JP3166998B2 - 記録装置及び記録制御方法 - Google Patents

記録装置及び記録制御方法

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JP3166998B2
JP3166998B2 JP01453694A JP1453694A JP3166998B2 JP 3166998 B2 JP3166998 B2 JP 3166998B2 JP 01453694 A JP01453694 A JP 01453694A JP 1453694 A JP1453694 A JP 1453694A JP 3166998 B2 JP3166998 B2 JP 3166998B2
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J11/00Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
    • B41J11/36Blanking or long feeds; Feeding to a particular line, e.g. by rotation of platen or feed roller
    • B41J11/42Controlling printing material conveyance for accurate alignment of the printing material with the printhead; Print registering

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  • Ink Jet (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像データの供給を受
けて記録媒体に可視画像を形成する記録装置及び記録制
御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、インクジェット記録ヘッドを
有する記録装置においては、この記録ヘッドを記録媒体
上で往復動作させることにより記録走査を行い、記録媒
体上へ可視画像が形成される。特に、最近では、壁紙等
の大きなサイズを有する記録媒体上への記録を行うイン
クジェット記録装置が開発されている。このような記録
装置においては、インクジェット記録ヘッドを有するプ
リント装置と記録媒体を搬送する搬送装置とが分離して
おり、これら装置間で通信を行い、記録ヘッドの主走査
方向への往復走査と副走査方向への記録媒体の搬送によ
りプリントが行われる。
【0003】上述のように、記録媒体を搬送する搬送装
置と記録ヘッドを搭載したプリント装置とを別体に設け
た記録装置において、搬送装置とプリント装置を所定の
通信プロトコルを用いて通信して記録を行うことが(特
願平5−142401)に記載されている。又、継ぎ目
のあるプリント媒体に記録ヘッドが継ぎ目部分に接触し
ないようにしてプリントすることが(特願平5−142
400)に記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に記録ヘッドは、
キャリッジと呼ばれる記録ヘッドが取り付けられるユニ
ットに搭載されている。そして、このキャリッジが駆動
装置に連結され、記録ヘッドを走査方向に移動させなが
ら記録を行う。駆動装置は、記録ヘッドの特性に合わせ
た速度でキャリッジを操作して記録を行うことが出来る
ようにしている。しかしながら、駆動装置は停止状態か
ら所定の速度に達するまで、あるいは所定の速度から停
止までに、各駆動装置に適した時間を要する。
【0005】上記従来の記録装置におけるプリント装置
と搬送装置との間の通信では、記録ヘッドがこの停止位
置に達しているときに、プリント装置から搬送装置へプ
リント媒体の搬送要求信号が送出される。また、この停
止位置は、記録ヘッドがプリント媒体に対して走査方向
に十分に離れている所に位置し、搬送の障害にならない
所にある。そして、プリント装置は、この停止位置で搬
送装置からプリント媒体の搬送が終了した信号を受取
り、次の記録走査のための動作を開始する。
【0006】上述した、記録ヘッドによる実際の記録動
作以外の時間と距離は駆動装置の特性上必要ではある
が、その時間と距離が短ければ短いほどプリント速度の
高速化、装置の小型化につながることは明らかである。
【0007】本発明は上記従来例に鑑みなされたもの
で、記録ヘッドが停止位置以外にあるときに記録媒体の
搬送を可能とし、記録処理時間を短縮する記録装置及び
記録制御方法を提供することを目的とする。また、本発
明の目的は、プリント装置と搬送装置のそれぞれが独立
して各機能の制御を行う構成において、記録ヘッドの操
作を無駄に停止させることなく、プリント装置と搬送装
置とが同期をとって高速に記録を行うことを可能とする
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】及び
【作用】上記の目的を達成するための本発明の記録装置
は以下の構成を備えている。即ち、記録ヘッドにより記
録媒体上に記録を行うプリント装置と、前記プリント装
置とインターフェースを介して接続されて前記記録媒体
の搬送を行う搬送装置とからなる記録装置において、
記プリント装置は、 前記記録ヘッドを往復走査する走査
手段と、 前記走査手段による前記記録ヘッドの走査中に
イメージデータに基づいて前記記録ヘッドにより前記記
録媒体上へ記録を行わせる記録制御手段とを有し、 前記
搬送装置は、 前記記録媒体を搬送する駆動源と、 前記駆
動源の制御により前記記録媒体の搬送動作を制御するコ
ントローラとを有し、 前記記録制御手段は、前記走査中
の前記記録ヘッドによる記録が終了したとき、前記記録
媒体の搬送を指示する搬送要求信号を前記インターフェ
ースを介して前記搬送装置へ出力するとともに、前記記
録ヘッドの往復走査の方向の変更を行って次の走査を開
始し、 前記コントローラは、前記記録制御手段から出力
される前記搬送要求信号に基づいて前記駆動源の駆動を
行って前記記録媒体を所定量搬送させる搬送動作を実行
するとともに、前記所定量の搬送が終了したとき、搬送
終了を示す信号を前記インターフェースを介して前記プ
リント装置へ出力し、 前記記録制御手段は、前記走査手
段による走査を開始した後の前記記録ヘッドによる記録
の実行開始時に、前記搬送終了を示す信号を受信したか
否かに基づいて前記記録媒体の搬送が終了したか否かを
判断し、前記記録媒体の搬送が終了したと判断した場合
は前記記録ヘッドの走査中に記録を実行し、前記記録媒
体の搬送が終了していないと判断した場合は前記記録ヘ
ッドによる記録を行わずに前記記録ヘッドの走査を行っ
た後、前記搬送手段による搬送が完了するまで前記記録
ヘッドを所定の待機位置にて待機させ、前記搬送終了を
示す信号の受信の確認の後に前記記録ヘッドの記録を開
始するよう制御する
【0009】上記の構成によれば、記録制御を行うプリ
ント装置と記録媒体の搬送を行う搬送装置とが分離した
記録装置において、記録制御手段により順次繰り返さ
れる記録ヘッドの往復移動の往路もしくは復路の走査
間中に記録が実行される。そして、走査期間中における
記録の終了時に記録媒体の搬送が指示され、搬送装置の
コントローラはこの指示により記録媒体の所定量の搬送
を実行する。これにより、記録が終了した後より、記録
ヘッドが減速して停止し、反対方向へ移動を開始し、次
のラインの記録を開始する迄の間に記録媒体の搬送を完
了させることが可能となり、記録処理時間が短縮するこ
とができる
【0010】また、上記の構成によれば、前記記録ヘッ
ドによる記録の実行開始時に、前記搬送終了を示す信号
を受信したか否かに基づいて前記記録媒体の搬送が終了
したか否かを判断し、前記記録媒体の搬送が終了してい
ないと判断した場合は前記記録ヘッドによる記録を行わ
ずに前記記録ヘッドの走査を行う
【0011】このため、例えば、搬送系のトラブル等で
記録開始時までに記録媒体の所定量の搬送が完了しない
ような場合は、当該記録走査による記録が禁止されるの
で、記録の失敗が防止される。
【0012】また、上記構成によれば、記録の実行を
わない走査を行った後に、前記搬送装置による搬送が完
了するまで前記記録ヘッドを所定の待機位置にて待機さ
【0013】このように、搬送系のトラブル等が生じて
記録媒体の搬送が正常に行われなかったような場合に、
記録ヘッドが所定の待機位置で待機するので、例えば待
機位置を保守作業時に邪魔にならないような位置に設け
ておけば、トラブルの発生時において迅速な対応が可能
となる。
【0014】また、前記記録ヘッドがインクジェット方
式により記録を行うインクジェット記録ヘッドであるよ
うな場合には、前記待機位置において該インクジェット
記録ヘッドに対してキャッピングが施されることが望ま
しい。
【0015】このような構成により、記録ヘッドの保護
が適切になされるとともに、待機前と同じ様な状態に記
録ヘッドを保つことが可能となり、トラブル等による記
録の中断があっても、記録品質の劣化が防止される。
【0016】また、好ましくは、前記記録制御手段によ
り前記搬送要求信号を出力するタイミングは、前記操作
手段により走査される前記記録ヘッドが記録媒体を通過
した時点である。
【0017】このように構成することにより、記録媒体
の搬送開始が記録ヘッドが記録媒体上に無いときに行わ
れる。従って、記録ヘッドと記録媒体との干渉を最小限
に抑えることができる。
【0018】また、好ましくは、前記記録制御手段によ
り前記搬送要求信号を出力するタイミングは、前記操作
手段により走査される前記記録ヘッドが当該記録走査に
おける前記イメージデータに基づく記録を終了した時点
である。
【0019】このように構成すると、記録媒体の搬送開
始を早めることができるので、次の記録開始時までに、
記録媒体を所定量搬送することがより確実になる。
【0020】また、上記の目的を達成するための本発明
による記録制御方法は、 記録ヘッドを往復走査して記録
媒体上に記録を行うプリント装置と、前記プリント装置
とインターフェースを介して接続されて前記記録媒体の
搬送を行う搬送装置とからなる記録装置における記録制
御方法において、 前記記録ヘッドを主走査方向へ走査
し、該走査中に記録を行う記録工程と、 前記記録ヘッド
の走査中における記録が終了したとき、前記記録媒体の
搬送を指示する搬送要求信号を、前記プリント装置から
前記インターフェースを介して前記搬送装置へ出力する
とともに、前記記録ヘッドの往復走査の方向の変更を行
って次の走査を開始する工程と、 前記搬送装置により、
前記搬送要求信号に応じて前記記録媒体を所定量搬送さ
せる搬送動作を実行し、前記所定量の搬送が終了したと
き、搬送終了を示す信号を前記インターフェースを介し
て前記プリント装置へ出力する工程とを有し、 前記プリ
ント装置における前記走査を開始した後の前記記録ヘッ
ドによる記録の実行開始時に、前記搬送終了を示す信号
を受信したか否かに基づいて前記記録媒体の搬送が終了
したか否かを判断し、前記記録媒体の搬送が終了したと
判断した場合は前記記録ヘッドの走査中に記録を実行
し、前記記録媒体の搬送が終了していないと判断した場
合は前記記録ヘッドによる記録を行わずに前記記録ヘッ
ドの走査を行った後、前記搬送手段による搬送が完了す
るまで前記記録ヘッドを所定の待機位置にて待機させ、
前記搬送終了を示す信号の受信の確認の後に前記記録ヘ
ッドの記録を開始するよう制御する
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【0033】
【0034】
【実施例】以下に添付の図面を参照して、本発明の好適
な実施例を説明する。
【0035】<実施例1>図1は、本実施例によるイン
クジェット記録装置(以下記録装置と称する)の構成を
表わすブロック図である。プリント装置3001と搬送
装置3002は、専用のインターフェイス3003で接
続されている。
【0036】搬送装置3002は布等を搬送するための
装置である。搬送装置3002において、3010は入
出力ポートであり、プリント装置3001とのインター
フェイスを制御する。3014はモータであり、布を搬
送するための駆動源である。3015は操作パネルであ
り、オペレータが各種の操作を行うための操作スイッチ
を備える。3016はスタートスイッチであり、記録動
作の開始を指示するためのスイッチである。操作パネル
3015にはこの他各種スイッチ(例えば停止スイッ
チ、非常停止スイッチ等)が設けられているが、ここで
は省略する。3011はコントローラであり、本搬送装
置による各種搬送動作を制御する。コントローラ301
1は、CPU(不図示)、ROM(不図示)及びRAM
(不図示)を備えている。
【0037】次に、プリント装置3001の構成につい
て説明する。3021は入出力ポートであり、インター
フェイスの制御を行う。3022はCPUであり、プリ
ント装置3001の各種制御を実行する。3023はR
OMであり、各種制御プログラムやデータが格納されて
いる。3024はRAMであり、CPU3022が各種
の制御を実行する際のワークエリアを提供する。又、R
AM3024は、記録ヘッドが記録を実行するために展
開されたイメージデータを格納する。3025はモータ
であり、本プリンタ装置3001が有する記録ヘッドの
往復動作を行うための駆動源である。3026はモータ
ドライバであり、モータ3025の駆動を制御する。3
027は記録ヘッドドライバであり、RAM3024に
格納されたイメージデータに基づいて記録ヘッドの記録
駆動を制御する。3028は記録ヘッドであり、記録ヘ
ッドドライバ3027の駆動信号に基づいてインクジェ
ット方式にて記録媒体上への記録を実行する。
【0038】図2はプリント装置3001における記録
部の詳細を説明する図である。プリント装置3001は
図2に示すようなインクジェット記録部を有する。同図
において、本体2011には、レール2022を介し
て、記録ヘッドが装着されたヘッドキャリッジ2020
が設けられている。ヘッドキャリッジ2020は、駆動
ベルト(図示せず)を介して駆動モータ(図示せず)に
接続されている。本実施例では、駆動モータにステッピ
ングモータを用いているが、その他のモータであっても
よい。駆動モータは、プリント装置のモータドライバ基
板(図示せず)を介して駆動モータの信号線に接続され
ている。モータドライバ基板は、CPUからの指令によ
り駆動信号をモータに送出して、モータの停止、モータ
の起動、ヘッドの特性に合わせた速度等の制御を行う。
【0039】ヘッドキャリッジ2020は、モータの駆
動によりレールに沿って移動し、イメージデータに基づ
く記録を行う。また、インクタンクキャリッジ2030
も、同様にヘッドキャリッジ2020に連動して移動す
る。インクタンクキャリッジ2030とヘッドキャリッ
ジ2020は、電気ケーブル束2060とインクチュー
ブ束2061とで接続されている。
【0040】次に、実際のプリント時における本実施例
の搬送装置とプリント装置の動作について説明する。
【0041】図3は、本実施例における記録ヘッドの記
録走査と記録媒体の搬送動作のタイミングを説明する図
である。同図において、ヘッドキャリッジ2020は記
録媒体上を主走査方向へ往復移動する。尚、上述のよう
にインクタンクキャリッジ2030もヘッドキャリッジ
とともに移動することはいうまでもない。2020aは
ヘッドキャリッジ2020が待機位置にあることを検出
するセンサである。2020b及び2020cは、それ
ぞれヘッドキャリッジ2020が往復動作の折り返し位
置に到達したことを検出するセンサである。尚、センサ
2020bとセンサ202aは共通としてもよい。
【0042】ヘッドキャリッジは、センサ2020bの
位置から往路移動を開始、記録媒体上へ達する時点(
の位置)で記録動作スピードに達する。ここで、プリン
ト装置3001は、搬送装置3002による記録媒体の
副走査方向への所定量の搬送が終了していることを確認
する。そして、プリント装置3001は往路の記録を実
行し、ヘッドキャリッジ2020が記録媒体の反対側の
端(の位置)に到達すると、搬送装置3002に対し
て記録媒体の搬送開始を指示する。
【0043】その後、ヘッドキャリッジ2020は徐々
に移動速度を落として、センサ2020cの位置に到達
して停止する。そして、すぐに復路方向への移動を開始
する。ヘッドキャリッジ2020は徐々に動作速度を上
げ、記録媒体に到達する時点(の位置)で記録動作ス
ピードに達する。ここで、上述の往路の場合と同様に搬
送装置3002による記録媒体の所定量の搬送の終了を
確認する。そして、復路の記録を実行し、記録媒体の反
対側の端(の位置)に到達すると、搬送装置3002
に記録媒体の搬送を指示する。そして、ヘッドキャリッ
ジ2020は徐々に速度を落としてセンサ2020bの
位置で停止し、その直後に上述の往路の記録動作を行
う。
【0044】搬送装置3002は、上述の、の時点
で、プリント装置3001より記録媒体の搬送開始指示
を受け、記録媒体を副走査方向へ所定量(即ち記録ヘッ
ドの記録走査幅分)移動する。この記録媒体の所定量の
移動は、ヘッドキャリッジ2020が減速、停止、折り
返し動作の開始、加速を行い、記録媒体へ到達する迄の
間(即ち〜及び〜の間)に完了する。このよう
に、記録ヘッドが折り返し移動のために必要な動作を実
行している間に記録媒体の搬送が完了するので、記録処
理速度が向上する。
【0045】また、上述の図3において、〜の位置
は、画像の記録を行うべき記録領域の主走査方向の両端
としてもよい。この様子を図4に示す。図4は本実施例
における記録ヘッドの記録走査と記録媒体の搬送動作の
タイミングの他の例を説明する図である。この場合、図
4にも示されているように、ヘッドキャリッジ2020
の折り返し位置(センサ2020bと2020cの位
置)は記録媒体上の非記録領域であっても構わない。こ
のように構成すれば、記録領域の終了で搬送動作が開始
され、ヘッドキャリッジが記録媒体上の非記録領域が移
動する間も記録媒体の搬送に利用されるので、記録速度
を更に向上することができる。ただし、センサ2020
aによる待機位置は記録媒体の外側が望ましい。
【0046】図5は、実施例1のプリント装置3001
と搬送装置3002との間の、記録媒体搬送にかかわる
通信内容を表わす図である。尚、本例では記録媒体とし
て布を用いているが、他の材質よりなる媒体でも構わな
いことはいうまでもない。STARTは記録開始指示で
あり、搬送装置3002のスタートスイッチ3016の
押下により、プリント装置3001に対して出力され
る。REQ−SENDは布送り要求であり、上述の図3
の及びの位置でプリント装置3001より搬送装置
3002に対して出力される。ACK−SENDは搬送
装置3002が布を搬送中であることを表わす信号であ
る。CN−ENDは、ヘッドキャリッジ2020が布上
にあることを表わす信号である。このCN−ENDは、
特に図4の如き位置関係を有する装置において、記録ヘ
ッドがセンサ2020aの待避位置にあるか否かを判断
するの用いられる。
【0047】以上の動作について、図6乃至図10のフ
ローチャートを参照して更に説明する。図6乃至図10
は本実施例の記録動作手順を表わすフローチャートであ
る。
【0048】まず、図6のステップS1で、搬送装置3
002の操作パネル3015にあるスタートキー301
6が押されると処理はステップS2へ進む。ステップS
2において、搬送装置3002はプリント装置3001
に対してプリント動作の開始を指示するSTART信号
を出力する。そして、ステップS3において、プリント
装置3001からの布送り要求信号であるREQ−SE
NDを待つ。
【0049】一方、プリント装置3001は、このST
ART信号により、図7乃至図10で示されるシーケン
スを起動する。まず、図7のステップS11でプリント
シーケンスが開始され、処理はステップS12へ進む。
ステップS12で、記録ヘッドが布の上にあるかどうか
を判断し、布の上に無いときはヘッドを布の上まで移動
した後、ステップS13で、ヘッドが布の上にあること
(即ち、記録開始位置に到達したこと)を搬送装置30
02に通知する。本実施例では、ここでCN−ENDを
ハイレベルにする。
【0050】次に、ステップS14に進み、搬送装置3
002が布搬送中かどうか確認する(図3、図4の
)。本例ではACK−SENDがローレベルであると
きは、布搬送中ではないと判断され、ステップS15に
進む。そして、往路のプリント動作が開始される。そし
て、ステップS16において往路のプリント動作が終了
すると処理はステップS17へ進む。ステップS17で
は、布送り要求信号REQ−SENDが搬送装置300
2に送出される(図3、図4の)。そして、搬送装置
3002により布送りが開始されたことを確認するとス
テップS18へ進み、布送り要求信号REQ−SEND
をオフにする。
【0051】更に、プリント装置3001はキャリッジ
移動用のモータ3025の速度を徐々に下げて所定の位
置(センサ2020cの位置)で停止させる。そして、
ステップS20ですぐにキャリッジリターンして復路の
印刷動作を実行すべくモータ3025を起動する。
【0052】一方、搬送装置3002は、先述のステッ
プS17で出力された布送り要求信号REQ−SEND
をインターフェース3003及び入出力ポート3010
を介して受信すると、ステップS4で布送りを実行する
(図6)。このとき、プリント装置3001に対して布
送りを実行中である旨の信号(即ちACK−SENDを
ハイレベルとする)を出力する。そしてステップS5に
進み、布送りが終了するのを待つ。終了したらステップ
S6へ進み、布送りの終了をプリント装置3001に通
知する(即ち、ACK−SENDをローレベルにす
る)。
【0053】一方、プリント装置3001は、ステップ
S20で既にキャリッジを復路方向へ移動させており、
ステップS21において、記録ヘッドが記録開始位置に
達した時点(即ち布の上に到達した時点であり、図3、
図4のの時点)で布送りが完了したか否かをACK−
SENDにより確認する。布送りが終了していればステ
ップS21よりステップS23へ進み(図8)、復路の
記録を開始する。次にステップS24で復路の印刷が終
了すると(即ち、記録動作期間が終了した時点であり、
図3、図4のの時点を指す)、ステップS25で画像
全体の印刷が終了したかどうかチェックする。ここで、
全画像の印刷が終了していれば本処理を終了する。又、
終了で無ければ、ステップS26,S27,S28,S
29(ステップS17〜ステップS20と同様)と処理
を行い、往路の記録動作に入る。
【0054】次に、往路の記録を開始するときに、搬送
装置が搬送中である時のシーケンスを図9のフローチャ
ートを参照して説明する。図7のステップS14にて搬
送装置が布送り中であった場合は搬送装置にトラブルが
発生したとして、処理はステップS41へ進む。ステッ
プS41では往路の記録の実行をせずに、キャリッジを
そのまま空スキャンさせる。往路の空スキャンが終了し
たなら、ステップS42でキャリッジリターンをし、ス
テップS43で復路においても空スキャンさせる。そし
て、ステップS44で予め決められた退避位置(図3、
図4におけるセンサ2020aの位置)にキャリッジを
移動させて待機させる。この待機位置には、例えばキャ
ッピングなどの機構が設けられており、記録ヘッドを待
機前と変わり無く保持できる。そして、プリント装置3
001における処理はステップS45に進み、搬送装置
3002において布送りが終了するのを待つ。布送りが
終了すると、図7のステップS15に戻り、往路の印刷
を再開する。
【0055】次に復路の記録開始において、ステップS
21で布送り中が検出された場合のシーケンスを図10
により説明する。ステップS51で復路を空スキャンさ
せ、ステップS52で前述した退避位置にキャリッジを
待機させる。そして、ステップS53にて、搬送装置に
おける布送りの終了を待つ。布送りが終了したならステ
ップS54へ進み、往路を空スキャンさせ、ステップS
55でキャリッジリターンし、ステップS23に戻り
る。こうして復路の印刷が再開される。
【0056】上述したように、本実施例では、キャリッ
ジを無駄に停止させること無く、搬送装置と同期がと
れ、高速印刷が可能となる。特に、本実施例では、布送
り要求信号を送出してからキャリッジのスピードを下げ
て停止させ、キャリッジリターンし、再びキャリッジの
スピードを上げて印刷を開始するまでの期間で通常は布
送りを終了する。このため、従来のような、記録ヘッド
が停止してから布の搬送を開始し、布の搬送の終了を確
認してから記録ヘッドの移動を開始するという、いわゆ
るステップ・ステップのシーケンスを用いることもほと
んど無かった。また、ステップ・ステップのシーケンス
に入ったような場合や、搬送系のトラブル等が発生した
ような場合でも、記録ヘッドがキャッピングされた状態
で待機しているため、印刷が停止する前と同様の印刷画
像が得られ、連続した印刷を続けることができる。
【0057】更に、ヘッドキャリッジ2020の待避位
置(センサ2020aの位置)を搬送機構の保守の障害
とならない位置に設けておけば、トラブル発生時等に対
する作業の効率を向上することができる。
【0058】<実施例2>上述の実施例1の如き構成の
記録装置では、記録媒体である布を、ロールより供給す
る場合がある。大型の布を記録媒体としてロールより連
続的に供給するような場合、供給される布は1体のもの
として形成することが困難である。従って、このような
布には往々にして継ぎ目が存在する。このような継目部
分においては、その厚み等が変化し、記録走査時に記録
ヘッドの吐出面と布の継ぎ目とが接触してしまう場合が
ある。特に、実施例1において、ヘッドキャリッジの折
り返し点が記録媒体上に設けられているような場合(図
4のような場合)には問題がある。本実施例2は、この
ような不具合を解決する記録装置を提供するものであ
る。
【0059】尚、実施例2におけるプリント装置及び搬
送装置の構成は実施例1(図1及び図2)と同様であり
これらの説明については省略する。また、記録ヘッドと
各センサの位置は図4と同様であるとする。ただし、実
施例2では、センサ2020aは復路側の待避位置に設
けられており、また、センサ2020a’が往路側の待
避位置に設けられている。尚、センサ2020aもセン
サ2020a’も記録ヘッドと記録媒体が干渉しない位
置に設けられていることはいうまでもない。
【0060】図11は継目検出センサの配置を説明する
図である。継ぎ目を検出するセンサ2020dは、記録
ヘッド(ヘッドキャリッジ2020)の位置から、記録
ヘッドの印刷幅より広い距離を保つ印刷前の記録媒体の
位置に設けてある。また、図12は実施例2のプリント
装置3001と搬送装置3002との間の、記録媒体搬
送にかかわる通信内容を表わす図である。本実施例2で
は、プリント装置3001と搬送装置3002の通信に
おいて、搬送装置3002がプリント媒体の継ぎ目を検
出しプリント装置3001に送信する信号線を設けてあ
る。
【0061】次に、図13乃至図15を参照しながら実
施例2の動作を具体的に説明する。図13乃至図15は
実施例2のプリント装置の記録動作手順を表わすフロー
チャートである。
【0062】スタートキー3016が押されてプリント
装置3001がプリントシーケンスを開始する。ステッ
プS102,ステップS103,ステップS104(実
施例1のステップS12からステップS14と同じ処
理)と進み、ステップS105で継ぎ目検出を行う。こ
こで、搬送装置3002よりの継ぎ目信号を確認する。
もし、搬送装置3002継ぎ目信号が送出されていなけ
れば、ステップS106からステップS112(ステッ
プS15からステップS22と同じ)と進み、往路の印
刷を実行して、引き続き復路の印刷動作にはいる。ステ
ップS113で継ぎ目信号を確認し、継ぎ目信号が送出
されていなければ、ステップS114からS115に進
む。ステップS115でプリントが終了すると、ステッ
プS116で画像終了の確認をする。画像の終了であれ
ばステップS118〜ステップS120の処理を行い、
往路の印刷動作を開始する。
【0063】次にステップS105で継ぎ目が検出され
たときのシーケンスについて説明する。ステップS10
5で継ぎ目が検出されると、ステップS121へ進み、
往路の印刷を実行する。S122で往路の印刷を終了す
ると、キャリッジを布の搬送の障害にならない位置(セ
ンサ2020a’の位置)に移動させて待機する。ここ
で、布の上に記録ヘッドが無いことを搬送装置に通知
(CN−ENDをハイレベルにする)する。搬送装置3
002は、キャリッジが布の上にないことを確認したな
ら、継ぎ目が印刷の障害にならない位置まで、布を搬送
させる。プリンタ装置3001はキャリッジをこの位置
に待機させた状態で、搬送装置3002が継ぎ目部分の
搬送が終了するのを待つ。搬送装置3002は継ぎ目部
分を搬送したなら、プリンタ3001に搬送終了信号を
送出(ACK−SENDをローレベルにする)し、継ぎ
目信号を解除する。プリンタ装置3001は、搬送終了
と継ぎ目信号の解除を確認したならばプリント動作を再
開する。
【0064】ステップS113で継ぎ目が検出された場
合の動作(ステップS124〜ステップS126)も上
述のステップS121〜ステップS123と同様であ
る。ただし、記録ヘッドの待避位置は、上述の往路時の
待避位置と記録媒体を挟んで反対側に位置している(セ
ンサ2020aの位置)。
【0065】図15は実施例2の搬送装置の動作手順を
説明するフローチャートである。搬送装置3002はプ
リント装置3001よりの布送り要求を受けて布送りを
開始し、ACK−SENDをセットする(ステップS3
及びステップS4)。そして、布を所定量搬送する間に
センサ2020dにより継ぎ目の検出を行う(ステップ
S221、ステップS222)。継ぎ目が検出されずに
布送りが終了すればステップS6へ進み、布送りを終了
するとともに、これをプリント装置3001に通知する
(ACK−SENDをリセット)。
【0066】一方、搬送途中で、センサ2020dによ
り継ぎ目が検出されると、ステップS221よりステッ
プS223へ進む。ステップS223では、継ぎ目を検
出した旨の信号(継ぎ目信号)をプリント装置3001
に出力する。その後、所定量の搬送を終了すると、AC
K−SENDをリセットして搬送の終了を通知する。プ
リント装置は上述の如く記録ヘッドを所定の待避位置ま
で移動して搬送要求を出力する。従って、S226で
は、布送り要求(REQ−SEND)と、記録ヘッドが
布上に無いことを表わす信号(CN−END)とを確認
して、S227へ進む。S227では、検出された継ぎ
目を記録領域より通過させるべく搬送を行う。そして、
S228で搬送の終了を確認すると、S229へ進み、
プリント装置3001に対する布送り中の信号(ACK
−SEND)と、継ぎ目信号を解除する。
【0067】以上説明したように、実施例2によれば、
布の継ぎ目を少なくとも1記録走査幅手前で事前に検出
するので、継ぎ目を検出した時点で記録ヘッドが既に移
動を開始していても、当該移動による印刷を実行するこ
とが可能となる。そして、継目検出後の次の布搬送動作
にて継ぎ目を通過させればよいことになる。このよう
に、本実施例2では、布に継ぎ目が存在するような場合
でも、布の搬送動作完了を待たずに記録ヘッドの移動を
開始することができる。
【0068】本実施例2では、継ぎ目を検出するセンサ
が、プリンタ装置3001が最低1ラインは印刷出来る
位置で検出している。そして、継ぎ目検出後も少なくと
も次の1ラインは記録を実行するので、継ぎ目付近で画
像が必要以上に分離されることを防止できる。この様子
を図16を参照して説明する。図16は、継ぎ目部分に
おける記録走査のスキップを説明する図である。従来手
法によれば、継ぎ目が検出されると、そのまま継ぎ目部
分を搬送して印刷を続行する。この方法では、例えば
のラインを印刷した後に継ぎ目が検出されると、、
の部分をとばしてに印刷できるように記録媒体が搬送
される。従って、の部分は実際には印刷できるにもか
かわらず、空白となってしまう。しかるに、本実施例2
によれば、継ぎ目検出後も少なくとも1ライン分記録走
査を行うので、の部分も確実に印刷を実行することが
可能となる。即ち、従来は、印刷が後1ラインで終了す
るようなときも、印刷画像が継ぎ目で分離された印刷に
なってしまっていたが、本実施例2では、継ぎ目検出後
も最低1ラインは印刷できるのでそのようなことの無い
印刷が可能となる。
【0069】むろん、継ぎ目センサの位置は更に、数走
査ライン印刷できる位置で検出することも可能である。
この場合、センサが例えば記録ヘッドより2ライン分先
にあるとか3ライン分先にあるかを明確にしておけば、
継ぎ目検出から後何ライン印刷できるかを判断でき、上
述の如く無駄な空白行の無い印刷が可能となる。
【0070】尚、上記各実施例では、インクジェット方
式の記録装置を適用して説明したがこれに限られるもの
ではない。例えば、感熱方式の記録ヘッドを適用しても
よいことはいうまでもない。
【0071】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても1つの機器からなる装置に適用し
ても良い。また、本発明はシステム或いは装置に本発明
により規定される処理を実行させるプログラムを供給す
ることによって達成される場合にも適用できることはい
うまでもない。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録ヘッドが停止位置以外にあるときに記録媒体の搬送
を可能となり、記録処理時間が短縮される。特に、本願
発明によれば、プリント装置と搬送装置のそれぞれが独
立して各機能の制御を行う構成において、記録ヘッドの
走査を無駄に停止させることなく、プリント装置と搬送
装置とが同期をとって高速に記録を行うことが可能とな
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例によるインクジェット記録装置の構成
を表わすブロック図である。
【図2】プリント装置における記録部の詳細を説明する
図である。
【図3】本実施例における記録ヘッドの記録走査と記録
媒体の搬送動作のタイミングを説明する図である。
【図4】本実施例における記録ヘッドの記録走査と記録
媒体の搬送動作のタイミングを説明する図である。
【図5】実施例1のプリント装置と搬送装置との間の記
録媒体搬送にかかわる通信内容を表わす図である。
【図6】実施例1の記録動作手順を表わすフローチャー
トである。
【図7】実施例1の記録動作手順を表わすフローチャー
トである。
【図8】実施例1の記録動作手順を表わすフローチャー
トである。
【図9】実施例1の記録動作手順を表わすフローチャー
トである。
【図10】実施例1の記録動作手順を表わすフローチャ
ートである。
【図11】実施例2の継目検出センサの配置を説明する
図である。
【図12】実施例2のプリント装置と搬送装置との間
の、記録媒体搬送にかかわる通信内容を表わす図であ
る。
【図13】実施例2の記録動作を表わすフローチャート
である。
【図14】実施例2の記録動作を表わすフローチャート
である。
【図15】実施例2の搬送装置の動作手順を説明するフ
ローチャートである。
【図16】継ぎ目部分における記録走査のスキップを説
明する図である。
【符号の説明】
3001 プリント装置 3002 搬送装置 3003 インターフェース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B41J 19/76 B41J 3/04 101Z (56)参考文献 特開 昭63−54268(JP,A) 特開 平3−248864(JP,A) 特開 昭63−197681(JP,A) 特開 昭59−93371(JP,A) 特開 昭63−118264(JP,A) 特開 昭61−53078(JP,A) 特開 昭61−157151(JP,A) 特開 昭63−153154(JP,A) 特開 昭64−40342(JP,A) 特開 平1−101173(JP,A) 特開 平5−50693(JP,A) 特開 昭63−132061(JP,A) 特開 平3−162974(JP,A) 特開 平3−248853(JP,A) 実開 平2−78358(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 19/18 B41J 2/01 B41J 2/51 B41J 2/515 B41J 19/76

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録ヘッドにより記録媒体上に記録を行
    うプリント装置と、前記プリント装置とインターフェー
    スを介して接続されて前記記録媒体の搬送を行う搬送装
    置とからなる記録装置において、 前記プリント装置は、 前記記録ヘッドを往復走査する走査手段と、 前記走査手段による前記記録ヘッドの走査中にイメージ
    データに基づいて前記記録ヘッドにより前記記録媒体上
    へ記録を行わせる記録制御手段とを有し、 前記搬送装置は、 前記記録媒体を搬送する駆動源と、 前記駆動源の制御により前記記録媒体の搬送動作を制御
    するコントローラとを有し、 前記記録制御手段は、前記走査中の前記記録ヘッドによ
    る記録が終了したとき、前記記録媒体の搬送を指示する
    搬送要求信号を前記インターフェースを介して前記搬送
    装置へ出力するとともに、前記記録ヘッドの往復走査の
    方向の変更を行って次の走査を開始し、 前記コントローラは、前記記録制御手段から出力される
    前記搬送要求信号に基づいて前記駆動源の駆動を行って
    前記記録媒体を所定量搬送させる搬送動作を実行すると
    ともに、前記所定量の搬送が終了したとき、搬送終了を
    示す信号を前記インターフェースを介して前記プリント
    装置へ出力し、 前記記録制御手段は、前記走査手段による走査を開始し
    た後の前記記録ヘッドによる記録の実行開始時に、前記
    搬送終了を示す信号を受信したか否かに基づいて前記記
    録媒体の搬送が終了したか否かを判断し、前記記録媒体
    の搬送が終了したと判断した場合は前記記録ヘッドの走
    査中に記録を実行し、前記記録媒体の搬送が終了してい
    ないと判断した場合は前記記録ヘッドによる記録を行わ
    ずに前記記録ヘッドの走査を行った後、前記搬送手段に
    よる搬送が完了するまで前記記録ヘッドを所定の待機位
    置にて待機させ、前記搬送終了を示す信号の受信の確認
    の後に前記記録ヘッドの記録を開始するよう制御する
    とを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記記録ヘッドはインクジェット方式に
    より記録を行うインクジェット記録ヘッドであり、前記
    所定の待機位置は、前記インクジェット記録ヘッドに対
    してキャッピングを施す機構が設けられていることを特
    徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記記録制御手段により前記搬送要求信
    号を出力するタイミングは、前記走査手段により走査さ
    れる前記記録ヘッドが前記記録媒体を通過した時点であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 前記記録制御手段により前記搬送要求信
    号を出力するタイミングは、前記走査手段により走査さ
    れる前記記録ヘッドが当該走査における前記イメージデ
    ータに基づく記録を終了した時点であることを特徴とす
    る請求項1に記載の記録装置。
  5. 【請求項5】 前記記録ヘッドは、インクを吐出して記
    録を行うインクジェット記録ヘッドであることを特徴と
    する請求項1乃至請求項のいずれかに記載の記録装
    置。
  6. 【請求項6】 前記記録ヘッドは、熱エネルギーを利用
    してインクを吐出する記録ヘッドであって、インクに与
    える熱エネルギーを発生するための熱エネルギー変換体
    を備えているインクジェット記録ヘッドであることを特
    徴とする請求項に記載の記録装置。
  7. 【請求項7】 前記記録ヘッドは、前記熱エネルギー変
    換体によって印加される熱エネルギーによりインクに状
    態変化を生起させ、該状態変化に基づいて吐出口よりイ
    ンクを吐出させることを特徴とする請求項に記載の記
    録装置。
  8. 【請求項8】 記録ヘッドを往復走査して記録媒体上に
    記録を行うプリント装置と、前記プリント装置とインタ
    ーフェースを介して接続されて前記記録媒体の搬送を行
    う搬送装置とからなる記録装置における記録制御方法に
    おいて、 前記記録ヘッドを主走査方向へ走査し、該走査中に記録
    を行う記録工程と、 前記記録ヘッドの走査中における記録が終了したとき、
    前記記録媒体の搬送を指示する搬送要求信号を、前記プ
    リント装置から前記インターフェースを介して前記搬送
    装置へ出力するとともに、前記記録ヘッドの往復走査の
    方向の変更を行って次の走査を開始する工程と、 前記搬送装置により、前記搬送要求信号に応じて前記記
    録媒体を所定量搬送さ せる搬送動作を実行し、前記所定
    量の搬送が終了したとき、搬送終了を示す信号を前記イ
    ンターフェースを介して前記プリント装置へ出力する工
    程とを有し、 前記プリント装置における前記走査を開始した後の前記
    記録ヘッドによる記録の実行開始時に、前記搬送終了を
    示す信号を受信したか否かに基づいて前記記録媒体の搬
    送が終了したか否かを判断し、前記記録媒体の搬送が終
    了したと判断した場合は前記記録ヘッドの走査中に記録
    を実行し、前記記録媒体の搬送が終了していないと判断
    した場合は前記記録ヘッドによる記録を行わずに前記記
    録ヘッドの走査を行った後、前記搬送手段による搬送が
    完了するまで前記記録ヘッドを所定の待機位置にて待機
    させ、前記搬送終了を示す信号の受信の確認の後に前記
    記録ヘッドの記録を開始するよう制御する ことを特徴と
    する記録制御方法。
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