JP3165303U - 工作機械 - Google Patents

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雅浩 山根
雅浩 山根
光亮 小森田
光亮 小森田
泰典 松本
泰典 松本
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Abstract

【課題】電力供給ケーブル等の可撓性管材に切屑が飛散するのを防止しつつ、切屑の排出性を確保できる工作機械を提供する。【解決手段】スラント型ガイド面を有するベッド2と、ガイド面に搭載された主軸台4と、主軸台4より低い側において、軸心方向に移動可能に搭載された刃物台6と、刃物台6に電力等を供給する可撓性管材8とを備える。可撓性管材8を収容するダクト6dを刃物台6から移動方向後方に延びるように設け、ダクト6dをガイド面を覆う切屑カバー10cとの間に間隔bを空けて配置することにより切屑を流下させる切屑流路11を形成した。【選択図】図4

Description

本考案は、オペレータ側が低くなるように傾斜したスラント型のガイド面を有する工作機械に関し、詳細には切屑の排出性の改善に関する。
スラント型のガイド面を有する工作機械(旋盤)において、切屑や切削液が主軸や刃物台に飛散するのを防止するために、加工領域を隔壁で区画するとともに、タレットを支持する刃物台本体を前記隔壁から突出する角筒型の伸縮カバーで遮蔽する場合がある(例えば特許文献1参照)
特開2007−160461号公報
ところで、前記スラント型のガイド面を有する旋盤の場合、切屑が傾斜したガイド面上を流下し易いので、切屑の排出性に優れている。しかし前記従来構造では、切屑等が機械本体やこれに接続された電力供給ケーブル等に飛散するのを防止できるものの、特に主軸より低い側に位置する刃物台の伸縮カバーにより切屑の流下が阻害され、伸縮カバー部分に切屑が堆積し易いという問題がある。
本考案は、前記従来の状況に鑑みてなされたもので、電力供給ケーブル等に切屑が飛散するのを防止しつつ、切屑の排出性を確保できる工作機械を提供することを課題としている。
請求項1の考案は、オペレータ側が低くなるように傾斜するスラント型ガイド面を有するベッドと、前記ガイド面に搭載された主軸と、前記ガイド面の前記主軸より低い側において、軸心方向に移動可能に搭載された刃物台と、該刃物台に電力,油圧等を供給する可撓性管材とを備えた工作機械において、前記可撓性管材を収容するダクトを前記刃物台から前記移動方向後方に延びるように設け、前記ダクトを前記ガイド面を覆う切屑カバーとの間に間隔を空けて配置することにより切屑を流下させる切屑流路を形成したことを特徴としている。
請求項2の考案は、請求項1に記載の工作機械において、前記移動方向の一端側及び他端側に配置され、加工領域を画成する一対の隔壁を有し、前記刃物台は前記一対の隔壁間で移動可能とし、前記ダクトを一方の隔壁から加工領域外に突出可能としたことを特徴としている。
請求項1の考案に係る工作機械によれば、刃物台に電力ケーブル等の可撓性管材をダクト内に収容したので、切屑等により可撓性管材が損傷するのを防止できる。また、ダクトと切屑カバーとの間に間隔を空けることにより切屑流路を設けたので、切屑の大部分はスラント型ガイド面に沿って前記切屑流路を流下し、刃物台がガイド面を流下する切屑の流れを阻害することはほとんどなく、切屑の排出性を確保できる。
請求項2の考案によれば、刃物台を、一対の隔壁間にて移動可能とし、ダクトを一方の隔壁から加工領域外に突出可能としたので、前記ダクトの下側空間を、ダクト移動方向前幅に渡って形成可能であり、切屑流路を大きく確保でき、従って切屑排出性を確保できる。
本考案の実施例1に係る旋盤(工作機械)の正面図である。 前記旋盤の左側面図である。 前記旋盤のガイド面と直角方向に見た図(図2のIII矢視図)である。 前記旋盤のガイド面と平行に見た図(図2のIV矢視図)である。 前記旋盤の正面側から見た斜視図である。 前記旋盤の下側に配置された刃物台の斜視図である。
図1において、符号1は、本実施例1に係る切屑排出構造が採用された旋盤である。該旋盤1のベッド2は、オペレータ側が低くなるように例えば45°に傾斜したスラント型のガイド面を有し、大略三角柱状をなしている。前記ガイド面は、これに対して直角方向(図2の矢印III方向)に見たとき、高さ方向中央部に位置する中央ガイド面2aと、高さ方向上部に位置する上部ガイド面2bと、高さ方向下部に位置する下部ガイド面2cとを有する。なお、これらの各ガイド面2a〜2cは、互いに平行に形成されており、かつ前記直角方向の高さが異なる階段状をなしている。
前記ベッド2の中央部は加工領域Aとなっている。この加工領域Aは、前記ベッド2のガイド面2a〜2cと、左隔壁7aと、右隔壁7bと、上壁7cとで囲まれており、手前側は作業用の大きな開口となっている。なお、この開口は左,右の扉7d,7eにより開閉可能となっている。
前記中央ガイド面2aの、図1左端部には第1主軸台3が固定配置されており、該第1主軸台3の主軸に固定されたチャック3aは前記左隔壁7aから前記加工領域A内に突出している。
また前記中央ガイド面2aの、前記第1主軸台3の右方には、第2主軸台4が前記第1主軸3と同軸をなし、かつ軸心方向(Z軸方向)に対向配置されている。前記第2主軸台4は、主軸本体4aを囲むカバー部材4b全体が前記右隔壁7bから加工領域内に位置するように配置されている。また前記主軸本体4aの先端にはチャック4cが装着されており、該チャック4cは主軸本体4aと共にZ軸方向に移動可能となっている。
また前記上部ガイド面2bには、第1刃物台5が、前記第1主軸台3,第2主軸台4の軸心aを挟んで高さ方向上側に位置するように搭載されている。前記第1刃物台5は、駆動部5aと、該駆動部5aを囲むカバー5bと、駆動部5aに取り付けられたタレット5cとを有する。前記第1刃物台5は、上部ガイド面2b上に配置されたガイドレール5dにより前記左隔壁7aからZ軸方向に進退可能に支持されている。また前記タレット5cは上部ガイド面2bと平行な方向(X軸方向)及び前記上部ガイド面2bに直角な方向(Y軸方向)に移動可能となっている。
さらにまた前記下部ガイド面2cには、第2刃物台6が、前記軸心aを挟んで高さ方向下側に位置するように搭載されている。該第2刃物台6は、駆動部6aと、該駆動部6aを囲むカバー6bと、前記駆動部6aに取り付けられたタレット6cとを有する。前記第2刃物台6は、前記下部ガイド面2c上に配置されたガイドレール6fにより前記左隔壁7aと右隔壁7bとの間でZ軸方向に移動可能に支持されている。また前記タレット6cは前記X軸方向及びY軸方向に移動可能になっている。
なお、前記中央ガイド面2a,上部ガイド面2b及び下部ガイド面2cは、それぞれ中央切屑カバー10a,上部切屑カバー10b及び下部切屑カバー10cにより前記ガイドレール5d,6fの上から覆われており、これにより切屑がガイドレール5d,6f等に付着したり、ガイド面上に堆積するのを防止している。
また、前記第1,第2主軸台3,4、第1,第2刃物台5,6の前記加工領域Aの外側に位置する部分は、機械カバー7f,7gにより囲まれている。
そして前記第2刃物台6には、横断面長方形状のダクト6dが接続されている。該ダクト6dは前記カバー6bから移動方向(Z軸方向)右方に延びており、その先端部6d′は、前記右隔壁7bに設けられた長方形筒状のダクトガイド7h内に移動可能に挿入されている。前記ダクト6d内には、電力供給ケーブル,油圧供給配管,冷却液供給ホース等の多数の可撓性管材8が収容されている。この可撓性管材8の一端は、前記第2刃物台6の駆動部6aに接続され、他端は前記ダクト6d内を右方に延び、前記右隔壁7bの外方に位置するように配置されたケーブルベア9に支持されている。このケーブルベア9は、前記右隔壁7bから外方に突出し、さらにUターンしており、前記可撓性管材8の先端は電源供給源,油圧供給源あるいは切削液供給源に接続されている。
前記ダクト6dは、前記下部ガイド面2cを覆うように配置された下部切屑カバー10cとの間に間隔bを空けて配置されており、該間隔b部分は切屑が流下する切屑流路11となっている。
本実施例1に係る旋盤1では、前記加工領域A内において、第1主軸台3のチャック3a,第2主軸台4のチャック4cに把持されたワークに対し、第1刃物台5のタレット5c,第2刃物台6のタレット6cに装着された工具により所要の加工が施される。
そしてこの加工により発生した切屑wが周囲に飛散することとなるが、本実施例では、電源ケーブル等の可撓性管材8をダクト6d内に収容したので、切屑wによる可撓性管材8の損傷を防止できる。
そして前記発生した切屑wは、スラント型のガイド面2a〜2cを覆うように、即ち傾斜させて配置された切屑カバー10a〜10c上を流れ落ちることとなるが、前記管材収容用のダクトを設けた場合には、その配置構造の如何によっては該ダクトが切屑流下を阻害するおそれがある。本実施例1では、ダクト6dと下部切屑カバー10cとの間に間隔bを空けることにより切屑流路11を形成したので、この切屑流路11により切屑wを流下させることができ(図5の矢印d参照)、切屑wの排出性を確保できる。
一方、第2刃物台6のカバー6bは第1,第2主軸台3,4の軸心aより下側に配置されているので、切屑wの流下の妨げとなるおそれがある。これに対して、本実施例では、カバー6bの、前記ダクト6dの接続点部分に、傾斜壁6eを形成したので、図6に矢印eで示すように、前記傾斜壁6eにより切屑wを前記切屑流路11に導くことができ、カバー6bによる切屑流下の妨げを最小限にすることができる。
1 旋盤(工作機械)
2 ベッド
2a〜2c スラント型ガイド面
3,4 第1,第2主軸台
6 第2刃物台(刃物台)
6d ダクト
7a,7b 一対の隔壁
8 可撓性管材
10a〜10c 切屑カバー
11 切屑流路
A 加工領域
b 間隔
w 切屑

Claims (2)

  1. オペレータ側が低くなるように傾斜するスラント型ガイド面を有するベッドと、前記ガイド面に搭載された主軸台と、前記ガイド面の前記主軸台より低い側において、軸心方向に移動可能に搭載された刃物台と、該刃物台に電力,油圧等を供給する可撓性管材とを備えた工作機械において、
    前記可撓性管材を収容するダクトを前記刃物台から前記移動方向後方に延びるように設け、前記ダクトを前記ガイド面を覆う切屑カバーとの間に間隔を空けて配置することにより切屑を流下させる切屑流路を形成した
    ことを特徴とする工作機械。
  2. 請求項1に記載の工作機械において、
    前記移動方向の一端側及び他端側に配置され、加工領域を画成する一対の隔壁を有し、前記刃物台を前記一対の隔壁間で移動可能とし、前記ダクトを一方の隔壁から加工領域外に突出可能とした
    ことを特徴とする工作機械。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106002467A (zh) * 2016-06-29 2016-10-12 安徽汇展热交换***股份有限公司 一种高频焊管切割机用防护装置

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