JP3158738U - 空圧機器ホルダー - Google Patents

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Abstract

【課題】エアダスター等の空圧機器を着脱容易に保持することができ、かつ、エアホースとの接続部を保護することができる空圧機器ホルダーを提供する。【解決手段】管継手の雄コネクタが取り付けられている空圧機器を保持するための空圧機器ホルダー1であって、雄コネクタが挿入される筒状の本体部2′と、本体部に備えられており、雄コネクタが本体部に挿入されることにより、外周溝に係合するロックボール4′と、本体部に環装されており、本体部に対してスライド操作されることにより、ロックボールと外周溝の係合を解除する外スライド部6′と、本体部に連結されて作業者の衣服又は装備に係止するための係止具9′とを備えることを特徴とする。【選択図】図5

Description

本考案は、エアダスター等の空圧機器を作業者のベルト等に吊り下げて携帯するための空圧機器ホルダーに関する。
ドライバー用ビットやレンチ用ソケット等、サイズが異なるものを付け替えて使用する小型工具は、保管場所や作業現場でバラバラに置かれたりして行方不明になることが多いため、その防止策として、取り外した小型工具を嵌合保持して携帯できるようにした工具用ホルダーが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。これらの工具用ホルダーは、レンチ本体やドライバー本体に対する工具の差込部を嵌合させる受部(突起又は孔)を備えており、該受部をバネやゴム等の弾力性部材で形成し、その弾性力で保持することにより、工具の着脱容易性を確保している。また、工具用ホルダーに吊下具を一体的に設けることにより、作業者のベルトやベルト通しに吊り下げて携帯できるようにしている。
特開平7−299763号公報
ところで、エアダスター等、圧力エアの供給を受けることにより機能する空圧機器についても、複数の異なる機器をエアホースに付け替えて使用することがあり、上記同様のホルダーを利用できれば便利であるが、エアダスター等の空圧機器については、ドライバー用ビット等に比べて一般に重量が大きいために、受部による保持力を高めに設定しておく必要があり、そのために良好な着脱操作性を得られなくなることが懸念される。また、受部による保持力を高く設定すると、ホルダーに対する空圧機器の着脱操作時における擦れ度合いが強くなり、長期間の使用で受部が摩耗する心配がある。更に空圧機器については、エアホースとの接続部における傷付きや異物付着によってエア洩れや詰まり等の不具合を生じ得るため、機器を保持するだけでは不十分で、接続部を保護するように覆う必要がある。
本考案は、上記事情に鑑みて、エアダスター等の空圧機器を着脱容易に保持することができ、かつ、エアホースとの接続部を保護することができる空圧機器ホルダーを提供することを目的とする。
本願請求項1の考案は、圧力エアを供給するエアホースに取り付けられる筒状の雌コネクタに雄コネクタが挿入されることにより、前記雌コネクタに備えられる継手ロックボールが雄コネクタの外周溝に係合して前記雌コネクタと前記雄コネクタが連結され、前記雌コネクタに環装される継手スリーブが前記雌コネクタに対してスライド操作されることにより、前記継手ロックボールと前記外周溝の係合が解除されて前記雌コネクタと前記雄コネクタが分離可能となる管継手の雄コネクタが取り付けられている空圧機器を保持するための空圧機器ホルダーであって、
前記雄コネクタが挿入される筒状の本体部と、
前記本体部に備えられており、前記雄コネクタが前記本体部に挿入されることにより、前記外周溝に係合するロックボールと、
前記本体部に環装されており、前記本体部に対してスライド操作されることにより、前記ロックボールと前記外周溝の係合を解除する外スライド部と、
前記本体部に連結されて作業者の衣服又は装備に係止するための係止具と、を備えてなることを特徴とする。
本願請求項2の考案は、圧力エアを供給するエアホースに取り付けられる筒状の雌コネクタに雄コネクタが挿入されることにより、前記雌コネクタに備えられる継手ロックボールが雄コネクタの外周溝に係合して前記雌コネクタと前記雄コネクタが連結され、前記雌コネクタに環装される継手スリーブが前記雌コネクタに対してスライド操作されることにより、前記継手ロックボールと前記外周溝の係合が解除されて前記雌コネクタと前記雄コネクタが分離可能となる管継手の雄コネクタが取り付けられている空圧機器を保持するための空圧機器ホルダーであって、
前記雄コネクタが挿入される筒状の本体部と、
前記本体部の周面に沿って放射状に配置されるとともに前記本体部の外側から内側に向かうにつれて縮径するよう貫通形成される複数のテーパ孔に各々収容されて、前記テーパ孔から前記本体部の内側に抜け落ちることなく前記本体部の内側に突出可能となる複数個のロックボールと、
前記本体部の内側に嵌挿されており、前記テーパ孔を前記本体部の内側から覆い塞ぐことにより前記ロックボールが前記本体部の内側に突出することを阻止する内側ロック解除位置と、前記テーパ孔を前記本体部の内側から覆うことなく前記ロックボールが前記本体部の内側に突出することを許容する内側ロック位置と、の間をスライド移動可能である内スライド部と、
前記本体部の外側に環装されるとともに、前記テーパ孔を前記本体部の外側から覆うことにより前記ロックボールが外部へ離脱することを阻止する環状体であり、その内周面沿いに設けられる突条部で前記ロックボールを押さえ込むことにより前記ロックボールが前記テーパ孔から前記本体部の内側に突出した状態を維持する外側ロック位置と、前記突条部が前記テーパ孔から退避することにより前記ロックボールが前記本体部の外側に突出することを許容する外側ロック解除位置と、の間をスライド移動可能である外スライド部と、
前記本体部と前記内スライド部との間に介在し、前記内スライド部を前記内側ロック位置へ向かうように付勢する内圧縮スプリングと、
前記本体部と前記外スライド部との間に介在し、前記外スライド部を前記外側ロック位置へ向かうように付勢する外圧縮スプリングと、を備えてなり、
前記雄コネクタが前記本体部に挿入されることにより、前記内スライド部が前記内側ロック解除位置へスライド移動して前記ロックボールが前記外周溝に係合し、前記外スライド部が前記外側ロック解除位置へスライド操作されることにより、前記ロックボールと前記外周溝の係合を解除することを特徴とする。
本願考案に係る空圧機器ホルダーによれば、圧力エアを供給するエアホースに取り付けられている雌コネクタと同様に、ロックボールと外スライド部(スリーブ)によるロック及びアンロック構造を備えてなるため、単に空圧機器に接続するエアホースを付け替えるような感覚で迅速に着脱操作を行うことができ、またロックボールの係合によって大きな保持力が得られる一方、外スライド部をスライド操作しない限り不意に外れることがない。また、上記従来の工具ホルダーのように、長期間使用による摩耗で保持力が低下する等の心配もない。更に空圧機器の雄コネクタは、筒状の本体部に覆われることによって傷付きや異物付着から保護されるので、エア洩れや詰まり等の不具合が確実に防止される。
本発明の空圧機器ホルダーの一実施例を示す断面図。 本発明の空圧機器ホルダーに保持される空圧機器で(a)高圧仕様の機器、及び(b)低圧仕様の機器、(c)空圧機器ホルダーに保持された状態を示す図。 上記一実施例の空圧機器ホルダーで高圧仕様の空圧機器を保持した状態を示す断面図。 上記一実施例の空圧機器ホルダーで低圧仕様の空圧機器を保持した状態を示す断面図。 本発明の空圧機器ホルダーの他の実施例を示す断面図。 上記他の実施例の空圧機器ホルダーで高圧仕様の空圧機器を保持した状態の断面図。 上記他の実施例の空圧機器ホルダーで低圧仕様の空圧機器を保持した状態の断面図。
以下、本考案の実施形態について具体例を用いて説明する。
図1に示される空圧機器ホルダー1は、圧力エアを供給するエアホースに管継手を介して接続することにより作動可能となる空圧機器を保持するものであり、より具体的には、空圧機器a1,b1(図2)に備えられる管継手の雄コネクタa2,b2に対して着脱自在に連結されるように構成される。空圧機器a1,b1は、押釦a3,b3を押圧操作することによりエア吹出口a4,b4から圧力エアを噴出して、機械等に付着した埃や水気を除去することができるエアダスターである。
上記両空圧機器において、空圧機器a1が2.5Mpa程度の供給エア圧に対応する高圧仕様とされている一方、空圧機器b1が0.5〜0.8Mpa程度の供給エア圧に対応する低圧仕様とされている点に違いがあり、それに対応して、空圧機器a1の雄コネクタa2の先端外径は、空圧機器b1の雄コネクタb2のそれよりも細く、また、各雄コネクタの根元近くに形成される外周溝a5,b5からコネクタ先端までの長さは、雄コネクタa2が雄コネクタb2よりもやや長く設定されているが、外周溝a5,b5が形成されている大径部分a6,b6の外径は略同寸法に設定されている。なお、本発明を適用可能な空圧機器は、エアダスターに限らず、エアドライバーやエアレンチ等のエア駆動工具も含まれる。
空圧機器a1,b1に備えられる管継手の雄コネクタa2,b2は、圧力エア供給源に接続されるエアホースに取り付けられる筒状の雌コネクタ(不図示)に挿入することにより、雌コネクタに備えられて雌コネクタの内側に突出可能な複数の継手ロックボールが、雄コネクタa2,b2の周囲に形成される断面概ねコ字形の外周溝a5,b5に係合し、これにより雌コネクタと雄コネクタa2,b2が連結固定される。
また、雌コネクタと雄コネクタa2,b2が連結された状態において、雌コネクタの外側に環装されてロックボールのコネクタ内側への突出を制御する継手スリーブを雌コネクタに対してスライド操作することで、継手ロックボールと外周溝a5,b5の係合が解除され、これにより雌コネクタと雄コネクタがa2,b2が分離可能となる。なお、上記各雄コネクタa2,b2と連結される雌コネクタは、雄コネクタa2,b2の先端形状に合わせた形状及びシール構造が採用されていることは勿論である。
さて、空圧機器ホルダー1は、図1に示されるように、筒状の本体部2と、本体部2の後部開口2aを閉鎖するように取り付けられる蓋部3と、本体部2の周面に放射状に配置形成される複数のテーパ孔2cに各々収容される複数個のロックボール4と、本体部2の内側にスライド移動可能に嵌挿される筒状の内スライド部5と、本体部2の外側にスライド移動可能に環装される筒状の外スライド部6と、本体部2と内スライド部5との間に介在する内圧縮スプリング7と、本体部2と外スライド部6との間に介在する外圧縮スプリング8と、蓋部3に取り付けられて作業者の衣服や装備に着脱自在に係止される係止具9と、を備えてなる。
本体部2は、両端に後部開口2a及び前部開口2bを有する円筒形状体であり、前部開口2bから挿入される空圧機器a1,b1の雄コネクタa2,b2を収容する。後部開口2aの内周縁には、蓋部3を螺合するための雌ネジが形成されており、外周縁には、スパナを掛けるための六角形状が形成されている。また、前部開口2b寄りの外周縁には、本体部2の外側に環装される外スライド部6の抜け止めとなる抜止リング21を係止するCリング22を嵌合する嵌合溝2dが周設されている。本体部2は、その外側の筒軸方向における中途部において外径の違いによる段差2eが形成されており、段差2eよりも前方側の外径が小径に、後方側の外径が大径に形成されている。
また、本体部2の内側の軸方向における中途部において、内径の違いによる段差2fが形成されており、段差2fよりも前方側の内径が小径に、後方側の外径が大径に形成されている。本体部2の前方側の内径は、雄コネクタa2,b2の大径部分a6,b6の外径よりも僅かに大きく設定されている。段差2fは、段差2eよりも前方寄りに形成されており、段差2fより前方の外径及び内径が共に小径である周面沿いに、90度ずつ等間隔で4個のテーパ孔2cが放射状に配置形成されている。各テーパ孔2cは、前記本体部の外側から内側に向かうにつれて縮径する傾斜が付けられており、本体部2の内外を貫通するように形成される。
蓋部3は、本体部2の後部開口2aに形成される雌ネジと螺合する雄ネジが外周面3aに形成される円筒体であって、本体部2に取り付けられた状態で外側に露出する円形面3bの中央部に円柱状の取り付け部3cが突設され、取り付け部3cに係止具取り付け孔3dが形成されている。また、本体部2の内側に向けられる円形面には、内圧縮スプリング7を受ける受座であるとともに、空圧機器との連結の際に本体部2内を後退してくる内スライド部5との干渉を避けるための逃げとなる凹状穴3eが形成されている。
ロックボール4は、各テーパ孔2cに一個ずつ収容される金属球で、テーパ孔2cとロックボール4は、ロックボール4がテーパ孔2cから本体部2の内側に抜け落ちることなく、かつ、本体部2の内側に突出可能となる寸法関係を有する。また、ロックボール4は、テーパ孔2c内に収容された状態でテーパ孔2cの両端開口の何れかが閉鎖されると、それによって残りの開放している開口から突出するように、テーパ孔2cの深さ寸法よりも大きな径寸法を有する。
内スライド部5は、後部開口2aから本体部2の内側に嵌挿される円筒形状体であり、その筒穴5aの前部開口は、本体部2に挿入されてくる空圧機器a1,b1の雄コネクタa2,b2の大径部分a6,b6と係合可能となるようにテーパ状に形成されている。また、内スライド部5は、本体部2の内側前方に形成される小径部分によってスライド移動可能に支持されており、筒軸方向の中途部に一体的に設けられる環状の突条部5bによって、前部開口2bへ向かう動きが規制されており、突条部5bの後方は、後退時に凹状穴3eと干渉しない程度の小径に形成されている。
上記構成により、内スライド部5は、テーパ孔2cを本体部2の内側から覆い塞ぐことによりロックボール4が本体部2の内側に突出することを阻止する内側ロック解除位置(図1において表される位置)と、テーパ孔2cを本体部2の内側から覆うことなくロックボール4が本体部2の内側に突出することを許容する内側ロック位置(図3又は4において表される位置)と、の間をスライド可能とされている。
外スライド部6は、本体部2の大径部分に応じた内径寸法を有し、本体部2の外側に前方から環装される円筒形状体であり、テーパ孔2cを本体部2の外側から覆うことによりロックボール4が外部へ離脱することを阻止する。外スライド部6の内側における筒軸方向の中途部には、本体部2の小径部分に応じた内径寸法を有する突条部6bが形成されており、これによって本体部2の後方へのスライド移動量が規制されており、また外スライド部6が環装された状態において、本体部2に取り付けられる抜止リング21によって前方への移動が規制されている。
上記構成により、外スライド部6は、内周面沿いに設けられる突条部6bでロックボール4を内側へ押し込むことにより、ロックボール4がテーパ孔2cから本体部2の内側に突出した状態を維持する外側ロック位置(図3又は4において表される位置)と、突条部6bがテーパ孔2cから退避することにより、ロックボール4が本体部2の外側に突出することを許容する外側ロック解除位置(図1において表される位置)と、の間をスライド移動可能とされている。
内圧縮スプリング7は、本体部2と内スライド部5との間に介在されており、一端が蓋部3に形成される凹状穴3eに着座する一方、他端が内スライド部5に形成される突条部5bに着座しており、内スライド部5を図3又は図4において表される内側ロック位置へ向かうように付勢している。
外圧縮スプリング8は、本体部2と外スライド部6との間に介在されており、一端が本体部2に形成される段差2eに着座する一方、他端が外スライド部6に形成される突条部6bに着座しており、外スライド部6を図3又は図4において表される外側ロック位置へ向かうように付勢している。
係止具9は、針金をコイル状に巻くことにより形成される環状体であり、係止具取り付け孔3dに挿通されることによって本体部2に連結されており、これを作業者の衣服や装備、例えば作業ズボンのベルト通しやベルトに挿通して、空圧機器ホルダー1を係止することができる。なお、係止具は、本実施形態で示すコイル状の環状体に限らず、一部が開閉できるカラビナ状の環状体や紐状体を採用しても良い。
図5に示される空圧機器ホルダー1′も、空圧機器a1,b1(図2)の雄コネクタa2,b2に対して着脱自在に連結できるように構成される。
空圧機器ホルダー1′は、筒状の本体部2′と、本体部2′の周面に放射状に配置形成される複数のテーパ孔2c′に各々収容される複数個のロックボール4′と、本体部2′の内側にスライド移動可能に嵌挿される筒状の内スライド部5′と、本体部2′の外側にスライド移動可能に環装される筒状の外スライド部6′と、本体部2′と内スライド部5′との間に介在する内圧縮スプリング7′と、本体部2′と外スライド部6′との間に介在する外圧縮スプリング8′と、本体部2′に取り付けられる係止具9′と、を備える。
本体部2′は、一端に前部開口2b′を有する有底円筒形状体であり、空圧機器a1,b1の雄コネクタa2,b2を収容する。閉鎖されている他端2a′は、外周縁にスパナを掛けるための六角形状が形成されており、外側中央には、円柱状の取り付け部23が突設され、そこに係止具取り付け孔23dが形成されている。前部開口2b′の外周縁には、本体部2′の外側に環装される外スライド部6′の抜け止めとなる抜止リング21′を係止するCリング22′が嵌合される嵌合溝2d′が周設されている。
本体部2′は、その外側の筒軸方向における中途部において外径の違いによる段差2e′が形成され、段差2e′の前方側の外径は、後方側の外径より小径とされている。段差2e′より前方の小径部分の周面沿いには、90度ずつ等間隔で4個のテーパ孔2c′が放射状に配置形成されている。各テーパ孔2c′は、前記本体部の外側から内側に向かうにつれて縮径する傾斜が付けられており、本体部2′の内外を貫通している。
ロックボール4′は、各テーパ孔2c′に一個ずつ収容される金属球で、テーパ孔2c′から本体部2′の内側に抜け落ちることなく、かつ、本体部2′の内側に突出可能となる寸法とされている。また、ロックボール4′は、テーパ孔2c′内に収容された状態でテーパ孔2c′の両端開口の一方が閉鎖されると、開放されている他方の開口から突出するように、テーパ孔2c′の深さ寸法よりも大径とされている。
内スライド部5′は、本体部2の内側にスライド可能移動に嵌挿される円筒形状体で、その筒穴5a′の前部開口は、空圧機器a1,b1の雄コネクタa2,b2の大径部分a6,b6と係合可能となるテーパ状に形成されている。また、内スライド部5′は、本体部2′の開口内周縁に設けられる周溝2gに係合するCリング24によって、開口2b′から出ないように動きが規制されている。
上記構成により、内スライド部5′は、テーパ孔2c′を本体部2′の内側から覆ってロックボール4′が本体部2′の内側に突出することを阻止する内側ロック解除位置(図5で表される位置)と、テーパ孔2c′を本体部2′の内側から覆うことなくロックボール4′が本体部2′の内側に突出することを許容する内側ロック位置(図6又は7で表される位置)と、の間をスライド可能とされている。
外スライド部6′は、本体部2′の外側に前方から環装される円筒形状体で、テーパ孔2c′を本体部2′の外側から覆ってロックボール4′が外部へ離脱することを阻止する。外スライド部6′の内側における筒軸方向の中途部には、本体部2の段差2e′に対向する段差6b′が形成されており、これで本体部2′の後方へのスライド移動量が規制される一方、上述した抜止リング21′で前方への移動が規制されている。
上記構成により、外スライド部6′は、ロックボール4′を押し込んで、ロックボール4′をテーパ孔2c′から本体部2′の内側に突出した状態を維持する外側ロック位置(図6又は7で表される位置)と、テーパ孔2cから退避して、ロックボール4′が本体部2の外側に突出することを許容する外側ロック解除位置(図5で表される位置)と、の間をスライド可能とされている。
内圧縮スプリング7′は、本体部2′と内スライド部5′との間に介在し、内スライド部5′を図6又は図7で表す内側ロック位置へ向かうように付勢する。外圧縮スプリング8′は、本体部2′と外スライド部6′との間に介在し、一端が本体部2の段差2e′に着座する一方、他端が外スライド部6の段差6b′に着座し、外スライド部6′を図6又は図7で表す外側ロック位置へ向かうように付勢する。係止具9は、実施例1の係止具9′と同様の環状体であるが、カラビナ状の環状体や紐状体を採用しても良い。
1,1′ 空圧機器ホルダー(エアダスター)
2,2′ 本体部
2a 後部開口
2b,2b′ 前部開口
2c,2c′ テーパ孔
2d,2d′ 嵌合溝
2e,2e′ 段差
2f 段差
2g′ Cリング
3 蓋部
4,4′ ロックボール
5,5′ 内スライド部
5a 筒穴
5b 突条部
6,6′ 外スライド部
6b 突条部
7,7′ 内圧縮スプリング
8,8′ 外圧縮スプリング
9,9′ 係止具
21,21′ 抜止リング
22,22′ Cリング
a1 空圧機器
a2 雄コネクタ
b1 空圧機器
b2 雄コネクタ

Claims (2)

  1. 圧力エアを供給するエアホースに取り付けられる筒状の雌コネクタに雄コネクタが挿入されることにより、前記雌コネクタに備えられる継手ロックボールが雄コネクタの外周溝に係合して前記雌コネクタと前記雄コネクタが連結され、前記雌コネクタに環装される継手スリーブが前記雌コネクタに対してスライド操作されることにより、前記継手ロックボールと前記外周溝の係合が解除されて前記雌コネクタと前記雄コネクタが分離可能となる管継手の雄コネクタが取り付けられている空圧機器を保持するための空圧機器ホルダーであって、
    前記雄コネクタが挿入される筒状の本体部と、
    前記本体部に備えられており、前記雄コネクタが前記本体部に挿入されることにより、前記外周溝に係合するロックボールと、
    前記本体部に環装されており、前記本体部に対してスライド操作されることにより、前記ロックボールと前記外周溝の係合を解除する外スライド部と、
    前記本体部に連結されて作業者の衣服又は装備に係止するための係止具と、を備えてなることを特徴とする空圧機器ホルダー。
  2. 圧力エアを供給するエアホースに取り付けられる筒状の雌コネクタに雄コネクタが挿入されることにより、前記雌コネクタに備えられる継手ロックボールが雄コネクタの外周溝に係合して前記雌コネクタと前記雄コネクタが連結され、前記雌コネクタに環装される継手スリーブが前記雌コネクタに対してスライド操作されることにより、前記継手ロックボールと前記外周溝の係合が解除されて前記雌コネクタと前記雄コネクタが分離可能となる管継手の雄コネクタが取り付けられている空圧機器を保持するための空圧機器ホルダーであって、
    前記雄コネクタが挿入される筒状の本体部と、
    前記本体部の周面に沿って放射状に配置されるとともに前記本体部の外側から内側に向かうにつれて縮径するよう貫通形成される複数のテーパ孔に各々収容されて、前記テーパ孔から前記本体部の内側に抜け落ちることなく前記本体部の内側に突出可能となる複数個のロックボールと、
    前記本体部の内側に嵌挿されており、前記テーパ孔を前記本体部の内側から覆い塞ぐことにより前記ロックボールが前記本体部の内側に突出することを阻止する内側ロック解除位置と、前記テーパ孔を前記本体部の内側から覆うことなく前記ロックボールが前記本体部の内側に突出することを許容する内側ロック位置と、の間をスライド移動可能である内スライド部と、
    前記本体部の外側に環装されるとともに、前記テーパ孔を前記本体部の外側から覆うことにより前記ロックボールが外部へ離脱することを阻止する環状体であり、その内周面沿いに設けられる突条部で前記ロックボールを押さえ込むことにより前記ロックボールが前記テーパ孔から前記本体部の内側に突出した状態を維持する外側ロック位置と、前記突条部が前記テーパ孔から退避することにより前記ロックボールが前記本体部の外側に突出することを許容する外側ロック解除位置と、の間をスライド移動可能である外スライド部と、
    前記本体部と前記内スライド部との間に介在し、前記内スライド部を前記内側ロック位置へ向かうように付勢する内圧縮スプリングと、
    前記本体部と前記外スライド部との間に介在し、前記外スライド部を前記外側ロック位置へ向かうように付勢する外圧縮スプリングと、を備えてなり、
    前記雄コネクタが前記本体部に挿入されることにより、前記内スライド部が前記内側ロック解除位置へスライド移動して前記ロックボールが前記外周溝に係合し、前記外スライド部が前記外側ロック解除位置へスライド操作されることにより、前記ロックボールと前記外周溝の係合を解除することを特徴とする空圧機器ホルダー。
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