JP3169085B2 - 建築内外装用エマルジョン塗料 - Google Patents

建築内外装用エマルジョン塗料

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JP3169085B2
JP3169085B2 JP14468191A JP14468191A JP3169085B2 JP 3169085 B2 JP3169085 B2 JP 3169085B2 JP 14468191 A JP14468191 A JP 14468191A JP 14468191 A JP14468191 A JP 14468191A JP 3169085 B2 JP3169085 B2 JP 3169085B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規にして有用なる建築
内外装用のエマルジョン塗料に関する。さらに詳細に
は、ポリオキシアルキレンスチレン化フェニルエーテル
なる特定の化合物を主体とする乳化剤を用いて得られ
る、合成樹脂エマルジョンをバインダーとして含くんで
成る、建築内外装用エマルジョン塗料に関する。
【0002】
【従来の技術】これまでにも、合成樹脂エマルジョンを
バインダー成分とする建築内外装用エマルジョン塗料
は、美装や表面保護などを目的として、数多くのタイプ
のものが用いられてきた。
【0003】これらの従来型建築内外装用エマルジョン
塗料は、大きく、薄膜塗装型および厚膜塗装型に分類で
きる。薄膜塗装型は、主に、仕上げ塗材に使用されるた
めに、調色性などが重視されるため塗装作業性が劣る傾
向がある。
【0004】逆に、塗装作業性に優れるものは、調色性
が劣る傾向があった。また、厚膜塗装型は下吹き後に、
模様付けして使用される場合が多いが、両方を満足する
ものはない。
【0005】さらに、模様付けだけの場合にも、塗装作
業性は、不十分である。これらの薄膜塗装型ならびに厚
膜塗装型塗料は、その塗料配合中の添加剤を選択するこ
とにより、或る程度までは良くなるものの、本質的な解
決とは、決して、なり得ない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の技
術に従う限りは、薄膜塗装型にあっては調色性と塗装作
業性の両方を満足するものは存在しない。
【0007】また、厚膜塗装型にあつては、不完全なが
ら、使用されている。ところで、最近、 塗装技術者の
塗装技術で補っていた塗装作業性が、塗装技術者の不足
などにより、補えな得くなって来ている。
【0008】現実は、熟練度が低くても、良好な仕上が
り性を持った建築内外装用のエマルジョン塗料が要求さ
れている。しかるに、本発明者らは、上述した如き従来
技術における種々の問題点ないしは欠点の解決を図り、
解消を図るべく、鋭意、研究を行った。
【0009】したがって、本発明の目的とする処は、薄
膜塗装型にあっては、調色性を損なうことなしに塗装作
業性に優れるような、また、厚膜塗装型にあつては、模
様付けを含めた塗装作業性に優れるような、建築内外装
用のエマルジョン塗料を提供することに存するものであ
り、これが発明の解決しようとする課題である。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは、
上述した如き発明の解決しようとする課題に照準を合わ
せて、鋭意、検討を重ねた結果、合成樹脂エマルジョン
に用いる乳化剤の種類や比率などに着目し、粒子径と表
面張力を適正にバランスさせることによって、始めて、
解決できることを見い出し、ここに、本発明を完成する
に到った。
【0011】すなわち、本発明は、ポリオキシアルキレ
ンスチレン化フェニルエーテルとアニオン乳化剤とから
なる乳化剤の存在下に、ビニル系モノマーを乳化重合さ
せて得られる合成樹脂エマルジョンであって、該合成樹
脂の平均粒子径が120〜350ナノメーターであり、
かつ表面張力が42〜49ダイン/センチメーターであ
る合成樹脂エマルジョンをバインダーとして用いること
を特徴とする、極めて斬新なる建築内外装用エマルジョ
ン塗料を提供しようとするものである。
【0012】ここにおいて、本発明で用いられる、上記
したポリオキシアルキレンスチレン化フェニルエーテル
は、アルキレンオキシドとして、エチレンオキシドやプ
ロピレンオキシドなどから選ばれる、就中、平均付加モ
ル数が2〜130モルなるものであるが、好ましくは、
5〜100モルなる範囲内のものが好適であって、これ
らは単独使用でも2種以上の併用でもよいことは、勿論
である。
【0013】上記した特定の範囲から外れたポリオキシ
アルキレンスチレン化フェニルエーテルを用いて乳化重
合を行った場合には、いずれも、凝集物を生じる結果と
なり、好ましい状態のエマルジョンが得られなかった。
【0014】また、ポリオキシアルキレンスチレン化フ
ェニルエーテルを主体し、さらに、併用しうる乳化剤と
しては、アニオン乳化剤が挙げられる。かかるアニオン
乳化剤として特に代表的なもののみを例示するにとどめ
れば、アルキルベンゼンスルホン酸アルカリ金属塩、ア
ルキルサルフェートアルカリ金属塩またはポリオキシエ
チレンアルキルフェノールサルフェートアルカリ金属塩
などであるし、さらには、ビニルスルフォン酸塩やスチ
レンスルフォン酸塩などを共重合させて乳化作用を示す
ものも含まれる。
【0015】当該ポリオキシアルキレンスチレン化フェ
ニルエーテルとアニオン乳化剤とは、一般に、それらの
固形分重量比、つまり、ポリオキシアルキレンスチレン
化フェニルエーテル/アニオン乳化剤=50〜95/5
0〜5なる固形分重量比で使用される。
【0016】ポリオキシアルキレンスチレン化フェニル
エーテルの比率が50以下の場合には、乳化重合を行っ
たさいに、良好なる状態のエマルジョンが得られるし、
そして、それをバインダーとして用いたエマルジョン塗
料は、調色性にこそ優れるものの、好ましい塗装作業性
を示さないものとして、不都合である。
【0017】また、ポリオキシアルキレンスチレン化フ
ェニルエーテルの比率が95以上の場合には、乳化重合
を行ってみても、凝集物が多くなるなど、良好なる状態
のエマルジョンが得られ難く、よしんば、得られたとし
ても、これをバインダーとして用いたエマルジョン塗料
の塗装作業性は優れるものの、調色性は劣るようになる
ので、いずれの場合も好ましくない。
【0018】本発明に係る合成樹脂エマルジョンの主体
をなす重合樹脂は、乳化重合が可能なるビニル系モノマ
ーの重合体であればよく、特に制限を受けなが、そのう
ちでも特に代表的なもののみを例示するにとどめれば、
アクリル酸エステル樹脂、アクリル酸エステル共重合樹
脂、スチレン共重合樹脂、酢酸ビニル樹脂、酢酸ビニル
共重合樹脂またはエチレン−酢酸ビニル共重合樹脂など
であり、これらは、とりわけ、生成皮膜の物性から好適
である。
【0019】これら上掲の樹脂に使用されるビニル系モ
ノマーの具体例としては、アクリル酸メチル、アクリル
酸ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル
酸メチルなどのアクリル酸もしくはメタクリル酸の如
き、各種の(メタ)アクリル酸エステル類;臭化ビニ
ル、塩化ビニルもしくは塩化ビニリデンの如き、各種の
ハロゲン化ビニル類;酢酸ビニルもしくはプロピオン酸
ビニルの如き、各種のビニルエステル類;スチレンもし
くはビニルトルエンの如き、各種のビニル芳香族単量体
類(芳香族ビニル系単量体類);エチレンもしくはブタ
ジエンの如き、各種のモノオレフィンないしは共役ジオ
レフィン類;
【0020】2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレ−
ト、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレ−ト、3
−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレ−ト、2−ヒド
ロキシブチル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシブ
チル(メタ)アクリレ−ト、4ーヒドロキシブチル(メ
タ)アクリレ−ト、3−クロロ−2−ヒドロキシプロピ
ル(メタ)アクリレ−トもしくはポリエチレングリコ−
ルモノ(メタ)アクリレ−トの如き、各種の水酸基含有
単量体類;
【0021】(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチ
ル(メタ)アクリルアミド、N−アルコキシメチル化
(メタ)アクリルアミド、ジアセトンアクリルアミドも
しくはN−メチロール(メタ)アクリルアミドなどで代
表される、各種のカルボン酸アミド基含有単量体類;
N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレートも
しくはN,N−ジアルキルアミノアルキル(メタ)アク
リレート類の如き、各種の3級アミノ基含有単量体類;
(メタ)アクリロニトリルなどで代表されるシアノ基含
有単量体類;またはアクリル酸、メタクリル酸、イタコ
ン酸、マレイン酸もしくはフマール酸の如き、各種の不
飽和カルボン酸類などであり、用途に応じて、単独でも
2種以上の併用もよいことは、勿論である。
【0022】さらに、所望により、ジアリルフタレー
ト、ジビニルベンゼン、アリルアクリレートまたはトリ
メチロールプロパントリアクリレートの如き、一分子中
に2個以上の不飽和二重結合を有する各種の単量体類;
ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリス(2−メトキ
シエトキシ)シラン、γ−メタクリロキシプロピルトリ
メトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメトキシシ
ランまたはγ−グリシドキシプロピルメチルジエトキシ
シランのような、各種のビニルアルコキシシラン類;あ
るいは、グリシドキシアルコキシシラン類をも用いるこ
とができる。
【0023】本発明の建築内外装用エマルジョン塗料を
調製するにさいし、その乳化重合のさいに使用される重
合用開始剤として特に代表的なもののみを例示するにと
どめれば、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム、過硫
酸ナトリウムまたは過酸化水素の如き、各種の水溶性過
酸化物ないしは過硫酸塩類;キュメンハイドロパーオキ
サイドまたはベンゾイルパーオキサイドの如き、各種の
有機過酸化物類;あるいは、アゾビスイソブチロニトリ
ルの如き、各種のアゾ化合物類などであり、
【0024】必要に応じて、さらに、亜硫酸水素ナトリ
ウム、アスコルビン酸、酒石酸またはチオ硫酸ナトリウ
ムンの如き、各種の還元剤と、鉄や銅などの金属イオン
類とを併用してもよい。
【0025】これらの重合用開始剤は、総単量体量に対
して、0.1〜2重量%範囲内で使用される。本発明の
合成樹脂エマルジョンの製造法としては、均質構造、断
続多層構造あるいは連続多層構造の粒子となる、従来公
知の乳化重合手段が適用できる。
【0026】すなわち、たとえば、単量体の総重量(総
単量体重量)を基準として、0.5〜10重量%なる範
囲内の、ポリオキシアルキレンスチレン化フェニルエー
テルとアニオン乳化剤とを使用し、室温から95℃まで
の範囲内の温度で、通常、固形分含有率が40〜70
%範囲なる範囲内であって、粘度は特に制限されるもの
ではない。
【0027】なお、必要に応じて、PH調整剤や重合度
調節剤剤などを使用してもよい。それらは、用途に応じ
て、適宜、添加使用される。本発明に用いられる当該合
成樹脂エマルジョンの粒子径は、通常、120〜350
ナノメーターなる範囲内で使用される。
【0028】なお、ここで言う粒子径とは、レーザー光
を光源とする動適的光散乱法によって測定されるものを
指称するものとする。〔「コールター・カウンター(C
o−ulter Counter) N4」での測定
値)かかる粒子径が120ナノメーター未満の場合に
は、これをバインダーとして用いたエマルジョン塗料
は、チクソトロピック状態となって所望の塗装作業性を
示さなくなる。一方、粒子径が350ナノメーターを超
える場合には、エマルジョンそれ自体の放置安定性が悪
く、ひいては、こうしたエマルジョンをバインダーとし
て用いて得られるエマルジョン塗料の顔料混和性が悪
く、調色性が極めて劣る処となり、いずれの場合も好ま
しくない。
【0029】当該合成樹脂エマルジョンの表面張力は、
42〜49ダイン/センチメーターなる範囲内で使用さ
れる。なお、ここで言う表面張力とは、20℃の水を白
金板で測定した場合における値が72.8ダイン/セン
チメーターであるときの、5%合成樹脂エマルジョン液
の値を指称するものである。[すなわち、協和化学
(株)製の全自動平行式エレクトロ表面張力計「ESB
IV型で測定した値である。]かかる表面張力が42ダイ
ン/センチメーター未満の場合には、どうしても、これ
をバインダーとして用いたエマルジョン塗料が、塗料化
時ならびに塗装時における泡の発生が多く、ひいては、
調色性と塗装作業性とが著しく低下する処となる。一
方、表面張力が49ダイン/センチメーターを超える場
合には、これをバインダーとして用いたエマルジョン塗
料は、顔料との濡れ性が悪くなり易く、ひいては、調色
性ならびに塗料安定性が低下する処となる。
【0030】かくして得られる、本発明の建築内外装用
のエマルジョン塗料には、その必須成分たる当該合成樹
脂エマルジョンのほかに、さらに、必要に応じて、顔
料、分散剤、湿潤剤、造膜助剤、溶剤、可塑剤、凍結防
止剤、防腐剤、防かび剤、消泡剤、増粘剤または短繊維
などが配合されてもよく、そして、本発明の塗料は、常
法により、得られるものである。
【0031】ここで、上記顔料としては、重質炭酸カル
シウム、軽質炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、沈降
性硫酸バリウム、マイカ、酸化チタンをはじめとして、
寒水粉、ご粉、カオリン、クレー、焼成クレー、タル
ク、ケイ砂、ケイ石灰、超微粒子状シリカ、ホワイトカ
ーボン、ドロマイト粉末、亜鉛華またはカーボンブラッ
クなどの無機顔料ないしは体質顔料(充填剤);あるい
は、フタロシアニン系、アゾ系またはキナクリドン系な
どの有機顔料ないしは、それらの分散顔料が特に代表的
なものである。
【0032】上記した分散剤としては、ピロリン酸、ト
リポリリン酸またはヘキサメタリン酸の如き、各種のリ
ン酸系誘導体の塩類;あるいは、ポリカルボン酸の塩類
またはナフタレンスルホン酸の塩類などが、特に代表的
なものとして挙げられる。
【0033】上記した湿潤剤としては、アニオン系また
はノニオン系の各種の界面活性剤類などがある。また、
上記した造膜助剤としては、「チッソサイザーCS−1
2」〔チッソ(株)製品〕、ブチルカルビトールアセテ
ート、ブチルセロソルブ、カルビトール、ヘキシレング
リコール、セロソルブ、ジブチルグリコールフタレー
ト、ジブチルフタレート、ベンジルアルコールまたはジ
イソプロピルコハク酸エステルなどが、特に代表的なも
のとして挙げられる。
【0034】上記した溶剤としては、メタノール、エタ
ノール、プロパノール、酢酸エチル、酢酸ブチル、メチ
ルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、トルエン、
キシレン、ヘキサン、ヘプタン、セロソルブアセテー
ト、ミネラルスピリットまたはターペンオイルなどが、
特に代表的なものとして挙げられる。
【0035】さらに、上記した可塑剤としては、フタル
酸ジオクチルの如き、各種のフタル酸エステル類;コハ
ク酸イソデシルまたはアジピン酸ジオクチルの如き、各
種の脂肪族二塩基酸エステル類;トリクレジルホスフェ
ートの如き、各種のリン酸エステル類;ジエチレングリ
コールベンゾエートの如き、各種のグリコールエステル
類;エポキシ化大豆油の如き、各種のエポキシ系可塑剤
類;あるいは、塩素化パラフィン類などのようなもの
が、特に代表的な例である。
【0036】さらにまた、上記した凍結防止剤として
は、エチレングリコール、プロピレングリコールまたは
グリセリンなどが、特に代表的なものとして挙げられ
る。上記した防腐剤としては、有機ヨウ素系、有機臭素
系またはチアゾール系などが、特に代表的なものとして
挙げられる。
【0037】上記した防カビ剤としては、ベンズイミダ
ゾール系などの化合物が特に代表的な例である。上記し
た消泡剤としては、シリコン類、高級アルコール類、鉱
油類または脂肪酸アミド類などが特に代表的な例である
し、上記した増粘剤としては、ヒドロキシエチルセルロ
ース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、キサンタ
ンガム、ポルエーテルポリウレタンまたはポリカルボン
酸塩などが特に代表的な例であるし、上記した短繊維と
しては、石綿、パルプまたはグラスウールあるいはポリ
エチレン繊維などが、特に代表的なものとして挙げられ
る。
【0038】なお、上掲されたような各種の添加剤類
は、飽くまでも、特に代表的な形の例示であり、決し
て、それらのみに限定されるものではない。また、これ
らの添加剤類の配合量は、使用の条件や目的に応じて、
適宜、決定される。
【0039】本発明の建築内外装用のエマルジョン塗料
は、コンクリート、モルタル、ALC板、石膏ボード、
スレート、ケイ酸カルシウム板、ハードボード、石綿セ
メント板、鉄板またはアルミニウム板などをはじめ、ベ
ニアやその他の木質材などの多用な基機材のような一般
建築部材として適用可能なものであるが、用途によって
は、下地処理剤を塗布してから塗装することもまた、可
能である。
【0040】塗装方法としては、必要により、水で適当
な粘度に希釈し、刷毛塗理、ローラー塗り、エアースプ
レー塗りまたはエアレススプレー塗りなどの、一般的な
手段が適用できる。
【0041】
【実施例】本発明を参考例、実施例および比較例によ
り、一層、具体的に説明するが、本発明は、以下の実施
例のみに限定されるものではない。なお、以下におい
て、部および%は特に断わりのない限り、重量基準であ
るものとする。
【0042】 参考例 1(合成樹脂エマルジョンの調製例) 2−エチルヘキシルアクリレ−ト 33 部 メチルメタクリレ−ト 24.5部 スチレン 40 部 アクリル酸 2 部 イタコン酸 0.5部
【0043】 γ−メタクリロイルオキシプロピルトリメトキシシラン 0.2部 ポリオキシアルキレンスチレン化フェニルエーテル (n=10) 0.5部 ポリオキシアルキレンスチレン化フェニルエーテル (n=50) 3.5部 ポリオキシエチレンノニルフェノールエーテル(n=6) のサルフェートソーダ 0.5部 スチレンスルホン酸ナトリウム 0.2部
【0044】 イオン交換水 100.6部 過硫酸アンモニウム 0.5部 亜硫酸水素ナトリウム 0.5部
【0045】4ツロフラスコにイオン交換水を40部仕
込んで、窒素気流中で80℃まで昇温し、次いで、重合
開始剤類を添加し、さらに、残りの水に溶解した乳化剤
水溶液で重合性モノマ−類を乳化させて、この混合物を
3時間に亘って滴下した。
【0046】このさいの反応温度は78〜82℃に制御
した。滴下終了後も、同温度範囲に2時間保持しつつ、
攪拌下に反応を継続させ、次いで冷却し、14%アンモ
ニア水でPHを8〜9に調節して、固形分が50.4%
で、粒子径が174ナノメーターで、かつ、表面張力が
48ダイン/センチメートルなる、安定な合成樹脂エマ
ルジョンを調製した。
【0047】参考例 2(同上) それぞれ、ポリオキシアルキレンスチレン化フェニルエ
ーテル(n=10)を2.0部、ポリオキシアルキレン
スチレン化フェニルエーテル(n=50)を3.4部、
ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダを3.6部に、なら
びにイオン交換水を105.9部に置き換える以外は、
参考例1と同様にして反応を行った。
【0048】その結果、固形分が50.0%で、粒子径
が124ナノメーターで、かつ、表面張力が42ダイン
/センチメートルなる、安定な合成樹脂エマルジョンを
調製できた。
【0049】 参考例 3(同上) 2−エチルヘキシルアクリレ−ト 53.5部 ブチルアクリレート 20 部 スチレン 24.5部 アクリル酸 2 部 γ−メタクリロイルオキシプロピルトリメトキシシラン 0.1部
【0050】 ポリオキシエチレンスチレン化フェニルエーテル (n=10) 1.0部 ポリオキシエチレンスチレン化フェニルエーテル (n=50) 1.0部 ポリオキシエチレンノニルフェノールエーテル(n=6) のサルフェートソーダ 2.0部
【0051】 イオン交換水 67.2部 過硫酸アンモニウム 0.5部 亜硫酸ナトリウム 0.5部
【0052】4ツロフラスコにイオン交換水を30部仕
込んで、窒素気流中で80℃まで昇温し、次いで、重合
開始剤類を添加し、さらに、残りの水に溶解した乳化剤
水溶液で重合性モノマ−類を乳化せしめ、この混合物を
3時間で滴下した。
【0053】このさいの反応温度は78〜82℃に制御
した。滴下終了後も、同温度範囲に2時間保持しつつ、
攪拌下に反応を継続させ、次いで冷却し、14%アンモ
ニア水でPHを8〜9に調節して、固形分が60.5%
で、粒子径が300ナノメーターで、かつ、表面張力が
46ダイン/センチメートルなる、安定な合成樹脂エマ
ルジョンを調製した。
【0054】参考例4(同上) それぞれ、ポリオキシアルキレンスチレン化フェニルエ
ーテル(n=10)を2.0部に、ポリオキシアルキレ
ンスチレン化フェニルエーテル(n=50)を3.0部
に、ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダを2.0部に、
イオン交換水を69.1部に置き換えて反応を行った。
【0055】その結果、固形分が60.3%で、粒子径
が260ナノメーターで、かつ、表面張力が43ダイン
/センチメートルなる、安定な合成樹脂エマルジョンを
調製できた。
【0056】 参考例 5(対照用合成樹脂エマルジョンの調製例) 2−エチルヘキシルアクリレ−ト 33 部 メチルメタクリレ−ト 24.5部 スチレン 40 部 アクリル酸 2 部 イタコン酸 0.5部 γ−メタクリロイルオキシプロピルトリメトキシシラン 0.2部
【0057】 ポリオキシアルキレンスチレン化フェニルエーテル (n=10) 0.6部 ポリオキシアルキレンスチレン化フェニルエーテル (n=50) 4.0部 ポリオキシエチレンノニルフェノールエーテル(n=6)の サルフェートソーダ 0.1部 スチレンスルホン酸ナトリウム 0.1部
【0058】 イオン交換水 101.8部 過硫酸アンモニウム 0.5部 亜硫酸水素ナトリウム 0.5部
【0059】4ツロフラスコにイオン交換水を40部仕
込んで、窒素気流中で80℃まで昇温し、次いで、重合
開始剤類を添加し、さらに、残りの水に溶解した乳化剤
水溶液で重合性モノマ−類を乳化せしめ、この混合物を
3時間に亘って滴下した。
【0060】このさいの反応温度は78〜82℃に制御
した。滴下終了後も、同温度範囲に2時間保持しつつ、
攪拌下に反応を継続させ、次いで冷却し、14%アンモ
ニア水でPHを8〜9に調節して、固形分が49.7%
で、粒子径が470ナノメーターで、かつ、表面張力が
51ダイン/センチメートルなる、合成樹脂エマルジョ
ンを調製した。
【0061】参考例 6(同上) それぞれ、ポリオキシアルキレンスチレン化フェニルエ
ーテル(n=10)を1.4部に、ポリオキシアルキレ
ンスチレン化フェニルエーテル(n=50)を2.2部
に、ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダを5.2部に、
イオン交換水を106.1部に置き換えて反応を行っ
た。
【0062】その結果、固形分が50.0%で、粒子径
が100ナノメーターで、かつ、表面張力が37ダイン
/センチメートルなる、合成樹脂エマルジョンを調製す
ることが出来た。
【0063】 参考例 7(同上) 2−エチルヘキシルアクリレ−ト 53.5部 ブチルアクリレート 20 部 スチレン 24.5部 アクリル酸 2 部 γ−メタクリロイルオキシプロピルトリメトキシシラン 0.1部
【0064】 ポリオキシエチレンスチレン化フェニルエーテル (n=10) 0.5部 ポリオキシエチレンスチレン化フェニルエーテル (n=50) 1.0部 ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル(n=6)の サルフェートソーダ 2.5部 イオン交換水 67.2部 過硫酸アンモニウム 0.5部 亜硫酸ナトリウム 0.5部
【0065】4ツロフラスコにイオン交換水を30部仕
込んで、窒素気流中で80℃まで昇温し、次いで、重合
開始剤類を添加し、さらに、残りの水に溶解した乳化剤
水溶液で重合性モノマ−類を乳化せしめ、この混合物を
3時間に亘って滴下した。
【0066】このさいの反応温度は78〜82℃に制御
した。滴下終了後も、同温度範囲に2時間保持しつつ、
攪拌下に反応を継続させ、次いで冷却し、14%アンモ
ニア水でPHを8〜9に調節して、固形分が59.6%
で、粒子径が100ナノメーターで、かつ、表面張力が
40ダイン/センチメートルなる、合成樹脂エマルジョ
ンを調製した。
【0067】参考例 8(同上) それぞれ、ポリオキシアルキレンスチレン化フェニルエ
ーテル(n=10)を3.0部に、ポリオキシアルキレ
ンスチレン化フェニルエーテル(n=50)を3.7部
に、デシルベンゼンスルホン酸ソーダを0.3部に、イ
オン交換水を69.1部に置き換えて反応を行った。
【0068】その結果、固形分が59.5%で、粒子径
が420ナノメーターで、かつ、表面張力が50ダイン
/センチメートルなる、合成樹脂エマルジョンを調製す
ることが出来た。
【0069】実施例 1〜4および比較例 1〜4 参考例1〜8で得られた、それぞれの合成樹脂エマルジ
ョンを、第1表に示されるような配合で塗料化せしめ
た。
【0070】しかるのち、次に示されるような要領で以
て、塗料の評価を行った。それらの結果は、まとめて、
同表に示す。
【0071】
【表1】
【0072】
【表2】
【0073】発色性……………ケント紙上に3ミルアプ
リケーターで塗布したのち、すぐに指で擦って、乾燥後
において、擦らない部分との色の差を比較した。
【0074】○:色の差は、殆ど無し ×:顕著に、色の差が有る 調色性……………半分だけにシーラーを施したスレート
板に、水で約70KUに希釈した塗料を、刷毛で枕塗り
して乾燥させたのち、ウローラーで二回塗装せしめた。
さらに、表面が乾燥してから、それぞれ、刷毛でシーラ
ー部分およびシーラー無しの部分に、タッチアップを行
い、一日後に、色むらやローラーマークなどから、総合
的に判定した。
【0075】○:色むらもローラーマークも、殆ど無し ×:著しく、色むらと、ローラーマークとが認められる 塗装作業性1……着色顔料を除いた形で塗料化せしめた
のち、白塗料を約72KUに希釈して、半分にシーラー
を施したスレート板に、刷毛塗りせしめて、かぶり、刷
毛の重さ、ならびにレベリングなどから、総合的に判定
した。
【0076】○:刷毛の重さは重く、かぶりもレベリン
グも良好 ×:刷毛の重さは軽く、かぶりも悪く、しかも、著しく
レベリングが悪かった 塗装作業性2……約25,000cpsに希釈した塗料
を、高粘度用タイルガン(口径=6ミリ;空気圧=4キ
ログラム/平方センチメートル)でシーラーを施して垂
直に立てたスレート板に、そのシームレス部に約1キロ
グラム/平方センチメートルの割合で塗装し、タレと乾
燥後の表面平滑性とから、総合的に判定した。
【0077】○:タレが無く、表面が平滑である ×:少しタレもあるし、表面に凹凸がある 塗装作業性3……上記した塗装作業性2の場合と同様の
スレート板を垂直に立てて、高粘度用タイルガン(口径
=8ミリ;空気圧=2キログラム/平方センチメート
ル)で、約35,000cpsに希釈した塗料を、約1
キログラム/平方センチメートルの割合で塗装し、チリ
およびパターンの双方から、総合的に判定した。
【0078】○:チリは僅かであり、凸型の揃ったパタ
ーンになっている △:チリは僅かであるが、タレのために、山の低いパタ
ーンになっている ×:チリが多く、しかも、凹凸のある山の低いパターン
になっている
【0079】なお、第1表中に記載の諸成分は、次の通
りである。 分散剤1…………「DKSディスコート N−14」
〔第一工業製薬(株)製品〕 分散剤2…………「デモール EP」〔(株)花王製
品〕 防腐剤……………「ベストサイド FX」〔大日本イン
キ化学工業(株)製のもの〕 消泡剤……………「SNディホーマー 373」〔サン
ノプコ(株)製品〕 酸化チタン1……「タイペーク R−930」〔石原産
業(株)製品〕 酸化チタン2……「チタニックス JR600」〔帝国
化工(株)製品〕 炭酸カルシウム1……「炭カル NS100」〔日東粉
化(株)製品〕 炭酸カルシウム2……「炭カル SS30」〔日東粉化
(株)製品〕 短繊維…………………「セルトップ HP103」
〔(株)コージン製品〕 増粘剤1………………3%「セロサイズQP4400
H」(ユニオン・カーバイド社製品) 増粘剤2………………15%「アデカノール UH43
8」〔旭電化(株)製品〕 増粘剤3………………5%「ハイメトローズ90SH4
000」〔信越化学(株)製品〕 造膜助剤…………「テキサノール」(イーストマン社製
品) 着色顔料…………「ディスパースカラー」(黒/赤/黄
=1/1/1)〔大日本インキ化学工業(株)製品〕
【0080】同表からも明らかなように、本発明の建築
内外装用エマルジョン塗料は、薄膜塗装型にあっては、
調色性を損なうことなしに、しかも、塗装作業性に優れ
るものであるし、また、厚膜塗装型にあっては、模様付
けを含めた塗装作業性に優れるものであることが知れ
る。
【0081】
【発明の効果】本発明の建築内外装用のエマルジョン塗
料は、薄膜塗装型にあっては、何ら、調色性を損なうこ
となく、とりわけ、塗装作業性などに優れるものである
し、また、厚膜塗装型にあつては、とりわけ、模様付け
を含めた塗装作業性などに優れるものである処から、建
築内外装用の塗装材料として使用した場合には、優れた
仕上がり性があって、従来の建築内外装用エマルジョン
塗料のように、熟練した塗装技術の必要もなく、塗装が
簡単であって、仕上がり性に優れるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−55176(JP,A) 特開 平4−298573(JP,A) 国際公開91/2775(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C09D 5/02 B01F 17/42 - 17/48 C08F 2/30 C09D 171/02 - 171/03

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリオキシアルキレンスチレン化フェニル
    エーテルとアニオン乳化剤とからなる乳化剤の存在下
    に、ビニル系モノマーを乳化重合させて得られる合成樹
    脂エマルジョンであって、該合成樹脂の平均粒子径が1
    20〜350ナノメーターであり、かつ表面張力が42
    〜49ダイン/センチメーターである合成樹脂エマルジ
    ョンをバインダーとして用いることを特徴とする、建築
    内外装用エマルジョン塗料。
  2. 【請求項2】前記した乳化剤が、ポリオキシアルキレン
    スチレン化フェニルエーテル/アニオン系乳化剤=50
    〜95/50〜5なる固形分重量比の混合物である、請
    求項1記載の建築内外装用エマルジョン塗料。
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