JP3170500U - 器具類取付け具 - Google Patents

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Abstract

【課題】器具そのものには特段の仕様変更を行わないで、器具本来の持つ揺動範囲を更に超えて揺動範囲を拡大できる器具類取付け具を提供する。【解決手段】固定部に当接固定される基板20とその左右縁から一体に立ち上げられた支脚23とから構成されるメインフレーム2と、メインフレーム2の支脚側に向かって一体に突設された支脚53と他のニ辺から支脚53とは反対の側に向かって一体に突設されてリード照明灯40を保持するためのクリップ片55を備えた取付けフレーム5と、メインフレーム2と取付けフレーム5を夫々の支脚23、53の延出端21、51側の重なり部分を互いに回動自在に枢支するはとめ金具6と、重なり部分に設けられた係合突部と係合突部に係合する係合孔とからなる回動範囲変更構造とによって構成されている。【選択図】図1

Description

本考案は、主として照明灯やその他の器具類等を、例えば壁面やショーケース、陳列棚等の天板部分等の固定部に固定させた上で、器具類が本来的に備える揺動角度を更に大きく超えて、その向きを変更調整できる器具類取付け具に関する。
従来、本考案が対象とする器具類は、例えばリード照明灯に例をとって見ると、本体枠の下壁をビスやクリップ構造など(図上に示す構造はビス止め)によって固定部に直付けするのが一般的な取付け方であった。
この直付け法を採用すると、照明灯の本体枠に対してリード光源部分は当初の設計通りの揺動角の範囲内でしかその出射方向を変えることができなかった。リード光源部分は360度の範囲で揺動できる構造にすることは容易いが、ある一定の範囲以上迄揺動させると、リード光源から出射される出射光が本体枠に遮蔽されてしまい、360度揺動の意味合いが無く、一般的には、ある定められた範囲内で揺動する構造が採用されている。従って、器具が本来的に備える揺動角を超えた範囲、方向を照射することは不可能で、需要者からはこの本来的な揺動範囲を超えて照射範囲、方向が変えられる手立てが望まれていた。
本考案者は、この需要者の要望に応えるべく鋭意検討を重ねた。先ずは器具そのものの構造を改良するべく試行錯誤を重ねたが、これは今までの製造工程を大きく変更してしまう結果となり、コストアップを招き、決して望ましいことではなかった。そこで、器具そのもには特段の仕様変更を行わないで、今まで通りのものが使用できながらも、本来的な揺動範囲を超えて照射範囲、方向が変えられる手立てを模索した結果、概ね満足のゆく手段を開発したので、ここに提供する。
従って、この考案の目的は、器具そのものには特段の仕様変更を行わないで、今まで通りのものが使用できながら器具本来の持つ揺動範囲を更に超えて揺動範囲を拡大できる器具類取付け具を提供することにある。
上記の目的を達成するために本考案に係る器具類取付け具、固定部に当接固定される基板とその左右縁から一体に立ち上げられた支脚とから構成されるメインフレームと、前記メインフレームの支脚側に向かって一体に突設された支脚と他のニ辺から前記支脚とは反対の側に向かって一体に突設されて器具本体を保持するための支持素子を備えた取付けフレームと、前記メインフレームと前記取付けフレームを夫々の支脚の延出端側の重なり部分を互いに回動自在に枢支する支軸構造と、前記重なり部分に設けられた係合突部と当該係合突部を係脱自在に係合する複数個の係合孔とから成る変更構造若しくは前記重なり部分を締め付け挟持並びに解除自在な変更構造から成る回動範囲変更構造とによって構成されているものである。
上記のように構成された器具類取付け具は、先ず、メインフレームを固定部に取付けた後、取付けフレームに器具類を取付ける。取付けフレームはメインフレームに対して所望の角度範囲で自在に向きを変更でき、この取付けフレームの揺動が器具類の本体枠の傾きとして働く。従って、例えば従来の照明灯の本体枠を固定部に直付けする形式のものなどと違って、器具本来が備える当初のリード光源の揺動範囲にこの取付けフレームによる回動量に見合った本体枠の傾きがプラスされる。このように、照明灯の本体枠の傾き量をリード光源の本来の揺動量に加算でき、照射範囲を広げることができる。因みに、実施例のように、片側50度の範囲で揺動範囲を拡大できれば、器具本来が備える片側ほぼ90度に加えてこの50度分が加算されることで、片側140度に揺動範囲を拡大できる。
本考案の器具類取付け具は、例えば従来の照明灯の本体枠を固定部に直付けす形式のもの等と違って、器具本来の揺動範囲にこの取付けフレームの回動量をプラスした範囲で照射範囲を広げることができるために、器具そのものには特段の仕様変更を行わないで、今まで通りのものが使用できながらも、本来的な揺動範囲を超えて照射範囲、方向が変えられる。従って、従来の器具類本体を固定部に直付けするタイプのものと違って、器具類そのものには特段の仕様変更を行わないで、今まで通りのものが使用できながら器具類本来の持つ揺動範囲を更に超えて揺動範囲を拡大できる。従ってまた、廉価に提供できる。
以上の構成において、本考案は、請求項2に記載のように、器具はリード光源が所定範囲で回動自在に本体枠に取り付けられているリード照明灯であるのが望ましい。
器具本体にリード光源から出射される光が遮られることなく、その出射量を100%有効に照射できるからである。
請求項3に記載のように、回動範囲変更構造は前記重なり部分に設けられた係合突部と当該係合突部を係脱自在に係合する複数個の係合孔とから成る段階的な変更構造若しくは前記重なり部分を締め付け挟持並びに解除自在にする無段階的な変更構造のいずれかで構成されるのが望ましい。
段階的な変更構造によれば、角度変更が選択的で変更作業が容易になり、また、無段階的な変更構造であれば、微妙な位置の設定変更を可能にする上で便利である。
請求項4に記載のように、器具を支持する支持素子は取付けフレームの支脚を突設したニ辺とは異なる他のニ辺から支脚とは反対の側に向かって一体に立ち上げられて器具本体を左右からこれを弾性的に把手する一対のクリップ片であるのが望ましい。
器具本体の取り付けが大変簡便になるからである。
請求項5に記載のように、器具を支持する支持素子は取付けフレームの支脚を突設したニ辺とは異なる他のニ辺から支脚とは反対の側に向かって一体に突設された一対の支え板と当該支え板の少なくとも一方に螺合されたネジからなり、このネジのねじ込みによって器具本体を締め付け把手するのが望ましい。
特に大型の器具の保持には有効であるからである。
請求項6に記載のように、支軸構造は、はとめ金具若しくはボルト・ナットと前記ボルトに外嵌される筒フレームとから構成されるもののいずれかであるのが望ましい。
はとめ金具は構造が簡単で、廉価に製造できるからである。また、ボルト・ナットと前記ボルトに外嵌される筒フレームとから構成されるものでは特に無段階の角度変更に有効であるからである。
請求項7に記載のように、段階的な回動範囲変更構造はメインフレームの支脚と取付けフレームの支脚の延出端側の重なり部分の互いの対峙する一方の面側に設けた係合突部と他方側の面の前記支軸構造を中心にした仮想同心円上で前記係合突部を係脱自在に係合する複数個の係合孔とから構成されるのが望ましい。
簡便な構造で、的確且つ迅速に角度変更が可能になるからである。
請求項8に記載のように、無段階的な回動範囲変更構造は頭部を備えたボルトとこのボルトのネジ部に螺合される蝶ナットで構成されるネジ構造と、支脚の延出端側の両重なり部分の間の間隔と同等の長さを備え、前記ボルトに外嵌合される筒フレームとから成り、前記ボルトはメインフレームの支脚と取付けフレームの支脚の互いに重なり合う部分の一方側の外面に頭部を接当させると共に、メインフレームの支脚と取付けフレームの支脚の互いに重なり合う部分を貫通して前記メインフレームに対し前記取付けフレームを回動自在に支持し、前記蝶ナットの締め付けにより、前記頭部と前記筒フレームとで一方の重なり合う部分を、また、前記筒フレームと前記蝶ナットとの間で他方の重なり合う部分を締め付け挟持する構成が望ましい。
無段階的な角度変更を的確且つ確実に行えるからである。
本考案器具類取付け具の全体の外観図である。 本考案器具類取付け具の図3中B−B拡大断面図面図である。 本考案器具類取付け具の、一部を取り出して拡大表示した拡大図を含む、図2中A−A拡大断面図である。 本考案器具類取付け具を構造物へ取付ける作業の作用を示す拡大断面図である。 本考案器具類取付け具の作用の説明正面図である。 本考案具類取付け具の第2の実施例を示す拡大断面図である。 本考案器具類取付け具に適用される好適な器具類の一例であるリード照明灯の外観図である。 本考案器具類取付け具に適用される別の支持素子の拡大断面図である。
以下、本考案の実施例を、リード光源が所定の範囲で回動するタイプのリード照明灯の取付け具に適用した場合について説明する。
この取付け具1は、図1〜5に示すように、基本的には、壁面等の固定部Bに当接固定されるメインフレーム2と、このメインフレーム2に対して支軸構造3を介して回動固定自在に支持され、且つ器具本体4を保持可能な取付けフレーム5とから構成される。
固定部Bに当接固定されるメインフレーム2は、図1〜4に示すように、金属製で矩形の平板に構成されている基板20と、その左右縁に一体的に連なって、延出端(頂部)21が円弧に形成された不当辺三角形状(図例では直角三角形を示す)の板部22を備えて形成され、この不当辺三角形状の板部22が基板20の一方側へ直角に折り曲げ加工して立ち上げられることで支脚23が構成されている。左右一対のこの支脚23の頂部21近くには貫通穴24(図3)が穿設されている。前記頂部21の円弧はこの貫通穴24を中心にした部分円弧に形成されている。この貫通穴24は、前記基板20の支脚23が連なる縁の全長の中間から一端側に向かってほぼ4分の1位置に偏倚した部位に相当する位置に設けられている。更に、前記基板20の支脚23が連なる縁の全長の中間から他端側に向かってほぼ2分の1位置に偏倚した位置で、且つこの基板20の幅方向の中間位置に中心を置いてビス穴25設けられている。このビス穴25は、このメインフレーム2を固定部Bにビス止めなどするとき等に用いられる。
また、取付けフレーム5は、図1〜4に示すように、金属製で矩形の平板に構成されている基板50と、その左右縁に一体的に連なって、延出端(頂部)51が円弧に形成された二等辺三角形状の板部52を備えて形成され、この二等辺三角形状の板部52が前記基板50の一方側へ直角に折り曲げ加工して立ち上げられることで支脚53が構成されている。これら左右一対の支脚53の頂部51近くには貫通穴54(図3)が穿設されている。前記頂部51の円弧はこの貫通穴54を中心にした部分円弧に形成されている。この貫通穴54は、前記基板50の支脚53が連なる縁の全長の中間に相当する位置に設けられている。更に、前記基板50支脚55が設けられていない他の2辺からはこれら支脚53の突設方向とは反対側に向かって夫々支持素子の一例であるクリップ片55が折り曲げ形成されている。これらクリップ片55は、先ず基板50の縁から当該基板50に対してほぼ直角に折り曲げられて垂下する鉛直部分55Aと、この鉛直部55Aに引き続いて、中間部が互いの側に寄り合うように折り曲げられて構成された挟持部55Bと、更に遊端側が外方へ裾広がり状に曲げられて形成されたガイド部55Cとが備わって構成されている。挟持部55Bは幅狭Sになっているので、この部位で前記器具本体4を弾性的に挟持することができる。
前記メインフレーム2の支脚20の形状を直角三角形にし、併せてその回動中心となるはとめ金具6の中心位置をこの基板20の支脚23が連なる縁の全長の中間から一端側に向かってほぼ4分の1位置に偏倚した部位に相当する位置に設け、しかも前記ビス穴25をこのメインフレーム2の回動中心からより遠くに偏倚させた理由は、後述の通り、取付けフレーム5に対してメインフレーム2を、その前記ビス穴25存在側を取付けフレーム5からより離間する方向に回動させれば、このビス穴25と取付けフレーム5の相対間隔が加可及的に大きくなり、ビスねじ込み作業が広い空間OSを利用して行え、作業の利便性が図られるからである(図4参照)。
次に、支軸構造3の構成は以下の通りである。
メインフレーム2の支脚23の間隔が取付けフレーム5の支脚53の間隔よりもやや狭く構成されていて、取付けフレーム5の支脚53がメインフレーム2の支脚23を外側から挟み込む形で互いに組み付けられている。そして、一対の互いの貫通孔24、54には
とめ金具6が挿通されて、これがかしめ止めされている。これによって、メインフレーム2と取付けフレーム5は一対のはとめ金具6の中心を結ぶ仮想軸心線Pを中心に回動自在に組み付けられている。
これによって、メインフレーム2に対して取付けフレーム5は回動自在となる。
そして、このメインフレーム2に対して取付けフレーム5を段階的に回動自在とするための回動範囲変更構造7は以下のように構成される。
即ち、図1〜4、特に図3に示すように、前記メインフレーム2の支脚23の前記取付けフレーム5の支脚53に重なる部分に、この取付けフレーム5の支脚53の側に向けて突出させて半円状の係合突部71が一体的に設けられている。この係合突部71は当該メインフレーム2のはとめ金具6よりも基板20側に設けられている。一方、前記取付けフレーム5の支脚53の前記メインフレーム2の支脚23に重なる部分に、このメインフレーム2の支脚23の側に向けて突出させて複数個(図例では3個)の半円状の係合凹部72が一体的に設けられている。この係合凹部72は当該取付けフレーム5の支脚53のはとめ金具6よりも基板50側に設けられる。前記係合突部71と係合凹部72とは共に、はとめ金具6の中心から等距離の部分円弧上に設けられていて、取付けフレーム5のメインフレーム2に対する回動によって、複数の係合凹部72を係合突部71に選択的に係合させるように構成されている。また、前記係合凹部72は、その左右の係合凹部72が中間の一つを挟んで、左右等間隔をおいて配置されている。各係合凹部72とはとめ金具6の中心とを結ぶ仮想線分同士の挟角は50度に設定されている。従って取付けフレーム5はメインフレーム2に対して、水平な姿勢から左右に夫々50度ずつ回動可能となるのである。
ここで、本考案に好適に適用される器具本体の一例としてのリード照明灯について、図7の記載に基づいて、その概要を説明する。
このリード照明灯40は、基本的には、アルミダイキャスト製の細長で、四周に壁2を備える断面矩形の筒体からなる照明灯本体41、この照明灯本体41の長手方向両端の開口を閉鎖する合成樹脂製のエンドキャップ42、このエンドキャップ42から上方へ一体に立ち上げた支え部材43、長手方向に沿って多数個のLED体44(図5参照)が一列状に実装されたプリント基板45、この一列状に並ぶLED体44の上方を覆う透光性のある、具体的には透明で保形性のある合成樹脂製のカバー体46、プリント基板45とカバー体46を保持してこれを前記支え部材43に連結する合成樹脂製の保持体47とから構成されている。また、前記保持体47は、プリント基板45の長手方向に沿った長尺で、上部と長手方向の両端が開放された凹形状を呈した保持体本体20と、この保持体本体20の長手方向の前記両端にそれぞれ接続され、前記プリント基板8の長手方向に沿った軸線Pの周りに揺動自在で、かつ、任意の揺動位置で位置保持自在に前記支え部材43に保持される回動部材48を備えて成る。図7中49は、AC100V電源に接続された電気コードである。
次に、以上のように構成された本考案に係る取付け具1の作用を図1、4、5を参考にしながら説明する。
先ず、図4に示すように、メインフレーム2をそのビス穴25のある側をはとめ金具6による仮想回動軸線Pを中心にして取付けフレーム5に対し、これから離間する方向へ回動させ、その係合凹部72にメインフレーム2側の係合突部71を係合させて回動位置を保たせる。この両フレー2、5の回動によって、ビス穴25と取付けフレーム5の基板50との間の空間を大きく開放して、広い空間OSを得る。その後、適宜工具等によってメインフレーム2を固定部Bにビス止めする。取付け具1はリード照明灯40の照明灯本体41の長さに応じて、その取付け個数は適宜選択される。次に、図1、5に示すように、取付けフレーム5の一対のクリップ片55間に照明灯本体41を、このクリップ片55の開放側から、両クリップ片55の間に押しこむ。この押し込みによって、先ず前記ガイド
部55Cによってスムースに行われるが、両クリップ片55はその弾性復元力に抗して外方へ広がり、その後照明灯本体41の幅狭部(スリット部分)S´に挟持部55Bが弾性復元力によって嵌り込み、照明灯本体41が両クリップ片55の間にしっかりと挟持固定されてリード照明灯40のセットが完了する。なお、照明灯本体41に幅狭部S´が設けられていれば、より好ましい挟持固定ができるので望ましいが、この幅狭部S´が設けられていない照明灯本体に対しても、クリップ片55の弾性挟持力により、本来的な照明灯本体41の機器市固定は可能であることは言うまでもない。
次に、リード照明灯40の照射位置を変更するに当たっては、基本的には、先ず第一段階としては、LED体44を照明灯本体41に対して回動して、適宜に変更する。
しかし、それ以上の照射位置の変更を求める場合には、照明灯本体41を両手で支えて、図5示すように、前記はとめ金具6の仮想軸線Pを中心にして、必要な方向へ照明灯本体41ともどもに取付けフレーム5をメインフレーム2に対して回動させる。この回動は、この実施例構造では、中央の通常取付け位置とその左右50度ずつ回動した二位置への回動角度の変更が可能となる。従って、必要に応じて、上記三位置へ、その向きを自在に変更できる。前記係合凹部72の数は、必要に応じて、予め製造段階で適宜に設定できるので、上記実施例のように三位置のみならず、更に多くの回動位置をもった製品を得ることができるのは言うまでもない。
尚、図5に示す左右の移動位置においては、LED体44が夫々最も外側に向かった位置にある状況下を示している。この実施例では、最大約280度の範囲で照射方向を調整できる。
このように、上記実施例構造によれば、リード照明灯40そのものには特段の仕様変更を行わないで、今まで通りのものが使用できながらも、本来的な揺動範囲を超えて照射範囲、方向が簡単に変えられる。従ってまた、以上のような取付け具を用意するだけであるから、トータルとしては、大変廉価に提供できる。
次に、実施例2について詳述する。
この実施例2は、メインフレーム2に対して取付けフレーム5を回動させるに当たり、実施例1に示す段階的な回動構造に代えて無段階的に回動範囲を変更固定できる構造8を提供するものである。
この無段階的な回動範囲変更構造8は、図6に示すように、基本的にはネジ構造9と、このネジ構造9に外嵌合さける筒フレーム10とから構成される。
前記ネジ構造9は、頭部91を備えたボルト82とこのボルト82のネジ部83に螺合される蝶ナット84で構成される。このボルト82は、前記メインフレーム2側の貫通孔24と取付けフレーム5側の貫通孔54を夫々貫通させ、メインフレーム2の支脚23と取付けフレーム5の支脚53の互いに重なり合う部分の一方側の外面にその頭部91を接当させると共に、メインフレーム2の支脚23と取付けフレーム5の支脚53の互いに重なり合う部分を貫通して前記メインフレーム2に対し前記取付けフレーム5を回動自在に支持する。筒フレーム10はボルト82に外嵌合された姿勢で前記両重なり部の間に挿入される。従って、前記蝶ナット84の締め付けにより、前記頭部81と前記筒フレーム8とで一方の重なり合う部分を、また、前記筒フレーム8と前記蝶ナット84との間で他方の重なり合う部分をそれぞれ締め付けることによって、取付けフレーム5はメインフレーム2に対して所定の回動角を保って挟持固定される。
メインフレーム2に対して取付けフレーム5の角度を変更する場合には、取付けフレーム5がメインフレーム2に対して自在に回動出来るまで蝶ナット84による締め付けを緩
める。次いで、取付フレーム5を必要とされる角度回動する。最後にその角度を保ったままで、蝶ナット84を締めつけて、取付フレーム5をメインフレーム2に筒フレーム82の協働によって、挟持固定して所望の角度変更後の位置を保たせる。
この実施例2による無段階的な回動範囲変更構造8によれば、無段階的な角度変更を的確且つ確実に、しかも迅速且つ簡単に行える上に、大変微妙な照射方向の調整が可能となり、照射位置の如何なる部分に対してもきめ細かな照射が可能となる。
次に、図8は、前記支持素子の別の実施の形態を例示したもので、前記クリップ片55に代えてビス11を採用したものである。
具体的には、前記取付けフレーム5の支脚53を突設したニ辺とは異なる他のニ辺から支脚53とは反対の側に向かって一体に、扁平な一対の支え板12を真っ直ぐに突設し、当該支え板12の少なくとも一方に、その外側からビス11を螺合させ、このビス11のねじ込みによって照明灯本体41を締め付け把手するようにしたものである。尚、図中13はこのビス11の螺合作用を確実にするために前記支え板12の外面に一体的に固着されたナットである。尚、図中では片側だけ設けられているが、左右両側にこの支持素子が設けられてい手も良い。一層強固な保持を可能にする。
この構造によれば、照明灯本体41に幅狭部S´が設けられていないタイプに対してもしっかりとこれを挟持固定することができ、また、重量のある照明灯本体を挟持固定するにあたっても有効である。
以上に説明した器具類取付け具は、単にリード照明灯に止まらず、本来的に角度変更が可能な各種器具類で、更に、その回動角を大きく、あるいは細かく変更する要求のある器具類に適用することによって、本来的な角度変更の範囲を超えて更に大きく、尚且つ、微妙な角度変更にも上手く対応できる。
1…取付け具
2…メインフレーム
3…支軸構造
4…器具本体
5…取付けフレーム
6…はとめと金具
7…段階的回動範囲変構造
8…無段階的回動範囲変更構造
9…ネジ構造
10…筒フレーム
11…ビス
12…支え板
23…支脚
25…ビス穴
40…リード照明灯
41…照明灯本体
44…LET体
53…支脚
55…クリップ片
55B…挟持部
82…ボルト
84…蝶ナット
特開平05−325606号公報 特開2002−140901号公報 特開2004−63237号公報

Claims (8)

  1. 固定部に当接固定される基板とその左右縁から一体に立ち上げられた支脚とから構成されるメインフレームと、前記メインフレームの支脚側に向かって一体に突設された支脚と他のニ辺から前記支脚とは反対の側に向かって一体に突設されて器具本体を保持するための支持素子を備えた取付けフレームと、前記メインフレームと前記取付けフレームを夫々の支脚の延出端側の重なり部分を互いに回動自在に枢支する支軸構造と、前記取付けフレームと前記メインフレームの相対的に回動角を変更並びに固定する回動範囲変更構造とによって構成されている器具類取付け具。
  2. 器具はリード光源が所定範囲で回動自在に本体枠に取り付けられているリード照明灯である請求項1記載の器具類取付け具。
  3. 回動範囲変更構造は段階的若しくは無段階的な変更構造を備えている請求項1又は2の何れかに記載の器具類取付け具。
  4. 器具を支持する支持素子は取付けフレームの支脚を突設したニ辺とは異なる他のニ辺から支脚とは反対の側に向かって一体に立ち上げられて器具本体を左右からこれを弾性的に把手する一対のクリップ片である請求項1〜3のいずれかに記載の器具類取付け具。
  5. 器具を支持する支持素子は取付けフレームの支脚を突設したニ辺とは異なる他のニ辺から支脚とは反対の側に向かって一体に突設された一対の支え板と当該支え板の少なくとも一方に螺合されたネジからなり、このネジのねじ込みによって器具本体を締め付け把手するようにした請求項1〜4のいずれかに記載の器具類取付け具。
  6. 支軸構造は、はとめ金具若しくはボルト・ナットと前記ボルトに外嵌される筒フレームとから構成されるもののいずれかである請求項1〜5のいずれかに記載の器具類取付け具。
  7. 段階的な回動範囲変更構造はメインフレームの支脚と取付けフレームの支脚の延出端側の重なり部分の互いの対峙する一方の面側に設けた係合突部と他方側の面の前記支軸構造を中心にした仮想同心円上で前記係合突部を係脱自在に係合する複数個の係合孔とから構成されている請求項1〜6のいずれかに記載の器具類取付け具。
  8. 無段階的な回動範囲変更構造は頭部を備えたボルトとこのボルトのネジ部に螺合される蝶ナットで構成されるネジ構造と、支脚の延出端側の両重なり部分の間の間隔と同等の長さを備え、前記ボルトに外嵌合される筒フレームとから成り、前記ボルトはメインフレームの支脚と取付けフレームの支脚の互いに重なり合う部分の一方側の外面に頭部を接当させると共に、メインフレームの支脚と取付けフレームの支脚の互いに重なり合う部分を貫通して前記メインフレームに対し前記取付けフレームを回動自在に支持し、前記蝶ナットの締め付けにより、前記頭部と前記筒フレームとで一方の重なり合う部分を、また、前記筒フレームと前記蝶ナットとの間で他方の重なり合う部分を締め付け挟持するようにした請求項1〜6のいずれかに記載の器具類取付け具。
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