JP3158770B2 - プラズマエッチング方法 - Google Patents

プラズマエッチング方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体微細加工技術のひ
とつであるプラズマエッチング方法に関するもので、特
にシリコン酸化膜およびアルミ合金のエッチングに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、プラズマエッチング方法は超LS
Iの製造における微細加工のキーテクノロジーとしてシ
リコン酸化膜エッチングによるコンタクトホールの形成
や、アルミ合金配線の形成に使用されている。
【0003】以下、上記した(1)従来のシリコン酸化
膜エッチングによるコンタクトホールの形成、(2)ア
ルミ合金配線の形成におけるプラズマエッチング方法の
一例について説明する。
【0004】まず、従来のシリコン酸化膜エッチングに
よるコンタクトホールの形成におけるプラズマエッチン
グ方法について示す。
【0005】図3に示すように、シリコン基板31上に
形成されたシリコン酸化膜32に、シリコン酸化膜32
のエッチングによるコンタクトホール34の形成ではエ
ッチングガスとして、たとえば、CHF3/O2(混合ガ
ス)が用いられる。このエッチングガス系ではエッチャ
ントとしてCF2+、CF3+、F(フッ素ラジカル)な
どがプラズマ励起により発生し、これらのプラズマのエ
ッチングにより、保護膜として含フッ素有機高分子35
の堆積が生じる。
【0006】この保護膜35が側壁に堆積することによ
りエッチングの異方性が生じる。すなわち、シリコン酸
化膜32の側壁に保護膜が形成されるために、縦方向に
エッチングが進むことになる。また、含フッ素有機高分
子は酸化膜に比べシリコン表面に堆積しやすい性質があ
るため、シリコンのエッチングレートに比べて酸化膜の
エッチングレートが大きいという選択性が生じる。
【0007】次に、図4にアルミ合金配線形成のプラズ
マエッチング方法について説明する。従来のアルミ合金
配線形成では、シリコンきばん41上に形成したシリコ
ン酸化膜42、アルミ合金配線43を形成して、エッチ
ングガスとして、たとえば、BCl3/Cl2/CHCl
3が用いられて、エッチングされている。
【0008】このエッチングガス系ではエッチャントと
してClおよびCl+などがプラズマ励起により発生
し、保護膜として含塩素有機高分子45の堆積が生じ
る。アルミ合金は塩素系ガスと発熱的に反応するため、
エッチングに異方性を持たせるために側壁保護膜が必要
となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来のシリコン酸化膜エッチング方法では、保護膜
としての含フッ素有機高分子のエッチング耐性が充分で
はないためコンタクトホールの高アスペクト比化および
段差増加によるエッチング膜厚の差の拡大、ジャンクシ
ョンのシャロー化などによりシリコンに対する選択比が
不足するという問題点を有していた。また、コンタクト
部のシリコン表面に堆積した有機物が残留しコンタクト
抵抗が増加するという問題点も有していた。
【0010】さらに、従来のアルミ合金配線形成のエッ
チング方法では腐食防止のためにフッ素化不動態処理を
エッチング後に行わなければならないという問題点を有
していた。
【0011】本発明は上記問題点に鑑み、高選択比、低
抵抗コンタクホール形成および耐腐食性、高信頼性アル
ミ合金配線形成のためのプラズマエッチング方法を提供
するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明のプラズマエッチング方法は、プラズマエッ
チングにおいてガス化可能なメタルハライドと還元性ガ
スまたはガス化可能な有機金属と還元性ガスをエッチン
グガスに添加することをという構成を備えたものであ
る。
【0013】
【作用】本発明は上記した構成によってエッチング処理
時の保護膜として耐ドライエッチング性、耐腐食性の高
い金属薄膜を使用するため高選択比、低抵抗コンタクホ
ール形成および耐腐食性、高信頼性アルミ合金配線形成
のためのプラズマエッチングを可能とすることとなる。
【0014】
【実施例】以下本発明のプラズマエッチング方法につい
て実施例を2例を説明する。
【0015】(実施例1)まず、第1の実施例の本発明
によるコンタクトホールのエッチング方法について図1
を用いて説明する。エッチング装置として、公知の平行
平板型RIE装置を使用し、エッチングガスとしてたと
えばCF4/H2/Al(CH3)3 (20sccm/5sccm/
5sccm)の混合ガスを用いる。エッチング圧力は1P
a、RFパワーは400Wとした。プラズマ励起により
CF4はFラジカル、CF3+やCF2+イオンを生成し、
酸化膜12のエッチャントとして作用する。
【0016】さらに、Al(CH3)3はH2によりプラズ
マ還元され金属Al15をコンタクトホール14に生成
し、これが保護膜として作用する。この金属Alはフッ
素系のエッチャントではシリコン酸化膜に比べエッチン
グレートが低く、酸化膜12表面に比べてシリコン11
表面への堆積速度が大きいため、酸化膜エッチングの異
方性とシリコンに対する酸化膜の高選択比エッチングが
可能となる。
【0017】(実施例2)次に、第2の実施例を図2を
用いて、本発明によるアルミ合金のエッチング方法につ
いて説明する。エッチング装置として、公知の平行平板
型RIE装置を使用し、エッチングガスとしてたとえば
TiCl4/H2/Cl2(20sccm/10sccm/50scc
m)を用いる。エッチング圧力は2Pa、RFパワーは
200Wとした。TiCl4/Cl2はプラズマ励起によ
りCl+イオン、Clラジカル、TiCl3+イオンなど
をエッチャントとして生成しTiCl4はH2によりプラ
ズマ還元され、金属Ti25をアルミ配線の側壁に生成
する。この金属Tiはアルミ合金のエッチングの進行に
より露出した側壁に選択的に堆積し、エッチングの異方
性を高めるとともに、配線の耐腐食性と高信頼性を実現
する。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明は プラズマエッチ
ングにおいてガス化可能なメタルハライドと還元性ガス
またはガス化可能な有機金属と還元性ガスをエッチング
ガスに添加することにより、エッチング処理時の保護膜
として耐ドライエッチング性、耐腐食性の高い金属薄膜
を使用するため高選択比、低抵抗コンタクホール形成お
よび耐腐食性、高信頼性アルミ合金配線形成のためのプ
ラズマエッチングを可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプラズマエッチングによりコンタクト
ホールの形成を説明する図
【図2】本発明のプラズマエッチングによりアルミ合金
配線の形成を説明する図
【図3】従来のプラズマエッチングによりコンタクトホ
ールの形成を説明する図
【図4】従来のプラズマエッチングによりアルミ合金配
線の形成を説明する図
【符号の説明】 11 Si基板 12 SiO2 13 レジスト 14 コンタクトホール 15 A1 21 Si基板 22 SiO2 23 レジスト 24 アルミ合金配線 25 Ti 31 Si基板 32 SiO2 33 レジスト 34 コンタクトホール 35 フッソ有機高分子 41 Si基板 42 SiO2 43 アルミ合金配線 44 レジスト 45 塩素有機高分子

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エッチングガスに、ガス化可能な有機金属
    と還元性ガスを添加してエッチングを行う工程を有す
    る、プラズマ励起を用いたプラズマエッチング方法。
  2. 【請求項2】シリコン酸化膜エッチングであって、前記
    酸化膜の側壁に保護膜として金属薄膜を堆積しつつ前記
    酸化膜のエッチングを行う工程を有する、請求項1に記
    載のプラズマエッチング方法。
  3. 【請求項3】シリコン酸化膜エッチングによるコンタク
    トホール形成であって、前記エッチング後に前記コンタ
    クトホール内部に金属薄膜が形成されている、請求項2
    に記載のプラズマエッチング方法。
  4. 【請求項4】腐食性メタル配線形成であって、前記腐食
    性メタル材料の側壁に保護膜として耐腐食性の金属薄膜
    を堆積しつつ前記腐食性メタル材料のエッチングを行う
    工程を有する、請求項1に記載のプラズマエッチング方
    法。
  5. 【請求項5】メタル配線形成のエッチングであって、前
    記メタル配線材料の側壁に高融点金属を堆積しつつ前記
    メタル配線材料のエッチングを行う工程を有する、請求
    項1に記載のプラズマエッチング方法。
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US9620377B2 (en) * 2014-12-04 2017-04-11 Lab Research Corporation Technique to deposit metal-containing sidewall passivation for high aspect ratio cylinder etch

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