JP3172851U - 定規型ゲーム器 - Google Patents

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【課題】通常的に学校で使用できる定規としての機能を有する文具でありながら、昼休みや学校終了後に電子ゲーム機器としてプレイすることができる趣向性の高い定規型ゲーム器を提供する。
【解決手段】定規型ゲーム器10は、1つの辺11aに沿って長さ計測用目盛12が記された定規状ケース11と、当該ケースの内部に設けられ、処理制御部と記憶部と複数のLED22と操作入力部と電池を備えた回路基板21と、当該ケースの辺に沿って長さ計測用目盛12の例えばセンチ用数値目盛の各々に対応して複数のLEDの各々が例えば一列状に配置される配置構造とを備えるように構成される。
【選択図】図1

Description

本考案は定規型ゲーム器に関し、特に、定規の文具としての機能を有し、さらに1人でまたは対戦型でプレイすることができる定規型ゲーム器に関するものである。
通常、小学校の学童(または児童)は、算数等の勉強で、長さの概念を学ぶため定規等の文具を利用する。長さを計測する定規は、通常、フラットなプラスチック板をその平面形状が長方形になるように形成し、その1つの長辺に沿って目盛を記して定規としている。長さを計測する定規の目盛については、通常、例えば15cm程の長さであり、1cmの間隔でセンチ用数値目盛が記され、さらにその各1cmの幅の中に9個のミリ用目盛が記されている。ミリ用目盛では相対的に短い寸法の線分が1ミリ間隔で記されており、センチ用目盛では相対的に長い寸法の線分が1cm間隔で記され、さらに数値が表記されている。
文具である定規に対して電子機器とLEDとを組み合わせて構成された定規型のゲーム器は、従来、存在していない。他方、定規とLEDと組み合わせた構成として特許文献1に開示される定規が存在する。この定規では、LEDは、暗い場所でも定規の目盛が目視できるようにするための照明手段として機能している。
登録実用新案第3155626号公報
学校の算数授業で使用する定規は学童は文具として常に携帯するものである。他方、近年、学童はマイコンを利用した携帯用電子ゲーム機器に非常に慣れ親しんでいる。そこで、上記定規に対して携帯用の電子ゲーム機器の機能を組み込むことにより、学習意欲を高めかつ極めて趣向の高い定規玩具を提供することが望まれる。
本考案の目的は、上記の課題に鑑み、通常的に学校で使用できる定規としての機能を有する文具でありながら、昼休みや学校終了後に電子ゲーム機器としてプレイすることができる趣向性の高い定規型ゲーム器を提供することにある。
本考案に係る定規型ゲーム器は、上記の目的を達成するため、次のように構成される。
第1の定規型ゲーム器(請求項1に対応)は、
少なくとも1つの辺に沿って計測用目盛が記された定規状ケースと、
定規状ケースの内部に設けられ、処理制御部と記憶部と複数のLEDと操作入力部と電池を備えた回路基板と、
定規状ケースの計測用目盛に対応して複数のLEDの各々が配列された発光素子配置構造と、
を備えるように構成されている。
上記の定規型ゲーム器では、定規状ケースの少なくとも1つの直線状の辺に例えば長さ計測用の目盛を設けることにより当該辺の部分を定規として用いることができると共に、当該定規部分の辺に沿って、さらに好ましくは長さ計測用目盛のセンチ用数値目盛の各々に対応する位置にLEDを一列状または任意の配置状態で配置することにより、当該複数のLEDの点滅動作を利用して趣向性の高いゲームを実現する。定規状ケースの外観を平面から見て定規として機能する辺の長さ計測用目盛に沿って複数のLEDを配置することにより、当該メモリに沿ったLEDの点滅動作で種々のモード(タイミング、リズム、連打等)のゲームを個人でまたは友人と共に行うことが可能となる。友人と行うゲームは、各人がそれぞれの定規型ゲーム器を用意し、定規部の辺を突き合わせ、複数のLEDの発光動作およびその変化でタイミングをとりながら、少なくとも2人の対戦型のゲームを実行し楽しむことになる。
第2の定規型ゲーム器(請求項2に対応)は、上記の構成において、計測用目盛は、長さを計測するための目盛であり、辺に沿って記されることを特徴としている。
第3の定規型ゲーム器(請求項3に対応)は、上記の構成において、定規状ケースの平面形状は長方形であることを特徴としている。
第4の定規型ゲーム器(請求項4に対応)は、上記の構成において、複数のLEDは計測用目盛に沿って一列状に配置されることを特徴としている。
第5の定規型ゲーム器(請求項5に対応)は、上記の構成において、対戦型ゲームを行うため、相手方の定規型ゲーム器と情報送受を行う赤外線発射部と赤外線入射部を備えることを特徴としている。
上記の構成では、対戦型のゲームを行うことを可能にし、同様な構成を有する他の定規型ゲーム器との間で所要の信号の送受を行って、よりゲームの面白さを高めることができる。
第6の定規型ゲーム器(請求項6に対応)は、上記の構成において、対戦型ゲームは、LEDが設けられた少なくとも1つの辺の部分を、少なくとも1台の他の定規型ゲーム器の複数のLEDが設けられた辺の部分に付き合わせて接触させ、複数のLEDと他の定規型ゲーム器の複数のLEDとの間の所定の発光関係で行われることを特徴としている。
上記の構成では、定規の本来の特徴部である長さ計測用目盛が記された辺の部分を付き合わせることにより、ゲームの形態が学童等に非常に興味を与え、楽しく対戦型のゲームを行うことが可能となる。
第7の定規型ゲーム器(請求項7に対応)は、上記の構成において、辺の部分に記された計測用目盛を利用して、対戦型ゲームに用いる少なくとも2台の定規型ゲーム器の位置合せを行うようにしたことを特徴としている。
上記の構成では、本来的に定規の要素として設けられている計測用目盛を利用して、対戦型ゲームに使用される少なくとも2台の定規型ゲーム器を予め決められた所定の位置関係に厳密に配置することができる。
第8の定規型ゲーム器(請求項8に対応)は、上記の構成において、好ましくは、記憶部に保存されたメニューモードプログラムを処理制御部が実行することにより、メニューモードプログラムで規定されたルールに基づいて所定の発光パターンで複数のLEDを発光させ、発光したLEDの位置に応じてゲームモードの内容が表示されることを特徴としている。
上記の構成では、複数のLEDの各々の配置がセンチ用数値目盛と対応するように構成することにより、一列状に配置された複数のLEDの点滅に基づく発光パターンと、対応するセンチ用数値目盛との対応関係に基づいて、センチ数値目盛の示す数値に基づいてゲームのモードを指定することができる。
第9の定規型ゲーム器(請求項9に対応)は、上記の構成において、好ましくは、記憶部に保存されたゲームプログラムを処理制御部が実行することにより、ゲームプログラムで規定されたゲームルールに基づいて所定の発光パターンで複数のLEDを発光させることを特徴としている。
上記の構成では、一列状に配置された複数のLEDの発光パターンによりLEDの点滅に基づくゲームの変化に基づき、ゲームの趣向を高めることができる。
本考案に係る定規型ゲーム器は、次のような効果を発揮する。
外観を形成するケースの少なくとも1つの辺の部分に長さ計測用目盛を記すようにしたため、電子的ゲーム機器でありながら、文具の定規として使用することができる。
定規状ケースの内部に設けられた回路基板上の所定の位置に複数のLEDを配置し、さらに、長さ計測用目盛が記された辺の部分に沿って、好ましくは、センチ用数値目盛の各々に対応する位置に一列状に配列される当該複数のLEDを、予め定められた発光パターンで点滅等の発光を生じさせるため、発光を利用したゲームの趣向を高めることができる。さらに、この構成によれば、複数のLEDの発光状態に基づき、対応するセンチ用数値目盛の当該数値を確認し、これによりゲーム内容のモードを容易に選択・設定し、かつ知ることができる。
各種のゲームの内容は、例えば一列状に配置された複数のLEDの各々の発光状態、発光の変化状態等のパターンに基づいて表現されるので、変化に富んだゲームを実現でき、ゲームの趣向を高めることができる。
好ましくは定規状ケースにおける長さ計測用目盛が記された辺部に沿って通信用の赤外線発射部と赤外線入射部とを設けるようにし、当該辺部を接触・突合わせ部として利用するようにしたため、容易に例えば2人用または3人用の対戦型ゲーム器として用いることができる。
さらに、対戦型ゲームのために用意された例えば2台の定規型ゲーム器に関して、各々の長さ計測用目盛を利用してこれらの定規型ゲーム器を配置するようにしたため、2台の定規型ゲーム器を予め決められた所定の位置関係に厳密に配置することができる。
本考案の代表的実施形態に係る定規型ゲーム器の外観斜視図である。 本実施形態に係る定規型ゲーム器の平面図である。 本実施形態に係る定規型ゲーム器の側面図である。 本実施形態に係る定規型ゲーム器の内部に設けられた電子回路部のブロック図である。 本実施形態に係る定規型ゲーム器の全体的な動作を示すフローチャートである。 メニューモードの処理内容を示す図である。 本実施形態に係る定規型ゲーム器のメニューモードを説明する平面図である。 対戦型ゲームで使用されている状態の2台の定規型ゲーム器の配置関係の一例を示す平面図である。
以下に、本考案の好適な実施形態(実施例)を添付図面に基づいて説明する。
図1〜図3を参照して、本考案の代表的な実施形態に係る定規型ゲーム器の外観の形状と構造を説明する。
定規型ゲーム器10の外観は、好ましくは、着色した透明なプラスチックで形成されたケース11で形作られている。ケース11は、例えば5〜10mm程度の厚みを有し、内部空間を有し、その平面形状は図2に示すごとく例えば長方形である。なおこの実施形態の場合、平面形状は長方形に限定されず、四角の形状であればよい。ケース11における1つの長辺11aの直線部分には長さ計測用目盛12が記されている。ケース11の長辺11aの直線部分は、傾斜した面11Aとして形成されており、そのエッジ部分を文具の定規として用いられる。長さ計測用目盛12は、当該傾斜した面11Aの表面に記されている。長さ計測用目盛12は、通常の定規と同じ目盛表記であり、例えば12cmの長さであり、1cmの間隔でセンチ用数値目盛が記され、さらにその各1cmの幅の中に9個のミリ用目盛が記されている。ミリ用目盛では相対的に短い寸法の線分が1ミリ間隔で記されており、センチ用数値目盛では相対的に長い寸法の線分が1cm間隔で記され、さらに数値(0,1,2,…,12)が表記されている。
定規型ゲーム器10のケース11の上面には、長さ計測用目盛12の各センチ用数値目盛に対応して凹所11bが形成されている。凹所11bの数は13個である。各凹所11bにはセンチ用数値目盛に明確に対応付ける矢印11b−1が付されている。さらに中央に位置する凹所11bには長辺11aに向かう頂点を有する三角形11cが形成されている。
定規型ゲーム器10のケース11の上面には、さらに、2つの操作ボタン13,14が設けられている。第1の操作ボタン13は「SELECT」と記された押下げボタンであり、電源投入、モードの選択、およびゲーム中の必殺技等に用いられる。第2の操作ボタン14は「ATTACK」と記された押下げボタンであり、モードの決定やルーレットの停止等に用いられる。またケース11の上面には音発生用孔部15が形成されている。符号16はリセットスイッチである。
定規型ゲーム器10の内部には回路基板21が設けられている。当該回路基板21の上には、複数の電気回路要素(抵抗、コンデンサ、インダクタ、LED22(発光素子)、赤外線発射部23、赤外線入射部24、各種のスイッチ、電池部17、音発生部35等)および複数の電子回路要素(マイコンおよび記憶部等)が配置されている。ケース11が透明である場合には、回路基板21の構造は外側から視認することができるようになっている。図1では外側から回路基板21の要部が概略的に見える状態で描いており、図2では回路基板21は一点鎖線でその輪郭を概略的に描いている。
電気回路要素のうち発光素子であるLED22について、この実施形態では13個のLED22が一列状に配置されているという発光素子配置構造を有している。13個のLED22の各々の配置位置は、前述した13個の凹所11bの各々の形成位置に対応している。13個のLED22の各々が発光するとき、上記の発光素子配置構造に基づくそのライン状の発光状態は複数の凹所11bを通して外部から視認することが可能となる。従って、一列状に配置された13個のLED22の各々の発光動作(点滅動作等)は、長辺11aに記された長さ計測用目盛12に沿って行われる。
また上記の赤外線発射部23と赤外線入射部24は、好ましくは、長辺11aにおける長さ計測用目盛12の中央領域に配置されている。
図4を参照して上記の電気回路要素および電子回路要素からなる電子回路部の構成を説明する。回路基板21に搭載された電子回路部は、中央に、マイコンで構成される処理制御部31と記憶部32を備える。処理制御部31の入力側には、「SELECT」のスイッチ33と「ATTACK」のスイッチ34とリセットスイッチ16とを備える。「SELECT」のスイッチ33は操作ボタン13によってオンまたはオフされる。「ATTACK」のスイッチ34は操作ボタン14によってオンまたはオフされる。処理制御部31の出力側には、13個のLED22と、赤外線発射部23と、赤外線入射部24と、ピエゾ素子で形成された音発生部35とを備えている。
上記の記憶部32内には、全体的な動作、メニューモード、各種の演出、各種のゲーム(1人プレイモード、対戦モード、隠しゲーム)等のプログラムが記憶されている。処理制御部31は、記憶部32からこれらのプログラムのいずれかを適宜に読出して実行し、上記の全体的な動作、メニューモードの動作、各種の演出、各種のゲームの動作等を実行させる。
次に図5と図6のフローチャート等を参照して本実施形態に係る定規型ゲーム器10の全体的な動作を説明する。
図5において、電源スイッチ(またはリセットスイッチ)をオンした(ステップS11)後、所定期間(例えば2秒間)の間、操作ボタン13,14のいずれかが操作されたか否かを判断する(判断ステップS12)。判断ステップS12で、YESの場合には「テストモード」のステップS100に移行し、NOの場合には「オープニング演出」のステップS13に移行する。「オープニング演出」のステップS13は、複数のLED22の発光動作と、発音部35によるサウンドとに基づく演出の処理動作である。次に「メニューモード」のステップS14に移行する。「メニューモード」のステップS14の内容は、図6を参照して後述する。ステップS14の後、キー操作(操作ボタン13,14)の有無(操作された否か)について例えば30秒の判断が行われる(判断ステップS15)。判断ステップS15で、NOである間は上記の「メニューモード」のステップS14が維持され、YESの場合には次の「スタンドバイモード」の処理が行われる(ステップS16)。ステップS16の後、選択または決定に係る操作ボタン13,14が例えば1秒ほど長押し操作されたか否かが判断される(判断ステップS17)。判断ステップS17で、NOである間は上記の「スタンドバイモード」のステップS16が維持され、YESの場合にはゲーム器の「起動演出」が実行される(ステップS18)。「起動演出」のステップS18の処理内容も、基本的に上記の「オープニング演出」の処理内容と類似しており、スタンバイモードからの復帰時にLED22の発光と発音部35のサウンドに基づいて起動演出が行われる。ステップS18が終了した後、再び、「メニューモード」のステップS14に戻る。電源スイッチ等がオフ状態になるまで、上記のステップS11〜S18等が繰り返される。
図6に「メニューモード」(ステップS14)の処理の内容を示す。さらに図7に、当該「メニューモード」を解説するため、定規型ゲーム器10の動作状態の平面図を示す。
メニューモード(ステップS14)において、利用者が選択できるメニューとして「1プレイモード」41と、「4:ショートバトル」および「5:フルバトル」からなる対戦モード(対戦型ゲーム)42と、「6:隠しゲーム」のモード43とが用意される。それら以外の場合には「0:ステイタス表示」のモード44となっている。「1プレイモード」41は、3つのゲーム内容(1:ジャストタイミング、2:旗揚げゲーム、3:連射カウンター)が含まれている。上記において、「0:ステイタス表示」、「1:ジャストタイミング」、「2:旗揚げゲーム」、「3:連射カウンター」、「4:ショートバトル」、「5:フルバトル」、「6:隠しゲーム」の各々に示された数字の意味は図7に図示されている。
すなわち、図7において、定規型ゲーム10における長さ計測用目盛12のセンチ用数値目盛の数値0,1,2,3,4,5,6が、上記の数字に対応している。13個のLEDのいずれかの発光動作に対応するセンチ用数値目盛の数値(0,1,2,3,4,5,6)と、選択されるメニュー内容とが対応付けられている。図7では、隠しゲームの一例としてインベーダーゲームの例が示されている。
図8を参照して対戦型ゲームの場合の定規型ゲーム器10の使い方を説明する。この例では、2台の定規型ゲーム器10A,10Bが用意される。2台の定規型ゲーム器10A,10Bは、2つの矢印51のごとく、各々の長辺11aを突き合わせ接触させるように配置される。そして、各定規型ゲーム器10A,10Bの長さ計測用目盛12および三角形11cのマークを利用して、点線で示した中心線52が一致するように位置合せする。このような配置状態において、対戦モード42が選択され、対戦型のゲームが実行される。図8において、領域53は、各定規型ゲーム器10A,10Bの前述した赤外線発射部23と赤外線入射部24とよって実行される通信エリアである。
以上の実施形態で説明された構成、形状、大きさおよび配置関係については本考案が理解・実施できる程度に概略的に示したものにすぎず、また数値および各構成の組成(材質)等については例示にすぎない。従って本考案は、説明された実施形態に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に示される技術的思想の範囲を逸脱しない限り様々な形態に変更することができる。
他の変更例を挙げると次の通りである。
例えば、前述の実施形態では、13個のLED22は、長さ計測用目盛12の各センチ用数値目盛に対応する凹所11bの形成位置に応じて一列状に配置された発光素子配置構造を有していたが、配置の構造はこれに限定されない。例えば、複数のLED22を一列状ではなく、ジグザグの位置に配置することもできる。複数のLED22は、本考案の技術的思想を逸脱しない範囲で任意の位置に配置することができる。
また前述の実施形態では、定規型ゲーム器10におけるケースの平面形状は12cmの計測用目盛を有する長形の長方形であったが、例えば計測用目盛を30cmとしてより長い形状にすることもできる。30cmの長さ計測用目盛を有する長い定規型ゲーム器の場合には、その他に例えば15cmの長さ計測用目盛を有する定規型ゲーム器を2台用意し、これらの3つの定規型ゲーム器を用いることにより、図8で説明した対戦型ゲームを例えば3人で行うことも可能となる。30cmの長い定規型ゲーム器の長さ計測用目盛の辺の部分の各半分に対して、2台の短い定規型ゲーム器の各々の長さ計測用目盛の辺が接触するように配置される。
さらに前述の実施形態では、定規型ゲーム器10におけるケースの平面形状は長方形(四角形)であったが、当該平面形状を三角形にすることもできる。平面形状が三角形の場合には、定規型ゲーム器は三角定規として使用されることになる。また三角定規として形成される定規型ゲーム器は、例えば図1等で示した長さ計測用目盛12を記した辺を少なくとも2つ有するように構成される。従って、これらの少なくとも2つの辺の各々に、前述した発光素子配置構造を設けることができる。これらの少なくとも2つの辺を利用すれば、3台の定規型ゲーム器を用意することにより、図8で説明した対戦型ゲームを例えば3人で行うことも可能となる。
また定規文具としては長さ計測用目盛を有する定規だけではなく、例えば角度計測用目盛を有した定規等の任意の定規に適用することができる。
さらに前述の実施形態では、対戦型の使用時に相手方の定規型ゲーム器との間で情報の送受を行うための赤外線発射部23と赤外線入射部24を、長辺11aにおける長さ計測用目盛12の中央領域に配置したが、配置位置はこれに限定されず、任意の位置に配置することができる。
本考案に係る定規型ゲーム器は、学習時には文具の定規として使用し、その他の場合には1人プレイ型ゲームまたは対戦型ゲームとして面白く遊ぶゲーム器として使用することが可能である。
10 定規型ゲーム器
10A,10B 定規型ゲーム器
11 ケース
11a 長辺
11b 凹所
13,14 操作ボタン
15 音発生孔部
16 リセットスイッチ
17 電池部
21 回路基板
22 LED
23 赤外線発射部
24 赤外線入射部
31 処理制御部
32 記憶部
33,34 スイッチ
35 音発生部

Claims (9)

  1. 少なくとも1つの辺に沿って計測用目盛が記された定規状ケースと、
    前記定規状ケースの内部に設けられ、処理制御部と記憶部と複数のLEDと操作入力部と電池を備えた回路基板と、
    前記定規状ケースの前記計測用目盛に対応して前記複数のLEDの各々が配列された発光素子配置構造と、
    を備えることを特徴とする定規型ゲーム器。
  2. 前記計測用目盛は、長さを計測するための目盛であり、前記辺に沿って記されることを特徴とする請求項1記載の定規型ゲーム器。
  3. 前記定規状ケースの平面形状は長方形であることを特徴とする請求項1記載の定規型ゲーム器。
  4. 前記複数のLEDは前記計測用目盛に沿って一列状に配置されることを特徴とする請求項1記載の定規型ゲーム器。
  5. 対戦型ゲームを行うため、相手方の定規型ゲーム器と情報送受を行う赤外線発射部と赤外線入射部を備えることを特徴とする請求項1記載の定規型ゲーム器。
  6. 前記対戦型ゲームは、前記LEDが設けられた少なくとも1つの前記辺の部分を、少なくとも1台の他の定規型ゲーム器の複数のLEDが設けられた辺の部分に付き合わせて接触させ、前記複数のLEDと前記他の定規型ゲーム器の前記複数のLEDとの間の所定の発光関係で行われることを特徴とする請求項4記載の定規型ゲーム器。
  7. 前記辺の部分に記された前記計測用目盛を利用して、対戦型ゲームに用いる少なくとも2台の定規型ゲーム器の位置合せを行うようにしたことを特徴とする請求項6記載の定規型ゲーム器。
  8. 前記記憶部に保存されたメニューモードプログラムを前記処理制御部が実行することにより、前記メニューモードプログラムで規定されたルールに基づいて所定の発光パターンで前記複数のLEDを発光させ、発光した前記LEDの位置に応じてゲームモードの内容が表示されることを特徴とする請求項1記載の定規型ゲーム器。
  9. 前記記憶部に保存されたゲームプログラムを前記処理制御部が実行することにより、前記ゲームプログラムで規定されたゲームルールに基づいて所定の発光パターンで前記複数のLEDを発光させることを特徴とする請求項1記載の定規型ゲーム器。
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