JP3169344B2 - 巻線装置 - Google Patents

巻線装置

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JP3169344B2
JP3169344B2 JP10748597A JP10748597A JP3169344B2 JP 3169344 B2 JP3169344 B2 JP 3169344B2 JP 10748597 A JP10748597 A JP 10748597A JP 10748597 A JP10748597 A JP 10748597A JP 3169344 B2 JP3169344 B2 JP 3169344B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボビンレスコイル
の巻線装置において、コイルの成形を確実に行うための
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】ブラシレスモータ等に用いられるボビン
レスコイルは、例えば本出願人による特開平5−109
571号公報に提案されているように、線材を巻線装置
の巻芯に巻線して形成される。この場合、巻線される線
材に、繰り出し側から適当なテンションを掛けるととも
に、熱風装置から熱風を吹きかけることにより、線材外
周の融着層の融着をして、コイル形状の成形を行ってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のコイル成形方法では、コイルを形成する線材
間の密着度が必ずしも十分でなく、線材が互いに剥離し
てしまったり、コイルが外周側に膨らんで所定の寸法に
収まらなくなってしまう問題があった。
【0004】本発明は、このような問題点に着目してな
されたもので、コイルを形作る線材間の密着度を高め、
コイルの外周側への膨らみを抑制し得る巻線装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、外周に線材が
巻回される回転自在の巻芯を備えた巻線装置において、
前記巻芯外周に巻回されたコイル側面に当接する当接面
を備えるとともにこの当接面が前記巻芯側に向くように
配置された成形部材と、この当接面が前記コイル側面を
押圧するように前記成形部材を前記巻芯側に押し出す押
し出し手段と、前記コイル側面の平坦部を前記当接面に
正対させるように前記巻芯の回転角度を制御する制御手
段と、前記巻芯外周に巻線される線材を加熱して前記線
材外周表面の融着層を溶融する加熱手段とを備えるとと
もに、前記成形部材の当接面によるコイル側面の押圧作
業を前記線材の融着層が再び完全に固化するより以前に
行うことにより、線材が密着した状態で融着層が固化す
るようにした
【0006】
【0007】
【作用】本発明では、巻芯の回転によって巻芯外周に線
材が巻線されコイルが成形されるが、この巻線作業後
に、成形部材が押し出し手段によってコイル側に押し出
されて、コイル側面の平坦部に成形部材の当接面が押し
付けられるので、押圧されたコイルは、コイルを形作る
線材間の密着度が高められた状態で成形される。特に、
この成形作業を、加熱されて溶融したコイル外周表面の
融着層が再び完全に固化するより以前に行い、線材間の
密着度を高めておけば、融着層が固化してコイルが固着
されるときに、線材間の剥離は生じることはなく、完成
したコイルは線材間が密に詰まった所定の寸法のものと
なる。したがって、コイルは正しい形状に確実に成形さ
れ、コイルの信頼性が高められる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、本発
明の実施の形態について説明する。
【0009】図1、図2には、本発明の巻線装置の全体
構成を示す。
【0010】図示されるように、巻線装置の基台1上に
は、一対のスピンドル支持台2、3が所定の間隔をもっ
て固設されている。これらのスピンドル支持台2、3に
は、それぞれスピンドル4、5が、互いに先端側を対向
させながら回動自在に支持される。
【0011】このうち、スピンドル4は、スピンドル支
持台2に軸受を介して支持されるスリーブ部6と、この
スリーブ部6を貫通するスプライン軸7から構成され
る。この場合、スプライン軸7外周のスプラインはスリ
ーブ部6内周面とスプライン結合し、スリーブ部6とス
プライン軸7は回転方向および軸方向に一体となってい
る。
【0012】また、スピンドル支持台2はスピンドル4
と同軸上に円筒部材8を備え、スリーブ部6は、この円
筒部材8内に収容されている。この円筒部材8は、軸受
9を介してスピンドル支持台2の本体に対して摺動自在
であり、この円筒部材8の摺動とともにスピンドル4が
軸方向に移動するようになっている。
【0013】さらに詳しく説明すると、この円筒部材8
は、スピンドル支持台2から突出した部分に螺合部8a
を備え、この螺合部8aにおいてボールネジ11と螺合
している。このボールネジ11が送りモータ12によっ
て回転駆動されることにより、円筒部材8がボールネジ
11に沿って移動する。なお、ボールネジ11は、スピ
ンドル支持台2と、スピンドル支持台2のスピンドル支
持台3と反対側に固設された固定板13に両端を支持さ
れ、軸方向に固定されている。また、送りモータ12
は、固定板13に固設されている。
【0014】スリーブ部6からスピンドル5と反対側に
固定板13を貫通して延び出したスプライン軸7の基端
側は、スピンドルモータ14の駆動軸15とベルト16
を介して連係する。このスピンドルモータ14の駆動軸
15は、固定板13、スピンドル支持台2、3を貫通す
るとともに、これらに軸受を介して支持される。そし
て、スピンドル支持台3の裏側に達した先端15aにお
いて、スピンドル5の基端5aと連係する。これによ
り、スピンドル4、5は、スピンドルモータ14により
同期して回転駆動されるようになっている。なお、この
スピンドルモータ14は、図示されない制御装置により
制御され、スピンドル4、5の回転角度を任意に調整で
きるようになっている。
【0015】スリーブ部6からスピンドル5側に抜け出
したスプライン軸7の先端側には、円筒状の巻治具18
が嵌合する。この巻治具18からさらにスピンドル5側
に抜け出したスプライン軸7の先端には、ボビンレスコ
イルの形状と一致する断面(例えば多角形形状の断面)
を備えた巻芯20が固設されている。この巻芯20は、
スピンドル4の軸方向の移動により、対向するスピンド
ル5先端に設けられた巻治具21の嵌合穴22に嵌合す
る。このように嵌合穴22に嵌合した巻芯20の嵌合穴
22の外側に露出している部分に、上方のノズル23か
ら繰り出された線材24が巻回される。
【0016】この巻治具18内周とスプライン軸7は、
スプライン結合により一体に回転する。一方、このスプ
ライン結合によっては、巻治具18とスプライン軸7の
軸方向の摺動は許容されるが、巻治具18の基端18a
は、スリーブ部6の先端6aの内側にまで嵌まり込むと
ともに、この基端18aと先端6aとの間にはスプリン
グ19が設けられているので、常態では、巻治具18は
スリーブ部6側に押し付けられ、巻治具18とスリーブ
部6およびスプライン軸7は軸方向にも一体となってい
る。
【0017】これに対して、図3に示すように、スピン
ドル4をスピンドル支持台2側に後退させ、巻芯20を
嵌合穴21から外した後、さらにスピンドル4を所定量
以上後退させると、巻治具18のフランジ部18bが、
基台1上に固定され、上部がスピンドル4を取り囲むよ
うにされたストッパ10に当接し、巻治具18はそれ以
上後退できなくなる。このため、スリーブ部6およびス
プライン軸7は、スプリング19の付勢力に対抗して、
巻治具18に対して軸方向に後退する。これにより、巻
芯20外周に巻線されたコイルは、端部が巻治具18の
先端に当接し、巻芯20前方に押し出され、取り外され
るようになっている。なお、巻芯20の側方には、シリ
ンダ37に駆動されるコイル排出板38が備えられ、巻
芯20前方に押し出されたコイルはコイル排出板38に
押され、排出シュート39に送り出されて排出されるよ
うになっている。
【0018】再び図1、図2に戻って説明を続けると、
線材24を巻芯20側に繰り出すノズル23は、ノズル
支持部材41の先端部41aに支持されている。このノ
ズル支持部材41は、スピンドル支持台3上に設けられ
た移動台42上に、スピンドル4、5の軸方向に摺動自
在に延設される。さらに、この移動台42には、スピン
ドル4、5と平行にボールネジ43が延設され、このボ
ールネジ43にはノズル支持部材41の基端部41bが
螺合する。これにより、ボールネジ43が、図示されな
い制御装置により制御されるノズル移動モータ44によ
り回転駆動されると、ノズル支持部材41がボールネジ
43に沿って移動し、ノズル23はスピンドル4、5の
軸方向に位置を変えるようになっている。
【0019】なお、ノズル支持部材41の先端側には案
内ローラ45が備えられ、図示されない繰り出し装置
(テンション装置)から繰り出された線材24は、この
案内ローラ45を介してノズル23へと導かれている。
【0020】このようなノズル23の移動により、巻初
め側の線材24は巻芯20側に導かれるのであるが、こ
のために、まず、ノズル23をスピンドル支持台3側に
後退させておき、ノズル23から繰り出された線材24
の先端を、巻治具21の基端側に形成されたフランジ部
26の底面と、後述する押さえ部材28の先端との間に
挟み込んで、いったん固定する。その後、ノズル23を
前進させることにより、フランジ部26に先端を固定さ
れた線材24は、フランジ部26の外周の一部に形成さ
れた円弧状の切り欠き部26a、および巻治具21の先
端側に形成されたフランジ部27の外周の一部に形成さ
れた円弧状の切り欠き部27aを順次経由して、巻芯2
0側にまで導かれる。
【0021】このように線材24を巻芯20に導いた状
態で、スピンドル4、5を回転させると、切り欠き部2
7a、26aに引っ掛かった線材24は、巻芯20側に
巻き込まれ、巻芯20外周に巻線がなされる。なお、巻
芯20の側方には、熱風装置36が備えられ、この熱風
装置36が巻線作業中の線材24に熱風を吹きかけるこ
とにより、線材24表面の融着層が溶け出して、積層さ
れた線材24間の融着がなされるようになっている。
【0022】また、巻線作業終了後には、図示されない
カッター装置により、コイルの巻始め端および巻終わり
端の切断作業がなされる。この場合、巻終わり端の切断
を行うには、ノズル23をスピンドル支持台3側の移動
させることにより、巻終わり側の線材24を、切り欠き
部27a、26aを順次経由して、フランジ部26底面
に導き、さらにスピンドル5の回転角度を適切に調整し
て線材24を押さえ部材28付近にもって来て、この線
材24を押さえ部材28により押さえ込んで、線材24
を切断すればよい。
【0023】つぎに、押さえ部材28による線材24の
把持の機構を説明する。棒状の押さえ部材28はスピン
ドル5の軸方向に延び、スピンドル5外周に巻治具21
から所定の間隔をもって形成された拡径部29に軸方向
に摺動自在に取り付けられている。この拡径部29より
もさらに基端側(スピンドル支持台5側)のスピンドル
5外周には、環状の摺動部材30が摺動自在に嵌合して
いる。この摺動部材30は摺動部材30とスピンドル支
持台5との間に介装されたスプリング31により、拡径
部29側に付勢されており、押さえ部材28の基端と当
接し、押さえ部材28先端を巻治具21のスリーブ部2
6に押し付けるようにしている。したがって、押さえ部
材28は、常態では、線材24をスリーブ部26との間
に把持している。
【0024】また、この摺動部材30は、シリンダ32
の駆動によりスピンドル5の軸方向に移動する係合部材
33と係合しており、この係合部材32がシリンダ33
の駆動によりスピンドル5の軸方向に後退することによ
り、スピンドル支持台5側に引き戻されるようになって
いる。これにより、摺動部材30は押さえ部材28の基
端から後退するが、押さえ部材28はリターンスプリン
グ34により巻治具21のフランジ部26から後退する
方向に付勢されているので、この付勢力によりフランジ
部26側から後退した押さえ部材28は、線材24の把
持を解除するようになっている。
【0025】さて、本発明の巻線装置は、以上のような
基本的な構成に加えて、巻枠20の側方に、特徴部分と
して、コイル成形装置50を備えている。
【0026】このコイル成形装置50は、基台1上に対
して固定されたフレーム51上部にシリンダ52を備え
る。このシリンダ52のロッド52a先端には成形部材
53が固設され、この成形部材53の平面上の当接面5
4を、嵌合穴22に嵌合した状態の巻芯20の側方に配
置している。
【0027】ところで、図4に示すように、巻上がった
コイル55の外周は、巻芯20の断面形状によって決定
される複数の平坦部55aを備えている。特に、この実
施の形態ではコイル55は4つの平坦部55aから構成
されるようになっている。
【0028】そこで、本発明では、このコイル55外周
の平坦部55aと、成形部材53の当接面54が正対す
る(平行に対峙する)ように、制御装置によって、スピ
ンドル4(巻芯20)の回転角度を調整する。この状態
でシリンダ52を駆動させることにより、成形部材53
の当接面54はコイル55の平坦部55aに真っすぐに
押し付けられる。さらに、スピンドル4を順次回転させ
て、このような成形部材53による押圧処理を、コイル
55の総ての平坦部55aに行うことにより、コイル5
5を形成する線材24間の密着度は高められ、コイル5
5の外径は所定の寸法内に確実に収められる。
【0029】つぎに作用を説明する。
【0030】まず、繰り出し装置からノズル23に導か
れた線材24を、ノズル23から繰り出し、先端を巻治
具21のフランジ部26に固定する。この状態で、ノズ
ル23を前進させることにより、線材24を切り欠き部
26a、27aを経由させて巻芯20側方に導く。
【0031】続いて、スピンドルモータ12の駆動によ
りスピンドル4、5を回転させることにより、切り欠き
部26a、27aに引っ掛かった線材24は、巻芯20
外周に巻き込まれ、巻線作業が行われる。この巻線作業
の間、ノズル23は制御装置による制御にしたがって移
動し、線材24が巻芯20に巻線される位置に順次送り
がかけられる。また、線材24には、図示されないテン
ション装置により適切なテンションが掛けられ続ける。
さらに、熱風装置36からは熱風が吹きかけられ、線材
24外周面の融着層を溶融させ、隣り合う線材24は融
着層が再び固まったときに固着するようになっている。
巻線作業終了後には、コイルの巻始め端と巻終わり端が
切断される。
【0032】つぎに、コイル成形装置50によるコイル
成形作業が行われる。すなわち、スピンドル4、5を適
切な回転角度に調整することにより、コイル55側面の
平坦部55aを、成形部材53の当接面54と正対さ
せ、シリンダ52により成形部材53をコイル55側に
押し出して、平坦部55aに当接面54を押し付ける。
このようなコイル成形作業を総ての平坦部55aに施す
ことにより、コイル55を形成する線材24間の密着度
は高められ、コイル55の外径は所定の寸法内に確実に
収められる。
【0033】このようなコイル成形作業は、コイル55
が加熱状態にあり、コイル55外周の融着層が溶融して
いるうちに行われる。これにより、コイル55が冷却さ
れたときに、線材24が密着した状態で融着層が固化
し、固着された線材24間に剥離が生じないようにでき
る。
【0034】最後に、スピンドル4をスピンドル5側か
ら後退させることにより、完成したコイルを巻芯20か
ら取り外して、排出シュート側に排出する。
【0035】以上のようにして完成したボビンレスコイ
ルは、コイル成形装置50による成形作業の結果、線材
24間の密着が保たれており、冷却のよる固着後も線材
24が剥離してしまうことはなく、また、コイルが外周
方向に膨らんでしまうこともない。したがって、ボビン
レスコイルは、常に所定の寸法のものとすることがで
き、また不良品の発生も未然に防止できるので、ボビン
レスコイルの信頼性が高められる。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、巻芯の回転によって巻
芯外周に線材が巻線されコイルが成形されるが、この巻
線作業後に、成形部材が押し出し手段によってコイル側
に押し出されて、コイル側面の平坦部に成形部材の当接
面が押し付けられるので、押圧されたコイルは、コイル
を形作る線材間の密着度が高められた状態で成形され
る。特に、この成形作業を、加熱されて溶融したコイル
外周表面の融着層が再び完全に固化するより以前に行
い、線材間の密着度を高めておけば、融着層が固化して
コイルが固着されるときに、線材間の剥離は生じること
はなく、完成したコイルは線材間が密に詰まった所定の
寸法のものとなる。したがって、コイルは正しい形状に
確実に成形され、コイルの信頼性が高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】同じく断面図である。
【図3】同じく断面図である。
【図4】同じくコイル成形装置によるコイル成形の様子
を示す概略側面図である。
【符号の説明】
20 巻芯 36 熱風装置 50 コイル成形装置 51 フレーム 52 シリンダ 52a ロッド 53 成形部材 54 当接面 55 コイル 55a 平坦部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−41642(JP,A) 特開 昭58−49069(JP,A) 特開 平1−157249(JP,A) 特開 平5−109571(JP,A) 特開 昭50−35605(JP,A) 特開 昭52−143402(JP,A) 実開 昭63−55755(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 15/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周に線材が巻回される回転自在の巻芯を
    備えた巻線装置において、 前記巻芯外周に巻回されたコイル側面に当接する当接面
    を備えるとともにこの当接面が前記巻芯側に向くように
    配置された成形部材と、 この当接面が前記コイル側面を押圧するように前記成形
    部材を前記巻芯側に押し出す押し出し手段と、 前記コイル側面の平坦部を前記当接面に正対させるよう
    に前記巻芯の回転角度を制御する制御手段と、前記巻芯外周に巻線される線材を加熱して前記線材外周
    表面の融着層を溶融する加熱手段と、 を備えるとともに、 前記成形部材の当接面によるコイル側面の押圧作業を前
    記線材の融着層が再び完全に固化するより以前に行うこ
    とにより、線材が密着した状態で融着層が固化するよう
    にした ことを特徴とする巻線装置。
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