JP3170854U - ルアー - Google Patents

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【課題】キャスト時にルアーの回転を防止し、飛行時の姿勢を安定させて飛距離を伸ばすルアーを提供する。【解決手段】まず、リップ1とルアー本体2の接続部にヒンジなどを設けて、ルアー本体に対してリップは蝶番状に動くような形で可動的に接続する。さらに、その接続する位置について、ルアー本体の最先端付近あるいはそれよりも上側とする。リップとルアー本体の接続部を腹側に設けた場合、空中での姿勢の制御が不完全であり、特にリップが大型化した場合には、その傾向が顕著となるが、接続部を背中側とすることで、ルアーを完全に真直ぐに飛ばすことが可能となる。リップを大型化してもその効果が損なわれることはなく、むしろリップが大型であるほうが、姿勢は安定する。飛距離を稼ぐためにリップを小型化する必要がないので、飛距離と水中でのアクションを両立させることができる。【選択図】図1

Description

本考案は釣り具のルアーに関する。
リップ付きのミノータイプのルアーで、特にリップが可倒式のルアー、すなわちリップがヒンジなどで可動的にルアー本体に接続されていて、キャスト時にはリップがボディとおよそ平行な状態に倒れるルアーを背景技術とする。
リップ付きのルアーにおいては、キャスト時にルアーが空中で回転を起こすことがあった。また、回転はしないにせよ、リップの受ける空気抵抗により、ルアーが空中で姿勢をくずし、リップ自体の空気抵抗とあわせて、ルアーの飛距離が伸びない傾向があった。リップを可倒式としても、その傾向は完全に解消するものではなかった。特にリップを大型可した場合には、飛行姿勢の制御は困難となる。キャスト時にルアーの回転を防止すること、飛行時の姿勢を安定させてルアーの飛距離を伸ばすことが、本考案の課題である。
まず、リップとルアー本体の接続部にヒンジなどを設けて、ルアー本体に対してリップは蝶番状に動くような形で可動的に接続する。さらに、その接続する位置について、ルアー本体の最先端付近あるいはそれよりも上側とする。ルアー本体を実際の魚に例えるなら、最先端とは、およそ魚の口のあるあたりである。そして、それよりも上側とは、魚においては、背中側を意味する。最先端よりも幾分か背中側にずれた位置が多くの場合最適な位置と観察される。
リップとルアー本体の接続部を腹側に設けた場合、空中での姿勢の制御が不完全であり、特にリップが大型化した場合には、その傾向が顕著となるが、接続部を背中側とすることで、ルアーを完全に真直ぐに飛ばすことが可能となる。リップを大型化してもその効果が損なわれることはなく、むしろリップが大型であるほうが、姿勢は安定する。飛距離を稼ぐためにリップを小型化する必要がないので、本考案においては、飛距離と水中でのアクションを両立させることができる。
本考案の斜視図 本考案の側面図 本考案の実施例を示す側面図
リップ付きミノータイプのルアーにおいて、リップはボディの下側前寄り、すなたち頭部下側に接続されることが一般的であったが、本考案においては、その位置を頭部上側とする。そしてその接続部をヒンジ状にして、リップを可動的にボディに接続する。
リップはヒンジ部を支点として、側面から見たときに円弧を描くように動く。飛行時はルアーのボディの長軸方向とおよそ平行となり、水中でのリトリーブ時には、リップ固定式ミノータイプのルアーと同様の角度をもつ。
リップの形状について、リップの先端付近を前方に向けて反らせると、飛行姿勢を安定させる効果がさらに高まる。
リップの支点を頭部上側に配置することにより、飛行時の高い安定性が得られる効果についての理由は定かでないが、リップがボディの下側にある場合には、可倒式であったとしても、その部分の空気抵抗は、ボディを回転させる向きに働く。すなわち、飛行時にルアーは、頭部を前方へと押し出そうとする力を受ける。飛行時においては、ルアーの尾部を前方、頭部を後方とした状態を保って飛ぶことが理想である。リップがボディの下側に接続されていると、この理想の状態を崩そうとする力が発生する。ルアーの重心が下寄りにあるため、下寄りにリップを設けると、飛行時に頭を上向きに動かす力が働くようにも観察される。それに対して、ボディの頭部最先端、あるいはむしろ頭部の上側にリップの支点を配置すると、リップの受ける空気抵抗は、飛行時に頭部を後方の位置に保つように働く。さらに、リップの先端を上記のような向きに反らせると飛行姿勢を安定させる効果が高まることが観察される。
図1、図2に示す。リップ1とルアー本体2との接続部をルアー本体2の頭部上側に配置する。そしてリップ1とルアー本体2との接続部にはヒンジ部3を設けて、リップ1を可動的にルアー本体2に接続する。
ヒンジ部3の構造について、図1、図2に示したものは、リップ1の末端をパイプ状にして、その中に軸となる棒を通し、その棒をボディに固定する方法である。ヒンジ部の構造については、軸となる棒をリップに固定し、ボディのほうにループを設けそのループに棒を通す形状や、あるいはドアなどに用いる蝶番のような構造などもありうる。
ラインアイ4は、リップ1上に設ける。
リップ1の後方にストッパー5を設ける。このストッパー5は、リトリーブ時にリップ1を支えてルアー本体2に対して一定の角度を保持する。飛行時には、リップ1はルアーの長軸方向とおよそ平行の角度となる。飛行時のリップ1の位置を制限するために、リップ1を上から押さえる形のストッパーを設けることも有効である。飛行姿勢を確実に安定させるために上側のストッパーもあったほうがよい。
フックアイ6を尾部に設ける。ルアーの大きさなどに応じてフックアイを腹の下にも設ける。
リップ1の形状について、図2に示したように、リップ1の先端が前方を向くような形でリップ1の先端部付近を反り返らせる。こうすることで、飛行時の姿勢がより安定する。この効果はかなり大きい。リップ1の接続部を頭部上側に配置することと合わせて、このリップの形状による効果がより有効となる。
リップ1を接続する位置は、図2に示したような位置、すなわちボディの最先端から頭部上側寄りにずれた位置が概ね最良であると観察されるのであるが、ボディの形状やウエイトの配置により最良の位置は幾分か異なってくる。
垂直フィン7を設ける。図3に示す。薄いプレート状のフィンで、頭部寄りの上側に配置する。飛行姿勢を安定させるとともに、水中でのアクションを大きくする効果もある。
水平フィンを設ける。図3に示す。図3に2つの水平フィンがあるが、頭部寄りに配置されたものを、下に凸の水平フィン8と呼ぶことにする。下に凸の水平フィン8とは、図3に示すように、側面から見たときの形が下に凸となるように湾曲した形状のフィンで、プレートを湾曲させて形成する。およそ水平となるように配置し、そして幾分か湾曲させる。下に凸となるように湾曲させると飛行時に姿勢を安定させる効果が大きい。これが全くの平らであった場合、飛行時の姿勢を安定させる効果は比較的小さい。また、その取り付け方について、図3に示したものは、1枚のプレートを湾曲させ、その前後の末端部付近をボディに埋め込む形である。水平フィンは、ルアーが小型であったり軽い場合には、必ずしも必要ではない。逆に、ルアーが大型であったり重い場合には、リップ1だけで飛行姿勢を安定させることは困難であり、水平フィンが有効となる。水平フィンの取り付け方として、ボディから支持棒を伸ばして、ボディから分離した形で水平フィンを取り付けると、その効果はより大きくなる。
さらに図3に示すような、上に凸の水平フィン9を加えるとより確実に飛行姿勢を制御できる。上に凸の水平フィン9とは、図3に示すように、側面から見たときの形が上に凸となるような形状のフィンで、プレートを湾曲させて形成する。およそ水平となるように配置して上に凸となるように幾分か湾曲させる。尾部寄りの背中側に配置することが効果的であり、尾部寄りに配置した場合、その空力的な効果が極めて大きいので、小さなフィンで十分な効果が得られる。
幅は細くても効果がある。ボディの幅よりも細くても効果がある。その場合、フィンというよりもプレートにより形成された膨らみのような形状になる。ボディ自体の形として突起を設けてもある程度の効果はありうる。しかし、水中での横向きの抵抗、あるいは、ボディの意匠的なフォルムなどを考えても、やはりプレートで作ることが良いと思われる。
リップの形状について、リップの先端部寄りの部分が2枚に分かれた形状とする。図3に示す。短いほうのリップを補助リップ10と呼ぶことにする。この補助リップ10も元のリップ1と同様に反り返った形状とする。この補助リップ10を設けることで、リップが1枚だけのときよりも空力的な効果が高まる。
さらに、リップの両脇の部分についても、前方に反り返った形状とすると、姿勢を安定させる効果は増す。リップに窪みをもたせたような形状である。スコップに似た形状でもある。
ルアー本体の背中を平らにする、あるいは平らなプレートを湾曲させたような形状とすると、飛行姿勢の安定と飛距離の向上に寄与する。
本考案のリップの設置の方法とその形状は、ミノータイプのルアーを主な対象として考案されたものであるが、クランクベイトタイプなどリップを有するルアー全般に摘要可能である。
飛行する物体、あるいは高速で走行する物体などについて、利用可能性があるかもしれない。
1 リップ
2 ルアー本体
3 ヒンジ部
4 ラインアイ
5 ストッパー
6 フックアイ
7 垂直フィン
8 下に凸の水平フィン
9 上に凸の水平フィン
10 補助リップ

Claims (2)

  1. リップ付きのミノータイプのルアーにおいて、リップとルアー本体の接続部にヒンジなどを設けてリップがルアー本体に対して蝶番状に動くように可動的に接続し、その接続部の位置を、ルアー本体の前方最先端付近あるいはそれよりも上側、つまりルアー本体を魚と見なすとその頭部上側に、接続部を配置したルアー。
  2. リップの形状について、リップの先端が前方を向くような方向に反り返るようにリップの先端部付近を湾曲させた形状とした、請求項1に記載のルアー。
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