JP3161095B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JP3161095B2
JP3161095B2 JP29735492A JP29735492A JP3161095B2 JP 3161095 B2 JP3161095 B2 JP 3161095B2 JP 29735492 A JP29735492 A JP 29735492A JP 29735492 A JP29735492 A JP 29735492A JP 3161095 B2 JP3161095 B2 JP 3161095B2
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    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
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    • B41J2002/14419Manifold
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
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    • B41J2202/01Embodiments of or processes related to ink-jet heads
    • B41J2202/12Embodiments of or processes related to ink-jet heads with ink circulating through the whole print head

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  • Ink Jet (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインク滴を飛翔させ記録
紙等の媒体上にインク像を形成するインクジェット方式
の記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のインクジェット記録装置として、
図7に示すように例えば特開平3ー187761号公報
に開示されている。
【0003】記録ヘッド201は、複数のインク吐出口
202、202、…を備えた圧力室203、203、…
を有しており、リザーバ204と連通している。リザー
バ204はインク供給通路205とインク排出通路20
6に連通しており、インクタンクと接続されている。イ
ンクタンクからポンプによってインク供給通路、リザー
バ、インク排出通路を通って再びインクタンクに戻る循
環経路が構成されている。このような構成をとることに
より、インク供給通路やリザーバ内に滞留した気泡をイ
ンクタンク内に排出することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】インクジェット記録装
置の場合、インク吐出口からのインクの吐出速度や吐出
量を極めて高精度に管理することが、印字品質上非常に
重要である。インクの吐出速度や吐出量を左右する因子
は非常に多いが、その中で圧力室内のインク圧力を使用
条件や環境下において安定的に制御することが最も重要
である。
【0005】インク吐出口が多数配列さているインクジ
ェットヘッドとりわけ印字媒体の記録幅ほぼ全体に渡っ
てインク吐出口が配列されているいわゆるラインヘッド
型のインクジェットヘッドの場合には、リザーバの長さ
が長いため、印字のデューティが大きい場合には、この
中を流れるインクの圧力損失により、圧力室内のインク
圧力が低下してしまいインク吐出速度や吐出量が変化し
てしまうという課題を有していた。
【0006】さらに、リザーバ内の気泡や異物をポンプ
の圧送により移動させるために所定の移動速度が必要で
あるが、リザーバ内のインクの流動による圧力損失を小
さくするためには所定の断面積を持たせることが必要と
なる。しかしながらインクの移動速度は流量が一定の場
合には断面積が大きいほど遅くなってしまい、所定の移
動速度を確保するためには、非常に大量のインクを流動
する必要があり、ポンプ等装置の大型化招いていた。
【0007】また、インク蒸発やその他の原因によりイ
ンク中に発生した気泡またはごみ等の異物、粘度増加し
たインク等が圧力室内やその周辺に存在すると、インク
吐出状態に変化をきたし、さらには吐出不能な状態にな
ってしまう。通常これらの不具合は、インク吐出口近傍
から発生するものが最も多い。前述の従来例において
は、インクを循環させることでリザーバ内やインク供給
通路、インク排出通路内の気泡はインクタンクに排出す
ることが可能であるが、最も重要である圧力室内の気泡
やその他の異物を除去することができない。そのため、
圧力室内の気泡や異物を除去するために、空吐出を高頻
度で行う必要があり、インク消費量が多く、また排出さ
れたインクの処理を大型化する必要があるという課題を
有していた。
【0008】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであって、その目的とするところは、圧力室内のイ
ンク圧力を安定的に制御し、かつリザーバ内の気泡や異
物を確実に除去するとともに、圧力室内の気泡や異物を
もインクを失う事なく除去することができる、信頼性が
高くランニングコストの安いインクジェット記録装置を
提供するこである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のインクジェット
記録装置は、インクを吐出するインク吐出口を備えた複
数の圧力室と、前記複数の圧力室にインク供給口を介し
て連通するリザーバを有し、前記圧力室内の圧力を高
め、インク吐出口からインクを吐出するインクジェット
記録装置において、前記リザーバは、その一端にインク
を貯溜するインクタンクと接続される第1のインク口
と、他端に第2のインク口とを有し、且つ前記第1のイ
ンク口から第2のインク口に向かって断面積が小さく形
成されており、前記第1のインク口から第2のインク口
に至るリザーバ内の最小となる断面積は、インクタンク
からインク口に至る少なくとも一方の流路の断面積より
も大きく、前記第1のインク口から第2のインク口に至
るリザーバ内のインピーダンスは、複数のインク供給口
からインク吐出口に至るインピーダンスの総和/インク
口の数よりも小さいことを特徴とする。また、本発明の
インクジェット記録装置は、インクを吐出するインク吐
出口を備えた複数の圧力室と、前記複数の圧力室にイン
ク供給口を介して連通するリザーバを有し、前記圧力室
内の圧力を高め、インク吐出口からインクを吐出するイ
ンクジェット記録装置において、前記圧力室は第1のイ
ンク供給口を介して第1のリザーバと、第2のインク供
給口を介して第2のリザーバと連通しており、前記第1
のリザーバはその一端にインクタンクと接続される第1
のインク口を、他端に第2のインク口を有し、前記第2
のリザーバは一端に第3のインク口を、他端に第4のイ
ンク口を有し、第1のリザーバの断面積は第1のインク
口から第2のインク口に向かって小さくなっており、第
2のリザーバの断面積は第3のインク口から第4のイン
ク口に向かって小さくなっていることを特徴とする。ま
た、前記第1のインク口から前記第2のインク口に向か
って、前記第3のインク口から前記第4のインク口に向
かってインクを流動する手段を有することを特徴とす
る。また、前記リザーバのどちらか一方または両方にあ
る複数のインク口は、前記第1のインク口または/およ
び前記第3のインク口の水平面に対する最も上部の位置
は、前記第2のインク口または/および前記第4のイン
ク口の水平面に対する最も上部の位置と同等以下である
ことを特徴とする。また、前記第1のインク口から第2
のインク口に至るリザーバ内のインピーダンスは、複数
のインク供給口からインク吐出口に至るインピーダンス
の総和/インク口の数よりも小さいことを特徴とするイ
ンクジェット記録装置。また、前記インク吐出口は記録
媒体の記録幅のほぼ全体に渡って配列されているライン
ヘッドであることを特徴とする。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の第1の実施例のインクジェ
ット記録装置の斜視図である。1は、インクジェットヘ
ッド(以下ヘッドという)である。ノズルプレート19
には、ノズル20、20、20…が1列状に列設されて
いる。ノズル20の列の長さは、インク滴を付着させる
記録媒体の幅とほぼ同等である。図1は、説明を容易に
するためにノズルプレート19をヘッド1から分解して
表している。圧力室18、18、18…は、ノズル20
に1対1に対向して列設されている。圧力室18の一端
は、第1のインク供給口を介して第1のリザーバ2に連
通している。圧力室18の他端は第2のインク供給口を
介して第2のリザーバ3に連通している。各圧力室18
は、隔壁26により隔てられている。第1のインク口4
は、第1のリザーバ2の一端に設けられている。図示さ
れていない第2のインク口は、第1のリザーバ2の他端
に設けられている。第3のインク口6は、第2のインク
口と対向した位置の第2のリザーバ3の一端に設けられ
ている。第4のインク口は、第2のリザーバの他端に第
1のインク口4と対向して設けられている。第1の供給
管8は第1の流路開閉制御弁15を介して第4のインク
口とインクタンク21を連結している。第2の供給管9
は3方弁16を介して、1方は第3のインク口6と3方
弁16とを、1方は3方弁16とインクタンク21と
を、1方は3方弁16とサブタンク14とを連結してい
る。第3の供給管10は第1のインク口4とサブタンク
14を連結している。第4の供給管11は第2の流路開
閉制御弁17を介して第2のインク口6とインクタンク
21を連結している。第5の供給管27はインクタンク
21とサブタンク14を連結している。第5の供給管2
7にはサブタンク14に連通する途中にポンプ手段12
と逆止弁13が配置している。ポンプ手段12と第1、
第2の流路開閉制御弁15、17と3方弁16と逆止弁
13は、インク22を循環させる循環路を選択するため
の手段である。インクタンク21には、インク22がレ
ベル23まで満たされている。第1、第2、第4、第5
の供給管8、9、11、27の端部は、インク22の中
に埋没するようになっている。インクタンク21には、
図示しないインク検出器が設置されている。インク22
のレベル23が端部近傍に達するとインク検出器が作動
してインクタンク21へのインクの補充を要求する。第
1、第2、第3、第4、第5の供給管8、9、10、1
1、27は、例えばポリエチレンチューブ、ステンレス
パイプ等から構成されている。本実施例では、パイプ状
の第1、第2、第3、第4、第5の供給管8、9、1
0、11、27を使用しているが、インク22の流路と
なる溝を形成した板状部材の上に板状部材を積層した構
造をとることもできる。
【0011】図2は、本発明の第1の実施例の第1のイ
ンク口4と第4のインク口7におけるヘッド1の部分断
面図である。ヘッド1は、ノズルプレート19とスペー
サ32と隔離板33とフレーム34とベース35の積層
構造となっている。本実施例では、ヘッド1を接着積層
することにより構成したが、締結してい積層することも
可能である。ノズルプレート19は、ステンレスプレー
トやニッケルの電鋳から構成されている。ノズル20
は、プレス加工や電鋳、エッチング等の加工により形成
される。本実施例のノズル20は直径50μm、長さ1
00μmの円筒形を呈している。但し、ノズル20の形
状は、所望するインク滴の飛行速度や体積により大きく
変化する。スペーサ32は、隔離板33とノズルプレー
ト19との間隔を厳密に管理する為に用いられている。
スペーサ32はステンレスをエッチング加工されたもの
から構成されている。その他感光性樹脂をノズルプレー
ト19や隔離板33にラミネートした後現像形成した
り、レーザー加工により形成することも可能である。ス
ペーサの厚みは、圧力室18の間隔に相当する。隔離板
33は、インク22が振動子31に接触するのを防止し
ている。フレーム34は、振動子31の挿入される貫通
穴40と、第1、第2のリザーバ2、3を形成する凹部
を2ヶ所有している。第1、第2のリザーバ2、3は、
フレーム34と隔離板33とスペーサ32とノズルプレ
ート19により形成されている。ベース35は、振動子
31を挟持している。振動子31は、PZT等の圧電材
料から構成されている。ベース35には、第1、第2の
供給管8、10が連結している。接合部は、抜け防止の
為に固定材36により固定されている。第1のリザーバ
2は第1のインク口4からフレーム34の貫通穴39と
ベース35の貫通穴37を経て供給管10に連通してい
る。第2のリザーバ3は第4のインク口7からフレーム
34の貫通穴41とベース35の貫通穴42を経て供給
管8に連通している。次に、インク滴の吐出動作につい
て簡単に説明する。振動子31は、図示しない回路基板
からの電気信号を図示しない電気配線を介して受けて伸
縮運動する。インク滴を吐出するためには、振動子31
を伸縮する方向に変形させる。この変形により圧力室1
8の体積が増大、減少する。この減少する過程において
圧力室18に存在していたインクは、第1、第2のリザ
ーバ2、3の方向とノズル20の方向に押し出される。
この時ノズル20の方向に押し出されたインクがインク
滴となり空気中を飛翔する。本実施例では、インク滴を
吐出させる為の駆動源としてPZTからなる振動子を使
用している。他の駆動源として回路基板から供給された
電気エネルギーを熱エネルギーに変換し、その結果発生
した気泡の圧力によりインク滴を飛翔させるサーマルイ
ンクジェットを用いることも可能である。図3は、本実
施例に使用したチューブポンプの斜視図である。71
は、固定台である。固定台71は、動力源であるモータ
76が、固定板77と固定ねじ78により固定されてい
る。モータ軸75には、回転板73が取り付けられてい
る。回転板73は十字状の形態を呈している。回転板7
3の4つの端には、ローラ軸74、74、74、74を
介してローラ72、72、72、72が回転可能なよう
に固定されている。チューブ79は、ローラ72と固定
台71の間に挟まれるように押圧されて設置されてい
る。モータ76が回転することにより回転板73が回転
する。回転板73の回転に伴いローラ72がチューブ7
9を押圧しながら転動する。この時チューブ79の内部
のインクがローラ72の転動方向に輸送される。
【0012】図4は、本発明の本実施例のインクの供給
路のブロック図である。簡単のためヘッド1は、ノズル
プレート19を外して圧力室18と第1、第2のリザー
バ2、3のみを表している。以下、充填モード、供給モ
ード、回復モードの3つの動作モードについて説明す
る。
【0013】(充填モード)ヘッド1にインクを初期充
填する工程について説明する。本実施例のインクジェッ
ト記録装置は、まず第1ステップとして図示しないキャ
ップでノズル20を覆う。第2ステップとして以下2つ
の循環路が選択され、ポンプ手段12を動作させインク
が充填される。第1の循環路は第1、第2の流路開閉制
御弁15、17を開放状態にし、3方弁16により第2
の供給管9が第3のインク口6とサブタンク14とを連
通するようにする。ポンプ手段12を動作させることに
より、インクタンク21の内部のインク22はサブタン
ク14を介して第1のリザーバ2と第2のリザーバ3へ
移送され、第1、第4の供給管8、11を経て再びイン
クタンク21に戻る経路である。第2の循環路は、第1
の流路開閉制御弁15と第2の流路開閉制御弁17を閉
鎖状態にし、3方弁16により第2の供給管9が第3の
インク口6とインクタンク21とを連通するようにす
る。ポンプ手段12を動作させることにより、インクタ
ンク21の内部のインク22はサブタンク14を介して
第1のリザーバ2の第1のインク口4へ移送され、列設
された圧力室18を経てインクタンク21に戻る経路で
ある。本実施例のヘッドは、以上の手順で循環路を選択
され、最後に再び第1の循環路がインク22で充填さ
れ、ヘッド1の内部に残留する気泡は、インクタンク2
1に送り出される。この時ノズル20は、キャップで覆
われているため、インク22がノズル20から漏れ出す
ことはない。従って、本実施例のインクジェット記録装
置は、初期充填持にノズル20からインク22を失わな
いという特徴を有している。第3ステップとして、ヘッ
ド1がインク22で満たされたと判断される所定時間経
過後にポンプ12の動作を停止させ、キャップをノズル
プレート19から外し、ノズルプレート19の表面に残
留したインク22を図示しないゴムブレードでクリーニ
ングする。
【0014】(供給モード)インク滴を吐出する場合の
インク22の供給動作について説明する。この時第1、
第2の流路開閉制御弁15、17を開放状態にし、3方
弁16により第2の供給管9を第3のインク口6とイン
クタンク21とを連通する。インク滴を吐出する場合、
インクタンク21から第1、第2、第3、第4の供給管
8、9、10、11、第1、第2のリザーバ2、3、圧
力室18に至る経路は完全にインク22で満たされてい
て気泡等が存在していない状態である。この場合インク
22は、第1、第2、第3、第4の供給管8、9、1
0、11の4方からヘッド1に供給される。ここでポン
プ手段12はチューブポンプであり、動作を停止してい
る状態ではインク22を流すことはできない構成である
ため、本実施例のインクジェット記録装置は、ポンプ手
段12に並列に逆止弁13を配設している構造である。
逆止弁13は、インクタンク21からヘッド1の方向へ
インク22を流す機能を有する。逆に逆止弁13は、ヘ
ッド1からインクタンク21の方向へインク22を流さ
ない機能を有する。また、チューブポンプのローラ72
をチューブ79から離接する機構を設けることも可能で
ある。この場合、逆止弁13を用いなくても、ローラ7
2をチューブ79から離すことにより供給モードが実現
できる。
【0015】(回復モード)ノズル20の目詰まりを復
帰させる工程を説明する。第1、第2の流路開閉制御弁
15、17を閉鎖状態にし、3方弁16により第2の供
給管9をインク口6とサブタンク14を連通させる。イ
ンクタンク21の内部のインク22はポンプ手段12を
介して第1のリザーバ2の第1のインク口4と第2のリ
ザーバ3の第3のインク口6へ移送される。この場合ヘ
ッド1の内部のインク22の圧力は大気圧に対して正圧
になる。また、ノズル20にはキャップが施されていな
い。そのため、インク22が目詰まりを起こしていない
ノズル20から勢いよく噴出する。その結果、本実施例
のインクジェット記録装置は、加圧動作を所定時間継続
することにより任意の目詰まりノズル20を復帰させる
ことが可能な構造である。
【0016】次に各部の断面形状及びインピーダンスに
ついて説明する。第1のリザーバ2と第2のリザーバ3
の断面は、ほぼ同等に形成されている。そして、第1の
インク口から第2のインクに向けて、第3のインク口か
ら第4のインク口に向けてのリザーバ2、3の断面積が
連続的に減少するように形成されている。第1のリザー
バ2の第2のインク口5からインクタンク22に至る経
路、および第2のリザーバ3の第4のインク口7からイ
ンクタンク22に至る経路の断面積は、リザーバの断面
積の最小となる部分よりも小さく形成されている。
【0017】ポンプ手段12はチューブポンプで構成さ
れており、ポンプ手段12にかかる負荷に対して十分余
裕のあるように設計されている。そのため、流路の粘性
による圧力損失にかかわらずほぼ一定量のインクを吐き
出すことが可能である。各部の流路の各断面を通るイン
クの質量流量は等しい。また、インクはほぼ非圧縮性流
体と見なせるため、各部の断面積と平均流速はとの積は
一定である。
【0018】一方、流路内の気泡や沈澱物等の異物の移
動しやすさは、インクの流速と相関があり、流速が速い
ほど気泡や異物が移動しやすいことが実験的に確認され
ている。
【0019】第1、第2の流路開閉制御弁15、17を
開き、3方弁16により第2の供給管9を第3のインク
口6とサブタンク14とを連通させ、ポンプ12を動作
させる循環モードの場合、本実施例のように断面を形成
した流路構成であると、第1のインク口4および第3の
インク口6付近のインク流速は遅く、第2のインク口5
および第4のインク口7付近に近ずくにつれて流速が速
くなる。さらに、第2のインク口5からインクタンク2
1に至る供給管11、および第4のインク口7からイン
クタンク22に至る供給管8のインク流速は、リザーバ
内のインク流速に比べて速くなっている。気泡や沈澱物
等の異物は流路中の接続部や屈曲部、断面形状の異なっ
ている部分等には滞留しやすい。本発明によればインク
口5、7に向かってインクの流速が速くなっているた
め、ポンプ手段12による吐き出し量を的切な量に制御
することで、リザーバ内の異物は完全にインク口5、7
に移動させることができる。インク口5、7に移動した
異物は、供給管8、11に侵入するが、供給管内の流速
はさらに速くなっているため、異物を確実にインクタン
ク21に移動させることができる。
【0020】循環モードにおいては、ポンプ手段12に
より強制的にインクが移動するが、供給モードにおいて
はインクは毛細管力により供給される。この時のインク
が移動するための力はポンプ手段12による力よりも小
さい。そのため、インク流路の流路抵抗はインクの移動
に対して無視できなくなる。すなわち、同時に駆動され
るノズルの数に依存してリザーバとインク供給口との接
続点のインク圧を変動させてしまう。この結果、同時駆
動されるノズルの数の多少によってノズルから吐出され
るインク滴形成状態、例えばインク滴の速度や量に変動
を来すことになる。このような問題点は、リザーバ内の
インピーダンスが各インク供給口から各ノズルに至るイ
ンピーダンスの総和よりも小さくすることで解決でき
る。
【0021】いま、駆動信号によってインク室内のイン
クに圧力変動が生じインク室の体積が膨張すると、ノズ
ル20に形成されていたインクのメニスカスがインク室
内に引き込まれると同時に、リザーバからインク供給口
を介してインク室内にインクが流入する。このとき1ノ
ズルあたりのインク供給口を介してインク室内に流入す
る体積速度Us(m3 /S)とすると、複数のノズルが
同時に吐出するように駆動信号が印加されると、本実施
例においてはインクタンクと接続されているインク口が
4カ所形成されているため、リザーバ内の体積速度Ur
が最大となるインク口付近では Ur≒Us×n/4 で表される。ただしnはノズル数である。
【0022】この流れによるリザーバでの圧力降下ΔP
rは、リザーバのインピーダンスをZrとすると、 ΔPr=Zr・Ur≒Zr×Us×n/4 で表される。
【0023】上式からも明かなように、リザーバの圧力
降下ΔPrは、駆動させるノズルの数nに直接左右さ
れ、従って駆動されるノズルの数により影響を受けて、
インク吐出状態が変動することになる。
【0024】一方インク供給口からノズル20に至るイ
ンピーダンスをZsとすると、インク供給口からノズル
に至る圧力降下ΔPsは ΔPs=Zs・Us で表される。
【0025】駆動されるノズルの数によってインク吐出
状態が変動してしまう問題を回避するためには、インク
供給口からノズルに至る圧力降下ΔPsがリザーバの圧
力降下ΔPrよりも大きくすることで、実質的に印字品
質上問題ないことが実験的に判明した。
【0026】すなわち、全ノズル数をNとすると、 Zr×Us×N/4≦Zs・Us となり、 Zr≦Zs×4/N を満足するように、リザーバのインピーダンスZrとイ
ンク供給口からノズルに至るインピーダンスZsを適正
に構成することによって、インク圧変動の影響を抑制す
ることができる。
【0027】このような条件を満たすためには、リザー
バのインピーダンスZrを小さく、かつインク供給口か
らノズルに至るインピーダンスZsを大きくとればよい
ことになる。インピーダンスは流路の断面形状やヘッド
の構成部材の弾性、インクの密度、粘性等さまざまな要
因に支配されるが、この中で特に大きく左右する要因は
流路の断面積である。リザーバのインピーダンスZrを
小さくするためには、リザーバの断面積を大きくするこ
とが最も有効である。
【0028】しかしながら前述したように循環モードに
おいて、リザーバの断面積を大きくすると気泡や沈澱物
等の異物が移動しにくくなる。ポンプ手段12の吐き出
し量を大きくすることである程度解決できるが、インク
供給管との接続部であるインク口付近に滞留する気泡等
の異物は移動させることが非常に困難であるが、本発明
のようにインク口に向かってリザーバの断面積を小さく
していくことで印字品質に影響の無い程度のリザーバ断
面積を確保しながら異物の除去が可能な構成をとること
が可能となる。また、本実施例において第1のリザーバ
2と第2のリザーバ3は、ほぼ対称形に構成されてい
る。そのため、印字時の供給モードにおいては、4つの
インク口4、5、6、7から各圧力室18、18、18
…までのインピーダンスはほぼ等しくなるようになって
いる。このことから、各ノズルのインク滴吐出状態を均
一にすることができ、印字品質の優れたインクジェット
記録装置を実現することができる。また、第2のリザー
バ3に形成されている第3のインク口6の水平面に対す
る最も上部の位置は、第4のインク口の水平面に対する
最も上部の位置よりも低くなるように設定されている。
インク中に浮遊する気泡は浮力の影響で水平面に対して
上部に移動していく。第2のリザーバ内に浮遊する気泡
は第2のリザーバの上壁部分に滞留しやすい。しかしな
がら第2のリザーバの上壁は第3のインク口6から第4
のインク口7に向かって水平面に対してほぼ水平あるい
は上側傾斜しているため、上壁付近に滞留した気泡はさ
らに容易にインクタンクに移動させることができる。
【0029】また、図5に示すように第1のリザーバ5
2、第2のリザーバ53ともに、第1のインク口54か
ら第2のインク口55に向かって、第3のリザーバ56
から第4のリザーバ57に向かって、リザーバの上壁が
水平面に対して上部に傾斜しているように構成すること
も効果的である。なお、図中68は圧力室であり、イン
クタンクやその他のインク供給経路は省略してある。
【0030】第1の実施例においては圧力室が2カ所の
インク供給部を有し、2つのリザーバと連通するように
構成されているが、図6は圧力室が1つのリザーバと連
通している第2の実施例のインクの供給路のブロック図
を示す。本実施例において、ヘッド101は複数の圧力
室118、118、118…列設されている。圧力室1
18、118、118…にはそれぞれ図示されていない
ノズルが配置されている。隣接する圧力室118間は隔
壁126、126、126…により仕切られている。各
圧力室118、118、118…は共通のリザーバ10
2と連通している。リザーバ102の一端には第1のイ
ンク口104が、他端には第2のインク口105が配置
されている。第1のインク口104には第1の供給管1
08が接続されており、ポンプ手段112を介してイン
クタンク121内のインク122に連通されている。第
2のインク口105には第2の供給管109が接続され
ており、インクタンク121内のインク122に連通さ
れている。ポンプ手段112は図3に示すようなチュー
ブポンプを用いているが、ピストンポンプやギアポンプ
等を用いても、本発明は全く同様な効果を有する。
【0031】次にインクの供給について説明する。本実
施例のインクジェット記録装置は以下の3つのモードに
より、インクが供給される。
【0032】(インク充填モード)2つの供給路路が選
択され、ポンプ手段112を動作させインクが充填され
る。第1の供給路は、図示していないノズルを図示して
いないキャップで覆う。そしてポンプ手段112を動作
させ図中矢印方向にインクを移送させる。インクタンク
121内のインク122は供給管108を通って第1の
インク口104に移送され、リザーバ102、第2のイ
ンク口105、第2の供給管109を経て、再びインク
タンク121に戻る経路で循環される。供給管やリザー
バ内の気泡や沈澱物等の異物はインクタンク121に移
動される。所定時間経過後、第2の供給路が選択され
る。第2の供給路は図示していないキャップを外すこと
により実施される。ポンプ手段112を動作させながら
キャップを徐々に解放していくと、インクは第2の供給
管109を通ってインクタンク121に戻るとともに、
徐々に圧力室118にインクが供給され、ノズルを通っ
てヘッド外に放出される。圧力室118内の気泡やその
他の異物はインクとともにヘッド外に放出される。放出
されたインクは図示していない廃インク受けに回収され
る。所定時間経過後ポンプ手段112を停止し、充填モ
ードが完了する。
【0033】(インク供給モード)供給モードはポンプ
手段を停止した状態である。ノズルから印字に使用され
たインク分は毛細管力によりインクタンク121から供
給管108、109、リザーバ102を通って圧力室1
18に供給される。ポンプ手段112は停止時にはイン
クが通過することができないが、逆止弁113は図中矢
印方向にインクが通過できるため、インクを圧力室に供
給することができる。
【0034】(インク排出モード)排出モードは、キャ
ップを解放した状態でポンプ手段112を動作させ実施
される。インク122は第1の供給管108、第1のイ
ンク口104を通ってリザーバ102に至る。そして第
2のインク口105を通ってインクタンク121に戻る
経路と、圧力室118を通ってノズルからヘッド外に放
出する経路を通る。目詰まりの発生したノズルや、圧力
室118内の気泡やその他の異物はヘッド外にインクと
ともに排出される。
【0035】リザーバの断面積は、第1のインク口10
4から第2のインク口105に向かって徐々に縮小して
いくように形成されている。このことより、前述したよ
うにリザーバ102内に存在する気泡やその他の異物は
容易にインクタンク121に移動させりことができる。
さらに、第1のインク口104の水平面に対して最も上
部の位置は第2のインク口105の水平面に対して最も
上部の位置と同等になるように形成されているため、よ
り効果的にリザーバ102内の気泡をインクタンク12
1に移動させることができる。
【0036】以上実施例中には、リザーバとインクタン
クとを連通するインク口な数は、1本のリザーバに対し
て2個に限定されるわけではなく、3個以上複数あるよ
うに構成しても全く同様な効果を得ることができる。
【0037】
【発明の効果】本発明のインクジェット記録装置は、イ
ンクを吐出するインク吐出口を備えた複数の圧力室と、
前記複数の圧力室にインク供給口を介して連通するリザ
ーバを有し、前記圧力室内の圧力を高め、インク吐出口
からインクを吐出するインクジェット記録装置におい
て、前記リザーバは、その一端にインクを貯溜するイン
クタンクと接続される第1のインク口と、他端に第2の
インク口とを有し、且つ前記第1のインク口から第2の
インク口に向かって断面積が小さく形成されており、前
記第1のインク口から第2のインク口に至るリザーバ内
の最小となる断面積は、インクタンクからインク口に至
る少なくとも一方の流路の断面積よりも大きく、前記第
1のインク口から第2のインク口に至るリザーバ内のイ
ンピーダンスは、複数のインク供給口からインク吐出口
に至るインピーダンスの総和/インク口の数よりも小さ
いことにより、第1のインク口から第2のインク口に向
かってインクを移送させることで、リザーバ内に混入し
た気泡や沈殿物などの異物を確実に第2のインク口へ移
動させることができる。また、第1のインク口から第2
のインク口に至るリザーバ内のインピーダンスが、複数
のインク供給口からインク吐出口に至るインピーダンス
の総和/インク口の数よりも小さいことにより、インク
を吐出するノズルの数によらず常に安定したインク吐出
状態を維持することができ、印字品質の優れたインクジ
ェット記録装置を得ることができる。また、本発明のイ
ンクジェット記録装置は、インクを吐出するインク吐出
口を備えた複数の圧力室と、前記複数の圧力室にインク
供給口を介して連通するリザーバを有し、前記圧力室内
の圧力を高め、インク吐出口からインクを吐出するイン
クジェット記録装置において、前記圧力室は第1のイン
ク供給口を介して第1のリザーバと、第2のインク供給
口を介して第2のリザーバと連通しており、前記第1の
リザーバはその一端にインクタンクと接続される第1の
インク口を、他端に第2のインク口を有し、前記第2の
リザーバは一端に第3のインク口を、他端に第4のイン
ク口を有し、第1のリザーバの断面積は第1のインク口
から第2のインク口に向かって小さくなっており、第2
のリザーバの断面積は第3のインク口から第4のインク
口に向かって小さくなっていることにより、第1のイン
ク口から第2のインク口及び、第3のインク口から第4
のインク口に向かってインクを移送させることで、リザ
ーバ内に混入した気泡や沈殿物などの異物を確実に第2
のインク口及び第4のインク口へ移動させることができ
るという効果を有する。さらには印字時の供給モードに
おいては、4つのインク口から各圧力室までのインピー
ダンスほぼ等しくすることができ、各ノズルのインク滴
吐出状態を均一にすることができ、印字品質の優れたイ
ンクジェット記録装置を実現することができる。また、
係るインクジェット記録装置において、第1のインク口
から第2のインク口に向かって、第3のインク口から第
4のインク口に向かってインクを流動する手段を有する
ことにより、気泡や沈殿物などの異物を確実に第2のイ
ンク口及び第4のインク口からリザーバ外へ排出し、イ
ンクタンクへ移動させることができるという効果を有す
る。また、係るインクジェット記録装置において、リザ
ーバのどちらか一方または両方にある複数のインク口
は、第1のインク口または/および第3のインク口の水
平面に対する最も上部の位置は、第2のインク口または
/および第4のインク口の水平面に対する最も上部の位
置と同等以下であることにより、リザーバ内に混入した
気泡の浮力を利用して第2のインク口及び第4のインク
口へ移動させるというさらなる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のインクジェット記録装
置の斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施例のインクジェット記録装
置のヘッド構成を説明するための部分断面図である。
【図3】本発明のインクジェット記録装置の1実施例の
ポンプの構成を説明するための斜視図である。
【図4】本発明の第1の実施例のインクジェット記録装
置のインクの供給路のブロック図である。
【図5】本発明の第1の実施例のインクジェット記録装
置のリザーバの他の構成例を示す模式図である。
【図6】本発明の第2の実施例のインクジェット記録装
置のインクの供給路のブロック図である。
【図7】従来のインクジェット記録装置のインクの供給
路の構成を説明する図である。
【符号の説明】
1 インクジェットヘッド 2 第1のリザーバ 3 第2のリザーバ 4 第1のインク口 5 第2のインク口 6 第3のインク口 7 第4のインク口 12 ポンプ手段 18 圧力室 20 ノズル 21 インクタンク

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを吐出するインク吐出口を備えた
    複数の圧力室と、前記複数の圧力室にインク供給口を介
    して連通するリザーバを有し、前記圧力室内の圧力を高
    め、インク吐出口からインクを吐出するインクジェット
    記録装置において、 前記リザーバは、その一端にインクを貯溜するインクタ
    ンクと接続される第1のインク口と、他端に第2のイン
    ク口とを有し、且つ前記第1のインク口から第2のイン
    ク口に向かって断面積が小さく形成されており、 前記第1のインク口から第2のインク口に至るリザーバ
    内の最小となる断面積は、インクタンクからインク口に
    至る少なくとも一方の流路の断面積よりも大きく、前記
    第1のインク口から第2のインク口に至るリザーバ内の
    インピーダンスは、複数のインク供給口からインク吐出
    口に至るインピーダンスの総和/インク口の数よりも小
    さいことを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 インクを吐出するインク吐出口を備えた
    複数の圧力室と、前記複数の圧力室にインク供給口を介
    して連通するリザーバを有し、前記圧力室内の圧力を高
    め、インク吐出口からインクを吐出するインクジェット
    記録装置において、 前記圧力室は第1のインク供給口を介して第1のリザー
    バと、第2のインク供給口を介して第2のリザーバと連
    通しており、前記第1のリザーバはその一端にインクタ
    ンクと接続される第1のインク口を、他端に第2のイン
    ク口を有し、前記第2のリザーバは一端に第3のインク
    口を、他端に第4のインク口を有し、第1のリザーバの
    断面積は第1のインク口から第2のインク口に向かって
    小さくなっており、第2のリザーバの断面積は第3のイ
    ンク口から第4のインク口に向かって小さくなっている
    ことを特徴とするインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のインク口から前記第2のイン
    ク口に向かって、前記第3のインク口から前記第4のイ
    ンク口に向かってインクを流動する手段を有することを
    特徴とする請求項2記載のインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 前記リザーバのどちらか一方または両方
    にある複数のインク口は、前記第1のインク口または/
    および前記第3のインク口の水平面に対する最も上部の
    位置は、前記第2のインク口または/および前記第4の
    インク口の水平面に対する最も上部の位置と同等以下で
    あることを特徴とする請求項2記載のインクジェット記
    録装置。
  5. 【請求項5】 前記第1のインク口から第2のインク口
    に至るリザーバ内のインピーダンスは、複数のインク供
    給口からインク吐出口に至るインピーダンスの総和/イ
    ンク口の数よりも小さいことを特徴とする請求項2記載
    のインクジェット記録装置。
  6. 【請求項6】 前記インク吐出口は記録媒体の記録幅の
    ほぼ全体に渡って配列されているラインヘッドであるこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2記載のインクジ
    ェット記録装置。
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