JP3174477B2 - 車両用灯具 - Google Patents
車両用灯具Info
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- JP3174477B2 JP3174477B2 JP08625495A JP8625495A JP3174477B2 JP 3174477 B2 JP3174477 B2 JP 3174477B2 JP 08625495 A JP08625495 A JP 08625495A JP 8625495 A JP8625495 A JP 8625495A JP 3174477 B2 JP3174477 B2 JP 3174477B2
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- lens
- steps
- lamp
- fisheye
- concave
- Prior art date
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S43/00—Signalling devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. brake lamps, direction indicator lights or reversing lights
- F21S43/20—Signalling devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. brake lamps, direction indicator lights or reversing lights characterised by refractors, transparent cover plates, light guides or filters
- F21S43/26—Refractors, transparent cover plates, light guides or filters not provided in groups F21S43/235 - F21S43/255
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はレンズに魚眼ステップを
有する車両用灯具に関し、特にレンズ及び灯具の外観上
の見栄えを向上した車両用灯具に関する。
有する車両用灯具に関し、特にレンズ及び灯具の外観上
の見栄えを向上した車両用灯具に関する。
【０００２】
【従来の技術】自動車のリアコンビネーションランプで
は、ランプ内に設けた電球から射出された光を拡散させ
るためにレンズ面に各種ステップが形成される。また、
そのレンズの一部には、後続車からの光を反射させるた
めの再帰反射ステップ（以下、ＲＲステップと称する）
も形成される。この種のレンズステップとして、従来か
ら各種のものが提案されており、例えば球面またはこれ
に近い曲面の一部で構成される魚眼ステップ、或いは円
筒面の一部で構成されるシリンドリカルステップがあ
る。
は、ランプ内に設けた電球から射出された光を拡散させ
るためにレンズ面に各種ステップが形成される。また、
そのレンズの一部には、後続車からの光を反射させるた
めの再帰反射ステップ（以下、ＲＲステップと称する）
も形成される。この種のレンズステップとして、従来か
ら各種のものが提案されており、例えば球面またはこれ
に近い曲面の一部で構成される魚眼ステップ、或いは円
筒面の一部で構成されるシリンドリカルステップがあ
る。
【０００３】いずれにしても、これらのレンズステップ
は、ランプ内の電球からの光を拡散させる機能を有する
一方で、外部からの光の一部を反射する機能をも有して
いるため、ランプの点灯時及び非点灯時にランプを外部
から見た際の印象、即ち見栄えを決定する上で重要なも
のとされている。このため、従来からこれらレンズステ
ップの寸法、形状、配列等種々に検討が加えられてお
り、それぞれ独自の外観を呈するランプとして設計が行
われている。
は、ランプ内の電球からの光を拡散させる機能を有する
一方で、外部からの光の一部を反射する機能をも有して
いるため、ランプの点灯時及び非点灯時にランプを外部
から見た際の印象、即ち見栄えを決定する上で重要なも
のとされている。このため、従来からこれらレンズステ
ップの寸法、形状、配列等種々に検討が加えられてお
り、それぞれ独自の外観を呈するランプとして設計が行
われている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来から
レンズに設けるレンズステップに対して種々の設計が行
われているが、ランプ内の電球の光を拡散させるための
機能を優先して設計を行っているために、どうしても外
部からの見栄えの向上が後回しになり、灯具の外観を十
分に満足できる程度に向上させることが難しいものとな
っている。
レンズに設けるレンズステップに対して種々の設計が行
われているが、ランプ内の電球の光を拡散させるための
機能を優先して設計を行っているために、どうしても外
部からの見栄えの向上が後回しになり、灯具の外観を十
分に満足できる程度に向上させることが難しいものとな
っている。
【０００５】このようなことから、凸状魚眼ステップと
凹状魚眼ステップを交互にかつ同一ピッチで配列したレ
ンズステップでレンズを構成することが考えられる。図
９はその一例であり、（ａ）は正面図、（ｂ）はそのＥ
Ｅ線断面図、（ｃ）は一部の拡大斜視図、（ｄ）は後述
する各ステップの境界部の縦断面図である。このよう
に、正面形状が矩形状をした凸状魚眼ステップ１１と凹
状魚眼ステップ１２を枡目状に配列することで、凸状と
凹状の各ステップにおける光の屈折状態の相違により、
レンズ５Ａの全体として光を拡散させる反射状態を作り
出し、ランプを外部から見たときにレンズに輝きを生じ
させてその見栄えを向上することが推測できる。
凹状魚眼ステップを交互にかつ同一ピッチで配列したレ
ンズステップでレンズを構成することが考えられる。図
９はその一例であり、（ａ）は正面図、（ｂ）はそのＥ
Ｅ線断面図、（ｃ）は一部の拡大斜視図、（ｄ）は後述
する各ステップの境界部の縦断面図である。このよう
に、正面形状が矩形状をした凸状魚眼ステップ１１と凹
状魚眼ステップ１２を枡目状に配列することで、凸状と
凹状の各ステップにおける光の屈折状態の相違により、
レンズ５Ａの全体として光を拡散させる反射状態を作り
出し、ランプを外部から見たときにレンズに輝きを生じ
させてその見栄えを向上することが推測できる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなレンズステップの構成では、外観上の見栄えを改善
する上では有効であるが、凸状魚眼ステップ１１と凹状
魚眼ステップ１２とは隣接配置されるために、両者の境
界部に段差部１７が生じて、これがレンズを成形する際
の障害になるという問題がある。即ち、図９（ｃ）及び
（ｄ）のように、凸状魚眼ステップ１１と凹状魚眼ステ
ップ１２では、その境界部において凸状魚眼ステップ１
１の最も薄い部分と、凹状魚眼ステップ１２の最も厚い
部分とが正対されるため、この部分の高さ寸法Ｈが大き
く、レンズ５Ａを射出成形する際に、凹状魚眼ステップ
１２の先端に樹脂が流れ込み難くなり、この部分での樹
脂圧力が十分ではなくなり、「ひけ」が発生したり、
「白濁ライン」が生じたりする。したがって、この「ひ
け」の部分や「白濁ライン」の部分でステップ形状が不
均一となり、光の屈折状態に乱れが生じ、所期の見栄え
向上の目的が達成できなくなることがある。
うなレンズステップの構成では、外観上の見栄えを改善
する上では有効であるが、凸状魚眼ステップ１１と凹状
魚眼ステップ１２とは隣接配置されるために、両者の境
界部に段差部１７が生じて、これがレンズを成形する際
の障害になるという問題がある。即ち、図９（ｃ）及び
（ｄ）のように、凸状魚眼ステップ１１と凹状魚眼ステ
ップ１２では、その境界部において凸状魚眼ステップ１
１の最も薄い部分と、凹状魚眼ステップ１２の最も厚い
部分とが正対されるため、この部分の高さ寸法Ｈが大き
く、レンズ５Ａを射出成形する際に、凹状魚眼ステップ
１２の先端に樹脂が流れ込み難くなり、この部分での樹
脂圧力が十分ではなくなり、「ひけ」が発生したり、
「白濁ライン」が生じたりする。したがって、この「ひ
け」の部分や「白濁ライン」の部分でステップ形状が不
均一となり、光の屈折状態に乱れが生じ、所期の見栄え
向上の目的が達成できなくなることがある。
【０００７】
【発明の目的】本発明の目的は、レンズステップによる
灯具の外観上の見栄えを極めて高いレベルにまで向上す
ることを可能にするとともに、レンズの成形性を高めた
車両用灯具を提供することにある。
灯具の外観上の見栄えを極めて高いレベルにまで向上す
ることを可能にするとともに、レンズの成形性を高めた
車両用灯具を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、灯具ボディの
前面開口に取着され、灯室内に配設された光源からの光
を外部に照射するためのレンズの内面に、凸状魚眼ステ
ップと凹状魚眼ステップとを行方向に配列し、両ステッ
プの境界部に段差部を設けるとともに、両ステップを列
方向に半ピッチずらした構成とする。
前面開口に取着され、灯室内に配設された光源からの光
を外部に照射するためのレンズの内面に、凸状魚眼ステ
ップと凹状魚眼ステップとを行方向に配列し、両ステッ
プの境界部に段差部を設けるとともに、両ステップを列
方向に半ピッチずらした構成とする。
【０００９】また、この場合、それぞれ列方向に配列形
成された凸状魚眼ステップと凹状魚眼ステップとがそれ
ぞれ１列ずつ行方向に配列されることが好ましい。
成された凸状魚眼ステップと凹状魚眼ステップとがそれ
ぞれ１列ずつ行方向に配列されることが好ましい。
【００１０】
【作用】本発明では、凸状魚眼ステップと凹状魚眼ステ
ップとを行方向に交互に配列することで、各ステップに
より形成される光学像をレンズ面の前後方向、即ち灯具
の前後方向に相違させて光学像に奥行き深さを生じさ
せ、レンズの立体感を高めて外観上の見栄えを向上する
ことが可能となる。また、各魚眼ステップの境界部に段
差部を設けることで、境界ラインを明瞭なものとし、こ
れをアクセントとして見栄えを向上させる。更に、各魚
眼ステップを列方向に半ピッチずらして配列すること
で、段差部を確保する一方で各魚眼ステップの高さ寸法
の差の最大値を低減し、レンズの成形性を改善する。
ップとを行方向に交互に配列することで、各ステップに
より形成される光学像をレンズ面の前後方向、即ち灯具
の前後方向に相違させて光学像に奥行き深さを生じさ
せ、レンズの立体感を高めて外観上の見栄えを向上する
ことが可能となる。また、各魚眼ステップの境界部に段
差部を設けることで、境界ラインを明瞭なものとし、こ
れをアクセントとして見栄えを向上させる。更に、各魚
眼ステップを列方向に半ピッチずらして配列すること
で、段差部を確保する一方で各魚眼ステップの高さ寸法
の差の最大値を低減し、レンズの成形性を改善する。
【００１１】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。ここでは本発明を自動車のリアコンビネーション
ランプ、ここでは車体右後部に装備されるテール＆スト
ップランプに本発明を適用したランプの例を示してお
り、図３はその正面図、図１は図３のＡＡ線断面図、図
２は図３のＢＢ線断面図である。これらの図において、
車体の右後部から側部にまで回り込むように形成された
灯具ボディは１つの灯室１ａ，１ｂに区画され、一方が
ターンシグナルランプＴＬ、他方がテール＆ストップラ
ンプＴ＆ＳＬとして画成され、それぞれソケット２によ
り電球３が取着される。また、前記灯室１ａ，１ｂにお
ける灯具ボディ１の内面はアルミニウム塗装等により反
射鏡として構成されているが、ここでは、車両後部に向
けての光量を増加させるために、灯具ボディとは別体に
設けた金属製の反射鏡４を取り付けており、光の反射と
同時に灯具ボディ１の耐熱性の向上を図っている。
する。ここでは本発明を自動車のリアコンビネーション
ランプ、ここでは車体右後部に装備されるテール＆スト
ップランプに本発明を適用したランプの例を示してお
り、図３はその正面図、図１は図３のＡＡ線断面図、図
２は図３のＢＢ線断面図である。これらの図において、
車体の右後部から側部にまで回り込むように形成された
灯具ボディは１つの灯室１ａ，１ｂに区画され、一方が
ターンシグナルランプＴＬ、他方がテール＆ストップラ
ンプＴ＆ＳＬとして画成され、それぞれソケット２によ
り電球３が取着される。また、前記灯室１ａ，１ｂにお
ける灯具ボディ１の内面はアルミニウム塗装等により反
射鏡として構成されているが、ここでは、車両後部に向
けての光量を増加させるために、灯具ボディとは別体に
設けた金属製の反射鏡４を取り付けており、光の反射と
同時に灯具ボディ１の耐熱性の向上を図っている。
【００１２】前記灯具ボディ１の前面開口には樹脂成形
により形成された２色レンズ５が取着される。このレン
ズ５は、その内面の周縁部にリブ５ａが一体に突出形成
されており、このリブ５ａの先端部を灯具ボディ１の周
縁部に当接して溶着することで灯具ボディ１に対して一
体化させている。また、この実施例では前記レンズ５
は、前記ターンシグナルランプＴＬのアンバー色のレン
ズ５Ａと、他方のテール＆ストップランプＴ＆ＳＬの赤
色のレンズ５Ｂとを、例えば多色成形法の技術を利用し
て一体に形成している。
により形成された２色レンズ５が取着される。このレン
ズ５は、その内面の周縁部にリブ５ａが一体に突出形成
されており、このリブ５ａの先端部を灯具ボディ１の周
縁部に当接して溶着することで灯具ボディ１に対して一
体化させている。また、この実施例では前記レンズ５
は、前記ターンシグナルランプＴＬのアンバー色のレン
ズ５Ａと、他方のテール＆ストップランプＴ＆ＳＬの赤
色のレンズ５Ｂとを、例えば多色成形法の技術を利用し
て一体に形成している。
【００１３】前記レンズ５（５Ａ，５Ｂ）は、その内面
に多数個のレンズステップやＲＲステップを配列し、か
つその内面の複数箇所において横方向に延びるステップ
を形成することで、図３に示されるように、その外観が
太い横縞状の見栄えを呈している。ここで、前記ターン
シグナルランプＴＬのレンズ５Ａではレンズステップの
みを配列形成し、テール＆ストップランプのレンズ５Ｂ
にはレンズステップとＲＲステップとを混合した状態で
配列形成している。
に多数個のレンズステップやＲＲステップを配列し、か
つその内面の複数箇所において横方向に延びるステップ
を形成することで、図３に示されるように、その外観が
太い横縞状の見栄えを呈している。ここで、前記ターン
シグナルランプＴＬのレンズ５Ａではレンズステップの
みを配列形成し、テール＆ストップランプのレンズ５Ｂ
にはレンズステップとＲＲステップとを混合した状態で
配列形成している。
【００１４】図４は前記ターンシグナルランプＴＬのレ
ンズ５Ａを示す図であり、（ａ）は図３のＸ部の拡大正
面図、（ｂ）はそのＣＣ線断面図、（ｃ）はその要部の
拡大斜視図、（ｄ）は後述する両魚眼ステップの境界部
の縦断面図である。図示のように、レンズステップは、
正面形状が正方形でその内面が凸状の球面またはこれに
近い曲面で構成された凸状魚眼ステップ１１と、これと
逆に内面が凹状の球面またはこれに近い曲面で構成され
た凹状魚眼ステップ１２とで構成される。そして、この
例では、各ステップ１１，１２はそれぞれレンズ５Ａの
横方向に一列状態に配列されており、かつ凸状魚眼ステ
ップ１１と凹状魚眼ステップ１２とは縦方向、即ち行方
向に１列ずつ交互に配列されている。
ンズ５Ａを示す図であり、（ａ）は図３のＸ部の拡大正
面図、（ｂ）はそのＣＣ線断面図、（ｃ）はその要部の
拡大斜視図、（ｄ）は後述する両魚眼ステップの境界部
の縦断面図である。図示のように、レンズステップは、
正面形状が正方形でその内面が凸状の球面またはこれに
近い曲面で構成された凸状魚眼ステップ１１と、これと
逆に内面が凹状の球面またはこれに近い曲面で構成され
た凹状魚眼ステップ１２とで構成される。そして、この
例では、各ステップ１１，１２はそれぞれレンズ５Ａの
横方向に一列状態に配列されており、かつ凸状魚眼ステ
ップ１１と凹状魚眼ステップ１２とは縦方向、即ち行方
向に１列ずつ交互に配列されている。
【００１５】更に、前記凸状魚眼ステップ１１と凹状魚
眼ステップ１２の行方向の境界部には、凹状魚眼ステッ
プ１２のレンズ面が凸状魚眼ステップ１１のレンズ面よ
りも若干高くされており、両者間には寸法ｄの段差部１
５が構成されている。このような段差部１５を設けるこ
とで、複数の凸状魚眼ステップ１１と凹行魚眼ステップ
１２の境界部を通して一連のラインが構成されることに
なる。
眼ステップ１２の行方向の境界部には、凹状魚眼ステッ
プ１２のレンズ面が凸状魚眼ステップ１１のレンズ面よ
りも若干高くされており、両者間には寸法ｄの段差部１
５が構成されている。このような段差部１５を設けるこ
とで、複数の凸状魚眼ステップ１１と凹行魚眼ステップ
１２の境界部を通して一連のラインが構成されることに
なる。
【００１６】また、ここでは、凸状魚眼ステップ１１と
凹状魚眼ステップ１２とは各ステップのピッチ寸法が同
一でかつ相互に１／２ピッチだけ列方向にずれた位置に
配置されている。また、凸状魚眼ステップ１１と凹状魚
眼ステップ１２の肉厚は略同じ肉厚となるように設計さ
れている。その結果凹状魚眼ステップ１２の縁部は凸状
魚眼ステップ１１の縁部よりも内面方向に突出された構
成とされている。
凹状魚眼ステップ１２とは各ステップのピッチ寸法が同
一でかつ相互に１／２ピッチだけ列方向にずれた位置に
配置されている。また、凸状魚眼ステップ１１と凹状魚
眼ステップ１２の肉厚は略同じ肉厚となるように設計さ
れている。その結果凹状魚眼ステップ１２の縁部は凸状
魚眼ステップ１１の縁部よりも内面方向に突出された構
成とされている。
【００１７】一方、前記テール＆ストップランプＴ＆Ｓ
Ｌのレンズ５Ｂを図５に示しており、（ａ）は図３のＹ
部の拡大正面図、（ｂ）はそのＤＤ線断面図、また
（ｃ）はその要部の拡大斜視図である。このテール＆ス
トップランプＴ＆ＳＬのレンズはレンズステップ１３と
ＲＲステップ１４とで構成される。レンズステップ１３
は、前記した凹状魚眼ステップ１２と同じ規格のものと
して形成され、これが横方向に列状に形成される。ま
た、ＲＲステップ１４は、通常は図６（ａ）のように三
角錐形状を連続させる形状として形成される個別ＲＲス
テップ１４Ａから形成したものであり、通常はその正面
形状は正六角形とされるが、ここでは同図（ｂ）のよう
にその両端角部を切断して正面形状が長方形となるよう
に構成し、このようにして得られた切断ＲＲステップ１
４Ｂを同図（ｃ），（ｄ）のように２つ列方向に対向配
置することで、正方形に近い正面形状となるように構成
している。また、ここでＲＲステップ１４の縦横長さ比
は√３：１となるため、凹状魚眼ステップ１３とＲＲス
テップ１４の列方向のピッチは同一とはなっていない。
Ｌのレンズ５Ｂを図５に示しており、（ａ）は図３のＹ
部の拡大正面図、（ｂ）はそのＤＤ線断面図、また
（ｃ）はその要部の拡大斜視図である。このテール＆ス
トップランプＴ＆ＳＬのレンズはレンズステップ１３と
ＲＲステップ１４とで構成される。レンズステップ１３
は、前記した凹状魚眼ステップ１２と同じ規格のものと
して形成され、これが横方向に列状に形成される。ま
た、ＲＲステップ１４は、通常は図６（ａ）のように三
角錐形状を連続させる形状として形成される個別ＲＲス
テップ１４Ａから形成したものであり、通常はその正面
形状は正六角形とされるが、ここでは同図（ｂ）のよう
にその両端角部を切断して正面形状が長方形となるよう
に構成し、このようにして得られた切断ＲＲステップ１
４Ｂを同図（ｃ），（ｄ）のように２つ列方向に対向配
置することで、正方形に近い正面形状となるように構成
している。また、ここでＲＲステップ１４の縦横長さ比
は√３：１となるため、凹状魚眼ステップ１３とＲＲス
テップ１４の列方向のピッチは同一とはなっていない。
【００１８】そして、このレンズにおいては、凹状魚眼
ステップ１３とＲＲステップ１４をそれぞれ横方向に列
状に配列した上で、これらを縦方向に１列ずつ交互に配
列している。但し、この場合、前記したようにＲＲステ
ップ１４の列方向のピッチ寸法は凹状魚眼ステップ１３
のピッチ寸法よりも大きいため、その分両者のピッチ位
置にはずれが生じている。したがって、両ステップ間に
段差部１６を構成した場合でも、この段差部１６におけ
る最大寸法が大きくなることが抑制できる。
ステップ１３とＲＲステップ１４をそれぞれ横方向に列
状に配列した上で、これらを縦方向に１列ずつ交互に配
列している。但し、この場合、前記したようにＲＲステ
ップ１４の列方向のピッチ寸法は凹状魚眼ステップ１３
のピッチ寸法よりも大きいため、その分両者のピッチ位
置にはずれが生じている。したがって、両ステップ間に
段差部１６を構成した場合でも、この段差部１６におけ
る最大寸法が大きくなることが抑制できる。
【００１９】更に、前記ターンシグナルランプＴＬのレ
ンズ５Ａとテール＆ストップランプＴ＆ＳＬのレンズ５
Ｂとの間では、両者の凹状魚眼ステップ１２，１３が同
一の縦方向位置となるようにその行方向の位置を設定し
ている。したがって、ターンシグナルランプＴＬのレン
ズ５Ａの凸状魚眼ステップ１１と、テール＆ストップラ
ンプＴ＆ＳＬのレンズ５ＢのＲＲステップ１４とは同一
の行方向に位置に設定される。これにより、両レンズ５
Ａ，５Ｂにわたって、凹状魚眼ステップ１２，１３が横
に連続されるステップ構造とされ、両レンズ５Ａ，５Ｂ
の外観上の一体感が発生されることになる。
ンズ５Ａとテール＆ストップランプＴ＆ＳＬのレンズ５
Ｂとの間では、両者の凹状魚眼ステップ１２，１３が同
一の縦方向位置となるようにその行方向の位置を設定し
ている。したがって、ターンシグナルランプＴＬのレン
ズ５Ａの凸状魚眼ステップ１１と、テール＆ストップラ
ンプＴ＆ＳＬのレンズ５ＢのＲＲステップ１４とは同一
の行方向に位置に設定される。これにより、両レンズ５
Ａ，５Ｂにわたって、凹状魚眼ステップ１２，１３が横
に連続されるステップ構造とされ、両レンズ５Ａ，５Ｂ
の外観上の一体感が発生されることになる。
【００２０】このように構成されたレンズを備えるリア
コンビネーションランプでは、ターンシグナルランプＴ
Ｌにおいては、レンズ５Ａに凸状魚眼ステップ１１と凹
状魚眼ステップ１２とが縦方向に交互に配列されている
ため、図７（ａ）にその光学軌跡図を示すように、凸状
魚眼レンズ１１では電球からの光がレンズ５Ａの前方
（レンズの外部側）に実像を結ぶのに対し、凹状魚眼レ
ンズ１２では電球からの光がレンズ５Ａの後方（レンズ
の内部側）に虚像を結ぶことになる。そして、この実像
と虚像とが縦方向に微細な寸法で交互に形成されるた
め、レンズを外部から見たときには、実像と虚像の各輝
点Ｐがレンズの前後位置にそれぞれ観察されるため、全
体として輝点に寸法Ｌの奥行きが感じられ、かつ輝点は
各ステップに対応して極めて多数であるため、きらびや
かな外観を示し、レンズ及び灯具に高級感を感じるよう
になる。
コンビネーションランプでは、ターンシグナルランプＴ
Ｌにおいては、レンズ５Ａに凸状魚眼ステップ１１と凹
状魚眼ステップ１２とが縦方向に交互に配列されている
ため、図７（ａ）にその光学軌跡図を示すように、凸状
魚眼レンズ１１では電球からの光がレンズ５Ａの前方
（レンズの外部側）に実像を結ぶのに対し、凹状魚眼レ
ンズ１２では電球からの光がレンズ５Ａの後方（レンズ
の内部側）に虚像を結ぶことになる。そして、この実像
と虚像とが縦方向に微細な寸法で交互に形成されるた
め、レンズを外部から見たときには、実像と虚像の各輝
点Ｐがレンズの前後位置にそれぞれ観察されるため、全
体として輝点に寸法Ｌの奥行きが感じられ、かつ輝点は
各ステップに対応して極めて多数であるため、きらびや
かな外観を示し、レンズ及び灯具に高級感を感じるよう
になる。
【００２１】更に、凸状魚眼ステップ１１と凹状魚眼ス
テップ１２により各輝点Ｐが前後位置で相違しているた
め、レンズ５Ａを斜め角度位置、或いは横に近い角度か
ら観察したときにはその奥行き感を更に高めることにな
る。また、移動しながらレンズ５Ａを観察したときには
各輝点Ｐも移動されるため、高級感を一層高めることが
できる。
テップ１２により各輝点Ｐが前後位置で相違しているた
め、レンズ５Ａを斜め角度位置、或いは横に近い角度か
ら観察したときにはその奥行き感を更に高めることにな
る。また、移動しながらレンズ５Ａを観察したときには
各輝点Ｐも移動されるため、高級感を一層高めることが
できる。
【００２２】また、テール＆ストップランプＴ＆ＳＬの
レンズ５Ｂにおいても、図７（ｂ）に示すように、凹状
魚眼ステップ１３によりレンズの後方に虚像を結び、一
方ＲＲステップ１４は電球からの光を透過しないが、反
射光を自動車の後方に向けて平行に反射させるため、凹
状魚眼ステップ１３に対応する位置に発生される輝点Ｐ
と、ＲＲステップにより反射された反射光とでやはり奥
行きのある輝点や光を観察することができ、レンズ及び
灯具の外観に高級感を与えることが可能となる。
レンズ５Ｂにおいても、図７（ｂ）に示すように、凹状
魚眼ステップ１３によりレンズの後方に虚像を結び、一
方ＲＲステップ１４は電球からの光を透過しないが、反
射光を自動車の後方に向けて平行に反射させるため、凹
状魚眼ステップ１３に対応する位置に発生される輝点Ｐ
と、ＲＲステップにより反射された反射光とでやはり奥
行きのある輝点や光を観察することができ、レンズ及び
灯具の外観に高級感を与えることが可能となる。
【００２３】そして、前記各レンズ５Ａ，５Ｂにおいて
は、各凹状魚眼ステップ１２，１３が連続する横方向の
列状に形成されているため、前記したレンズ内部側の輝
点Ｐは両レンズ５Ａ，５Ｂにわたって横方向に一連に発
生されるため、両レンズ５Ａ，５Ｂに一体感が高めら
れ、これにより両レンズのレンズステップ構成が相違す
ることによる外観上の違和感が生じることはない。
は、各凹状魚眼ステップ１２，１３が連続する横方向の
列状に形成されているため、前記したレンズ内部側の輝
点Ｐは両レンズ５Ａ，５Ｂにわたって横方向に一連に発
生されるため、両レンズ５Ａ，５Ｂに一体感が高めら
れ、これにより両レンズのレンズステップ構成が相違す
ることによる外観上の違和感が生じることはない。
【００２４】さらに、前記テール＆ストップランプのレ
ンズ５Ａにおいては、凸状魚眼ステップ１１と凹状魚眼
ステップ１２との境界部には段差部１５が形成されてい
るため、この段差部１５によって両ステップ１１，１２
の境界が明瞭なものとなり、その外観において複数の両
ステップ間にわたって一連のラインが明確に見えるよう
になり、これがレンズにアクセントを与えてレンズ５Ａ
の見栄えをさらに向上する。なお、このラインはレンズ
５Ｂにおいても、凹状魚眼ステップ１３とＲＲステップ
１４との間の段差部１６にも連続された外観となり、レ
ンズ５の全体にわたってその見栄えが改善される。
ンズ５Ａにおいては、凸状魚眼ステップ１１と凹状魚眼
ステップ１２との境界部には段差部１５が形成されてい
るため、この段差部１５によって両ステップ１１，１２
の境界が明瞭なものとなり、その外観において複数の両
ステップ間にわたって一連のラインが明確に見えるよう
になり、これがレンズにアクセントを与えてレンズ５Ａ
の見栄えをさらに向上する。なお、このラインはレンズ
５Ｂにおいても、凹状魚眼ステップ１３とＲＲステップ
１４との間の段差部１６にも連続された外観となり、レ
ンズ５の全体にわたってその見栄えが改善される。
【００２５】また、前記凸状魚眼ステップ１１と凹状魚
眼ステップ１２は、列方向に１／２ピッチ寸法ずらして
配列されているため、凸状魚眼ステップ１１と凹状魚眼
ステップ１２でそれぞれ生じる輝点が列方向に１／２ピ
ッチずれることになり、その輝点が微細かつ複雑ななマ
トリクス状に見え、高級感を更に高めることになる。
眼ステップ１２は、列方向に１／２ピッチ寸法ずらして
配列されているため、凸状魚眼ステップ１１と凹状魚眼
ステップ１２でそれぞれ生じる輝点が列方向に１／２ピ
ッチずれることになり、その輝点が微細かつ複雑ななマ
トリクス状に見え、高級感を更に高めることになる。
【００２６】また、レンズの製造面からみると、通常レ
ンズ５（５Ａ，５Ｂ）は図８に示すように、その周縁部
の一部或いは複数箇所にゲートＧを有する金型から破線
のように樹脂を注入しながら樹脂成形して製造を行う
が、図４に示したように凸状魚眼レンズ１１と凹状魚眼
レンズ１２とが列方向に１／２ピッチずれていることに
より、両ステップの縁部における段差寸法ｈ（図４
（ｃ），（ｄ））が小さくでき、樹脂成形時における金
型内での樹脂の流れをスムーズなものとし、成形された
レンズにおける「ひけ」の発生、「白濁ライン」等の不
具合の発生を未然に防止することが可能となる。
ンズ５（５Ａ，５Ｂ）は図８に示すように、その周縁部
の一部或いは複数箇所にゲートＧを有する金型から破線
のように樹脂を注入しながら樹脂成形して製造を行う
が、図４に示したように凸状魚眼レンズ１１と凹状魚眼
レンズ１２とが列方向に１／２ピッチずれていることに
より、両ステップの縁部における段差寸法ｈ（図４
（ｃ），（ｄ））が小さくでき、樹脂成形時における金
型内での樹脂の流れをスムーズなものとし、成形された
レンズにおける「ひけ」の発生、「白濁ライン」等の不
具合の発生を未然に防止することが可能となる。
【００２７】特に、前記したように、凸状魚眼ステップ
１１と凹状魚眼ステップ１２の境界部に段差部１５を設
ける場合、図９に示した構成のステップでは、図９
（ｃ），（ｄ）に示したように、所要の段差部を得よう
とすると、両ステップの高さの差Ｈがこの段差部に相当
する分だけさらに大きな値とされるが、本発明のように
両ステップのピッチを１／２ピッチずらした場合には、
両ステップ間に所要の寸法の段差部１５を形成した場合
でも、両ステップの高さの差が大きくなることが抑制で
き、前記した樹脂成形に際して極めて有利なものとな
る。
１１と凹状魚眼ステップ１２の境界部に段差部１５を設
ける場合、図９に示した構成のステップでは、図９
（ｃ），（ｄ）に示したように、所要の段差部を得よう
とすると、両ステップの高さの差Ｈがこの段差部に相当
する分だけさらに大きな値とされるが、本発明のように
両ステップのピッチを１／２ピッチずらした場合には、
両ステップ間に所要の寸法の段差部１５を形成した場合
でも、両ステップの高さの差が大きくなることが抑制で
き、前記した樹脂成形に際して極めて有利なものとな
る。
【００２８】なお、以上の説明では本発明を自動車のタ
ーンシグナルランプ及びテール＆ストップランプに適用
した例を示しているが、テールランプやその他ガーニッ
シュ等のレンズにおいても同様のレンズステップの構造
を適用することで、その外観上の見栄えを高めることが
できる。
ーンシグナルランプ及びテール＆ストップランプに適用
した例を示しているが、テールランプやその他ガーニッ
シュ等のレンズにおいても同様のレンズステップの構造
を適用することで、その外観上の見栄えを高めることが
できる。
【００２９】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、灯具のレ
ンズの内面に、凸状魚眼ステップと凹状魚眼ステップと
を行方向に配列して両ステップ間に段差部を設け、かつ
両ステップを列方向に半ピッチずらしているので、各ス
テップにより形成される光学像をレンズ面の前後方向、
即ち灯具の前後方向に相違させて光学像に奥行き深さを
生じさせ、レンズの立体感を高めて灯具の外観上の見栄
えを向上することが可能になる。
ンズの内面に、凸状魚眼ステップと凹状魚眼ステップと
を行方向に配列して両ステップ間に段差部を設け、かつ
両ステップを列方向に半ピッチずらしているので、各ス
テップにより形成される光学像をレンズ面の前後方向、
即ち灯具の前後方向に相違させて光学像に奥行き深さを
生じさせ、レンズの立体感を高めて灯具の外観上の見栄
えを向上することが可能になる。
【００３０】また、凸状魚眼ステップと凹状魚眼ステッ
プの境界部に設けた段差部によって両ステップ間に明瞭
なラインを構成でき、このラインがアクセントとなって
灯具の見栄えを更に向上することができる。
プの境界部に設けた段差部によって両ステップ間に明瞭
なラインを構成でき、このラインがアクセントとなって
灯具の見栄えを更に向上することができる。
【００３１】更に、両ステップを半ピッチずらして配列
することで、両ステップ間に所要寸法の段差部を確保す
る一方で、両ステップ間の境界部に生じる段差寸法の増
大を抑制し、レンズを樹脂成形する際の樹脂の流れをス
ムーズなものとし、高品質のレンズの製造が可能とな
る。
することで、両ステップ間に所要寸法の段差部を確保す
る一方で、両ステップ間の境界部に生じる段差寸法の増
大を抑制し、レンズを樹脂成形する際の樹脂の流れをス
ムーズなものとし、高品質のレンズの製造が可能とな
る。
【００３２】この場合、それぞれ列方向に配列形成され
た凸状魚眼ステップと凹状魚眼ステップとがそれぞれ１
列ずつ行方向に配列されることで、列方向に揃った光学
像を行方向に奥行きを持たせて規則性を与えることがで
き、これがデザイン上の一つのアクセントとなり、灯具
の外観を向上することも可能となる。
た凸状魚眼ステップと凹状魚眼ステップとがそれぞれ１
列ずつ行方向に配列されることで、列方向に揃った光学
像を行方向に奥行きを持たせて規則性を与えることがで
き、これがデザイン上の一つのアクセントとなり、灯具
の外観を向上することも可能となる。
【図１】本発明の車両用灯具の一実施例を示し、図３の
ＡＡ線拡大断面図である。
ＡＡ線拡大断面図である。
【図２】図３のＢＢ線拡大断面図である。
【図３】本発明の車両用灯具の一実施例の正面図であ
る。
る。
【図４】図３のＸ部の拡大正面図、そのＣＣ線断面図、
拡大斜視図、及び境界部の縦断面図である。
拡大斜視図、及び境界部の縦断面図である。
【図５】図３のＹ部の拡大正面図、そのＤＤ線断面図、
及び拡大斜視図である。
及び拡大斜視図である。
【図６】ＲＲステップの構成を説明するための図であ
る。
る。
【図７】レンズにおける見栄えを説明するための光学図
である。
である。
【図８】レンズを樹脂成形する状態を示す模式図であ
る。
る。
【図９】考えられるレンズのステップ構造の正面図、そ
のＥＥ線断面図、拡大斜視図、及び境界部の縦断面図で
ある。
のＥＥ線断面図、拡大斜視図、及び境界部の縦断面図で
ある。
１ 灯具ボディ ３ 電球 ４ 反射鏡 ５，５Ａ，５Ｂ レンズ １１ 凸状魚眼ステップ １２ 凹状魚眼ステップ １３ 凹状魚眼ステップ １４ ＲＲステップ（再帰反射ステップ） １５〜１７ 段差部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平７−41830（ＪＰ，Ｕ) 実開 平７−41832（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F21S 8/10
Claims (2)
- 【請求項１】 灯具ボディと、この灯具ボディの前面開
口に取着されるレンズと、前記灯具ボディとレンズとで
画成される灯室内に設置される光源とを備え、前記光源
から射出された光を前記レンズを通して外部に照射する
ようにした車両用灯具において、前記レンズの内面に凸
状魚眼ステップと凹状魚眼ステップとを行方向に配列
し、両ステップの境界部に段差部を設けるとともに、両
ステップを列方向に半ピッチずらしたことを特徴とする
車両用灯具。 - 【請求項２】 それぞれ列方向に配列形成された凸状魚
眼ステップと凹状魚眼ステップとが１列ずつ行方向に配
列される請求項１の車両用灯具。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08625495A JP3174477B2 (ja) | 1995-03-18 | 1995-03-18 | 車両用灯具 |
| US08/614,698 US5836674A (en) | 1995-03-18 | 1996-03-13 | Lens structure for lamps |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08625495A JP3174477B2 (ja) | 1995-03-18 | 1995-03-18 | 車両用灯具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08255501A JPH08255501A (ja) | 1996-10-01 |
| JP3174477B2 true JP3174477B2 (ja) | 2001-06-11 |
Family
ID=13881690
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08625495A Expired - Fee Related JP3174477B2 (ja) | 1995-03-18 | 1995-03-18 | 車両用灯具 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5836674A (ja) |
| JP (1) | JP3174477B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102119920B1 (ko) * | 2013-03-04 | 2020-06-05 | 가부시키가이샤 코스모 라이프 | 워터 서버 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB9807169D0 (en) * | 1998-04-03 | 1998-06-03 | Astec Europ | Trap for catching insects |
| JP3124959B2 (ja) * | 1998-09-18 | 2001-01-15 | スタンレー電気株式会社 | 二重焦点レンズを具備する車両用灯具 |
| JP3967032B2 (ja) | 1999-03-10 | 2007-08-29 | 株式会社小糸製作所 | 車両用灯具の製造方法 |
| JP3908428B2 (ja) | 2000-01-06 | 2007-04-25 | 株式会社小糸製作所 | 車両用標識灯 |
| JP4000267B2 (ja) * | 2002-03-12 | 2007-10-31 | 株式会社小糸製作所 | 車輌用灯具の前面カバー及び車輌用灯具の前面カバー成形用金型 |
| US7364314B2 (en) * | 2002-05-15 | 2008-04-29 | Reflexite Corporation | Optical structures |
| US8070303B2 (en) * | 2002-08-08 | 2011-12-06 | Reflexite Corporation | Optical structures including polyurea |
| US20080037257A1 (en) * | 2002-12-11 | 2008-02-14 | Charles Bolta | Light emitting diode (L.E.D.) lighting fixtures with emergency back-up and scotopic enhancement |
| US7229192B2 (en) * | 2004-06-18 | 2007-06-12 | Acuity Brands, Inc. | Light fixture and lens assembly for same |
| KR20040101970A (ko) * | 2004-11-11 | 2004-12-03 | 이재천 | 광분할 투광판을 이용한 조명장치 |
| US7311419B2 (en) * | 2005-04-01 | 2007-12-25 | Bayco Products, Ltd. | Illumination apparatus for a fluorescent task lamp |
| JP2007048775A (ja) * | 2005-08-05 | 2007-02-22 | Koito Mfg Co Ltd | 発光ダイオードおよび車両用灯具 |
| US20100053981A1 (en) * | 2008-09-02 | 2010-03-04 | Pin-Han Chuang | Light distribution board having multiple light gratings each with many arciform lenses |
| CN101818872B (zh) * | 2009-02-26 | 2012-07-25 | 富士迈半导体精密工业（上海）有限公司 | 照明装置 |
| DE102009020593B4 (de) * | 2009-05-09 | 2017-08-17 | Automotive Lighting Reutlingen Gmbh | Zur Erzeugung einer definierten Overhead-Beleuchtung eingerichteter Fahrzeugscheinwerfer |
| WO2014045168A1 (en) * | 2012-09-20 | 2014-03-27 | Koninklijke Philips N.V. | Optical device, lens, lighting device, system and method |
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| DE102014218540B4 (de) * | 2014-09-16 | 2023-04-20 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Fahrzeugleuchte und Verfahren zum Bereitstellen einer Lichtfunktion mittels einer Fahrzeugleuchte |
| CN104680947A (zh) * | 2015-02-15 | 2015-06-03 | 北京环宇蓝博科技有限公司 | Led屏幕消除莫尔条纹并提高填充系数的装置及方法 |
| EP3057082B1 (en) | 2015-02-15 | 2019-10-09 | Beijing Universal Lanbo Technology Co., Ltd. | Led display screen covers and led displays |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US1322776A (en) * | 1919-11-25 | And frederick p | ||
| DE3840313A1 (de) * | 1988-11-30 | 1990-05-31 | Progress Kunststoff Gmbh | Zweiradscheinwerfer |
| GB2278669A (en) * | 1993-05-13 | 1994-12-07 | Nissan Europ Tech Centre | Light transmitter/reflector for vehicle tail lamp |
-
1995
- 1995-03-18 JP JP08625495A patent/JP3174477B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-03-13 US US08/614,698 patent/US5836674A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102119920B1 (ko) * | 2013-03-04 | 2020-06-05 | 가부시키가이샤 코스모 라이프 | 워터 서버 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5836674A (en) | 1998-11-17 |
| JPH08255501A (ja) | 1996-10-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |