JP3172561U - 2液混合型注入機 - Google Patents

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祐次 山口
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Abstract

【課題】ミキシングローターの上面とヘッド部の下面との隙間で、合流した2種類の薬液が停留し硬化することを防止することができる2液混合型注入機を提供する。
【解決手段】ヘッド部に薬液供給手段2、2aの受入口9、9aを開口形成し、一方の受入口9に連続形成した流路10を貫通部位に連通する様に形成して、その出口11を貫通部位の下方開口部とし、他方の受入口9aに連続形成した流路10aを逆L字状に屈曲させて形成してその出口11aをヘッド部の下面に形成し、貫通部位の内周面における一方の流路10の連通部位より上方部位と駆動軸7の外周面との間にシール部材12を、駆動軸7を回転可能に設ける。
【選択図】図2(b)

Description

本考案は、注型、成形、塗装等において2種類の薬液を混合して吐出する2液混合型注入機に関する。
従来、かかる2液混合型注入機にあっては、ヘッド部の両側部に、2種類の薬液を供給する手段を対向状態で配設し、前記ヘッド部の下部にロータリーミキサーを、上部に該ロータリーミキサーの駆動モーターを配設し、前記ヘッド部に縦貫形成された貫通部位内に挿通状態の駆動軸の上端を前記駆動モーターに連結すると共に、下端に前記ロータリーミキサーにおけるミキシングローターを取り付け、前記ヘッド部に前記薬液供給手段の受入口を開口形成し、該受入口に連続形成した流路を逆L字状に屈曲させて形成してそれらの出口をヘッド部の下面に形成し、ロータリーミキサー内に2種類の薬液を供給可能に形成したものが見受けられ、前記薬液供給手段から、受入口及び流路を介して出口より薬剤がロータリーミキサー内に供給されて合流し、駆動モーターにより駆動軸を介してミキシングローターが回転し、合流した薬液をミキシングローターにより下方側へ移動させながら徐々に混合させ化学反応により硬化しながら吐出される様に成っている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−117949号公報
しかし、上記従来技術にあっては、前記2つの流路の出口が前記貫通部位の下方開口部より離れた、ミキシングローターとミキサーパイプとの間の隙間に近い位置に形成されることから、この隙間から下方に流れて合流するのが主流となり、ミキシングローターの上面とヘッド部の下面との隙間で合流した2種類の薬液は停留して完全に硬化してしまうため、ミキシングローターの回転が直ぐに阻害されてしまうことになって、メンテナンスの頻度が高くなるなど、解決せねばならない課題があった。
本考案は、上記従来技術に基づく、ミキシングローターの上面とヘッド部の下面との隙間で合流した2種類の薬液が停留して完全硬化してしまう課題に鑑み、ヘッド部の両側部に、2種類の薬液を供給する手段を対向状態で配設し、前記ヘッド部の下部にロータリーミキサーを、上部に該ロータリーミキサーの駆動モーターを配設し、前記ヘッド部に縦貫形成された貫通部位内に挿通状態の駆動軸の上端を前記駆動モーターに連結すると共に、下端に前記ロータリーミキサーにおけるミキシングローターを取り付け、前記ヘッド部に前記薬液供給手段の受入口を開口形成し、一方の受入口に連続形成した流路を前記貫通部位に連通する様に形成して、その出口を前記貫通部位の下方開口部とし、他方の受入口に連続形成した流路を逆L字状に屈曲させて形成してその出口をヘッド部の下面に形成し、前記貫通部位の内周面における前記一方の流路の連通部位より上方部位と前記駆動軸の外周面との間にシール部材を、前記駆動軸を回転可能に設けたことによって、ヘッド部の下面中央に位置する一方の出口から一方の薬液を、ミキシングローターの上面とヘッド部の下面との隙間を介して、ミキシングローターとミキサーパイプとの間の隙間側に流動させて常に停滞させない様にして、上記課題を解決する。
要するに本考案は、ヘッド部の両側部に、2種類の薬液を供給する手段を対向状態で配設し、前記ヘッド部の下部にロータリーミキサーを、上部に該ロータリーミキサーの駆動モーターを配設し、前記ヘッド部に縦貫形成された貫通部位内に挿通状態の駆動軸の上端を前記駆動モーターに連結すると共に、下端に前記ロータリーミキサーにおけるミキシングローターを取り付け、前記ヘッド部に前記薬液供給手段の受入口を開口形成し、一方の受入口に連続形成した流路を前記貫通部位に連通する様に形成して、その出口を前記貫通部位の下方開口部とし、他方の受入口に連続形成した流路を逆L字状に屈曲させて形成してその出口をヘッド部の下面に形成し、前記貫通部位の内周面における前記一方の流路の連通部位より上方部位と前記駆動軸の外周面との間にシール部材を、前記駆動軸を回転可能に設けたので、ヘッド部の下面中央に一方の出口が形成されることから、この一方の出口から一方の薬液を、ミキシングローターの上面とヘッド部の下面との隙間に常時供給することが出来るため、当該隙間での薬液の停滞を完全に防止することが出来、よって前記ロータリーミキサー内での完全硬化に伴う不具合の発生を防止出来ると共に、メンテナンス期間を延長することが出来る。
而も、一方の薬液だけが貫通部位内におけるシール部材より下方に充満することで他方の薬液の流入を防止することが出来るため、前記貫通部位内での2液混合を防止出来、よってヘッド部側をメンテナンスフリーの構成にすることが出来る等その実用的効果甚だ大である。
本考案に係る2液混合型注入機の断面図である。 図1の2液混合型注入機の未使用状態を示す要部拡大断面図である。 図1の2液混合型注入機の使用状態を示す要部拡大断面図である。
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
本考案に係る2液混合型注入機にあっては、基本的に、ヘッド部1と、該ヘッド部1の両側部に対向状態で配設した、2種類の薬液を供給する手段2、2aと、前記ヘッド部1の下部に配設したロータリーミキサー3と、前記ヘッド部1の上部に配設した前記ロータリーミキサー3の駆動モーター4とを有し、前記ヘッド部1に縦貫形成された貫通部位6内に挿通状態の駆動軸7の上端を前記駆動モーター4に連結すると共に、下端に前記ロータリーミキサー3におけるミキシングローター8を取り付けている。
前記ヘッド部1に前記薬液供給手段2、2aの受入口9、9aを開口形成し、該受入口9、9aに流路10、10a を連続形成し、該流路10、10a の出口11、11a をヘッド部1の下面に、ロータリーミキサー3内に2種類の薬液を供給可能に形成し、一方の流路10は、前記貫通部位6に連通する様に形成して、その出口11を前記貫通部位6の下方開口部とし、他方の流路10a は、前記貫通部位6に連通させずに逆L字状に屈曲させて形成されている。
貫通部位6の内周面における前記流路10の連通部位より上方部位と駆動軸7の外周面との間に、下方部位6b内に充満する一方の薬剤の漏出を防止する機能を有し、且つ駆動軸7が回転可能なシール部材12を設けている。
以下、具体的に説明する。
前記ヘッド部1にあっては、ベアリングケース13と、該ベアリングケース13の下部に着脱自在装着されたシールベース14とを有し、前記貫通部位6の上方部位6aをベアリングケース13に、下方部位6bをシールベース14に夫々形成し、前記ベアリングケース13の上下部内で駆動軸7との間にベアリング15、15a を設け、前記流路10、10a がシールベース14に形成されている。
前記ロータリーミキサー3にあっては、基端側をヘッド部1の下部に固定するミキサーパイプ16と、該ミキサーパイプ16に回転自在に内装する前記ミキシングローター8とを有し、該ミキシングローター8を駆動軸7の下端に装着し、前記ミキサーパイプ16の先端側を段部17を介し縮径して下端部に吐出ノズル部18を開口形成している。
前記駆動モーター4にあっては、ベアリングケース12の上部に設けたカップリングケース19の上部に設置され、この駆動モーター4の出力軸4aの先端に、カップリングケース19内のカップリング20を介して前記駆動軸7を接続している。
前記シール部材12にあっては、前記シールベース13上部に水密状態に固定された、前記駆動軸7が遊貫状態の固定環21と、該固定環21の下部に配置され、且つ前記駆動軸7に外嵌固定された回転環22とを有するメカニカルシールで、前記回転環22の上面が内蔵されたバネ(図示せず)により前記固定環21の下面に摺動可能に密接している。
尚、シール部材12にあっては、上述の通りメカニカルシールが望ましいが、これに限定されず、要するに下方部位6b内に充満する一方の薬剤の漏出を防止する機能を有し、且つ駆動軸7が回転可能であれば良い。
次に、本考案に係る2液混合型注入機の作用について説明する(図2(a)、(b)参照)。
先ず、一方の薬液供給手段2から、受入口9、流路10及び下方部位6bを介して一方の薬剤が、他方の薬液供給手段2aから、受入口9a、流路10a を介して他方の薬剤が、夫々の設定圧力で、出口11、11a よりミキサーパイプ16内に供給されて合流する。
駆動モーター4の作動により、駆動軸7を介してミキシングローター8がミキサーパイプ16内で回転し、合流した薬液をミキサーパイプ16内のミキシングローター8により吐出ノズル部18側へ移動させながら徐々に混合して化学反応により硬化開始し、吐出ノズル部18から吐出される。
尚、ミキシングローター8の上面とヘッド部1の下面との隙間には、ヘッド部1の下面中央に位置する一方の出口11から一方の薬液が常時供給されることから停滞せず、当該隙間で他方の薬液と混合したとしても直ぐに下方へ押し流されるため、ミキシングローター8内での完全硬化は発生しない。
そして、ロータリーミキサー3をヘッド部1から取り外して廃棄又は洗浄して、新規な又は洗浄済のロータリーミキサー3をヘッド部1に装着するが、ヘッド部1側で2液は混合されないために該ヘッド部1側の洗浄は不要となる。
本考案に係る2液混合型注入機は、例えば、ポッティングと称される、トランス、クラッチ又は小瓶等に樹脂又は樹脂性化粧品を一定量充填する充填用途や、シーリングと称される、カバーの周囲や狭い隙間をシールする封止用途や、コーティングと称される、ICチップの保護のために、基板又はICチップ上に樹脂をコーティングする塗布用途や、インジェクションと称される、金型に流し込んだり、注入する注型用途や、アドヒィシブと称される、2物品の接着用途や、或いはドッティングと称される、板材、ボルト等に1滴ずつ滴下してロックやマーキングする点滴用途等に使用される。
1 ヘッド部
2、2a 薬液供給手段
3 ロータリーミキサー
4 駆動モーター
6 貫通部位
7 駆動軸
8 ミキシングローター
9、9a 受入口
10、10a 流路
11、11a 出口
12 シール部材

Claims (1)

  1. ヘッド部の両側部に、2種類の薬液を供給する手段を対向状態で配設し、前記ヘッド部の下部にロータリーミキサーを、上部に該ロータリーミキサーの駆動モーターを配設し、前記ヘッド部に縦貫形成された貫通部位内に挿通状態の駆動軸の上端を前記駆動モーターに連結すると共に、下端に前記ロータリーミキサーにおけるミキシングローターを取り付け、前記ヘッド部に前記薬液供給手段の受入口を開口形成し、一方の受入口に連続形成した流路を前記貫通部位に連通する様に形成して、その出口を前記貫通部位の下方開口部とし、他方の受入口に連続形成した流路を逆L字状に屈曲させて形成してその出口をヘッド部の下面に形成し、前記貫通部位の内周面における前記一方の流路の連通部位より上方部位と前記駆動軸の外周面との間にシール部材を、前記駆動軸を回転可能に設けたことを特徴とする2液混合型注入機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016043508A (ja) * 2014-08-20 2016-04-04 日本ソセー工業株式会社 微量用二液混合型注入機

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