JP3162789B2 - 床用吸込具 - Google Patents

床用吸込具

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義幸 市田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気掃除機本体に接続
される床用吸込具に係わり、特に、回転ブラシの改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、床用吸込具の回転ブラシは、特公
平2−12567号公報(A47L 9/04)及び特公昭63−61014号
公報(A47L 9/04)に示される如く、押出成形した基台に
ブラシ植設部を形成し、ブラシ植設部にブラシを植毛し
て構成するようになっている。しかしながら、この構成
では、ブラシを植毛する作業が困難で、組立て作業性が
悪い欠点があった。また、特開平2−82929号公報(A47L
9/04)に示される如く、押出成形した基台に軟質材料製
の掻上げ片を固着したものが知られている。この回転ブ
ラシは、基台に形成した装着部に掻上げ片を装着してい
るが、基台の一端から装着部に掻上げ片の基部を挿入す
るため、その組立作業性が悪いとともに、回転ブラシを
高速回転させると、掻上げ片に加わる圧力によって掻上
げ片の基部が変形して基部と装着部の係合が外れ、掻上
げ片が剥離する場合があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点に
鑑みなされたもので、製造を簡素化でき、信頼性の高い
回転ブラシを有する床用吸込具を提供することを課題と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、吸込口を形成
した吸込具本体と、前記吸込口に臨んで配設される回転
ブラシと、該回転ブラシを回転駆動する駆動機構とを備
え、前記回転ブラシを、剛性材料からなる軸心と、該軸
心外周にインサート成形によって形成され、掻上げ片を
一体に形成した軟質材料製被覆層とから構成したことを
特徴とする。
【0005】また、本発明は、吸込口を形成した吸込具
本体と、前記吸込口に臨んで配設される回転ブラシと、
該回転ブラシを回転駆動する駆動機構とを備え、前記回
転ブラシを、剛性材料からなる断面非円形状の軸心と、
該軸心外周にインサート成形によって形成され、掻上げ
片を一体に形成した軟質材料製被覆層とから構成したこ
とを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明の請求項1の構成によれば、軸心外周に
被覆層を形成することで掻上げ片を形成するので、回転
ブラシの製造が簡素化される。また、掻上げ片は軸心を
被覆する被覆層に一体形成しているので、掻上げ片が剥
離することはない。
【0007】また、本発明の請求項2の構成によれば、
軸心外周に被覆層を形成することで掻上げ片を形成する
ので、回転ブラシの製造が簡素化される。また、掻上げ
片は断面非円形状の軸心を被覆する被覆層に一体形成し
たので、掻上げ片の剥離が確実に防止される。
【0008】
【実施例】本発明の第1実施例を図面に基づき以下に詳
述する。
【0009】図9乃至図11において、1は吸込具本体
で、前方にブラシ収納室2を有している。3は前記ブラ
シ収納室2底面に形成された吸込口、4は前記ブラシ収
納室2の上面開口を着脱自在に施蓋する合成樹脂製の蓋
体で、前方に形成した係合片5を吸込具本体1に形成し
た係止部6に係止し、後部に形成した弾性片7の係止爪
8を吸込具本体1の係合部9に係止するようになってい
る。
【0010】10は前記吸込具本体1後方略中央に上下動
自在に支持される接続管、11は前記吸込具本体1後方の
図中右側空間に配設される電動機、12は前記吸込具本体
1後方の図中左側空間に配設される回路基板で、この回
路基板12により前記電動機11を回転駆動するようになっ
ている。
【0011】13は前記ブラシ収納室2に収納される回転
ブラシで、両端をブラシ収納室2側壁に回転自在に軸支
し、タイミングベルト14を介して伝達される前記電動機
11の回転により回転するようになっている。
【0012】次に、前記回転ブラシ13を図1及び図2に
基づき説明すると、15はポリアミド樹脂、ガラス繊維入
りABS樹脂等の剛性材料からなる軸心で、その断面形
状が円形から複数ケ所肉盗みして肉厚が比較的薄く略均
一となり、且つ回転中心Oを中心として軸心15を回転さ
せた際の重量バランスが略等しくなるように略王字形状
に形成されており、射出成形にて形成されている。16は
前記軸心15外周に被覆される被覆層で、ウレタンエラス
トマ−樹脂、ゴム、軟質塩化ビニール等の軟質材料にて
形成されており、前記軸心15にインサート成形して形成
されている。ここで、インサート成形とは、あらかじめ
成形した部品あるいは金属を金型に装着し、成形により
樹脂に埋め込む成形方法をいう。
【0013】17は前記被覆層16に一体形成される2条の
掻上げ片で、螺旋状に形成されている。18は前記軸心15
の一端に装着された支持部で、前記タイミングベルト14
のプ−リ19を有している。20は前記軸心15の他端に装着
された支持部、21は前記支持部18、20を貫通し、軸心15
に埋設される軸である。
【0014】次に、前記回転ブラシ13の製造方法を説明
すると、まず軸21と支持部18、20とをインサート成形に
て一体に形成し、これらの部品と軸心15をインサート成
形にて一体に形成し、この部品に被覆層16をインサート
成形にて一体形成する。
【0015】この回転ブラシ15は、インサート成形にて
形成されるので、押出成形に比べ成形が簡単で量産性に
優れている。押出成形とは、流動状態にした樹脂を金型
から連続して押し出す成形方法をいう。
【0016】次に、動作を説明すると、電動機11を駆動
すると、電動機11の回転がタイミングベルト14を介して
回転ブラシ13に伝達され、回転ブラシ13が回転し、掻上
げ片17が絨緞等の被掃除面から塵埃を掻上げる。この
時、回転ブラシ13は高速で回転するが、掻上げ片17は被
覆層16とともに軸心15にインサート成形され、軸心15は
断面形状略王字状に形成されているので、被覆層16が軸
心15から剥離することはない。また、回転ブラシ13は、
軸心15を剛性材料にて構成しているので、被掃除面から
受ける抵抗等により変形することはない。
【0017】尚、上記実施例においては、軸心15を断面
形状略王字状に形成したが、図3乃至図6に示すごと
く、十字状、放射状、S字状、あるいは外周に凹凸を形
成した円筒状に形成してもよい。要は、射出成形にて形
成した際、ひけ等による変形がないよう肉厚が比較的薄
肉で均一あり、且つ回転時の重量バランスが良好な形状
であればよいものである。
【0018】また、回転ブラシ13は、射出成形にて形成
した軸心15に被覆層16をインサート成形し、その後両端
に支持部18、20を接着剤等により固着して製造してよ
く、さらに、軸心15と支持部18、20を射出成形にて一体
に形成してもよい。
【0019】図7及び図8は本発明の第2実施例を示
し、軸心15を金属製パイプにて形成したものである。こ
の軸心13には適数個所重量バランスの取れる位置に凹所
22を形成し、断面形状非円形状に形成している。
【0020】
【発明の効果】以上の如く、本発明の請求項1の構成に
よれば、軸心外周に被覆層を形成することで掻上げ片を
形成することができ、回転ブラシの製造を簡素化するこ
とができるとともに、掻上げ片は軸心を被覆する被覆層
に一体形成しているので、掻上げ片が剥離することはな
く、信頼性を向上することができる等の効果を奏する。
【0021】また、本発明の請求項2の構成によれば、
軸心外周に被覆層を形成することで掻上げ片を形成する
ことができ、回転ブラシの製造を簡素化することができ
るとともに、掻上げ片は断面非円形状の軸心を被覆する
被覆層に一体形成したので、掻上げ片の剥離を確実に防
止することができ、信頼性を向上することができる等の
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の回転ブラシの一部を破断
した側面図である。
【図2】同断面図である。
【図3】同他の実施例の断面図である。
【図4】同他の実施例の断面図である。
【図5】同他の実施例の断面図である。
【図6】同他の実施例の断面図である。
【図7】本発明の第2実施例の回転ブラシの縦断面図で
ある。
【図8】同横断面図である。
【図9】同床用吸込具の縦断面図である。
【図10】同床用吸込具の横断面図である。
【図11】同床用吸込具の上面図である。
【符号の説明】
1 吸込具本体 3 吸込口 11 電動機 13 回転ブラシ 15 軸心 16 被覆層 17 掻上げ片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 市田 義幸 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 山本 浩 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−265927(JP,A) 特開 昭62−19140(JP,A) 特開 平5−285074(JP,A) 特開 平4−295322(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 9/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸込口を形成した吸込具本体と、前記吸
    込口に臨んで配設される回転ブラシと、該回転ブラシを
    回転駆動する駆動機構とを備え、前記回転ブラシを、剛
    性材料からなる軸心と、該軸心外周にインサート成形に
    よって形成され、掻上げ片を一体に形成した軟質材料製
    被覆層とから構成したことを特徴とする床用吸込具。
  2. 【請求項2】 吸込口を形成した吸込具本体と、前記吸
    込口に臨んで配設される回転ブラシと、該回転ブラシを
    回転駆動する駆動機構とを備え、前記回転ブラシを、剛
    性材料からなる断面非円形状の軸心と、該軸心外周に
    ンサート成形によって形成され、掻上げ片を一体に形成
    した軟質材料製被覆層とから構成したことを特徴とする
    床用吸込具。
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JP2003000486A (ja) * 2001-06-20 2003-01-07 Kowa Co Ltd 掃除機用床ノズルの回転ロータ
JP2009131418A (ja) * 2007-11-29 2009-06-18 Kowa Co Ltd 清掃体、回転清掃体、掃除機用吸込具、電気掃除機及び空気調和機
EP3495673B1 (en) * 2014-01-09 2020-06-17 Enplas Corporation Injection molded shaft
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JP7025510B2 (ja) * 2020-11-04 2022-02-24 アイロボット・コーポレーション 清掃ロボット用清掃ローラ

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