JP3160645U - 電動自転車用ブレーキレバー - Google Patents

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彰伸 宇野
裕輔 西川
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Abstract

【課題】アシスト自転車の駆動力補助操作用の操作スイッチを操作しやすくするブレーキレバーを提供する。【解決手段】左ブレーキレバー16rは、モータで駆動力を補助するアシスト自転車用のものである。左ブレーキレバー16rは、取付ブラケット30と、レバー部材31と、複数の操作スイッチとしての第1モード切換スイッチ44c、第2モード切換スイッチ44d及び電源スイッチ44eと、を備えている。取付ブラケット30は、自転車のハンドルバー115に装着可能な装着部41、及び装着部41に連結されたブラケット部42、を有する。レバー部材31は、ブラケット部42に揺動可能に装着されている。第1モード切換スイッチ44c、第2モード切換スイッチ44d及び電源スイッチ44eは、ブラケット部42に配置され、駆動力補助操作用のスイッチである。【選択図】図2

Description

本考案は、ブレーキレバー、特に、人力による駆動をモータにより補助する電動自転車のハンドルバーに装着可能な電動自転車用ブレーキレバーに関する。
自転車のブレーキレバーは、ブレーキ装置と、ケーブル、リンク及び油圧配管等の連結部材により連結され、ブレーキ装置を制動操作するものである。ブレーキレバーは、通常、ハンドルバーに装着される取付ブラケットと、取付ブラケットに揺動可能に装着されたレバー部材と、を備えている。取付ブラケットは、ハンドルバーに装着される装着部と、装着部に連結されたブラケット部と、を有している。装着部は、例えばハンドルバーにクランプ可能に筒状に形成されている。ブラケット部は、レバー部材を揺動自在に装着する。
この種のブレーキレバーにおいて、ハンドルバーに装着される装着部に複数の操作スイッチが設けられたものが従来知られている(例えば、特許文献1参照)。従来のブレーキレバーでは、変速装置を変速操作するための操作スイッチがブレーキレバーの装着部に設けられている。ブラケット部には、操作結果や車速等を表示するための表示部が設けられている。このため、レバー部材を操作する手の親指に近い位置に操作スイッチが配置されるため、頻繁な変速操作を行いやすくなる。
特許第3487840号明細書
前記従来の構成では、ハンドルバーに装着される装着部に複数のスイッチが配置されている。このため、操作スイッチを指で操作しやすくなる。しかし、装着部は通常は筒状に形成されているため、複数の操作スイッチを配置すると、一つ一つの操作スイッチの大きさは、小さいものになり、操作しにくくなるおそれがある。特に、一般の人が使用するアシスト自転車等の電動自転車の場合、操作スイッチが小さいと駆動力補助操作を行いにくい。
本考案の課題は、電動自転車のブレーキレバーに配置される駆動力補助操作用の操作スイッチを操作しやすくすることにある。
考案1に係る電動自転車用ブレーキレバーは、モータで駆動力を補助する電動自転車用のブレーキレバーである。ブレーキレバーは、取付ブラケットと、レバー部材と、操作スイッチと、を備えている。取付ブラケットは、自転車のハンドルバーに装着可能な装着部、及び装着部に連結されたブラケット部、を有する。レバー部材は、ブラケット部に揺動可能に装着されている。複数の操作スイッチは、ブラケット部に配置され、駆動力補助操作用のスイッチである。
このブレーキレバーでは、通常は筒状に形成されるハンドルバーへの装着部ではなく、ブラケット部に電動自転車操作用の複数の操作スイッチが配置されている。このため、装着部に比べて配置面積が大きくなり、複数の大きな操作スイッチを配置することができる。ここでは、駆動力補助操作用の複数の操作スイッチを装着部ではなくブラケット部に配置することにより、複数の操作スイッチの大きさを大きくすることができる。このため、電動自転車用ブレーキレバーに配置される駆動力補助操作用の操作スイッチを操作しやすくなる。
考案2に係る電動自転車用ブレーキレバーは、考案1に記載のレバーにおいて、ブラケット部は、レバー部材の揺動軸と交差する装着平面を有し、複数の操作スイッチは、装着平面に配置された押しボタンスイッチである。この場合には、装着平面が揺動軸と交差して配置されているので、レバー部材を握る手の人差し指や中指で押しボタンスイッチを操作しやすくなる。
考案3に係る電動自転車用ブレーキレバーは、考案1又は2に記載のレバーにおいて、複数の操作スイッチは、電動自転車の駆動力補助モード切換用のスイッチである。この場合には、駆動力補助モードの切り換えを複数の操作スイッチにより行えるので、駆動力補助モードを容易に切り換えできる。
本考案によれば、複数の操作スイッチを装着部ではなくブラケット部に配置することにより、複数の操作スイッチの大きさを大きくすることができる。このため、電動自転車用ブレーキレバーに配置される駆動力補助操作用の操作スイッチを操作しやすくなる。
本考案の一実施形態が採用された自転車の右側面図。 その上方から見たブレーキレバーの平面図。 ブレーキレバーの分解斜視図。 ブレーキレバーの断面図。
図1において、本考案の一実施形態を採用した自転車は人力よる駆動をモータ10により補助するアシスト自転車である。自転車は、ダブルループ形のフレーム体102とフロントフォーク103とを有するフレーム101と、ハンドル部104と、駆動部105と、前輪106fと、後輪106rと、フロントブレーキ装置108f及びリアブレーキ装置108rと、ヘッドライト116と、を備えている。フロントフォーク103は、フレーム体102の前部に斜めの軸回りに揺動自在に装着されている。
フレーム101には、サドル111やハンドル部104を含む各部が取り付けられている。駆動部105は、フレーム体102のハンガ部に設けられた左クランク118a及びギアクランク118bと、ギアクランク118bに掛け渡されたチェーン119と、を有している。前輪106fの中心には、前輪106fの駆動補助用のモータ10が装着されている。フレーム体102のハンガ部の後部には、乗り手の踏力を検出するためのトルクセンサが搭載されたアシスト装置12が装着されている。フレーム体102のシートチューブ102aの後部には、モータ10、アシスト装置12及びヘッドライト116の電源となる、例えばニッケル水素電池やリチウムイオン電池等を用いた蓄電池14が着脱可能に搭載されている。
アシスト装置12は、乗り手の踏力の最大で2倍のアシスト力が発生するようにモータ10を制御可能である。アシスト装置12は、アシスト制御装置13(自転車用回生制動制御装置の一例)を内部に有している。アシスト制御装置13については後述する。複数の回生制動モードと複数のアシストモードとで動作する。具体的には、アシスト装置12は、アシストモードでは、踏力の2倍のアシスト力で補助する手動アシスト1モード、1.5倍のアシスト力で補助する手動アシスト2モード、等倍のアシスト力で補助する手動アシスト3モード、及び0.5倍のアシスト力で補助する手動アシスト4モードの4つの手動アシストモードと、踏力に応じてアシスト量を変化させる自動アシストモードと、で動作する。また、回生制動モードでは、最大回生制動力で回生制動する手動回生制動1モードおよび最大制動力の半分の制動力で制動する手動回生制動2モードとの2つの手動回生制動モードと、制動開始までは後述する右ブレーキレバー16fの移動位置に応じて回生制動による制動力を変化させ、制動開始すると最大制動力で回生制動する自動回生制動モードの3つの回生制動モードで動作する。自動回生制動モードでは、後述する右ブレーキレバー16fの移動位置(後述するレバー部材31の移動位置)に応じて、発電機として機能させたモータ10による前輪106fの制動力を制御する。回生制動モードでは、モータ10から発生する電力を蓄電池14に蓄えつつ前輪106fを制動するようにしている。
ハンドル部104は、フロントフォーク103の上部に固定されたハンドルステム114と、ハンドルステム114に固定されたバーハンドル型のハンドルバー115とを有している。ハンドルバー115の両端には、自転車のハンドル部104を上方から見た図2に示すように、右ブレーキレバー16f及び左ブレーキレバー16rと、グリップ17とが装着されている。ハンドルバーの中央部の横には、表示装置18が固定されている。表示装置18は、液晶ディスプレイ画面18aを有している。液晶ディスプレイ画面18aは、例えば、アシストモードの画面を表示するアシスト画面と、回生制動モードの画面を表示する回生制動画面とに切り換え可能である。なお、ここで自転車の左右は、通常、自転車を後方から見たときに右にあるのを右とし、左にあるのを左と規定している。
<ブレーキレバーの構成>
右ブレーキレバー16fは、フロントブレーキケーブル25fによりフロントブレーキ装置108fに接続されている。左ブレーキレバー16rは、リアブレーキケーブル25rによりリアブレーキ装置108rに接続されている。フロントブレーキケーブル25f及びリアブレーキケーブル25rは、筒状のアウターケーシング25aとアウターケーシング25aに移動自在に装着されたインナーケーブル25bとを有している。
右ブレーキレバー16f及び左ブレーキレバー16rは、ハンドルバー115に着脱自在に装着される取付ブラケット30と、取付ブラケット30に揺動軸40回りに揺動自在に装着されたレバー部材31と、をそれぞれ備えている。
<取付ブラケットの構成>
取付ブラケット30は、図2、図3及び図4に示すように、ハンドルバー115に装着可能に図2上部に配置された装着部41と、装着部41に連結されたブラケット部42と、アウター係止部43と、を有している。装着部41は、図3に示すように、スリット41aを有する筒状の部材であり、スリット41aと交差して配置された固定ボルト45を締め付けることにより取付ブラケット30をハンドルバー115に固定できる。
ブラケット部42は、揺動軸40によりレバー部材31を揺動可能に装着するものであり、その前面に例えば平面で構成された装着面42aを有している。右ブレーキレバー16fの装着面42aには、複数の操作スイッチとしてのライトスイッチ44aと、画面切換スイッチ44bとが左右に並べて配置されている。画面切換スイッチ44bは、表示装置18の液晶ディスプレイ画面18aをアシスト画面と回生制動画面とに切り換えるためのスイッチである。ライトスイッチ44a及び画面切換スイッチ44bは、この実施形態では、大小2つの菱形の押しボタンスイッチである。ライトスイッチ44aを押圧操作する都度、ヘッドライト116がオンオフする。また、画面切換スイッチ44bを押圧操作する都度、表示装置18の液晶ディスプレイ画面18aがアシスト画面と回生制動画面とに切り換わる。
左ブレーキレバー16rの装着面42aには、複数の操作スイッチとしての第1モード切換スイッチ44cと、第2モード切換スイッチ44dと、電源スイッチ44eとが配置されている。第1モード切換スイッチ44cと第2モード切換スイッチ44dとは、大小2つの菱形の押しボタンスイッチであり、左右に並べて配置されている。第1モード切換スイッチ44cは、複数の回生制動モード又は複数のアシストモードを第1方向に順に選択するスイッチである。第2モード切換スイッチ44dは、複数の回生制動モード又は複数のアシストモードを第1方向と逆の第2方向に順に選択するスイッチである。電源スイッチ44eは、第2モード切換スイッチ44dの下方に配置された円形の押しボタンスイッチであり、アシスト装置12の電源をオンオフするスイッチである。第1モード切換スイッチ44cを押圧する都度、回生制動モード又はアシストモードを選択するためのカーソルが第1方向に順に移動する。移動が停止するとそのモードが選択される。第2モード切換スイッチ44dは、同様に第2方向に順にカーソルが移動する。電源スイッチ44eは、押圧操作の都度、アシスト装置12の電源がオンオフされる。
ライトスイッチ44aと、第1モード切換スイッチ44cとは概ね同じ大きさである。画面切換スイッチ44bと、第2モード切換スイッチ44dとは概ね同じ大きさであり、ライトスイッチ44a及び第1モード切換スイッチ44cと相似形で僅かに小さい。これにより、ライトスイッチ44aと画面切換スイッチ44b、及び第1モード切換スイッチ44cと第2モード切換スイッチ44dとを目視しなくても識別しやすくなる。
ライトスイッチ44a、画面切換スイッチ44b、第1モード切換スイッチ44c及び第2モード切換スイッチ44dの外周部は、装着面42aより突出しかつ各スイッチ44a〜44dより凹んで形成された縁部42bにより囲まれている。これにより、各スイッチ44a〜44dの誤操作を防止しやすくなる。
次に、ブラケット部42の内部の構造について説明する。なお、右ブレーキレバー16fと左ブレーキレバー16rとの内部構造は、鏡像の関係にある同じ構造ある。このため、以下の説明では、左ブレーキレバー16rの構成について説明し、右ブレーキレバー16fの構成についての説明は省略する。
図3に示すように、ブラケット部42の内部には、レバー部材31を揺動自在に装着するためのレバー装着空間42cが形成されている。レバー装着空間42cは、レバー部材31が図3に実線で示す初期位置から二点鎖線で示す最大揺動位置の間で揺動可能な形状である。このレバー装着空間42cの上部に揺動軸40が配置されている。
左ブレーキレバー16rは、ブラケット部42の内部に配置された初期位置調整部50と、移動位置検出部53と、をさらに備えている。初期位置調整部50は、レバー部材31の初期位置を調整するためのものである。初期位置調整部50は、調整ボルト51と、ブラケット部42に形成されたネジ孔52と、を有している。調整ボルト51は、例えば、丸頭ねじである。ネジ孔52は、アウター係止部43の上方でレバー部材31に接触可能にブラケット部42が外側面からレバー装着空間42cに向けて形成されている。調整ボルト51を、ネジ孔52にネジが締まる方向にねじ込むことにより、レバー部材31の初期位置が最大揺動位置側に揺動する。これにより、手の小さい乗り手でもレバー部材31を握りやすくなる。
移動位置検出部53は、レバー部材31の初期位置からの揺動ストロークを検出するものである。移動位置検出部53は、ブラケット部42の初期位置調整部50の上方に配置されている。移動位置検出部53に対向して磁石54がレバー部材31に埋め込まれている。移動位置検出部53は、例えば、磁石54の磁界の大きさに応じたアナログ電流を出力して磁石54との距離を計測可能なリニアホール素子55を有している。したがって、リニアホール素子55からの出力により磁石54との距離を検出でき、レバー部材31の揺動ストロークを検出できる。このため、初期位置調整部50によりレバー部材31の初期位置が調整されても、調整された初期位置をリニアホール素子55からの出力により特定することにより、初期位置からのストロークを確実に検出できる。この検出されたレバー部材31のストロークにより、回生制動モード時のモータ10による制動力が制御される。
ブラケット部42と装着部41との境界部分には、各スイッチ44a〜44e及びリニアホール素子55とモータ10及びアシスト装置12とを電気的に接続するための電気配線60が取り出されている。
アウター係止部43は、ブラケット部42のレバー部材31の突出側と逆側の端部に形成された装着ネジ部42dにねじ込まれている。アウター係止部43は、装着ネジ部42dにねじ込まれる係止部本体47と、係止部本体47の回り止めするロックナット48と、を有している。係止部本体47は、リアブレーキケーブル25rのアウターケーシング25aを係止可能であり、かつその長手方向の係止位置を変更可能である。この係止位置の変更によりリアブレーキ装置108rの遊びを調整できる。
<レバー部材の構成>
レバー部材31は、前述したように図3に実線で示す初期位置から二点鎖線で示す最大揺動位置との間でブラケット部42に揺動自在に装着されている。レバー部材31は、一端に揺動軸40が装着され他端にインナー係止部56が装着された軸支部57と、軸支部57の他端から折れ曲がって湾曲してハンドルバー115外方に延びるブレーキ操作部58とを有している。軸支部57の他端には、レバー部材31のレバー比を2つの値に変更可能なレバー比変更溝57aがL字状に形成されている。レバー比変更溝57aには、埋込部材59が着脱自在に埋め込まれており、レバー比変更溝57aの両端部のいずれかにインナー係止部が移動することなく揺動するようになっている。インナー係止部56は、軸支部57の他端のレバー比変更溝57aのいずれかの端部に揺動自在に連結されている。インナー係止部56にインナーケーブル25bの端部に固着されたタイコ25cが係止されている。レバー部材31は、図示しない付勢部材により初期位置側に付勢されている。
このように構成された左ブレーキレバー16r及び右ブレーキレバー16fでは、複数の操作スイッチである各スイッチ44a〜44eがブラケット部42の装着面42aに配置されている。このため、レバー部材31を握る手の人差し指や中指で各スイッチ44a〜44eを操作しやすくなる。
また、レバー部材31の初期位置からのストロークを移動位置検出部53により検出できるので、回生制動モードの際に、制動制御を細かく行え、制動力の急変を抑えることができる。
<特徴>
(A)左ブレーキレバー16r(又は、右ブレーキレバー16f)は、人力による駆動をモータ10により補助するアシスト自転車用のものである。左ブレーキレバー16r(又は、右ブレーキレバー16f)は、ブレーキレバー取付ブラケット30と、レバー部材31と、複数の操作スイッチとしてのアシストモード操作用の第1モード切換スイッチ44c、第2モード切換スイッチ44d及び電源スイッチ44e(又は、ライトスイッチ44a及び画面切換スイッチ44b)と、を備えている。取付ブラケット30は、自転車のハンドルバー115に装着可能な装着部41、及び装着部41に連結されたブラケット部42、を有する。レバー部材31は、ブラケット部42に揺動可能に装着されている。第1モード切換スイッチ44c、第2モード切換スイッチ44d及び電源スイッチ44e(又は、ライトスイッチ44a及び画面切換スイッチ44b)は、ブラケット部42に配置されている。
この左ブレーキレバー16r(又は、右ブレーキレバー16f)では、通常は筒状に形成されるハンドルバー115への装着部41ではなく、ブラケット部42に第1モード切換スイッチ44c、第2モード切換スイッチ44d及び電源スイッチ44e(又は、ライトスイッチ44a及び画面切換スイッチ44b)が配置されている。このため、装着部41に比べて配置面積が大きくなり、大きな第1モード切換スイッチ44c、第2モード切換スイッチ44d及び電源スイッチ44e(又は、ライトスイッチ44a及び画面切換スイッチ44b)を配置することができる。ここでは、第1モード切換スイッチ44c、第2モード切換スイッチ44d及び電源スイッチ44e(又は、ライトスイッチ44a及び画面切換スイッチ44b)を装着部41ではなくブラケット部42に配置することにより、第1モード切換スイッチ44c、第2モード切換スイッチ44d及び電源スイッチ44e(又は、ライトスイッチ44a及び画面切換スイッチ44b)の大きさを大きくすることができる。このため、左ブレーキレバー16r(又は、右ブレーキレバー16f)に配置される第1モード切換スイッチ44c、第2モード切換スイッチ44d及び電源スイッチ44e(又は、ライトスイッチ44a及び画面切換スイッチ44b)を操作しやすくなる。
(B)左ブレーキレバー16r(又は、右ブレーキレバー16f)において、ブラケット部42は、レバー部材31の揺動軸40と交差する装着平面42aを有し、第1モード切換スイッチ44c、第2モード切換スイッチ44d及び電源スイッチ44e(又は、ライトスイッチ44a及び画面切換スイッチ44b)は、装着平面42aに配置されている。この場合には、装着平面42aが揺動軸40と交差して配置されているので、レバー部材31を握る手の人差し指や中指で第1モード切換スイッチ44c、第2モード切換スイッチ44d及び電源スイッチ44e(又は、ライトスイッチ44a及び画面切換スイッチ44b)を操作しやすくなる。
(C)第1モード切換スイッチ44c、第2モード切換スイッチ44dは、アシスト自転車のアシストモード切換用のスイッチである。この場合には、アシストモードの切り換えを第1モード切換スイッチ44c、第2モード切換スイッチ44dにより行えるので、アシストモードを容易に切り換えできる。
<他の実施形態>
以上、本考案の一実施形態について説明したが、本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、考案の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(a)前記実施形態では、バーハンドルの形態のハンドルバー115に装着されるブレーキレバーを例に本考案を説明した。しかし、本考案はこれに限定されず、ドロップハンドル型のハンドルバーに装着されるブレーキレバーにも適用できる。
(b)前記実施形態では、装着面が平面であったが曲面であってもよい。
(c)前記実施形態では、各操作スイッチの形状を異なるものにして、触感で各操作スイッチを認識可能にしたが、形状が同じであってもよい。この場合、例えば凹凸等で各操作スイッチを識別可能にしてもよい。
(d)前記実施形態では、ブレーキレバー内部にレバー部材を初期位置に配置するための付勢部材を配置した。しかし、付勢部材を配置せずに、ブレーキケーブルによりレバー部材が初期位置に付勢されていてもよい。
(e)前記実施形態では、制動操作を行う自転車用ブレーキレバーを開示したが、本考案はこれに限定されない。たとえば、制動操作に加えて変速操作を行えるブレーキレバーにも本考案を適用できる。
(f)前記実施形態では、ブレーキケーブルによりブレーキ装置と連結された自転車用ブレーキレバーを開示したが、本考案はこれに限定されない。たとえば、油圧配管やリンク機構によりブレーキ装置と連結されるブレーキレバーにも本考案を適用できる。
(g)画面切換スイッチ44bにより切り換えられる画面は回生制動情報画面とアシスト情報画面に限定されず、自転車の走行速度や走行距離等を表示する走行情報表示画面に切り換えるようにしても良い。また、表示装置18がテレビ機能やナビゲーション機能を有する場合は、それらの画像を表示するモードに切り換えられるようにしても良い。
10 モータ
12 アシスト装置
16f 右ブレーキレバー
16r 左ブレーキレバー
30 取付ブラケット
31 レバー部材
40 揺動軸
41 装着部
42a 装着面
44a ライトスイッチ
44b 画面切換スイッチ
44c 第1モード切換スイッチ
44d 第2モード切換スイッチ
44e 電源スイッチ
50 初期位置調整部
53 移動位置検出部
54 磁石
55 リニアホール素子
108f フロントブレーキ装置
108r リアブレーキ装置

Claims (3)

  1. 人力による駆動をモータにより補助する電動自転車用ブレーキレバーであって、
    自転車のハンドルバーに装着可能な装着部、及び前記装着部に連結されたブラケット部、を有する取付ブラケットと、
    前記ブラケット部に揺動可能に装着されたレバー部材と、
    前記ブラケット部に配置され、駆動力補助操作用の複数の操作スイッチと、
    を備えた電動自転車用ブレーキレバー。
  2. 前記ブラケット部は、前記レバー部材の揺動軸と交差する装着平面を有し、
    前記複数の操作スイッチは、前記装着平面に配置された押しボタンスイッチである、請求項1に記載の電動自転車用ブレーキレバー。
  3. 前記複数の操作スイッチは、前記電動自転車の駆動力補助モード切換用のスイッチである、請求項1又は2に記載の電動自転車用ブレーキレバー。
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