JP3170923B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JP3170923B2
JP3170923B2 JP01140393A JP1140393A JP3170923B2 JP 3170923 B2 JP3170923 B2 JP 3170923B2 JP 01140393 A JP01140393 A JP 01140393A JP 1140393 A JP1140393 A JP 1140393A JP 3170923 B2 JP3170923 B2 JP 3170923B2
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利一 鈴木
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Panasonic Holdings Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は負荷を高速に充電するた
めの電圧変換回路を有する半導体集積回路に関し、特に
消費電力を低減する半導体集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路は高速化とともに
システムのコンパクト化および実装密度の向上に伴いよ
り一層の低消費電力化が望まれている。
【0003】以下に従来の半導体集積回路について説明
する。図2は従来の半導体集積回路の回路図である。図
2において、20、21はnチャンネルトランジスタ
(以下トランジスタという)、22、23はpチャンネ
ルトランジスタで(以下トランジスタという)ある。ト
ランジスタ20のゲートには入力信号が、トランジスタ
21のゲートには入力信号の反転信号が入力され、トラ
ンジスタ22、23のソースは昇圧された電源Vppに接
続されている。トランジスタ21のソースとトランジス
タ23のドレインが接続され、その接続部はトランジス
タ22のゲートに接続されている。トランジスタ20の
ソースとトランジスタ22のドレインが接続され、その
接続部はトランジスタ23のゲートに接続されている。
出力信号はトランジスタ21とトランジスタ23の接続
部から出力される。
【0004】以上のように構成された半導体集積回路に
ついて、以下その動作について説明する。まず、入力信
号VinがH(電源電位Vdd)のとき、トランジスタ2
0、23はオンで、トランジスタ21、22はオフ状態
であり、出力信号VoutはVppとなる。同様にVinがL
(接地電位)のとき、20、23はオフで、21、22
はオン状態にあり、VoutはLとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、Vinがハイレベル(以下Hと記す)から
ローレベル(以下Lと記す)に遷移する際、まず最初に
トランジスタ20がオフ、トランジスタ21がオンにな
り、Vout の電位が低下し始める。次にVout が十分低
くなった後、トランジスタ22がオンになりノードDの
電位が十分高くなって後トランジスタ23がオフにな
る。この間、トランジスタ21、23はともにオンの状
態でトランジスタ21、23を通して電源Vppとグラン
ド間に貫通パスが生じ貫通電流が流れるという課題を有
していた。VinがLからHに遷移する際も同様の問題が
生じる。
【0006】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、入力信号遷移時にも電源Vppとグランド間に貫通パ
スを発生させない回路を構成し、消費電流を低減した半
導体集積回路を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の半導体集積回路は、各々のソースが第1の電
源に接続されかつ一方のゲートと他方のドレインがそれ
ぞれ接続された第1および第2のpチャンネルトランジ
スタと、入力信号を受ける第1のインバータと、第1の
インバータの出力信号を受ける第2のインバータと、第
1および第2のpチャンネルトランジスタのドレインに
それぞれソースが接続されかつ第1および第2のインバ
ータの出力にそれぞれドレインが接続された第1および
第2のnチャンネルトランジスタと、ソースとゲートを
短絡した第2のnチャンネルトランジスタのそれぞれの
ソースとドレインを接続した第1および第2のクランプ
回路とを有し、第1および第2のnチャンネルトランジ
スタのゲートがそれぞれ第1および第2のクランプ回路
を介して第1の電源より低い電圧の第2の電源に接続さ
れた構成を有している。
【0008】また第1、第2のnチャンネルトランジス
タのしきい値電圧をそれぞれ、第1、第2のクランプ回
路を構成しゲートとソースを短絡し第2の電源Vddに接
続したnチャンネルトランジスタのしきい値電圧よりも
高くした構成を有している。
【0009】
【作用】この構成によって、入力信号がHからLにまた
はLからHに遷移する際、貫通電流が問題となるパスの
電源側にソースが接続されたpチャンネルトランジスタ
のゲートを充電するノードの電位をnチャンネルトラン
ジスタのしきい値電圧分低下させることなしにVddレベ
ルに保つことにより、迅速にpチャンネルトランジスタ
を充電しオフすることが可能となるため、昇圧された電
源とグランド間のトランジスタが同時にオンする期間を
なくし貫通電流を防止する。さらに第1、第2のnチャ
ンネルトランジスタのしきい値電圧をクランプ回路を構
成しゲートを第2の電源Vppに接続したnチャンネルト
ランジスタのしきい値電圧よりも高くすることにより第
1、第2のインバーターの出力の電位がVdd以上になる
ことを防ぎ、第2の電源Vddに電流が逆流することを防
止し半導体集積回路の消費電流を低減する。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例における半導体集積回
路について、図面を参照しながら説明する。以下必要に
応じて、pチャンネル、nチャンネルを省略して単にト
ランジスタと記す。図1は本発明の一実施例における半
導体集積回路の回路図である。図1において、pチャン
ネルトランジスタ1とnチャンネルトランジスタ2は入
力信号を受ける後述のインバータ11を構成し、pチャ
ンネルトランジスタ3とnチャンネルトランジスタ4は
インバータ11からの出力をうける後述のインバータ1
2を構成している。5、6はnチャンネルトランジスタ
で、7、8はクランプ回路である。インバータ11、1
2の出力はそれぞれクランプ回路7、8をゲート部に持
つnチャンネルトランジスタ5、6のソース側に接続さ
れている。nチャンネルトランジスタ5、6と各々ドレ
イン側で接続されているpチャンネルトランジスタ9、
10のソースは昇圧された電源Vppに接続されている。
トランジスタ5、9のドレイン部のノードBはトランジ
スタ10のゲートに接続され、トランジスタ6、10の
接続部はトランジスタ9のゲートに接続されており、信
号を出力する。
【0011】以上のように構成された半導体集積回路に
ついて、以下その動作について説明する。図1に示す回
路は電圧変換回路を示すものであって、VinがH(電源
電圧=Vdd)のときトランジスタ1はオフ、トランジス
タ2はオン、トランジスタ3はオン、トランジスタ4は
オフである。このときノードAの電位はVdd−Vt 、ノ
ードBの電位はVdd−2Vtである。ここでVtはnチャ
ンネルトランジスタのしきい値電圧である。さらに、ト
ランジスタ9はオフ、トランジスタ10はオンでありV
outはVppとなる。
【0012】一方、VinがL(接地電位)のときは、ト
ランジスタ1はオン、トランジスタ2はオフ、トランジ
スタ3はオフ、トランジスタ4はオンしている。このと
きノードAの電位はVdd−Vt 、ノードBの電位はVpp
である。さらにトランジスタ9はオン、トランジスタ1
0はオフであり、Voutは接地電位となる。
【0013】次にVinがHからLに遷移するとき、まず
トランジスタ1がオン、トランジスタ2がオフ、トラン
ジスタ3がオフ、トランジスタ4がオンになるのとほぼ
同じタイミングで、トランジスタ5のセルフブーストに
よりノードAの電位はVdd+Vt まで上昇し、Vddレベ
ルを低下させることなくノードBに伝え迅速にトランジ
スタ10をオフにし、昇圧された電源Vppとグランド間
のトランジスタ10、6および4を同時にオンさせない
ことが可能になり、貫通電流を防止し消費電流を低減す
ることができる。
【0014】さらに、このとき第1、第2のクランプ回
路7、8を構成するトランジスタ13、14のしきい値
電圧をそれぞれVt13、Vt14、トランジスタ5、6のし
きい値電圧をそれぞれVt5、Vt6とすると、ノードAの
電位がVdd+Vt13 、ノードBの電位がVppとなったと
き、第1のインバータ11の出力側のノードCの電位は
dd+Vt14−Vt5 となる。Vt5、Vt6をそれぞれV
t13<Vt5、Vt14<Vt6と設定することにより、オンし
ているpチャンネルトランジスタ1を介して第2の電源
ddに電流が流れることを防止し、消費電流を削減する
ことができる。
【0015】なお、VinがLからHに遷移するときも全
く同様の効果が得られる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明は、貫通電流が問題
になる第1の電源Vppとグランド間のパスのpチャンネ
ルトランジスタとnチャンネルトランジスタの間にクラ
ンプ回路を介してゲートが電源に接続されたnチャンネ
ルトランジスタを設けることにより、貫通電流が問題に
なるpチャンネルトランジスタのゲートを電位を低下さ
せずにVddレベルで迅速に充電しオフにするとともに、
クランプ回路を介してゲートが電源に接続されたnチャ
ンネルトランジスタのしきい値電圧を、クランプ回路を
構成しゲートが電源に接続されたnチャンネルトランジ
スタのしきい値電圧より高くすることにより第2の電源
ddへ電流が逆流することを防止し消費電流を低減する
ことができる優れた半導体装置を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における半導体装置の回路図
【図2】従来の半導体装置の回路図。
【符号の説明】
5 nチャンネルトランジスタ(第1のnチャンネル
トランジスタ) 6 nチャンネルトランジスタ(第2のnチャンネル
トランジスタ) 7 クランプ回路(第1のクランプ回路) 8 クランプ回路(第2のクランプ回路) 9 pチャンネルトランジスタ(第1のpチャンネル
トランジスタ) 10 pチャンネルトランジスタ(第2のpチャンネ
ルトランジスタ) 11 第1のインバータ 12 第2のインバータ Vpp 電源(第1の電源) Vdd 電源(第2の電源)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03K 19/0185

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々のソースが第1の電源に接続されか
    つ一方のゲートと他方のドレインがそれぞれ接続された
    第1および第2のpチャンネルトランジスタと、入力信
    号を受ける第1のインバータと、第1のインバータの出
    力信号を受ける第2のインバータと、前記第1および第
    2のpチャンネルトランジスタのドレインにそれぞれソ
    ースが接続されかつ第1および第2のインバータの出力
    にそれぞれドレインが接続された第1および第2のnチ
    ャンネルトランジスタと、ソースとゲートを短絡した2
    個のnチャンネルトランジスタのそれぞれのソースとド
    レインを接続した第1および第2のクランプ回路とを有
    し、前記第1および第2のnチャンネルトランジスタの
    ゲートがそれぞれ第1および第2のクランプ回路を介し
    て第1の電源より低い電圧の第2の電源に接続されいる
    半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 第1および第2のクランプ回路を構成
    し、ゲートを第2の電源に接続したnチャンネルトラン
    ジスタのしきい値電圧を第1および第2のnチャンネル
    トランジスタのしきい値電圧よりも低くしたことを特徴
    とする請求項1記載の半導体集積回路。
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