JP3165415U - プッシュスイッチの導通構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】押圧の荷重が増加せず、破損した導通端子やフレキシブルフラットケーブルコネクタを座体から直接取り外して交換と修理ができる、プッシュスイッチを提供する。【解決手段】本プッシュスイッチ１の導通構造は、主に座体２内に設置したフレキシブルフラットケーブルコネクタ４を可動座体上に設置した回路板５６に接続し、外力でハウジング８を押すと、最後に可動座体底部の導通部材３が座体内の導通端子３１に接触して導通の効果を達するものであり、フレキシブルフラットケーブルコネクタそのもののフラットケーブルが可撓性であるため、ハウジングを押すときに押圧の荷重程度が増加しないという特色がある。【選択図】図２
Description
本考案はプッシュスイッチの導通構造に関し、特に、プッシュスイッチ内部の導通構造の改良に関する。
プッシュスイッチは往復移動の動作で導通のオン／オフを切り替えるため、弾性片または端子が長期間の往復移動の荷重と圧力を受けて、弾性疲労や断裂、接触不良といった状況の発生を引き起こし、プッシュスイッチの使用寿命を大幅に低下させることがある。さらに、弾性片または導電端子はすべて内部に嵌設固定されており、そのうちのいずれかが破損したとき全部を廃棄しなければならず、局部部品の交換を行うことができない。
本考案の目的は、フレキシブルフラットケーブルを利用することで押圧の荷重程度が増加せず、導通端子やフレキシブルフラットケーブルコネクタが破損したときは、それらを座体から直接取り外して交換と修理ができる、プッシュスイッチを提供することにある。
本考案のプッシュスイッチは、主に座体内に設けたフレキシブルフラットケーブルコネクタを可動座体上に設置した回路板に接続し、外力によりハウジングを押してその内部のフレームと可動座体を下方向に移動させ、最後に可動座体底部の導通部材を座体内の導通端子に接触させて導通効果を達し、且つフレキシブルフラットケーブルコネクタのフラットケーブルは可撓性であるため、ハウジングを押すとき、押圧の荷重程度が増加するということがない。
本願の第１考案は、プッシュスイッチの導通構造であって、内部に収容空間を形成し、四辺外側にそれぞれガイド溝を設け、前記収容空間内に導通端子を設置した座体と、前記座体の前記収容空間内に嵌設するフレキシブルフラットケーブルコネクタと、前記座体上に設置した可動座体と、前記可動座体の底部に設置した導通部材と、前記可動座体上に設置した回路板と、前記可動座体上に設置したフレームと、前記回路板上方に設置した集光カバーと、前記フレーム上に設置したＬＥＤパネルと、前記可動座体上を被覆して設置されたハウジングと、を含み、主にフレキシブルフラットケーブルコネクタを前記可動座体上の前記回路板に接続し、外力を加えて前記ハウジングを押すと、その内部の前記フレームと前記可動座体が下方向に移動し、最後に前記可動座体底部の導通部材が前記座体内の導通端子に接触して、前記回路板とＬＥＤパネルを導通させるという目的と達することを特徴とする、プッシュスイッチの導通構造を提供する。
本願の第２考案は、前記座体のガイド溝内に位置規制部を設けたことを特徴とする、前記第１考案のプッシュスイッチの導通構造を提供する。
本願の第３考案は、前記座体の収容空間に前記導通端子を設置するための穿孔を設けたことを特徴とする、前記第１考案のプッシュスイッチの導通構造を提供する。
本願の第４考案は、前記可動座体上に穿通孔を設け、前記フレキシブルフラットケーブルコネクタをその中に穿設し、一端を前記回路板に接続したことを特徴とする、前記第１考案のプッシュスイッチの導通構造を提供する。
本願の第５考案は、前記可動座体底部に収容空間を形成し、前記収容空間の四方側壁の内壁上にそれぞれ凸部を設けたことを特徴とする、前記第１考案のプッシュスイッチの導通構造を提供する。
本願の第６考案は、前記可動座体の相対する側をそれぞれ延伸して凸壁を設けたことを特徴とする、前記第１考案のプッシュスイッチの導通構造を提供する。
本願の第７考案は、前記可動座体の２つの相対する外側にそれぞれ凹陥部を設けたことを特徴とする、前記第１考案のプッシュスイッチの導通構造を提供する。
本願の第８考案は、前記回路板上に少なくとも１つの発光素子を設置し、且つ前記発光素子がフルカラーＬＥＤであることを特徴とする、前記第１考案のプッシュスイッチの導通構造を提供する。
本願の第９考案は前記回路板上にさらにマイクロコントローラ装置と記憶素子を設置したことを特徴とする、前記第１考案のプッシュスイッチの導通構造を提供する。
本願の第１０考案は、前記フレーム上にＬＥＤパネルを設置するための平台部を形成したことを特徴とする、前記第１考案のプッシュスイッチの導通構造を提供する。
本願の第１１考案は、前記集光カバー上にさらに光拡散板を設置したことを特徴とする、前記第１考案のプッシュスイッチの導通構造を提供する。
本願の第１２考案は、前記ハウジング上にさらに透明蓋体を嵌設したことを特徴とする、前記第１考案のプッシュスイッチの導通構造を提供する。
本願の第２考案は、前記座体のガイド溝内に位置規制部を設けたことを特徴とする、前記第１考案のプッシュスイッチの導通構造を提供する。
本願の第３考案は、前記座体の収容空間に前記導通端子を設置するための穿孔を設けたことを特徴とする、前記第１考案のプッシュスイッチの導通構造を提供する。
本願の第４考案は、前記可動座体上に穿通孔を設け、前記フレキシブルフラットケーブルコネクタをその中に穿設し、一端を前記回路板に接続したことを特徴とする、前記第１考案のプッシュスイッチの導通構造を提供する。
本願の第５考案は、前記可動座体底部に収容空間を形成し、前記収容空間の四方側壁の内壁上にそれぞれ凸部を設けたことを特徴とする、前記第１考案のプッシュスイッチの導通構造を提供する。
本願の第６考案は、前記可動座体の相対する側をそれぞれ延伸して凸壁を設けたことを特徴とする、前記第１考案のプッシュスイッチの導通構造を提供する。
本願の第７考案は、前記可動座体の２つの相対する外側にそれぞれ凹陥部を設けたことを特徴とする、前記第１考案のプッシュスイッチの導通構造を提供する。
本願の第８考案は、前記回路板上に少なくとも１つの発光素子を設置し、且つ前記発光素子がフルカラーＬＥＤであることを特徴とする、前記第１考案のプッシュスイッチの導通構造を提供する。
本願の第９考案は前記回路板上にさらにマイクロコントローラ装置と記憶素子を設置したことを特徴とする、前記第１考案のプッシュスイッチの導通構造を提供する。
本願の第１０考案は、前記フレーム上にＬＥＤパネルを設置するための平台部を形成したことを特徴とする、前記第１考案のプッシュスイッチの導通構造を提供する。
本願の第１１考案は、前記集光カバー上にさらに光拡散板を設置したことを特徴とする、前記第１考案のプッシュスイッチの導通構造を提供する。
本願の第１２考案は、前記ハウジング上にさらに透明蓋体を嵌設したことを特徴とする、前記第１考案のプッシュスイッチの導通構造を提供する。
本考案は、フレキシブルフラットケーブルを利用することで押圧の荷重程度が増加せず、導通端子やフレキシブルフラットケーブルコネクタが破損したときは、それらを座体から直接取り外して交換や修理することができる。
図１、図２、図３、図４、図５、図６、図７に本考案の立体外観図、立体分解図、局部立体図、断面図、最良の実施例図を示す。これらの図からはっきりと分かるように、プッシュスイッチ１は、座体２、導通部材３、フレキシブルフラットケーブルコネクタ４、可動座体５、回路板５６、フレーム６、集光カバー６４、ＬＥＤパネル７、ハウジング８を含む。
前記座体２は収容空間２０が形成され、四方外側にガイド溝２１がそれぞれ設けられ、各ガイド溝２１内に位置規制部２１１が設置され、前記収容空間２０内に２つの穿孔２２と１つの穿通溝２３が形成され、穿孔２２内に導通端子３１が嵌設される。
前記フレキシブルフラットケーブルコネクタ４は座体２の穿通溝２３に配置される。
前記可動座体５は座体２上に設置され、その底部に収容空間５０が設けられ、その四方側壁の内壁上に凸部５５がそれぞれ設置され、内部に位置決め孔５５１が設けられ、また、相対する側をそれぞれ延伸して凸壁５１が設置され、内部に設けた穿通孔５２にフレキシブルフラットケーブルコネクタ４のフラットケーブルが穿通され、凸壁５１底部に複数の位置決め部５３が設置されると共に、可動座体５の２つの相対する外側にそれぞれ凹陥部５４が形成される。可動座体５を座体２上に設置するときは、主に凸部５５を座体２外側のガイド溝２１内の位置規制部２１１に係止すると、可動座体５を座体２上にしっかりと結合させることができる。
前記導通部材３は可動座体５底部の位置決め孔５５１に嵌設されて可動座体５の底部に配置される。
前記回路板５６は、可動座体５上に設置され、辺縁に複数の位置決め孔５６１が設けられ、その上に発光素子５６２が設置され、一側にフレキシブルフラットケーブルコネクタ４のフラットケーブルが接続され、その辺縁の複数の位置決め孔５６１を可動座体５の位置決め部５３に嵌合させることで回路板５６を可動座体５上に固定することができる。
前記フレーム６は可動座体５上に設置され、平台部６１が形成され、２つの相対する外側にそれぞれ突起体６２が設けられる。フレーム６は外側の突起体６２を可動座体５の位置決め孔５５１に嵌合させることで、フレーム６が安定した状態で可動座体５上に設置される。
前記集光カバー６４は回路板５６上に設置され、その上に光拡散板６３が設置される。
前記ＬＥＤパネル７はフレーム６の平台部６１上に設置される。
前記ハウジング８は可動座体５上を被覆し、その上に透明蓋体８１が嵌設され、相対する内壁上にそれぞれツメ部８２が設けられ、ハウジング８を可動座体５上に被着したとき、ハウジング８内壁のツメ部８２を可動座体５の２つの相対する外側に設けられた凹陥部５４に嵌合させて、ハウジング８をしっかりと可動座体５上に結合させることができる。
ハウジング８を可動座体５に被着した後、ハウジング８が同時に可動座体５に結合されるため、外力でハウジング８が押されると、可動座体５が同時に下方向に移動し、最後に導通部材３を導通端子３１に接触させて導通の目的を達することができる。可動座体５底部の凸部５５が座体２のガイド溝２１内に位置し、かつガイド溝２１の規制を受けるため、可動座体５の動作時はガイド溝２１によって導引され、可動座体５のプッシュ時より円滑に動作する。可動座体５上の回路板５６は、フレキシブルフラットケーブルコネクタ４のフラットケーブルが可動座体５の穿通孔５２に穿通された後、回路板７３の一側に接続されているため、回路板７３上の発光素子５６２とＬＥＤパネル７を共にフレキシブルフラットケーブルコネクタ４の提供する電力で動作させることができる。さらに、フレキシブルフラットケーブルコネクタ４そのもののフレキシブルフラットケーブルが可撓性であり、且つＵ字形の設計であるため、可動座体５が上下往復動作を行うとき、フレキシブルフラットケーブルの影響で押圧の荷重程度が増加するということがない。
発光素子５６２が発光すると、集光カバー６４によって光線がこの集光カバー６４の範囲内に集められ、かつ集光カバー６４の４面を介して光線が平均的に射出され、最後に光拡散板６３に照射して拡散された上で射出される。このほか、回路板５６上の記憶素子５６４は主に制御プログラムを保存することができ、かつマイクロコントローラ装置５６３によって発光素子５６２を制御し、その発する異なる色を背景色として、ＬＥＤパネル７に表示する文字や符号に組み合わせることができる。
このほか、導通端子３１とフレキシブルフラットケーブルコネクタ４は嵌入方式で座体２の穿孔２２と穿通溝２３内に設置され、導通端子３１とフレキシブルフラットケーブルコネクタ４は座体２から直接取り外すことができるため、導通端子３１またはフレキシブルフラットケーブルコネクタ４が破損したとき、それを座体２から直接取り外すだけで、交換と修理の目的を達することができる。ハウジング８上の透明蓋体８１はインサート射出成型でハウジング８上に設置し、ハウジング８全体を完全密閉状態として、効果的に防水性を達することができる。
１ プッシュスイッチ
２ 座体
２０ 収容空間
２１ ガイド溝
２１１ 位置規制部
２２ 穿孔
２３ 穿通溝
３ 導通部材
３１ 導通端子
４ フレキシブルフラットケーブルコネクタ
５ 可動座体
５０ 収容空間
５１ 凸壁
５１１ 凹部
５２ 穿通孔
５３ 位置決め部
５４ 凹陥部
５５ 凸部
５５１ 位置決め孔
５６ 回路板
５６１ 位置決め孔
５６２ 発光素子
５６３ マイクロコントローラ装置
５６４ 記憶素子
６ フレーム
６１ 平台部
６２ 突起体
６３ 光拡散板
６４ 集光カバー
７ ＬＥＤパネル
８ ハウジング
８１ 透明蓋体
８２ ツメ部
２ 座体
２０ 収容空間
２１ ガイド溝
２１１ 位置規制部
２２ 穿孔
２３ 穿通溝
３ 導通部材
３１ 導通端子
４ フレキシブルフラットケーブルコネクタ
５ 可動座体
５０ 収容空間
５１ 凸壁
５１１ 凹部
５２ 穿通孔
５３ 位置決め部
５４ 凹陥部
５５ 凸部
５５１ 位置決め孔
５６ 回路板
５６１ 位置決め孔
５６２ 発光素子
５６３ マイクロコントローラ装置
５６４ 記憶素子
６ フレーム
６１ 平台部
６２ 突起体
６３ 光拡散板
６４ 集光カバー
７ ＬＥＤパネル
８ ハウジング
８１ 透明蓋体
８２ ツメ部
Claims (12)
- プッシュスイッチの導通構造であって、
内部に収容空間を形成し、四辺外側にそれぞれガイド溝を設け、前記収容空間内に導通端子を設置した座体と、
前記座体の前記収容空間内に嵌設するフレキシブルフラットケーブルコネクタと、
前記座体上に設置した可動座体と、
前記可動座体の底部に設置した導通部材と、
前記可動座体上に設置した回路板と、
前記可動座体上に設置したフレームと、
前記回路板上方に設置した集光カバーと、
前記フレーム上に設置したＬＥＤパネルと、
前記可動座体上を被覆して設置されたハウジングと、
を含み、主にフレキシブルフラットケーブルコネクタを前記可動座体上の前記回路板に接続し、外力を加えて前記ハウジングを押すと、その内部の前記フレームと前記可動座体が下方向に移動し、最後に前記可動座体底部の導通部材が前記座体内の導通端子に接触して、前記回路板とＬＥＤパネルを導通させるという目的と達することを特徴とする、プッシュスイッチの導通構造。 - 請求項１に記載のプッシュスイッチの導通構造であって、前記座体のガイド溝内に位置規制部を設けたことを特徴とする、プッシュスイッチの導通構造。
- 請求項１に記載のプッシュスイッチの導通構造であって、前記座体の収容空間に前記導通端子を設置するための穿孔を設けたことを特徴とする、プッシュスイッチの導通構造。
- 請求項１に記載のプッシュスイッチの導通構造であって、前記可動座体上に穿通孔を設け、前記フレキシブルフラットケーブルコネクタをその中に穿設し、一端を前記回路板に接続したことを特徴とする、プッシュスイッチの導通構造。
- 請求項１に記載のプッシュスイッチの導通構造であって、前記可動座体底部に収容空間を形成し、前記収容空間の四方側壁の内壁上にそれぞれ凸部を設けたことを特徴とする、プッシュスイッチの導通構造。
- 請求項１に記載のプッシュスイッチの導通構造であって、前記可動座体の相対する側をそれぞれ延伸して凸壁を設けたことを特徴とする、プッシュスイッチの導通構造。
- 請求項１に記載のプッシュスイッチの導通構造であって、前記可動座体の２つの相対する外側にそれぞれ凹陥部を設けたことを特徴とする、プッシュスイッチの導通構造。
- 請求項１に記載のプッシュスイッチの導通構造であって、前記回路板上に少なくとも１つの発光素子を設置し、且つ前記発光素子がフルカラーＬＥＤであることを特徴とする、プッシュスイッチの導通構造。
- 請求項１に記載のプッシュスイッチの導通構造であって、前記回路板上にさらにマイクロコントローラ装置と記憶素子を設置したことを特徴とする、プッシュスイッチの導通構造。
- 請求項１に記載のプッシュスイッチの導通構造であって、前記フレーム上にＬＥＤパネルを設置するための平台部を形成したことを特徴とする、プッシュスイッチの導通構造。
- 請求項１に記載のプッシュスイッチの導通構造であって、前記集光カバー上にさらに光拡散板を設置したことを特徴とする、プッシュスイッチの導通構造。
- 請求項１に記載のプッシュスイッチの導通構造であって、前記ハウジング上にさらに透明蓋体を嵌設したことを特徴とする、プッシュスイッチの導通構造。
Applications Claiming Priority (1)
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