JP3157659U - 油濾過具、天ぷら鍋及び油すくい用杓子 - Google Patents

油濾過具、天ぷら鍋及び油すくい用杓子 Download PDF

Info

Publication number
JP3157659U
JP3157659U JP2009008758U JP2009008758U JP3157659U JP 3157659 U JP3157659 U JP 3157659U JP 2009008758 U JP2009008758 U JP 2009008758U JP 2009008758 U JP2009008758 U JP 2009008758U JP 3157659 U JP3157659 U JP 3157659U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
tempura
filter
tempura pan
pan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009008758U
Other languages
English (en)
Inventor
幸朝 松田
幸朝 松田
達弘 松田
達弘 松田
Original Assignee
マツダ幸建設株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by マツダ幸建設株式会社 filed Critical マツダ幸建設株式会社
Priority to JP2009008758U priority Critical patent/JP3157659U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3157659U publication Critical patent/JP3157659U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Frying-Pans Or Fryers (AREA)

Abstract

【課題】天ぷら鍋からオイルポット又は別の天ぷら鍋へ揚げ油を移し替える作業を不要にすることができる油濾過具を提供する。【解決手段】油濾過具2を、天ぷら鍋1の上端縁1Aに架設される油切り網3、油切り網3の下側に取り付けられた多孔板状の受け具4及び受け具4上に載置された濾紙8により構成した。油切り網3上に天ぷらを置く通常作業を行いながら、その際に天ぷらから落ちる油を油切り網3の下側に位置する濾紙8によって濾過することができ、天ぷらのカス等の落下を防止することができるため、前記通常作業を行いながら、揚げ油の汚れを少なくすることができる。その上、調理が終了した後の天ぷら鍋1内の揚げ油を杓子によってすくって油濾過具2に注ぐことにより、濾紙8で揚げ油を濾過することができ、所要の濾過作業を完了した後、蓋をした天ぷら鍋1をそのまま収容することができる。【選択図】図1

Description

本考案は、天ぷら鍋で天ぷらを揚げた後の揚げ油を繰り返し再利用するために揚げ油を濾過する油濾過具、該油濾過具を備えた天ぷら鍋、該天ぷら鍋内の揚げ油をすくって前記油濾過具へ注ぐ油すくい用杓子に関するものである。
天ぷら鍋で天ぷらを揚げた後の揚げ油(使用済み油)を繰り返し再利用するために揚げ油を濾過する油濾過具(油濾し具)として、濾過フィルターがセットされたオイルポット内へ天ぷら鍋から前記揚げ油を流して濾過するものが一般的である。
また、耐油性資材製の容体の底面を開口して不織布等のフィルターを張着し、前記容体側面上部に形成された差込孔に挿通した菜ばしを天ぷら鍋の縁に掛け渡し、この状態で前記容体内に使用済み油を注ぎ、フィルターで濾した後の油を天ぷら鍋内へ注入し、注入完了後には前記容体等を廃棄するものがある(例えば、特許文献1参照。)。
さらに、裏面に内袋を有する濾紙を網杓子に被せて濾紙付き網杓子とし、この濾紙付き網杓子により天ぷら鍋内の油をすくうことにより、その中のカスを取り除くようにしたものがある(例えば、特許文献2参照。)。
特開2004−113268号公報 登録実用新案第3017199号公報
濾過フィルターがセットされたオイルポットを用いる油濾過具では、使用後の揚げ油を天ぷら鍋からオイルポットへ移し替える高温の油の移し替え作業が必要になる。
また、特許文献1のような油濾過具においても、同様に、使用後の揚げ油が入った天ぷら鍋又はオイルポットから特許文献1の油濾過具が取り付けられた天ぷら鍋内に、前記油濾過具を通して揚げ油を注ぐ必要があるため、使用後の揚げ油が入った天ぷら鍋から油濾過具が取り付けられた別の天ぷら鍋への高温の油の移し替え作業又は使用後の揚げ油を天ぷら鍋からオイルポットへ移し替える高温の油の移し替え作業が必要になる。
さらに、特許文献2のような油濾過具では、通常の円形の網杓子に濾紙を被せていることから、特に天ぷら鍋の底付近の油をすくいにくく作業性が悪いとともに、濾紙を頻繁に交換する必要がある。
そこで本考案が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、天ぷら鍋からオイルポット又は別の天ぷら鍋へ揚げ油を移し替える作業を不要にすることができる油濾過具及び該油濾過具を備えた天ぷら鍋、並びに、揚げ油及びその中のカス等をすくいやすく、前記油濾過具で揚げ油を濾過する作業性を向上することができる油すくい用杓子を提供する点にある。
本考案に係る油濾過具は、前記課題解決のために、天ぷら鍋の上端縁に架設される油切り網と、該油切り網の下側に取り付けられた多孔板状又は網状の受け具と、該受け具上に載置された濾紙とからなることを特徴とする。
このような構成によれば、天ぷら鍋の上端縁に架設された状態の油切り網上に揚がった天ぷらを置いて油切りをするため、天ぷらが吸収した油滴が落ちて調理台を汚すことを防止することができるとともに、天ぷらバットを不要にすることができる。
その上、油切り網上に天ぷらを置く通常作業を行いながら、その際に天ぷらから落ちる油を油切り網の下側に位置する濾紙によって濾過することができるとともに、天ぷらのカス等の固形物の落下を防止することができるため、油切り網上に天ぷらを置く通常作業を行いながら、揚げ油の汚れを少なくすることができる。
その上さらに、調理が終了した後の天ぷら鍋内の揚げ油(使用済み油)を油すくい用杓子によってすくって油濾過具に注ぐことにより、油濾過具の濾紙で揚げ油を濾過することができ、所要の濾過作業を完了した後、蓋をした天ぷら鍋をそのまま収容することができるため、オイルポットや他の鍋に揚げ油を移し替えて収容しておく必要がなく、収納スペースを小さくすることができるとともに収納作業が容易になる。
その上、高温の油の移し替え作業が無いため安全性が高い。
ここで、前記油切り網により前記受け具を水平軸まわりに回動可能に支持してこれらを開閉可能にするとともに、これらが閉じた状態を保持する掛止具を備えてなると好ましい。
このような構成によれば、掛止具を外して油切り網に対して受け具を開くように回動させることにより、濾紙の交換作業を容易に行うことができる。
また、前記濾紙が波形に成形されたものであると好ましい。
このような構成によれば、濾紙の表面積が大きくなるため、揚げ油の濾過を効率的に行うことができる。
本考案に係る天ぷら鍋は、前記油濾過具が装着されたものである。
よって、上述の油濾過具と同様の作用効果を奏する。
ここで、前記天ぷら鍋の外側から前記天ぷら鍋の上端縁に向かって前下がり傾斜し、該傾斜面上を流れる油が前記油濾過具に入る油切りプレートを設けるとともに、前記天ぷら鍋を加熱する加熱器の余熱が前記油切りプレートに自然対流熱伝達により伝達されるように、前記油切りプレートの下側に沿って空気が流れる流路を形成してなると好ましい。
このような構成によれば、加熱器の余熱が油切りプレートに伝達されて油切りプレートの温度が高くなることから、油切れがよくなって天ぷらがからっと揚がり美味しくなるとともに、油切れがよいため多くの油が油切りプレートの傾斜面上を流れ、この油が油濾過具により濾過されるため、効率的に揚げ油の濾過を行うことができる。
本考案に係る油すくい用杓子は、前記天ぷら鍋内の揚げ油をすくって前記天ぷら鍋に装着された前記油濾過具へ注ぐ油すくい用杓子であって、前記杓子の皿部の側壁の上端縁から下側に開口する略コ字状の切欠を形成するとともに、該切欠の下側の側壁から外側へ延び、前記天ぷら鍋の鍋底に沿わせやすいように先端形状が円弧状とされた略水平板状の底浚い用プレートを形成してなるものである。
このような構成によれば、底浚い用プレートが略水平板状であるとともに、その先端形状が円弧状であるため、天ぷら鍋の鍋底に沿わせやすいことから、底浚い用プレートを鍋底に沿わせた状態で移動させることにより、略コ字状の切欠の開口から揚げ油とともにその中のカス等が油すくい用杓子の皿部内へ入り、主に鍋底付近に沈殿しているカス等を効率的に捕捉することができる。
よって、このように油すくい用杓子によりすくった揚げ油を油濾過具に注ぐことにより、天ぷら鍋に装着された油濾過具で揚げ油を濾過する作業を効率的に行うことができる。
ここで、前記切欠の左右側の側壁の端部を内側に屈曲させた前部戻り止めを形成するとともに、前記皿部の前記切欠の開口に対向する側壁の上端部を内側に屈曲させた後部戻り止めを形成してなると好ましい。
このような構成によれば、油すくい用杓子の皿部の切欠の開口から入ったカス等が後部戻り止めにより外部に出にくく、さらに切欠の左右の前部戻り止めにより切欠の開口からも外部に出にくいことから、揚げ油のカス等を効率的に皿部内に溜めることができるため、油すくい用杓子によりすくった揚げ油を油濾過具に注ぐことにより、天ぷら鍋に装着された油濾過具で揚げ油を濾過する作業をさらに効率的に行うことができる。
以上のように、本考案に係る油濾過具、天ぷら鍋及び油すくい用杓子によれば、天ぷら鍋からオイルポット又は別の天ぷら鍋へ揚げ油を移し替える作業を不要にすることができ、油濾過具が装着された天ぷら鍋内の揚げ油を濾過する作業を効率的に行うことができ、濾過が終了した揚げ油を入れたままの天ぷら鍋をそのまま収容することができるという顕著な効果を奏する。
本考案の実施の形態に係る天ぷら鍋を示す斜視図である。 本考案の実施の形態に係る油濾過具を示す斜視図である。 同じく分解斜視図である。 本考案の実施の形態に係る油切りプレート及びその下側に沿って空気が流れる流路を示す縦断面図である。 (a)は本考案の実施の形態に係る油すくい用杓子を示す斜視図、(b)は皿部の平面図、(c)は同じく縦断面図である。
次に本考案の実施の形態を添付図面に基づき詳細に説明するが、本考案は、添付図面に示された形態に限定されず実用新案登録請求の範囲に記載の要件を満たす実施形態の全てを含むものである。
図1に示すように、本考案の実施の形態に係る天ぷら鍋1には油濾過具2が装着されており、油濾過具2は天ぷら鍋1の上端縁1Aに架設される油切り網3、油切り網3の下側に取り付けられた多孔板状の受け具4及び受け具4上に載置された濾紙8等により構成される。なお、図1の天ぷら鍋1内には揚げ油が存在するが、この揚げ油の図示は省略している。
図2に示すように、油濾過具2の油切り網3は、径方向に離間する周方向線材C1,C2,C3,C4及び周方向に離間する径方向線材R1,R2,R3,R4を例えば溶着により連結して構成され、天ぷらを揚げ作業の邪魔にならないように、天ぷら鍋1(図1参照。)の上部開口をなるべく塞がない、平面視において半円の中心部を無くした形状に形成される。なお、前記線材としては耐腐食性の熱に強い金属の線材が用いられる。
また、油切り網3の径方向線材R1,R2,R3,R4の外側先端は折り曲げられて掛止片3A,3A,…とされ、これら掛止片3A,3A,…が、図1に示すように天ぷら鍋1の上端縁1Aの外側に掛止される。
図2及び図3に示すように、油濾過具2の受け具4は、平面視において半円の中心部を無くした形状に形成された水平板材である底板5並びに底板5の端縁から立起する垂直板材である周方向板6A,6B及び径方向板6C,6Dである側板6により構成されており、底板5及び側板6にはそれぞれ多数の通孔5a,5a,…,6a,6a,…があけられている。なお、前記板材としては耐腐食性の熱に強い金属の板材が用いられる。
また、径方向板6C,6Dの上部に取り付けられた連結環4A,4A,…が油切り網3の水平軸である支軸3B,3C(径方向線材R1,R4)に外嵌されていることから、受け具4は油切り網3により前記水平軸まわりに回動可能に支持されているため、前記水平軸まわりに油切り網3及び受け具4を相対的に回動させて開閉することができる。
さらに、受け具4の周方向板6Bの上部には掛止具9,9が取り付けられているため、掛止具9,9を油切り網3の周方向線材C4に掛止することにより、油切り網3及び受け具4を閉じた使用状態にすることができる。
例えば図2はこの使用状態を示しており、図3は油切り網3及び受け具4を相対的に回動させて開いた状態を示している。
なお、掛止具9,9は油切り網3及び受け具4を閉じた状態に保持する機能を有するものであればよいため、掛止具9,9を受け具4ではなく油切り網3に取り付けるようにしてもよい。
また、受け具4は、板材に多数の孔をあけた多孔板状のものではなく、網状のものであってもよい。
濾紙8は、上述のとおり受け具4上に載置されるものであるが、受け具4の底板5上に直接載置してもよいし、底板5上に載置した波板7を介して底板5上に載置してもよい。
この波板7は波形に成形された濾紙8の形態を保持するためのものであり、耐腐食性の熱に強い金属の板材が用いられ、多数の通孔7a,7a,…があけられる。
以上のような構成の油濾過具2及び油濾過具2が装着された天ぷら鍋1によれば、天ぷら鍋1の上端縁1Aに架設された状態の油切り網3上に揚がった天ぷらを置いて油切りをするため、天ぷらが吸収した油滴が落ちて調理台を汚すことを防止することができるとともに、天ぷらバットを不要にすることができる。
また、油切り網3上に天ぷらを置く通常作業を行いながら、その際に天ぷらから落ちる油を油切り網3の下側に位置する濾紙8によって濾過することができるとともに、天ぷらのカス等の固形物の落下を防止することができるため、油切り網3上に天ぷらを置く通常作業を行いながら、揚げ油の汚れを少なくすることができる。
さらに、調理が終了した後の天ぷら鍋1内の揚げ油(使用済み油)を油すくい用杓子によってすくって油濾過具2に注ぐことにより、油濾過具2の濾紙8で揚げ油を濾過することができ、所要の濾過作業を完了した後、蓋をした天ぷら鍋1をそのまま収容することができるため、オイルポットや他の鍋に揚げ油を移し替えて収容しておく必要がなく、収納スペースを小さくすることができるとともに収納作業が容易になる。
さらにまた、高温の油の移し替え作業が無いため安全性が高い。
また、油切り網3により受け具4を水平軸である支軸3B,3C(径方向線材R1,R4)まわりに回動可能に支持してこれらを開閉可能にしているため、掛止具9,9を外して油切り網3に対して受け具4を開くように回動させることにより、あるいは受け具4に対して油切り網3を開くように回動させることにより、濾紙8の交換作業を容易に行うことができる。
さらに、濾紙8が波形に成形されたものであることから、濾紙8の表面積が大きくなるため、揚げ油の濾過を効率的に行うことができる。
次に、天ぷら鍋1の別の実施形態について説明する。
図4に示す例では、天ぷら鍋1の外側から天ぷら鍋1の上端縁1Aに向かって前下がり傾斜し、該傾斜面上を流れる油が油濾過具2に入る油切りプレート10を設けており、この油切りプレート10としては熱伝導率の高い金属、例えば銅が使用される。なお、図4の天ぷら鍋1内には揚げ油が存在するが、この揚げ油の図示は省略している。
また、天ぷら鍋1の側面から外側に離間した下板11、下板11の上端に連結し油切りプレート10の下面から下側に離間した上板12及び上板12の上端と油切りプレート10の上端とを連結する上端板13等が油切りプレート10又は天ぷら鍋1に取り付けられ、上端板13には通孔13a,13a,…が形成されており、油切りプレート10の下側(下面)に沿って空気が流れる流路Aが形成されている。
よって、天ぷら鍋1を加熱する図示しない加熱器の火力Fの余熱(加熱器が電磁加熱器である場合は加熱した天ぷら鍋1自体の余熱)により加熱された空気が、流路Aに沿って流れ、この加熱空気から自然対流熱伝達により油切りプレート10に熱が伝えられる。
このような構成によれば、加熱器の余熱が油切りプレート10に伝達されて油切りプレート10の温度が高くなることから、油切れがよくなって天ぷらがからっと揚がり美味しくなるとともに、油切れがよいため多くの油が油切りプレート10の傾斜面上を流れ、この油が油濾過具2により濾過されるため、効率的に揚げ油の濾過を行うことができる。
次に、天ぷら鍋1内の揚げ油をすくって油濾過具2へ注ぐ油すくい用杓子の例について説明する。
図5に示す油すくい用杓子14は、図1又は図4の天ぷら鍋1内の揚げ油(図1及び図4では図示を省略している。)をすくって天ぷら鍋1に装着された油濾過具2へ注ぐものであり、皿部15及び柄部16から構成される。
なお、皿部15において、切欠18の開口が形成されている側を前、その反対側(皿部15の切欠18の開口に対向する側壁17側)を後とする。
油すくい用杓子14の皿部15には、その前側の側壁17の上端縁17Aから下側に開口する略コ字状の切欠18が形成されており、切欠18の下側の側壁から外側(前方)へ延びる略水平板状の底浚い用プレート19が形成されており、この底浚い用プレート19の先端形状を、天ぷら鍋1(図1及び図4参照。)の鍋底に沿わせやすいように、例えば平面視において円弧状としている。
したがって、柄部16を持って底浚い用プレート10を天ぷら鍋1の鍋底に沿わせた状態で移動させることにより、略コ字状の切欠18の開口から揚げ油とともにその中のカス等が皿部15内へ入り、主に鍋底付近に沈殿しているカス等を効率的に捕捉することができる。
よって、このように油すくい用杓子14によりすくった揚げ油を油濾過具2に注ぐことにより、天ぷら鍋1に装着された油濾過具2で揚げ油を濾過する作業を効率的に行うことができる。
また、油すくい用杓子14の皿部15には、切欠18の左右側の側壁の端部を内側に屈曲させた前部戻り止め20A,20Bが形成されるとともに、皿部15の後側の側壁17の上端部を内側に屈曲させた後部戻り止め21が形成されているため、皿部15の切欠18の開口から入ったカス等が後部戻り止め21により外部に出にくく、さらに切欠18の左右の前部戻り止め20A,20Bにより切欠18の開口からも外部に出にくいことから(図5(b)の矢印参照。)、揚げ油のカス等を効率的に皿部15内に溜めることができる。
よって、油すくい用杓子14によりすくった揚げ油を油濾過具2に注ぐことにより、天ぷら鍋1に装着された油濾過具2で揚げ油を濾過する作業をさらに効率的に行うことができる。
A 空気流路
F 火力
C1,C2,C3,C4 周方向線材
R1,R2,R3,R4 径方向線材
1 天ぷら鍋
1A 上端縁
2 油濾過具
3 油切り網
3A 掛止片
3B,3C 支軸
4 受け具
4A 連結環
5 底板
5a 通孔
6 側板
6A,6B 周方向板
6C,6D 径方向板
6a 通孔
7 波板
7a 通孔
8 濾紙
9 掛止具
10 油切りプレート
11 下板
12 上板
13 上端板
13a 通孔
14 油すくい用杓子
15 皿部
16 柄部
17 側壁
17A 上端縁
18 切欠
19 底浚い用プレート
20A,20B 前部戻り止め
21 後部戻り止め

Claims (7)

  1. 天ぷら鍋の上端縁に架設される油切り網と、該油切り網の下側に取り付けられた多孔板状又は網状の受け具と、該受け具上に載置された濾紙とからなることを特徴とする油濾過具。
  2. 前記油切り網により前記受け具を水平軸まわりに回動可能に支持してこれらを開閉可能にするとともに、これらが閉じた状態を保持する掛止具を備えてなる請求項1記載の油濾過具。
  3. 前記濾紙が波形に成形されたものである請求項1記載の油濾過具。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の油濾過具が装着された天ぷら鍋。
  5. 前記天ぷら鍋の外側から前記天ぷら鍋の上端縁に向かって前下がり傾斜し、該傾斜面上を流れる油が前記油濾過具に入る油切りプレートを設けるとともに、前記天ぷら鍋を加熱する加熱器の余熱が前記油切りプレートに自然対流熱伝達により伝達されるように、前記油切りプレートの下側に沿って空気が流れる流路を形成してなる請求項4記載の天ぷら鍋。
  6. 請求項4又は5記載の天ぷら鍋内の揚げ油をすくって前記天ぷら鍋に装着された前記油濾過具へ注ぐ油すくい用杓子であって、前記杓子の皿部の側壁の上端縁から下側に開口する略コ字状の切欠を形成するとともに、該切欠の下側の側壁から外側へ延び、前記天ぷら鍋の鍋底に沿わせやすいように先端形状が円弧状とされた略水平板状の底浚い用プレートを形成してなる油すくい用杓子。
  7. 前記切欠の左右側の側壁の端部を内側に屈曲させた前部戻り止めを形成するとともに、前記皿部の前記切欠の開口に対向する側壁の上端部を内側に屈曲させた後部戻り止めを形成してなる請求項6記載の油すくい用杓子。
JP2009008758U 2009-12-10 2009-12-10 油濾過具、天ぷら鍋及び油すくい用杓子 Expired - Fee Related JP3157659U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009008758U JP3157659U (ja) 2009-12-10 2009-12-10 油濾過具、天ぷら鍋及び油すくい用杓子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009008758U JP3157659U (ja) 2009-12-10 2009-12-10 油濾過具、天ぷら鍋及び油すくい用杓子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3157659U true JP3157659U (ja) 2010-02-25

Family

ID=54861299

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009008758U Expired - Fee Related JP3157659U (ja) 2009-12-10 2009-12-10 油濾過具、天ぷら鍋及び油すくい用杓子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3157659U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103298348A (zh) * 2010-10-15 2013-09-11 布瑞威利私人有限公司 具有可移除的过滤器的改进的油炸锅

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103298348A (zh) * 2010-10-15 2013-09-11 布瑞威利私人有限公司 具有可移除的过滤器的改进的油炸锅

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20200029736A1 (en) Method of Cooking Utilizing a Splatter Shield
US7098427B2 (en) Device for filtration of the frying bath in an electric fryer having an immersed heating resistor
EP1813175A1 (en) Improved frying pan
JP3157659U (ja) 油濾過具、天ぷら鍋及び油すくい用杓子
CN106419613A (zh) 电烤架装置
ATE284158T1 (de) Halbautomatische bratpfanne mit einer reinigungsvorrichtung für rauchgasse und gerüche
JP2013160433A (ja) 組付式グリル付コンロ
CN209857130U (zh) 一种便于清理的灶台
JP3645610B2 (ja) 境界線確認窓付き揚げ物器
KR101023669B1 (ko) 튀김장치용 찌꺼기제거장치
CN210673087U (zh) 防止粘底的矮汤炉汤桶
CN205501249U (zh) 一种芝麻炒籽机排烟装置
CN219558875U (zh) 一种过滤工具
CN209219944U (zh) 具有微粒捕集器的液体加热器具
CN211748737U (zh) 烹饪设备
US20240237853A1 (en) Charcoal barbecue having an integrated coal starter
CN221242611U (zh) 一种便于清理的电炸炉
CN111528685B (zh) 排水组件和烹饪装置
JP2673670B2 (ja)
CN201870475U (zh) 家用炊具锅
JPH0131139Y2 (ja)
JP6185905B2 (ja) 調理方法
JP3131968U (ja) 天かす及び揚げかす除去装置
US20170311383A1 (en) Cooktop with removable receptacle
KR100817039B1 (ko) 순환 여과식 튀김기

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130203

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130203

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140203

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees