JP3162748U - 磁気リング - Google Patents
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Abstract
【課題】磁石その他の天然石のピース群を直接に人の肌に触れることを防ぐ磁気リングを提供する。【解決手段】天然石6、磁石7とで構成されるピース群3を備える。このピース群3を樹脂チューブ5内に挿入して列状に配置し、さらにその両端部に一対の磁石8を極性を異なるように配する。それから、樹脂チューブ5を加熱して熱収縮を行わせしめて、リング本体2を形成し、このリング本体2へ両端部に接着留め具4a、4bを設けている。【選択図】図2
Description
この考案は、環状の磁気リングであって、具体的には、ネックレスやブレイスリストに関する。
磁気ネックレス、磁気ブレイスリスト等の磁気リングは、種々作られ、特許公報にも種々開示されている。例えば、特許文献1(実開平7−11919号公報)には、木、プラスチック、ガラス、セラミック、磁性体、金属等で作られたビーズ、管又は連結可能な板、或いは多形状のピースの方面に遠赤外線放射塗料を塗加工し、数珠状、又は両端にフックやカンを設けて連珠状に構成した装飾を兼ねた保健用遠赤外線放射ネックレスを開示する。
特許文献2(特開2004−166895号公報)は、リングに複数の永久磁石を配設して構成される永久磁石リングを開示する。この永久磁石リングは、上記永久磁石の各々に通し穴が形成され、その通し穴に上記リングが通されていることにより上記永久磁石の各々が、リングに対して移動可能に装着されている。また、互いに隣り合う永久磁石の対向する磁極が相互に同極となるように配置され、互いに磁気反発してリング上で所定の間隔が開くようになっている。
特許文献3(特開2009−18061号公報)は、ネックレス等に用いられる身体に血行促進作用を及ぼす磁気治療器具において、樹脂200を着磁された複数の粒上の固形物14とからなり、可焼性を有する長尺なる磁性部10を備え、前記複数の固形物14を、前記樹脂200で覆われた状態で互いに離間した位置に配置されている磁気治療器具、いわゆる磁気ネックレスを開示する。
上記特許文献1又は2に開示されているネックレスでは、構成ピースのそれぞれにひもを通すために穴を形成する加工を施さなければならず、穴加工に手間がかかるという不具合があり、また直接構成ピースが肌に触れるため、装着した場合に違和感があったり、アレルギーを発病させたり、構成ピースの角によって皮膚を傷める不具合があった。
また、特許文献3に開示されるネックレスでは、軽量化の目的のため、軽量な樹脂に対し、離間した位置に磁性体を複数個を配した構成をしている。したがって、軽量化は達成されたが、製造方法が少なくとも3つの工程を持ち、工程を実現する製造装置も大掛かりとなっている。実施例では磁性部10に対応する上型102と下型104とを備えた金型100に樹脂をセットする樹脂セット工程と、前記金型にセットされた樹脂に、磁性体を離間した位に埋め込む埋め込み工程と、前記金型100によって、前記樹脂をプレス成形するプレス成型工程とを含むものとしている。このプレス成型工程時には、160℃の温度で加熱し、且つ8.5tの圧力を加えているなど製造装置も大型で複雑となっていた。
このため、この考案は、健康のために設けられるピースを、皮膚に直接触れること無く、しかも製造装置もプレス機械など大掛かりなものは必要とせず安価で且つ容易に製造できるネックレス、ブレイスリストなどの環状の磁気リングを提供することにある。
この考案に係る磁気リングは、磁石と、その他のピースとで構成され、特定又は不特定に配列されるピース群と、このピース群を拘束し、内部に列状に配置した樹脂チューブが外皮となるリング本体と、このリング本体の両端部に一対の磁石をそれぞれ極性の異なるように配した接着留め具とを備えたことを特徴としている(請求項1)。
これによって、磁石と、その他のピースで構成されるピース群が、樹脂チューブにより拘束され、内部に列状に配置されることのなると共に、樹脂チューブの両端部に一対の磁石により構成される接着留め具が設けられたので、着脱も容易で、特別の部品を設ける必要もない。
樹脂チューブとして、熱収縮性を持つものが採用されることが好ましい(請求項2)。したがって、樹脂チューブ内に磁石と、その他のピースとで構成されるピース群を収納し、しかる後に熱を加えることで、樹脂チューブを収縮させることで、ピースを特定の配列に維持させることができる。
樹脂チューブの収縮により、その両端部に設けられる前記接着留め具となる一対の磁石間に、磁石とその他のピースが列状に拘束されてなる(請求項3)。したがって、樹脂チューブの両端部に、接着留め具が樹脂の収縮により作られ、さらに、さらに、接着留め具から磁石とその他のピースが列状に拘束され、特定の配列が維持される。
前記した磁石を除外したピース群は天然石であることが好ましい(請求項4)、また天然石のいずれかをトルマリン石とすることが好ましい(請求項5)。これにより、遠赤外線効果をも得られるし、またトルマリン石による効果も期待できる。
上述したように、この考案によれば、樹脂チューブにより磁石、その他のピースが拘束され、内部に列状に配列され、使用状態では変化されることがない。このように磁石、その他のピースが樹脂チューブにより被覆され皮膚に直接触れることが無いためアレルギーの発症を抑えることができる。
最も大きな効果は、樹脂チューブが熱収縮性であるため、樹脂チューブに磁石、その他のピースを内部に収納した後に、熱を加えることで、収縮して内部の収納物を拘束することができ、磁気ネックレス、磁気ブレイスリスト等の磁気リングの製造が容易となり、大掛かりな装置も必要としない利点を有している。このために製造コストを引き下げることができる。
以下、この考案の実施例を図面にもとづいて説明する。
図1、図2には、この考案の磁気リング1が示され、磁気リング1としての磁気ネックレスが具体的として開示されている。この磁気リング1は、樹脂チューブにより被覆の環状のリング本体2と、このリング本体2内に収納される磁石や所定の大きさの天然石又はトルマリン等からなるピース群3と、リング本体2と、このリング本体2の両端部に位置する接着留め具4a、4bとにより構成される。
前記リング本体2は、所定の口径(例えば7mm程)を有し、所定の長さ(例えば53cm程)の樹脂チューブ5により被覆されたもので、その樹脂チューブ5は、熱収縮性を持っている。この熱収縮性の樹脂チューブ5は、ポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリフッ化ビニリデンから形成されている。
リング本体2の製造は、図3に示されるように、まず樹脂チューブ5を用意する。その樹脂チューブ5は両端が開口され、その内部に、所定の大きさの天然石6を所定数挿入し、それと共に磁石7を挿入する。この作業を繰り返すことで、リング本体2内に所定の天然石6ごとに磁石7が配置される。それから、樹脂チューブ5の両端部に、接着留め具4a、4bとなる磁石8をそれぞれ挿入する。当然ながら、その磁石8の極性は接着のための対向側は反対磁極となっている。
そして、その後に、樹脂チューブ5に熱を加える。120℃程の温度により加熱することで、樹脂チューブ5は収縮をおこし、内部の天然石6及び磁石7を拘束する。これにより、天然石6及び磁石7の配列が固定される。同時に両端部の磁石8も拘束され、両端部に接着留め具4a、4bが作られる。
この接着留め具4a、4bは、その対峙する部分には、接着のために反対磁極となっていることは前述した通りで、樹脂チューブ5の端が収縮により内側に回り込むことで拘束片5aとなって口径を縮めて磁石8の離脱が防がれている。なお、このネックレスの磁極は、ネックレスに挿入される磁石7の極性と整合することが望ましい。
この考案に係る磁気リング1を装着した場合に、外皮となる樹脂チューブ5により覆われえるために、天然石6及び磁石7が直接肌に触れることがなく、良好な装着感が得られる。また、磁石による磁石の効果、天然石又はトルマリン石による効果も得られる。
図4には、この考案の磁気リング1としての磁気ブレイスリストが具体的例として示され、この例も実施例1の磁気ネックレスと長さのみが相違するだけで、同一の符号を付して説明を省略するが、実施例1と同一の作用効果を奏している。
1 磁気リング
2 リング本体
3 ピース群
4a,4b 接着留め具
5 樹脂チューブ
5a 拘束片
6 天然石
7 磁石
8 接着留め具用の磁石
2 リング本体
3 ピース群
4a,4b 接着留め具
5 樹脂チューブ
5a 拘束片
6 天然石
7 磁石
8 接着留め具用の磁石
Claims (5)
- 磁石と、その他のピースとで構成され、特定又は不特定に配列されるピース群と、このピース群を拘束し、内部に列状に配置した樹脂チューブが外皮となるリング本体と、このリング本体の両端部に一対の磁石をそれぞれ極性の異なるように配した接着留め具とを備えたことを特徴とする磁気リング。
- 前記樹脂チューブは、熱収縮性を有するものであることを特徴とする請求項1記載の磁気リング。
- 前記樹脂チューブの収縮により、その両端部に設けられる前記接着留め具となる一対の磁石間に、磁石とその他のピースが列状に配置、拘束されてなることを特徴とする請求項1又は2記載の磁気リング。
- 前記その他のピースが天然石から成ることを特徴とする請求項1記載の磁気リング。
- 前記磁石間に複数配置される天然石のいずれかをトルマリン石としたことを特徴とする請求項4記載の磁気リング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010004484U JP3162748U (ja) | 2010-07-02 | 2010-07-02 | 磁気リング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010004484U JP3162748U (ja) | 2010-07-02 | 2010-07-02 | 磁気リング |
Publications (1)
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JP3162748U true JP3162748U (ja) | 2010-09-16 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017191692A1 (ja) * | 2016-05-02 | 2017-11-09 | 株式会社サン・シャレーヌ | 装身具 |
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2010
- 2010-07-02 JP JP2010004484U patent/JP3162748U/ja not_active Expired - Fee Related
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WO2017191692A1 (ja) * | 2016-05-02 | 2017-11-09 | 株式会社サン・シャレーヌ | 装身具 |
KR20180095908A (ko) * | 2016-05-02 | 2018-08-28 | 상샤레느주식회사 | 장신구 |
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