JP3163834B2 - ディジタル信号記録再生方法及び装置 - Google Patents

ディジタル信号記録再生方法及び装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル信号記録再
生方法及び装置、より詳しくは、テレビ電話信号のよう
なビットレートの低いディジタル信号を記録再生する記
録再生方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ISDNを用いたテレビ電話装置
として、例えば、釜江尚彦著「通信とニューメディ
ア」,pp.69−80,平成4年1月30日,丸善
(株)発行、に記載されたものがある。
【0003】ここに示されるテレビ電話装置は、図3に
示すような構成を備え、このテレビ電話装置に用いられ
るデータのフォーマットは、図4に示すように構成され
ている。
【0004】そこで、図3及び図4を参照しながら、従
来のテレビ電話装置について説明する。
【0005】図3において、テレビカメラ1により撮像
されたユーザーの顔を中心とした映像は、アナログコン
ポーネントビデオ信号に変換され、ビデオコーデック5
へ供給される。また、マイクロホン3により、ユーザー
の話した音声がオーディオ信号に変換され、オーディオ
コーデック6へ供給される。
【0006】ビデオコーデック5は、例えば、CCIT
T勧告H.261に準拠したものであり、テレビカメラ
1から出力されるビデオ信号に対して、A/D変換、動
き補償フレーム間予測、DCT(離散コサイン変換)、
量子化、可変長符号化による圧縮処理を行い、さらに、
図4に示されているようにパリティを付加して伝送制御
部7へ供給する。また、オーディオコーデック6は、例
えば、CCITT勧告G.711又はG.722に準拠
したものであり、マイクロホン3から供給された音声信
号をディジタル信号(G.722の場合はデータ圧縮も
行う)に変換し、図4に示されているようにパリティを
付加して伝送制御部7へ供給する。
【0007】伝送制御部7は、例えば、CCITT勧告
H.221に準拠したものであり、ビデオコーデック5
から供給されたパリティの付加されているビデオデータ
とオーディオコーデック6から供給されたパリティの付
加されているオーディオデータの各々にヘッダを付加し
て、図4に示すブロックを構成し、ビデオデータとオー
ディオデータのブロックを時分割多重化したテレビ電話
信号を、回線インタフェース8を介して、例えば64k
bit/sec、382kbit/sec等の伝送ビッ
トレートを有するISDN回線9へ送出する。
【0008】また、通信中の相手からISDN回線9へ
送出されたテレビ電話信号は、回線インタフェース8を
介して伝送制御部7へ供給される。伝送制御部7は、回
線インターフェス8から供給されたテレビ電話信号から
パリティ付のビデオデータとオーディオデータを分離
し、ビデオデータをビデオコーデック5へ、オーディオ
データをオーディオコーデック6へそれぞれ供給する。
【0009】ビテオコーデック5は、伝送制御部7から
供給されるビデオデータに対して、誤り訂正処理、可変
長符号の復号、逆量子化、逆DCT、D/A変換等の処
理を行い、アナログコンポーネントビデオ信号に変換し
てモニター2へ出力する。また、オーディオコーデック
6は、伝送制御部7から供給されるオーディオデータに
対して、誤り訂正処理、D/A変換等の処理を行い、ス
ピーカー4へ出力する。
【0010】回転ヘッドによって、回転ドラムに巻き付
けられた磁気テープ上に斜めのトラックを形成して、ビ
デオデータ、或いは、オーディオデータ等をこのトラッ
ク上の区分されたエリアに時分割的に記録及び再生する
ディジタルVTRが提案されている。
【0011】図5は、このようなディジタルVTRの構
成の一例を示すブロック図である。図5において、記録
処理回路21には、アナログコンポーネントビデオ信号
を構成する輝度信号Y,色差信号P,Pが入力され
る。これらの各信号は、A/D変換、ブロック化、シャ
フリング、DCT(離散コサイン変換)、量子化及び可
変長符号化による圧縮、フレーミングの各処理を施さ
れ、パリティ発生回路22へ供給される。
【0012】パリティ発生回路22へ供給されたデータ
は、ここで積符号構成のパリティが付加され、次にシン
ク(SYNC),ID発生回路23へ供給され、同期符
号及びIDが付加される。そして、チャネルエンコーダ
24により、パラレル/シリアル変換及び記録符号への
変換が行われ、アンプ25により増幅され、スイッチン
グ回路26の記録側端子Rを介して磁気ヘッド27へ供
給され、磁気テープ28上に記録される。ここで、1フ
レーム分のビデオデータは複数本、例えば、NTSC方
式では10本、PAL方式では12本、HDTVでは2
0本の斜めのトラックとして記録される。
【0013】なお、ここには図示されていないが、オー
ディオデータ、サブコード及びATFパイロット信号
が、チャネルエンコーダ24に供給され、磁気ヘッド2
7により、磁気テープ28上の各トラックの区分された
エリアにビデオデータと時分割的に記録される。
【0014】再生時は、磁気ヘッド27により磁気テー
プ28から再生されたデータは、スイッチング回路26
の再生側の端子Pを介してアンプ及びイコライザ29へ
供給され、増幅と周波数特性の補正が行われ、チャネル
デコーダ30により記録符号の復号及びシリアル/パラ
レル変換が行われ、シンク,ID検出回路31へ供給さ
れる。そして、シンク,ID検出回路31により同期符
号とIDが検出され、再生データと共にTBC32へ供
給される。TBC32へ供給されたデータは、ここで時
間軸変動が除去され、次にECC回路33により積符号
を用いた誤り訂正処理が行われ、再生処理回路34へ供
給される。
【0015】再生処理回路34へ供給されたビデオデー
タは、デフレーミング、可変長符号の復号、逆量子化、
逆DCT、デシャフリング、及びデブロッキングの各処
理が施され、さらにアナログコンポーネントビデオ信号
に変換され、輝度信号Y、色差信号P,Pとして出
力される。
【0016】なお、ここには図示されていないが、EC
C回路33から出力されたオーディオデータ及びサブコ
ードも同様に処理される。また、チャネルデコーダ30
の出力からATFパイロット信号が分離され、ATF回
路へ供給され、トラッキング補正が行われる。
【0017】図6は、このように構成されたディジタル
VTRのトラックフォーマットの一例を示す図である。
この図において、トラックの左端がヘッド入口(突入)
側であり、トラック右端がヘッド出口(離間)側であ
る。また、斜線を付した領域であるマージン1,2及び
IBG(インターブロックギャップ)には、データが記
録されない。第1のATFエリア(ATF1)の前に付
加されたT(トラック)−アンブルエリア、及びデータ
記録エリアの両端に付加されたアンブルエリア(プリア
ンブルあるいはポストアンブル)には、例えば記録デー
タのビット周波数と等しい周波数のパルス信号が記録さ
れ、再生側に設けられているビットクロック抽出のため
のPLLのロックに利用される。トラックの両端部に設
けられたマージン1及びマージン2は、トラックの形成
位置がジッタにより変化した場合に対応するものであ
る。また、IBGはアフレコのためのマージンを確保す
るエリアである。
【0018】マージン1,2と隣接してATF用のパイ
ロット信号及びアフレコ用のタイミングシンクが記録さ
れる第1のATFエリア(ATF1)及び第2のATF
エリア(ATF2)が設けられる。そして、第1のAT
Fエリアからヘッドの走査方向に順に、オーディオデー
タの記録エリア、ビデオデータの記録エリア、サブコー
ドの記録エリア、第2のATFエリアが順に設けられて
いる。サブコードの記録エリアには、高速サーチ用のイ
ンデックス、タイムコード等のデータが記録される。各
エリアの長さを示す数字はバイト数である。
【0019】図7はビデオデータ及びオーディオデータ
の1シンクブロック及びフレーミングのフォーマットの
一例を示す図である。ここで、数字はバイト数である。
【0020】図7(a)は1シンクブロックのデータフ
ォーマットを示す図であり、78バイトのビデオデータ
又はオーディオデータに対して、後に8バイトの水平パ
リティが付加され、前に2バイトの同期符号と3バイト
のIDが付加される。IDは、シンクブロック番号やデ
ータの種類を識別する情報を持っている。次に、このシ
ンクブロックの形成方法を簡単に説明する。
【0021】図7(b)は、ビデオデータのフレーミン
グフォーマットを示す図である。この図において、記録
処理回路1により、水平方向78バイトのビデオデータ
(量子化情報等の2バイトを含む)を縦に45個並べ、
パリティ発生回路22により水平パリティC1と垂直パ
リティC2を付加し、シンク(SYNC),ID発生回
路23により同期符号とIDを付加する。そして、チャ
ネルエンコーダ24により、パラレル/シリアル変換
し、図7(a)のシンクブロックごとに記録する。図7
(b)のフレーム3個が1トラック分のビデオデータで
ある。
【0022】同様に、図7(c)は、オーディオデータ
のフレーミングフォーマットを示す図である。このフレ
ーム1個が1トラック分のオーディオデータである。
【0023】図6及び図7から明らかなように、このデ
ィジタルVTRにおけるNTSC方式のビデオデータの
記録ビットレートは約25Mbit/secとなる。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】上述した図5のように
構成されたディジタルVTRに、図3のように構成され
たテレビ電話装置が受信したテレビ電話信号を記録する
場合、ビデオ信号については、テレビ電話装置のビデオ
コーデック5から出力されるアナログコンポーネントビ
デオ信号を、ディジタルVTRの記録処理回路21へ入
力することが考えられる。同様に、オーディオ信号につ
いては、テレビ電話装置のオーディオコーデック6から
出力されるアナログオーディオ信号を、ディジタルVT
Rへ入力し、ディジタルオーディオ信号に変換して記録
することが考えられる。
【0025】このように構成した場合、ビデオデータ及
びオーディオデータのデータ量を伸長し、アナログ信号
に変換した後、再度ディジタル信号に変換し、データ量
を圧縮しているため、処理に無駄があり、かつビデオ信
号及びオーディオ信号の品質が低下する恐れがある。
【0026】ディジタルVTRの再生データをテレビ電
話装置へ出力する場合にも、再生処理回路34の出力を
ビデオコーデック6へ入力することになり、同様の問題
がある。
【0027】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、ディジタル信号記録再生装置の記
録レートよりも低いビットレートを有するディジタル信
号のデータ量を圧縮することなく記録し、かつ再生した
ディジタル信号のデータ量を伸長することなく伝送でき
るようにしたディジタル信号記録再生方法及び装置を提
供することを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】上述したような技術課題
を解決するため、本発明は、アナログ信号をデータ量の
圧縮された第1のディジタル信号に変換し、所定のデー
タフォーマットで記録再生するディジタル信号記録再生
装置を用いて、このディジタル信号記録再生装置の記録
ビットレートより低いビットレートの第2のディジタル
信号を記録再生する方法において、第2のディジタル信
号のビットレートをこのディジタル信号記録再生装置の
記録ビットレートに適合させ、所定のデータフォーマッ
トで間欠した時間に記録すると共に、間欠した時間に再
生したディジタル信号のビットレートを第2のディジタ
ル信号のビットレートに変換する。
【0029】また、本発明は、ディジタル信号記録再生
装置において、アナログ信号をデータ量の圧縮された第
1のディジタル信号に変換する第1の手段と、第2のデ
ィジタル信号のビットレートを高くする第2の手段と、
第1の手段の出力又は第2の手段の出力を選択し、所定
のデータフォーマットで記録再生し、且つ第2の手段の
出力を記録再生するときには間欠した時間で記録再生す
る第3の手段と、第1の手段の出力を記録再生したディ
ジタル信号のデータ量を伸長してアナログ信号に変換す
る第4の手段と、第2の手段の出力を記録再生したディ
ジタル信号のビットレートを低くする第5の手段とを備
えるように構成したものである。
【0030】本発明において、第2のディジタル信号
は、例えば、テレビ電話装置が受信したビデオデータ及
びオーディオデータやコンピュータの出力データ等であ
る。
【0031】
【作用】本発明は、アナログ信号をデータ量の圧縮され
た第1のディジタル信号に変換し、所定のデータフォー
マットで間欠した時間に記録再生するディジタル信号記
録再生装置を用いて、テレビ電話信号のようなビットレ
ートの低い第2のディジタル信号のビットレートをディ
ジタル信号記録再生装置の記録ビットレートに適合さ
せ、所定のデータフォーマットで記録再生する。そし
て、再生したディジタル信号のビットレートを第2のデ
ィジタル信号のビットレートに変換する。
【0032】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例を図面を参照
しながら詳細に説明する。
【0033】図1は、本発明に係るディジタル信号記録
再生装置を示すブロック図であり、ここで、前述した図
5と対応する部分には、同一の番号が付してある。
【0034】このディジタル信号記録再生装置は、従来
のディジタルVTRにテレビ電話装置の伝送制御部7に
対するインタフェース部10を付加したものである。伝
送制御部7は、回線インタフェース8を介して受信した
テレビ電話信号からパリティの付加されたビデオデータ
とオーディオデータを分離し、インタフェース部10の
第1のメモリ10aへ供給する。また、伝送制御部7
は、データの種類を識別する情報をインタフェース部1
0のコントローラ10cへ供給し、さらに、インタフェ
ース部10の第2のメモリ10bから供給されたデータ
を入力する。コントローラ10cは、第1のメモリ10
a及び第2のメモリ10bの書込み・読出しの制御とデ
ィジタル信号記録再生装置のシステムコントロールマイ
コン(図示せず、以下シスコンという)に対する各種制
御信号の供給を行う。
【0035】本発明に係るディジタル信号記録再生装置
におけるNTSC方式のビデオ信号の記録ビットレート
は、前述した従来のディジタルVTRと同じく、約25
Mbit/secである。これを1トラック当たりに換
算すると約80kbitになる。したがって、テレビ電
話装置の伝送ビットレートが384kbit/secで
あれば、1秒間に受信したデータである384kbit
を記録するには、5トラックあれば十分である。
【0036】そこで、本発明では、テレビ電話装置が2
秒間に受信したデータを10トラックを用いて記録再生
するように構成する。そのために、伝送制御部7から供
給されるパリティの付加されたビデオデータとオーディ
オデータをインタフェース部10の第1のメモリ10a
を用いて約(1/60)に時間圧縮する。この結果、2
秒間のビデオデータとオーディオデータが約1/30秒
に時間圧縮され、それに伴って、ビットレートが約38
4kbit/secから約25Mbit/secへと変
換される。図2(a)〜(d)はこの様子を示す。この
ようにビットレートを変換したビデオデータとオーディ
オデータは、スイッチング回路35を介してパリティ発
生回路22へ供給される。スイッチング回路35におけ
る端子の選択は、コントローラ10cがシスコンに対し
てスイッチングを指令する制御信号を供給するように構
成している。
【0037】パリティ発生回路22へ供給されたビデオ
データとオーディオデータは、従来のディジタルVTR
と同様、ここで積符号構成のパリティが付加され、次に
シンク,ID発生回路23へ供給され、同期符号及びI
Dが付加される。この時、インタフェース部10のコン
トローラ10cからシスコンへ供給されたデータの種類
を識別する情報に基づいて、シンク,ID発生回路23
において、データの種類を識別する情報がIDに付加さ
れる。そして、チャネルエンコーダ24により、パラレ
ル/シリアル変換及び記録符号への変換が行われ、アン
プ25により増幅され、スイッチング回路26の記録側
端子Rを介して磁気ヘッド27へ供給され、磁気テープ
28上に記録される。テレビ電話信号を構成するビデオ
データ及びオーディオデータは、共に、図6のビデオデ
ータの記録エリアに時分割的に記録される。
【0038】このビデオデータ及びオーディオデータ
は、図2(d)に示されているように、約2秒ごとに1
フレーム期間(1/30秒)の間欠信号であるため、磁
気テープ28を2秒ごとに1フレーム分、すなわち10
トラックだけ間欠的に走行させる。この制御はシスコン
が行う。
【0039】再生時にも、磁気テープ28を2秒ごとに
1フレーム分、すなわち10トラックだけ間欠的に走行
させる。磁気テープ28から再生されたデータがECC
回路33へ供給されるまでの処理は、従来のディジタル
VTRと基本的に同一である。ECC回路33から出力
されたデータは、スイッチング回路36を介してインタ
フェース部10へ供給される。スイッチング回路36に
おける端子の選択は、記録時と同様、コントローラ10
cがシスコンに対してスイッチングを指令する制御信号
を供給するように構成してもよいが、サブコードエリア
やATFエリアに識別データを記録しておき、これを再
生して切換えるように構成することもできる。
【0040】インタフェース部10へ入力されたビデオ
データ及びオーディオデータは、第2のメモリ10bに
より約60倍に時間伸長され、伝送制御部7へ供給され
る。伝送制御部7へ供給されたビデオデータ及びオーデ
ィオデータには、それぞれビデオコーデック5及びオー
ディオコーデック6を経て、モニター2及びスピーカー
4へ供給される。
【0041】以上の説明では、伝送制御部7から供給さ
れたパリティ付のビデオデータとオーディオデータを、
図6に示すビデオデータの記録エリアに記録している
が、このパリティを用いてインタフェース部10におい
てエラー訂正を行い、エラー訂正を行ったビデオデータ
とオーディオデータを記録するように構成してもよい。
【0042】また、ビデオデータの記録エリアとオーデ
ィオデータの記録エリアとの間のIBGとアンブルの和
をデータのシンクブロック長(前記実施例では91バイ
ト)の整数倍(例えば、2倍の182バイト)に設定
し、この部分にもビデオデータ又はオーディオデータを
連続して記録するように構成してもよい。
【0043】さらに、あらかじめ磁気テープ28に記録
しておいた留守番応答用のビデオデータ及びオーディオ
データを、通信相手に対して送信するように構成するこ
ともできる。
【0044】さらにまた、テレビ電話信号のビットレー
トが、例えば64kbit/secのように低い場合
は、1秒間の受信信号を1トラックに記録することがで
きるので、10秒間に受信したデータを時間圧縮して1
0トラックに記録するように、第1のメモリ10cの書
込み・読出し及び磁気テープ28の走行を制御すればよ
い。
【0045】ビットレートが、例えば10Mbit/s
ecのように高い場合は、テレビ電話装置が受信したデ
ータを約1/2に時間圧縮し、磁気テープを連続走行さ
せながら、5トラックずつ同じデータを2回繰り返し記
録するように制御する。このように、同じデータを繰り
返して記録すると、再生時のエラー訂正が容易になる。
勿論、この場合に、同じデータを繰り返し記録しなくて
もよいし、逆にビットレートが384kbit/sec
や64kbit/secの場合に、同じデータを2回以
上繰り返し記録してもよい。
【0046】テレビ電話装置が複数の異なる通信モード
(伝送ビットレート、符号化方式等)で通信可能な機種
であり、伝送制御部7が、例えばCCITT勧告H.2
42準拠の手順により相手端末とネゴシエーションを行
って通信モードを決定するように構成されている場合、
伝送制御部7が通信モード情報をインタフェース部10
のコントローラ10cへ供給し、コントローラ10cが
ディジタル信号記録再生装置のシスコンへこの情報を転
送すように構成しておけば、通信モードに応じて自動的
に記録再生動作を制御することができる。
【0047】本発明においては、ディジタル信号記録再
生装置をテレビ電話信号の記録再生専用機として構成す
ることもできる。この場合は、記録処理回路及び再生処
理回路は不要になるので、ハードウェアを小さくするこ
とができる。
【0048】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、テレ
ビ電話信号のようなビットレートの低いディジタルデー
タのデータ量を圧縮、伸長することなく、記録再生する
ことができるので、処理に無駄がなく、且つ信号の品質
の低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディジタル信号記録再生装置を示
すブロック図である。
【図2】本発明に係るディジタル信号記録再生装置を構
成するインタフェース部の動作を示すタイミングチャー
トである。
【図3】従来のテレビ電話装置の構成を単純化して示す
ブロック図である。
【図4】テレビ電話信号のデータフォーマットを示す図
である。
【図5】従来のディジタルVTRの構成の一例を示すブ
ロック図である。
【図6】従来のディジタルVTRのトラックフォーマッ
トの一例を示す図である。
【図7】従来のディジタルVTRにおけるビデオデータ
及びオーディオデータの1シンクブロック及びフレーミ
ングフォーマットの一例を示す図である。
【符号の説明】
10 インタフェース部、 21 記録処理回路、 3
4 再生処理回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 20/10 H04N 5/92

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ信号をデータ量の圧縮された第
    1のディジタル信号に変換し、所定のデータフォーマッ
    トで記録再生するディジタル信号記録再生装置を用い
    て、該ディジタル信号記録再生装置の記録ビットレート
    より低いビットレートの第2のディジタル信号を記録再
    生する方法において、 前記第2のディジタル信号のビットレートを前記ディジ
    タル信号記録再生装置の記録ビットレートに適合させ、
    前記所定のデータフォーマットで間欠した時間に記録す
    ると共に、間欠した時間に再生したディジタル信号のビ
    ットレートを前記第2のディジタル信号のビットレート
    に変換することを特徴とするディジタル信号記録再生方
    法。
  2. 【請求項2】 第2のディジタル信号がテレビ電話装置
    が受信したビデオデータ及びオーディオデータであるこ
    とを特徴とする請求項1記載のディジタル信号記録再生
    方法。
  3. 【請求項3】 アナログ信号をデータ量の圧縮された第
    1のディジタル信号に変換する第1の手段と、 第2のディジタル信号のビットレートを高くする第2の
    手段と、 前記第1の手段の出力又は第2の手段の出力を選択し、
    所定のデータフォーマットで記録再生し、且つ前記第2
    の手段の出力を記録再生するときには間欠した時間で
    録再生する第3の手段と、 前記第1の手段の出力を記録再生したディジタル信号の
    データ量を伸長してアナログ信号に変換する第4の手段
    と、 前記第2の手段の出力を記録再生したディジタル信号の
    ビットレートを低くする第5の手段とを備えることを特
    徴とするディジタル信号記録再生装置。
  4. 【請求項4】 第2のディジタル信号がテレビ電話装置
    が受信したビデオデータ及びオーディオデータであるこ
    とを特徴とする請求項3記載のディジタル信号記録再生
    装置。
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