JP3162625U - 屋根上作業用安全金具 - Google Patents

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肌勢 勝彦
勝彦 肌勢
渉 関口
渉 関口
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Abstract

【課題】屋根上で安全に作業を行うための屋根上作業用安全金具を提供する。【解決手段】屋根に固設した安全金具(21)に作業者の命綱(22)を連結した状態で屋根上作業を行う構成であり、安全金具(21)は、ビスや釘等の固着具(26)により屋根に固設される座板(23)と、該座板から立設された支柱(24)と、該支柱に回転自在に取付けられる環金具(25)を備える。前記環金具(25)は、軸受部(34,34)の間に臨ませて開放された窓開口(36)を形成し、軸受部(34,34)に支柱(24)を挿通したとき前記窓開口(36)の開放部が閉鎖される。軸受部(34)は、支柱(24)のフランジ(33)の上に支持され、支柱のボルト部(32)に環金具の回転を妨げないように抜止めナット(40)を螺着する。【選択図】図3

Description

本考案は、屋根上で安全に作業を行うための屋根上作業用安全金具に関する。
従来、屋根上で瓦葺きや太陽光パネルの設置、その他、種々の屋根上作業を行う場合、屋根に固設した安全金具に作業者の命綱を連結することにより、作業の安全を確保している。
この際、屋根上での作業者の移動を容易とするため、屋根の棟頂部に間隔をあけて一対の安全金具を固設し、安全金具に架け渡した親綱と、該親綱に摺動自在に連結された子綱により命綱を構成し、子綱を作業者の身体の安全ベルトに連結したものが提案されている。
特開平8−53914号公報 特開2000−45536号公報
ところで、このような安全金具は、例えば、野地板にビス等の固着具を介して固着される座板と、該座板に立設されるボルトと、該ボルトの上端部に螺着されるアイナットから成る安全金具(以下、「比較例」という。)を提案することができる。
比較例の安全金具の場合、ボルトが全軸長にわたり雄ネジを形成し、ボルトの下端部を座板に溶接されたナットに螺着し、ボルトの上端部にアイナットのナット部を螺着することにより組立てることができる。
屋根上作業に際して、屋根の高位個所に間隔をあけて少なくとも一対の安全金具を固設し、それぞれの安全金具のアイナットのリング部に親綱を固着し、該親綱に子綱を摺動自在に連結することにより、作業者の安全が確保される。
ところが、作業者が屋根上を歩行移動しながら作業を行うと、子綱に連結された親綱が緊張と弛緩を繰り返しつつ振動し、振動をアイナットに伝達する。
そこで、比較例の場合は、アイナットのリング部が親綱の振動を受けると、振動や親綱の引張角度による影響で、螺着が弛み、場合によっては螺着が外れるおそれがある。
また、アイナットのリング部の直径が小さい場合は、親綱を連結するためのシャックル等を介装する必要があり、この場合、部品点数の増加と、高所での作業工数の増加という好ましくない結果を招来する。
本考案は、上記課題を解決した屋根上作業用安全金具を提供するものであり、その手段として構成したところは、屋根上に固設された安全金具(21)に作業者の命綱を連結した状態で屋根上作業を行う構成において、前記安全金具は、固着具により屋根に固設される座板と、該座板から立設された支柱と、該支柱に回転自在に取付けられる着脱可能な環金具を備え、前記支柱は、軸方向の中間部にフランジを固着すると共に、上端の軸端部にボルト部を形成し、前記環金具は、前記支柱に回転自在に外挿される軸受部から横向きに取付部を延設し、該取付部に窓開口を介して親綱取付用の軸杆を形成し、前記環金具の軸受部を前記フランジの上に支持させた状態で支柱に外挿し、前記支柱のボルト部に環金具の回転を妨げないように抜止めナットを螺着して成る点にある。
本考案の好ましい実施形態において、前記環金具は、上下に配置された一対の軸受部から横向きに延設された一対のアームと該アームを連結する軸杆により窓開口を形成した取付部を構成し、前記窓開口を上下の軸受部の間に臨ませて開放し、上下の軸受部に挿通される支柱により前記窓開口の開放部を閉鎖するように構成している。
屋根の傾斜方向を傾斜軸(X)とすると共に、該傾斜軸(X)に直交する水平方向を交差軸(Y)としたとき、前記座板は、交差軸(Y)の上下方向の折曲に対抗する耐力リブを形成することが好ましい。
前記耐力リブは、前記交差軸(Y)とほぼ平行に延びる座板の両側縁部を上向きに折曲することにより形成するのが良い。
請求項1に記載の本考案によれば、座板23に立設した支柱24に対して、環金具25が軸受部34をフランジ33に支持させた状態で回転自在に外挿され、支柱24のボルト部32に該環金具25の回転を妨げないように抜止めナット40を螺着した構成であるから、環金具25が支柱24を中心として自由に回転し、支柱24に回転力を伝達しないので、命綱22からの振動や、命綱22の引張角度による影響を受け難く、支柱24のボルト部における螺着の弛みを将来するおそれがなく、作業者の安全を確保する。
そして、本考案の安全金具21は、命綱22の親綱22Aを取付けて使用する他、子綱22Bを直接取付けて使用することもでき、その場合、環金具25は、子綱22Bが引かれる方向に向けて、支柱24を中心とする360度の範囲で自由な姿勢をとることが可能であり、作業者の歩行移動に好適に対応できる。
この際、請求項2に記載の本考案によれば、屋根上に安全金具21を列設すると共に親綱22を架け渡す際に、支柱24を立設する座板23をビス等の固着具26で屋根の所定個所に固設する一方、分離独立した自由な状態で環金具25に親綱22を連結し、その後、親綱22と共にそれぞれの環金具25を安全金具21の支柱24に取付けることができるので、危険な高所での作業が容易となる。
しかも、万一、作業者が足を滑らせ又は転倒し、命綱22から強大な引張力Pを伴う衝撃が環金具25に作用したとき、環金具25は、窓開口36の開放部を狭める方向にアーム38、38を変形させることが可能であるから、衝撃時の荷重吸収効果を期待することができる。
そして、請求項3又は請求項4に記載の本考案によれば、作業者の転倒等による強大な引張力Pにより支柱24が傾く場合でも、耐力リブ30により座板23の二つ折り状の折曲変形を阻止すると共に、上向き力Uを生じる端部23cの上向き円弧状の変形を許すので、下向き力Dを生じる端部23bが野地板27にめり込んで破損することを防止し、このため、固着具26の離脱による安全金具21の脱落を招来するおそれがなく、作業者の安全を確保できる。
本考案の1実施形態に係る安全金具を屋根上に固設し、親綱を架け渡した状態を示す斜視図である。 本考案の1実施形態に係る安全金具を屋根上に固設した状態で、親綱を架け渡す方法を示す斜視図である。 本考案の1実施形態に係る安全金具の分解状態を示す斜視図である。 本考案の1実施形態に係る安全金具の組立状態を示す斜視図である。 本考案の1実施形態に係る安全金具を屋根上に固設した状態を示す断面図である。 本考案の1実施形態に係る安全金具における耐力リブの作用を示す斜視図である。 耐力リブの別の実施形態を示す斜視図である。
以下図面に基づいて本考案の好ましい実施形態を詳述する。
図1に示すように、屋根の傾斜方向を傾斜軸Xとすると共に、該傾斜軸Xに直交する水平方向を交差軸Yとしたとき、傾斜軸Xに関する屋根の高位個所において、交差軸Yの方向に間隔をあけて複数の安全金具21が固設される。図示実施形態の例において、命綱22は、親綱22Aと子綱22Bにより構成され、屋根に固設された3個の安全金具21のうち、両端に配置された安全金具21が親綱22Aの支持手段21aを構成し、中間に配置された安全金具21が親綱22Aの案内手段21bを構成している。しかしながら、本考案は、固設する安全金具21の個数を問うものではなく、例えば、1個の安全金具21を固設し、該安全金具21に子綱22Bを直接取付けて使用しても良い。尚、安全金具21を固設する個所は、棟頂部の近傍でも良いが、作業者の作業領域に対して相対的に高位の個所等とされ、屋根上の作業者が落下する方向の反対側の個所とするのが好ましい。
安全金具21は、座板23と、該座板23から立設された支柱24と、該支柱24に回転自在に取付けられる着脱可能な環金具25により構成されており、前記座板23を複数本のビスや釘等の固着具26により屋根に固着した状態で使用される。尚、固着具26は、野地板27又は野地板の下側の垂木に進入し、座板23を強固に固着する(図5参照)。
図示実施形態の例において、図1に示すように、親綱22Aは、中間に配置された安全金具21(21b)の環金具25に遊動自在に挿通され、該親綱22Aの両端に設けたループ22aを両端に配置された一対の安全金具21(21a)の環金具25に挿着される。親綱22Aの中間部には、子綱22Bの一端が連結金具等を介して摺動自在に連結され、該子綱22Bの他端は作業者の身体に装着した安全ベルトに連結され、親綱22Aと子綱22Bにより命綱22を構成する。
屋根上に安全金具21を列設すると共に親綱22Aを架け渡す際に、図2に示すように、各安全金具21は、環金具25を取外した状態で、座板23を固着具26により屋根の所定個所に固設される。これにより、環金具25は、分離独立した自由な状態とされているので、中間に配置される安全金具21(21b)の環金具25に親綱22Aを挿通し、両端に配置される安全金具21(21a)の環金具25に親綱22Aのループ22aを挿着した後、親綱22Aと共にそれぞれの環金具25を安全金具21の支柱24に取付けることができ、危険な高所での作業を容易とする。
ところで、図1に示すように、作業者が子綱22Bを連結した状態で屋根上を歩行移動しつつ作業を行うとき、親綱22Aが緊張と弛緩を繰り返しつつ振動し、振動を安全金具21の環金具25に伝達する。この際、環金具25は、支柱24に回転自在に取付けられているので、図示矢印Rで示すように、振動や親綱22Aの引張角度に応じて自由に回転する。このため、環金具25の回転力が支柱24に伝達されることはない。
そして、万一、作業者が足を滑らせ又は転倒し、子綱22Bから親綱22Aに引張力Pが作用すると、安全金具21には親綱22Aの衝撃による負荷Tが与えられるが、後述するように、環金具25の変形により衝撃荷重を吸収し、しかも、座板23の耐力リブにより安全金具21の脱落を防止し、作業者の安全を確保する。
図3ないし図5に示すように、前記座板23は、必要十分な強度を有する厚さの金属板によりほぼ矩形板状に形成され、上面中央に固定ナット28を溶接等で固着しており、該固定ナット28の両側に位置して複数を1組とした孔29を貫設している。この際、図示のように、相互に1組とされる孔29は、固定ナット28に対して前記傾斜軸X方向に配置することが好ましく、各組を構成する複数の孔29は、相互に交差軸Y方向に位置をずらせて配置することが好ましい。
座板23は、交差軸Yの上下方向の折曲に対抗する耐力リブ30を形成している。図3ないし図5に示す実施形態の場合、前記交差軸Yとほぼ平行に延びる座板23の両側縁部23a,23aを上向きに折曲することにより耐力リブ30、30を形成している。
前記支柱24は、必要十分な強度を有する金属その他のロッド又はパイプ等により形成されており、下端の軸端部に雄ネジを設けることにより下側ボルト部31を形成し、上端の軸端部に雄ネジを設けることにより上側ボルト部32を形成しており、シャンクブランクとされた軸方向の中間部24aにフランジ33を溶接等で固着している。
前記環金具25は、必要十分な強度を有する金属その他のロッド又はパイプ等を鍛造又はプレス等することにより形成されており、前記支柱24の中間部24aに回転自在に外挿される軸受部34から横向きに取付部35を延設し、該取付部35に窓開口36を介して命綱取付用の軸杆37を形成している。
図示実施形態の場合、環金具25は、上下に配置された一対の軸受部34、34から横向きに延設された一対のアーム38、38と該アームを連結する軸杆37により窓開口36を形成した取付部35を構成し、前記窓開口36を上下の軸受部34、34の間に臨ませて開放しており、図4に示すように、上下の軸受部34、34に前記支柱24の中間部24aを挿通したとき、前記窓開口36の開放部が前記中間部24aにより閉鎖されるように構成している。
そこで、前記座板23と支柱24は、前記固定ナット28に下側ボルト部31を螺着することにより、相互に組立てられ、これにより、支柱24が座板23に立設される。この際、必要に応じ、下側ボルト部31に弛み止め用のロックナット39を螺着しても良い。
また、前記支柱24と環金具25は、該環金具25の下側の軸受部34を前記フランジ33の上に支持させた状態で、上下の軸受部34、34を支柱24の中間部24aに外挿し、上側ボルト部32に抜止めナット40を螺着することにより、相互に組立てられ、これにより、環金具25が支柱24に回転自在に軸支される。この際、必要に応じ、上側ボルト部32に弛み止め用のロックナット41を螺着しても良い。
前記抜止めナット40は、環金具25の回転を妨げないように螺着される。例えば、図5に示すように、抜止めナット40を上側ボルト部32に強く締着したときでも、該抜止めナット40が上側の軸受部34との間に隙間Sを形成するように、上側ボルト部32の雄ネジが支柱24の上端の軸端部にのみ形成されている。これにより、環金具25は、下側の軸受部34をフランジ33により支持された状態で、中間部24aの軸周りを自由に回転し、抜止めナット40を連れ回りさせることはない。
上述のように、複数の安全金具21を屋根上に列設すると共に親綱22Aを架け渡す際に、各安全金具21は、支柱24を立設した座板23を固着具26により野地板27に固着される。この際、座板23は、耐力リブ30を交差軸Yとほぼ平行になるように向けて配置される。環金具25は、支柱24に取付ける前に、親綱22Aを連結される。親綱A22の両端は、窓開口36の開放部から一方の軸受部34をループ22aに通すことにより、該ループ22aを軸杆37に取付けられ、このような取付けが完了した後に、環金具25を支柱24に回転自在に取付けられる。中間位置に配置される安全金具21の環金具25は、支柱24に取付ける前に、窓開口36に親綱22Aを挿通させられ、その後、支柱24に回転自在に取付けられる。このように、支柱24から分離独立した自由な状態の環金具25に親綱22Aを連結した後、該環金具25を支柱24に取付けることができるので、危険な高所での作業が容易となる。
そして、屋根上に列設された全ての安全金具21は、環金具25を回転自在としている8ので、親綱22Aの振動や引張角度に好適に対応して回転し、該環金具25の回転を支柱24に伝達することはない。図示省略しているが、環金具25に直接子綱22Bを取付けて使用する場合も同様である。
ところで、万一、作業者が足を滑らせ又は転倒し、命綱22(図例の場合は親綱22A)の強大な引張力Pを伴う衝撃により、安全金具21に負荷Tが与えられると、モーメントにより支柱24が図6に示す角度θのように傾くことになる。これにより、環金具25は、支柱24の傾き方向の分力を伴う衝撃荷重を受け、座板23は、交差軸Yの上下方向の折曲力を受けることにより、負荷Tが向かう側の端部23bに下向き力Dを生じ、反対側の端部23cに上向き力Uを生じる。
環金具25は、上述のように、上下の軸受部34、34の間に臨んで窓開口36を開放しているので、上側の軸受部34が抜止めナット40に支持された状態で、前述のような衝撃荷重を受けたとき、図6に鎖線で示すように、下側のアーム38の変形を介して下側の軸受部34が上向きに移動可能であり、このような窓開口36の開放部を狭めるように変形することにより、衝撃時の荷重を吸収することが可能である。
また、座板23は、上述のように、支柱24の傾斜軸X方向の両側で固着具26により野地板27に固着されているため、前記上向き力Uを生じる端部23cが野地板27から浮き上がろうとする。しかしながら、座板23の両側縁部23a、23aは、折曲力に対抗する耐力リブ30、30を形成しているので、該両側縁部23a、23aの折曲変形を許さない反面、図示のように、耐力リブ30、30の間に位置する端部23cを上向き円弧状に変形させつつ野地板27から浮き上がることを許す。従って、耐力リブ30、30により、座板23が二つ折り状に折損することを阻止し、固着具26が野地板27から引き抜かれることを防止する。
その一方において、仮に、座板23を交差軸Y方向に完全な剛体構造とする場合は、下向き力Dを生じる端部23bが野地板27にめり込み、野地板27を破損するだけでなく、破損された野地板27から固着具26が離脱する危険がある。この点に関して、本考案の実施形態は、前述のように、端部23cを上向き円弧状に変形させながら最小限の範囲で浮き上がることを許す構成であるから、これにより支柱24のモーメントを吸収しつつ前記端部23bが野地板27にめり込むことを好適に防止する。
図7は、耐力リブ30の別の実施形態を示しており、座板23の上面の対角線方向に4本の耐力リブ30を溶接等で固着している。この場合も、支柱24に強大なモーメントが作用したとき、耐力リブ30により座板23の二つ折り状の折曲変形を阻止すると共に、上向き力Uを生じる端部23cの上向き円弧状の変形を許すことにより、下向き力Dを生じる端部23bが野地板27にめり込むことを防止できる。
21 安全金具
21a 支持手段
21b 案内手段
22 親綱
23 座板
23a 側縁部
23b、23c 端部
24 支柱
24a 中間部
25 環金具
26 固着具
28 固定ナット
29 孔
30 耐力リブ
31 下側のボルト部
32 上側のボルト部
33 フランジ
34 軸受部
35 取付部
36 窓開口
37 軸杆
38 アーム
39、41 ロックナット
40 抜止めナット

Claims (4)

  1. 屋根上に固設された安全金具(21)に作業者の命綱を連結した状態で屋根上作業を行う構成において、
    前記安全金具(21)は、固着具(26)により屋根に固設される座板(23)と、該座板から立設された支柱(24)と、該支柱に回転自在に取付けられる環金具(25)を備え、
    前記支柱(24)は、軸方向の中間部(24a)にフランジ(33)を固着すると共に、上端の軸端部にボルト部(32)を形成し、
    前記環金具(25)は、前記支柱(24)に回転自在に外挿される軸受部(34)から横向きに取付部(35)を延設し、該取付部に窓開口(36)を介して命綱取付用の軸杆(37)を形成し、
    前記環金具(25)の軸受部(34)を前記フランジ(33)の上に支持させた状態で支柱(24)に外挿し、前記支柱のボルト部(32)に環金具の回転を妨げないように抜止めナット(40)を螺着して成ることを特徴とする屋根上作業用安全金具。
  2. 前記環金具(25)は、上下に配置された一対の軸受部(34,34)から横向きに延設された一対のアーム(38,38)と該アームを連結する軸杆(37)により窓開口(36)を形成した取付部(35)を構成し、前記窓開口(36)を上下の軸受部(34,34)の間に臨ませて開放し、上下の軸受部に挿通される支柱(24)により前記窓開口(36)の開放部を閉鎖するように構成して成ることを特徴とする請求項1に記載の屋根上作業用安全金具。
  3. 屋根の傾斜方向を傾斜軸(X)とすると共に、該傾斜軸(X)に直交する水平方向を交差軸(Y)としたとき、前記座板(23)は、交差軸(Y)の上下方向の折曲に対抗する耐力リブ(30)を形成して成ることを特徴とする請求項1又は2に記載の屋根上作業用安全金具。
  4. 前記耐力リブ(30)は、前記交差軸(Y)とほぼ平行に延びる座板(23)の両側縁部(23a,23a)を上向きに折曲することにより形成されて成ることを特徴とする請求項3に記載の屋根上作業用安全金具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018040390A (ja) * 2016-09-05 2018-03-15 株式会社ケー・エフ・シー ワイヤー係止具及び係止アダプター

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