JP3158664U - 粉粒体袋 - Google Patents

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寛之 楠見
寛之 楠見
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Abstract

【課題】内部に粉粒体が充填された場合に、袋の四隅に粉粒体が入り込むことなく角張り部分が形成されない粉粒体袋を提供する。【解決手段】クラフト紙からなる包装紙層と、包装紙層の内面に亘って配置された合成樹脂製の内袋3とを備える。内袋3は、上端部に口部4が形成され、両側縁に亘って折り目が形成され、下端部に幅方向全幅に亘って熱溶着によってヒートシール部(底部5)が形成され、口部4に連通した内袋の内部が収納部7とされる。内袋の底部5の両端寄りと両側の折り目6a、6bの下部とを斜めに結ぶ仮想斜行線上に、熱溶着によって斜行シール部8a、8bがそれぞれ形成され、斜行シール部8a、8bによって内袋の各隅部9が内袋の収納部7に対して閉鎖されている。【選択図】図2

Description

本考案は、最内層を合成樹脂等のヒートシール可能な防湿層とし、食品・飼料等の粉粒体を充填して封緘する粉粒体袋に関する。
例えば、食品・飼料等の粉粒体を充填するための袋として、図5に示すように、複数層のクラフト紙からなる包装紙層12と、包装紙層12の内側に、該包装紙層12の内面に亘って配置された合成樹脂製の内袋13とを備えた粉粒体袋11が知られている。
従来の粉粒体袋11にあっては、外袋の長手方向の一側縁を外袋の前面或いは後面に向けて折り返し、折り返した外袋の一端縁と外袋の前面或いは後面とに亘る巾広の貼着テープを袋の全幅に亘って貼着して袋の底部を形成し、袋の長手方向の他側を口部とする。口部を通じて内袋に内容物を充填した後、口部を閉じた状態とし、外袋の口端縁を外袋の前面或いは後面に向けて折り返し、折り返した外袋の口端縁と外袋の前面或いは後面とに亘る巾広の貼着テープ14を袋の全幅に亘って貼着して封緘する。
このようにして内部に粉粒体が充填された従来の粉粒体袋は、内袋13の底部の両隅部及び内袋の上部の両隅部に粉粒体が密に詰められているため、図6に示すように、袋の四隅が袋の幅方向中央よりも袋の長手方向外側に張り出した形となる角張り部分15が形成される。
内容物が充填された粉粒体袋を車等で運搬する場合には、荷台に袋を横に寝かせ、その上に次の袋を載置する手順を繰り返して多数の袋を上下方向に積み上げて1団とし、さらにその隣に同じ手順で多数の袋を上下方向に積み上げて次の1団とすることを繰り返し、荷台上に縦横に多数団を形成して積載するということが行われている。
従来の粉粒体袋では、運搬途中で袋同士がぶつかり合った時に、角張り部分15で隣の袋をきず付けてしまうという問題があった。
本考案が解決しようとする課題は、内部に粉粒体が充填された場合に、袋の四隅に粉粒体が入り込むことなく角張り部分が形成されない粉粒体袋を提供することにある。
請求項1に係る粉粒体袋は、単層又は複数層のクラフト紙からなる包装紙層と、前記包装紙層の内側に、該包装紙層の内面に亘って配置された薄膜状の合成樹脂製の内袋とを備え、
前記内袋の上端部に外部に開放された口部が形成され、
前記内袋の両側縁に亘って折り目がそれぞれ形成され、
前記内袋の下端部に幅方向全幅に亘って熱溶着によってヒートシール部が形成されて底部に形成され、
前記内袋の口部に連通した前記内袋の内部が収納部とされたものであって、
上記課題を解決するために、
前記内袋の底部の両端寄りと前記内袋の両側の折り目の下部とを斜めに結ぶ仮想斜行線上に、熱溶着によって斜行シール部がそれぞれ形成され、前記斜行シール部によって前記内袋の底部両側の各隅部が前記内袋の前記収納部に対して閉鎖された、
ことを特徴とする。
請求項2に係る粉粒体袋は、請求項1に係る粉粒体袋において、前記内袋の口部の両側寄りと前記内袋の両側の折り目の上部とを斜めに結ぶ仮想斜行線上に、熱溶着によって斜行シール部がそれぞれ形成され、前記斜行シール部によって前記内袋の各隅部が前記内袋の前記収納部に対して閉鎖された、ことを特徴とするものである。
請求項1に係る考案によれば、斜行シール部によって内袋の底部両側の各隅部が内袋の収納部に対して閉鎖されているので、収納部に粉粒体が充填された場合に内袋の各隅部に粉粒体が入らないため、袋の四隅に角張り部分が形成されることがない。また、内袋の各隅部は充填物がないので変形可能である。したがって、粉粒体袋を積み上げて運搬する場合、運搬途中で袋同士がぶつかり合った時に、各四隅部で隣の袋をきず付けることはない。
本考案の実施形態に係る粉粒体袋の平面図であり、外側の包装紙層を一部剥がして示している。 図1に示す粉粒体袋における第1実施形態の内袋の斜視図である。 図1に示す粉粒体袋のA−A線における断面図である。 粉粒体袋における第2実施形態の内袋の斜視図である。 従来の粉粒体袋の正面図であり、外側の包装紙層を一部剥がして示している。 従来の粉粒体袋において内容物が充填されて封緘された状態を示す正面図である。
以下、本考案の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本考案の実施形態に係る粉粒体袋の平面図である。図1に示すように、粉粒体袋1は、単層又は複数層のクラフト紙からなる包装紙層2と、包装紙層2の内側に、該包装紙層2の内面に亘って配置された薄膜状の熱溶着性合成樹脂製(例えば、ポリエチレン製)の内袋3とにより構成されている。なお、図1において、外側の包装紙層2を一部剥がして示している。
図2は図1に示す粉粒体袋における第1実施形態の内袋3の斜視図である。内袋3は、上端部に外部に開放された口部4が形成され、下端部に幅方向全幅に亘って熱溶着によって形成されたヒートシール部による底部5が形成され、内袋3の両側縁に亘って折り目6a、6bがそれぞれ形成され、口部4に連通した内袋3の内部が収納部7とされている。
本考案の粉粒体袋1は、収納部7に粉粒体が充填された場合に、袋の底部5の両側部の隅に粉粒体が入り込むことなく、袋の底部5の両側部の隅に粉粒体による角張り部分が形成されない点を特徴とするものである。そのための具体的な構成は、内袋3の底部5の左右両端寄りと内袋3の両側の折り目6a、6bの下部とをそれぞれ斜めに結ぶ仮想斜行線上に熱溶着によって表裏面が接着されてなる斜行シール部8a、8bが形成され、各斜行シール部8a、8bによって内袋3の各隅部9が内袋3の収納部7に対して閉鎖されているものである。
図3は図1に示す粉粒体袋のA−A線における断面図である。内袋3は、外周面上部の口部寄りがクラフト紙層2の内周面上部に、周方向全周において適宜間隔を開けて例えば、熱溶着により接着されている。なお、符号10は接着部分である。
粉粒体袋1は、以上のように構成されているため、斜行シール部8a、8bによって内袋の底部5の両側部の各隅部9が内袋3の収納部7に対して閉鎖されているので、収納部7に粉粒体が充填された場合に内袋3の各隅部9に粉粒体が入らないため、袋3の2つの隅部9に角張り部分が形成されることがない。また、内袋3の各隅部9は内部に充填物がないので変形可能である。したがって、粉粒体袋1を積み上げて運搬する場合、運搬途中で袋同士がぶつかり合った時に、各隅部9で隣の袋をきず付けることはない。
図4は粉粒体袋における第2実施形態の内袋3の斜視図であり、斜行シール部8をさらに袋の口部4に対して設けてもよい。図2に示した第1実施形態の内袋3に対して、さらに、内袋3の口部4の左右両側寄りと内袋3の両側の折り目6a、6bの上部とをそれぞれ斜めに結ぶ仮想斜行線上に熱溶着によって表裏面が接着されてなる斜行シール部8c、8dが形成され、各斜行シール部8a〜8dによって内袋3の各隅部9が内袋3の収納部7に対して閉鎖されているものである。
1 粉粒体袋
2 包装紙層
3 内袋
4 口部
5 底部(ヒートシール部)
6 折り目
7 収納部
8 斜行シール部
9 隅部
10 接着部分
11 粉粒体袋
12 包装紙層
13 内袋
14 貼着テープ
15 角張り部分

Claims (2)

  1. 単層又は複数層のクラフト紙からなる包装紙層と、前記包装紙層の内側に、該包装紙層の内面に亘って配置された薄膜状の合成樹脂製の内袋とを備え、
    前記内袋の上端部に外部に開放された口部が形成され、
    前記内袋の両側縁に亘って折り目がそれぞれ形成され、
    前記内袋の下端部に幅方向全幅に亘って熱溶着によってヒートシール部が形成されて底部に形成され、
    前記内袋の口部に連通した前記内袋の内部が収納部とされた粉粒体袋において、
    前記内袋の底部の両端寄りと前記内袋の両側の折り目の下部とを斜めに結ぶ仮想斜行線上に、熱溶着によって斜行シール部がそれぞれ形成され、前記斜行シール部によって前記内袋の底部両側の各隅部が前記内袋の前記収納部に対して閉鎖された、
    ことを特徴とする。
  2. 前記内袋の口部の両側寄りと前記内袋の両側の折り目の上部とを斜めに結ぶ仮想斜行線上に、熱溶着によって斜行シール部がそれぞれ形成され、前記斜行シール部によって前記内袋の各隅部が前記内袋の前記収納部に対して閉鎖された、ことを特徴とする請求項1に記載の粉粒体袋。
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