JP3160034B2 - 磁気軌道車両用の鋼製トラフ形支持構造の走行路及び該走行路の鋼製支持構造を製造する方法と装置 - Google Patents

磁気軌道車両用の鋼製トラフ形支持構造の走行路及び該走行路の鋼製支持構造を製造する方法と装置

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  • Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼製支持構造が下弦
材、横桁材、ウェブ、ウェブ控え材、上弦材及びサイド
ガイドレールから成り、前記上弦材が縦溶接シームによ
って前記ウェブに固定されている形式の、磁気軌道車両
用の鋼製トラフ形支持構造の走行路に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】磁気軌道系では、車両に装備された磁石
は、該車両を駆動しかつ少なくとも部分的に支持するた
めに走行路に沿って敷設されたステータと協働する。車
両磁石と、走行路内に敷設されたステータとの間の間隔
を維持しかつ軌道に沿って車両を誘導するために、車両
に配置された垂直方向及び水平方向のガイドローラが使
用され、該ガイドローラはガイド部材によって走行路上
と、走行路の下側とにおいてガイドされる。ステータと
車両磁石との空隙がごく僅かに変化してもすでに、車両
の運動は著しく影響を受けるので、快適にして摩耗の少
ない走行運転を得るためには、ガイド部材の狭い限度範
囲のトレランスが必要である。所定の間隔をおいて横桁
材によって結合されていて控え材によって安定化される
垂直に延びるウェブによってトラフ構造体を得ることは
国際特許出願/欧州特許出願90/01598号明細書
に基づいて公知になっている。但しこの場合、上弦材は
ウェブ及びウェブ控え材に縦溶接シームと横溶接シーム
とによって固定されている。この場合、上弦材をウェブ
控え材と結合している横溶接シームは不利である。それ
というのは、該横溶接シームは上弦材を変形させ該上弦
材を波打たせることになるので、上弦材は後加工されね
ばならないか、あるいは磁気軌道車両の垂直方向ガイド
ローラのために付加的に別個のレールが敷設されねばな
らないからである。
【0003】更に又、I形断面の成形支持材の内寄りの
下部足部に上弦材を配置することが、前掲の国際特許出
願/欧州特許出願90/01598号明細書に基づいて
公知である。この場合の欠点は、走行路の幅に対比し
て、磁気軌道車両の上構部(車体)の可能幅が極度に制
限されることである。それのみならず、曲線軌道におけ
る支持構造の製造が著しく困難と判った。同様に、要求
される狭い限度範囲のトレランスを得ることも極めて困
難で、それも後加工によってしか達成することができな
い。その上に、提案されているねじと揺架とによる調節
可能性は高価な敷設装置を必要とする。このような固定
方式では波形変形を避けることは、やはり困難であるの
で、組付けた状態で波形変形を減少させるための後加工
が必要である。また上弦材を低位に装着した場合、磁気
軌道浮上フレームの構成が一層困難になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題
は、磁気軌道車両用の鋼製トラフ形支持構造の走行路及
び該走行路の鋼製支持構造を製造する方法と装置を改良
して、必要なトレランスを問題なくかつ費用をかけずに
得ることができるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明の構成手段は、鋼製支持構造が下弦材、横桁材、ウェ
ブ、ウェブ控え材、上弦材及びサイドガイドレールから
成り、前記上弦材が縦溶接シームによって前記ウェブに
固定されている形式の、磁気軌道車両用の鋼製トラフ形
支持構造の走行路において、各上弦材が、該上弦材に縦
溶接シームによって結合された遮蔽材によって夫々付加
的に保持されており、該遮蔽材が、ウェブ控え材の、前
記ウェブから離反した方の側に固定されており、かつ前
記上弦材に該ウェブ控え材を接合するための横溶接シー
ムが設けられていない点にある。
【0006】請求項20は本発明による磁気軌道車両用
走行路の鋼製支持構造の製造法を、また請求項24は本
発明による磁気軌道車両用走行路の鋼製支持構造の製造
装置を示す。なお磁気軌道走行路の鋼製支持構造、その
製造法及び該製造法を実施するための装置の有利な構成
は特許請求の範囲の従属請求項の記載から明らかであ
る。
【0007】本発明による磁気軌道走行路は、複数本の
下弦材と、該下弦材上に載設された複数本の横桁材と、
軌道長手方向に延在していて垂直なウェブ控え材によっ
て補強される垂直なウェブとを有する鋼製構造から成っ
ている。個々の横桁材間の静力学的要求に応じて付加的
に斜桁材を設けておくことも可能である。本発明によれ
ばウェブ控え材には付加的に、連続的に一貫して延在す
る遮蔽材が固定されている。上弦材は本発明ではウェブ
と遮蔽材とにだけ溶接されており、ウェブ控え材とは溶
接されていない。こうして、上弦材に発生する応力は連
続的に前記遮蔽材を介してウェブ控え材へ導入されるの
で、ウェブ控え材を上弦材に固定した場合に生じるよう
な横溶接シームによる変形が生じることはない。縦溶接
シームによって発生する歪みは予め算定することができ
るので、溶接装置の適正な調整によって所望の形状を後
加工なしに得ることが可能である。本発明の鋼製支持構
造は、車両重量で負荷されても同様にほとんど反りを生
じない。上弦材を組付けたのちに始めてサイドガイドレ
ールを該上弦材の下面に固定するのが殊に有利である。
それというのは該支持構造はすでに強固に安定している
からである。このようにすればトレランスに対する要求
が軽減される。すなわち先ず垂直方向のトレランスが上
弦材の組付けによって得られ、次いで始めてサイドガイ
ドレールを組付けることによって本来の軌道軸線位置が
狭い範囲のトレランスでもって問題なく得られる。これ
に対して、すでに存在しているサイドガイドレールと共
に上弦材を組付けた場合に必要になるような同時的な上
下・左右調整は極めて困難である。歪みの少ない支持構
造によって上弦材は後加工なしに垂直方向ガイドとして
直接使用することができる。曲線軌道では、上弦材とサ
イドガイドレールだけが横方向傾度を占め、これに対し
てウェブ、遮蔽材及びウェブ控え材は垂直方向を維持す
るのが特に有利である。これによってトラフ構造体は簡
単に維持される。曲線軌道においても軌道軸線の等高線
を維持することによってリフト加速度が最小限に抑えら
れ、こうして走行快適性が高められる。この場合ウェブ
と遮蔽材は曲線軌道の内側では直線軌道区間の場合より
も丈低く、また曲線軌道の外側では直線軌道区間の場合
よりも丈高に構成されるのが有利であり、このようにす
れば発生する遠心力を吸収しかつ走行路を強化すること
が可能である。走行路支持構造を製造するためには本発
明によれば、下弦材、横桁材、ウェブ及びウェブ控え材
から成るトラフ構造体が先ず組み立てられる。上弦材の
二次元形状が鋼板から、殊に有利には炎切断加工によっ
て成形される。該上弦材は次いで製造装置において所望
の立体曲面上に載設されて強制的に緊定される。この場
合製造装置の上面は上弦材下面の所望の形状経過を有し
ている。これによって上弦材は所望の立体形状を取る。
かくして今度はトラフ構造体はその長手方向の縦軸線を
中心として180°回動され、かつウェブの上面が上弦
材の下面の所望位置に載設されて縦溶接される。次いで
遮蔽材が上弦材とウェブ控え材とに固定、殊に有利には
溶接される。遮蔽材の範囲で上弦材に万一波形変形が生
じるようなことがあっても、該波形変形が上弦材の他端
部に設けられている垂直方向ガイドにいかなる影響も及
ぼすことはない。今や始めてサイドガイドレールが装着
される。支持構造はすでに極めて安定しておりかつ溶接
時にほとんど歪みが発生することもないので、サイドガ
イドレールは有利に溶接される。また例えばねじ締結の
ような別の固定方式も可能であるのは勿論である。上弦
材は磁気軌道車両の機械的な付加ブレーキのための反応
面としても使用されるので、上弦材の前記反応面区域又
は上弦材全体に防食層を設けるのが有利である。該防食
層は、車両に設けた付加ブレーキの構造を単純化するた
めに小さな摩擦係数帯域幅を有している。
【0008】ステータは上弦材の下位にねじ締結され、
そのあと充填コンパウンドに埋め込まれるのが殊に有利
である。個々のねじの経費高のチェックを避けるため
に、扁平片を上弦材に斜めに溶接するのが有利であり、
該扁平片はステータの形状と相俟って、ステータが沈下
するのを防止する。それというのはステータと斜めに溶
接された扁平片との間にはなお充填コンパウンドが位置
しているからである。ステータと斜めの扁平片とを有利
に取り囲んでいる充填コンパウンドが完全に消失するよ
うなことが生じた場合でさえも、ステータは例えば4m
m以上沈降することはない。例えば4mm沈降が認知さ
れても、ステータと車両の磁石との間の空隙が大きくな
るだけで、それ以外の障害が生じることはない。支持構
造をトラフ状の形状に構成したことによって、横桁材上
に有利に走行面を設ける場合には上弦材間の間隙を待避
路として使用することが可能である。なお、走行路の個
々の支持構造間に、軌条継目ボンドを使用するのが有利
である。
【0009】
【実施例】次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説す
る。
【0010】図1の公知例ではウェブ111、ウェブ控
え材112、横桁材114及び上弦材21が示されてい
る。上弦材21はウェブ111に縦溶接され、またウェ
ブ控え材112には横溶接されている。溶接によって歪
みが生じるので、別個のアングル成形材211が必要で
あり、該アングル成形材の上部部分は垂直方向ガイドレ
ールとして、またアングル成形材のサイド部分は水平方
向ガイドレールとして使用される。図2に示した公知の
走行路支持構造は、2本のI形断面桁材117を有し、
各I形断面桁材の下部内側足部は改造されてボックス形
断面成形体118を形成している。該ボックス形断面成
形体118は上弦材21のための支承部として使用され
る。この場合、曲線軌道構成は極めて困難と判った。磁
気軌道系のために必要な狭い限度範囲のトレランスを得
ることは、機械的な後加工をもってしても著しく困難で
ある。
【0011】図3には、本発明による鋼製支持構造が横
断面図で示されている。該支持構造は、下弦材115、
横桁材114、ウェブ111、ウェブ控え材112、遮
蔽材113、上弦材21及びサイドガイドレール22か
ら成っている。図面から判るように、上弦材21はウェ
ブ111と遮蔽材113とに固定的に溶接されているに
すぎない。ウェブ控え材112と上弦材21との間には
空隙が介在している。仮想の軌道軸線12は上弦材21
の上縁間の中点に延びている。
【0012】図4では本発明の支持構造の横断面と、磁
気軌道浮上車両フレームとの協働態様が示されている。
走行路支持構造では、図3に示した構成エレメントの他
に、ステータ23と、その充填コンパウンド234が示
されている。ステータ23は、磁気軌道浮上車両フレー
ムを駆動しかつ部分的に支持するために、前記磁気軌道
浮上車両フレームの磁石支持体53上に載設された磁石
531と協働する。水平方向ガイドローラ52、上部
の垂直方向ガイドローラ522及び下部の垂直方向ガイ
ドローラ523が、部分的に図示したにすぎないレバー
・ばね系524を介して磁石531とステータ23との
間の正しい間隔を調整する。その場合、上部の垂直方向
ガイドローラ522は上弦材21の上面を直接転動し、
かつ水平方向ガイドローラ521はサイドガイドレール
22の面に沿って直接転動する。なお図4には有利な形
式で装着された非常時走行ウェブ13が示されている。
【0013】図5には、右手に向かって湾曲された走行
路支持構造が斜視図で示されている。図面から判るよう
に、ウェブ111、ウェブ控え材112及び遮蔽材11
3は垂直に配置されており、かつ軌道軸線12が同一高
さを維持するのに対して、右手のウェブ1111は低下
され、また左手のウェブ1112は高められるので、上
弦材21は曲線軌道の内側の方へ向かって下り勾配を成
して傾斜している。
【0014】左手のウェブ1112及び左手の遮蔽材1
132は右手のウェブ1111及び右手の遮蔽材113
1よりも丈高であるのが有利である。左手のウェブ11
12と左手の遮蔽材1132とは外側支持体として、右
手より大きな荷重を担持しなければならない。左手のウ
ェブ1112と遮蔽材1132は、有利に右手より大き
く構成されているので、より剛性になり、より大きな力
を問題なく吸収することができる。この配置構成によっ
て、図4に基づいて可能な非常時走行ウェブ13は水平
方向を維持する。
【0015】図6にはステータ23の特に有利な固定方
式が横断面図で示されているが、この場合ステータ成層
板231と溝付きブロック232とから成るステータ2
3は上弦材21の下位で複数本のねじ2322によって
固定されている。前記溝付きブロック232は上方部分
において断面台形状の拡幅部2321を有し、該拡幅部
は、上弦材21の下面に溶接された斜向した扁平片23
3と相俟って、ねじ2322が弛むようなことがあって
も、例えば4mm以上下方へ沈下するのを防止する。そ
れというのは、沈降しようとしても前記拡幅部2321
が扁平片233によって受け止められるからである。ま
た図面から判るように、ステータ23は有利に充填コン
パウンド234によって取り囲まれており、該充填コン
パウンドは、図示を省いたウェブ111からサイドガイ
ドレール22にまで及んでいる。
【0016】図7には、上弦材21にねじ2322によ
って固定されたステータ成層板231が、溝付きブロッ
ク232と、前記上弦材21の下面に斜めに溶接された
扁平片233と共に縦断面図で示されている。ステータ
巻線の図示はここでは省かれている。
【0017】図8には、遮蔽材、上弦材及びサイドガイ
ドレールを有していない本発明の鋼製支持構造部分が示
されている。当該鋼製支持構造部分は慣用の鋼製構造形
式で製作されるのが有利である。
【0018】図9には、本発明による走行路支持構造製
造装置と、部分的に製造済みの走行路支持構造が横断面
図で示されている。該製造装置は、ベースフレーム71
11と、該ベースフレーム内で高さ調節可能に配置され
たベース横桁材7113とから成っている。前記ベース
横桁材7113には旋回フレーム7114が枢支されて
おりかつ所要の横傾度に応じて旋回可能である。該旋回
フレーム7114内には、横方向に摺動可能な横方向キ
ャリッジ7115が支承されている。該横方向キャリッ
ジ7115上の中央にはガイド成形体7116が固定さ
れており、該ガイド成形体は、ベース横桁材7113、
旋回フレーム7114及び横方向キャリッジ7115を
調整した後に、軌道軸線12の三次元的な経過形状を確
定する。横方向キャリッジ7115の上側は2段に構成
されている。横方向キャリッジ7115の下段部711
7の上に、上弦材21が、該上弦材の内寄り側面21
3,214を横方向キャリッジ7115の上段部711
8に当接させるようにして、上弦材の上面を下向きにし
て載設される。次いで上弦材21は横方向キャリッジ7
115上に、図示を省いた装置によって圧着固定され、
これによって、溶接前に所望される三次元的な経過形状
を確定する。次いで図8に示したようなトラフ構造体の
ウェブ111の上端面が上弦材21の下面に載設され溶
接によって固着される。そのあと遮蔽材113がウェブ
控え材112及び上弦材21に溶接される。従って上弦
材21は図8に示したトラフ形構造体に確実かつ形状安
定的に固着結合される。横方向キャリッジ7115の下
段部7117は、上弦材21が図示のように完全には載
らず、むしろウェブ111と遮蔽材113との間のほぼ
中央までしか載らないように構成されているのが有利で
ある。例えば上弦材の外寄り範囲において波形変形が万
一生じるようなことがあっても、磁気軌道系の機能範囲
が上弦材の内寄り範囲に位置しているので、前記波形変
形が磁気軌道系の機能に支障をきたすことはない。図1
0では、図9に示した製造装置のほかにタック溶接・本
溶接用キャリッジ7121が示されている。該タック溶
接・本溶接用キャリッジ7121は、複数本のガイドロ
ーラ7123でもってガイド成形体7116に沿って転
動し、サイドガイドレール用スペーサ7122でもって
サイドガイドレール22を正規の位置へもたらし、タッ
ク溶接・本溶接装置(図示せず)によってサイドガイド
レール22を上弦材21の下面にタック溶接しかつ本溶
接する。ガイド成形体が軌道軸線12の正しい三次元的
な経過形状を正確に有し、かつ全支持構造がサイドガイ
ドレール22によって付加的に補強されるので、要求さ
れた厳格なトレランスは問題なく得られる。次いで走行
路支持構造にはステータ23が、殊に有利には図6及び
図7に示したようにして装備される。
【0019】図11には本発明の製造装置の一部分が平
面図で示されている。該図面にはベースフレーム711
1、該ベースフレーム内でガイドされるベース横桁材7
113、該ベース横桁材に旋回可能に支承された旋回フ
レーム7114並びに該旋回フレームに沿って摺動可能
な横方向キャリッジ7115が示されている。25m長
さの走行路支持構造に対しては本発明では、1列に位置
固定された約17個のベースフレーム7111が使用さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】上弦材が付加的な垂直方向ガイドレールを有す
る形式の公知の走行路の横断面図である。
【図2】別の公知の走行路の横断面図である。
【図3】本発明による鋼製支持構造の横断面図である。
【図4】付加的な機能構成要素を有する図3に示した支
持構造並びに磁気浮上車両フレームの横断面図である。
【図5】右手に向かって湾曲された本発明による支持構
造の斜視図である。
【図6】ステータの有利な固定方式を示す横断面図であ
る。
【図7】ステータの有利な固定方式を示す縦断面図であ
る。
【図8】トラフ形構造体の横断面図である。
【図9】本発明の製造装置における本発明の走行路支持
構造を示す横断面図である。
【図10】本発明の製造装置における本発明の走行路支
持構造を示す横断面図である。
【図11】本発明の装置の一部分を示す平面図である。
【符号の説明】
12 軌道軸線、 13 非常時走行ウェブ、 2
1 上弦材、 22サイドガイドレール、 23
ステータ、 53 磁石支持体、 111 ウェ
ブ、 112 ウェブ控え材、 113 遮蔽材、
114横桁材、 115 下弦材、 117 I
形断面桁材、 118 ボックス形断面成形体、 2
11 アングル成形材、 213,214 上弦材
の内寄り側面、 231 ステータ成層板、 232
溝付きブロック、 233 扁平片、 234
充填コンパウンド、 521 水平方向ガイドロー
ラ、 522 上部の垂直方向ガイドローラ、 52
3 下部の垂直方向ガイドローラ、 524 レバ
ー・ばね系、 531 磁石、 1111右手のウェ
ブ、 1112 左手のウェブ、 1131 右手
の遮蔽材、 1132 左手の遮蔽材、 2321
台形状拡幅部、 2322ねじ、 7111 ベース
フレーム、 7113 ベース横桁材、 7114
旋回フレーム、7115 横方向キャリッジ、 7
116 ガイド成形体、 7117 下段部、 7
118 上段部、 7121 タック溶接・本溶接
用キャリッジ、 7122 サイドガイドレール用ス
ペーサ、7123 ガイドローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クリスティアン ロジン ドイツ連邦共和国 ライヒリング ウン ターガッセ 25 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E01B 25/30 B60L 13/03 B61B 13/08

Claims (27)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼製支持構造が下弦材(115)、横桁
    材(114)、ウェブ(111)、ウェブ控え材(11
    2)、上弦材(21)及びサイドガイドレール(22)
    から成り、前記上弦材(21)が縦溶接シームによって
    前記ウェブに固定されている形式の、磁気軌道車両用の
    鋼製トラフ形支持構造の走行路において、各上弦材(2
    1)が、該上弦材に縦溶接シームによって結合された遮
    蔽材(113)によって夫々付加的に保持されており、
    該遮蔽材(113)が、ウェブ控え材(112)の、前
    記ウェブ(111)から離反した方の側に固定されてお
    り、かつ、前記上弦材(21)に該ウェブ控え材(11
    2)を接合するための横溶接シームが設けられていない
    ことを特徴とする、磁気軌道車両用の鋼製トラフ形支持
    構造の走行路。
  2. 【請求項2】 サイドガイドレール(22)が、上弦材
    (21)を組付けたのち始めて該上弦材に固定される、
    請求項1記載の走行路。
  3. 【請求項3】 上弦材(21)が垂直方向ガイドとして
    使用されている、請求項1又は2記載の走行路。
  4. 【請求項4】 曲線軌道においては、走行路の形状が
    弦材(21)とサイドガイドレール(22)のみによっ
    て形成されるのに対して、鋼製支持構造のその他の構成
    部分、直線軌道区の場合と同一の横断面位置を有し
    ている、請求項1から3までのいずれか1項記載の走行
    路。
  5. 【請求項5】 曲線軌道における軌道軸線(12)が、
    リフト加速度を最小限に抑えるために同一高さを維持
    し、曲線軌道の内側が低下され、かつ曲線軌道の外側が
    高められている、請求項4記載の走行路。
  6. 【請求項6】 ウェブ(111)が、曲線軌道の内側で
    は丈低く、曲線軌道の外側では丈高に構成されている、
    請求項5記載の走行路。
  7. 【請求項7】 遮蔽材(113)が、曲線軌道の内側で
    は丈低く、曲線軌道の外側では丈高に構成されている、
    請求項4記載の走行路。
  8. 【請求項8】 上弦材(21)が、磁気軌道車両の機械
    的なブレーキ装置のための反応面として使用される、請
    求項1から7までのいずれか1項記載の走行路。
  9. 【請求項9】 反応面が、摩擦係数帯域幅の小さな防食
    層を有している、請求項8記載の走行路。
  10. 【請求項10】 防食層が、制動応力に抗する高い機械
    的な特性を有している、請求項記載の走行路。
  11. 【請求項11】 防食層が珪酸亜鉛を含んでいる、請
    求項9記載の走行路。
  12. 【請求項12】 ステータ(23)が上弦材の下位でね
    じ締結されている、請求項1から11までのいずれか1
    項記載の走行路。
  13. 【請求項13】 ステータ(23)が充填コンパウンド
    (234)内に埋め込まれている、請求項12記載の走
    行路。
  14. 【請求項14】 ステータ(23)が台形状の溝付きブ
    ロック(232)を有し、該溝付きブロックは、上弦材
    (21)の下面に溶接された斜めに延びる扁平片(23
    3)と相俟って、締結ねじ(2322)の弛みにも拘ら
    ずステータ(23)が実質的に上弦材(21)から離脱
    するのを防止している、請求項12又は13記載の走行
    路。
  15. 【請求項15】 上弦材(21)が、車両に装着された
    非常シューのための反応部分として使用されて脱線防止
    手段を形成している、請求項1から14までのいずれか
    1項記載の走行路。
  16. 【請求項16】 サイドガイドレール(22)が充填コ
    ンパウンド(234)の閉塞部を形成している、請求項
    1から15までのいずれか1項記載の走行路。
  17. 【請求項17】 上弦材(21)が、太陽光線を反射す
    る防食層を、全体的又は部分的に、有している、請求項
    1から16までのいずれか1項記載の走行路。
  18. 【請求項18】 トラフ構造体の底部が、磁気軌道車両
    から非常口を通って押出し可能又は旋回可能な非常タラ
    ップを介して到達可能な非常路としての走行面を有して
    いる、請求項1から17までのいずれか1項記載の走行
    路。
  19. 【請求項19】 走行路の個々の支持構造間に軌条継目
    ボンドが使用されている、請求項1から18までのいず
    れか1項記載の走行路。
  20. 【請求項20】(イ) 下弦材(115)、横桁材(1
    14)、ウェブ(111)及びウェブ控え材(112)
    から成る下構部を先ず、要求される設定路線経過に相応
    して製作し、その際前記ウェブ(111)の上面を除く
    その他の前記構成要素が粗いトレランスを満たすように
    し、 (ロ) 鋼板から成る上弦材(21)を二次元形状に断
    裁し、 (ハ) 前記の断裁された上弦材(21)を180°回
    動させて受容することのできる所望の空間形状を有する
    鋼製支持構造製造装置内に前記上弦材(21)を、該上
    弦材の下面を上向きにして載置して緊定し、 (ニ) 前記下構部のウェブ(111)の上面を前記上
    弦材(21)の下面の上に載置し、 (ホ) 前記ウェブ(111)を上弦材(21)と溶接
    し、 (ヘ) 遮蔽材(113)を前記上弦材(21)及び前
    記ウェブ控え材(112)と結合することを特徴とす
    る、磁気軌道車両用走行路の鋼製支持構造の製造法。
  21. 【請求項21】 遮蔽材(113)を上弦材(21)及
    びウェブ控え材(112)と溶接する、請求項20記載
    の製造法。
  22. 【請求項22】 サイドガイドレール(22)を上弦材
    (21)と溶接する、請求項20又は21記載の製造
    法。
  23. 【請求項23】 サイドガイドレール(22)を上弦材
    (21)とねじ締結する、請求項20又は21記載の製
    造法。
  24. 【請求項24】 下弦材(115)、横桁材(11
    4)、ウェブ(111)、ウェブ控え材(112)、上
    弦材(21)及びサイドガイドレール(22)から成
    り、前記上弦材(21)が縦溶接シームによって前記ウ
    ェブに固定されている形式の、磁気軌道車両用走行路を
    構成する鋼製トラフ形支持構造を製造する装置におい
    て、上弦材(21)の形状を倣うために、高さと傾度を
    調節可能な旋回フレーム(7114)が設けられている
    ことを特徴とする、磁気軌道車両用走行路の鋼製支持構
    造の製造装置。
  25. 【請求項25】 旋回フレーム(7114)上には、軌
    道軸線(12)の所望の曲率半径を倣うための横方向キ
    ャリッジ(7115)が設けられている、請求項24記
    載の製造装置。
  26. 【請求項26】 横方向キャリッジ(7115)上に
    は、旋回フレーム(7114)と横方向キャリッジ(7
    115)を調整したのち軌道軸線(21)の三次元的な
    形状経過を確定させる成形体(7116)が固定されて
    いる、請求項25記載の製造装置。
  27. 【請求項27】 成形体(7116)が、サイドガイド
    レール用スペーサ(7122)とタック溶接・本溶接用
    キャリッジ(7122)とのためのガイドを形成してい
    る、請求項26記載の製造装置。
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