JP3160973B2 - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JP3160973B2
JP3160973B2 JP31903291A JP31903291A JP3160973B2 JP 3160973 B2 JP3160973 B2 JP 3160973B2 JP 31903291 A JP31903291 A JP 31903291A JP 31903291 A JP31903291 A JP 31903291A JP 3160973 B2 JP3160973 B2 JP 3160973B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、VTR、DAT等の記
録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】いわゆる8ミリ方式のVTRにおいて、
例えばサーチモードで所望の記録信号の位置を検出する
ためのインデックス(検出)信号の記録を行うことがで
きる。すなわち図5は8ミリ方式のVTRの記録フォー
マットの要部の概略を示したものである。この図におい
て映像信号の記録領域とディジタル音声信号の記録領域
との間にインデックス信号の記録領域が設けられてい
る。
【0003】ここでインデックス信号は、例えば映像信
号及びディジタル音声信号の再生中に記録、消去が行わ
れる必要がある。そこでインデックス信号の記録、消去
時には、通常再生モードの装置を記録再生ヘッドがイン
デックス信号の記録領域を走査する期間のみ記録モード
にする。そしてこのヘッドにインデックス信号または消
去信号を供給して、いわゆるオーバーライトにて記録ま
たは消去が行われるようにしている。
【0004】ところでこのような8ミリ方式のVTRに
おいて、磁気テープを標準の移送速度(SP)とこれよ
り遅い移送速度(LP)とで記録再生することが行われ
る。この場合に、磁気テープ上のトラックパターンが変
化され、特に記録トラック幅が変化される。すなわち図
6において、Aは標準の移送速度(SP)で記録された
場合のトラックパターン、Bは遅い移送速度(LP)で
記録された場合のトラックパターンを示す。
【0005】これに対して、上述の標準の移送速度(S
P)と遅い移送速度(LP)での記録再生を1組のヘッ
ドを兼用して行う装置が実施されている。このような装
置では、例えば遅い移送速度(LP)での記録トラック
に相当する記録再生幅を有するヘッドが用いられる。従
ってこの場合のトラックパターンは、例えば図7に示す
ようになる。すなわち同図のAは標準の移送速度(S
P)で記録された場合のトラックパターン、同図のBは
遅い移送速度(LP)で記録された場合のトラックパタ
ーンを示す。ここで標準の移送速度(SP)で記録され
た場合のトラックパターンは各トラックの間に無記録の
領域(ガードバンド)が形成される。
【0006】ところがこのような装置において、例えば
標準の移送速度(SP)の専用のヘッドを有する装置で
記録された磁気テープを再生する場合が生じる。その場
合にトラックパターンとヘッドとの関係は同図のCに示
すようになる。なお図中の破線はヘッドの走査軌跡を示
す。ここで映像信号、ディジタル音声信号、インデック
ス信号の再生は支障なく行われる。
【0007】しかしながらこのような装置において、イ
ンデックス信号を消去する必要が生じることがある。そ
の場合に、兼用ヘッドに規定の消去信号を供給して消去
を行うと、図中の破線で示すヘッドの走査軌跡の範囲は
消去されるものの、その両側の上述のガードバンドに相
当する範囲は消し残されてしまう。このため例えばサー
チモードで所望のインデックス信号の検出を行おうとし
たときに、消し残されたインデックス信号が検出されて
誤動作を生じる恐れがあった。
【0008】なお映像信号及びディジタル音声信号の記
録時には、標準の移送速度(SP)で記録された場合の
トラック幅より広いイレーズヘッドで先行消去が行われ
るので、上述の消し残りが生じることはない。従って上
述の消し残りの問題は、例えば標準の移送速度(SP)
の専用ヘッドで記録された磁気テープを、標準の移送速
度(SP)と遅い移送速度(LP)の兼用ヘッドで再生
し、そのインデックス信号を記録、消去する場合にのみ
生じるものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、標準の移送速度(SP)の専用ヘッドで記録され
た磁気テープを、標準の移送速度(SP)と遅い移送速
度(LP)の兼用ヘッドで再生し、そのインデックス信
号を記録、消去する場合に、ヘッドの走査軌跡の範囲は
記録、消去されるものの、その両側の範囲は消し残され
てしまい、その後にサーチモードで所望のインデックス
信号の検出を行おうとしたときに、消し残された信号が
検出されて誤動作を生じる恐れがあったというものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、標準速度のト
ラック幅より狭い記録再生幅を有するヘッド2a、2b
を用いる記録再生装置において、記録された磁気テープ
1を再生すると共にこの再生トラック上に記録された検
出信号の処理(回路9)を行う際に、少なくとも上記検
出信号の消去時に上記ヘッドに供給される電流値を、上
記標準速度での処理のときのみ増加させる手段(アンプ
24、スイッチ11)を設けたことを特徴とする記録再
生装置である。
【0011】
【作用】これによれば、検出信号の消去時にヘッドに供
給される電流値を増加させることにより、ヘッドの走査
軌跡の両側の範囲も消去され、消し残された信号が検出
されて誤動作が生じる恐れを除くことができる。
【0012】
【実施例】図1はいわゆる8ミリ方式のVTRの構成を
示す。この図において、1は磁気テープであって、この
磁気テープ1は回転ヘッド2の周囲の180°以上の範
囲に巻き付けられる。そしてこの180°より大きく巻
き付けられた範囲で、ディジタル音声信号が記録再生さ
れるようになっている。
【0013】そこで記録時には、まず映像入力端子3か
らの信号が記録処理回路4に供給される。この記録処理
回路4からの信号がスイッチ5a、5bに供給され、こ
のスイッチ5a、5bで1フィールドごとに交互に選択
されて2つのチャンネルに振り分けられる。このスイッ
チ5a、5bからの信号が、それぞれ記録アンプ6a、
6b、記録制御スイッチ7a、7bを通じて回転ヘッド
2の2つのヘッド2a、2bに供給される。
【0014】また音声入力端子8からの信号がディジタ
ル処理回路9に供給される。このディジタル処理回路9
からの信号がFM変調器10、通常は図示の側に切り換
えられているスイッチ11を通じてスイッチ5a、5b
に供給される。そしてこのスイッチ5a、5bで1フィ
ールドごとに交互に選択されて上述の映像信号と逆のチ
ャンネルに振り分けられる。
【0015】さらに12は回転ヘッド2を駆動するスピ
ンドルモータ、13は磁気テープ1を移送するキャプス
タンモータである。これらのスピンドルモータ12及び
キャプスタンモータ13はそれぞれサーボ回路14にて
サーボ運転される。そして記録時には、記録処理回路4
から入力映像信号の同期信号がサーボ回路14に供給さ
れて、モータ12及び13がそれぞれ入力映像信号に同
期して駆動されると共に、スイッチ5a、5bの切り換
えが制御される。
【0016】これに対して再生時には、回転ヘッド2の
2つのヘッド2a、2bからの信号がそれぞれ再生アン
プ15a、15bを通じてスイッチ16に供給される。
このスイッチ16がサーボ回路14にて回転ヘッド2の
180°回転ごとに切り換えられて、2つのチャンネル
に振り分けられた映像信号が連続して取り出される。こ
のスイッチ16からの信号が再生処理回路17に供給さ
れ、この再生処理回路17からの信号が映像出力端子1
8に取り出される。なお再生処理回路17から再生映像
信号中の制御信号がサーボ回路14に供給され、この制
御信号にてキャプスタンモータ13の駆動が制御され
て、トラッキング制御が行われる。
【0017】また再生アンプ15a、15bからの信号
がスイッチ19に供給され、このスイッチ19がサーボ
回路14にて回転ヘッド2の180°回転ごとにスイッ
チ16と逆の側に切り換えられる。そしてこのスイッチ
19からの信号がFM復調器20を通じてディジタル処
理回路9に供給され、このディジタル処理回路9からの
信号が音声出力端子21に取り出される。
【0018】さらに22はモード制御回路であって、操
作表示パネル23からの操作信号にて記録、再生、サー
チ及び標準の移送速度(SP)かこれより遅い移送速度
(LP)か等の動作モードが決定される。そしてこのモ
ード制御回路22からの信号がサーボ回路14に供給さ
れて、決定された動作モードに応じた制御が行われる。
またディジタル処理回路9にて所定の処理が行われる。
【0019】そしてこの装置において、記録または再生
モードでインデックス(検出)信号の記録を行う場合に
は、操作表示パネル23を操作する。これによってこの
操作信号がモード制御回路22を通じてディジタル処理
回路9に供給され、所定のインデックス信号が形成され
て磁気テープ1の所定の期間に記録される。なお再生モ
ードのときは、所定の期間のみスイッチ7a、7bがオ
ンされることによって記録が行われる。
【0020】またインデックス信号を用いたサーチモー
ドでは、サーチ中の再生信号がディジタル処理回路9に
供給される。そして所定のインデックス信号が再生され
ると、この検出信号がモード制御回路22を通じてサー
ボ回路14に供給されて、磁気テープ1の移送が停止さ
れる。
【0021】さらに再生モードでインデックス信号の消
去を行う場合には、操作表示パネル23を操作する。こ
れによってこの操作信号がモード制御回路22を通じて
ディジタル処理回路9に供給され、所定の消去信号が形
成される。またインデックス信号の記録期間のみスイッ
チ7a、7bがオンされることによって、磁気テープ1
の所定の期間が消去される。
【0022】そしてさらにこの装置において、磁気テー
プ1が標準の移送速度(SP)で記録されているとき
は、再生処理回路17とサーボ回路14でそれが検出さ
れる。そしてこの標準の移送速度(SP)で記録されて
いる磁気テープ1に対してインデックス信号の消去を行
う場合には、スイッチ11を図示とは逆に切り換えて、
ディジタル処理回路9からの消去信号がアンプ24で例
えば3倍のレベルに増幅されて消去が行われるようにさ
れる。
【0023】すなわちこの装置において、再生モードで
インデックス信号の記録、消去を行う場合には、例えば
図2のA、Bに示すようなヘッド2a、2bからの再生
信号に対して、同図のC、Dに示すようにスイッチ7
a、7bがオンされる。またインデックス信号の記録信
号は、図3のAに示すような例えば5.8MHzと2.
9MHzの1波FM信号で形成されると共に、消去信号
は、同図のBに示すような例えば5.8MHzの連続信
号で形成される。そして磁気テープ1が標準の移送速度
(SP)で記録されているときのインデックス信号の消
去を行う場合には、この消去信号が同図のCに示すよう
に例えば3倍のレベルに増幅される。
【0024】従ってこの装置において、図4に示すよう
な標準の移送速度(SP)の専用のヘッドを有する装置
で記録された磁気テープを再生してインデックス信号の
消去を行う場合には、消去信号が例えば3倍のレベルに
増幅されることによってヘッド2aまたは2bの両側に
も拡大して発生され、ヘッド2a、2bの走査軌跡の両
側の部分まで消去が行われる。
【0025】こうして上述の装置によれば、検出信号の
消去時にヘッド2a、2bに供給される電流値を増加
(アンプ24)させることにより、ヘッドの走査軌跡の
両側の範囲も消去され、消し残された信号が検出されて
誤動作が生じる恐れを除くことができるものである。
【0026】なお上述の装置において、インデックス信
号の記録は規定のレベルで行われる。その場合に、ヘッ
ド2a、2bの走査軌跡の両側に記録されない部分が生
じても再生、検出は問題なく行うことができる。また磁
気テープ1が兼用ヘッドを用いて標準の移送速度(S
P)で記録されていた場合には、走査軌跡の両側にガー
ドバンドが生じるので、3倍のレベルで消去を行っても
問題はない。
【0027】さらにこの装置は、回転ヘッドを用いてデ
ィジタル信号の記録再生を行うDAT等にも適用でき
る。
【0028】
【発明の効果】この発明によれば、検出信号の消去時に
ヘッドに供給される電流値を増加させることにより、ヘ
ッドの走査軌跡の両側の範囲も消去され、消し残された
信号が検出されて誤動作が生じる恐れを除くことができ
るようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による記録再生装置の一例の構成図であ
る。
【図2】その説明のためのタイミングチャート図であ
る。
【図3】その説明のための信号の波形図である。
【図4】その説明のためのトラックパターンを示す線図
である。
【図5】インデックス信号の説明のための図である。
【図6】トラックパターンの説明のための図である。
【図7】従来の技術の説明のための図である。
【符号の説明】
1 磁気テープ 2 回転ヘッド 2a、2b ヘッド 3 映像入力端子 4 記録処理回路 5a、5b、11、16、19 スイッチ 6a、6b 記録アンプ 7a、7b 記録制御スイッチ 8 音声入力端子 9 ディジタル処理回路 10 FM変調器 12 スピンドルモータ 13 キャプスタンモータ 14 サーボ回路 15a、15b 再生アンプ 17 再生処理回路 18 映像出力端子 20 FM復調器 21 音声出力端子 22 モード制御回路 23 操作表示パネル 24 アンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 5/00 - 5/024 G11B 15/087 101 G11B 20/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 標準速度のトラック幅より狭い記録再生
    幅を有するヘッドを用いる記録再生装置において、 記録された磁気テープを再生すると共にこの再生トラッ
    ク上に記録された検出信号の処理を行う際に、 少なくとも上記検出信号の消去時に上記ヘッドに供給さ
    れる電流値を、上記標準速度での処理のときのみ増加さ
    せる手段を設けたことを特徴とする記録再生装置。
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