ2乗検定法で比較するブロックの例
を示す図
【図16】従来の変化率法で比較するブロックの例を示
す図
【図17】従来のシーンチェンジ検出装置のブロック構
成図
【図18】従来のシーンチェンジ検出装置の動作を示す
フローチャート
【図19】従来のχ2乗検定法で検出できないシーンチ
ェンジを示す図
【符号の説明】
101、1101 映像再生装置 102、1102 シーンチェンジ検出装置 103、1104 画像取り込み手段 104、1105 ブロック出力手段 105、1107 類似度計算手段 106 判定手段 107、1113 しきい値処理手段 108、1109 相関計算手段 109、1110 ブロック位置判定手段 110、1112 平均計算手段 111、1122 記憶装置 1103 時刻指定手段 1106 ヒストグラム管理手段 1111 前後類似ブロック位置管理手段 1114 シーン情報出力手段 1115 前方類似度計算手段 1116 後方類似度計算手段 1117 ブロック限定手段 1118 前後類似度計算手段 1119 前後類似ブロック位置計算手段 1120 変化相殺ブロック位置計算手段 1121 相関値代入手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/91 - 5/956 G06T 7/20

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像中の第1から第3のnフレーム置き
    の各フレーム画像をそれぞれ複数個のブロックに分割
    し、各フレームの同じ位置のブロック間毎の類似度をそ
    れぞれ求め、その類似度から各ブロック位置毎に代表類
    似度を決定し、前記各ブロック間毎の類似度から各ブロ
    ック位置毎に有効ブロック位置かを判定し、前記各有効
    ブロック位置の代表類似度から平均類似度を求め、その
    平均類似度により前記第2のフレームがシーンチェンジ
    であると判定することを特徴とするシーンチェンジ検出
    方法。
  2. 【請求項2】 代表類似度は、第1のフレーム画像と第
    2のフレーム画像との対応するブロック間の類似度とす
    ることを特徴とする請求項1記載のシーンチェンジ検出
    方法。
  3. 【請求項3】 有効ブロック位置の判定は、第1のフレ
    ーム画像と第2のフレーム画像との対応するブロック間
    の類似度または第2のフレーム画像と第3のフレーム画
    像との対応するブロック間の類似度が任意の閾値以上の
    とき、有効ブロック位置に判定することを特徴とする
    求項1または請求項2記載のシーンチェンジ検出方法。
  4. 【請求項4】 第1のフレーム画像と第3のフレーム画
    像との対応するブロック間の類似度が任意の閾値以上の
    ときは、それを代表類似度とすると共に有効ブロック
    と判定し、それ以外の時は第1のフレーム画像と第2
    のフレーム画像との対応するブロック間の類似度を代表
    類似度とし、第1のフレーム画像と第2のフレーム画像
    との対応するブロック間の類似度または第2のフレーム
    画像と第3のフレーム画像との対応するブロック間の類
    似度が任意の閾値以上のとき、有効ブロック位置に判定
    することを特徴とする請求項1記載のシーンチェンジ検
    出方法。
  5. 【請求項5】 類似度は各ブロック間の色ヒストグラ
    ム(色分布)、輝度ヒストグラムまたは輝度値から求め
    ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の
    シーンチェンジ検出方法。
  6. 【請求項6】 有効ブロック位置を判定する閾値は、
    1のフレーム画像と第2のフレーム画像との対応するブ
    ロック間の類似度と第2のフレーム画像と第3のフレー
    ム画像との対応するブロック間の類似度の平均値を求
    め、閾値とすることを特徴とする請求項3記載のシーン
    チェンジ検出方法。
  7. 【請求項7】 有効ブロック位置の数が任意の閾値未満
    の場合は、同一シーンと判定することを特徴とする請求
    項1乃至4のいずれかに記載のシーンチェンジ検出方
    法。
  8. 【請求項8】 映像中の第1から第3のnフレーム置き
    の各フレーム画像を抜き出す画像取り込み手段と、前記
    各フレーム画像をそれぞれ複数個のブロックに分割し
    て、各ブロックの画像データを出力するブロック出力手
    段と、各フレームの同じ位置のブロック間毎に類似度を
    計算する類似度計算手段と、前記第1のフレーム画像と
    第2のフレーム画像との対応するブロック間の類似度を
    代表類似度とする相関計算手段と、前記第1のフレーム
    画像と第2のフレーム画像との対応するブロック間の類
    似度または前記第2のフレーム画像と第3のフレーム画
    像との対応するブロック間の類似度が任意の閾値以上の
    とき、有効ブロック位置に判定するブロック位置判定手
    段と、前記各有効ブロック位置の代表類似度から平均類
    似度を求め、その平均類似度により前記第2のフレーム
    がシーンチェンジであると判定する判定手段とを備える
    ことを特徴とするシーンチェンジ検出装置。
  9. 【請求項9】 コンピュータによって映像中のフレーム
    画像からシーンチェンジを検出するプログラムを記憶し
    た記録媒体であって、映像中の第1から第3のnフレー
    ム置きの各フレーム画像をそれぞれ複数個のブロックに
    分割し、各フレームの同じ位置のブロック間毎の類似度
    をそれぞれ求め、その類似度から各ブロック位置毎に代
    表類似度を決定し、前記各ブロック間毎の類似度から各
    ブロック位置毎に有効ブロック位置かを判定し、前記各
    有効ブロック位置の代表類似度から平均類似度を求め、
    その平均類似度により前記第2のフレームがシーンチェ
    ンジであると判定することを特徴とするシーンチェンジ
    検出プログラムを記憶したコンピュータ読みとり可能な
    記録媒体。
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