JP3167616B2 - 高濃度液体中性洗剤組成物 - Google Patents

高濃度液体中性洗剤組成物

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、その組成中に、水
や無機塩類を含まない、例えば業務用食器洗い用の高濃
度液体中性洗剤組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より業務用食器洗い用洗剤は、内面
をプラスチックフィルムによりコートした一斗缶(容量
18リットル)と呼ばれる金属製の容器に充填されてお
り、これらの容器は専ら廃棄処理されていたが、最近廃
棄処理の規制強化に伴い、廃棄コストが高騰し、このた
め金属製の容器から、次第にプラスチック製の容器に切
替を余儀なくされている。
【0003】一方、プラスチック製の容器については、
その成形性、軽量感、購入コスト等の有利性から広範囲
の業界において使用されているが、近年、プラスチック
の自然界における難分解性の問題から、その使用量の軽
減化対策が急務となっている。このような背景から、洗
剤業界においても、廃棄処理する容器の総量を減らす対
策として、形態を残したまま容器を回収し再利用に供す
ることが一部で実施されているが、これは極めて稀なケ
ースである。最近の業界の動きは、使用者の要求とし
て、使い勝手のよいプラスチック容器の小型化、小包装
化にある。
【0004】また、内面をプラスチック製の薄いフィル
ムでラミネートした紙製の容器を使用する試みもあり、
これは使用後通常の都市ゴミとして廃棄処理が可能であ
ることから使用者に歓迎されている。
【0005】しかしながら、これらの対策は容器廃棄の
総量軽減策に一定の成果を挙げつつも充分とは言えない
ため、これらと相俟って、洗剤濃度の高濃度化に対する
取り組みが具体化してきている。
【0006】洗剤の高濃度化の一例としては、配合組成
物中の界面活性剤の配合量を増やし相対的に水を減らす
ことで約50〜60重量%にまで濃度調製することが、
技術的に可能になっている。そして、このような高濃度
洗剤組成物は、従来の使用濃度における外観,粘度その
他の性状を従来品に近似させることで、使用者の違和感
をなくすよう技術開発努力がなされており、特開平5−
179298号公報、特開平5−320698号公報等
に、高濃度中性洗剤組成物が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、洗剤の高
濃度化については幾つかの試みがなされているが、充分
な効果が期待できる高濃度製品が得られておらず、何れ
も実用化段階にあるとは言えない。
【0008】しかも、従来知られている高濃度製品は、
何れも含水組成物であり、これら水を配合する系には幾
つかの問題点がある。すなわち、水を配合する系である
限り、洗剤成分濃度が高濃度になればなるほど急激な粘
度の上昇を招くかもしくはゲル化する等の溶液調製上の
困難性が倍加する。
【0009】例えば、通常市販されている液体中性洗剤
の多くは、有効成分としての界面活性剤の濃度が13〜
20重量%に設定されている。そして、その他は水と若
干の無機塩類で構成されており、そのような洗剤の粘度
は、配合する活性剤の種類との関係で、平均して250
〜600mPa・Sと比較的粘稠な液体に調整されてい
るのが一般的である。なお、粘度が1000〜1400
mPa・Sと高いものも中にはあるが、一般に高濃度液
体洗剤を一定計量し希釈して使用する場合、このような
高粘度では上記一定計量が非常に面倒になるという問題
を有している。
【0010】また、以上のような、水を配合した高粘度
の洗剤については溶液調製上、本来の洗浄力に寄与しな
い、即ち有効成分以外の薬剤を配合する必要があるが、
これらの薬剤が食器や皮膚に残存することによる影響に
ついての安全性を立証しなければならず、洗剤の品質安
定面での保証という新たな問題を発生する。
【0011】さらに、水を配合した従来の高濃度液体中
性洗剤では水に起因する腐敗菌の発生が問題となる。
【0012】この発明は、このような事情に鑑みなされ
たもので、高濃度の界面活性剤成分を含み、しかもその
組成中に水を含まず、取り扱い易い一定粘度以下に調製
された高濃度液体中性洗剤組成物を提供することをその
目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0013】上記の目的を達成するため、この発明の高
濃度液体中性洗剤組成物は、 (a)平均炭素数8〜16の直鎖状アルキル基を有する
スルフォン酸および一般式Hm N(CH2 CH2 OH)
n 、(式中、m=、n=1〜3、m+n=3)で
表されるエタノールアミンとで得られるスルフォン酸エ
タノールアミン塩からなる陰イオン界面活性剤を30〜
70重量%、 (b)一般式R−O(CH2 CH2 O)n H、(式中、
Rは平均炭素数8〜16の直鎖状又は分岐状のアルキル
基、n=2〜18)で表されるポリオキシエチレンアル
キルエーテルからなる非イオン界面活性剤を5〜40重
量%、 (c)一般式R−CON(CH2 CH2 OH)2 、(式
中、Rは平均炭素数8〜18のアルキル基又はアルケニ
ル基)で表される脂肪酸アルカノールアミドからなる非
イオン界面活性剤を10〜50重量%、 以上の3成分を必須成分として含有する界面活性剤成分
が、組成物全体に対し85〜95重量%の濃度で配合さ
れ、エタノール、プロピレングリコールおよびポリエチ
レングリコールからなる群から選ばれた少なくとも1種
の溶剤成分が5〜15重量%の濃度で配合されている高
濃度液体中性洗剤組成物であって、その組成物中に水を
含まず、かつ20℃における組成物粘度が1000mP
a・S以下を呈するという構成をとる。
【0014】そして、好ましくは、界面活性剤成分が1
5重量%になるよう上記組成物を希釈してなる水溶液の
25℃における粘度が70mPa・S未満を呈するとい
う構成をとる。すなわち、粘度が70mPa・S未満で
は、殆ど水に近いさらっとした液体となるため、手押し
のディスペンサーポンプにこれを充填して使用する際
に、液が動きやすく押し出し動作を行いやすいという利
点を有する。また、一つの洗剤供給源から複数の使用場
所(例えば厨房内の個々の流し台)に洗剤をポンプ輸送
する際に、輸送圧力が低くてすむという利点を有する。
さらに、使用時の感触がべとつかず泡切れがよいため、
安全志向、環境保全意識への高まり等を背景とする消費
者ニーズに合致するという利点も有する。
【0015】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の実施の形態に
ついて説明する。
【0016】この発明に用いられる陰イオン界面活性剤
(a)は、前述の用途に基づき所望の洗浄性を確保する
ために配合されるもので、平均炭素数8〜16の直鎖状
アルキル基を有するスルフォン酸および一般式Hm
(CH2 CH2 OH)n 、(式中、m=、n=1
〜3、m+n=3)で表されるエタノールアミンとで得
られるスルフォン酸エタノールアミン塩からなる陰イオ
ン界面活性剤が用いられる。上記スルフォン酸として
は、直鎖アルキルベンゼンスルフォン酸が好適であり、
上記エタノールアミンとしては、モノエタノールアミ
ン,ジエタノールアミン,トリエタノールアミン等があ
げられる。なお、上記スルフォン酸エタノールアミン塩
は、単独で用いても2種以上を組み合わせて用いても差
し支えはない。
【0017】そして、上記陰イオン界面活性剤(a)の
配合割合は、30〜70重量%(以下「%」と略す)に
設定しなければならない。すなわち、70%を超える
と、高濃縮液体を水に一定希釈して得られる洗浄液の洗
浄性には影響がないものの、目標とする組成物粘度(2
0℃)が、1000mPa・Sを大きく超えてしまい、
調整が困難となり、希釈時の取り扱いにも支障をきたす
からである。逆に、30%未満では、本願が狙いとする
用途に使用した場合に、期待する洗浄性が得られない。
なお、上記配合割合のなかでも、50〜70%に設定す
ることが好適である。
【0018】また、この発明に用いられる非イオン界面
活性剤(b)は、これを配合して得られる高濃縮液体お
よびこれを水に一定希釈して使用する際の、洗浄力を極
端に低下させることなく溶液粘度が低域範囲となるよう
調製し、取り扱い易くするために配合されるもので、一
般式R−O(CH2 CH2 O)n H、(式中、Rは平均
炭素数8〜16の直鎖状又は分岐状のアルキル基、n=
2〜18)で表されるポリオキシエチレンアルキルエー
テルが用いられる。なお、上記エチレンオキサイドの付
加数が3〜12モルのものを用いることが特に好まし
い。
【0019】上記非イオン界面活性剤(b)の配合割合
は、5〜40%に設定しなければならない。すなわち、
40%を超えると、洗浄性の一定レベルを確保すること
が困難となり、逆に5%未満では、粘度調整を目的とす
る効果が得られにくいからである。なお、上記配合割合
のなかでも、10〜25%に設定することが好適であ
る。
【0020】さらに、この発明に用いられる非イオン界
面活性剤(c)は、油脂汚れに対する洗浄力,乳化力を
向上させるために配合されるものであるが、粘度調整を
する上でも非常に有効である。また、皮膚刺激性を緩和
してマイルド感を与える作用についても知られている
(特開昭53−96007号公報等)。そして、泡切れ
およびきめの細かい泡制御を行う上でも有効である。上
記非イオン界面活性剤(c)としては、一般式R−CO
N(CH2 CH2 OH)2 、(式中、Rは平均炭素数8
〜18のアルキル基またはアルケニル基)で表される脂
肪酸アルカノールアミドが用いられる。
【0021】上記非イオン界面活性剤(c)の配合割合
は、10〜50%に設定しなければならない。すなわ
ち、50%を超えると、他の界面活性剤成分とのバラン
スが悪くなって洗浄力が低下して実用性が乏しくなり、
逆に10%未満では、得られる洗浄剤が皮膚刺激性の著
しいものとなってしまうとともに泡切れが悪くなるから
である。なお、上記配合割合のなかでも、10〜25%
に設定することが好適である。
【0022】この発明の高濃度液体中性洗剤組成物は、
上記3種類の界面活性剤成分を必須成分として含有する
のであり、これらとともに、それ以外の公知の界面活性
剤成分等を適宜配合することができる。ただし、上記3
種類の界面活性剤成分を含めた界面活性剤成分全体の組
成物に対する濃度は、85〜95%に設定しなければな
らない。すなわち、95%を超えると、粘度が高くなり
すぎて目的とする粘度特性が得られないのであり、逆に
85%未満では、容器コンパクト化等の、洗浄剤濃縮化
に伴う効果が乏しいからである。
【0023】そして、この発明の高濃度液体中性洗剤組
成物には、エタノール,プロピレングリコール、ポリエ
チレングリコール等の溶剤成分を、単独で用いるか、も
しくは2種以上を組み合わせて配合することが必要であ
る。これらの溶剤成分は、組成物中に水を含まないにも
かかわらず低粘度を保つのに必要な成分であり、その濃
度は5〜15%に設定される。この濃度範囲は、上記界
面活性剤成分の濃度範囲とのバランスにより設定され
る。なお、これらの溶剤のなかでも、特にエタノールと
プロピレングリコールとを、2:1の割合で混合した混
合溶剤を用いることが好ましい。
【0024】このようにして得られるこの発明の高濃度
液体中性洗剤組成物は、界面活性剤成分が85%以上と
高濃度であるため、従来のものに比べて容器がコンパク
トとなり、容器の廃棄処理に伴う負担を軽減させること
ができる。しかも、水を全く含まないため、保存安定性
にも優れている。また、高濃度であるにもかかわらず、
粘度が20℃下で1000mPa・S以下に抑えられて
いるため、希釈等の取り扱いが容易で均一に希釈するこ
とができる。
【0025】また、この発明の高濃度液体中性洗剤組成
物のなかでも、特に、陰イオン界面活性剤(a)を50
〜70%、ポリオキシエチレンアルキルエーテルからな
る非イオン界面活性剤(b)を10〜25%、脂肪酸ア
ルカノールアミド(c)を10〜25%配合してなるも
のは、この組成物を15%希釈して得られる水溶液の2
5℃における粘度が70mPa・S未満となって粘度低
下が顕著である。したがって、使用時に、べたついた感
触がなく、爽快な使用感と優れた泡切れを呈する。この
ような低粘度タイプの洗浄剤は、従来は洗浄剤の過剰使
用につながり好ましくない、とされてきたが、近年、安
全志向,環境保全意識への高まり等を背景に、さらっと
した洗浄剤が好まれるようになっていることから、この
ような新しいニーズに応えるものとして有利な特性とい
える。しかも、殆ど水に近いさらっとした液体となるた
め、手押しのディスペンサーポンプにこれを充填して使
用する際に、液が動きやすく押し出し動作を行いやすい
という利点を有する。また、一つの洗剤供給源から複数
の使用場所(例えば厨房内の個々の流し台)に洗剤をポ
ンプ輸送する際に、輸送圧力が低くてすむという利点を
有する。
【0026】
【発明の効果】以上のように、この発明の高濃度液体中
性洗剤組成物は、食器・調理器具等の洗浄や、野菜・果
実等の洗浄に供する洗剤において、界面活性剤成分濃度
が85〜95%の高濃度品であって、組成物中に水を含
まないため、水に起因する腐敗菌の組成物中での発生を
可能な限り防止することができる。また、上記高濃度品
であるにもかかわらず、増粘もしくはゲル化せず、一定
粘度以下の安定した液体になるよう調製されているた
め、非常に取り扱いやすく、均一希釈も容易に行うこと
ができる。
【0027】そして、この発明の高濃度液体中性洗剤組
成物は、使用に際し、水によって任意の割合に希釈する
ことができ、期待通りの洗浄性を有すると同時に、手荒
れ等の皮膚刺激性が極力抑制されている。
【0028】しかも、この発明の高濃度液体中性洗剤組
成物は、従来のポリ容器等の包装資材による包装におい
てよりコンパクト化を達成するため有利であることは勿
論のこと、新たに紙パック容器等の低公害容器の利用が
可能になるのみならず、さらにその組成中に水を含まな
いので、水溶性高分子フィルム等を材料とする包装形態
が可能となり、このような包装材料は洗剤と共に溶解す
るため、廃棄物の発生が皆無となる等の利点を有する。
【0029】つぎに、実施例について比較例と併せて説
明する。
【0030】
【実施例1〜10、比較例1〜7】下記の表1〜表3に
示す組成(重量基準、以下同じ)の高濃度液体中性洗剤
組成物を製造した。
【0031】
【表1】
【0032】
【表2】
【0033】
【表3】
【0034】そして、得られた各組成物について、原液
粘度(20℃,25℃)を測定するとともに、15%希
釈水溶液の粘度(25℃)を測定した。また、各組成物
を用い、下記の方法で洗浄したときの泡の状態および洗
剤原液の経日安定性、希釈された洗浄液の皮膚刺激性等
を比較評価した。これらの結果を下記の表4〜表6に示
す。
【0035】(1)洗浄力試験 〔テスト方法〕Shell−Oronite法(皿洗い
法)に準じて行い、汚れの落ち方、ヌルつき具合等の仕
上がり状況について、下記の判定基準で評価した。な
お、洗剤濃度は0.05%、洗浄温度は40℃に設定し
た。 〔判定〕 ◎:汚れの落ち方、仕上がりが極めてよい。 ○:汚れの落ち方、仕上がりがまあよい。 △:汚れの落ち方、仕上がりがあまりよくない。 ×:汚れの落ち方、仕上がりが悪い。
【0036】(2)起泡力試験 〔テスト方法〕JIS−K−3362に準じて行い、発
生する泡の量を目視にて高さ(mm)を測定し、数回の
測定の平均値と泡の経日的な安定性について、下記の判
定基準で評価した。 〔判定〕 ◎:泡の状態と安定性が極めてよい。 ○:泡の状態と安定性がまあよい。 △:泡の状態と安定性があまりよくない。 ×:泡の状態と安定性が悪い。
【0037】(3)経日安定性試験 〔テスト方法〕 一定温度条件下での保存試験:温度条件0〜5℃(10
時間×1サイクル)の繰り返しで一定期間静置し、洗剤
液試料の透明度およびその温度履歴による回復度(反復
性)を肉眼観察して、下記の判定基準で評価した。 〔判定〕 ◎:極めてよい透明性、反復性が長期にわたって得られ
る。 ○:よい透明性、反復性が一定期間得られる。 △:よい透明性、反復性が一定期間得られない。 ×:よい透明性、反復性が得られない。
【0038】(4)皮膚刺激性試験 〔テスト方法〕SKINTEX法(フレグランスジャー
ナル,15〜21p,1992−8)に準じた。すなわ
ち、洗剤液試料を濃度10%(pH6.0〜8.0)に
調整することにより検体を用意した。そして、物理化学
的な皮膚モデル(HRA)に対する刺激性を肉眼観察し
て、下記の判定基準で評価した。 ○:刺激性区分マイルド △:刺激性区分モデレート ×:刺激性区分シビアー
【0039】
【表4】
【0040】
【表5】
【0041】
【表6】
【0042】上記の結果から、実施例品はいずれも優れ
た粘度特性を備え、洗浄力,透明性,刺激性等について
も問題がないことがわかる。これに対し比較例品はいず
れも20℃でペースト状かそれに近い高粘性のものとな
り、取り扱いにくいことがわかる。
【0043】
【実施例9〜26】また、下記の表7〜表11に示すよ
うに組成を変えることにより異なる高濃度液体中性洗剤
組成物を得た。これらについても上記と同様にして諸特
性を評価し、その結果を表7〜11に併せて示した。
【0044】
【表7】
【0045】
【表8】
【0046】
【表9】
【0047】
【表10】
【0048】
【表11】
【0049】
【実施例27〜33】さらに、下記の表12および表1
3に示すように、非イオン界面活性剤(b)として用い
るポリオキシエチレンアルキルエーテルの種類を変える
ことにより異なる高濃度液体中性洗剤組成物を得た。こ
れらについても上記と同様にして諸特性を評価し、その
結果を下記の表14および表15に示した。
【0050】
【表12】
【0051】
【表13】
【0052】
【表14】
【0053】
【表15】
【0054】
【実施例34〜37】また、下記の表16に示すよう
に、溶剤の種類を変えることにより異なる高濃度液体中
性洗剤組成物を得た。これらについても上記と同様にし
て諸特性を評価し、その結果を下記の表16に併せて示
した。
【0055】
【表16】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C11D 10/02 C11D 10/02 (56)参考文献 特開 平4−11698(JP,A) 特開 平7−316589(JP,A) 特開 平8−3587(JP,A) 特開 平7−310099(JP,A) 特開 平6−240292(JP,A) 特開 平5−320698(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C11D 1/00 - 17/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)平均炭素数8〜16の直鎖状アルキ
    ル基を有するスルフォン酸および一般式Hm N(CH2
    CH2 OH)n 、(式中、m=、n=1〜3、m
    +n=3)で表されるエタノールアミンとで得られるス
    ルフォン酸エタノールアミン塩からなる陰イオン界面活
    性剤を30〜70重量%、 (b)一般式R−O(CH2 CH2 O)n H、(式中、
    Rは平均炭素数8〜16の直鎖状又は分岐状のアルキル
    基、n=2〜18)で表されるポリオキシエチレンアル
    キルエーテルからなる非イオン界面活性剤を5〜40重
    量%、 (c)一般式R−CON(CH2 CH2 OH)2 、(式
    中、Rは平均炭素数8〜18のアルキル基又はアルケニ
    ル基)で表される脂肪酸アルカノールアミドからなる非
    イオン界面活性剤を10〜50重量%、 以上の3成分を必須成分として含有する界面活性剤成分
    が、組成物全体に対し85〜95重量%の濃度で配合さ
    れ、エタノール、プロピレングリコールおよびポリエチ
    レングリコールからなる群から選ばれた少なくとも1種
    の溶剤成分が5〜15重量%の濃度で配合されている高
    濃度液体中性洗剤組成物であって、その組成物中に水を
    含まず、かつ20℃における組成物粘度が1000mP
    a・S以下を呈することを特徴とする高濃度液体中性洗
    剤組成物。
  2. 【請求項2】界面活性剤成分が15重量%になるよう上
    記組成物を希釈してなる水溶液の25℃における粘度が
    70mPa・S未満を呈する請求項1記載の高濃度液体
    中性洗剤組成物。
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