JP3172312B2 - モニタリングシステム - Google Patents

モニタリングシステム

Info

Publication number
JP3172312B2
JP3172312B2 JP3314493A JP3314493A JP3172312B2 JP 3172312 B2 JP3172312 B2 JP 3172312B2 JP 3314493 A JP3314493 A JP 3314493A JP 3314493 A JP3314493 A JP 3314493A JP 3172312 B2 JP3172312 B2 JP 3172312B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
failure
transmission
information
unit
recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3314493A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06245303A (ja
Inventor
孝義 平野
一彦 大淵
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP3314493A priority Critical patent/JP3172312B2/ja
Publication of JPH06245303A publication Critical patent/JPH06245303A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3172312B2 publication Critical patent/JP3172312B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、鉄道車両に搭載され
る列車構成機器の情報、その他の列車情報を収集し、状
態情報の表示や故障情報の作成、記録、表示を行なうモ
ニタリングシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に鉄道車両に搭載されるモニタリン
グシステムは、図3に示すような構成である。すなわ
ち、列車の前後の運転席に設置される中央装置1は伝送
ライン2を通して各端末装置3と結ばれ、各端末装置3
は自車両の列車構成機器4の状態情報を収集して中央装
置1に伝送し、その記憶装置に記憶し、またタッチパネ
ル付き表示器5に表示出力し、また地上の読出し器6か
らの出力要求に対して出力するようになっている。
【0003】このようモニタリングシステムにおいて、
従来は、中央装置1が図5に示すように外部の表示器5
および読出し器6との情報のインターフェースとなる出
力インターフェース7と、表示器5および各端末装置3
との伝送情報のインターフェースとなる入出力インター
フェース8と、故障発生の検知、故障記録の編集を行な
う情報監視部9と、故障発生の検知、故障情報の作成を
行なう故障検知部10と、故障検知部10によって作成
された故障情報を記録する故障記録ファイル11を備え
ている。また端末装置3が図6に示すように伝送情報の
インターフェースとなる入出力インターフェース12
と、列車構成機器4から各種情報を入力する情報入力部
13と、中央装置1へ伝送すべき車両情報を編集する情
報編集処理部14と、列車構成機器4の故障を検知し、
故障情報を情報編集処理部14に与える故障検知部15
を備えている。
【0004】そして、列車構成機器4の故障があれば、
端末装置2においてその情報編集処理部14で編集処理
され、伝送ライン2を通して中央装置1に伝送され、故
障検知部10で検知され、故障記録ファイル11に記録
され、表示器5からの表示入力によって故障記録ファイ
ル11を読出して表示し、また読出し器6に出力するよ
うにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のモニタリングシステムでは、伝送系の故障を記録
する手段がなく、そのために伝送系に故障が発生した場
合にその原因究明をまったくの手探りで行なわなければ
ならず、また伝送系に故障が発生している間に発生する
車両の故障記録をとることができないために、伝送系の
故障発生中に起きた故障の原因究明が困難であるという
問題点があった。
【0006】この発明はこのような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、伝送系の故障記録をとり、また伝送
系の故障発生中に起きる車両の故障記録もとることがで
き、故障の原因究明が容易に行なえるモニタリングシス
テムを提供することを目的とする。
【0007】
【0008】
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、車両
の故障、異常検知、操作情報の収集を行なうために各車
両に設置され、車両の状態を常時監視する端末装置と、
端末装置と伝送ラインによって接続され、必要に応じて
端末装置に対して列車状態を要求して収集する中央装置
とから構成されるモニタリングシステムにおいて、中央
装置に伝送系の故障を検知し、その情報を記録する伝送
故障記録ファイルを設けると共に、端末装置各々に伝送
系の故障を検知し、その情報を記録し、かつ伝送系の故
障期間中の列車情報を記録する伝送故障情報記録ファイ
ルを設け、中央装置が伝送故障記録ファイルの内容を読
出して表示し、かつ伝送ラインを通して端末装置各々の
伝送故障情報記録ファイルの内容を読出して表示するよ
うにしたものである。
【0010】
【0011】
【0012】
【作用】請求項1の発明のモニタリングシステムでは、
中央装置側には車両情報における故障記録とは別に伝送
故障による伝送故障記録を作成、格納する伝送故障記録
ファイルを設け、また端末装置側各々には伝送故障記録
を作成、格納し、かつ伝送故障発生中に起きた車両情報
における故障記録も作成、格納する伝送故障情報記録フ
ァイルを設け、伝送故障の回復時にこれらの伝送故障記
録を中央装置において表示し、あるいは印字出力するこ
とによって伝送故障の原因究明に供する。また伝送故障
発生中に起きた車両構成機器の故障についても表示し、
あるいは印字出力して、故障原因の究明に供する。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例を図に基づいて詳説
する。
【0014】一般的な列車のモニタリングシステムは、
従来の技術の欄で説明したように図3に示すような構成
をとる。そして本実施例の特徴をなす中央装置1は図1
に示すように、人間系との入力インターフェースとなる
タッチパネル付き表示器5および地上の読出し器6に出
力するための伝送出力インタフェース7と、列車構成機
器4との間、また表示器5との間の伝送入出力インター
フェース8と、故障発生の検知、故障記録の編集を行な
う情報監視部9と、故障発生の検知、故障情報の作成を
行なう故障検知部10と、故障検知部10によって作成
された故障情報を記録する故障記録ファイル11を備え
ている。そしてこの実施例の特徴としてさらに、伝送系
の故障を検知する伝送故障検知部16と、伝送故障情報
を記録する伝送故障記録ファイル17を備えている。
【0015】他方、本実施例の特徴をなす端末装置3は
図2に示すように、伝送情報のインターフェースとなる
入出力インターフェース12と、列車構成機器4から各
種情報を入力する情報入力部13と、中央装置1へ伝送
すべき車両情報を編集する情報編集処理部14と、列車
構成機器4の故障を検知し、故障情報を情報編集処理部
14に与える故障検知部15を備えている。そしてこの
実施例の特徴としてさらに、伝送系の故障を検知する伝
送故障検知部18と、この伝送故障検知部18が検知し
た伝送故障の情報を記録し、また故障検知部15が検知
した故障情報を記録する伝送故障情報記録ファイル19
を備えている。
【0016】次に、上記構成のモニタリングシステムの
動作について説明する。
【0017】中央装置1側では、伝送ライン2を通して
端末装置3各々に情報送信の要求が出力され、この要求
に対する端末装置3各々の応答について正常であるかど
うかを入出力インターフェース8からの入力情報に基づ
いて伝送故障検知部16で常時監視する。そこでもし異
常、故障を検知すれば、発生時間、回復時間、故障内容
などの故障情報を伝送故障記録として伝送故障記録ファ
イル17に格納する。ここで伝送故障の内容としては、
応答タイムアウトエラー、伝送プロトコルエラー、伝送
データエラーなどがある。
【0018】端末装置3各々では、中央装置1からの送
信要求の伝送や中央装置1への応答の伝送の異常を入出
力インターフェース12からの情報に基づいて伝送故障
検知部18で常時監視する。そこでもし異常、故障を検
知すれば、発生時間、回復時間、故障内容などの故障情
報、並びにこの伝送異常故障発生中に故障検知部15が
機器故障を検知した場合にはその機器故障情報も伝送故
障情報記録ファイル19に格納する。ここで伝送故障の
内容としては、応答タイムアウトエラー、伝送プロトコ
ルエラー、伝送データエラーに加えて、要求のタイムア
ウトエラーも含める。
【0019】この端末装置3各々の故障発生時の情報記
録、伝送動作のフローチャートが図4に示してあるが、
伝送故障が発生し、伝送故障検知部18が検知すると
(ステップS1)、その故障情報を作成して伝送故障情
報記録ファイル19に記録する(ステップS2〜S
4)。
【0020】そして、伝送故障が回復すれば(ステップ
S3)、未送信の故障記録情報を保持していれば、その
旨を中央装置1に通知し、中央装置1からの伝送要求を
受けて伝送故障記録と故障発生中の機器故障情報とを中
央装置1に伝送する(ステップS5)。そして、その送
信も正常に終了しない場合には、なお伝送系に故障が発
生しているものとしてその伝送故障をも伝送故障情報記
録ファイル19に記録することになる(ステップS6,
S4)。
【0021】中央装置1側では、自身で収集した伝送故
障情報、また端末装置3各々から伝送されてきた伝送故
障情報を伝送故障記録ファイル17に記録しておくが、
表示器5あるいは地上の読出し器6から出力要求があれ
ば、それを表示器5に表示させ、また読出し器6に伝送
出力する。
【0022】なお、この発明は上記の実施例に限定され
ず、伝送故障が発生し、この故障情報をファイルに記録
した後、故障回復したときに自動的に端末装置から故障
情報を中央装置に伝送する機能を付加することもでき
る。
【0023】
【0024】
【0025】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、中央装置側に
は車両情報における故障記録とは別に伝送故障による伝
送故障記録を作成、格納する伝送故障記録ファイルを設
け、また端末装置側各々には伝送故障記録を作成、格納
し、かつ伝送故障発生中に起きた車両情報における故障
記録も作成、格納する伝送故障情報記録ファイルを設け
ているので、伝送故障の回復時にこれらの伝送故障記録
を中央装置において表示し、あるいは印字出力すること
により伝送故障の原因究明に供することができ、また伝
送故障発生中に起きた車両構成機器の故障についても中
央装置側で記録の取りこぼしがなくなって、機器故障の
原因究明に万全を期することができ、モニタリング機能
を充実させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例における中央装置の機能ブロ
ック図。
【図2】上記実施例における端末装置の機能ブロック
図。
【図3】上記実施例のシステム全体の構成を示すブロッ
ク図。
【図4】上記実施例における端末装置の動作を示すフロ
ーチャート。
【図5】従来例の中央装置の機能ブロック図。
【図6】従来例の端末装置の機能ブロック図。
【符号の説明】
1 中央装置 2 伝送ライン 3 端末装置 4 列車構成機器 5 表示器 6 読出し器 7 出力インターフェース 8 入出力インターフェース 9 情報監視部 10 故障検知部 11 故障記録ファイル 12 入出力インターフェース 13 情報入力部 14 情報編集処理部 15 故障検知部 16 伝送故障検知部 17 伝送故障記録ファイル 18 伝送故障検知部 19 伝送故障情報記録ファイル
フロントページの続き (72)発明者 大淵 一彦 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東 芝 府中工場内 (56)参考文献 特開 平3−98403(JP,A) 特開 昭60−160302(JP,A) 実開 昭58−173944(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60L 1/00 - 15/42

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の故障、異常検知、操作情報の収集
    を行なうために各車両に設置され、車両の状態を常時監
    視する端末装置と、前記端末装置と伝送ラインによって
    接続され、必要に応じて端末装置に対して列車状態を要
    求して収集する中央装置とから構成されるモニタリング
    システムにおいて、 前記中央装置に伝送系の故障を検知し、その情報を記録
    する伝送故障記録ファイルを設けると共に、前記端末装
    置各々に伝送系の故障を検知し、その情報を記録し、か
    つ前記伝送系の故障期間中の列車情報を記録する伝送故
    障情報記録ファイルを設け、 前記中央装置が前記伝送故障記録ファイルの内容を読出
    して表示し、かつ前記伝送ラインを通して前記端末装置
    各々の伝送故障情報記録ファイルの内容を読出して表示
    するようにして成るモニタリングシステム。
JP3314493A 1993-02-23 1993-02-23 モニタリングシステム Expired - Fee Related JP3172312B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3314493A JP3172312B2 (ja) 1993-02-23 1993-02-23 モニタリングシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3314493A JP3172312B2 (ja) 1993-02-23 1993-02-23 モニタリングシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06245303A JPH06245303A (ja) 1994-09-02
JP3172312B2 true JP3172312B2 (ja) 2001-06-04

Family

ID=12378396

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3314493A Expired - Fee Related JP3172312B2 (ja) 1993-02-23 1993-02-23 モニタリングシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3172312B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6524179B2 (ja) * 2017-10-30 2019-06-05 三菱電機株式会社 列車情報管理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06245303A (ja) 1994-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2732674B2 (ja) データ伝送装置
JPS6010461A (ja) 磁気記憶装置
GB2273624A (en) Vehicle data recorder.
JPS648382B2 (ja)
US7478273B2 (en) Computer system including active system and redundant system and state acquisition method
JP3172312B2 (ja) モニタリングシステム
US5631566A (en) Radio speaker short circuit detection system
JPH0534181A (ja) プラント監視システム
JP3131851B2 (ja) 障害処理装置
JPH09126954A (ja) 自動車用電子制御装置
JPH0711072U (ja) テレビジョンカメラ装置の故障診断装置
JP2653296B2 (ja) ロギングデータの管理システム
JP2530410Y2 (ja) 車両用故障診断装置
JPH04833A (ja) 被監視装置の状態監視方法
JPH09305429A (ja) 装置診断システム
JPH06245302A (ja) 列車状態監視装置
JP2842766B2 (ja) 情報処理システム
JPH09106302A (ja) 機械の監視方法
JPH0783391B2 (ja) 障害情報伝送方法
JPH06241948A (ja) 列車状態監視装置
JPH05113949A (ja) バス・データ収集システム
JP2000148430A (ja) プリンタメンテナンスシステム及びそのメンテナンス方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体
JP2002218086A (ja) 遠隔警備システムおよび遠隔警備装置
JP3114200B2 (ja) 状態記録方法
JPH04367040A (ja) コンピュータシステムの遠隔診断システム

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080323

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090323

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100323

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees