JP3159974U - 飲料用容器の蓋 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造で携帯時の液漏れを無くし、流出量の微調整と洗浄性の向上を可能とする飲料用容器の蓋を提供する。【解決手段】飲料用容器の蓋10を、外蓋32と内蓋34とから構成する。外蓋32は、筒状の外蓋本体42に取付部36、雌ねじ部38、外縁部40を形成する。内蓋34は、内蓋本体に、雄ねじ部60、流出口68、パッキン保持部66、底板部70、摘み部72を形成する。雄ねじ部60とパッキン保持部66との間に流出口68を周方向に並べて形成する。底板部70と内蓋本体との内周面とに、内蓋本体の直径方向に長い突条を架け渡し、摘み部72とする。パッキン80がパッキン保持部66に取り付けられ、内蓋本体と外蓋本体との隙間を塞ぐ。【選択図】図8

Description

本考案は、飲料用容器の蓋に関し、特にタンブラーに取り付けて好適な蓋に関するものである。
タンブラーやカップ等の容器本体に蓋をつけて、携帯を容易にした飲料用容器が各種提供されている。この飲料用容器には、コーヒー、紅茶、ジュース、水などの各種飲用液体が収容される。そして、保温や保冷機能を有するように二重構造になったものが多い。また、持ち運ぶ際にこぼれることがないように、蓋が取り付けられている。
最近では蓋をいちいち取り外すことなく、飲用可能なように、蓋に開口を開けたものが提供されている。また、開口を閉じたり開けたりすることができる栓を設けたものも各種提供されている。
しかしながら、栓を蓋に単に着脱自在に設けたものでは、飲む際に栓を取り外して飲む必要があり、栓を開けたり、外した栓を置いたりする手間があり、使い勝手がよくない。そこで、蓋に開閉自在な栓を取り付けて、例えばスライドさせたり、揺動させたりして、栓を開放位置や閉じ位置にセットするものがある。例えば、特許文献1では、くの字状のレバーの先端に蓋を設けて、レバーを揺動することで、蓋を開け閉めしている。また、特許文献2では、レバーを用いずに、揺動蓋を取り付けて、蓋の揺動により開閉している。
さらに、栓を揺動するタイプに代えて、スライド自在に蓋に取り付けて、開け閉めすることも行われている。
特開2007−197091号公報 実用新案登録第3150162公報
上記のようにレバーの先端に栓を設けて、揺動することで開閉を行うタイプでは、レバーが容器の外側に飛び出ており、倒したり、誤って握ったりした場合にレバーが揺動して栓が開いてしまうという問題がある。また、飲用液体の流出量を調節するためには、レバーの開度を調節しながらレバーを開く操作が必要になり、流出量の微調整が困難であるという問題がある。
また、レバーを用いない揺動方式やスライド方式の場合には、栓を揺動またはスライドすることで開閉することができるが、同様にしてスライド部材や揺動部材を適宜位置で停止させる手段を用いないと、流出量の微調整ができないという問題がある。
しかも、これら揺動方式やスライド方式の栓を用いる場合には、蓋と一体化されており、使用後の洗浄において、揺動部やスライド部をうまく洗浄することができないという問題がある。また、揺動方式及びスライド方式においては、開口を確実に塞ぐことが構造的に難しいため、倒れたときや傾斜したときに開口と栓との隙間から飲用液体が漏れることもあり、携帯に不便であるという問題がある。
本考案は、上記問題点を解消するためになされたものであり、飲用液体を収納する飲料用容器の開口に取り付けられる蓋であって、筒状の外蓋本体、この外蓋本体に形成されており、前記飲料用容器の開口に取り付けられる取付部、前記外蓋本体の内周面の下部に形成されている雌ねじ部、及び前記外蓋本体の上部に上方に向かって延設される外縁部を有する外蓋と、筒状の内蓋本体、この内蓋本体の外周面の下部に形成されており、前記外蓋本体の雌ねじ部に螺合する雄ねじ部、前記内蓋本体の外周面の上部に周方向に形成されているパッキン保持部、前記内蓋本体の外周面であって前記雄ねじ部と前記パッキン保持部との間で内蓋本体の内周面に貫通する流出口、前記内蓋本体を塞ぐように前記流出口の上方位置から延設されている底板部、及び前記底板部の上面から上方に向けてまたは前記内蓋本体の内周面から内側に向けて突出して形成される摘み部を有する内蓋と、前記パッキン保持部に取り付けられ、前記内蓋本体の雄ねじ部が前記外蓋本体の雌ねじ部に螺合して閉じ状態になったときに、内蓋本体と前記外蓋本体との隙間を塞ぐパッキンとを備えることを特徴とする。
前記流出口は、前記パッキン保持部に隣接または近接して設けられることにより、内蓋を少しだけ開方向に回すことで、流出口から液体を容易に流出させることができる。また、この状態から内蓋を逆に少し回すと、パッキンにより外蓋と内蓋とを水密に結合することができる。
前記底板部は、前記内蓋本体の下部内周面であって前記流出口の上方位置から下方に向かって延設されて前記内蓋本体の下部に位置している。これにより、底板部を内蓋本体内で低く設定することができ、蓋の高さを低く抑えて全体をコンパクトにまとめることができる。
前記外蓋本体の内周面の上部に形成され、前記雌ねじ部に連続し次第に拡開するテーパー状内周面を前記外縁部は有している。これにより、外縁部の上端部を上方に向かうに従い次第に厚みを薄く形成することができ、飲用の際に口当たりがよくなる。さらに、このテーパー状内周面は、外蓋本体の中心線を通る外縁部の縦断面において内側に湾曲するような凹んだ形状とすることにより、飲用に際してこの凹み部で液体が一時的に滞留するため、飲用の際に液体が口へと流れるときに時間的にずれが生じて、急激且つ一時に口内に液体が流出することを防止することができる。
前記外縁部は上方に一部が延設された飲み口部を有し、前記摘み部は前記内蓋本体の直径方向に延設されて内周面間で架け渡されている突条から構成されており、前記突条の直径方向の中央部が低くされており、前記内蓋本体が前記外蓋本体に取り付けられた状態で締められて、前記パッキンにより水密に結合しているときに、前記飲み口部を通り前記外蓋本体の中心線と直交する直線に対し、前記摘み部が平行になるように、前記摘み部は前記内蓋本体に形成されている。これにより、蓋が閉まった飲用不可状態で飲み口部に口を当てると、上唇が摘み部にふれるため、蓋が閉まっていることが容易に判るようになる。
前記飲み口部を通り外蓋本体の中心線に直交する直線に対し前記摘み部が上から見て直交する位置で、摘み部の直径方向の一端部と、この一端部が前記外縁部に位置する箇所とに開マークを有している。このように開マーク同士を近接させると内蓋が開状態であることが一見して判るようになる。したがって、内蓋が開位置の状態で誤って持ち運んでしまうことが回避される。また、開マーク位置では、摘み部が飲み口部から90°離れた位置となるため、摘み部に上唇が当たることがなく、容易に飲めるようになる。
前記流出口は、前記内蓋本体に周方向に一定ピッチで形成された貫通孔であることが好ましい。このように、周方向に一定ピッチで貫通孔が形成されることにより、一定の流出量を確保した上で、内蓋の高さを抑えることができる。特に前記貫通孔を周方向に長い矩形状とすることにより、一定の流出量を確保した上で、さらに内蓋の高さを抑えることができる。また、前記摘み部を除いた周面に周方向に並べて貫通孔を形成することにより、摘み部の強度を確保した上で、一定の流出量を確保することができる。
前記パッキン保持部は、前記テーパー状内周面に平行なテーパー状外周面及びこのテーパー状外周面に周方向に形成されるパッキン保持溝を有することが好ましい。
前記外蓋本体の中心線に対し前記飲み口部から180°回転した位置に携帯用ストラップが通る貫通孔を有することが好ましく、携帯性が向上する。
前記外蓋本体の取付部は、外蓋本体の外周面であって外蓋本体中心線方向の中央部に形成される段部、この段部を介して下方に連続し前記外周面と平行な外周面に形成される雄ねじ部、及び前記段部と前記雄ねじ部との角部に形成されているパッキン収納部を有し、前記段部の直径方向の長さは前記飲料用容器の開口厚みと同じであることが好ましく、この場合には蓋と容器本体とが接続される外周面部分が面一で連続することになり、容器の一体感が出て、デザイン性に優れる。
前記飲料用容器はタンブラーであることが好ましい。このようにタンブラーの蓋として本考案を実施することにより、簡単な構成で液体漏れのない蓋を提供することができる。したがって、飲み口を有する蓋付きタンブラーを安価にて提供することができる。
本考案の飲料用容器の蓋は、簡単な構成で飲用液体の漏れを確実に無くし、飲用に際しては流出量の微調整が可能であり、また洗浄の際には各部を分離して洗浄することができる。
蓋を取り付けた状態の飲料用容器を示す斜視図であり、内蓋が開位置となっている飲用可能な状態を示している。 同縦断面図であり、内蓋が閉位置で飲料液体が密封される状態を示している。 飲料用容器を分解して示す斜視図である。 外蓋を示す拡大した縦断面図である。 外蓋を示す拡大した側面図である。 内蓋を示す拡大した縦断面図である。 内蓋を示す拡大した側面図である。 内蓋が開位置となっており飲用可能な状態を示す拡大した縦断面図である。
図1及び図2に示すように、本考案の蓋10は容器本体(タンブラー)12の開口12aに取り付けられる。この蓋10と容器本体12により飲料用容器14が構成される。
図2に示すように、容器本体12は、カップ状の外装体16と内装体18とにより二重構造になっている。必要に応じてこれらの間の空洞20には、図示していない印刷シートが入れられて容器本体12の模様を形成している。これら外装体16及び内装体18は合成樹脂製成型品であり、本実施形態では透明な合成樹脂を用いて成型している。そして、外装体16に内装体18を入れて下部の雌ねじ部22と雄ねじ部24とを螺合し回転することで、外装体16と内装体18とが一体化される。このとき、外装体16の上端面と内装体18の折り返し部26との間にパッキン28が挿入されて気密性が保持される。必要に応じて、外装体16の上端部外周面と内装体18の折り返し部26の内周面との接触部分は溶着または接着されている。また、容器本体12の開口12aの内周面には、雌ねじ部30が形成されている。なお、外装体16及び内装体18は透明としたが半透明、不透明であってもよい。また、外装体16及び内装体18の一方または両方は、合成樹脂製以外に、アルミニウムやステンレス等の金属製であってもよい。
図3に示すように、本考案の蓋10は、外蓋32と内蓋34とから構成されている。これら外蓋32及び内蓋34は合成樹脂製の成型品である。
図4及び図5に示すように、外蓋32は、取付部36、雌ねじ部38、外縁部40を有する筒状の外蓋本体42から構成されている。この外蓋本体42の外周面の下部には、外側段部44を介して雄ねじ部46が、内周面の下部には内側段部48を介して雌ねじ部38がそれぞれ形成されている。外側段部44と雄ねじ部46とがつながる角部には、パッキンとしてのオーリング52が嵌められている。
外蓋本体直径方向における外側段部44の長さは、図2に示すように、容器本体12の上端部の厚みと同じにされている。これにより、容器本体12の開口12aに外蓋32が取り付けられたときに、容器本体12の外周面12bと、外蓋32の外周面32aとが面一になる。なお、容器本体12への外蓋32の取り付けは、上記の形態に限定されるものではなく、容器本体12が雄ねじ部を有し、外蓋32が雌ねじ部を有する取り付け構造であってもよいし、このようなねじによる取り付け構造の他に、接着や溶着などの固定手段や、爪結合のよう係止手段で取り付けてもよい。
図4に示すように、前記外側段部44の上方には、外縁部40が上方に向けて延設されている。外縁部40は、外蓋本体42の中心線CLに対して180°離れた点対称位置で、一方に飲み口部54が、他方にストラップ取付部56が形成されている。飲み口部54は、飲料液体が飲みやすくなるように、ストラップ取付部56に比べて高く形成されている。また、このように飲み口部54に対し反対側の縁部であるストラップ取付部56を低く設定することにより、飲用に際し、鼻が当たることがなく、使い勝手がよくなる。ストラップ取付部56にはストラップ取付孔58が形成されている。このストラップ取付孔58には、ストラップ(図示せず)が通されて携帯に便利なようになっている。
外縁部40の内周面40aは、上方に向けて次第に拡開するテーパー状に形成されている。特に飲み口部54は上端に向かうに従い次第に厚みが薄くなるように形成されており、飲用の際に口当たりがよくなるようになっている。また、テーパー状内周面40aは、外蓋本体42の中心線CLを通る外縁部40の縦断面において内側に湾曲するような凹んだ形状とすることにより、飲用に際してこの凹み部で液体が一時的に滞留するため、液体が口へと流れるときに時間的にずれが生じて、急激且つ一時に口内に液体が流出することを防止することができる。
雌ねじ部38は、内蓋34の雄ねじ部60(図7参照)が螺合するためのものである。この雌ねじ部38と外縁部内周面40aとの間にはテーパー状のパッキン当て面62が形成されている。
図6及び図7に示すように、内蓋34は、雄ねじ部60、パッキン保持部66、流出口68、底板部70、及び摘み部72を有する有底筒状の内蓋本体74から構成されている。底板部70は、内蓋本体74の下端近くに形成されており、上方から見て、飲用に際して鼻が当たらないように内蓋34の上面70bが凹んでいる。
内蓋本体74の外周面で下部には、雄ねじ部60が形成されている。図2及び図3に示すように、この雄ねじ部60は、外蓋32の雌ねじ部38に螺合する。内蓋34を時計方向に回転させることにより、内蓋34は外蓋32に締め込まれる。
図6に示すように、内蓋本体74の外周面で上部には、パッキン保持部66が形成されている。パッキン保持部66は、テーパー面76及びパッキン保持溝78から構成されている。テーパー面76は、雄ねじ部60が形成されている外周面74aから上方に向こうに従い次第に拡開するように形成されている。また、テーパー面76の上部にはパッキン保持溝78が周方向に形成されている。このパッキン保持溝78には、パッキンとしてのオーリング80が嵌められる。
パッキン保持溝78は、内蓋34を外蓋32に螺合して締め込んだときにオーリング80が脱落することがないように、上部が外側に突出したオーバーハング部82を有する。このオーバーハング部82でオーリング80がしっかりと保持される。したがって、図2に示すように、内蓋34を外蓋32に強く締め込んでも、オーリング80が脱落することなく、このパッキン保持部66と外蓋32のパッキン当て面62との間でオーリング80が潰れて変形し、外蓋32と内蓋34との隙間を水密に閉じることができる。
また、前記パッキン当て面62及びテーパー面76は、外蓋本体42の中心線CLに対し30°から60°の交差角度、より好ましくは40°から50°の交差角度になるように設定することが好ましい。これにより、雌ねじ部38及び雄ねじ部60による螺合で内蓋34が外蓋32に締め込まれる際に、パッキン当て面62とパッキン保持部66との間で確実にオーリング80が変形し、しっかりと水密状態を維持することができる。
図6及び図7に示すように、内蓋34の雄ねじ部60とパッキン保持部66との間の外周面74aには、流出口68が周方向に並べて形成されている。流出口68は外周面74aと内周面74bとの間で内蓋本体74を貫通する矩形の貫通孔から形成されている。流出口68はパッキン保持部66のオーリング80に近接した位置または隣接した位置で形成されている。これにより、内蓋34の回転による外蓋32に対する僅かな上方変位でも容器本体12内の液体を確実に流出させることができる。したがって、僅かな回転量で内蓋34を確実に開状態にすることができる。また、開状態から内蓋34を逆に回転して外蓋32に締め込むことで、確実に内蓋34を閉位置にセットすることができる。図6に示すように、底板部70は、この流出口68を塞ぐことがないように、内蓋本体74の近くではテーパー面70aとされており、飲用液体が流出口68に円滑に流れるようになっている。
なお、流出口68は周方向に長い矩形状に形成したが、この形状に限定されるものではなく、丸や三角、楕円やその他の各種形状としてもよい。但し、流出口68を周方向に長い矩形状にすることで、一定の流出量を確保しつつ内蓋34を高さ方向にコンパクトにまとめることができる。
図3、図6及び図7に示すように、摘み部72は、底板部70の上面70bから上方に向けて且つ前記内蓋本体74の上部内周面74cから内側に向けて突出して形成されている。なお、摘み部72は内蓋34を指で摘んで回転させることができる形状であればよく、図示のものに限定されない。また、摘み部72の形成位置は、底板部70の上面70bから上方に突出して形成したり、内蓋本体74の上部内周面74cから内側に向けて突出して形成したりすることができる。
前記摘み部72は内蓋本体74の直径方向に延設されて上部内周面74c間で架け渡されており、直径方向の中央部が低くされた凹み部72aを備えている。そして、図2に示すように、前記内蓋本体74が前記外蓋本体42に取り付けられた状態で締められて、前記オーリング80により水密に外蓋32と結合しているときに、前記飲み口部54を通り外蓋本体中心線CLと直交する直線L1に対し、前記摘み部72が平行になるように、前記摘み部72と雄ねじ部60、または摘み部72と雌ねじ部38とが位置規定されている。
図1に示すように、前記飲み口部54を通り外蓋本体中心線CLと直交する直線L1に対し、前記摘み部72が上から見て直交する位置関係のときに、摘み部72の直径方向の一端部と、この一端部が前記外縁部40に位置する箇所とにそれぞれ開マーク84,85が形成されている。開マーク84,85は、円形の凹みから構成されているが、矢印や直線の形状をした溝や、その他の形状の識別可能なマークであればよい。この開マーク84,85同士が近接した状態(図1参照)が内蓋34の開状態を示しており、液体が飲用可能な状態であることが一目で判るようになっている。したがって、携帯する際には、この摘み部72の位置関係を把握することで、開位置の飲用可能状態か、閉位置の飲用不可・携帯可能状態かを知ることができる。したがって、携帯する際に誤って液体をこぼしてしまうことを未然に防ぐことができる。
図6及び図7に示すように、摘み部72の両端部が位置する内蓋本体74の周面には流出口68が形成されていない。これは内蓋本体74の強度を保つとともに、この位置に流出口68を形成したとしても、上記したように、図8に示す飲み口部54と摘み部72の位置関係から飲みづらくなり液体を流出させる必要が無いからである。しかし、流出口68はこの形態に限定されることなく、周方向に流出口68の不連続部を設けることなく、全周にわたって形成してもよい。
図1に示すように、底板部70の上面70bには、内蓋34の回転方向を示す矢印86と、矢印86が示す方向に内蓋34を回転させたときの内蓋34の状態変化を示す「close」の文字87とが上面70bから突出させることで、その凹凸の段差によって形成されている。なお、図面のものとは反対向きにした矢印と、その矢印に近接して「open」の文字とを突出形成して表記してもよく、また、これらの二つの矢印及び文字を表記したものであってもよい。
使用に際しては、図3に示すように、容器本体12の雌ねじ部30に外蓋32の雄ねじ部46を螺合させて時計方向に回転させることにより、図1に示すように、外蓋32を容器本体12に取り付ける。外蓋32を締め込むと、図2に示すように、外蓋32に外嵌させたオーリング80が変形して、両者に水密に接触するため、容器本体12に外蓋32を水密に取り付けることができる。
容器本体12内にコーヒーなどの飲用液体を収納した後に、外蓋32の雌ねじ部46に内蓋34の雄ねじ部60を螺合させて時計方向に回転させることにより、内蓋34を外蓋32に取り付ける。内蓋34を締め込んでいくと、図2に示すように、パッキン当て面62でオーリング80が潰れて、それ以上の締め込みが不可能になる。この状態が閉じ状態であり、飲み口部54を通り外蓋本体中心線CLと直交する直線L1に上から見て摘み部72が平行な状態になる。この状態では、摘み部72が飲み口部54に近接するため、飲もうとして飲み口部54に口を当てると、上唇が摘み部72に触れるため、閉じた状態であることを知ることができる。
内蓋34を反時計方向に回すことにより、図8に示すように内蓋34が外蓋32内で上方に変位する。この変位によって内蓋34のオーリング80とパッキン当て面62との間に隙間90ができる。容器本体12の液体は、容器本体12を傾けることにより、流出口68から外蓋32の外縁部内周面内に流出し、飲み口部54を介して、容器本体12内の飲用液体を飲むことができる。飲用液体の流出量は内蓋34の回転量を変化させることで、流出口68の開き具合や、オーリング80とパッキン当て面62との隙間具合を調節することができ、各人に合った流出量を容易に設定することができる。
使用後は、図2に示すように蓋10そのものを容器本体12から取り外し、また、蓋10も外蓋32と内蓋34との螺合を解くことで簡単に分離することができ、洗浄が容易であり、従来のようなスライド方式や揺動方式の中栓にありがちな洗浄がしずらいといった不都合もない。
なお、上記実施形態では、蓋10の材質は合成樹脂製を例にとって説明したが、ステンレスやアルミニウムなどの金属製としてもよい。また、上記実施形態では、外蓋32と内蓋34とは同一中心線CL上に位置させて同心配置としたが、飲み口部54側が広くなるように、外蓋32に対し内蓋34を偏心させてもよい。
上記実施形態では、前記摘み部72は前記内蓋本体74の直径方向に延設されて内周面間で架け渡されている突条から構成されており、前記突条の直径方向の中央部が低くされているが、これに限定されるものではない。特に、上記実施形態では、前記底板部70は、前記内蓋本体74の下部内周面74bであって前記流出口68の上方位置から下方に向かって延設されて前記内蓋本体74の下部に位置しているので、摘み部72を内蓋34内で低い位置に形成することができ、通常の鼻の高さの人が使用する場合には、鼻先端が摘み部72に当たることは少ないからである。したがって、任意形状の摘み部72を形成することができる。例えば、中央部を凹ませることがないものや、逆に中央部を高くした山形状のもの、その他、動物の輪郭などをかたどった任意形状のものでもよい。また、摘み部72自体も、内蓋34の直径方向に長い突条の他に、指を掛けて内蓋34を回転させることができるものであれば、その形状や数量は限定されない。例えば、一文字形の他に三叉状やクロス状、その他各種形状であってよい。
図2に示すように、前記内蓋34が前記外蓋32に取り付けられた状態で締められて、オーリング80により両者が水密に結合しているときに、前記飲み口部54を通り前記外蓋32の中心線CLと直交する直線L1に対し、前記摘み部72が平行になるように、前記摘み部72は前記内蓋34に形成されているが、これに限定されない。これは、上述したように、上記実施形態では、前記底板部70は、前記内蓋34の下部内周面であって前記流出口68(図6参照)の上方位置から下方に向かって延設されて前記内蓋34の下部に位置しているので、摘み部72を内蓋34内で低い位置に形成することができ、通常の使用では、飲み口部54に唇を当てたときに、上唇が内蓋34の摘み部に当たることは少ないからである。同様の理由から、突条からなる摘み部が飲み口部を通り外蓋本体の中心線と直交する直線に対し直交する位置となるように、摘み部を内蓋本体に取り付けなくてもよい。
但し、内蓋34が閉じられた状態で外蓋32の飲み口部54との高低差が低く、飲み口部54に口を当てたときに、上唇が摘み部72の上端部に触れるような位置関係の場合には、上記のような位置関係とすることにより、上唇が閉位置の内蓋34の摘み部72に触れることになる。これにより、内蓋34が閉まった飲用不可状態で飲み口部54に口を当てると、上唇が摘み部72にふれるため、内蓋34が閉状態であることを唇の感触から知ることができ、便利である。この場合には、さらに突条からなる摘み部72が飲み口部54を通り外蓋32の中心線CLと直交する直線L1に対し直交する位置となるように、摘み部72を内蓋34に形成し、且つ摘み部72の中央を凹ませることにより、鼻の高い人が使用する場合に鼻先端が摘み部72に当たらないようにすることができる。
図1に示すように、前記飲み口部54を通り外蓋32の中心線CLに直交する直線L1に対し前記摘み部72が上から見て直交する位置で、摘み部72の直径方向の一端部と、この一端部が前記外縁部40に位置する箇所とに開マーク84,85を有している。このように開マーク84,85同士を近接させると内蓋34が開状態であることが一見して判るようになる。したがって、内蓋34が開位置の状態で誤って持ち運んでしまうことが回避される。また、開マーク84,85が近接した位置では、摘み部72が飲み口部54から90°離れた位置となるため、内蓋閉状態で上唇が当たるような外縁部40と摘み部72との位置関係にある蓋の場合には、摘み部72に上唇が当たることがなく、容易に飲めるようになる。
また、開マーク84,85を設けることにより、この開マーク84,85をさらに超えて内蓋34を回してしまうと、内蓋34が外れる虞が出てくるが、この開マーク84,85の存在により、内蓋34が外れてしまう位置関係を簡単に知ることができ便利である。なお、本実施形態では、外蓋32の雌ねじ部46と内蓋34の雄ねじ部60とは、2.5回転で外れるようなピッチとねじ長さとしている。そして、完全に内蓋34が閉まった状態から約90°回転させた状態で開マーク84,85が接近する位置としているが、これに限定されない。また、上記マーク84,85を内蓋脱落阻止マークとして利用する場合には、上記開マーク85の他に、外縁部40の上面に、例えば開マーク85から開方向に約90°回転した位置で、例えば×印のマーク(図示せず)を付してもよい。この場合には、内蓋34の開マーク84がこの×印の内蓋脱落阻止マークを超えた位置となると、内蓋34が脱落する虞があることを使用者に知らせることができる。

Claims (13)

  1. 飲用液体を収納する飲料用容器の開口に取り付けられる蓋であって、
    筒状の外蓋本体、この外蓋本体に形成されており、前記飲料用容器の開口に取り付けられる取付部、前記外蓋本体の内周面の下部に形成されている雌ねじ部、及び前記外蓋本体の上部に上方に向かって延設される外縁部を有する外蓋と、
    筒状の内蓋本体、この内蓋本体の外周面の下部に形成されており、前記外蓋本体の雌ねじ部に螺合する雄ねじ部、前記内蓋本体の外周面の上部に周方向に形成されているパッキン保持部、前記内蓋本体の外周面であって前記雄ねじ部と前記パッキン保持部との間で内蓋本体の内周面に貫通する流出口、前記内蓋本体を塞ぐように前記流出口の上方位置から延設されている底板部、及び前記底板部の上面から上方に向けてまたは前記内蓋本体の内周面から内側に向けて突出して形成される摘み部を有する内蓋と、
    前記パッキン保持部に取り付けられ、前記内蓋本体の雄ねじ部が前記外蓋本体の雌ねじ部に螺合して閉じ状態になったときに、内蓋本体と前記外蓋本体との隙間を塞ぐパッキンと
    を備えることを特徴とする飲料用容器の蓋。
  2. 前記流出口は、前記パッキン保持部に隣接または近接して設けられていることを特徴とする請求項1記載の飲料用容器の蓋。
  3. 前記底板部は、前記内蓋本体の下部内周面であって前記流出口の上方位置から下方に向かって延設されて前記内蓋本体の下部に位置していることを特徴とする請求項1または2記載の飲料用容器の蓋。
  4. 前記外蓋本体の内周面の上部に形成され、前記雌ねじ部に連続し次第に拡開するテーパー状内周面を前記外縁部は有することを特徴とする請求項1から3いずれか1項記載の飲料用容器の蓋。
  5. 前記テーパー状内周面は、外蓋本体の中心線を通る外縁部の縦断面において内側に湾曲するような凹んだ形状に形成されていることを特徴とする請求項4記載の飲料用容器の蓋。
  6. 前記外縁部は上方に一部が延設された飲み口部を有し、
    前記摘み部は前記内蓋本体の直径方向に延設されて内周面間で架け渡されている突条から構成されており、前記突条の直径方向の中央部が低くされており、
    前記内蓋本体が前記外蓋本体に取り付けられた状態で締められて、前記パッキンにより水密に結合しているときに、前記飲み口部を通り前記外蓋本体の中心線と直交する直線に対し、前記摘み部が平行になるように、前記摘み部は前記内蓋本体に形成されていることを特徴とする請求項1から5いずれか1項記載の飲料用容器の蓋。
  7. 前記飲み口部を通り前記外蓋本体の中心線に直交する直線に対し前記摘み部が上から見て直交する位置で、摘み部の直径方向の一端部と、この一端部が前記外縁部に位置する箇所とに開マークを有することを特徴とする請求項6記載の飲料用容器の蓋。
  8. 前記流出口は、前記内蓋本体に周方向に一定ピッチで形成された貫通孔であることを特徴とする請求項1から7いずれか1項記載の飲料用容器の蓋。
  9. 前記貫通孔は周方向に長い矩形状であり、前記摘み部を除いた周面に周方向に並べて設けられていることを特徴とする請求項8記載の飲料用容器の蓋。
  10. 前記パッキン保持部は、前記テーパー状内周面に平行なテーパー状外周面及びこのテーパー状外周面に周方向に形成されるパッキン保持溝を有することを特徴とする請求項1から9いずれか1項記載の飲料用容器の蓋。
  11. 前記外蓋本体の中心線に対し前記飲み口部から180°回転した位置に携帯用ストラップが通る貫通孔を有することを特徴とする請求項6から10いずれか1項記載の飲料用容器の蓋。
  12. 前記外蓋本体の取付部は、外蓋本体の外周面であって外蓋本体中心線方向の中央部に形成される段部、この段部を介して下方に連続し前記外周面と平行な外周面に形成される雄ねじ部、及び前記段部と前記雄ねじ部との角部に形成されているパッキン収納部を有し、前記段部の直径方向の長さは前記飲料用容器の開口厚みと同じであることを特徴とする請求項1から11いずれか1項記載の飲料用容器の蓋。
  13. 前記飲料用容器はタンブラーであることを特徴とする請求項1から12いずれか1項記載の飲料用容器の蓋。
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