JP3160745U - パーマ整髪用ロッド巻具 - Google Patents

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Abstract

【課題】部分あてパーマにおいて、毛髪をロッドに1回転巻きつけるに際し、ロッドの外周にそって巻きつける毛髪の毛先側を、根元側の毛髪による壁を突き抜けて通すことを容易とする、パーマ整髪用ロッド巻具を提供する。【解決手段】把持可能な柱状の本体1と、該本体の軸方向外方に延設され、筒状のパーマ整髪用ロッドを着脱自在に同軸に装着支持する支持軸2と、該支持軸に装着されたパーマ整髪用ロッドの外周に対して毛髪を圧接させる髪押え部材3とを備えるパーマ整髪用ロッド巻具において、前記髪押え部材3の該圧接させる部分がパーマ整髪用ロッドの外周に沿って湾曲した板状の櫛であることを特徴として、パーマ整髪用ロッド巻具を構成する。【選択図】図1

Description

本考案は、パーマ整髪時に用いるロッドを巻処理するための器具に関するものであり、更に詳しくは、毛髪の根元から毛先にかけての任意の場所で、ロッドに毛髪を1回転巻き付けるための、ロッド巻具に関する。
ヘアスタイルの多様化により、パーマ整髪においても、通常の処理以外に、いわゆる部分あて(毛髪の一部にのみパーマネントウェーブをかけること)のニーズが高まっている。例えば、毛髪の根元部分のみにパーマネントウェーブ(以下、単にパーマとも称する。)をかけたり、中間部分、又は毛先に近い部分のみにパーマをかけたりするものである。しかし、このような場合に、有効にパーマをかけるには、パーマをかける部位が毛髪の先端部である場合を除いては、毛髪をパーマ整髪用ロッド(以下、単にロッドとも称する。)の外周に沿って巻き付けてゆく際に、巻きつける毛髪の毛先側を、根元側の毛髪による壁を突き抜けて通す必要がある。これは手作業による場合は至難の業であり、長期間に渡って習熟した経験者が巧に櫛等を操作しても、効率よく実施することが難しい。一方、毛髪の毛先側を、根元側の毛髪による壁を突き抜けさせずその手前で止める場合には、毛髪はロッドに沿って1回転未満しか巻きつけることができず、かつ、こうしてロッドに巻きつけられた部分より毛先側の毛髪は、ロッド外周に沿う巻き付け方向と反対側に反り返ってしまうため、このままパーマをあてたのでは、自然なウェーブを損なってしまうおそれがある。
毛髪のロッドへの巻きつけを容易化する器具としては、特許文献1記載のパーマネント用ロッド巻具があるが、これでは上記問題は解決できない。
実開平6−36501号公報
本考案は、部分あてパーマにおいて、毛髪をロッドに1回転巻きつけるに際し、ロッドの外周にそって巻きつける毛髪の毛先側を、根元側の毛髪による壁を突き抜けて通すことを容易とする、パーマ整髪用ロッド巻具を提供するものである。
即ち、本考案は、
(1)把持可能な柱状の本体と、該本体の軸方向外方に延設され、筒状のパーマ整髪用ロッドを着脱自在に同軸に装着支持する支持軸と、該支持軸に装着されたパーマ整髪用ロッドの外周に対して毛髪を圧接させる髪押え部材とを備えるパーマ整髪用ロッド巻具において、前記髪押え部材の該圧接させる部分がパーマ整髪用ロッドの外周に沿って湾曲した板状の櫛であることを特徴とする、パーマ整髪用ロッド巻具、
(2)支持軸が、髪押え部材とともに、本体に対して本体の軸を中心として回転する、上記(1)のパーマ整髪用ロッド巻具、
(3)髪押え部材が、該支持軸に装着されたパーマ整髪用ロッドの外周に対して毛髪を圧接させる方向に付勢された、上記(1)又は(2)のパーマ整髪用ロッド巻具、
に関する。
本考案によれば、従来困難であった部分あてパーマにおける毛髪のロッドへの巻き付けが容易になり、作業の効率化を図ることができる。特に、毛髪の根元部分にのみパーマを当てる根元巻きに適用すれば、これまでより、効率よく、しかも毛髪を1回転しっかりとロッドに巻き付けることができるため、髪の毛のボリューム感がアップした仕上がりとすることができる。また、巻き付け作業において、髪押え部材によって毛髪をロッドに押さえつけることができるため、従来巻き付け時にロッドと毛髪が滑らないようにその間に挟んで使用していたペーパーも不要となる。
また、支持軸が、髪押え部材と共に、本体に対して本体の軸を中心として回転する本考案のパーマ整髪用ロッド巻具によれば、巻き付けの操作において本体を把持する手の手首を返えさずとも、支持軸を、例えば親指と人差し指等で回転させることで巻き付けができるので、一層巻き付け操作が容易となる。
さらに、髪押え部材が、該支持軸に装着されたパーマ整髪用ロッドの外周に対して毛髪を圧接させる方向に付勢された、本考案のパーマ整髪用ロッド巻具によれば、該髪押え部材が毛髪をロッドにしっかりと押し付けるため、より一層巻き付け操作が容易となる。
図1は、実施例1のパーマ整髪用ロッド巻具を示した図である。 図2は、図1と同じ状態のものを、上部から見た図である。 図3は、実施例1のパーマ整髪用ロッド巻具に着けて使用するパーマ整髪用ロッド及びそのロッドカバーの一態様について、それぞれ正面図と側面図を示したものである。 図4は、本考案のパーマ整髪用ロッド巻具を使用して、髪の毛をロッドに巻き付ける様子を説明した図である。 図5は、本考案の右利き用のパーマ整髪用ロッド巻具の一態様を更に詳細に示すとともに(実施例2)、該ロッド巻具に使用するロッド及びロッドカバーの一態様を示したものである。
本考案において、把持可能な柱状の本体とは、通常、人の手で把持が可能な柱状の形状をした柄の如きものをいう。柱状とは、円柱、多角柱の如きいずれの形状であってもよく、人の手で把持できる限り特に限定されない。
支持軸は、本体の軸方向外方に延設されたものであるが、本体と接する側と反対側の端部(先端部)において、筒状のパーマ整髪用ロッドを着脱できるものである。該着脱は、例えば、支持軸の該先端部を細い棒状の形状とし、これがロッドの側面に開けられた対応する形状の穴に嵌合することによって達成される。かかる棒状の形状の例としては、円柱又は三角柱、四角柱、五角柱、六角柱等の如き多角柱の形状のものが考えられるが、対応するロッドの穴に嵌合し本発明の効果を奏する限り特に限定されない。但し、本体の軸を中心とする回転に対して該嵌合した状態をしっかりと維持する観点からは、かかる棒状の形状としては、円柱に比べ多角柱の形状のものが好ましい。支持軸は、髪押え部材とともに、本体に対して、本体の軸を中心として、回転するようにすることができる。
髪押え部材は、支持軸に装着されたものであって、支持軸の先端部にロッドが着けられた状態において、該ロッドの外周に対して毛髪を圧接させるように動くことができるものである。髪押え部材の支持軸への装着方法は、かかる機能を発揮する限り特に限定されないが、例えば、図1に示す如きに、髪押え部材を所定のピンを用いて支持軸へ装着することが考えられる。このようにピンを用いた場合、髪押え部材はかかるピンを支点として上下動する。このような髪押え部材は、支持軸に装着されたパーマ整髪用ロッドの外周に対して毛髪を圧接させる方向に付勢されていてもよい。この場合、付勢とは、ある方向に向かう力を付与することをいう。かかる付勢は、例えば、バネなどによって達成することができる。該付勢によって、髪押え部材は、支持軸に装着されたパーマ整髪用ロッドの外周に対して、毛髪を圧接させることができるが、仮にかかる付勢がなされなくても、例えば、髪押え部材の上下動の動き易さを前記ピンの締め付け具合などによって調節することにより、髪押え部材によって毛髪をロッドの外周に対して圧接させた状態で維持することができる。
髪押え部材の、毛髪をロッド外周に対して圧接させる部分(以下、毛髪圧接部とも称する。)は、ロッドの外周に沿うように湾曲した板状の櫛であり、その外観は、例えば、図1及び図2に示す如きである。
この場合の湾曲とは、毛髪圧接部のロッドに相対する面(下面)が湾曲していることを意味し、その裏側の面(ロッドに接しない側の面、つまり上面)については、通常同じ度合いで湾曲するが、かならずしもそのことが必要ではなく、本発明の効果を妨げない限り、いかなる形状であってもよい。該毛髪圧接部のロッドに相対する面の湾曲の度合いは、ロッド外周の湾曲度合いに対して小さい(すなわち、ロッド外周の曲率に対して、毛髪圧接部のロッドに相対する面の曲率は小さい)ものである。
板状の櫛における櫛の歯は、通常、長辺の片方に等間隔の切り込みを入れることにより形成される。図2の如きに、本考案のパーマ整髪用ロッド巻具をその上部から見た場合、右利き用のものは本体から支持軸に延びる方向の本体の軸に対して左側に、左利き用のものは同じ軸に対して右側に、歯が形成されるが、両利き様として、両側に歯が形成されていてもよい。
本考案のパーマ整髪用ロッド巻具の使用方法を、以下、実施例をもとに説明するが、本考案はかかる実施例の範囲に限定されるものではない。
図1は、本考案の一態様である、実施例1の右利き用パーマ整髪用ロッド巻具を示したものである。同図において、本体1の左側に支持軸2が延設されている。かかる支持軸2の先端部21は、ロッドを着脱できるよう、四角柱の形状となっている。髪押え部材3は、ピン4によって、支持軸2に取り付けられており、ピン4を支点として上下動することができる。髪押え部材3の一部である毛髪圧接部31は、湾曲した板状の櫛である。
図2は、実施例1のパーマ整髪用ロッド巻具を上部から見たものである。図3は、実施例1のパーマ整髪用ロッド巻具に着脱するパーマ整髪用ロッド5及びそのロッドカバー6を示したものである。
図4の(a)〜(h)をもとに、本考案のパーマ整髪用ロッド巻具の使用方法を説明する。なお、本図において、本考案のパーマ整髪用ロッド巻具は右利き用のものであり、その支持軸は、髪押え部材とともに、本体に対して本体の軸を中心として回転することができ、かつ、その髪押え部材は、該支持軸に装着されたパーマ整髪用ロッドの外周に対して毛髪を圧接させる方向に付勢されたものである。(a)ヘアパネルを頭皮より薄く分けとり、これを指で保持しゆるまない程度に軽くテンションをかけ、かかるヘアパネルを、根元よりやや中間側のあたりで、ロッドを装着した本考案のロッド巻具を用いて、その髪押え部材の毛髪圧接部31を下ろすことによって、挟み込む。その後ゆっくりと、支持軸2を、ロッドの巻き込み方向(すなわち、図において、矢印の示す如く、手前から下を通って向こう側の方向をいう。かかる方向を、以下、正方向と称し、これと反対方向を逆方向と称する。)へ、毛髪圧接部31の櫛の歯の部分に髪を絡めながら、回転させる。このとき、支持軸2、髪押え部材3及びロッド5は一体となって回転する。(b)支持軸2を、およそ半回転〜4分の3回転程度、正方向に回転させると、巻き付ける髪の毛先側が、根元側の毛髪による壁に突き当たる。(c)毛先側の髪が該壁を突き抜けて立ち上がるよう、支持軸を、正・逆の方向に微調節しながら更に正方向に回転させ、その結果、立ち上がった髪の毛の輪にリングコーム7を通す。(d)リングコーム7を上方に引き上げることによって、毛先側の髪を完全に立ち上げ、適度なテンションをかけながら指で保持する。(e)支持軸を逆方向に回転させ、髪押え部材3の毛髪圧接部31の櫛の歯の部分が髪に絡まない状態にまで戻す。(f)本ロッド巻具の支持軸の先端部21をロッド5から引き抜く。この状態において、髪を一回転巻きつけたロッドは、髪に適度なテンションをかけながら上下にずらすことにより、根元から毛先にかけての任意の場所に移動させることができる状態にある。(g)ロッドを根元方向にずらして下げる。(h)ロッドカバー6で、パチンと止め、ロッドから流れ出た髪を整える。
上記(a)〜(h)は根元巻きの例であるが、(g)において、ロッドを髪の毛の根元ではなく、それ以外の任意の場所に移動させることにより、根元以外の場所に対しても、選択的にパーマをかけることができる。
図5は、本考案の右利き用のパーマ整髪用ロッド巻具の一態様を更に詳細に示したものであり、(a)は本体1と支持軸2(支持軸の先端部21を含む)について、(b)は髪押え部材3(髪押え部材の毛髪圧接部31を含む)について、(c)は前記支持軸の先端部21に着脱されるパーマ整髪用ロッド5及びそのロッドカバー6を示したものである。
本考案によれば、部分あてパーマにおける毛髪のロッドへの巻き付けが容易になり、作業の効率化を図ることができる。特に、毛髪の根元部分にのみパーマを当てる根元巻きに適用すれば、これまでより、効率よく、しかも毛髪を1回転しっかりとロッドに巻き付けることができるため、髪の毛のボリューム感がアップした仕上がりとすることができる。
1 本体
2 支持軸
21 支持軸の先端部
3 髪押え部材
31 髪押え部材の毛髪圧接部
4 ピン
5 パーマ整髪用ロッド
6 ロッドカバー
7 リングコーム

Claims (3)

  1. 把持可能な柱状の本体と、該本体の軸方向外方に延設され、筒状のパーマ整髪用ロッドを着脱自在に同軸に装着支持する支持軸と、該支持軸に装着されたパーマ整髪用ロッドの外周に対して毛髪を圧接させる髪押え部材とを備えるパーマ整髪用ロッド巻具において、前記髪押え部材の該圧接させる部分がパーマ整髪用ロッドの外周に沿って湾曲した板状の櫛であることを特徴とする、パーマ整髪用ロッド巻具。
  2. 支持軸が、髪押え部材とともに、本体に対して本体の軸を中心として回転する、請求項1のパーマ整髪用ロッド巻具。
  3. 髪押え部材が、該支持軸に装着されたパーマ整髪用ロッドの外周に対して毛髪を圧接させる方向に付勢された、請求項1又は2のパーマ整髪用ロッド巻具。
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