JP3157889U - クッション - Google Patents

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名児耶 美樹
美樹 名児耶
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Abstract

【課題】椅子に座った姿勢で臀部の後方及び左右に適度の圧力をかけ、理想的な姿勢をとることができるクッションを提供する。【解決手段】中心座部2の周囲に、前端が開放される略U字形状で中心座部2の肉厚よりも厚い周囲膨出部3を一体設すると共に、この周囲膨出部3を後端が肉厚で前端が肉薄として前端にかけて傾斜する構成とし、更に中心座部2の前端に肉厚な前端膨出部4を一体設した構成である。骨盤が周囲膨出部3によって後方及び左右から支持されて、背骨仮想線を垂直状態、骨盤仮想線を水平状態になるようにする。【選択図】図1

Description

本考案は、椅子に腰かけての理想的な姿勢を維持できるようにするためのクッションに関するものである。
椅子に腰かけて長時間にわたり机に向かっていたりすると、どうしても腰に負担がかかり、臀部が痛くなる現象がみられる。このため座布団を敷く等するのであるが、背骨が前かがみに曲がり猫背がちになってしまう。
図3(a)は、その状態を示すものであり、背骨仮想線Aは後方に上昇傾斜し、骨盤仮想線Bは後方に下降傾斜してしまう。椅子に腰かけての理想的な姿勢は、図3(b)に示すように、背骨仮想線Aは垂直状態に、骨盤仮想線Bは水平状態になるのが望ましい。この姿勢を保つことにより、脊柱起立筋、腰腸助筋、背中筋等にかかる重力負担が軽減され、坐骨神経痛や腰痛症等の発症を未然に防ぐことができるのである。
この観点から、例えば以下の如き発明の提案がある。
特開平8−117063号公報
この特許文献1の発明「座ぶとん」は、座ぶとんの中央後部を凸部にして、座った際に臀部の中心部分をこの凸部に乗せて上半身が若干の前傾姿勢となるように工夫されたものである。しかしながら、正座或いはあぐらの場合はその効果が得られるかもしれないが、椅子に座る姿勢では臀部が凸部を押し潰してしまい、理想の前傾姿勢を得ることはできない。
また、椅子に座った姿勢では単に前傾姿勢となるだけでは骨盤の歪みを防ぐことはできないのであって、臀部の後方及び左右から適度の圧力をかけることが重要であるが、特許文献1では、左右の座ぶとん部は押し拡がるだけであるので、左右からの圧力を得ることはできない。
よって本考案は、上述した従来技術の欠点、不都合、不満を解消するべく開発されたクッションであって、椅子に座った姿勢で臀部の後方及び左右に適度の圧力をかけ、理想的な姿勢をとることができるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するため、本考案のクッションは、中心座部の周囲に、前端が開放される略U字形状で前記した中心座部の肉厚よりも厚い周囲膨出部を一体設すると共に、この周囲膨出部を後端が肉厚で前端が肉薄として前端にかけて傾斜する構成とし、更に前記した中心座部の前端に肉厚な前端膨出部を一体設したことを特徴とする。
上記した本考案にあって、椅子に座った姿勢で本考案のクッションを臀部に敷くと、周囲膨出部の後端は肉厚で前端に向かって肉薄として傾斜しているので臀部後方が持ち上がると共に太腿部分が前方に下降傾斜し、図3(b)に示した背骨仮想線Aが垂直状態、骨盤仮想線Bが水平状態に自ずとなるのである。
そしてこの場合、太腿の外側部分は周囲膨出部の両端部分によって適度の圧力を受け、両膝が外側方から押えられることになるため内腿の筋肉が意識し易くなり、骨盤を支える筋肉の筋力向上につながる。即ち、ここでは骨盤が周囲膨出部によって後方及び左右から支持されて、背骨仮想線Aを垂直状態、骨盤仮想線Bを水平状態になるようになっているのである。
また、上記の着座姿勢で、臀部の中心部は中心座部に位置して臀部の周囲が周囲膨出部により支持されているのであるが、中心座部の前端には肉厚な前端膨出部が一体設されているので、この前端膨出部が太腿部全部を下方から支持することになり、長時間の着座姿勢をとっていても臀部が前方にずれてしまうことはなく、上記した理想的な姿勢を常に維持できる等、本考案は多くの優れた作用効果を奏する。
本考案にかかるクッションの一例を示す斜視図である。 図1のX−X線断面図である。 椅子に座った状態の説明図で、(a)は望ましくない姿勢、(b)は本考案にかかるクッションを敷いた状態での理想的な姿勢を示すものである。 本考案にかかるクッションを敷いた状態の説明図であって、(a)は周囲周端部が骨盤に及ぼす圧力を示す平面的な略図、(b)は周囲周端部が太腿部に及ぼす圧力を示す前方正面より見た略図である。
本考案のクッション1は、中心座部2の周囲に、前端が開放される略U字形状で中心座部2の肉厚よりも厚い周囲膨出部3を一体設すると共に、この周囲膨出部3を後端が肉厚で前端が肉薄として前端にかけて傾斜する構成とし、更に中心座部2の前端に肉厚な前端膨出部4を一体設した構成である。
中心座部2、前端膨出部4の夫々の内部にはポリエステルわたが詰め込まれ、周囲膨出部3の内部には弾力性を持たせるためにポリエチレンペレットとポリスチレン発泡ビーズとを混合させて詰め込まれてある。
被覆する布は、表面(臀部が接触する面)は感触の良い例えば綿生地が用いられるが、裏面(椅子上面に接触する面)は滑りにくい例えばスエード生地が用いられ、共に体重がかかっても伸び変形しないで原形状を維持できるように伸縮性のないものが選択される。また、中心座部2と前端膨出部4との間はステッチ5縫合で、使用経時による内部のポリエステルわたの偏りを防いでいる。
但し、表面と裏面の色彩、模様を変えることにより使用勝手の好みに応じて裏返し可能としても良い。周囲膨出部3の後端から前端にかけての傾斜角度は水平線に対して約8度であり、表面側と裏面側とは形状的には同一であるので、いずれの側でも使用できるのである。
図4(a)に示したように、周囲周端部3は骨盤の後方、左右に弾接して骨盤の骨盤仮想線Bを水平状態に支持すると共に背骨仮想線Aを垂直状態に支持し、同(b)に示すように左右の周囲周端部3が太腿部の側方に弾接して両膝が常に閉じるように支持し、同様に姿勢を維持する。
1 クッション
2 中心座部
3 周囲周端部
4 前端膨出部
5 ステッチ

Claims (1)

  1. 中心座部(2)の周囲に、前端が開放される略U字形状で前記中心座部(2)の肉厚よりも厚い周囲膨出部(3)を一体設すると共に、該周囲膨出部(3)を後端が肉厚で前端が肉薄として前端にかけて傾斜する構成とし、更に前記中心座部(2)の前端に肉厚な前端膨出部(4)を一体設したことを特徴とするクッション。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017153624A (ja) * 2016-02-29 2017-09-07 学校法人北里研究所 骨盤支持具、椅子及び骨盤支持方法

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