JP3166828U - 本文のいずれかが取り換え可能な本 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本文の変更、削除、挿入が可能である本であり、ハードカバーのアルバム等に最適である。【解決手段】 複数の枚数からなる本文を表表紙と裏表紙とで覆った本において、本文を適宜な綴じ具で分離可能に綴じて一つの冊子とするとともに、本文の表と裏とを表表紙と裏表紙とにそれぞれ剥離可能で再接着ができる接着材で接着する。【選択図】 図2
Description
本考案は、本文のいずれかが取り換え可能な本に関するものである。
周知のとおり、本は表表紙と裏表紙及びこれら表紙内に収容される本文とからなる。これにおいて、下記特許文献1に見られるように、特に、ハードカバーのアルバム等において、本文が取り換え可能になっているものがある。しかし、この先行技術に示されるものは、本文の背を見返し面に直接に剥離糊で貼り付けており、必要なページを剥離して内容を変更し、当該ページや別のページに貼り付けるものである。
これによると、本文の一枚の紙葉も糊が着く程度の厚いものである必要があるし(この点で、アルバム等にしか適用できない)、新たに差し換える本文も剥離糊を塗布するか剥離糊を塗布して剥離紙で覆っておかなければならず、価格の高いものになる。一方、背側のごく一面も剥離糊で接着することも可能であるが、この場合は体裁が悪い上に手間が面倒である。さらに、本文中に新たなページを加えるようなことは原則としてできない。
本考案は、本文を一つの冊子としてまとめ、これを表及び裏表紙に剥離可能で再接着ができる接着材で接着するようにしたものである。
以上の課題を具現するため、本考案は、請求項1に記載した、複数の枚数からなる本文を表表紙と裏表紙とで覆った本において、本文を適宜な綴じ具で分離可能に綴じて一つの冊子とするとともに、本文の表と裏とを表表紙と裏表紙とにそれぞれ剥離可能で再接着ができる接着材で接着したことを特徴とする本文のいずれかが取り換え可能な本を提供したものである。
これにおいて、本考案は、請求項2に記載した、表表紙及び裏表紙がハードカバーのアルバムである手段、請求項3に記載した、表表紙及び裏表紙の背側を折り線を境にして凹形のポケットに形成し、本文をこのポケット内に収容した手段、請求項4に記載した、表表紙及び裏表紙を樹脂製の透明カバーでカバーしている手段、請求項5に記載した、接着材が面ファスナーである手段、請求項6に記載した、綴じ具が合せネジである手段を提供する。
請求項1の考案によると、本文と表及び裏表紙が完全に分離できるとともに、本文をばらばらにすることが可能である。したがって、本文を外した状態で必要なページや個所を変更、差換え、挿入ができ、幅広い加工ができる上に操作も簡単である。また、請求項5の手段のように剥離糊を使っていないので、一度剥がしても何回でも接着することができる。請求項2、3の手段によると、ハードカバーのアルバム等に最適である。
以下、本考案の実施の形態を図面を参照して説明するが、図2等において、この本は、表及び裏表紙(以下、表紙1という)と何枚かの本文2とからなり、表紙1で本文2を挟むものである。本例では、表紙1は硬質で厚紙からなるアルバムや上質本等に用いられるハードカバーを用いており、背側を凹形に形成したポケット3を有している。また、ポケット3の小口側にはハードカバーであるため折り線4を形成し、この部分で容易に折曲できるようにしている。
本文2はポケット3内に収まる厚さを有する複数枚の紙葉で構成され、一つにまとまった冊子となっている。本考案では、この冊子がばらばらになることが条件であり、そのため、本例では、本文の背側に二つの孔5をあけ、この孔に合せネジ6a、6bを通して固定している。この合せネジ6a、6bは安全な樹脂製等が好ましいが、木製又は金属製であってもよい。
そして、図1等において、製本するときには、合せネジ6a、6bで綴じた本文2を表紙1の上記したポケット3に収容するのである。これだけでは、本文2が表紙1から外れるから、本考案では、両方の表紙1の見返しの部分に面ファスナー7を貼り付けておき、本文の表と裏とにもこの面ファスナー7と接着、分離が可能な面ファスナー8を貼り付けておく。したがって、面ファスナー7、8同士を接着すると、一つの本となるが、この場合でも、面ファスナー7、8は、本を開いても外部からは見えない位置やサイズにしておくのが好ましい。
これにおいて、本文2のいずれかを変更しようとするときには、上記面ファスナー7、8を外し、本文2を表紙から切り離す。そして、合せネジ6a、6bを外して本文2の必要なページを変更や除去したり、必要なページがあれば新たに挿入する。その後に再び合せネジ6a、6bを螺合して一つの冊子にし、表紙1に収めることになる。このように、本文2の変更等の自由度が高いのが本考案の特徴である。
図4は表紙1を覆う透明カバー9の斜視図であるが、透明な薄い樹脂製のフィルムの両端を二重に折り返して差込部10とし、この差込部10に表紙1の小口側を差し込んでカバーとしたものである。こうすることで、体裁もよくなるし、表紙1が汚れるのを防止できる。なお、透明としたのは、表紙1の表面の印刷等を見えるようにするためである。
以上は、本考案の基本的な形態であるが、本考案はこの他に種々の形態をとる。例えば、ハードカバーではなく、ソフトカバーの本であってもよい。また、大きさや厚みは様々なものが可能である。さらに、接着材を面ファスナーによっているが、弱い接着力をもった粘着テープのようなものであってもよい。ただ、ある程度の強度が必要とされるから、面ファスナーが最適である。この他、本文の綴じは合せネジに限るものではなく、紐で綴じたり、ホッチキスで止めるものであってもよい。
1 表及び裏表紙
2 本文
3 ポケット
4 折り線
5 本文の孔
6a 合せネジ
6b 合せネジ
7 面ファスナー
8 面ファスナー
9 透明カバー
10 差込部
2 本文
3 ポケット
4 折り線
5 本文の孔
6a 合せネジ
6b 合せネジ
7 面ファスナー
8 面ファスナー
9 透明カバー
10 差込部
Claims (6)
- 複数の枚数からなる本文を表表紙と裏表紙とで覆った本において、本文を適宜な綴じ具で分離可能に綴じて一つの冊子とするとともに、本文の表と裏とを表表紙と裏表紙とにそれぞれ剥離可能で再接着ができる接着材で接着したことを特徴とする本文のいずれかが取り換え可能な本。
- 表表紙及び裏表紙がハードカバーのアルバムである請求項1の本文のいずれかが取り換え可能な本。
- 表表紙及び裏表紙の背側を折り線を境にして凹形のポケットに形成し、本文をこのポケット内に収容した請求項2の本文のいずれかが取り換え可能な本。
- 表表紙及び裏表紙を樹脂製の透明カバーでカバーした請求項2又は3の本文のいずれかが取り換え可能な本。
- 接着材が面ファスナーである請求項1〜4いずれかの本文のいずれかが取り換え可能な本。
- 綴じ具が合せネジである請求項1〜5いずれかの本文のいずれかが取り換え可能な本。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011000101U JP3166828U (ja) | 2011-01-12 | 2011-01-12 | 本文のいずれかが取り換え可能な本 |
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JP2011000101U Expired - Fee Related JP3166828U (ja) | 2011-01-12 | 2011-01-12 | 本文のいずれかが取り換え可能な本 |
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2011
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