JP3173695U - グリーンカーテン用組立体キット及び組立体 - Google Patents

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Abstract

【課題】倒伏に対する安定性に優れ、組立ても容易なグリーンカーテン用組立体キット及び組立体を提供する。
【解決手段】グリーンカーテン用組立体キット及び組立体11は、平面上に置かれる2つの植木用容器12と、各植木用容器から上方に延びる縦支柱17と、縦支柱間に張られるネット21とを備える。少なくとも一方の植木用容器は、少なくとも一部が平面の上方に位置する底壁と、上記少なくとも一部に形成された支柱挿通孔とを含む。少なくとも一方の植木用容器と関連する縦支柱は、支柱挿通孔に挿通されて平面上に垂直に起立される。組立体キット及び組立体は、関連する縦支柱を平面上で起立状態に支持する支柱支持装置をも備える。各植木用容器は、投入される栽培土25と共にグリーンカーテン用組立体の重石を構成し、少なくとも一方の植木用容器に投入される栽培土は、関連する縦支柱の周りを埋めてこれを起立状態にさらに支持する。
【選択図】図1

Description

本考案は、グリーンカーテン用組立体キット及びグリーンカーテン用組立体に関する。
住居の窓面の外側にネット等を介して育成されるいわゆるグリーンカーテンは、夏場等に、つる性の植物の枝や葉や花によって強い日差しを遮り、居住者に快適な緑陰を提供する。特に、午後に強い日差しが照りつける西向きの部屋では、遮光、遮熱をもたらすグリーンカーテンに対する要望は大きい。実際、夏の暑い日に、葉の形をした陰が室内の床の上で揺れるのを眺めるのは、それだけで涼味を喚起するものである。また、近年、都市部では、ヒートアイランド現象とも相俟って、夏期の暑熱は相当なものであり、クーラーは必需品となっているが、グリーンカーテンによってクーラーの稼動率を抑え、消費電力を低減させることに対する期待も大きい。グリーンカーテンによって、直射日光からパソコン等の電子機器を保護することもできる。グリーンカーテンによって野菜を育てることもできる。グリーンカーテンを室内の目隠しに利用することもできる。しかしながら、窓面の外側が、ネット等を設置するのに適した構造となっていない場合も多い。例えば、マンションのベランダ等である。通常、マンションのベランダ等には、くい打ちをしたり、ネット用の留め具を取付けたりするのに適当な個所がない。
そこで、マンションのベランダ等にも設置でき、窓の外側を緑化できる構造体が提案されている(特許文献1)。この構造体によって、ベランダ等にもグリーンカーテンを育成することができる。
実用新案登録第3115699号公報
しかし、従来の構造体は、横長の重石の上に横長のプランタを載せ、それらの左右両端にネットを張るための支柱を取付ける構造となっているため、安定性、特に前後方向の安定性の観点から改善の余地がある。また、部品点数も多く組立てが必ずしも容易ではないという問題がある。
本考案は、上述の問題点を解決するものであり、安定性に優れ、部品点数が少なくて組立ても容易なグリーンカーテン用組立体キット及び組立体を提供するものである。
かかる目的を達成するため、本考案の1つの態様によれば、グリーンカーテン用組立体キットであって、グリーンカーテン用組立体の組立て時、平面上に置かれる2つの植木用容器と、各植木用容器から上方に延びる縦支柱と、縦支柱間に張られるネットとを備え、少なくとも一方の植木用容器は、少なくとも一部が上記平面の上方に位置する底壁と、上記少なくとも一部に形成された支柱挿通孔とを含み、上記少なくとも一方の植木用容器と関連する縦支柱は、上記支柱挿通孔に挿通されて上記平面上に垂直に起立され、グリーンカーテン用組立体キットは、さらに、上記関連する縦支柱を上記平面上に起立された状態に支持する支柱支持装置を備え、各植木用容器は、各植木用容器に投入される栽培土と共にグリーンカーテン用組立体の重石を構成し、上記少なくとも一方の植木用容器に投入される栽培土は、上記関連する縦支柱の周りを埋めてこれを起立された状態にさらに支持する、グリーンカーテン用組立体キットが提供される。
本考案の別の態様によれば、グリーンカーテン用組立体であって、平面上に置かれる2つの植木用容器と、各植木用容器から上方に延びる縦支柱と、縦支柱間に張られるネットとを備え、少なくとも一方の植木用容器は、少なくとも一部が上記平面の上方に位置する底壁と、上記少なくとも一部に形成された支柱挿通孔とを含み、上記少なくとも一方の植木用容器と関連する縦支柱は、上記支柱挿通孔に挿通されて上記平面上に垂直に起立され、グリーンカーテン用組立体は、さらに、上記関連する縦支柱を上記平面上に起立された状態に支持する支柱支持装置を備え、各植木用容器は、各植木用容器に投入される栽培土と共にグリーンカーテン用組立体の重石を構成し、上記少なくとも一方の植木用容器に投入される栽培土は、上記関連する縦支柱の周りを埋めてこれを起立された状態にさらに支持する、グリーンカーテン用組立体が提供される。
本考案によれば、2つの別個の植木用容器を用いるので、1つのプランタを用いる場合と比べ、製造や運搬に特に不都合をきたすことなく、比較的大型で容積の大きい、しかも安定性に優れた円形等の植木用容器をグリーンカーテン用組立体の基礎となる重石として使用することができる。また、円形等の植木用容器のほかに、縦長に配置されたプランタのような植木用容器を使用することもできるので、前後方向を含むグリーンカーテン用組立体の安定性を確保することができる。部品点数も少なく、組立ても容易である。
本考案の実施の形態に係るグリーンカーテン用組立体の全体図である。 本考案の実施の形態に係る支柱支持装置を備えた植木鉢の一部切欠き図である。 本考案の実施の形態に係る縦支柱の一部を示す図である。 本考案の実施の形態に係る上部支持具を示す図である。 本考案の実施の形態に係る上部支持具の変形例を示す図である。 本考案の実施の形態に係る支柱支持装置を備えた植木鉢の縦断面図である。 本考案の実施の形態に係る支柱支持装置を備えた植木鉢の底壁の上面図である。 縦支柱の第1の縦支柱に下側横支柱を連結するために使用することができる固定具の一例を示す図である。 第1の縦支柱に第2の縦支柱を高さ調節可能に連結するために使用することができる固定具の一例を示す図である。 第2の縦支柱に第3の縦支柱を上側横支柱を介して角度調節可能に連結するために使用することができる固定具の一例を示す図である。 第3の縦支柱に傾斜部横支柱を連結するために使用することができる固定具の一例を示す図である。 各横支柱の第1の横支柱に第2の横支柱を長さ調節可能に連結するために使用することができる固定具の一例を示す図である。 ネット用枠体にネットを張架するために使用することができる留め具の一例を示す図である。 ネット用枠体にネットを張架するために使用することができる留め具の別の例を示す図である。 ネット用枠体にネットを張架するために使用することができる留め具のさらに別の例を示す図である。 本考案の実施の形態に係る支柱支持装置に支持された縦支柱の周方向位置と、ネットが植木鉢の上端開口の上方を横切る位置との関係を示す図であり、縦支柱が最外方に位置するときの図である。 本考案の実施の形態に係る支柱支持装置に支持された縦支柱の周方向位置と、ネットが植木鉢の上端開口の上方を横切る位置との関係を示す図であり、縦支柱が約45度後方に位置するときの図である。 本考案の実施の形態に係る支柱支持装置に支持された縦支柱の周方向位置と、ネットが植木鉢の上端開口の上方を横切る位置との関係を示す図であり、縦支柱が最後方に位置するときの図である。 本考案の別の実施の形態に係る上部支持具を示す図である。 本考案に係る支柱支持装置を備えた植木鉢と組合せて使用することもできる、別考案に係る支柱支持装置を備えた植木鉢の一例を示す図である。
以下、図面を参照して、本考案に係る実施の形態を説明する。なお、本書において、左右又は左右方向とは、グリーンカーテン用組立体の正面に向かって左右の方向をいい、前後又は前後方向とは、グリーンカーテン用組立体の正面に向かって手前側及び後側の方向をいう。
図1において、グリーンカーテン用組立体11は、地面、露台面、ベランダの床面等の平面上に左右に並べられる2つの植木鉢12、12と、植木鉢の上方に位置するネット用枠体13と、ネット用枠体に張架されるネット21とを備える。2つの植木鉢12、12の間には、1つ又は複数の別の植木鉢又はプランタを配置することができ、図示の例では2つのプランタ23、23が配置されている。各植木鉢12とプランタ23とには、栽培土25が投入され、朝顔やゴーヤ等のつる性の植物が植栽される。つる性の植物がやがて成長し、ネット用枠体13に張られたネット21を伝って上方に延び、ネットの全面を覆うように繁茂すると、その枝葉や花や実によって、遮光や遮熱をもたらすグリーンカーテンが形成される。栽培土25は、グリーンカーテン用組立体11の組立て時、植木鉢12、12に投入され、植木鉢と共にグリーンカーテン用組立体の基礎となる重石を構成する。図中、24、24・・・は、プランタ23、23に生けられた植物のための支柱である。植木鉢12、12には、そのような支柱を設けていない。ネット用枠体13を構成する縦支柱17、17が同様の役割を果たし得ることを考慮したためであるが、もちろん設けてもよい。なお、グリーンカーテン用組立体は、台風の到来時等には強い風にも曝されるので、そのような風にも倒伏しない安定性が求められる。
図2〜7を参照すると、各植木鉢12は、断面円形の側壁26と、側壁の下端に位置する底壁28とを有する。側壁26は、下方に行くにつれて小さくなる径を有している。底壁28は、全体として断面台形であり、中央に一段高く位置する第1の底壁28aと、側壁26の下端から横方向内方に延びる第2の底壁28bと、第1の底壁28aの外周縁と第2の底壁28bの内周縁とを結ぶ傾斜した第3の底壁28cとを備えている。第1の底壁28aには、底壁28の中心と側壁26との間、図示の例では、底壁28の中心と、左側の側壁26とを結ぶ半径の約1/2のところに、後述する縦支柱17の筒体35を挿通するための円形の支柱挿通孔33が形成されている(図7参照)。底壁28は、さらに、本実施の形態において、第1の底壁28aから直接側壁26まで延びる延長部28dを備えている。この個所では、第3の底壁28cは、延長部28dの各側部29から第2の底壁28bまで周方向外方に傾斜している。延長部28dを設けたのは、第1の底壁28aの下に後述する縦支柱17のフランジ37を、第3及び第2の底壁28c、28bと干渉することなく収容するためであり、延長部28dは、図7に示すように、縦支柱17のフランジ37よりも大きい幅を有している。図6から明らかなように、植木鉢12がベランダの床面等の平面30上に置かれると、第2の底壁28bは平面30と接し、第1の底壁28aは、第3の底壁28cを介して上記平面よりも上方に位置し、平面との間に縦支柱17のフランジ37を収容するための空間31を形成する。なお、底壁28は少なくとも一部が平面30よりも高い位置にあり、その下に縦支柱17のフランジ37を収容できる限り、適宜の形状を有することができ、必ずしも上述のような延長部28dを設ける必要はない。図2中、41、41は取っ手、42、42・・・は水抜き孔、44は排水孔である。
各縦支柱17(第1の縦支柱17a)は、本実施の形態において、上方に延びる断面円形の筒体35と、筒体の下端に設けられた円錐台形のフランジ37とを含む。筒体35は、植木鉢12の底壁28の支柱挿通孔33よりも小さい径を有し、フランジ37は、支柱挿通孔33よりも大きい径を有する。フランジ37は、図6に示すように、フランジ本体37aと、その上面中央に形成された断面円形の凸部37bとを備えている。凸部37bには図示しない外ねじが形成され、筒体35の下端には図示しない内ねじが形成されている。筒体35とフランジ37とは、上記内ねじと外ねじとの螺合によって脱着可能に結合されている。しかしながら、筒体35とフランジ37とを、ねじ以外の方法、例えば圧力ばめにより一体的に固着してもよく、又は一体的に形成してもよい。また、筒体35の下端近傍又はフランジ37に水抜き孔又は溝を形成してもよい。フランジ37は、比較的重量のある材料、例えばステンレス鋼で形成するのが好ましい。フランジ37は、本実施の形態では円錐台形であるが、支柱挿通孔33よりも大きい径又は幅を有し、平面30上に着座して筒体35を支持することができれば、円錐台形以外の適宜の形状とすることもできる。
各縦支柱17は、本実施の形態において、図6に示すように、筒体35が支柱挿通孔33に通され、フランジ37が底壁28の下の空間31内で平面30上に置かれて、垂直に起立される。縦支柱17の前後左右の動きは、底壁28の支柱挿通孔33を規定する部分によって規制され、またその上下の動きは、底壁28と平面30とによって規制される。フランジ37は、縦支柱17が平面30上に、いわば自立的に起立するのを可能にする。そして、このように立設され、植木鉢12、12の上方に延びる2つの縦支柱17、17の間にネット21が張られる。
かかる構成により、グリーンカーテン用組立体11の組立て後において、縦支柱17、17を含むネット用枠体13及びネット21の重量は、直接的には平面30によって負担されることとなる。そのため、後に投入される栽培土と共に重石を構成する植木鉢12、12にかかる上方からの負荷を減少させることができ、グリーンカーテン用組立体11の安定性に寄与することができる。また、各縦支柱17の下端のフランジ37は、植木鉢12、12の最下端と同一平面上に位置するので、このこともグリーンカーテン用組立体11の安定性に資する。さらに、各縦支柱17は、下端のフランジ37によって、平面30上に自立的に起立するので、このことによっても植木鉢12、12にかかる負担を減少させることができ、グリーンカーテン用組立体11の安定性に資することができる。
各植木鉢12内で起立する縦支柱17を、図2からよく分るように、上部支持具45を用いてさらに支持することが好ましい。この場合、縦支柱17は、下端のフランジ37と、植木鉢12内の所定の高さにて縦支柱17を支持する上部支持具45とによって、支持される。
図4からよく分るように、上部支持具45は、金属製の丸棒で作られた円形の大径のリング部46と、大径のリング部46の内側で大径のリング部と同一平面内に位置する、同じく円形の小径のリング部47とを含む。大径のリング部46と小径のリング部47とは、大径のリング部46の一側部(図面左側の側部)寄りに位置する連結部49a、49bを介して溶接等により連結されている。一方の連結部49aは、大径のリング部46と小径のリング部47との間を左右方向に延び、他方の連結部49bは、前後方向に延びている。
上部支持具45は、大径のリング部46が植木鉢12の側壁26の内側面に係止されることによって、植木鉢内の所定の高さ位置に装着される。図2、6を参照すると、大径のリング部46は、植木鉢12の側壁26の内側面上を周方向に延びている。大径のリング部46は、下方に向かって径が小さくなる植木鉢12の所定の高さの内径と一致する外径を有する。そのため、植木鉢12内に上部支持具45を装着するためには、単に植木鉢内に上部支持具45を落し込み、植木鉢の側壁26の上記所定の高さの内側面にこれを係合させればよい。その際、上記所定の高さの内側面に、例えば複数の突起を周方向に等間隔で形成しておき、下方に向けて上部支持具45を、それらの突起を乗越えるように押込み、側壁26の内側面に係止させるようにしてもよい。大径のリング部46の装着時、小径のリング部47は、植木鉢12の底壁28に形成された支柱挿通孔33の上方に位置決めされ、支柱挿通孔33と整列し縦支柱17が挿通される上部支柱挿通孔48を形成する。かかる構成によれば、フランジ37により起立状態に支持された縦支柱17は、底壁28の支柱挿通孔33と、小径のリング部47が形成する上部支柱挿通孔48とに挿通されて、さらにしっかりと起立状態に支持される。
なお、図4に戻って、大径のリング部46は完全な円を描くように連続しているが、この円の、例えば図面右側の一部が欠けていてもよい。別言すれば、植木鉢12の側壁26の内側面に適切に係止される限り、この側壁の内周面の少なくとも一部に沿って延びればよく、必ずしも上記内周面の全体にわたって延びる必要はない。また、図4において、一方の連結部、例えば連結部49bを省略し、1つの連結部49aのみで大径のリング部46と小径のリング部47とを連結するようにしてもよい。また、大径及び小径のリング部46、47を含む上部支持具45を、硬質合成樹脂等から一体的に形成してもよい。また、図5に変形例の上部支持具45’で示すように、1つの丸棒を折り曲げて形成することもできる。上部支持具45’においては、大径のリング部46’と小径のリング部47’と連結部49a’、49b’とは、1つの丸棒を折り曲げて形成されている。図5中、48’は、上部支柱挿通孔であり、50は溶接等による接合部である。上部支持具45は、このように、さまざま方法でさまざまな形状を有するように形成することができる。
上部支持具45を使用した場合、後に投入される栽培土は、上部支持具を覆うように植木鉢12に充填されることが好ましい。栽培土は、各植木鉢12に投入されてグリーンカーテン用組立体11の重石を構成するが、それとともに、底壁28の支柱挿通孔33を通じて上方に延びる縦支柱17の周りを埋めてこれを固定する役割を果たす。また、上部支持具45を使用した場合において、これを埋めるように充填した場合には、上部支持具と、これが支持する縦支柱17とをさらにしっかりと固定する。このことは、台風時等の強い風にも倒伏しない安定したグリーンカーテン用組立体に寄与する。さらに、上部支持具45を埋めてこれを固定することができることから、例えば、植木鉢が全高さにわたって同一の径を有するような場合に、上部支持具45を植木鉢内の所定の高さに固定するのに利用することもできる。具体的には、まず、植木鉢の所定の高さまで栽培土を投入し、その上に上部支持具45を載せ、その後に残りの栽培土を投入することによって、上部支持具を固定することができる。なお、上部支持具45の大径のリング部46は、植木鉢12に装着されると、植木鉢の内側面上を周方向に延びるので、植物を生ける際に、植木鉢の内側に十分な植栽スペースを確保することができる。また、連結部49a、49bは大径のリング部46の一側部に偏って位置するので、植栽の妨げとはならない。
上述の実施の形態では、基本的にはフランジ37によって、またはフランジ37と上部支持具45とによって、縦支柱17を平面30上に起立させ支持した。しかしながら、別の実施の形態において、フランジ37を用いなくても、平面30上に立てられ、底壁28の支柱挿通孔33と、上部支持具45の上部支柱挿通孔48とに挿通された縦支柱17を、起立状態に支持することができる。すなわち、これらの支柱挿通孔33、48に挿通された縦支柱17は、平面30よりも一段高く位置する底壁28の支柱挿通孔33を規定する部分と、上部支持具45の小径のリング部47とによって、上下2点で拘束されるので、フランジ37を用いた場合と同様、しっかりと起立状態に支持されることができる。また、後に投入される栽培土が、縦支柱17の周りを埋めてこれを固定支持することは上述のとおりである。この場合においても、グリーンカーテン用組立体11の組立て後において、縦支柱17、17を含むネット用枠体13及びネット21の重量は、直接的には平面30によって負担されることとなる。また、各縦支柱17の下端は、植木鉢12、12の最下端と同一平面上に位置し、グリーンカーテン用組立体11の安定性に寄与することができる。なお、この場合、各縦支柱17の下端の近くに横方向に突出する突起を設け、縦支柱の支柱挿通孔33からの抜けを防止するようにしてもよい。
ネット用枠体13は、図1から明らかなように、各植木鉢12から上方に延びる縦支柱17と、縦支柱17、17間に架設される下側横支柱18及び上側横支柱19とで構成される本体部15を含む。
各縦支柱17は、上述の、筒体35と筒体の下端に取付けられたフランジ37とを有する第1の縦支柱17aと、第1の縦支柱にスライド可能に挿入される第2の縦支柱17bとを含む。第2の縦支柱17bは、第1の縦支柱17aに突出高さ調節可能に固定される。そのための固定具を含む、ネット用枠体13を組立てるために必要な固定具については、後述する。下側横支柱18は、植木鉢12、12の直ぐ上で第1の縦支柱17a、17aに連結される。上側横支柱19は、第2の縦支柱17b、17bの上端に連結される。下側横支柱18も上側横支柱19も、筒状の第1の横支柱18a、19a(図面右側)と、それぞれの第1の横支柱にスライド可能に挿入され固定される第2の横支柱18b、19b(図面左側)とを備える。第2の横支柱18b、19bは、それぞれ第1の横支柱18a、19aに突出長さ調節可能に固定される。したがって、各縦支柱17及び横支柱18、19は全体として高さ又は長さ調節可能である。
ネット用枠体13は、さらに、傾斜部16を含む。傾斜部16は、各第2の縦支柱17bの上端から前方に傾斜する第3の縦支柱17cと、第3の縦支柱17c、17cの先端に架設される傾斜部横支柱20とで構成される。第3の縦支柱17c、17cの傾斜角度は、後述のように調節可能である。傾斜部16を設けたのは、夏の日差しは高い位置から照りつけるので、ここにもネット21を張り、つる性の植物を繁茂させて、そのような日差しを遮るためである。
なお、ネット用枠体13を構成する各支柱は、アルミニウム製であることが好ましいが、硬質合成樹脂製や、アルミニウム以外の金属製や、その他の材料製であってもよい。また、ネット用枠体13を構成する各支柱の高さや長さや径は、グリーンカーテン用組立体11をその前に設置しようとする窓面の大きさや、重石を構成する植木鉢12、12の大きさ等に応じて適宜決定することができる。
次に、図8〜12を参照して、ネット用枠体13を組立てるために必要な固定具又は固定手段について説明する。なお、これらの固定具は、使用することができる固定具の一例であり、これらに代えて適宜好適な固定具を用いることもできる。また、図1で見て、左側の第1、第2及び第3の縦支柱17a、17b、17cに、下側、上側及び傾斜部横支柱18、19、20を連結する固定具と、右側の第1、第2及び第3の縦支柱17a、17b、17cに、下側、上側及び傾斜部横支柱18、19、20を連結する固定具とは、実質的に同一なので、以下では左側での場合を例にとって説明する。
図8は、第1の縦支柱17aに下側横支柱18(第2の下側横支柱18b)を連結するための固定具を示す。この固定具は、第1の縦支柱17aの周りに固定される第1の環体51と、下側横支柱18の端部に嵌着される第2の環体57とを備える。第1の環体51は、前端にコの字形の横係合部52を有し、後端からは2つの脚部53、53が後方に延びている。各脚部53にはボルト孔54が形成されている。これらの脚部53、53の間は開放されている。第2の環体57は、後端にコの字形の縦係合部58を有する。第2の環体57は閉鎖している。一方、下側横支柱18の端部には、先端に外ねじ60が形成され、外ねじから少し離れた個所には上下一対のストッパー突起61、61が形成されている。第2の環体57は、外ねじ60とストッパー突起61、61との間に嵌着される。62は断面円形の抜け止めキャップであり、下側横支柱18の外ねじ60に対応する内ねじ(図示せず)を有し、また第2の環体57の側面59と当接する側面63を有している。
第1の縦支柱17aに下側横支柱18を連結するには、まず第1の環体51内に脚部53、53の間から第2の環体57を入れ、横係合部52と縦係合部58とを組合せる。その状態で、第1の縦支柱17aに第1の環体51を外挿し、ボルト孔54、54にボルト55を挿通し、蝶ナット56で締付け、固定する。その際、ボルト55を挿入する側のボルト孔54の周りにボルトのヘッドに対応する形状の凹み(図示せず)を設けておくと、蝶ナット56による締付け時にボルトが回転しないので便宜である。そして、第2の環体57に下側横支柱18の端部を、ストッパー突起61、61が第2の環体57の側面に当接するまで挿入する。その後、第2の環体57の反対側に突出した下側横支柱18の端部に抜け止めキャップ62を締付ける。これにより、第1の縦支柱17aに下側横支柱18をしっかりと固定することができる。なお、図中、64は第1の環体51の内側面に形成された向き決め突起であり、第1の縦支柱17aに形成された図示しないくぼみと係合して、第2及び第3の縦支柱17b、17cを含む縦支柱17の向きを定める働きをする。
図9は、第1の縦支柱17aに第2の縦支柱17bを固定するための固定具を示す。第1の縦支柱17aには上端近くに1つの横貫通孔65が形成されている。第2の縦支柱17bには、複数(図示の例では3つ)の横貫通孔66、66・・・が上下方向に一定の間隔で形成されている。第1の縦支柱17aの横貫通孔65に、第2の縦支柱17bのいずれかの横貫通孔66を位置合わせし、それらの位置合わせされた横貫通孔65、66に側方からボルト67を挿通する。そして、反対側に突出したボルトの軸部に蝶ナット68をねじ付け、締付けることにより、第1の縦支柱17aに第2の縦支柱17bを固定することができる。したがって、第1の縦支柱17aの横貫通孔65と位置合わせされる第2の縦支柱17bの横貫通孔66を適宜選択し、ボルト締めすることにより、第2の縦支柱の第1の縦支柱からの突出長さ又は高さを調節することができる。この場合、図8に関連して説明したのと同様に、ボルト67を挿入する側の、第1の縦支柱17aの横貫通孔65の周りに、ボルトのヘッドに対応する凹み(図示せず)を形成しておくと、蝶ナット68による締付け時にボルト67が回転しないので、便宜である。図中、69は、第2の縦支柱17bの表面に上下方向に形成された、横貫通孔66、66・・・の間を結ぶ探り溝であり、この探り溝に第1の縦支柱17aの横貫通孔65に挿入されたボルト67の先端をあてがい、その状態で第2の縦支柱17bをスライドさせると、目的とする横貫通孔66を容易に探り当てることができるので、有利である。なお、雨水が侵入するのを防ぐ目的で、両縦支柱17a、17bの締付け固定後、第1の縦支柱17aの上端で第2の縦支柱17bとの間に防水パテを塗布してもよく、それに加えて、ボルト67と蝶ナット68とをゴムシールを介して締付けるようにしてもよい。
図10は、第2の縦支柱17bに上側横支柱19(第2の上側横支柱19b)を連結するとともに、第3の縦支柱17cを角度調節可能に固定するための固定具を示す。第2の縦支柱17bの上端には、圧力ばめ等により先端具70が固着されている。先端具70は、横幅又は厚み幅の小さい環部71を含み、環部71は、上側横支柱19の端部を挿通するための挿通孔72を有する。環部71の挿通孔72を規定する内周面には、複数(図示の例では3つ)の凹部、具体的には上方、斜め上方及び前方に延びる凹部73、73・・・が形成されている。上側横支柱19の端部には、先端に外ねじ74が形成され、外ねじ74から少し離れた個所にはストッパーリング75が圧力ばめ等により固着されている。ストッパーリング75は、外ねじ74まで延びる突条76を有している。一方、第3の縦支柱17cは基端に圧力ばめ等により固着された基端具77を有する。基端具77は、二股状に形成された2つの、厚み幅の小さい環部78、78を有し、各環部には上側横支柱19の端部を通すための挿通孔79(一方の挿通孔のみ図示)が形成されている。各環部78の挿通孔79を規定する内周面には、基端具77の軸線方向に沿う1つの凹部80が形成されている。81は断面円形の抜け止めキャップであり、上側横支柱19の外ねじ74に対応する内ねじ(図示せず)を有し、また基端具77の側面と当接する側面82を有する。
各支柱17b、19、17cを互いに組付けるには、まず先端具70の環部71の左右両側に基端具77の環部78、78を跨置し、挿通孔72と挿通孔79、79とを整列させ、環部71の選択されたいずれかの凹部73と環部78、78の凹部80、80とを位置合わせする。次いで、これらの挿通孔79、72、79に上側横支柱19の端部を、凹部80、73、80に突条76を順に係合させながら、ストッパー突起75、75が基端具77の側面に当接するまで挿入する。最後に、反対側に突出した上側横支柱19の端部に抜け止めキャップ81を螺合させ、締付ける。これにより、第2の縦支柱17bに上側横支柱19を連結するとともに、第3の縦支柱17cを所望の角度で固定することができる。
図11は、第3の縦支柱17cに傾斜部横支柱20(第2の傾斜部横支柱20b)を連結するための固定具を示す。第3の縦支柱17cは先端に圧力ばめ等により固着された先端具83を有する。先端具83は、厚み幅の小さい環部84を含み、環部84は、傾斜部横支柱20の端部を挿通するための挿通孔85を有する。傾斜部横支柱20の端部には、先端に外ねじ86が形成され、また外ねじ86から少し離れた個所には上下一対のストッパー突起87、87が形成されている。88は断面円形の抜け止めキャップであり、傾斜部横支柱20の外ねじ86に対応する内ねじ(図示せず)を有し、また先端具83の側面と当接する側面を有する。第3の縦支柱17cに傾斜部横支柱20を連結するには、先端具83の挿通孔85に傾斜部横支柱20の端部を、ストッパー突起87、87が環部84に当接するまで挿入する。次いで、反対側に突出した傾斜部横支柱20の端部に抜け止めキャップ88を螺合させ、締付ける。これにより、第3の縦支柱17cの上端に傾斜部横支柱20を容易に固定することができる。
図12は、各横支柱、具体的には下側、上側及び傾斜部横支柱18、19、20(図1)の、図面右側の第1の横支柱18a、19a、20aに左側の第2の横支柱18b、19b、20bを固定するための固定具を示す。これらの横支柱18、19、20は、いずれも構成が実質的に同一なので、以下、下側横支柱18を例にとって説明する。この固定具は、第1の下側横支柱18aの第2の下側横支柱18b側の端部に形成されたボルト孔89と、蝶ボルト90とを含む。ボルト孔89は、雨水の侵入を防ぐため、図示のように、第1の下側横支柱18aの下面側に位置させるのが好ましい。第2の下側横支柱18bは、十分なスライド代を残して、第1の下側横支柱18aに挿入される。第2の下側横支柱18bの第1の下側横支柱18aからの突出長さを決定した後に、ボルト孔89に蝶ボルト90をねじ込んで締付けることにより、第2の下側横支柱18bを容易に第1の下側横支柱18aに固定することができる。または、上述の固定具に代えて、第2の下側横支柱18bに図示しない筒体を外挿しておき、これを第1の下側横支柱18aの端部にて第2の下側横支柱18bとの間に挟入し、固定することもできる。あるいはまた、第1及び第2の下側横支柱18a、18bの間を特に固定しなくても不都合はなく、固定しないことも考えられる。
上述のように構成されるネット用枠体13にネット21が張架される。次に、図13A〜13Cを参照して、ネット用枠体13にネット21を掛止するための、本考案による留め具について説明する。これらの留め具は、いずれを使用してもよく、また併用することもできる。また、これらに代えて別の適宜の手段を用いてネット21を掛止することもできる。
図13Aの留め具91aは、実質的に8の字形であり、1本のワイヤで構成される。ワイヤは、8の字の中央部分で上下に交差し、一方の側(図面左側)に、縦支柱17又は横支柱18、19、20に外挿される大径の輪っか部94を形成し、他方の側(図面右側)に、ネット21の網目を拘束する小径の輪っか部95を形成している。ワイヤの両端部92、92は、小径の輪っか部95の大径の輪っか部94とは反対側で上下に交差し、内方に屈曲している。両端部92、92は、互いに弾性的に接離して、それらの間からネット21の網目が掛脱されるのを可能にする。かかる構成の留め具91aによれば、縦支柱17又は横支柱18、19、20に大径の輪っか部94を挿着した後は、小径の輪っか部95にネット21の網目を掛止することにより、簡単にネットを張ることができる。また、一度小径の輪っか部95に掛止された網目は、自然の力によっては小径の輪っか部95から離脱しがたく、安定してネット21を保持することができる。また、ネット21を取外すときも、留め具91a自体を取外す必要はなく、小径の輪っか部95の両端部92、92の間からネットの網目を抜取ればよい。このように、留め具91aによれば、簡単確実にネット21を張ることができ、取外すこともできる。なお、図示の例において、ワイヤの中央部分での交差と、両端部92、92の交差とは、互いに上下が逆になっている。ネット21の抜け止めをより確実にするためである。
図13Bの留め具91bは、小径の輪っか部95の内方に屈曲する両端部93、93が上下に交差せず、互いに隣接して同一平面内に位置する点で、図13Aの留め具91aと異なる。留め具91bの場合も、上記両端部93、93が、互いに弾性的に接離して、それらの間からネット21の網目が掛脱されるのを可能にする。一度掛止されたネット21の網目が自然の力によっては小径の輪っか部95から離脱しがたいのは、留め具91aの場合と同様である。この留め具91bによっても、簡単確実にネット21を張ることができ、取外すことができる。
図13Cの留め具91cは、大径の輪っか部96と小径の輪っか部97とが、それぞれ別個の第1のワイヤ98と第2のワイヤ99とで構成される点で、図13A、13Bの留め具91a、91bと異なる。留め具91cは、第1のワイヤ98が小径の輪っか部97に通され、その状態で縦支柱17又は横支柱18、19、20の周りに巻かれ、ねじられて、縦支柱又は横支柱に取付けられる。留め具91cの小径の輪っか部97は、図13Aの小径の輪っか部95と同様な形状と機能とを有する。留め具91cは、図13A、13Bの留め具91a、91bでは、大径の輪っか部94を縦支柱17又は横支柱18、19、20の所定の個所に挿着しにくいような場合に、特に有用である。
図13A〜13Cの留め具91a〜91cは、縦支柱17又は横支柱18、19、20に外挿され又は巻きつけられる大径の輪っか部94、96以外に、特に縦又は横支柱に対する係止手段を有していない。しかしながら、留め具91a〜91cは、ネット21の網目を拘束することにより、ネットによって所定の位置に止められる。例えば、縦支柱17と横支柱18(又は19、20)とにより構成される角部において、縦支柱に1つの留め具91を取付け、横支柱に別の留め具91を取付け、これらの2つの留め具に同じ1つの網目を、90度異なる方向から拘束させることにより、これらの留め具は、所定の位置に止まって、ネットを保持することができる。また、これにより、使用される他の留め具91も、縦支柱17又は横支柱18(又は19、20)の中間で、所定の位置に止まって、ネットを保持することができる。
次に、グリーンカーテン用組立体11の組立て手順について説明する。しかしながら、グリーンカーテン用組立体11は、部品点数が少なく、構造も簡潔なことから、以下に例示する手順に限らず、さまざまな手順によって組立てることができる。
まず、事前に、第1の下側横支柱18a、第1の上側横支柱19a、及び第1の傾斜部横支柱20aに、それぞれ第2の下側横支柱18b、第2の上側横支柱19b、及び第2の傾斜部横支柱20bを挿入して、伸縮可能な下側横支柱18、上側横支柱19、及び傾斜部横支柱20を準備しておくとよい。また、これらの各支柱(但し、上側横支柱19を除く。)に必要な数の留め具91を外挿しておくとよい。外挿しておくのは、特に図13A又は13Bの留め具91a、91bである。図13Cの留め具91cは、必要に応じていつでも各支柱に取付けることができる。上側横支柱19に留め具91を挿着しておかないのは、後述するように、特に留め具を用いる必要のない支柱だからである。なお、必要な留め具の数は、適宜選択することができる。また、栽培土を用意しておく。
次いで、窓面の前の、ベランダの床面等の平面上に2つの植木鉢12、12を隔置し、各植木鉢に第1の縦支柱17aを連結する。そのためには、各植木鉢12を横にし、支柱挿通孔33(図2、6)に底壁28の下側から又は上側から、第1の縦支柱17aの筒体35を挿通する。上側から挿通するときは、挿通後に筒体35の下端にフランジ37を螺着する。次いで、各植木鉢12を起こし、上記平面上に第1の縦支柱17aをフランジ37を介して垂直に起立させる。次に、第1の縦支柱17aに上方から、第2の縦支柱17bを挿入し、第2の縦支柱17bの先端具70が第1の縦支柱17aの上端と当接するまで下降させる。すると、先端具70は、目の高さ又は十分手の届く高さに位置することとなり、その後の組付け作業を容易に進めることができる。なお、第1の縦支柱17aには、第2の縦支柱17bの分を含めて必要な数の留め具91を挿着しておくと便宜である。
次に、図10に関連して説明したように、各先端具70に、上側横支柱19と第3の縦支柱17cとを連結する。上述のように、第3の縦支柱17c、17cの傾斜角度はこのときに定められる。次いで、図11に関連して説明したように、各第3の縦支柱17cの先端具83に、傾斜部横支柱20を連結する。このとき、必要であれば脚立を用いる。この段階では、上側横支柱19と傾斜部横支柱20とは、作業中に加えられる力によって容易に長さ調節可能である。次いで、縦支柱17、17間の幅を確認し、適切であれば、そのまま蝶ボルト90(図12)を用いて、第2の上側横支柱19bを第1の上側横支柱19aに、また第2の傾斜部横支柱20bを第1の傾斜部横支柱20aに固定する。上記幅が適切でなければ、一方又は双方の植木鉢12、12を動かして、上側横支柱19及び傾斜部横支柱20の長さを調節し、その後に蝶ボルト90で固定することもできる。これにより、上側横支柱19と傾斜部横支柱20の長さが定められる。次いで、傾斜部横支柱20に予め外挿しておいた留め具91にネット21の上端を掛止し、ネット21が上側横支柱19の後側で垂下るようにする。ネット21が傾斜部横支柱20から上側横支柱19の後側に垂下ることから、上側横支柱19に留め具91を用いてネットを掛止する必要は特にないが、留め具を用いて掛止してもよい。なお、留め具91a、91bを使用することが困難な個所があれば、図13Cの留め具91cを用いればよい。
また、ネット用枠体13の最上部に位置する傾斜部横支柱20にネット21を掛止するには、特に留め具91を用いず、ネット上端の横列の網目に傾斜部横支柱20を順次通して行くようにしてもよい。その場合は、そのようにしてネット21を掛止した傾斜部横支柱20を事前に用意しておくとよい。
次に、各第2の縦支柱17bにネット21を掛止する。そのためには、第2の縦支柱17bに外挿しておいた留め具91(第1の縦支柱17aに第2の縦支柱17bの分も外挿しておいた場合は、第2の縦支柱に引上げられたそれらの留め具91)に、高い位置にある留め具の順に、ネット21の側部の網目を順次掛止して行く。そして、掛止して行きながら、第2の縦支柱17bを徐々に上方に押上げて行く。その際、第1の縦支柱17aの横貫通孔65(図9)にボルト67を挿通し、順次第2の縦支柱17bの横貫通孔66、66・・・に仮止めしながら、ネット21を掛止して行くと便宜である。そして、そのようにして所望の高さまで各第2の縦支柱17bを押上げたら、図9のボルト67と蝶ナット68とにより、第1の縦支柱17aに第2の縦支柱17bを固定する。次いで、各第1の縦支柱17aに予め外挿しておいた留め具91にも、ネット21の側部の網目を順次掛止して行く。次に、図8に関連して説明したように、第1の縦支柱17a、17aに下側横支柱18を連結するとともに、図12に関連して説明したように、第1の下側横支柱18aに第2の下側横支柱18bを蝶ボルト90で固定する。そして、下側横支柱18にも留め具91を介してネット21の下端を止着する。ネット21の左右幅又は上下幅に余る部分があれば、丸めて、隣接する縦支柱17又は下側横支柱18に括りつけておくこともできる。なお、上述のように下側横支柱18を最後に第1の縦支柱17a、17aに連結するのは、作業する足もとの妨げとならないようにするためである。
最後に、2つの植木鉢12、12に栽培土を投入する。これにより、グリーンカーテン用組立体11の基礎部分に重石が形成される。その後、栽培土につる性の植物を生ける。また、植木鉢12、12の間には、1つ又は複数の別の植木鉢又はプランタを配置することができるので、これらの植木鉢又はプランタにも栽培土を投入し、つる性の植物を生けるとよい。
図14A〜14Cは、左側の植木鉢12を例にとって、植木鉢における縦支柱17の周方向位置と、ネット21が植木鉢の上端開口の上方を横切る位置との関係を示す。縦支柱17の周方向位置は、植木鉢12の中心に縦支柱が挿通される支柱挿通孔33(図2、6)を形成した場合を除き、植木鉢を垂直軸の周りで回転させることにより変化する。本実施の形態においては、支柱挿通孔33が、上述のように底壁28の中心と側壁26とを結ぶ半径の約1/2のところに形成されていることから、植木鉢12を回転させることにより、縦支柱17の周方向位置は変化し、それとともに、ネット21が植木鉢の上方を横切る位置も変化する。縦支柱17の周方向位置及びネット21が植木鉢の上方を横切る位置は、グリーンカーテン用組立体11の安定性等の観点から考慮を要する。
図14Aでは、縦支柱17は、植木鉢12の上端開口を前後に二等分する横径d上に位置するように、植木鉢が置かれている。したがって、ネット21も、横径dtに沿って、植木鉢12の前後方向中央にて植木鉢の上方を横切っている。図14Bでは、植木鉢12は、図14Aの場合と比べ、約45度時計方向に回転され、縦支柱17もその分後方に位置している。そのため、ネット21も、約45度後方にずれた位置で植木鉢の上方を横切っている。図14Cでは、植木鉢12は図14Aの場合と比べ約90度回転され、縦支柱17は、植木鉢の上端開口を左右にニ等分する縦径d(図14A)上に位置するようにされている。そのため、ネット21も植木鉢12の後端寄りの位置で植木鉢の上方を横切っている。図14Aのように植木鉢12を配置して縦支柱17、17間にネット21を張架した場合は、倒伏防止の観点からは最大の安定性が得られよう。図14Bの場合は、植木鉢12内の、ネット21の下方前方に、図14Aの場合よりも広い植物の植栽スペースを確保することができる。図14Cの場合は、植木鉢12内の、ネット21の下方前方に、最大の広さの植栽スペースを確保することができる。したがって、グリーンカーテン用組立体11が設置される環境や、植木鉢12、12の大きさや、ネット21(及びネット用枠体13)の重量等を考慮し、最適な縦支柱17の周方向位置を決定して、グリーンカーテン用組立体11を組立てるとよい。
図15は、植木鉢12内の所定の高さにて縦支柱17を支持する別の実施の形態に係る上部支持具101を示す。上部支持具101は、一本の金属の丸棒を曲折して作られており、リング部103と、上述の実施の形態の大径のリング部46に代わる縦長のフック部104と、リング部とフック部の下端とを繋ぐ連結部105、105とを備える。フック部104は、側面視でコの字形であり、二条になって平行に延びる丸棒が二つ折りに曲げられて形成される。フック部104は、植木鉢12の側壁26に上方から嵌め込まれて固定される。側壁26に嵌め込まれて固定されると、丸棒のフック部104を構成する部分は、側壁の内側面及び外側面に沿って下方に延びる。植木鉢12は、本実施の形態においても、下方に向かうにつれて小さくなる径を有するので、丸棒のフック部104を構成する部分も下方に行くにつれて、植木鉢の中心により近づく方向に傾斜する。連結部105、105は左右方向に水平に延びる。そのため、丸棒のフック部104を構成する部分と連結部105、105との間の角度は、90度よりも大きい。上部支持具101の植木鉢12への装着時、リング部103が形成する上部支柱挿通孔106は、底壁28の支柱挿通孔33(図2、6)の上方でこれと整列するように位置決めされる。本実施の形態においても、縦支柱17は、底壁28の支柱挿通孔33とリング部103の上部支柱挿通孔106とに通され、平面30(図6)上に垂直に起立される。後に投入される栽培土は、リング部103を埋めるように充填されることが好ましい。一本の丸棒の両端部は、フック部104の、植木鉢12の外側に位置する部分の下端の接合部107にて溶接等により接合されている。上部支持具101は、上述の実施の形態の上部支持具45と同様、金属に限らず、硬質合成樹脂又はその他の材料から形成することもできる。
上述の各実施の形態では、植木鉢12を断面円形としたが、正方形や多角形やその他の形状であってもよい。また、植木鉢12は、下方に向かって径が小さくなるものに限らず、上方に向かって径が小さくなっても、全高さにわたって同一の径を有しても、又はたる型等の植木鉢であってもよい。あるいは、長方形や楕円形等のプランタであってもよい。これらのプランタでも、例えば縦向きに配置することにより、本考案によるグリーンカーテン用組立体に適した植木用容器とすることができる。植木鉢12は、合成樹脂製であっても、素焼きや陶器製であっても、木製であっても、又は金属製等であってもよい。なお、本書において植木用容器とは、植木鉢とプランタとを含む意味で使用されている。
上述の各実施の形態では、底壁28(第1の底壁28a)に形成される支柱挿通孔33の位置を、底壁28の中心と側壁26とを結ぶ半径の約1/2のところとしたが、支柱挿通孔33の位置は、これに限定されず、底壁の中心と側壁との間のいずれの位置であってもよい。底壁28の中心であってもよく、または側壁26に隣接させてもよい。特に、縦支柱17の下端にフランジ37を設けない実施の形態では、側壁26に隣接させやすいであろう。なお、支柱挿通孔33を形成する位置によって、上部支持具45、101の連結部49a、49b、105の長さを変えることが必要となる。場合によっては、連結部49a、49b、105を省略し、大径のリング部46と小径のリング部47とを、又はリング部103とフック部104とを直接連結してもよい。
上述の各実施の形態では、ネット用枠体13に傾斜部16を含ませているが、これを省略することもできる。その場合は、上側横支柱19に留め具91(図13A〜13C)を介してネット21を掛止するか、又はネットの上端の網目に上側横支柱19を順次通してネットを掛止する。また、傾斜部16のみならず、上側横支柱19と下側横支柱18とを省略することもできる。その場合は、2つの縦支柱17(17a、17b)、17(17a、17b)間に直接ネット21を張ることとなる。あるいは、傾斜部横支柱20(傾斜部16を省略しない場合)、上側横支柱19、及び下側横支柱18に代えて、縦支柱17、17の間に紐状物を架渡し、これを介してネット21を張るようにすることもできる。しかしながら、横支柱18、19、20の中で最も植木鉢12、12に近接して配置される下側横支柱18は、第1の縦支柱17a、17aに連結された後は、ネット21が張られる縦支柱17、17間の距離を規定するとともに、栽培土投入後にグリーンカーテン用組立体11の重石を構成する2つの植木鉢を一体化し、これによってグリーンカーテン用組立体11の安定性を増進する役割を果たすことから、省略しないことが好ましい。
上述の各実施の形態では、1つのグリーンカーテン用組立体11において、いずれも本考案による2つの植木鉢12、12及び支柱支持装置37、45、101を用いて縦支柱17、17を支持した。しかしながら、本考案に係る植木用容器及び支柱支持装置と、そうではない植木用容器及び支柱支持装置とを用いて、1つのグリーンカーテン用組立体の2つの縦支柱を支持するようにすることもできる。例えば、図16に示すような本考案によらない支柱支持装置を備えた植木鉢111を、本考案による植木鉢及び支柱支持装置と組合せて用い、2つの縦支柱を支持するようにすることもできる。
図16を参照すると、植木鉢111は、縦支柱17を支持するための2つの支持具115、115を備えている。各支持具115は、植木鉢111の側壁112から外方に突出する、上面視で半楕円の膨出部116を含む。膨出部116、116は、植木鉢111の側壁112と一体的に形成され、上方の膨出部116は、植木鉢の上端近くに位置し、下方の膨出部116は、植木鉢の下端近くの、平面30(図6参照)から一定の高さのところに位置している。上方及び下方の膨出部116、116は、それぞれ互いに整列された支柱挿通孔117、117を有している。縦支柱17は、筒体35がこれらの支柱挿通孔117、117に挿通され、フランジ37が下方の膨出部116と、平面30との間に位置付けられて、上記平面上に起立される。このような植木鉢111を本考案による支柱支持装置を用いた植木鉢12と組合せて、グリーンカーテン用組立体の2つの縦支柱を支持するようにすることもできる。なお、植木鉢111は、全高さにわたって同一径を有する円形の植木鉢として示されている。113は植木鉢111の底壁である。
本考案の好ましい実施の形態を図示し説明したが、これらは単に例示であり、本考案の範囲を限定するものではない。本書の記載から、本考案の精神及び範囲を逸脱することなく多くの変形例や改変例や置換例等が可能であるが、これらの変形例や改変例や置換例等は本考案の保護の範囲に含まれるものと解釈されるべきである。
本考案のグリーンカーテン用組立体キット及び組立体は、2つの別個の植木用容器を用いるので、1つのプランタを用いる場合と比べ、製造や運搬に特に不都合をきたすことなく、比較的大型の、しかも安定性に優れた円形等の植木用容器を使用することができる。また、縦長に配置されたプランタのような植木用容器を使用することもできる。そのため、前後方向を含むグリーンカーテン用組立体の安定性を確保することができる。部品点数が少なく、組立ても容易である。
11 グリーンカーテン用組立体
12 植木鉢
13 ネット用枠体
15 本体部
16 傾斜部
17 縦支柱
18 下側横支柱
19 上側横支柱
20 傾斜部横支柱
21 ネット
23 プランタ
25 栽培土
26 植木鉢の側壁
28 植木鉢の底壁
30 平面
33 支柱挿通孔
35 筒体
37 フランジ
45 上部支持具
46 大径のリング部
47 小径のリング部
48 上部支柱挿通孔
101 上部支持具
103 リング部
104 フック部
106 上部支柱挿通孔

Claims (10)

  1. グリーンカーテン用組立体キットであって、
    グリーンカーテン用組立体の組立て時、平面上に置かれる2つの植木用容器と、
    各植木用容器から上方に延びる縦支柱と、
    縦支柱間に張られるネットとを備え、
    少なくとも一方の植木用容器は、少なくとも一部が前記平面の上方に位置する底壁と、前記少なくとも一部に形成された支柱挿通孔とを含み、
    前記少なくとも一方の植木用容器と関連する縦支柱は、前記支柱挿通孔に挿通されて前記平面上に垂直に起立され、
    グリーンカーテン用組立体キットは、さらに、前記関連する縦支柱を前記平面上に起立された状態に支持する支柱支持装置を備え、
    各植木用容器は、各植木用容器に投入される栽培土と共にグリーンカーテン用組立体の重石を構成し、前記少なくとも一方の植木用容器に投入される栽培土は、前記関連する縦支柱の周りを埋めてこれを起立された状態にさらに支持する、グリーンカーテン用組立体キット。
  2. 前記支柱支持装置は、前記関連する縦支柱の下端に設けられたフランジを備え、前記フランジは、前記支柱挿通孔よりも大きい径又は幅を有し、前記底壁の下の、前記平面上に位置付けられて、前記関連する縦支柱を起立された状態に支持する、請求項1に記載のグリーンカーテン用組立体キット。
  3. 前記支柱支持装置は、前記少なくとも一方の植木用容器に装着される上部支持具を備え、前記上部支持具は、前記少なくとも一方の植木用容器内の所定の高さに、前記支柱挿通孔と整列する上部支柱挿通孔を形成し、前記支柱挿通孔と前記上部支柱挿通孔とに挿通された縦支柱を起立された状態に支持する、請求項1に記載のグリーンカーテン用組立体キット。
  4. 前記支柱支持装置は、前記関連する縦支柱の下端に設けられたフランジと、前記少なくとも一方の植木用容器に装着される上部支持具とを備え、前記フランジは、前記支柱挿通孔よりも大きい径又は幅を有し、前記底壁の下の、前記平面上に位置付けられて、前記関連する縦支柱を起立された状態に支持し、前記上部支持具は、前記少なくとも一方の植木用容器内の所定の高さに、前記支柱挿通孔と整列する上部支柱挿通孔を形成し、前記支柱挿通孔と前記上部支柱挿通孔とに挿通された縦支柱を起立された状態に支持する、請求項1に記載のグリーンカーテン用組立体キット。
  5. 前記上部支持具は、前記少なくとも一方の植木用容器の内側面の少なくとも一部上を周方向に延びる大径のリング部と、前記大径のリング部の内側に位置し前記大径のリング部と連結される小径のリング部とを備え、前記大径のリング部は前記内側面に係合され、前記小径のリング部は前記上部支柱挿通孔を形成する、請求項3又は4に記載のグリーンカーテン用組立体キット。
  6. 2つの植木用容器の間には、1つ又は複数の別の植木用容器を配置することができる、請求項1に記載のグリーンカーテン用組立体キット。
  7. 2つの植木用容器の直ぐ上で2つの縦支柱を連結する下側横支柱をさらに備え、前記下側横支柱は、栽培土と共に重石を構成する2つの植木用容器を縦支柱を介して一体的に結合する、請求項1に記載のグリーンカーテン用組立体キット。
  8. ネットが張られる縦支柱間の距離は、前記平面上で一方の又は各植木用容器を他方の植木用容器に対して移動させることにより変更可能である、請求項1に記載のグリーンカーテン用組立体キット。
  9. 前記少なくとも一方の植木用容器を垂直軸の周りで回転させて、前記支柱挿通孔及びこれに挿通される前記縦支柱の周方向位置を変えることにより、ネットが植木用容器の上端開口の上方を横切る位置を変更可能である、請求項1に記載のグリーンカーテン用組立体キット。
  10. グリーンカーテン用組立体であって、
    平面上に置かれる2つの植木用容器と、
    各植木用容器から上方に延びる縦支柱と、
    縦支柱間に張られるネットとを備え、
    少なくとも一方の植木用容器は、少なくとも一部が前記平面の上方に位置する底壁と、前記少なくとも一部に形成された支柱挿通孔とを含み、
    前記少なくとも一方の植木用容器と関連する縦支柱は、前記支柱挿通孔に挿通されて前記平面上に垂直に起立され、
    グリーンカーテン用組立体は、さらに、前記関連する縦支柱を前記平面上に起立された状態に支持する支柱支持装置を備え、
    各植木用容器は、各植木用容器に投入される栽培土と共にグリーンカーテン用組立体の重石を構成し、前記少なくとも一方の植木用容器に投入される栽培土は、前記関連する縦支柱の周りを埋めてこれを起立された状態にさらに支持する、グリーンカーテン用組立体。
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