JP3167539B2 - デジタルデータ符号化装置 - Google Patents

デジタルデータ符号化装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力データを符号化す
ることによって情報量を圧縮するデジタルデータ符号化
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルオーディオ機器においては、記
録媒体により多くの情報を記録させるようにデジタルデ
ータの圧縮技術が用いられる。このようなデジタルデー
タの圧縮は、例えば、特開平4−215320号公報に
示されているように、音声等を表す入力信号を時間軸あ
るいは周波数軸で複数のブロックに分割し、各ブロック
毎に適応的にビット数を割り当てるようにして行われ
る。
【0003】図6は、デジタルデータを圧縮するデジタ
ルデータ符号化装置の構成を示すブロック図である。レ
ジスタ1は、フーリエ変換によって周波数軸上の信号に
変換されたオーディオデータADINを1ブロック単位で
取り込み、各帯域毎にそれぞれ記憶する。例えば、1ブ
ロック分のオーディオデータADINが、図7に示すよう
に、帯域B1〜B8で表される場合、各帯域B1〜B8
毎のデータAm(n)をそれぞれ記憶する。語長情報生成回
路2は、レジスタ1から読み出される帯域別のデータA
m(n)に対して各データの内容に応じたビット数を割り当
て、データAm(n)を符号化する際のビット数を指定する
語長情報Wm(n)を発生する。この語長情報Wm(n)は、人
の聴覚特性上聞こえにくい周波数の帯域に対しては少な
いビット数を割り当て、聞こえやすい周波数の帯域に対
しては多くのビット数を割り当てるように生成される。
例えば、図7に示すオーディオデータADINに対して
は、人が聞くことのできる最小値を表す最小可聴レベル
L1と、特定の音が他の音によりマスクされて聞こえな
くなるマスキングレベルL2とが図8のように表され、
実際に聞ことができる音はこれらのレベルを超える範囲
に制限される。そこで、最小可聴レベルL1またはマス
キングレベルL2の高い方と各帯域B1〜B8のデータ
Am(n)との差に応じて、各帯域B1〜B8毎に適当なビ
ット数を割り当てるようにすれば、オーディオデータA
INの再現性を維持しながら、情報量を圧縮することが
できる。符号化回路3は、レジスタ1から読み出される
各帯域B1〜B8毎のデータAm(n)を語長情報生成回路
2から供給される語長情報Wm(n)が指定するビット数に
応じて符号化する。これにより、各帯域B1〜B8毎の
ビット数が縮小されたオーディオデータADOUTを得る
ことができる。
【0004】語長判定回路4は、符号化回路3から出力
されるオーディオデータADOUTのビット数を1ブロッ
ク毎に合計し、目標とするビット数に収まっているか否
かを判定する。即ち、このようなデジタルデータの圧縮
処理では、一定期間の情報量を所定の量に収める必要が
あるため、出力されるオーディオデータADOUTの1ブ
ロックの総ビット数の判定により目標値以内に収まって
いれば圧縮されたオーディオデータADOUTを次段の回
路へ出力するように構成される。また、1ブロックの総
ビット数が目標値を超えた場合には、語長判定回路2に
指示を与え、各帯域B1〜B8のデータAm(n)に対する
ビット数の割り当てをやり直すようにしている。そし
て、語長判定回路4からやり直しの指示を受けた語長情
報生成回路2は、前回割り当てたビット数より1段階少
ないビット数を各帯域B1〜B8のデータAm(n)に対し
て再度割り当てるため、符号化回路3から出力されるオ
ーディオデータADOUTの1ブロックの総ビット数は圧
縮される。
【0005】このようなデジタルデータの符号化装置で
は、所望のデータ量で表される音声データを得ることが
できるように、語長情報生成回路2のビット数の割り当
ての条件や語長判定回路4の目標値の設定が成される。
例えば、コンパクトディスク(CD)よりも小型のミニ
ディスク(MD)でCDと同等の録音再生時間を実現す
る場合、CDで必要な情報量(1.4MBit/s)をMDに対応
して約1/5の情報量(0.3MBit/s)に縮小するようにそ
れぞれの設定が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上の符号化装置にお
いては、語長判定回路4で1ブロックの総ビット数が目
標値を超えていると判定されたとき、語長情報生成回路
2でビット数の割り当てが繰り返されると共に、符号化
回路3で新たな語長情報に基づいて再度データの符号化
が行われる。このため、入力されるオーディオデータA
INに対して所望のビット数に圧縮されたオーディオデ
ータADOUTを得るまでに要する時間が長くなり、デー
タ処理の高速化は困難である。
【0007】そこで本発明は、入力信号に対するビット
数の割り当てを繰り返すことなく適正なビット数を割り
当てることができるようにして音声データの処理時間を
短縮することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するために成されたもので、その特徴とするところ
は、一定量毎に区切られた1ブロック単位の入力データ
に対して個々のデータが表す内容に応じた適当な語長を
割り当てる手段と、上記入力データの各々に割り当てら
れた語長を1ブロック毎に累計し、目標値に対する累計
値のずれから各データに割り当てられた語長の補正量を
検出する手段と、検出された補正量に基づいて上記入力
データの各々に割り当てられた語長を補正する手段と、
補正された語長に応じて上記入力データを符号化する手
段と、を備えたことにある。
【0009】
【作用】本発明によれば、入力データに対してビット数
を割り当てて生成される語長情報から補正量を検出し、
この補正量を語長情報から差し引くことによって入力デ
ータを所定の情報量に圧縮する適正な語調情報を得るよ
うにしている。そして、この適正化された語長情報に応
じて入力信号を符号化するようにしたことで、入力デー
タに対するビット数の割り当て及び語長情報に基づく符
号化を繰り返す必要がなくなる。従って、1回のビット
数の割り当て及び符号化処理によって所望の情報量に圧
縮された出力データを得ることができる。
【0010】
【実施例】図1は、本発明のデジタルデータ符号化装置
の構成を示すブロック図である。レジスタ11は、入力
されるオーディオデータADINを所定のデータ数毎に区
切られた1ブロック単位で取り込み、各データをそれぞ
れ記憶する。このオーディオデータADINは、例えば、
フーリエ変換によって周波数軸上に変換されたデータで
あり、1つのブロックが、図2に示すように、特定範囲
の周波数が一定の幅で分割された複数の帯域B1〜B8
毎付されたデータAm(n)で構成される。語長情報生成回
路12は、レジスタ11から読み出される1ブロック分
のデータAm(n)に対し、各帯域B1〜B8毎にデータA
m(n)の内容に応じたビット数を割り当て、各データAm
(n)を符号化する際のビット数を指定する語長情報Im
(n)を発生する。この語長情報発生回路12でのビット
数の割り当ては、人の聴覚特性上聞こえにくい帯域に対
して少なく、聞こえやすい帯域に対しては多くなるよう
に設定される。図2に示す音声データでは、人が聞くこ
とのできる最小値を表す最小可聴レベルL1及び特定の
音が他の音によりマスクされて聞こえなくなるマスキン
グレベルL2から設定される総合的なマスキングレベル
L0に対して、各データAm(n)との差の大小に応じて語
長情報Im(n)が決定される。この結果、図3に示すよう
に、マスキングレベルL0と各データAm(n)との差が小
さい帯域に対しては少ないビット数を指定するように語
長情報Im(n)が付され、差が大きい帯域に対しては多い
ビット数を指定するように語長情報Im(n)が付される。
補正情報生成回路13は、語長情報Im(n)から1ブロッ
ク分のデータAm(n)が合計何ビットで表されるかを検出
し、目標とするビット数以内に収めるために縮小しなけ
ればならないビット数を算出する。これにより、語長情
報Im(n)に対して縮小すべきビット数を示す補正情報C
m(n)が出力される。語長情報補正回路14は、語長情報
生成回路12から出力される語長情報Im(n)を補正情報
生成回路13から出力される補正情報Cm(n)に基づいて
補正し、1ブロック分の音声データの総ビット数が目標
値に収まるように各データAm(n)に対してビット数を指
定する適正な語長情報Wm(n)を出力する。符号化回路1
5は、補正された語長情報Wm(n)に応じて、レジスタ1
1から読み出されるデータAm(n)を符号化し、ビット数
が圧縮されたオーディオデータADOUTを出力する。こ
の符号化回路15から出力されるオーディオデータAD
OUTは、補正情報Cm(n)によって補正された適正な語長
情報Wm(n)によって得られるものであり、1ブロック分
の総ビット数が目標値より少なくなっている。従って、
符号化回路15から得られるオーディオデータADOUT
についてビット数を判定する必要はなく、そのまま次段
の回路へ出力することが可能である。
【0011】図4は、本発明のデジタルデータ符号化装
置の具体的な構成例を示すブロック図である。この図に
おいて、オーディオデータレジスタ11、語長情報生成
回路12及び符号化回路15については、図1と同一構
成である。語長情報レジスタ16は、語長情報生成回路
12から出力される語長情報Im(n)を1ブロック毎に記
憶し、第1及び第2の演算部17、18に供給する。
【0012】第1の演算部17は、語長情報判定回路1
9、個数情報レジスタ20、yレジスタ21及び減算回
路22からなり、語長情報Im(n)に対して第1の演算結
果を示す数値yiを出力する。語長情報判定回路19
は、1ブロック分の語長情報Im(n)を取り込み、同一の
値を示す語長情報Im(n)が各値毎に何個あるかを示す個
数情報Nm(j)を発生する。これと同時に、個数情報Nm
(j)の累計値ΣNm(j)、即ち、1ブロック分の語長情報
Im(n)の総データ数を表す値を発生する。個数情報レジ
スタ20は、語長情報判定回路19から出力される個数
情報Nm(j)及びその累計値ΣNm(j)を取り込んで記憶す
る。yレジスタ21は、個数情報レジスタ20から累計
値ΣNm(j)を初期値として取り込んだ後、減算回路22
での減算が繰り返される度に減算回路22から出力され
る数値yiを順次取り込んで新たに記憶する。減算回路
22は、yレジスタ21から読み出される数値yi(初
回の減算では累計値ΣNm(j))から、個数情報レジスタ
20から順次読み出される個数情報Nm(j)を差し引いて
新たな数値yi+1を出力する。ここで、個数情報レジス
タ20からの個数情報Nm(j)の読み出しは、値「1」を
有する語長情報Im(n)のデータ数を示す個数情報Nm(1)
から順に値が大きくなるようにして行われる。そして、
減算回路22から出力される数値yi+1が第1の演算部
17の演算結果として出力される。従って、第1の演算
部17では、以下の式に従う演算が実行される。
【0013】y0=ΣNm(j)−Nm(0) yi=yi-1−Nm(i) 第2の演算部18は、総和加算回路23、xレジスタ2
4及び減算回路25からなり、語長情報Im(n)及び第1
の演算部17から与えられる数値yiに対して第2の演
算結果を示す数値xiを出力する。総和加算回路23
は、語長情報Im(n)を1ブロック分累計し、累計値ΣI
m(n)を出力する。xレジスタ24は、総和加算回路23
から累計値ΣIm(n)を初期値として取り込んだ後、減算
回路25での減算が繰り返される度に減算回路25から
出力される数値xiを順次取り込んで新たに記憶する。
減算回路25は、xレジスタ24から読み出される数値
i(初回の減算では累計値ΣIm(n))から、第1の演
算部17から与えられる数値yiを差し引いて数値xi+1
を出力する。そして、この数値xi+1が第2の演算結果
として出力される。従って、第2の演算部18では、以
下の式に従う演算が実行される。
【0014】x0=ΣNm(n) xi=xi-1−yi-1 そして、演算結果判定回路26は、第2の演算部18か
ら出力される数値xiを所定の目標値と比較し、数値xi
が目標値より小さくなったときに符号化回路15の符号
化動作を許可する制御信号を発生する。カウンタ27
は、第1及び第2の演算部17、18での演算の繰り返
しに一致する周期を有するクロックCKをカウントし、
演算結果判定回路26からの制御信号に応答して、それ
までに第1及び第2の演算部17、18で繰り返された
演算回数を示すカウント値kを出力する。このカウント
値kが語長情報Im(n)に対する補正値となる。なお、こ
の補正値は1ブロック内で均一となっている。減算回路
28は、語長情報レジスタ12から読み出される語長情
報Im(n)からカウント値kを差し引いて適正な語長情報
Wm(n)を出力する。ゲート回路29は、演算結果判定回
路26からの制御信号に応答して語長情報Wm(n)の通過
を許可し、符号化回路15に語長情報Wm(n)を入力す
る。これにより、符号化回路15では、語長情報Wm(n)
に応じてオーディオデータレジスタ11から読み出され
るデータAm(n)の符号化処理が開始される。
【0015】続いて、第1及び第2の演算部17、18
の具体的な動作について、各帯域B1〜B8毎に16ビ
ットで表されるデータAm(n)を1/5に圧縮する場合を
例に説明する。この場合、1ブロック分のデータAm(n)
の総ビット数が128ビット(16ビット×8データ)
であり、この128ビットのデータが26ビットまで圧
縮されることになるため、演算結果判定回路26には目
標値として「26」が設定される。
【0016】まず、各帯域B1〜B8に割り当てられた
ビット数が、Im(1)=2、Im(2)=5、Im(3)=6、I
m(4)=7、Im(5)=8、Im(6)=7、Im(7)=5、Im
(8)=1となったとする。このビット数の割り当てにつ
いては、図2に示すデータAm(n)に対するビット数の割
り当てに従うものである。このような語長情報Im(n)に
対しては、個数情報Nm(j)が、それぞれ、Nm(0)=0、
Nm(1)=1、Nm(2)=1、Nm(3)=0、Nm(4)=0、N
m(5)=2、Nm(6)=1、Nm(7)=2、Nm(8)=1とな
る。
【0017】演算を開始する前の時点、即ち、カウンタ
27のカウント値kが「0」のときには、図5aに示す
ように、語長情報Im(n)の累計値ΣIm(n)が、 ΣIm(n)=2+5+6+7+8+7+5+1=41 であり、数値x0=41>26となって演算結果判定回
路26の目標値より大きくなっている。そこで、数値x
1を得るために1回目の演算が実行される。
【0018】ΣNm(j)=8、Nm(0)=0であることか
ら、数値y0及び数値x1は、 y0=ΣNm(j)−Nm(0) =8−0=8 x1=x0−y0 =41−8=33 となる。この演算によれば、図5にbに示すように、各
帯域B1〜B8に割り当てられるビット数から1ビット
ずつ差し引けば、総ビット数を33ビットにできること
が分かる。この1回目の演算が終了した時点、即ち、カ
ウンタ27のカウント値kが「1」のときには、数値x
1=33>26となって演算結果判定回路26の目標値
より大きくなる。従って、数値x2を得るための2回目
の演算が行われる。
【0019】Nm(1)=1であることから、数値y1及び
数値x2は、 y1=y0−Nm(1) =8−1=7 x2=x1−y1 =33−7=26 となる。この演算によれば、図5にcに示すように、各
帯域B1〜B7に割り当てられるビット数から2ビット
ずつ差し引けば、総ビット数を26ビットにできること
が分かる。このとき、帯域B8については、最初の割り
当てが1ビットであり、2ビットを差し引くことができ
ないため、2回目の演算ではビット数を差し引く対象と
なっていない。2回目の演算が終了した時点、即ち、カ
ウンタ27のカウント値kが「2」のときには、数値x
1=26≦26となって演算結果判定回路26の目標値
以下となる。これによって、演算結果判定回路26は、
カウンタ28のカウント値k(=2)を補正値として減
算回路28与えると共に、ゲート回路29を開いて減算
回路28から出力される語長情報Wm(n)を符号化回路1
5へ入力し、符号化回路15での符号化処理を開始させ
る。
【0020】なお、1ブロックの総ビット数がさらに少
なく設定されている場合には、同様の演算処理を繰り返
すことによって数値y2、y3・・・及び数値x3、x4
・・を順次算出し、数値xiが演算結果判定回路26の
目標値に収まるようにする。そして、その演算の繰り返
しの回数、即ち、そのときのカウンタ27のカウント値
kを補正値として語長情報Im(n)から差し引けば、適正
な語長情報Wm(n)を得ることができる。
【0021】以上の実施例においては、レジスタ11に
取り込まれるオーディオデータAD INが周波数軸上のデ
ータである場合を例示したが、時間軸上のデータを一定
期間毎に分割したデータをレジスタ11に取り込むよう
にしてもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、入力されるオーディオ
データに対するビット数の割り当て処理(語長情報の生
成)や語長情報に基づくデータの符号化処理を繰り返す
ことなくオーディオデータの符号化処理を完了すること
ができる。このため、符号化処理に要する時間を短縮で
き、高速処理に適した符号化装置を得ることができる。
【0023】また、1ブロック分の語長情報の累計値か
ら補正情報を生成するようにしたことで、補正情報を生
成するための回路を、レジスタと減算回路との組み合わ
せによる簡単な回路構成で実現できる。従って、回路規
模の増大を防止することができ、コストの低減が望め
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデジタルデータ符号化装置の構成を示
すブロック図である。
【図2】入力されるデータAm(n)を帯域毎に表した図で
ある。
【図3】語長情報Im(n)を帯域毎に表した図である。
【図4】本発明のデジタルデータ符号化装置の具体的な
構成を示すブロック図である。
【図5】本発明のデジタルデータ符号化装置の演算処理
の過程を説明する図である。
【図6】従来のデジタルデータ符号化装置の構成を示す
ブロック図である。
【図7】入力されるデータAm(n)を帯域毎に表した図で
ある。
【図8】入力されるデータAm(n)を最小可聴レベル及び
マスキングレベルと共に帯域毎に表した図である。
【符号の説明】
1、11 オーディオデータレジスタ 2、12 語長情報生成回路 3、15 符号化回路 4 語長判定回路 13 補正情報生成回路 14 語長情報補正回路 16 語長情報レジスタ 17 第1の演算部 18 第2の演算部 19 語長情報判定回路 20 判定情報レジスタ 21 yレジスタ 22 減算回路 23 総和加算回路 24 xレジスタ 25 減算回路 26 判定回路 27 カウンタ 28 減算回路 29 ゲート回路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定量毎に区切られた1ブロック単位の
    入力データに対して個々のデータが表す内容に応じた適
    当な語長を割り当てる手段と、上記入力データの各々に
    割り当てられた語長を1ブロック毎に累計し、累計値が
    予め設定される目標値を越えたとき、累計値を目標値以
    内に収めるために必要な語長の縮小量を補正量として算
    出する手段と、上記補正量に基づいて上記入力データの
    各々に割り当てられた語長を補正する手段と、補正され
    た語長に応じて上記入力データを符号化する手段と、を
    備えたことを特徴とするデジタルデータ符号化装置。
  2. 【請求項2】 複数の入力データを一定数量のブロック
    に区切って記憶するレジスタと、この第1のレジスタか
    ら読み出される上記入力データに対して個々のデータが
    表す内容に応じて適当な語長を割り当てて各データ毎の
    語長を指定する語長情報を発生する語長情報生成回路
    と、上記語長情報を1ブロック毎に累計し、累計値が予
    め設定される目標値を越えたとき、累計値を目標値に収
    めるために必要な語長の縮小量を補正情報として算出す
    補正情報生成回路と、上記補正情報に基づいて上記語
    長情報を補正する語長情報補正回路と、この補正情報補
    正回路から出力される補正された語長情報に応じて上記
    レジスタから読み出される上記入力データを符号化する
    符号化回路と、を備えたことを特徴とするデジタルデー
    タ符号化装置。
  3. 【請求項3】 複数の入力データを一定数量のブロック
    に区切って記憶する第1のレジスタと、この第1のレジ
    スタから読み出される上記入力データに対して各データ
    の内容に応じた語長を割り当てて各データ毎に語長を指
    定する語長情報を生成する語長情報生成回路と、上記語
    長情報を1ブロック毎に記憶する第2のレジスタと、こ
    の第2のレジスタから読み出される上記語長情報を1ブ
    ロック毎に累計し、累計値から上記語長情報の値別の個
    数情報に対応する値を順次差し引く演算回路と、この演
    算回路で上記累計値の減算が繰り返される毎にカウント
    されるカウンタと、減算が繰り返されて上記演算回路の
    演算結果が所定の目標値に達したことを判定する判定回
    路と、上記第2のレジスタから読み出される上記語長情
    報から上記カウンタのカウント結果によって指定される
    値を差し引く減算回路と、上記第1のレジスタから読み
    出される上記入力データを上記減算回路の減算結果に示
    される値に応じて符号化する符号化回路と、を備え、上
    記判定回路の判定結果に応答して上記符号化回路の符号
    化動作を開始することを特徴とするデジタルデータ符号
    化装置。
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