JP3167389B2 - 自転車用盗難防止装置 - Google Patents

自転車用盗難防止装置

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JP3167389B2 JP35651191A JP35651191A JP3167389B2 JP 3167389 B2 JP3167389 B2 JP 3167389B2 JP 35651191 A JP35651191 A JP 35651191A JP 35651191 A JP35651191 A JP 35651191A JP 3167389 B2 JP3167389 B2 JP 3167389B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自転車用盗難防止装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自転車用盗難防止装置としては、
振動を検知する振動検知センサを備え、自転車を盗もう
とする者が駐輪中の自転車を動かすと、この振動検知セ
ンサがその際に生じる振動を検知し、警告音を発生させ
て盗難を防止するものがある。
【0003】ところで、この自転車用盗難防止装置1
は、図8に示すようにサドル2下方のサドル2を取り付
けるサドル軸3にU字ボルト4により固定される。な
お、このU字ボルト4と自転車のフレーム3aとの間に
はワイヤ5が巻かれているが、これは自転車を盗もうと
する者がサドル2をサドル軸3から抜脱して、自転車用
盗難防止装置1を取り外すことを防ぐためである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の自転車用盗難防止装置は、このような位置に取付
けられていることから直接風雨に晒されさびが発生しや
すくなるだけでなく、盗難防止装置が取り付けられてい
ることが一目でわかる。従って、自転車を盗もうとする
者は、自転車用盗難防止装置が作動しないよう装置の電
源部を取り外すため、盗難防止効果が上がらないという
問題点があった。
【0005】本発明は、人目に付かないように取り付け
ることができると共に確実に盗難防止を行うことができ
る自転車用盗難防止装置を提供することを目的とするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、サドルの裏側
に取り付けられ、内蔵した振動検知センサにより自転車
に生じる振動を検知して警告音を発生する本体と、サド
ルの裏側に位置する電源部と、該電源部を本体に固定す
る電源部固定部材と、前記本体を作動させる電源スイッ
チと、前記本体の挿入口に抜き差し自在に設けられ、前
記本体から抜き出されたときには前記電源固定部材を前
記電源部に係合させて電源部を本体に固定すると共に前
記電源スイッチをオンとして本体を作動可能状態とする
一方、前記本体に差し込まれたときには前記電源固定部
材と前記電源部との係合を解除すると共に前記電源スイ
ッチをオフとして本体を作動不能状態とする作動制御部
材とを備えたものである。
【0007】
【作用】この構成により、本体及び電源部をサドルの裏
側に設け、人目に付かなくする。また、作動制御部材を
本体から抜き出すことにより、電源固定部材を電源部に
係合させて電源部を本体に固定する。従って、電源部を
取り外すことができない。更に電源スイッチをオンとし
て本体に電源部からの電力を供給して本体を作動可能な
状態とする。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0009】図1は、本発明の一実施例に係る自転車用
盗難防止装置の側面断面図、図2はその下面図、図3は
その背面図である。同図において、図8と同一符号は同
一又は相当部分を示している。
【0010】図1,2,3において、6は自転車用盗難
防止装置本体(以下本体という)7に設けられた振動を
検知するための振動センサであり、例えばリード板8
a,8bを床面と壁面に設けた箱状の空間6aに鋼球9
を入れたものである。なお、本体の横幅は、後述するサ
ドル2の下部両側部に設けられたバネの間に収納できる
ような幅に形成されている。
【0011】この振動センサ6は、壁面に設けられたリ
ード板8bに鋼球9が接触する毎にプリント基盤10に
設けられた図示しないカウンタとの回路を閉じることに
よりカウンタを動作させるものである。そして、この鋼
球9の接触回数が所定の回数を超えると、カウンタを介
して図4に示すようにパルスジェネレータ11に盗難防
止信号を送出するものである。
【0012】ここで、このパルスジェネレータ11は、
受信した盗難防止信号に基づき、所定のパルス信号を音
声合成LSI12及びアンプ13に出力して、音声合成
LSI12において盗難を防止するための合成音声を作
成させた後、この合成音声をアンプ13を通ってスピー
カ14から警告音声として発するためのものである。
【0013】なお、このパルスジェネレータ11はパル
ス信号を出力してから所定の時間、例えば5秒経過した
後、振動センサ6から新たな盗難防止信号が送出されて
いるかどうかを調べ、新たな盗難防止信号が送出されな
い場合には、警告音声の発生を停止するようになってい
る。
【0014】15は本体7を作動させるための電池16
を内蔵した電源部であり、上部ケース部材15aと下部
ケース部材15bとをボルト15cで固定して形成され
たものである。そして、この電源部15は、本体7の下
面後部に形成された嵌合部7aに沿って後方から嵌入さ
れた後、上部ケース部材15aの上面に設けられた係止
孔17に一端がプリント基盤10に固定されたストッパ
18を係止することにより、本体7に固定されるように
なっている。
【0015】なお、このストッパ18は、本体7の下面
後部に設けられた凹部と上部ケース部材15aの上面と
で形成される挿入口7bに水平方向に抜き差し自在に挿
入される作動制御部材であるキー形のスイッチノブ19
が、図1に示すように差し込まれると、このスイッチノ
ブ19により上方に持ち上げられ係止孔17との係合が
解除されるようになっている。
【0016】一方、このスイッチノブ19は本体7を動
作させるメインスイッチ20のオンオフの制御を行うも
のであり、駐輪時には挿入口7bから抜き出されること
により、図5に示すようにメインスイッチ20の金属突
起20aが上部ケース部材15aの上面の図示しないリ
ード板と接触して、プリント基盤10に電源を供給する
ようになっている。
【0017】また、自転車を使用する前に、スイッチノ
ブ19を挿入口7bに差し込むことにより、図1に示す
ようにメインスイッチ20の金属突起20aと上部ケー
ス部材15aの上面のリード板との接触を解除して本体
7に対する電源の供給を停止するようにしている。な
お、このスイッチノブ19は、電池16の交換のため電
源部15が後方に引き出されるときには、上部ケース部
材15aの上面端部に係止して電源部15と一緒に引き
出されるようになっている。
【0018】21は本体7上面に取り付けられたブラケ
ットであり、このブラケット21の左右両側には本体7
をサドル2に取り付けるための取付け孔21aが設けら
れている。
【0019】次に、このように構成された自転車用盗難
防止装置の盗難防止動作について説明する。
【0020】まず、本体7を風雨に晒されることのない
ようまた人目に付きにくいよう、図6及び図7に示すよ
うにサドル2裏側の下部両側部に設けられたバネ22の
間に取り付ける。なお、この本体7の取付けは、バネ2
2をサドル2に固定するためのボルト23をブラケット
21に設けられた取付け孔21aに挿入した後、このボ
ルト23をサドル2に取り付けることにより行う。
【0021】そして、自転車を駐輪する場合には、自転
車を停めた後スイッチノブ19を挿入口7bから抜き出
す。これにより、メインスイッチ20がオンとなり、本
体7に電源が供給される。
【0022】この状態となった後、自転車を盗もうとす
る者が自転車に触れ、自転車がこれにより所定回数振動
すると、この振動を検知した振動センサ6はパルスジェ
ネレータ11に盗難防止信号を発生し、パルスジェネレ
ータ11は所定のパルス信号を音声合成LSI12及び
アンプ13に送出する。
【0023】そして、このパルスジェネレータ11から
のパルス信号により音声合成LSI12は盗難を防止す
るための合成音声を合成し、この合成音声はアンプ13
を通ってスピーカ14から警告音声として発せられる。
【0024】なお、5秒経過後、振動センサ6から新た
な盗難防止信号が発せられない場合には警告音声の発生
は停止するが、引き続き振動センサ6から盗難防止信号
が発せられる場合にはパルスジェネレータ11はパルス
信号を再度音声合成LSI12及びアンプ13に送出し
て、警告音声を発する。
【0025】この場合、自転車を盗もうとする者が、本
体7の動作を停止させようとして電源部15を本体7か
ら取り外そうとしてもスイッチノブ19が抜かれている
ことから、電源部15にはストッパ18が係止された状
態となっているため取り外すことはできない。
【0026】このように、電源部15を取り付けた本体
7をサドル2裏側の下部両側部に設けられたバネ22の
間に取り付けることにより人目に付きにくくすると共
に、スイッチノブ19により本体7の動作の制御及び電
源部15の固定を行うことにより確実に本体7を作動さ
せることができる。また、このような位置に取り付ける
ことにより、電源部15及び本体7が風雨に晒されるこ
とを防止することができ、さび等の発生を抑えることも
できる。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、本体及び
電源部をサドルの裏側に設け人目に付かなくすることが
できる。また、作動制御部材を本体から抜き出すことに
より、電源固定部材(実施例ではストッパ18が相当)
を電源部に係合させて電源部を本体に固定させることが
でき、さらに、電源スイッチ(実施例ではメインスイッ
チ20が相当)をオンとして本体に電源部からの電力を
供給して本体を作動可能な状態とすることができる。
【0028】このようにすることにより、自転車用盗難
防止装置を人目に付かないように取り付けることができ
ると共に電源部が取り外されるのを防ぐことができ、自
転車用盗難防止装置を確実に作動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る自転車用盗難防止装置
の側面断面図。
【図2】上記自転車用盗難防止装置の下面図。
【図3】上記自転車用盗難防止装置の背面図。
【図4】上記自転車用盗難防止装置の警告音声発生回路
図。
【図5】上記自転車用盗難防止装置のスイッチノブが抜
き出された状態を表す図。
【図6】上記自転車用盗難防止装置をサドル下方に取り
付けた状態を表す側面断面図。
【図7】上記自転車用盗難防止装置をサドル下方に取り
付けた状態を表す背面図。
【図8】従来の自転車用盗難防止装置をサドル下方に取
り付けた状態を表す側面図。
【符号の説明】
1,7 自転車用盗難防止装置 2 サドル 6 振動センサ 15 電源部 17 係止孔 18 ストッパ 19 スイッチノブ 20 メインスイッチ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62H 5/20 B62J 39/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サドルの裏側に取り付けられ、内蔵した振
    動検知センサにより自転車に生じる振動を検知して警告
    音を発生する本体と、前記サドルの裏側に位置する電源
    部と、該電源部を本体に固定する電源部固定部材と、前
    記本体を作動させる電源スイッチと、前記本体の挿入口
    に抜き差し自在に設けられ、前記本体から抜き出された
    ときには前記電源固定部材を前記電源部に係合させて電
    源部を本体に固定すると共に前記電源スイッチをオンと
    して本体を作動可能状態とする一方、前記本体に差し込
    まれたときには前記電源固定部材と前記電源部との係合
    を解除すると共に前記電源スイッチをオフとして本体を
    作動不能状態とする作動制御部材とを備えることを特徴
    とする自転車用盗難防止装置。
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