JP3169815U - 防護柵 - Google Patents

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Abstract

【課題】施工が簡単で支柱の交換も簡単な木製防護柵を提供する。【手段】防護柵は木製支柱1と木製ビーム2とを有する。木製支柱1は土中Gに打ち込んだ鋼管製基礎パイプ3に支持金具5を介して取り付けられている。支持金具5は、基礎パイプ3に流し込んだモルタル4にインサート固定されている。支持金具5は木製支柱1のスリット12に嵌まっており、両者は支柱用ボルト13で締結されている。木製ビーム2は固定金具6を介して木製支柱1に連結されている。施工に際して掘削作業は不要であるため施工コストを低廉に抑えることができると共に、支持金具5の位置・姿勢は調節できるため正確さにも優れている。木製支柱1のみを交換可能であるため、継続性に優れている。かつ、木製支柱1は地面から浮いているため、水切れが良くて耐久性に優れている。【選択図】図1

Description

本願考案は、木製支柱及び木製ビームを有する木製(木系)の防護柵に関するものである。なお、「防護柵」は境界の単なる仕切りとして使用することも可能であり、従って、本願考案の対象物は「柵装置」と呼ぶことも可能である。
防護柵の支柱とビームとに丸太を使用することが行われている。木製の防護柵は木の持つ温もりがあって人を和ませる利点があり、また、間伐材の有効利用に貢献できる利点もある。従って、広く普及することが期待されている。木製防護柵に関して種々の提案が成されており、その例として本願考案者は、特許文献1において、シーソー式の金具を使用して木製ビームを木製支柱に取り付けることを提案した。
防護柵において支柱を倒れ不能に保持する必要があり、そのための手段としては、上向きの穴が空いたコンクリート製の基礎ブロックを土中に埋設し、この基礎ブロックの穴にモルタルを流し込んでこれに支柱の下部を挿入することが一般的である。しかし、この方法では、小型パワーショベル等で地面を堀り起こしてから基礎ブロックを穴に配置し、次いで、基礎ブロックをセットしてから土で埋め戻して加圧機で転圧し、それから基礎ブロックの穴にモルタルを流し込んで支柱を嵌め込む、という工程を経ねばならないため、作業に多大の手間と費用がかかる問題があった。
また、支柱が腐る等して交換の必要が生じた場合、基礎ブロックごと掘り返して除去し、それから新たな基礎ブロックの埋設工事をせねばならないため、支柱の交換が非常に厄介であった。木製防護柵の良さが認識されながら広く普及しない理由の一つとして、支柱の交換に要する手間と費用が挙げられている。
そこで、木製支柱の交換を容易ならしめる考案や腐食を抑制する考案が成されている。例えば特許文献2には、基礎ブロックにインサート固定した連結プレートに木製支柱を取り付けることとが記載されている。すなわちこの特許文献2では、金属板より成る連結プレートの下部を基礎ブロックに埋め込み固定する一方、支柱の下部には連結プレートが入り込むスリットを形成し、支柱と連結プレートとをボルト及びナットで共締めしている。他方、特許文献3には、木製支柱の下部を金属や合成樹脂より成る基体で被覆し、基体で被覆された部分を土中に埋め込むことで開示されている。
特開2002−356821号公報 特開2004−339882号公報 特開平08−333756号公報
特許文献2では、ボルトによる締結を解除することで支柱だけを連結プレートから取り外して交換できるため、支柱を基礎ブロックに埋設した方式に比べると経済性に優れているが、基礎ブロックの埋設工事に要する手間と費用の問題は解消できていない。
また、基礎ブロックを設置するにおいて、設置位置が施工図の位置から多少ずれたり平面姿勢がずれたり傾きが発生したりすることがあるが、特許文献2では連結プレートが予め基礎ブロックに埋設されているため、基礎ブロックの施工誤差によって連結プレートの位置や姿勢がずれると支柱にも位置ずれや傾きが発生することになり、その結果、ビームを取り付けできなくなるおそれも懸念される。
他方、特許文献3は腐食防止にある程度の効果があると推測できるが、基体で被覆した支柱をそのまま土中に深く打ち込むことは困難であるため、支柱を強固に保持するにはコンクリート製の基礎ブロックを使用せざるを得ず、すると、基礎ブロックの埋設に要する手間や費用の問題が顕れると共に、支柱だけ交換することもできない。
本願考案はこのような現状に鑑み成されたもので、設置作業が容易で強度にも優れると共に支柱の交換も容易な木製防護柵を提供することを主たる目的にしている。また、本願考案は、木製支柱の加工コストを抑制することや、木製ビームの姿勢を施工地の傾斜に簡単に適合させることも目的としている。
前記目的を達成すべく本願考案者は、各請求項に記載した構成を案出した。このうち請求項1の考案に係る防護柵は、地面より上に配置した木製支柱と、前記木製支柱に取り付けた横長の木製ビームと、前記木製支柱の下方位置において地面に打ち込まれた基礎パイプとを有しており、前記基礎パイプの内部には、当該基礎パイプの上方にはみ出た上向き突出部を有する支持金具が挿入されており、前記支持金具のうち基礎パイプに挿入された部分は、前記基礎パイプを土中に打ち込んでから充填されたモルタル又は接着剤によって基礎パイプに固定されており、前記支持金具の上向き突出部に前記木製支柱を固定している。
請求項2の考案は請求項1を具体化したもので、この考案は、請求項1において、前記基礎パイプは鋼管製で、前記支持金具は平板状で上下に長い形状であり、前記支持金具はモルタルを介して前記基礎パイプに固定されている一方、前記木製支柱は1本の丸太からなっており、この木製支柱の下部に、前記支持金具が嵌まるスリットが切り開き形成されており、前記木製支柱と支持金具とは、それらに貫通する支柱用ボルトとこれにねじ込まれるナットとで締結されている。
請求項3の考案も請求項1を具体化したもので、この考案は、請求項1において、前記基礎パイプは鋼管製で、前記支持金具は平板状で上下に長い形状であり、前記支持金具はモルタルを介して前記基礎パイプに固定されている一方、前記木製支柱として丸太を縦にカットした平面視半円状の半割品が使用されており、全体又は略全体に防腐処理された2本の半割品を、その長手平坦面が向かい合うように配置して1本の支柱と成しており、前記2本の半割品の下部で前記支持金具を挟み付け、三者を支柱用ボルトとこれにねじ込まれるナットとで共締めしている。
請求項4の考案は請求項2又は3の考案を具体化したもので、この考案は、請求項2又は3において、前記木製支柱と支持金具とは上下複数の箇所において前記支柱用ボルト及びナットで締結されていると共に、前記支柱用ボルト及びナットによる締結には座金が使用されており、前記座金は、前記木製支柱の外面に向かって凹となるように湾曲した浅い椀状形態であると共に、その外周縁には前記木製支柱に食い込む複数の爪が形成されている。
請求項5の考案は請求項2又は4の考案を具体化したもので、この考案は、請求項2又は4において、前記木製ビームの取り付けには水平部と垂直部とを有するL形の固定金具が使用されており、前記固定金具の水平部はねじファスナで前記木製ビームに固定され、前記固定金具の垂直部は前記木製支柱にねじファスナで固定されており、かつ、前記固定金具における垂直部のうち上下方向に延びる両側縁と、前記固定金具における水平部のうち木製ビームの長手方向に延びる両側縁とに、それぞれ前記木製支柱及び木製ビームに食い込む爪が形成されている。
請求項6の考案は請求項3又は4の考案を更に具体化したもので、この考案は、請求項3又は4において、前記木製ビームの取り付けには水平部と垂直部とを有するL形の固定金具が使用されており、前記固定金具の水平部はねじファスナで前記木製ビームに固定されている一方、前記固定金具の垂直部には、前記木製支柱を構成する2本の半割品の間に挿入された横長のビーム用ボルトが挿通しており、前記ビーム用ボルトとこれにねじ込んだナットとで前記垂直部を2本の半割品に押さえ固定しており、かつ、前記固定金具における水平部のうち木製ビームの長手方向に延びる両側縁には前記木製ビームに食い込む爪が形成されており、前記固定金具における垂直部のうち上下方向に延びる両側縁には、前記木製支柱を構成する半割品に食い込む爪が形成されている。
請求項7の考案も請求項3又は4の考案を具体化したもので、この考案は、請求項3又は4において、前記木製支柱を構成する2本の半割品の間に、当該木製支柱を挟んだ両側に突出するはみ出し部を有する板状の固定金具が挟まれており、前記固定金具は、当該固定金具及び2本の半割品を貫通する金具用ボルトとこれにねじ込まれるナットとにより、前記木製支柱に取り付けられている一方、前記木製ビームには、前記固定金具のはみ出し部が嵌まり込むスリットを形成しており、前記木製ビームは、当該木製ビームに進入して前記固定金具のはみ出し部に貫通するビーム用ボルトにより、前記固定金具のはみ出し部に取り付けられている。
[請求項1(全請求項)の効果]
本願考案によると、木製支柱は支持金具に取り付けているため、木製支柱は支持金具に対する固定を解除することで、簡単に除去・交換できる。従って、木製支柱が腐食したり破損したりした場合、木製支柱のみを低コストで交換できる。また、防護柵の除去や基礎パイプの位置変更のために基礎パイプを抜去する場合は、基礎パイプが地面から露出していなくても、支持金具を掴む等して引き上げることで基礎パイプを引き抜きできるため、基礎パイプの抜去作業もごく簡単に行える。
また、木製支柱を支持する基礎パイプは土中にある程度の深さまで打ち込むことで高い支持強度を確保できる一方、支持金具も単なる寸法の設定によって必要な強度を保持できるため、木製支柱に必要な支持強度を簡単に保持させることができる。
更に、基礎パイプは地面への打ち込みによって簡単に設置でき、基礎ブロックを使用する場合のような掘削作業や埋め戻し作業は不要であるため、施工費用も基礎ブロックを使用する場合に比べて大幅に抑制できる。また、地面の掘削や転圧作業は不要であるため地盤の脆弱化は発生せず、従って、傾斜地や路肩であっても高い強度を確保した状態で施工できる。そして、木製支柱の下面と地面との間に隙間が存在するため、雨水の切れがよいと共に地面の水が吸い上げられる現象は発生せず、このため腐りにくくて耐久性に優れている。
また、支持金具は基礎パイプを打ち込んでから取り付けられるものであり、基礎パイプの位置や姿勢に拘束されることなく、支持金具の高さや水平位置、平面視姿勢、傾きを任意に設定できるため、基礎パイプの打ち込み位置や姿勢に多少の施工誤差があっても、その誤差を補正した状態で支持金具を正確な位置・高さ・姿勢に配置することができる。つまり、現場対応性に優れているのであり、このため、木製支柱の設置を正確に行うこができ、その結果、木製支柱への木製ビームの取り付けもトラブルなく行うことができる。
[請求項2の効果]
請求項2のように支持金具を板状の形態にすると、支持金具は鋼板を材料として簡単に製造(加工)できるため、コスト面で有利である。また、支柱は丸太の単一材であるため、施工も簡単である。
[請求項3の効果]
さて、木材にスリットを加工する場合、例えば2〜3mm程度の溝幅であると丸鋸で簡単で加工できるが、例えば10mm以上の厚さであると丸鋸のみでの加工はできず、例えば、スリットの奥部箇所に相当する部位にドリルで横穴を空け、次いで、丸鋸に2回通してスリットの一方の内側面と他方の内側面とに相当する部分を加工する、という工程を経ねばならず、このためスリットの加工が面倒である。
これに対して請求項3の構成を採用すると、半割品は丸鋸によって簡単に加工できるため、支柱の製造コストを抑制することができる。また、半割品はその表面の全体又は大部分が防腐処理されているため、単一材を使用する場合に比べて防腐性能を向上できる利点もある。
[請求項4の効果]
木製支柱を板状の支持金具に支柱用ボルト及びナットで締結する場合、木製支柱と支持金具とには支柱用ボルトが嵌まるボルト挿通穴を空けねばならないが、加工誤差を吸収したりボルト挿入作業を容易ならしめたりするため、ボルト挿通穴は支柱用ボルトの外径よりもある程度大径に設定されている。すなわち、ボルト挿通穴の内周と支柱用ボルトとの間に僅かながら遊びがある。このため、支柱に大きな外力がかかると、ボルト挿通穴の内周と支柱用ボルトとの間の遊びの分だけ支柱が倒れるおそれがある。さりとて、ボルト挿通穴を支柱用ボルトの外径とおりに設定すると、加工誤差があると、支柱用ボルトを挿通できなくなるおそれがある。
この点、請求項4の構成を採用すると、木製支柱のボルト挿通穴を支柱用ボルトの外径より多少大径に設定しておいても、座金と支柱用ボルトとの間の遊びを僅かの寸法に設定しておくことにより、上下複数本の支柱用ボルトと木製支柱との相対位置を座金によって一定に保持できるため、木製支柱の倒れ現象を防止又は著しく抑制することができる。
[請求項5の効果]
木製支柱と木製ビームとの連結(固定)には各種の手段を採用できるが、請求項5のようにL型で爪を有する固定金具を使用すると、簡単な作業で木製ビームを木製支柱にしっかりと連結できる利点がある。
[請求項6の効果]
請求項6の構成を採用すると、ビーム用ボルトは一対の半割品の間に位置しているため、支柱にはビーム用ボルトが挿通する穴を加工する必要がなく、それだけ加工コストを抑制できる。また、ビーム用ボルトは任意の高さに位置させることができるため、木製ビームの高さ位置を変更したり木製ビームの段数を変えたりすることも簡単に行える。そして、固定金具の垂直部に設けた爪が2本の半割品のそれぞれに食い込んでいるため、固定金具がずり下がるようなことはなく、高い固定強度を保持できる。
更に、ビーム用ボルトは半割品の軸線(鉛直線)に対して傾斜姿勢に配置することも可能であるため、傾斜地の防護柵においては、木製ビームの群を傾斜姿勢にして直線状に配置することができる。すなわち、傾斜地への対応性にも優れている。
[請求項7の効果]
木製ビームの連結手段として請求項7のような板状の固定金具を使用すると、固定金具は支柱に対して任意の姿勢に保持できるため、傾斜地への対応性に優れている。また、支柱にスリットを加工する必要はないためコスト面で有利であると共に、2本の半割品と固定金具とを金具用ボルト及びナットで締結することにより、2本の半割品の一体性が高まるため、強度面においても優れている。
(A)は第1実施形態の部分正面図、(B)(C)は施工工程の一部を示す図である。 (A)〜(F)は第1実施形態の施工工程及び構成部材を示す図、(G)は(F)のG−G視断面図、(H)は座金の正面図、(I)は(H)のI−I視断面図、(J)は(H)のJ−J視断面図である。 (A)は支柱とビームとの連結構造を示す一部破断正面図、(B)は固定金具の斜視図、(C)は作用を示す平面図である。 第2実施形態を示す図で、(A)は部分正面図、(B)は支柱の平面図、(C)は(A)のC−C視断面図、(D)はエンド支柱の箇所での正面図である。 第3実施形態を示す図で、(A)は部分正面図、(B)は(A)のB−B視断面図である。 (A)は第4実施形態の部分断面図、(B)は支柱の加工工程を示す図である。
次に、本願考案の実施形態を図面に基づいて説明する。まず、図1〜図3に基づいて第1実施形態を説明する。以下の説明では便宜的に「前後」「左右」の文言を使用するが、この「前後」「左右」は、基本的にはビームの軸線と直交した方向から見た状態を基準にしている。
(1).概略・基礎部
防護柵は、地面GLより上に鉛直姿勢に配置した木製支柱1、木製ビーム2から横向きに延びる木製ビーム2、土中Gに埋設した基礎パイプ3、基礎パイプ3に充填したモルタル4に略下半部を埋め込んだ支持金具5、木製ビーム2を木製支柱1に連結するための固定金具6を有している。木製支柱1及び木製ビーム2は杉や檜のような針葉樹の間伐材が使用されており、丸太の単一材の状態で使用されている(防腐処理は行っている。)。木製支柱1の上端には、樹脂製や金属製のキャップ7を装着している。
木製支柱1及び木製ビーム2の外径は100〜150mmが多い。木製支柱1の太さと木製ビーム2の太さとを異ならせることも可能である。木製支柱1及び木製ビーム2とも長さは必要に応じて任意に設定される。木製ビーム2の段数は図示のような3段に限らず、2段又は4段以上にすることも可能である。
基礎パイプ3の太さ及び長さは必要な支持強度に応じて設定される。規格品として外径が114.3mm、厚さが4.5mmの鋼管があるので、これを適当な長さ(例えば800mm程度)に切断して使用すると好適である。もとより、基礎パイプ3の太さ・長さ・厚さは防護柵に求められる強度に応じて任意に設定できる。なお、基礎パイプ3は防錆のためメッキ処理されている。基礎パイプ3には線材で補強されたコンクリート管や樹脂管も採用できるが、打ち込みの容易性や信頼性の面からは鋼管を使用するのが好ましい。
基礎パイプ3は、図1(B)に示すような治具8を使用して、振動式等の打ち込み機で土中Gに打ち込まれる。治具8は基礎パイプ3の内部に入り込むボス部8aを有している。このため、基礎パイプ3の内部の土9はボス部8aで突き固められる状態になり、その結果、基礎パイプ3は補強された状態になっている。ボス部8aの長さは基礎パイプ3の半分程度の長さになっているが、土質等の条件に応じて長さを異ならせることも可能である。基礎パイプ3の上端は地上に多少露出していてもよいし、逆に、地中にめり込ませることも可能である。
支持金具5はメッキ鋼板を使用しており、その半分程度がモルタル4に埋め込まれている。支持金具5は強度を確保できる大きさであれば足り、例えば、厚さは10〜20mm、幅は50〜100mm、長さは400〜500mmに設定できる。支持金具5は、基礎パイプ3の内部で横移動させ得るように、その横幅寸法は基礎パイプ3の内径よりもある程度小さい寸法に設定している。
支持金具5のうちモルタル4に進入する部位には、図2(B)に拡大して示すように、抜け止め用のボルト10をナット11で固定している。抜け止め用のボルト10は両切りボルトを使用しているが、頭付きボルトを使用してもよい。支持金具5の抜け止め手段としては必ずしもボルト10を使用する必要はなく、抜け止め用穴を空けるだけでもよいし、抜け止め片を折り曲げ形成してもよい。
基礎パイプ3を土中Gに打ち込んでから、基礎パイプ3の内部にモルタル4を流し込み、次いで、支持金具5の下半部をモルタル4に挿入して、モルタル4を固まらせる。支持金具5は所定の高さに設定する必要があるので、治具等を使用して高さを設定する。また、鉛直性も必要なので、水準器を使用して鉛直姿勢にする。更に、基礎パイプ3の打ち込み位置や打ち込み姿勢は施工図のとおりとはならず、位置がずれたり姿勢が傾いたりすることもある。すなわち、施工誤差が生じることがある。
そこで、隣り合った基礎パイプ3の支持金具5との間隔が所定の間隔になるように、支持金具5の水平位置と水平姿勢も揃え、その状態でモルタル4を固まらせる。従って、支持金具5の軸心と基礎パイプ3の軸心とが一致しない場合もあるが、隣り合った支持金具5の間隔を所定のとおりに揃えることができると共に、高さ、平面視姿勢を所定のとおりに設定して、木製支柱1を正確に配置することができる。モルタルの代わりに樹脂系の接着剤を使用することも可能である。なお、モルタル4には砂利を混ぜ込んでもよい。従って、本願考案でいうモルタルはコンクリートも含む概念である。
(2).木製支柱の取り付け構造
支持金具5は基礎パイプ3の上にはみ出た上向き突出部5aを有している一方、木製支柱1の下部には上向き突出部5aが嵌まるスリット12が形成されており、上向き突出部3aと木製支柱1とは上下2本の支柱用ボルト13とこれに螺合するナット14とで締結されている。従って、支持金具5と木製支柱1とにはそれらを貫通するボルト挿通穴15,16が空いている。また、支柱用ボルト13の両端部には座金17が嵌まっている。
座金17は実線で示すような小判型や一点鎖線で示す真円形であり、木製支柱1に向けて凹となるように全体にわたって湾曲している。このため、座金17は浅い椀状の形態を成している。そして、座金17は上下長手の姿勢で使用されており、長手両側縁には、木製支柱1に食い込む三角形の爪18を1個ずつ形成している(複数ずつ形成してもよい。)。座金17は椀状形態であるため剛性に優れており、爪18は木製支柱1にしっかりと食い込んでいる。
さて、支持金具5は平面視で前後長手の姿勢になっており、また、必然的に、木製支柱1のスリット12も平面視で前後長手の姿勢に形成されている。この場合、木製支柱1と支持金具5との締結が単なる支柱用ボルト13とナット14とによる締結の場合、支柱用ボルト13とボルト挿通穴14,15の内周との間にある程度のクリアランスがあると、人がもたれ掛かる等して木製支柱1に前後方向の外力が作用すると、支柱用ボルト13の頭と木製支柱1との間、及び、ナット14と木製支柱1との間に滑りが発生して、木製支柱1が若干ながら倒れる現象が生じることがある。
これに対しては、木製支柱1及び支持金具5のボルト挿通穴14,15を支柱用ボルト13と同径に設定してクリアランスを無くすことが考えられるが、これでは上下のボルト挿通穴14,15のピッチに僅かでも加工誤差があると支柱用ボルト挿通穴13の挿通が不可能になるため、現実的でない。
他方、本実施形態の形態の座金17を使用すると、座金17の爪18が木製支柱1に食い込んでいるため、座金16と支柱用ボルト13との間のクリアランスをできるだけ小さくしておくことにより、支柱用ボルト13は実質的に木製支柱1にずれ不能に保持されるため、木製支柱1のボルト挿通穴14と支柱用ボルト13との間にある程度のクリアランスを確保しつつ、木製支柱1が外力によって倒れることを防止又は著しく抑制できる。すなわち、施工の確実性を確保しつつ、木製支柱1の倒れを的確に防止できる。支持金具5のボルト挿通穴16も、支柱用ボルト13の外径より僅かに大きい程度の寸法に設定しておくのが好ましい(木製支柱1のボルト挿通穴16の内径を支柱用ボルト13の外径よりある程度大径にしておけば、施工の容易性には影響しない。)。
(3).木製ビームの取り付け構造
図3(A)(B)に示すように、木製ビーム2を木製支柱1に連結するための固定金具6は、木製ビーム2に重なる水平部6aと木製支柱1に重なる垂直部6bとを有するL形の形態を成している。水平部6a及び垂直部6bとも木製ビーム2及び木製支柱1にぴったり重なるように軸方向から見て円弧状に湾曲しており、両者にはボルトが嵌まる取り付け穴20,21が空いている。水平部6aの取り付け穴20は木製ビーム2の軸方向に長い長穴になっており、垂直部6bの取り付け穴21は上下方向と前後方向とに広がった十字形になっている。もとより十字形である必然性はなく、単なる丸穴に形成したり、上下方向のみに長い長穴に形成したり、前後方向(水平方向)のみに長い長穴に形成したりしてもよい。
また、固定金具6における水平部6aと垂直部6bとの前後両側縁には、木製ビーム2及び木製支柱1に食い込む山形の爪22が2個ずつ形成されている。このため、固定金具6は木製ビーム2及び木製支柱1に対してずれ不能に保持される。本実施形態では垂直部6bの長さ(高さ)より水平部6aの長さが長くなっているが、両者の長さは任意に設定できる。両手とも、取り付け穴20,21を複数ずつ形成することも可能である。なお、爪22は1個ずつ又は3個ずつ以上形成してもよい。
固定金具6の水平部6aを木製ビーム2に固定するには、ねじ込み式スタッドボルト23はこれに螺合するナット24とが使用されている。これらねじ込み式スタッドボルト23とナット24とはねじファスナの一例である。スタッドボルト23はピッチが荒くて先端部が尖った木ねじ部23aを有しており、木ねじ部23aが水平部6aにねじ込まれている。木製ビーム2には下穴を空けておくのが好ましい。
水平部6aと木製ビーム2との固定に木ねじを使用することも可能であるが、本実施形態のようにスタッドボルト23を使用すると、先に固定金具6を木製支柱1に固定してから、固定金具6における水平部6aの取り付け穴20にスタッドボルト23を嵌め込むことで、木製ビーム2を仮保持できる利点がある。また、木ねじを下方からねじ込むのは面倒であるが、本実施形態では、ナット24は無理な姿勢を採らずにレンチで簡単にねじ込み操作できる。水平部6aの取り付け穴20は左右に長いため、隣り合った木製支柱1のピッチが多少ずれていても、支障なく水平部6aに固定できる。
固定金具6の垂直部6bは、木製支柱1を貫通するビーム用ボルト25とこれに螺合するナット26とで木製支柱1に固定されている。従って、木製支柱1にはその軸心を横切るように延びるボルト挿通穴27が空いている。図3(A)では多数本の木製支柱1のうちエンドに配置した木製支柱1を示しており、木製支柱1の片面だけに固定金具6が配置されているが、エンド支柱を除いた他の木製支柱1においては、左右両側に固定金具6が重ね配置されて、2つの固定金具6の垂直部6bと木製支柱1とがビーム用ボルト25とナット26とで共締めされる。
本実施形態のように固定金具6における垂直部6bの取り付け穴21を十字型に形成すると、木製支柱1の高さの誤差を吸収できると共に、固定金具6を木製支柱1の軸心回りに多少はずらし移動させることができる。このため、木製支柱1の平面姿勢が施工図から多少ずれてもその誤差を吸収することができると共に、木製ビーム2を挟んで左右に位置した木製ビーム2を平面視くの字形に配置することも簡単に行える。このため、現場の状況に応じて木製ビーム2の姿勢を少し変えるといったことを容易に行える。
(4).第2実施形態
次に、図4に示す第2実施形態を説明する。この実施形態では、木製支柱1は丸太を半割りした半割品1′が使用されており、2本の半割品1′で1本の木製支柱1を構成している。半割品1′は外面の全体に防腐処理している。2本の半割品1′は、その広幅面を前後に対抗させた状態で配置されており、2本の半割品1′の下部で木製支柱1を前後から挟み、その状態で三者を支柱用ボルト13及びナット11で固定している。従って、この第2実施形態では、支持金具5は平面視で左右方向に長い姿勢でモルタル4に埋設されている。第1実施形態で使用した座金17は使用してもよいし、使用しなくてもよい。
木製支柱1に木製ビーム2を連結する手段は第1実施形態と同じであり、L形の固定金具6が使用されている。前後の半割品1′の間には空間が空いており、ビーム用ボルト25は前後半割品1′の間に配置されている。従って、ビーム用ボルト25は任意の高さに設定することができる。固定金具6の垂直部6bに設けた爪22が前後の半割品1′に食いんでいるため、固定金具6及び木製ビーム2がずり下がることはない。
支柱群のエンドに位置した木製支柱1において、図4(A)に示すように、固定金具6の垂直部6bのみと同じ形態のエンド金具28を使用している。このため、エンドの木製支柱1においても、前後半割品1′は離反不能に保持されている。この第2実施形態では、ビーム用ボルト25は前後半割品1′の間隔を保持するスペーサの役割も果たしている。従って、支持金具5の厚さ寸法はビーム用ボルト25の外径と同じ寸法に設定しておくのが好ましい。
第2実施形態では、ビーム用ボルト25を正面視で傾斜姿勢にすることができる。このため、傾斜面に合わせて木製ビーム2を傾斜させる場合に好適である。なお、固定金具6を木製支柱1及び木製ビーム2に固定してから、木製ビーム2の自由端部を持ち上げたり押し下げたりして固定金具6に大きな曲げモーメントを掛けると、固定金具6における水平部6aと垂直部6bとの成す角度を変えることができる。従って、木製ビーム2を傾斜姿勢に連結することは簡単に行える。
図4(A)に一点鎖線で示すように、前後の半割品1′は、固定金具6とは別の箇所においてボルト29とこれに螺合するナット(図示せず)で締結することも可能である。この場合、ボルト29には前後半割品1′の間に介在するスペーサを嵌め込むことが好ましい。
(5).第3実施形態
図5に示す第3実施形態では、木製支柱1を前後一対の半割品1′で構成した場合において、木製支柱1と木製ビーム2との連結手段として、特許文献1に開示された板状の固定金具30を使用している。固定金具30は木製支柱1に1本の金具用ボルト31とこれに螺合するナット32で締結されており、このため、固定金具30は金具用ボルト31の軸心回りにシーソー状に回動しうる。2本の半割品1′の間の間隔は12〜20mm程度の間隔が好ましい一方、固定金具30の厚さは数mmで足りる。そこで、金具用ボルト31にスペーサ(カラー)30′を嵌め込んでいる。スペーサ30′に座金を利用してもよい。図5(A)ではビーム用ボルト34は1本ずつしか表示していないが、実際には、図5(B)のように固定金具30のはみ出し部30aに1本の木製ビーム2が2本のビーム用ボルト34で固定されている。
固定金具30は木製支柱1の左右両側にはみ出ており、左右のはみ出し部30aは木製ビーム2に形成したスリット33に嵌まっており、木製ビーム2とはみ出し部30aとは、2本のビーム用ボルト34及びこれに螺合するナット35で共締めされている。ビーム用ボルト34は木ねじを使用することも可能である。この第3実施形態において、固定金具6のはみ出し部と木製ビーム2との締結に第1実施形態で示した座金17を使用すると、木製ビーム2に人が乗る等して荷重がかかっても、固定金具6と木製ビーム2との相対姿勢を一定に保持できる利点がある(特開2003−269435号参照。)。
(6).第4実施形態
図6に示す第4実施形態では、支持金具5を上向き開口コ字状に形成している。他方、木製支柱1の下部には2本のスリット12が形成されている。支柱用ボルト13及びナット14による締結は第1実施形態と同じである。木製支柱1のスリット12は、丸鋸36に通すことで形成される(丸鋸36に2回通す。)。従って、スリット12の溝幅は丸鋸36の厚さと同じ寸法になる。そこで、支持金具5は、丸鋸36の厚さと同じ程度の厚さの鋼板を材料に使用している。なお、丸鋸36が固定式の場合は、木製支柱1は白抜き矢印と反対方向に移動させる。
丸鋸36の厚さは厚いものでも数mmしかないが、本実施形態のように支持金具5をコ字状にすることにより、薄くても高い剛性を確保することができ、しかも、スリット12は丸鋸36のみで簡単に加工できる。このため、強度を損なうことなくコストダウンすることが可能になる。
(7).その他
本願考案は上記の実施形態の他にも様々に具体化できる。例えば木製支柱及び木製ビームは断面角形や小判型等の各種の形態と成すことができる。また、支持金具は板状に限らず、例えばパイプ状とすることも可能である。更に、固定金具も種々の形態を採用できる。基礎パイプは円形には限らず、角形であってもよい。1本の木製支柱を挟んで両側に位置した2本の木製ビームを平面視で非直線姿勢に配置したり、1本の木製支柱から3本以上の木製ビームが平面視で放射方向に向かうように構成することも可能である。
本願考案は木製防護柵に適用して有用性を発揮する。従って、産業上利用できる。
1 木製支柱
2 木製ビーム
3 基礎パイプ
4 モルタル
5 支持金具
6 固定金具
13 支柱用ボルト
14 ナット
15,16 ボルト挿通穴
17 座金
18 座金の爪
22 固定金具の爪
23 スタッドボルト(ねじファスナ)
24 ナット(ねじファスナ)
25 ビーム用ボルト
26 ナット
30 固定金具
31 ビーム用ボルト
32 ナット
33 木製ビームのスリット
34 金具用ボルト
35 ナット

Claims (7)

  1. 地面より上に配置した木製支柱と、前記木製支柱に取り付けた横長の木製ビームと、前記木製支柱の下方位置において地面に打ち込まれた基礎パイプとを有しており、
    前記基礎パイプの内部には、当該基礎パイプの上方にはみ出た上向き突出部を有する支持金具が挿入されており、前記支持金具のうち基礎パイプに挿入された部分は、前記基礎パイプを土中に打ち込んでから充填されたモルタル又は接着剤によって基礎パイプに固定されており、前記支持金具の上向き突出部に前記木製支柱を固定している、
    防護柵。
  2. 前記基礎パイプは鋼管製で、前記支持金具は平板状で上下に長い形状であり、前記支持金具はモルタルを介して前記基礎パイプに固定されている一方、
    前記木製支柱は1本の丸太からなっており、この木製支柱の下部に、前記支持金具が嵌まるスリットが切り開き形成されており、前記木製支柱と支持金具とは、それらに貫通する支柱用ボルトとこれにねじ込まれるナットとで締結されている、
    請求項1に記載した防護柵。
  3. 前記基礎パイプは鋼管製で、前記支持金具は平板状で上下に長い形状であり、前記支持金具はモルタルを介して前記基礎パイプに固定されている一方、
    前記木製支柱として丸太を縦にカットした平面視半円状の半割品が使用されており、全体又は略全体に防腐処理された2本の半割品を、その長手平坦面が向かい合うように配置して1本の支柱と成しており、前記2本の半割品の下部で前記支持金具を挟み付け、三者を支柱用ボルトとこれにねじ込まれるナットとで共締めしている、
    請求項1に記載した防護柵。
  4. 前記木製支柱と支持金具とは上下複数の箇所において前記支柱用ボルト及びナットで締結されていると共に、前記支柱用ボルト及びナットによる締結には座金が使用されており、前記座金は、前記木製支柱の外面に向かって凹となるように湾曲した浅い椀状形態であると共に、その外周縁には前記木製支柱に食い込む複数の爪が形成されている、
    請求項2又は3に記載した防護柵。
  5. 前記木製ビームの取り付けには水平部と垂直部とを有するL形の固定金具が使用されており、前記固定金具の水平部はねじファスナで前記木製ビームに固定され、前記固定金具の垂直部は前記木製支柱にねじファスナで固定されており、
    かつ、前記固定金具における垂直部のうち上下方向に延びる両側縁と、前記固定金具における水平部のうち木製ビームの長手方向に延びる両側縁とに、それぞれ前記木製支柱及び木製ビームに食い込む爪が形成されている、
    請求項2又は4に記載した防護柵。
  6. 前記木製ビームの取り付けには水平部と垂直部とを有するL形の固定金具が使用されており、前記固定金具の水平部はねじファスナで前記木製ビームに固定されている一方、前記固定金具の垂直部には、前記木製支柱を構成する2本の半割品の間に挿入された横長のビーム用ボルトが挿通しており、前記ビーム用ボルトとこれにねじ込んだナットとで前記垂直部を2本の半割品に押さえ固定しており、かつ、前記固定金具における水平部のうち木製ビームの長手方向に延びる両側縁には前記木製ビームに食い込む爪が形成されており、前記固定金具における垂直部のうち上下方向に延びる両側縁には、前記木製支柱を構成する半割品に食い込む爪が形成されている、
    請求項3又は4に記載した防護柵。
  7. 前記木製支柱を構成する2本の半割品の間に、当該木製支柱を挟んだ両側に突出するはみ出し部を有する板状の固定金具が挟まれており、前記固定金具は、当該固定金具及び2本の半割品を貫通する金具用ボルトとこれにねじ込まれるナットとにより、前記木製支柱に取り付けられている一方、前記木製ビームには、前記固定金具のはみ出し部が嵌まり込むスリットを形成しており、前記木製ビームは、当該木製ビームに進入して前記固定金具のはみ出し部に貫通するビーム用ボルトにより、前記固定金具のはみ出し部に取り付けられている、
    請求項3又は4に記載した防護柵。
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