JP3159857B2 - デジタルオーディオ装置 - Google Patents

デジタルオーディオ装置

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JP3159857B2 JP02276294A JP2276294A JP3159857B2 JP 3159857 B2 JP3159857 B2 JP 3159857B2 JP 02276294 A JP02276294 A JP 02276294A JP 2276294 A JP2276294 A JP 2276294A JP 3159857 B2 JP3159857 B2 JP 3159857B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばミニディスク
装置等に適用して好適なデジタルオーディオ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、オーディオ信号をステレオモード
とモノラルモードに切り換えて記録再生できるミニディ
スク装置等のデジタルオーディオ装置において、例え
ば、図5に示すような信号フォーマットが知られてい
る。
【0003】同図Aは記録媒体のクラスタのフォーマッ
トを示している。1クラスタは36のセクタから構成さ
れ、36セクタのうち4セクタが誤り訂正を完結させる
ためのリングセクタとサブデータ用として使用され、3
2セクタがオーディオデータを記録するために使用され
る。同図Bはオーディオデータが記録されるオーディオ
セクタのフォーマットを示している。オーディオセクタ
は2356バイトの領域を有し、そのうち2332バイ
トがオーディオデータを記録するオーディオブロックと
される。このオーディオセクタの偶数セクタと奇数セク
タのオーディオブロックにより同図Cに示す各々424
バイトの領域をもつ11のサウンドグループが構成さ
れ、それぞれのサウンドグループには2048バイトの
オーディオデータが約1/5に圧縮されて記録される。
【0004】この2048バイト(16384ビット)
のオーディオデータは、ステレオモードの場合、同図D
に示すようにそれぞれ1024バイト(8192ビッ
ト)の左右のオーディオデータから構成される。また、
モノラルモードの場合、同図Eに示すようそれぞれ10
24バイト(8192ビット)の第一オーディオデータ
と第二オーディオデータから構成される。
【0005】つまり、サンプリング周波数を44.1k
HZとして16ビットで量子化した場合、1サウンドグ
ループはステレオモードでは約11.6msに相当しモ
ノラルモードでは約23.2msに相当するので、モノ
ラルモードではステレオモードに比べ2倍の時間の記録
再生ができる。
【0006】このようなデジタルオーディオ装置におい
て、オーディオ信号をモノラルモードで記録する場合、
例えば、左右のオーディオ信号をアナログ信号の状態で
混合させた後にデジタルオーディオデータに変換して記
録することが知られている。図3は従来のデジタルオー
ディオ装置の構成例を示している。
【0007】図3において、1Lは左チャンネルの信号
入力端子であり、この信号入力端子1Lに供給されるオ
ーディオ入力信号SLは、入力アンプ2Lとボリューム
3Lを介してマッチングアンプ4Lに供給される。な
お、このマッチングアンプ4Lは次段回路の入力感度に
信号レベルを合わせ、また、インピーダンスの整合を図
るためのものである。マッチングアンプ4Lから出力さ
れるオーディオ信号S1Lは、加算器10を介してA/D
変換器5Lに供給される。このA/D変換器5Lによっ
てオーディオ信号S1LはデジタルオーディオデータSDL
1に変換される。このデジタルオーディオデータSDL1は
信号処理部7の端子7aに供給される。
【0008】1Rは右チャンネルの信号入力端子であ
り、この信号入力端子1Rに供給されるオーディオ入力
信号SRは、入力アンプ2Rとボリューム3Rを介して
マッチングアンプ4Rに供給される。このマッチングア
ンプ4Rも上述したマッチングアンプ4Lと同様に次段
回路の入力感度に信号レベルを合わせ、また、インピー
ダンスの整合を図るためのものである。マッチングアン
プ4Rから出力されるオーディオ信号S1Rは、切換スイ
ッチ11の可動端子に供給される。オーディオ信号S1R
は切換スイッチ11がa側端子に切り換えられた場合に
はA/D変換器5Rに供給され、b側端子に切り換えら
れた場合には、加算器10に供給される。A/D変換器
5Rに供給されたオーディオ信号S1Rは、デジタルオー
ディオデータSDR1に変換されて信号処理部7の端子7
bに供給される。
【0009】信号処理部7に供給されたデジタルオーデ
ィオデータSDL1,SDR1は、後述するように信号処理さ
れて信号処理部7の端子7cから次段回路に供給され
る。次段回路では、供給された信号が信号圧縮や変調等
されて記録処理される。
【0010】なお、再生時に次段回路から信号処理部7
の端子7cに供給された再生デジタルデータは、信号処
理部7で信号処理されて端子7d,7eからD/A変換
器12L,12Rに供給される。D/A変換器12L,
12Rで変換された信号は出力アンプ13L,13Rを
介して信号出力端子14L,14Rから出力される。
【0011】9はキー操作部であり、このキー操作部9
はステレオモードとモノラルモードの切り換え等を行う
ためのものである。このキー操作部9の操作に関係付け
られて制御部8によって信号処理部7および切換スイッ
チ11が制御される。
【0012】ここで、キー操作部9の操作でステレオモ
ードに設定されると、制御部8によって信号処理部7は
ステレオモードに設定されると共に、切換スイッチ11
はa側端子に切り換えられる。
【0013】信号入力端子1Rに供給されるオーディオ
入力信号SRは、入力アンプ2Rで増幅されボリューム
3Rで信号レベルが調整されてマッチングアンプ4Rに
供給される。マッチングアンプ4Rから出力されたオー
ディオ信号S1Rは、切換スイッチ11に供給されてa側
端子からA/D変換器5Rに供給される。このA/D変
換器5Rにより、オーディオ信号S1Rはデジタルオーデ
ィオデータSDR1に変換されて信号処理部7の端子7b
に供給される。
【0014】また、信号入力端子1Lに供給されるオー
ディオ入力信号SLは、右チャンネルの場合と同様に、
入力アンプ2Lとボリューム3Lを介してマッチングア
ンプ4Lに供給される。このマッチングアンプ4Lから
出力されたオーディオ信号S1Lは、加算器10に供給さ
れる。なお、切換スイッチ11がa側端子に切り換えら
れているため、b側端子には信号が供給されず、オーデ
ィオ信号S1Lは加算器10で信号が加算されることなく
A/D変換器5Lに供給される。このA/D変換器5L
により、オーディオ信号S1Lはデジタルオーディオデー
タSDL1に変換されて信号処理部7の端子7aに供給さ
れる。
【0015】次に、キー操作部9の操作でモノラルモー
ドに設定されると、制御部8によって信号処理部7はモ
ノラルモードに設定されると共に、切換スイッチ11は
b側端子に切り換えられる。
【0016】ステレオモードの場合と同様に処理されて
切換スイッチ11に供給されたオーディオ信号S1Rは、
切換スイッチ11がb側端子に切り換えられているため
に加算器10に供給される。なお、切換スイッチ11が
b側端子に切り換えられているため、切換スイッチ11
のa側端子に接続されたA/D変換器5Rおよび信号処
理部7の端子7bには信号が供給されない。
【0017】また、ステレオモードの場合と同様に処理
されて加算器10に供給されたオーディオ信号S1Lは、
加算器10でオーディオ信号S1Rと加算されてA/D変
換器5Lに供給される。このA/D変換器5Lにより、
オーディオ信号S1Lとオーディオ信号S1Rが加算された
オーディオ信号SADDはデジタルオーディオデータSDM1
に変換されて信号処理部7の端子7aに供給される。
【0018】ここで、図4に信号処理部7の動作を示
す。同図Aはオーディオ信号S1Lを示し同図Bはオーデ
ィオ信号S1Rを示す。このオーディオ信号S1L,S1R
は、A/D変換器5L,5Rでデジタルオーディオデー
タSDL1,SDR1に変換される。例えば、オーディオ信号
S1L,S1Rが時点t0でサンプリングされて得られるデ
ジタルオーディオデータSDL1,SDR1は、それぞれL
0,R0であり、同様に、時点tnでサンプリングされて
得られるデジタルオーディオデータSDL1,SDR1は、L
n,Rnとされる。
【0019】ステレオモードの場合、信号処理部7の端
子7a,7bに供給されたデジタルオーディオデータS
DL1とデジタルオーディオデータSDR1は、図4Dに示す
ように、信号処理部7で交互に並べられて、L0→R0→
L1→R1→・・・→Ln→Rnの順に構成されて信号処理
部7の端子7cから1つの信号系列として出力される。
図3に示すように、この出力されたステレオ用デジタル
オーディオデータDSTは、図示しない次段回路に供給さ
れ信号圧縮や変調等が行われて記録処理される。
【0020】また、このように構成されて記録された信
号が再生される場合、復調等がなされて信号処理部7の
端子7cに供給された再生データは、信号処理部7によ
って図4Fおよび同図Gに示すようにステレオ用デジタ
ルオーディオデータDSTのデータが交互に分離される。
この分離された信号は、端子7d,7eからデジタルオ
ーディオデータSDL1,SDR1として出力される。例え
ば、時点t0のデータL0はデジタルオーディオデータS
DL1、データR0はデジタルオーディオデータSDR1とし
て出力される。次に時点t1のデータL1,R1が出力さ
れる。以下の各時点のデータも同様である。このデジタ
ルオーディオデータSDL1,SDR1は、図3に示すように
D/A変換器12L,12Rで変換処理され、出力アン
プ13L,13Rを介して信号出力端子14L,14R
からステレオのオーディオ出力信号S2L,S2Rとして出
力される。
【0021】モノラルモードの場合、図4Cに示すオー
ディオ信号S1Lとオーディオ信号S1Rが加算されたオー
ディオ信号SADDは、ステレオモードの場合と同様に、
A/D変換器5LでデジタルオーディオデータSDM1に
変換される。例えば、オーディオ信号SADDが時点tnで
サンプリングされて得られるデジタルオーディオデータ
SDM1は同図Eに示すように(L+R)nである。
【0022】ここで、信号処理部7がモノラルモードに
選択されているため、信号処理部7からは端子7aに供
給されたデジタルオーディオデータSDM1が順次出力さ
れる。つまり、(L+R)0→(L+R)1→・・・→
(L+R)nの順に構成されて信号処理部7の端子7c
から1つの信号系列が出力される。なお、同図Eは、信
号系列の構成を示すと共に同図Dとデータ量の比較をす
るものであり、時間が短縮されたことを示すものではな
い。この出力されたモノラル用デジタルオーディオデー
タDM1は、ステレオモードの場合と同様に次段回路に供
給され信号圧縮や変調等が行われて記録処理される。
【0023】また、このように構成されて記録された信
号が再生される場合、復調等がなされて信号処理部7の
端子7cに供給された再生信号は、モノラル用デジタル
オーディオデータDM1のデータが分離されず信号処理部
7の端子7d,7eの双方からデジタルオーディオデー
タSDM1として出力される。このデジタルオーディオデ
ータSDM1は、D/A変換器12L,12Rで変換処理
され、出力アンプ13L,13Rを介して信号出力端子
14L,14Rからモノラルのオーディオ信号S2ADDと
して出力される。
【0024】なお、モノラルモードでは、同図Dと同図
Eからも明らかなようにステレオモードに対してデータ
量が半分とされるので2倍の記録時間を得ることができ
る。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のデジタ
ルオーディオ装置において、モノラルモードはステレオ
モードに比べ記録時間を2倍とすることができるが、モ
ノラル再生であることからその用途は限られていた。
【0026】そこで、この発明では、左右のデジタルオ
ーディオデータを含むモノラル用デジタルオーディオデ
ータを利用し何ら回路を付加することなく容易に長時間
のステレオ再生ができるデジタルオーディオ装置を提供
するものである。
【0027】
【課題を解決するための手段】この発明に係るデジタル
オーディオ装置は、左右のデジタルオーディオデータが
交互に抜き出されて形成されたモノラル用デジタルオー
ディオデータが記録された記録媒体よりモノラル用デジ
タルオーディオデータを再生するデジタルオーディオ装
置において、再生されたモノラル用デジタルオーディオ
データより左右のデジタルデータを交互に分離するデー
タ分離手段を備え、モノラル再生時には、再生されたモ
ノラル用デジタルオーディオデータを左右の再生データ
とすると共に、ステレオ再生時には、データ分離手段で
分離された左右のデジタルデータを左右の再生データと
するものである。
【0028】
【作用】この発明において、左右のデジタルオーディオ
データが交互に抜き出されて形成されたモノラル用デジ
タルオーディオのデータを再生する場合、データを交互
に分離して処理することで長時間のステレオ再生が可能
となる。
【0029】
【実施例】以下、図1を参照しながら、この発明に係る
デジタルオーディオ装置の一実施例について説明する。
この図1において、図3と対応する部分については同一
符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0030】図1において、信号入力端子1Lに入力さ
れたオーディオ入力信号SLは、入力アンプ2L、ボリ
ューム3L、マッチングアンプ4Lを介してA/D変換
器5Lに供給され、デジタルオーディオデータSDL1に
変換されて信号処理部6の端子6aに供給される。同様
に、信号入力端子1Rに入力されたオーディオ入力信号
SRは、入力アンプ2R、ボリューム3R、マッチング
アンプ4Rを介してA/D変換器5Rに供給され、デジ
タルオーディオデータSDR1に変換されて信号処理部6
の端子6bに供給される。
【0031】ここで、キー操作部9の操作でステレオモ
ードに設定されると、制御部8によって信号処理部6は
ステレオモードに設定される。
【0032】図2は信号処理部6の動作を示している。
同図において、Aはオーディオ信号S1Lを示し、Bはオ
ーディオ信号S1Rを示す。従来例と同様に、このオーデ
ィオ信号S1L,S1Rは、A/D変換器5L,5Rでデジ
タルオーディオデータSDL1,SDR1に変換される。例え
ば、時点t0でサンプリングされて得られるデジタルオ
ーディオデータSDL1,SDR1はL0,R0であり、時点t
2nでサンプリングされて得られるデジタルオーディオデ
ータSDL1、SDR1はL2n,R2nである。
【0033】信号処理部6の端子6a,6bに供給され
たデジタルオーディオデータSDL1,SDR1は、同図Cに
示すように、信号処理部6で交互に並べられて、L0→
R0→L1→R1→・・・→Ln→Rnの順に構成されて信
号処理部6の端子6cから1つの信号系列として出力さ
れる。図1に示すように、この出力されたステレオ用デ
ジタルオーディオデータDSTは図示しない次段回路に供
給され信号圧縮や変調等が行われて記録処理される。
【0034】このように構成されて記録された信号が再
生される場合、復調等がなされて信号処理部6の端子6
cに供給された再生データは、従来例と同様にステレオ
用デジタルオーディオデータDSTのデータが交互に分離
されて端子6d,6eからデジタルオーディオデータS
DL1,SDR1として出力される。このデジタルオーディオ
データSDL1,SDR1は、図1に示すようにD/A変換器
12L,12Rで変換処理され、出力アンプ13L,1
3Rを介して信号出力端子14L,14Rからステレオ
のオーディオ出力信号S2L,S2Rとして出力される。
【0035】次に、キー操作部9の操作でモノラルモー
ドに設定されると、制御部8により信号処理部6はモノ
ラルモードに設定される。この場合、信号処理部6は、
各サンプリング時点で得られるデジタルオーディオデー
タSDL1とデジタルオーディオデータSDR1を交互に選択
するように設定される。このため、同図Dに示すよう
に、信号処理部6で交互に選択されて、L0→R1→L2
→R3→・・・→L2n-2→R2n-1の順に構成されて信号
処理部6の端子6cから1つの信号系列として出力され
る。なお、同図Dは、信号系列の構成を示すと共に同図
Cとデータ量の比較をするものであり、時間が短縮され
たことを示すものではない。この出力されたモノラル用
デジタルオーディオデータDM1は、ステレオモードの場
合と同様に次段回路に供給され信号圧縮や変調等が行わ
れて記録処理される。
【0036】また、このように構成されて記録された信
号が再生される場合、キー操作部9でモノラル再生が指
定される場合には、復調等がなされて信号処理部6の端
子6cに供給された再生信号は、モノラル用デジタルオ
ーディオデータDM2のデータが分離されず信号処理部6
の端子6d,6eの双方からデジタルオーディオデータ
SDM2として出力される。このデジタルオーディオデー
タSDM2は、D/A変換器12L,12Rで変換処理さ
れ、出力アンプ13L,13Rを介して信号出力端子1
4L,14Rからモノラルのオーディオ信号SMOとして
出力される。
【0037】一方、キー操作部9でステレオ再生が指定
される場合には、信号処理部6によって、同図Eおよび
同図Fに示すようにモノラル用デジタルオーディオデー
タDM2のデータをサンプリング時間毎に交互に分離さ
れ、それぞれデータ補間されるとでステレオのデジタル
オーディオデータSDL2,SDR2が得られる。例えば、t
0のデータL0をデジタルオーディオデータSDL2とす
る。次にt1の場合、デジタルオーディオデータSDL2は
データ補間値としてL0に設定し、データR1をデジタル
オーディオデータSDR2とする。同様にt2の場合には、
デジタルオーディオデータSDL2はデータL2、デジタル
オーディオデータSDR2はデータ補間値としてR1とす
る。このように信号処理部6で処理され端子6d,6e
から出力されたデジタルオーディオデータSDL2,SDR2
は、D/A変換器12L,12Rで変換処理され、出力
アンプ13L,13Rを介して信号出力端子14L,1
4Rからステレオのオーディオ信号S3L,S3Rとして出
力される。
【0038】つまり、オーディオ信号S3L,S3Rは、オ
ーディオ信号S1L,S1Rのデジタルオーディオデータが
一つ置きに抜き出されて構成されたオーディオ信号であ
る。
【0039】このように、本例においては左右のデジタ
ルオーディオデータを交互に抜き出して1つの信号系列
として記録された信号を再生する場合、この信号系列を
そのままD/A変換処理等するとモノラル再生ができ、
この信号系列を交互に分離してデータ補間しD/A変換
処理等することでステレオ再生ができる。したがって、
ステレオモードに対して2倍のステレオ再生が可能とな
る。
【0040】なお、本例においてはデータ補間として直
前のオーディオデータをそのまま使用したが、直前のデ
ータと次のデータから補間するデータを決めてもよい。
この場合には、直前のオーディオデータをそのまま使用
する場合よりも音の再現性が改善される。
【0041】また、信号系列がデジタルオーディオデー
タSDL1,SDR1を交互に抜き出して1つの信号系列とし
たものではなく、例えば、L0→R2→L4→の順にデー
タを間引いて1つの信号系列としたものである場合に
は、更に長時間の再生ができる。
【0042】
【発明の効果】この発明によれば、左右のデジタルオー
ディオデータが交互に抜き出されて形成されたモノラル
用デジタルオーディオのデータを再生する場合、モノラ
ル用デジタルオーディオのデータを分離しないで処理す
る場合にはモノラル再生ができ、モノラル用デジタルオ
ーディオのデータを交互に分離して処理するとステレオ
再生ができる。つまり、モノラル再生とステレオ再生が
切り換えできると共に長時間のモノラル再生およびステ
レオ再生ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るデジタルオーディオ装置の一実
施例の構成を示す図である。
【図2】実施例の信号処理部の動作を示す図である。
【図3】従来のデジタルオーディオ装置の構成を示す図
である。
【図4】従来のデジタルオーディオ装置の信号処理部の
動作を示す図である。
【図5】信号フォーマットの一例を示す図である。
【符号の説明】
1L,1R 信号入力端子 2L,2R 入力アンプ 3L,3R ボリューム 4L,4R マッチングアンプ 5L,5R A/D変換器 6,7 信号処理部 8 制御部 9 キー操作部 10 加算器 11 切換スイッチ 12L,12R D/A変換器 13L,13R 出力アンプ 14L,14R 信号出力端子

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右のデジタルオーディオデータが交互
    に抜き出されて形成されたモノラル用デジタルオーディ
    オデータが記録された記録媒体より上記モノラル用デジ
    タルオーディオデータを再生するデジタルオーディオ装
    置において、 再生された上記モノラル用デジタルオーディオデータよ
    り上記左右のデジタルデータを交互に分離するデータ分
    離手段を備え、 モノラル再生時には、上記再生されたモノラル用デジタ
    ルオーディオデータを左右の再生データとすると共に、 ステレオ再生時には、上記データ分離手段で分離された
    上記左右のデジタルデータを左右の再生データとするこ
    とを特徴とするデジタルオーディオ装置。
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