JP3160160B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP3160160B2
JP3160160B2 JP23374394A JP23374394A JP3160160B2 JP 3160160 B2 JP3160160 B2 JP 3160160B2 JP 23374394 A JP23374394 A JP 23374394A JP 23374394 A JP23374394 A JP 23374394A JP 3160160 B2 JP3160160 B2 JP 3160160B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冗長置換用アドレスや
デバイスの初期状態などのデータ保持に用いられるフロ
ーティングゲート型トランジスタを有する半導体記憶装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、大容量のメモリデバイスにおいて
は、メモリセルの欠陥による不良を救済する手段とし
て、冗長回路による不良メモリセルの置き換えが行われ
ている。この冗長回路は、不良のメモリセルが存在した
場合にその代役を果たすための予備のメモリセルと、不
良メモリセルのアドレスを記憶し、その不良メモリセル
と予備メモリセルとを切り替えるための回路とで構成さ
れている。この不良アドレスを記憶させる方法として、
デバイスの種類によりおおよそ以下の2種類の方法が用
いられている。
【0003】まず、DRAMやSRAMのような揮発性
のメモリでは、デバイス内にポリシリコンやメタルなど
で形成されたヒューズを複数配置し、それを電気的に切
断したり、レーザービームなどによって切断したりし
て、不良アドレスを記憶させる方法が取られている。ま
た、EPROMやフラッシュメモリでは、メモリセルそ
のものが不揮発性であるため、そのメモリセルをヒュー
ズの代わりに用いて不良アドレスを記憶させている。ま
た、デバイスの初期状態を記憶させるための記憶素子と
しても、上記の方法を用いることができる。
【0004】図7は従来のEPROMやフラッシュメモ
リに用いられている冗長用の不良アドレス記憶回路の回
路図である。この記憶回路に関しては、既に米国で成立
している特許(US005267213A)でその詳細
を知ることができる。
【0005】図7において、CAM(Contents
Addressable Memory)セル1は不
良アドレスを1ビット記憶させることができる不良アド
レス記憶回路であり、2個のフローティングゲート型の
トランジスタ2、3と、N型トランジスタ4、5、6、
7およびP型トランジスタ8、9とで構成されている。
一般にこのような記憶回路をCAMセルと呼び、その集
まりをCAMと呼んでいる。このようなCAMセル1内
のフローティングゲート型トランジスタ2、3のゲート
はそれぞれ共通にバイアス電圧発生回路10に接続され
ており、フローティングゲート型トランジスタ2、3の
ゲートにバイアス電圧を供給している。また、N型トラ
ンジスタ4、5のゲート電位はそれぞれ共通にバイアス
電圧発生回路11に接続されており、N型トランジスタ
4、5のゲートにバイアス電圧を供給している。これら
P型トランジスタ8、N型トランジスタ4およびフロー
ティングゲート型のトランジスタ2の直列回路はVcc
電位とVss電位の間に介装され、同様に、P型トラン
ジスタ9、N型トランジスタ5およびフローティングゲ
ート型トランジスタ3の直列回路もVcc電位とVss
電位の間に介装されている。P型トランジスタ8のゲー
トはP型トランジスタ9とN型トランジスタ5の接続点
に接続され、P型トランジスタ9のゲートはP型トラン
ジスタ8とN型トランジスタ4の接続点に接続されてい
る。さらに、N型トランジスタ6、7のドレインは電流
供給回路12の出力端に共通に接続され、N型トランジ
スタ6、7のゲートはそれぞれデコーダ回路13に接続
されており、N型トランジスタ6のソースはフローティ
ングゲート型トランジスタ2とN型トランジスタ4の接
続点に接続され、N型トランジスタ7のソースはフロー
ティングゲート型トランジスタ3とN型トランジスタ5
の接続点に接続されている。以上のようなCAMセル1
が複数設けられ、それぞれのP型トランジスタ9とN型
トランジスタ5の接続点である出力N4からデータ出力
する。
【0006】上記構成により、以下、その動作を説明す
る。
【0007】まず、この記憶回路1に不良アドレスを記
憶させる方法について説明する。その一例として、CA
Mセル1に”0”を記憶(プログラム)させる場合(N
4=”0”)について説明する。
【0008】このCAMセル1内の全てのフローティン
グゲート型メモリセルはUV消去(紫外線消去)されて
おり、そのスレッシュホールド電圧(以下Vthとい
う)は2〜3V程度に中和されている。バイアス電圧発
生回路10、11はそれぞれ、通常、中間電位、Vcc
電位を出力するようになっているが、プログラム時には
バイアス電圧発生回路10の出力N10を10V以上の
高電圧に設定し、バイアス電圧発生回路11の出力N1
1のバイアス電圧をVssレベルに下げてN型トランジ
スタ4、5をオフし、デコーダ13の出力のうち出力N
13−1aのみを7〜8V程度に上げる。デコーダ13
の出力N13−1bについては他のプログラム時にのみ
使用する。この状態で、一定期間、電流供給回路12の
出力N12を10〜12V程度の高電圧に上げる。この
場合、トランジスタ7はオフしており、トランジスタ6
のみがオンしているので、トランジスタ6を介してフロ
ーティングゲート型トランジスタ2のドレイン側の出力
N1に、6〜7V程度の電圧が印加され、フローティン
グゲート型トランジスタ2のドレイン−ソース間に電流
が流れることになる。この電流により発生したホットエ
レクトロンは、フローティングゲート型トランジスタ2
に印加されているバイアス電圧である出力N10により
トランジスタ2のフローティングゲートに注入され、ト
ランジスタ2のVthが上がる。このVthは、おおよ
そVcc電位かそれ以上に引き上げられる。また、トラ
ンジスタ3のVthは2〜3V程度に中和されたままで
ある。このようにして、トランジスタ2、3のVthの
差によりCAMセル1に”0”を記憶させることができ
る。これは、一般のホットエレクトロン注入型のEPR
OMやフラッシュメモリの書き込みと全く同じである。
【0009】一方、CAMセル1に”1”(N4=”
H”)を記憶させる場合について説明する。
【0010】上記デコーダ13の出力N13−1bのみ
をVcc電位以上に設定にする。この状態で、一定期
間、電流供給回路12の出力N12を10〜12V程度
の高電圧に上げる。このとき、トランジスタ6はオフし
ており、トランジスタ7のみがオンしているので、トラ
ンジスタ7を介してフローティングゲート型トランジス
タ3のドレイン側のノードN2に、6〜7V程度の電圧
が印加され、フローティングゲート型トランジスタ3の
ドレイン−ソース間に電流が流れる。このようにして、
上記した場合と同様に、トランジスタ3のVthを引き
上げる。また、トランジスタ2のVthは2〜3V程度
に中和されたままである。このようにして、トランジス
タ2、3のVthの差によりCAMセル1に”1”を記
憶させることができる。
【0011】デバイス出荷前に、以上の操作がCAM内
の全てのCAMセル1に対して行われ、それぞれ”0”
または”1”が記憶(プログラム)されることになる。
【0012】次に、以上のようにしてプログラムされた
デバイスが出荷された後、ユーザにおいて使用される場
合の動作について説明する。この場合は、CAMセル1
に”0”(N4=”L”)が記憶(プログラム)されて
いるものとする。
【0013】このデバイスに電源が投入されると、バイ
アス電位の出力N10はVcc電位に設定され、バイア
ス電位の出力N11はトランジスタ4、5のスレッシュ
ホールド電圧の2倍程度(約2V程度)の電位まで上げ
られて、トランジスタ4、5は導通状態になる。このと
き、トランジスタ2、3のゲート電位となる出力N10
はVcc電位であり、この電位はトランジスタ3のVt
hより高く、トランジスタ2のVthより低い中間電位
であるので、トランジスタ3は電流を流し、トランジス
タ2は不導通になる。したがって、出力N4はトランジ
スタ3およびトランジスタ5によって”L”レベルに引
かれる。また、出力N4はトランジスタ8のゲートに接
続されているため、出力N4が”L”レベルに下がるこ
とによって、トランジスタ8が導通するが、トランジス
タ2は不導通状態であるので出力N3は完全にVccレ
ベルまで引き上げられる。この出力N3がVccレベル
に引き上げられることによって、それをゲート電位とす
るトランジスタ9が不導通になり、出力N4は完全にV
ssレベルになる。この段階で、出力N3、N4はそれ
ぞれ完全にVccレベルとVssレベルになっているの
で、もはやDC電流は流れない。出力N4から”0”
(N4=”L”)が出力されることになる。
【0014】なお、出力N4から”1”(N4=”
H”)が出力される場合は、トランジスタ2、3のVt
hの高低の関係が逆の場合であり、それ以降は上記動作
と同様である。
【0015】以上がCAMセル1の動作であり、電源の
投入後に、この状態にラッチされる。他の全てのCAM
セル1についても同様にラッチされそれぞれの出力N4
から”1”または”0”を出力する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のCAMセル
1には以下に述べるような問題がある。
【0017】上記米国特許(US005267213
A)において、改良されたバイアス電圧発生回路11の
回路は図8に示すようになっている。この回路において
は、消費される電流を減らすことができ、かつ出力が既
定値に達する時間を短縮できることが特徴となっている
が、実際には、安定した出力電圧を得るためにトランジ
スタ14、15の直列回路に微少ながらもやはりDC電
流を流している。それを完全に無くすためには、外部か
らのパワーダウン信号を入力し、この回路をオフさせる
必要があるが、次にそれをオンさせた時にトランジスタ
動作などによりどうしても出力電圧が既定値に達するま
でに、いくらかのリカバリ時間が必要となり、メモリの
場合では、アクセスタイムを増大させることになる。
【0018】さらに、もう1つの問題として、上記CA
Mセル1において、上昇してプログラムされているフロ
ーティングゲート型トランジスタ(Vthが高い側のT
r)2のVthをVcc電位が越えた場合、例えば、V
cc=5.5VでVth=5.3Vのとき、バイアス電
圧発生回路10の出力N10の電位はVccになってい
るので、不導通であるべきトランジスタ2は導通状態と
なってしまう。このとき、トランジスタ3も導通状態で
出力N4がLレベルになることにより、トランジスタ8
は導通状態となっている。また、トランジスタ4はもと
もと導通状態であるため、トランジスタ8、4、2の直
列回路を通してDC電流がVcc電位からVss電位に
流れることになる。さらに、1個当りのCAMセル1の
DC電流が微少であっても、CAMセル1は複数個用い
られているため、デバイス全体ではそれらが加算されて
大きくなり、そのスタンバイ電流に悪影響を与えること
になる。このように、高いVcc電位でもDC電流が流
れないようにするための1つの解決策として、プログラ
ムされるフローティングゲート型トランジスタのVth
を高くする必要があるが、これを行うためには、CAM
セル1へのプログラムの際に、バイアス電圧の出力N1
0を高くしなければならず、トランジスタ2、3の耐
圧、信頼性が問題になってくる。さらに、もう1つの解
決策として、出力N10の電位をVcc電位から常に一
定電圧だけ下げるように設定することが考えられるが、
Vcc電位から常にある電圧だけ下げるような回路を作
った場合、逆にVcc電位が低くなった場合、例えば、
バイアス電圧の出力N10がVcc電位から1V低く設
定されており、Vcc電位が3V程度に下がったとき、
出力N10の電位は、2V程度になり、通常は導通して
いなければならないはずのトランジスタ3が、そのVt
hが2〜3V程度であるので不導通となり、このCAM
セルはもはや正常に動作しなくなる。Vcc電位が高い
ときだけ出力N10の電圧を下げるような回路を考案す
ることは可能であるが、もともと電流消費の多いバイア
ス電圧発生回路が更に付加されることになるので、その
回路自身でDC電流を消費してしまうため、スタンバイ
電流をできる限り下げようとしている本来の目的に対し
て妨げとなる。
【0019】つまり、CAM回路をデータ(アドレス)
の保持(ラッチ)用として使う場合に、記憶(プログラ
ム)されているデータを出力する際には、従来方式では
その保持部分を活性化しつづけなくてはならず、そのた
めに、保持回路へのバイアス電圧発生回路10、11を
常時オンさせていなくてはならなかった。このバイアス
電圧発生回路をオンさせると電流が消費されてしまい問
題になるばかりではなく、データ読み出しの時に、バイ
アス電圧発生回路10、11からオンさせてデータを保
持回路で確定させねばならず、それには時間を要してい
た。
【0020】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
で、電源電圧の変動にも強く、低消費電力で高速な半導
体記憶装置を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体記憶装置
は、第1のフローティングゲート型トランジスタに蓄え
られる電荷量を、第2のフローティングゲート型トラン
ジスタの電荷量と異ならしめることにより、該第1およ
び第2のフローティングゲート型トランジスタのスレッ
シュホールド電圧の差を利用して2値データを保持する
半導体記憶装置において、該第1および第2のフローテ
ィングゲート型トランジスタのスレッシュホールド電圧
の差により電圧差を発生させた後、該第1および第2の
フローティングゲート型トランジスタを不導通とするよ
うに制御する制御部と、該電圧差を2値データとして保
持するデータ保持部とを少なくとも1構成設けたもので
あり、そのことにより上記目的が達成される。
【0022】また、好ましくは、本発明の半導体記憶装
置における制御部は、データ保持部のセンス動作が全て
完了したことを感知して第1および第2のフローティン
グゲート型トランジスタを不導通とする。
【0023】さらに、好ましくは、本発明の半導体記憶
装置における制御部は、第1の電位にプルアップされた
ラインを第2の電位にプルダウンしたスイッチング素子
がデータ保持部毎に該ラインに設けられ、第1および第
2のフローティングゲート型トランジスタのスレッシュ
ホールド電圧の差による電圧差を検出した検出出力を用
いて該スイッチング素子を駆動させ、該データ保持部毎
のスイッチング素子が全て駆動したことを検出してデー
タ保持部のセンス動作が全て完了したことを感知する。
【0024】さらに、好ましくは、本発明の半導体記憶
装置における制御部に、第1および第2のフローティン
グゲート型トランジスタのゲートにバイアス電圧を供給
する第1のバイアス電圧発生部と、該第1のフローティ
ングゲート型トランジスタとその上流側に直列接続され
た第1の第1導電型トランジスタと、該第2のフローテ
ィングゲート型トランジスタとその上流側に直列接続さ
れた第2の第1導電型トランジスタと、第1および第2
の第1導電型トランジスタのゲートにバイアス電圧を供
給する第2のバイアス電圧発生部とを有し、該第1およ
び第2のフローティングゲート型トランジスタの不導通
は、該第1および第2の第1導電型トランジスタをオフ
にすることにより行う。
【0025】さらに、好ましくは、本発明の半導体記憶
装置におけるデータ保持部は、第1の電位と第2の電位
との間にスイッチングトランジスタを介して設けられ、
第1のフローティングゲート型トランジスタは第1の第
1導電型トランジスタを介して該データ保持部に接続さ
れ、第2のフローティングゲート型トランジスタは第2
の第1導電型トランジスタを介して該データ保持部に接
続され、制御部は、第1の電位と第2の電位との電位差
がある特定の電圧以上に変化したとき、該第1および第
2の第1導電型トランジスタを導通させて該第1および
第2のフローティングゲート型トランジスタに電流を供
給した後、該第1および第2の第1導電型トランジスタ
のドレイン電圧のどちらか片方が、該第1の電位および
第2の電位の中間程度に設定された電圧より下がったこ
とに同期して、該スイッチングトランジスタを導通さ
せ、かつ該第1および第2の第1導電型トランジスタを
不導通にするように制御する。
【0026】さらに、好ましくは、本発明の半導体記憶
装置におけるデータ保持部は、第1の第2導電型トラン
ジスタと第3の第1導電型トランジスタの直列回路と、
第2の第2導電型トランジスタと第4の第1導電型トラ
ンジスタの直列回路との並列回路で構成され、該第1の
第2導電型トランジスタと第3の第1導電型トランジス
タのゲートが第2の第2導電型トランジスタと第4の第
1導電型トランジスタの接続点に接続され、該第2の第
2導電型トランジスタと第4の第1導電型トランジスタ
のゲートが該第1の第2導電型トランジスタと第3の第
1導電型トランジスタの接続点に接続され、該第1およ
び第2の第2導電型トランジスタに電圧が印加される。
【0027】
【作用】請求項1の構成においては、従来のように第1
および第2のフローティングゲート型トランジスタを用
いて2値データを保持するのではなく、第1および第2
のフローティングゲート型トランジスタとは別にデータ
保持部を設け、第1および第2のフローティングゲート
型トランジスタのスレッシュホールド電圧の差により電
圧差を発生させ、この電圧差を2値データとして保持
し、その後、第1および第2のフローティングゲート型
トランジスタを不導通とするので、従来のように第1お
よび第2のフローティングゲート型トランジスタのゲー
トにバイアス電圧が印加されて微小電流が常時流れ、こ
の微小電流がセルの数だけ加算されて大きな電流値とな
るが、このような微小電流を防止でき省電力化が可能と
なる。また、フローティングゲート型トランジスタをオ
フさせているので、従来、問題となっていた電源電圧の
変動などによる誤動作もなくなる。
【0028】また、請求項4の構成のように、第1およ
び第2のバイアス電圧発生部をオフすることにより第1
および第2のフローティングゲート型トランジスタを不
導通とすれば、上記省電力化と同時にバイアス電圧発生
部における直流微小電流も防止できてより省電力化が可
能となる。このように、このバイアス電圧発生部は、ト
ランジスタに微小電流を流して出力バイアス電圧を得て
いるので、所定の出力バイアス電圧を得るのにある程度
の時間がかかるが、このバイアス電圧発生部をオフして
データ保持部からデータを取り出せば、バイアス電圧発
生部が動作する時間が省略されて高速化が図られる。さ
らに、フローティングゲート型トランジスタの上流にト
ランジスタを設けているので、フローティングゲート型
トランジスタに印加される電圧を低くでき、フローティ
ングゲート型トランジスタからの電荷の抜けが少なくな
る。さらに、好ましくは、フローティングゲート型トラ
ンジスタのドレイン電圧をソース電圧と同等の電圧にな
るように設定すれば、トランジスタからの電荷の抜けは
最小となる。
【0029】さらに、請求項2の構成のように、データ
保持部のセンス動作が全て完了した後に第1および第2
のフローティングゲート型トランジスタを不導通とすれ
ば、より確実にデータが保持されることになる。例え
ば、請求項3の構成のように、第1および第2のフロー
ティングゲート型トランジスタのスレッシュホールド電
圧の差による電圧差を検出した検出出力を用いてスイッ
チング素子を駆動させ、データ保持部毎のスイッチング
素子が全て駆動したことを検出するようにすれば、簡単
な回路構成となる。
【0030】さらに、請求項5の構成のようにすれば、
上記作用に加えて、第1および第2のフローティングゲ
ート型トランジスタのスレッシュホールド電圧の差によ
る電圧差を、容易に2値データとして保持可能となる。
また、データ保持部は、例えば請求項6のように構成す
ることができ、データ保持において回路に直流電流は流
れない。
【0031】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0032】図1は本発明の一実施例を示すEPROM
やフラッシュメモリに用いられている半導体記憶装置の
ブロック図である。
【0033】図1において、複数の第1データ保持回路
21−1〜21−n(nは自然数)は、フローティング
ゲート型トランジスタを2個組み合わせることにより構
成され、第1のフローティングゲート型トランジスタに
蓄えられる電荷量を、第2のフローティングゲート型ト
ランジスタの電荷量と異ならしめることにより、第1お
よび第2のフローティングゲート型トランジスタのスレ
ッシュホールド電圧Vthの差を利用して2値データを
それぞれ出力する。これら各第1データ保持回路21−
1〜21−nに、デコーダ回路22が電流供給回路23
を介してそれぞれ接続されており、プログラム時に、第
1および第2のフローティングゲート型トランジスタの
いずれかに電流を供給して、各第1データ保持回路21
−1〜21−nの第1のフローティングゲート型トラン
ジスタに蓄えられる電荷量を、第2のフローティングゲ
ート型トランジスタの電荷量と異ならしめることによ
り、各トランジスタのVthの差を得る。また、第2デ
ータ保持回路24−1〜24−n(nは自然数)はそれ
ぞれ制御回路25を介して第1データ保持回路21−1
〜21−nにそれぞれ接続され、各第1データ保持回路
21の第1および第2のフローティングゲート型トラン
ジスタのVthの差による各電圧差を2値データとして
それぞれ第2データ保持回路24に保持する。この制御
回路25は、第1および第2のフローティングゲート型
トランジスタのVthの差により電圧差を発生させた
後、この電圧差を2値データとして第2データ保持回路
24にデータ保持させ、さらに、これら第1および第2
のフローティングゲート型トランジスタを不導通とする
ように制御する。
【0034】図2は図1の半導体記憶装置の具体的一例
を示す回路図である。図2において、フローティングゲ
ート型トランジスタ31、32はそれぞれ、半導体基板
上に絶縁膜を介して形成されたフローティングゲート
と、このフローティングゲートと絶縁膜を介して容量結
合される制御ゲートと、半導体基板内に設けられ、この
フローティングゲート下の基板部分と接続される基板と
反対導電型の不純物拡散領域とを備えており、これらト
ランジスタ31、32に、冗長置換用アドレスや、その
他の製品初期状態設定用の情報などを記憶させる。これ
らトランジスタ31、32を2個組み合わせることによ
り上記第1データ保持回路21が構成され、かつこれら
2個のトランジスタ31、32のうちトランジスタ31
のフローティングゲートに蓄えられる電荷量と、トラン
ジスタ32のフローティングゲートの電荷量とを異なら
しめることにより、そのスレッシュホールド電圧である
Vthの差を利用して2値の電圧データを出力する。
【0035】このトランジスタ31のドレインと第1導
電型(本実施例の場合N型)トランジスタ33のソース
を接続し、トランジスタ32のドレインと第1導電型ト
ランジスタ34のソースを接続している。このトランジ
スタ33のドレインと第1導電型トランジスタ35のド
レインを接続し、トランジスタ34のドレインと第1導
電型トランジスタ36のドレインを接続し、トランジス
タ33のドレインと第2導電型(本実施例の場合P型)
トランジスタ37、38のドレインを接続し、トランジ
スタ34のドレインと第2導電型トランジスタ39、4
0のドレインを接続している。これらトランジスタ35
のゲートとトランジスタ37のゲートを共にトランジス
タ36のドレインに接続し、トランジスタ36のゲート
とトランジスタ39のゲートを共にトランジスタ35の
ドレインに接続している。これらトランジスタ37〜4
0のソースを共にVcc電位に接続し、フローティング
ゲート型トランジスタ31、32のソースを共にVss
電位に接続している。さらに、トランジスタ35、36
のソースを第1導電型トランジスタ41のドレインに接
続し、このトランジスタ41のソースをVss電位に接
続している。以上のトランジスタ35、36、37、3
9で相補回路が2個設けられた第2データ保持回路24
が構成されており、トランジスタ31、32のVthの
差による電圧差を第2データ保持回路24で2値データ
として保持することができる。
【0036】また、これらフローティングゲート型トラ
ンジスタ31、32のゲートはバイアス電圧発生回路4
2の出力N42に接続され、トランジスタ33、34の
ゲートはバイアス電圧発生回路43の出力N43に接続
されている。また、コントロール回路44の出力N44
aはバイアス電圧発生回路42とインバータ45を介し
てトランジスタ38、40のゲートにそれぞれ接続され
ている。これらトランジスタ38、40は各CAMセル
53毎に設けられており、トランジスタ33、34に電
流を供給する。また、コントロール回路44の出力N4
4bはバイアス電圧発生回路43とトランジスタ41の
ゲートに接続されており、バイアス電圧発生回路43の
オン・オフ制御と、トランジスタ41を介して第2デー
タ保持回路24をオン・オフ制御させる。このトランジ
スタ41は各CAMセル53毎に設けられた第2データ
保持回路24毎に設けられ、その一端が第2データ保持
回路24に接続され、他端はVss電位に接続されてい
る。
【0037】このコントロール回路44への入力N44
cは、第2導電型トランジスタ46でプルアップされて
おり、第1導電型トランジスタ47でプルダウンされて
いる。このトランジスタ47は各CAMセル53毎にワ
イヤードオアされて設けられている。一方、トランジス
タ35とトランジスタ37の接続点はNANDゲート4
8の一方入力端子に接続され、また、トランジスタ36
とトランジスタ39の接続点はNANDゲート48の他
方入力端子に接続され、その出力端子はインバータ49
を介してトランジスタ47のゲートに接続されている。
以上によりデータ保持感知部が構成され、各第2データ
保持部24−1〜24−nでのセンス動作が全て完了し
たことを感知する。
【0038】電流供給部50の出力N50は第1導電型
トランジスタ51、52をそれぞれ介してトランジスタ
31、32にそれぞれ接続されており、これらトランジ
スタ31、32に電流を供給可能に構成している。これ
らトランジスタ51、52のゲートはそれぞれデコーダ
回路22の出力端に接続されており、デコーダ回路22
からの制御信号によりプログラム可能としている。これ
らトランジスタ51、52は各CAMセル53毎に設け
られており、これらトランジスタ51、52と電流供給
部50により電流供給回路23が構成されている。
【0039】以上のバイアス電圧発生回路42、43、
コントロール回路44、トランジスタ33、34、3
8、40、41、インバータ45、データ保持感知部に
より制御回路25が構成され、トランジスタ31、32
の駆動制御、トランジスタ33、34の駆動制御、およ
びトランジスタ38、40の駆動制御、さらにトランジ
スタ41を駆動制御し、第2データ保持回路24でデー
タ保持させ、データ保持感知部の感知によりバイアス電
圧発生回路42、43をオフする。これら第1データ保
持回路21および第2データ保持回路24を含む破線で
囲まれたCAMセル53は、53−1〜53−nの複数
個設けられている。
【0040】図3は図2のコントロール回路44の具体
的一例を示す回路図である。図3において、Vcc電位
とVss電位の間に、第1導電型トランジスタ60とダ
イオード61の直列回路と、コンデンサ62と第1導電
型トランジスタ63の直列回路と、第2導電型トランジ
スタ64と第1導電型トランジスタ65の直列回路をそ
れぞれ設け、トランジスタ63のゲートはトランジスタ
60とダイオード61の接続点に接続され、コンデンサ
62とトランジスタ63の接続点はトランジスタ64の
ゲートとトランジスタ65のゲートに接続されている。
これらトランジスタ64とトランジスタ65のゲートは
第2導電型トランジスタ66を介してVcc電位に接続
され、トランジスタ66のゲートはトランジスタ64と
トランジスタ65の接続点に接続されている。このトラ
ンジスタ64とトランジスタ65の接続点は、インバー
タ67を介して出力N44aに接続され、この出力N4
4aがNORゲート68の一方入力端子に接続され、そ
の他方入力端子に出力N44cがインバータ69を介し
て接続され、NORゲート68の出力端子は出力N44
bに接続されている。
【0041】上記構成により、以下、その動作を説明す
る。
【0042】まず、その動作を簡単に説明すると、トラ
ンジスタ33、34、41を不導通にし、トランジスタ
38、40を一定期間、それぞれ導通させることによっ
て、トランジスタ33、34のドレインをそれぞれVc
cレベルまで余充電する。さらに、Vcc電位とVss
電位との電位差がある特定の電圧以上に変化したとき、
トランジスタ33、34を導通させる。その後、トラン
ジスタ31、32に電流を流すことにより、トランジス
タ31、32のVthの差により、トランジスタ33の
ドレインとトランジスタ34のドレインの電圧に差を発
生させる。その後、これら2個のトランジスタ33、3
4のドレイン電圧のどちらか片方が、Vcc電位とVs
s電位との中間電位の程度に設定された電圧よりも下が
ったことに同期して、トランジスタ41を導通させ、か
つトランジスタ33、34を不導通にする。これによっ
て、トランジスタ33、34のそれぞれのドレイン電圧
を完全な双安定状態にする。
【0043】次に、上記動作をさらに詳しく説明する。
【0044】今、トランジスタ31のVthが5V以上
にプログラムされているものとする。なお、このトラン
ジスタ31をプログラムする方法については、従来技術
で述べたものと同じ方法を用いる。
【0045】まず、図4aに示すように電源Vccが投
入されると、電圧はVcc電位まで上昇してゆく。この
電源Vccの立上りをコントロール回路44が検知し
て、図4bに示すように出力N44aに”H”レベルが
出力される。このコントロール回路44は、図3に示す
ように、電源Vccが投入された直後は、トランジスタ
60とダイオード61の接続点の出力N60の電位はダ
イオード61の容量によって”L”レベルに保たれてお
り、かつコンデンサ62とトランジスタ63の接続点の
出力N62の電位もトランジスタ62がオンでコンデン
サ62の容量によって”H”レベルに引き上げられてい
る。したがって、トランジスタ65がオンでトランジス
タ64とトランジスタ65の接続点の出力N64は”
L”レベルになり、コントロール回路44の出力N44
aの電位は、インバータ67を介して”H”レベルにな
っている。その後、出力N60の電位は、トランジスタ
60によって徐々に”H”レベルに充電されていき、ト
ランジスタ63のスレッシュ電圧を越えた時点でトラン
ジスタ63はオンし、今度は、出力N62の電位が”
L”に徐々に下がっていく。この出力N62の電位が次
段のトランジスタ64、65の反転電位を越えたとき、
トランジスタ64がオンし、トランジスタ65オフで出
力N64は”H”に反転し、さらに、出力N44aが”
L”レベルに変化する。このように、コントロール回路
44の出力N44aは、電源Vccの投入後、図4bに
示すように一定期間だけ”H”レベルを出力し、その
後”L”レベルを保持することになる。
【0046】このコントロール回路44の出力N44a
が”H”レベルの期間中、図4cに示すようにバイアス
電圧発生回路42の出力N42はVssレベルに引き落
とされ、トランジスタ31、32はオフしている。ま
た、このとき、バイアス電圧発生回路43は、図4dに
示すように出力N43に2V程度を出力している。
【0047】また、コントロール回路44の出力N44
aが”H”レベルのとき、インバータ45の出力N45
は”L”レベルになり、CAMセル53内のPchのト
ランジスタ38、40は導通状態になる。これにより、
トランジスタ38とトランジスタ33の接続点の出力N
33と、トランジスタ40とトランジスタ34の接続点
の出力N34とは、図4f,gに示すようにVccレベ
ルまでプリチャージされ、図4hに示すようにNAND
48の出力N48は”L”で、インバータ49の出力N
49が”H”レベルとなって、トランジスタ47は導通
状態になっている。これにより、コントロール回路44
への入力N44cは、全てのCAMセル53のうちトラ
ンジスタ47のドレインにワイヤードORされており、
1個のインピーダンスの高いPchのトランジスタ46
によりプルアップされているので、全てのCAMセル5
3における各トランジスタ47のうち、どれか1個でも
オンしていれば、入力N44cは”L”レベルに引き落
とされることになる。出力N44aが”H”レベルで、
入力N44cが”L”レベルであるので、図3のNOR
ゲート68からの出力N44bは”L”レベルになって
いる。以上の動作が、電源Vccの投入後のある期間内
で行われ、全てのCAMセル53の出力N33、N34
がプリチャージされる。
【0048】次に、コントロール回路44からの出力N
44aが”L”レベルに戻ると、ダイオード45の出力
N45が”H”レベルになり、出力N33、N34をプ
リチャージしていたトランジスタ38、40はオフす
る。また、出力N44aが”L”レベルになることで、
図4cに示すように出力N42が”L”レベルからVc
c電位に変化し、フローティングゲート型トランジスタ
31、32のうち、Vthの低いトランジスタ32のみ
が電流を流すようになり、図4gに示すように出力N3
4の電位はVccレベルから徐々に低くなって行く。一
方、出力N33の電位は、トランジスタ31のVthが
高いためにトランジスタ31はオフ状態であり、図4f
に示すように”H”レベルの状態が維持されている。即
ち、出力N33の電位が”H”レベルを維持した状態で
出力N34の電位がNANDゲート48の入力反転レベ
ルより低くなったとき、NANDゲート48からの出力
N48は”L”レベルから”H”レベルに反転してイン
バータ49の出力N49が”L”レベルになり、トラン
ジスタ47はオフする。以上の動作が、全てのCAMセ
ルで行われ、全てのCAMセル53うちのNANDゲー
ト48が”H”レベルを出力したとき、即ち、全てのC
AMセル53内のN44cに接続されているトランジス
タ47が全てオフしたとき、N44cをVss電位に引
き落とすパスは無くなり、プルアップPchのトランジ
スタ46によって、図4eに示すようにコントロール回
路44への入力N44cは”H”レベルに引き上げられ
る。この入力N44cが”H”レベルになることで、N
44aは”L”レベルであるので、図3のNORゲート
68を介してコントロール回路44のN44bが”H”
レベルになり、トランジスタ41がオンしてラッチ回路
を形成している4個のトランジスタ35、36、37、
39によって、図4gおよび図4hに示すように出力N
34は”L”レベルで、出力N33は”H”レベルの状
態がホールドされることになる。このように、これら出
力N33,N34の電位がトランジスタ35、36、3
7、39によってホールドされるため、もはやフローテ
ィングゲート型トランジスタ31、32に電流を流す必
要はなくなるため、バイアス電圧発生回路43からの出
力N43を、図4dに示すように2V程度のバイアスレ
ベルから完全に”L”レベルに落とすように制御する。
以上が電源Vccの投入後の本実施例の半導体記憶回路
の動作である。
【0049】出力N11の電位がトランジスタ4、5の
Vthの2倍程度の電圧(約2V程度)に下げられてい
る理由は、電源投入後のラッチ動作の際に、過度の電流
がフローティングゲート型トランジスタ2、3に流れ、
また、ラッチ動作後にトランジスタ2、3のドレインに
印加された電圧によって、トランジスタ2、3のVth
が変化するのを防ぐためである。なお、本実施例の場
合、フローティングゲート型トランジスタ31、32は
不導通であり、トランジスタ31、32のドレインには
電圧がかかっていないため、フローティングゲート型ト
ランジスタ31、32のドレイン、ソースおよびゲート
が同電位でトランジスタ31、32からの電荷の抜けは
最小となっている。
【0050】ここで、冗長回路による不良メモリセルの
置き換えについて説明する。
【0051】この冗長回路は、不良のメモリセルが存在
した場合にその代役を果たすための予備のメモリセル
と、不良メモリセルのアドレスを記憶し、その不良メモ
リセルと予備メモリセルとを切り替えている。
【0052】図5は図2のCAMセル53を冗長アドレ
ス記憶用に用いる場合の切替回路の一例を示す回路図で
ある。図5において、複数の各CAMセル53はそれぞ
れ、一致回路としてのEXNORゲート71の一方の入
力端子にそれぞれ接続され、EXNORゲート71の他
方の入力端子には、外部から入力されるアドレスが入力
されている。これら複数のEXNORゲート71の出力
端子は多入力のNANDゲート72の入力端子にそれぞ
れ接続され、NANDゲート72の出力端子は、トラン
ジスタ73のゲートに接続されるとともに、インバータ
74を介してトランジスタ75のゲートに接続されてい
る。通常のメモリセルからのデータが入力されるトラン
ジスタ73は出力バッファ76に接続され、また、予備
(冗長)メモリセルからのデータが入力されるトランジ
スタ75も出力バッファ76に接続され、いずれかが出
力バッファ76から出力される。
【0053】上記構成により、複数の各CAMセル53
からの外部アドレスとをEXNORゲート71で比較し
て全てが一致する場合に、NANDゲート72から”
L”レベルが出力され、通常のメモリセルからのデータ
を冗長メモリセルからのデータにトランジスタ73、7
5で切り替える。
【0054】また、CAMセル53をデバイスの初期状
態を決定するために用いる図6の初期状態決定回路は、
色々な回路に使えるが、ここでは、発振器81の出力を
分周器82で1/2、1/4、1/8、1/16の4通
りに分周したものの中から、アナログスイッチ83を介
してどれを使うかをCAMセル53で論理回路84を介
して選択するようにしたものである。この回路では、プ
ロセスばらつきなどによる発振回路の発振周波数のばら
つきを、デバイスの出荷テスト時に調整することができ
るものである。
【0055】さらに、本発明のCAM回路はウエハーテ
スト時のテスト容易性についても考慮されている。即
ち、従来回路のテスト容易性を損なわないようになって
いる。
【0056】このウエハーテスト時には、CAMセル内
の全てのフラッシュセルは、イレース状態(低Vth状
態)になっている。図2において、トランジスタ31、
32はVthが低い状態であるので、電源Vccの投入
時には、出力N31、N32は共に”L”レベルであ
る。従来の回路ではこの状態が保持されるのでCAMセ
ルからの出力は”L”レベルになる。したがって、従来
の回路では、何も書き込んでいないCAMセルは”L”
レベルを出力する。テストに従って必要なCAMセルに
順次書き込みを行うことで次々と冗長を置き換えていく
ことが可能である。ところが、本発明の回路では、電源
Vccの投入直後にデータをラッチするので、書き込み
されていないCAMセルの共に”L”レベルになってい
る出力N31、N32の電圧は”L”レベルにラッチさ
れるか、”H”レベルにラッチされるか決まらない。し
たがって、従来回路のように必要なCAMセルだけに順
次書き込むということはできない。そこで、図2におい
て、コントロール回路44の出力N44cに回路54を
接続している。ウエハーテスト時に、パッド55に”
H”レベルを印加することで、出力N44cの電位はC
AMセル53の状態に関係なくトランジスタ56を介し
て”L”レベルになる。この出力N44cが”L”レベ
ルである限り、バイアス電圧発生回路42、43は動作
を続け、CAMセル53はデータをラッチする動作に入
らない。これは、従来のCAMセルと全く同じ状態で、
従来と全く同じウエハーテストを行うことができ、従来
のウエハーテストを損なうことはない。
【0057】以上のように本実施例によれば、電源投入
時のみCAMセル53内のフローティングゲート型トラ
ンジスタに電圧を印加して電流を流し、上記ラッチ動作
を行わせ、その後は、CAMセル53をオフし、別の第
2データ保持回路24でその内容を保持するようにする
ことで、通常の使用モードではバイアス電圧発生回路4
2、43やフローティングゲート型トランジスタ31、
32で消費されるDC電流を完全に無くすができる。ま
た、コントロール回路44は、全てのCAMセル53が
センス動作をある程度完了したことを検知し、別の第2
データ保持回路24へのトリガ信号を発生させるように
したものである。これは、CAMセル53内のフローテ
ィングゲート型トランジスタ31、32のVthのばら
つきによって、CAMセル53間でセンス時間が異なる
ために、もっともセンスの遅いCAMセル53のセンス
動作が完了したことを検知して第2データ保持回路24
へのトリガ信号を発生させるものである。さらに、この
記憶回路のさらなる特徴として、N13,N14の電位
をホールドしているトランジスタ33、34のVthの
絶対値が、フローティングゲート型トランジスタ31、
32のVthの絶対値よりも一般的に低いために、電源
電圧が低い方に変動してトランジスタ31、32のうち
低い方のVthより下がっても、ホールドしているトラ
ンジスタのVthの絶対値より下がらない限りは、ホー
ルド状態を十分に保つことが可能となり、電源電圧の変
動にも強くなる。
【0058】このように、上記したようなデータを読み
出す際には、パワーオン直後だけ、バイアス回路を働か
せて、記憶されているデータを読み出し、次に”別の”
保持回路(ラッチ回路)にこのデータを保持させ、かつ
バイアス電圧発生回路や、従来の保持回路部分をオフさ
せている。以後、データは別の保持回路(電流は消費さ
れない)から出力されたままになっているので、CAM
回路全体では電流は消費されないし、データ読み出しの
応答性もバイアス電圧発生回路を介していないので全く
問題はない。また、仮にVcc電位が変動したとして
も、保持回路のフローティングゲート型トランジスタ3
1、32はオフされており、”別の”保持回路はVcc
電位の変動に対し、大きなマージンを有しているので、
データのミスも生じにくい。
【0059】また、フラッシュメモリでは、冗長セル部
分はブロックに分かれたそれぞれの一端にある。通常セ
ルの中の欠陥セルは、CAMでアドレスが記憶されてい
る。CAMからはこのアドレス情報がデータとして常時
出力されているので、外部から欠陥セルのアドレスがア
クセスされたとき、別に設けられているアドレス判定器
によって、冗長セルからのデータが選択されるうように
なっている。
【0060】なお、上記実施例においては、CAMに冗
長アドレスをプログラムした場合について説明したが、
その他一般のデータをプログラムして使用することもで
きる。
【0061】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、CAMを
コントロールする制御部に常時中間電圧を発生させる必
要が無くなり、バイアス電圧発生部自体をオフしてフロ
ーティングゲート型トランジスタを不導通とするため、
DC電流をまったく消費しなくなる。また、DC電流を
消費しないため、バイアス電圧発生部の駆動が無くな
り、データは別の保持回路でラッチされているので、オ
フ時からオン時に復帰したときに従来必要であった待ち
時間がなく、アクセス時間を通常のリード時と同等にす
ることができて、高速化を図ることができる。また、電
源電圧の変動に対しても、例えばフローティングゲート
型トランジスタのVthより高くなっても、このトラン
ジスタが従来方式ではオンであったが、本発明ではオフ
しているため、誤動作もなくDC電流を消費することも
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すEPROMやフラッシ
ュメモリに用いられている半導体記憶装置のブロック図
である。
【図2】図1の半導体記憶装置の具体的一例を示す回路
図である。
【図3】図2のコントロール回路44の具体的一例を示
す回路図である。
【図4】a〜hは図1の半導体記憶装置における各要部
の動作波形図である。
【図5】図2のCAMセル53を冗長アドレス記憶用に
用いる場合の切替回路の一例を示す回路図である。
【図6】図2のCAMセル53をデバイスの初期状態を
決定するために用いる初期状態決定回路の回路図であ
る。
【図7】従来のEPROMやフラッシュメモリに用いら
れている冗長用の不良アドレス記憶回路である。
【図8】図7のバイアス電圧発生回路11の具体的一例
を示す回路図である。
【符号の説明】
21、21−1〜21−n 第1データ保持回路 22 デコーダ回路 23 電流供給回路 24、24−1〜24−n 第2データ保持回路 25 制御回路 31、32 フローティングゲート型トランジスタ 33〜41、46、47、51、52 トランジスタ 42、43 バイアス電圧発生回路 44 コントロール回路 45、49 インバータ 48 NANDゲート 50 電流供給部 53、53−1〜53−n CAMセル 60、63〜66 トランジスタ 61 ダイオード 62 コンデンサ 67、69 インバータ 68 NORゲート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−254297(JP,A) 特開 平8−63996(JP,A) 特開 平8−22699(JP,A) 特開 平7−326199(JP,A) 特開 平8−7595(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11C 16/04 G11C 11/401 G11C 29/00 H01L 21/8247 H01L 27/115

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のフローティングゲート型トランジ
    スタに蓄えられる電荷量を、第2のフローティングゲー
    ト型トランジスタの電荷量と異ならしめることにより、
    該第1および第2のフローティングゲート型トランジス
    タのスレッシュホールド電圧の差を利用して2値データ
    を保持する半導体記憶装置において、 該第1および第2のフローティングゲート型トランジス
    タのスレッシュホールド電圧の差により電圧差を発生さ
    せた後、該第1および第2のフローティングゲート型ト
    ランジスタを不導通とするように制御する制御部と、 該電圧差を2値データとして保持するデータ保持部とを
    少なくとも1構成設けた半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記制御部は、前記データ保持部のセン
    ス動作が全て完了したことを感知して前記第1および第
    2のフローティングゲート型トランジスタを不導通とす
    る請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記制御部は、第1の電位にプルアップ
    されたラインを第2の電位にプルダウンしたスイッチン
    グ素子が前記データ保持部毎に該ラインに設けられ、前
    記第1および第2のフローティングゲート型トランジス
    タのスレッシュホールド電圧の差による電圧差を検出し
    た検出出力を用いて該スイッチング素子を駆動させ、該
    データ保持部毎のスイッチング素子が全て駆動したこと
    を検出してデータ保持部のセンス動作が全て完了したこ
    とを感知する請求項2記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記制御部に、前記第1および第2のフ
    ローティングゲート型トランジスタのゲートにバイアス
    電圧を供給する第1のバイアス電圧発生部と、 該第1のフローティングゲート型トランジスタとその上
    流側に直列接続された第1の第1導電型トランジスタ
    と、 該第2のフローティングゲート型トランジスタとその上
    流側に直列接続された第2の第1導電型トランジスタ
    と、 第1および第2の第1導電型トランジスタのゲートにバ
    イアス電圧を供給する第2のバイアス電圧発生部とを有
    し、 該第1および第2のフローティングゲート型トランジス
    タの不導通は、該第1および第2の第1導電型トランジ
    スタをオフにすることにより行う請求項1〜3のうちい
    ずれかに記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記データ保持部は第1の電位と第2の
    電位との間にスイッチングトランジスタを介して設けら
    れ、前記第1のフローティングゲート型トランジスタは
    第1の第1導電型トランジスタを介して該データ保持部
    に接続され、前記第2のフローティングゲート型トラン
    ジスタは第2の第1導電型トランジスタを介して該デー
    タ保持部に接続され、 前記制御部は、第1の電位と第2の電位との電位差があ
    る特定の電圧以上に変化したとき、該第1および第2の
    第1導電型トランジスタを導通させて該第1および第2
    のフローティングゲート型トランジスタに電流を供給し
    た後、該第1および第2の第1導電型トランジスタのド
    レイン電圧のどちらか片方が、該第1の電位および第2
    の電位の中間程度に設定された電圧より下がったことに
    同期して、該スイッチングトランジスタを導通させ、か
    つ該第1および第2の第1導電型トランジスタを不導通
    にするように制御する請求項1〜4のうちいずれかに記
    載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記データ保持部は、第1の第2導電型
    トランジスタと第3の第1導電型トランジスタの直列回
    路と、第2の第2導電型トランジスタと第4の第1導電
    型トランジスタの直列回路との並列回路で構成され、該
    第1の第2導電型トランジスタと第3の第1導電型トラ
    ンジスタのゲートが第2の第2導電型トランジスタと第
    4の第1導電型トランジスタの接続点に接続され、該第
    2の第2導電型トランジスタと第4の第1導電型トラン
    ジスタのゲートが該第1の第2導電型トランジスタと第
    3の第1導電型トランジスタの接続点に接続され、該第
    1および第2の第2導電型トランジスタに電圧が印加さ
    れる請求項1〜5のうちいずれかに記載の半導体記憶装
    置。
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