JP3157340B2 - 薄板のスリット装置およびスリット方法 - Google Patents

薄板のスリット装置およびスリット方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は広幅の金属薄板のコイル
をスリット(条切り)して、狭幅の金属薄板のコイルを
製造する薄板のスリット装置とスリット方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の薄板のスリットの説明図で
(A)はスリット前のコイル状の広幅薄板1の横断面の
図、(B)はスリット作業の正面図である。2−1,2−
2はシャフト5に嵌合せて設定した上丸刃で、シャフト
5を回動する事により回動する。4−1,…,4−8は
シャフト嵌合孔を有する金属円盤(筒)もしくセラミック
ス円盤(筒)のスペーサーで、スペーサーの合計厚さが所
望の長さL1となるものを組合せてシャフト5に嵌合さ
せる。3−1,3−2はシャフト6に嵌合させて設定し
た下丸刃で、シャフト6を回動する事により回動する。
7−1,…,7−7はシャフト嵌合孔を有する金属円盤
のスペーサーで、スペーサーの合計厚さが所望の長さL
2となるものを組合せてシャフト6に嵌合させる。
【0003】図4(B)の装置で、シャフト5と6を回動
させ、図4(A)のコイル状の広幅薄板1を通板すると、
コイル状の広幅薄板1は上丸刃2−1と下丸刃3−1で
剪断され、また上丸刃2−2と下丸刃3−2で剪断され
て条切り薄板1−1,1−2,1−3にスリットされ
る。しかしスリットに際して、例えば1−2は上方向の
拘束がないために、幅方向の両端部E1,E2は上向き
に変形して折れ疵を発生させたり、剪断時の薄板の丸刃
への引き込まれ過多によるダレの発生、側波(側歪)の発
生、ビリ付きの発生などの剪断不良や幅精度不良などの
問題を惹き起こす。条切り薄板1−1および1−3にも
同様な問題点が発生する。
【0004】図5はスリーブ8(8−1〜8−7,8−
11〜8−14)を用いる例の説明図である。図5では
柔軟な例えばゴム、フエルト製の管状のスリーブ8(8
−1〜8−7,8−11〜8−14)を図4のスペーサ
ー(4−1〜4−8,7−1〜7−7)の外周に更に嵌着
する。このスリーブも、例えば8−1〜8−7の厚さの
合計が所望の長さL1となるものを組合せて、スペーサ
ー4に嵌合させる事が好ましい。
【0005】本発明者等の知見によると、スリーブ8−
1〜8−7の厚さの合計がL1に満たない場合は、スリ
ット作業中にスリーブ8−1〜8−7の全部あるいは一
部がシャフト5の軸方向に移動して、丸刃(例えば2−
2)とスリーブ(例えば8−7)の間に隙間が発生し易
い。この隙間が発生すると、条切り薄板(1−2)の幅方
向の端部E2は拘束が不十分となって、E2は上向きに
変形して折れ疵を発生させたり、剪断時の薄板の丸刃へ
の引き込まれ過多によるダレの発生、側波(側歪)の発
生、ビリ付きの発生などの剪断不良や幅精度不良などの
問題を惹き起すこととなる。L1は条切り薄板1−2の
板幅であり需要家の注文に応じて千差万別に設定する。
このL1は、幅が異なる多数のスペーサーを保有し、多
数のスペーサーから厚さの合計がL1となるスペーサー
(図4の4−1,…,4−8)を選定して組合せる。
【0006】図5の方法ではスペーサーの外周に更にス
リーブ8−1〜8−7を嵌着する。図5においてスリー
ブの厚さの合計をL1にするために、幅が異なる多数の
スリーブを保有し、多数のスリーブから厚さの合計がL
1となるスリーブ8−1,…,8−7を選定して組合せ
る事が考えられる。しかしL1は千差万別であるために
L1が変わる毎にスリーブを選定し取り替える作業は極
めて煩瑣である。L1が変わる毎にスリーブを選定して
取り替える作業を軽減するために、厚さの小さい円盤状
スリーブを嵌着させる場合には、スリット作業中にスリ
ーブの合計厚さとセット幅L1との相違により、スリー
ブの一部がシャフト5の軸方向に移動して、丸刃(例え
ば2−2)とスリーブの間に隙間が発生する。以上の如
く図5の方法は、スリーブの合計厚さがL1と相違する
場合は条切り薄板(1−2)の端部E2は拘束が不十分と
なり従って図4で述べたと同じ理由で薄板1−2に折れ
疵の発生やダレの発生、側波(側歪)の発生、ビリ付きの
発生などの剪断不良および幅精度不良などの問題を惹き
起こすこととなる。スリーブの合計厚さをL1にするの
と同様にL2についてもスリーブの合計厚さをL2と同
じくすることにより、この問題点はなくなるがスリーブ
の取り替え作業が煩瑣となる。
【0007】図6はフィンガー9−1,9−2および1
0−1,10−2を有するスリッターの説明図で、(A)
は正面図、(B)は各フィンガーの平面の形状の図、(C)
はフィンガー9−1と9−2を取りつけたスリッターの
平面図(フィンガー10−1と10−2の図示は省かれ
ている)である。フィンガー9−1は厚さがT1の丸刃
2−1が通過するW1の幅の溝を有し左指F1と右指F
2を有する板状である。またフィンガー10−1は厚さ
がT2の丸刃3−1が嵌まるW2の幅の溝を有し左指K
1と右指しK2を有する板状である。フィンーガ9−1
は薄板1と上部スペーサー4の間に、またフィンガー1
0−1は薄板1と下部スペーサー7の間に挿入し、丸刃
(例えば2−1)を挾んで配設する。尚フィンガー(9−
1,9−2,10−1,10−2)は、W1,W2の溝
を有するものでなくても、丸刃の刃元で薄板1を固定す
る溝なしのフィンガーでもよい。又、条切り薄板1−2
の中央部の板押えのフィンガーには、溝なしのフィンガ
ーを一般的には使用する。
【0008】図6のスリッターを用いると、条切り薄板
1−1の端部G1は丸刃2−1とフィンガー10−1の
左指K1に挾まれてスリットされ、また条切り薄板1−
2の端部E1は丸刃3−1とフィンガー9−1の右指F
2に挾まれてスリットされる。即ち薄板1は常に丸刃と
フィンガーによって上下方向の移動が拘束されてスリッ
トされる。従って条切り薄板には図4,図5で述べた折
れ疵の発生や剪断不良の発生などがなく、またこのため
幅寸法精度の高い条切り薄板が得られる。しかし図6の
スリッターは、例えば条切り薄板1−1の端部G1はフ
ィンガー10−1の左指K1を擦って走行するために、
また例えば条切り薄板1−2の端部E1はフィンガー9
−1の右指F2を擦って走行するために、フィンガーは
摩耗が大きく頻繁に取替える事が必要で、また、薄板1
ならびに条切り薄板(例えば1−1,1−2,1−3)
は、固定したフィンガーと擦って走行するために、フィ
ンガーの表面をフェルト類で被覆しても、特に表面が軟
質な薄板については、すり疵が発生するという問題があ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は条切り薄板の
幅を変更する際の作業が図5で述べたスリーブの組合せ
が不必要なために従来よりも簡易であり、かつ図6で述
べるフィンガーを使用しないために作業中にフィンガー
等の部品を取替える必要がなく、また条切り薄板に折れ
疵やすり疵を発生させる事がなく、ダレの発生、側波
(側歪)の発生、ビリ付きの発生などの剪断不良のない板
幅の寸法精度が優れた条切り薄板を製造することができ
る、スリット装置とスリット方法を提供することを課題
としている。
【0010】
【課題を解決するための手段および作用】図1は本発明
のスペーサーおよびその使用の説明図で、(A)はスペー
サーの正面図、(B)はイ−イ縦断面の図、(C)は使用の
説明図である。図1(A)および図1(B)において、本発
明のスペーサー14は、中心にシャフト嵌合孔11を
し丸刃と同じ板厚の金属円盤もしくはセラミックス円盤
12の外周面に、該金属円盤もしくはセラミックス円盤
12のそれぞれの側面から0.3mm〜0.5mm後退さ
せた幅で厚さが5〜20mmのゴム層13を一体物に形
成したスペーサーである。図中15は金属円盤もしくは
セラミックス円盤12をシャフト5(6)と一体に回転さ
せるために、シャフト5(6)に嵌合せる突起溝の例であ
る。突起溝の有無に本発明は左右されない。本発明で金
属円盤もしくはセラミックス円盤12とゴム層13と
は、例えばゴム焼付けや接着剤によって強固に接着する
などの方法によって一体物に形成する。
【0011】図1(C)で、本発明のスペーサーは丸刃に
隣接して配設する。即ちスペーサーをシャフト5に嵌合
せるに際してスペーサー14−1は丸刃2−1に、スペ
ーサー14−2は丸刃2−2に隣接する位置に配設す
る。またスペーサー14−3は丸刃3−1に、スペーサ
ー14−4は丸刃3−2に隣接する位置に配設する。丸
刃に隣接しない位置には従来のスペーサー例えば4−
1,…,4−4をあるいは7−1,…,7−4を配す
る。本発明では丸刃2−1と2−2の間の全てのスペー
サー(14−1,14−2,4−1,…,4−4)の厚さ
の合計が、条切り薄板1−2の幅L1となるようにする
が、このスペーサーの組合せは従来の多数のスペーサー
から4−1,…,4−4を適宜選定する事により達せら
れる。
【0012】図1(C)の如く、丸刃に隣接した位置に配
設した外周面にゴム層を一体物に形成したスペーサー
(14−1,14−2,14−3,14−4)と同一もし
くは類似のスペーサー14−5,14−6を丸刃2−1
と2−2の略中央に配設すると、条切り薄板1−2は幅
方向の略中央で14−5,14−6によって保持されて
条切り薄板1−2は平坦に保たれて、条切り薄板1−2
の幅の寸法精度は更に向上する。
【0013】スペーサー14−5,14−6は、丸刃に
隣接した位置に配設したスペーサー(14−1,14−
2,14−3,14−4)と同一のものであってもよい
し、丸刃に隣接した位置に配設しないので、ゴム層は金
属円盤もしくはセラミックス円盤のスペーサーと同一幅
であってもその作用は変わらない。
【0014】本発明では、通板している条切り薄板1−
2でゴム層13−1を丸刃2−1に押圧変形させなが
ら、またゴム層13−2を丸刃2−2に非接触の範囲で
押圧変形させながらスリットを行う。同様に条切り薄板
1−1はゴム層13−3を丸刃3−1に押圧変形させな
がら、また条切り薄板1−3はゴム層13−4を丸刃3
−2に押圧変形させながら、スリットを行う。
【0015】図1(B)に示した如く、本発明のゴム層1
3は、金属円盤もしくはセラミックス円盤のそれぞれの
側面から、ΔW=0.3〜0.5mm後退させた幅で厚さ
は5〜20mmである。本発明では図1(C)に示す如
く、例えば条切り薄板1−2は、一方の幅端部E1は1
4−1のゴム層13−1と丸刃3−1とによって押圧拘
束されて、また他方の幅端部E2は14−2のゴム層1
3−2と丸刃3−2とによって押圧拘束されて、折れ疵
やすり疵を発生させることなく、ダレの発生、側波(側
歪)の発生、ビリ付きの発生などの剪断不良のない板幅
の寸法精度が優れた条切り薄板を製造することができ
る。。図2は図1のE2近傍の拡大説明図である。金属
円盤もしくはセラミックス円盤の側面からのゴム層の後
退長さΔWが0.5mm超であるいはゴム層の厚さDが
5mm未満では図2(A)に示した如く、ゴム層13−2
の変形量が不十分で条切り薄板1−2の幅の端部E2の
拘束が不十分となり条切り薄板1−2の幅の最端部に折
れ疵が発生する。またΔWが0.3mm未満であるいは
Dが20mm超では図2(B)に示した如く、ゴム層13
−2の変形量が過大で丸刃3−2を外れた位置で条切り
薄板1−2を押圧するために、条切り薄板1−2には丸
刃3−2を外れた位置に折れ疵が発生する。
【0016】ゴム層13を金属円盤もしくはセラミック
ス円盤のそれぞれから、ΔW後退させるもう一つの目的
は、上下丸刃2−2,3−2間の隙間(クリアランス)や
重なり代(オーバーラップ)の把握や調整を容易にするこ
とにある。本発明のゴム層付きスペーサーと丸刃の外径
の関係については、条切り薄板の板厚と設定する丸刃間
の重なり代(オーバーラップ)等に関係するが、本発明の
ゴム層付きスペーサーの外径が丸刃の外径より、小さす
ぎると、条切り薄板1−2幅の端部E2を拘束しきれな
かったり、拘束が不十分で、図2(A)と同じ現象が発生
する。一方、本発明のゴム層付きスペーサーの外径が丸
刃の外径より、大きすぎると、ゴム層の変形が過大とな
り、図2(B)と同じ現象が発生する。
【0017】本発明のゴム層付きスペーサーと丸刃の厚
さの関係については、図2(C)に示したように丸刃の厚
さよりも、本発明のゴム層付きスペーサーの厚さが大き
すぎると図2(B)と同じ現象が発生する。従って、本発
明のゴム層付きスペーサーと丸刃の厚さは、同一にす
る。これによりセット替えのスペーサー選択の計算
易になる。
【0018】図3は本発明のスリット装置とスリット方
法の他の説明図で、(A)は正面図、(B)は平面図であ
る。図3のスリット装置は、その入側に更に張力付与ロ
ール16を有する例である。図3の装置においては、既
に述べた如く、通板している条切り薄板例えば1−1で
本発明のスペーサー14−3のゴム層を丸刃3−1に非
接触の範囲で押圧変形させながら、条切り薄板1−1の
端部を拘束し、同時に張力付与ロールの周速度を丸刃2
−1,3−1の周速度よりも小さくして薄板1に張力を
付与しながら、スリットを行う。
【0019】図1(C)では、丸刃に隣接した位置に配設
した外周面にゴム層を一体物に形成したスペーサー(1
4−1,14−2,14−3,14−4)と同一もしく
は類似のスペーサー14−5,14−6を組合せて条切
り薄板を平坦に保持する例を述べたが、張力付与ロール
16を用いて薄板1に張力を付与すると、各条切り薄板
には図4の条切り薄板1−2で例示した幅方向のタルミ
が発生することがなく、板幅の寸法精度が更に優れた条
切り薄板を製造する事ができる。
【0020】本発明のゴム層付きスペーサーを使用する
他の利点として、従来からのフィンガーやスリーブなど
による板押え方式に比べて、丸刃とスペーサーのセッテ
ィングのみの時間で処理されるので、作業能率面で有利
である。また刃元並びに条切り薄板を平坦に保持するた
めに、条切り薄板の中央部に配設された本発明のゴム層
付きスベーサーは、条切り薄板を後面側に誘導するピン
チロール的な設備も果たし、作業性を容易にする。
【0021】
【実施例】
【0022】
【表1】
【0023】本発明による方法と従来の方法で、塗装溶
融合亜鉛めっき鋼帯(種類CGCC、表示厚さ0.5m
m)のスリットを行い、表1の結果を得た。
【0024】
【発明の効果】図5の方法では、スリット幅を変更する
ためにスペーサーを取替える際、幅が異なる多数のスリ
ーブから所望のスリーブを選定し組合せる煩瑣な作業が
必要であるが、本発明によるとこの煩瑣な作業を省くこ
とができる。また図5の方法でスリーブの合計の厚さが
不正確な場合は折れ疵が発生し易く板幅の寸法精度も不
十分になり易いが、本発明によると折れ疵を十分に防止
して板幅の寸法精度が優れた条切り薄板を製造すること
ができる。
【0025】また図6の方法ではフィンガーを頻繁に取
り替える煩瑣な作業が必要でまた条切り薄板にすり疵を
発生させ易いが、本発明によるとこの煩瑣な作業が省か
れ、またすり疵の発生も防止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明のスペーサーおよびその使用の説明
図、
【図2】は図1のE2近傍の拡大説明図、
【図3】は本発明のスリット装置とスリット方法の他の
説明図、
【図4】は従来の薄板のスリットの説明図、
【図5】はスリーブを用いる従来の薄板のスリットの説
明図、
【図6】はフィンガーを用いる従来の薄板のスリットの
説明図。
【符号の説明】
1(1−1,1−2,1−3):薄板、 2(2−1,2
−2):上丸刃、 3(3−1,3−2):下丸刃、 4
(4−1,…,4−8):スペーサー、 5:シャフト、
6:シャフト、 7(7−1,…,7−7):スペーサ
ー、 8(8−1,…,8−14):スリーブ、 9(9
−1,9−2):フィンガー、 10(10−1,10−
2):フィンガー、 11:シャフト嵌合孔、 12:
金属円盤もしくはセラミックス円盤、 13(13−
1,…,13−4):ゴム層、 14(14−1,…,1
4−4):本発明のスペーサー、 15:溝、16:張
力付与ロール。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂口 二三雄 大阪市淀川区十八条二丁目三番十五号 和晃鋼業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−140323(JP,A) 実開 昭64−26120(JP,U) 実開 平1−101720(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23D 19/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中心にシャフト嵌合孔を有し丸刃と同じ板
    厚の金属円盤もしくはセラミックス円盤でその外周面に
    該金属円盤もしくはセラミックス円盤のそれぞれの側面
    から0.3〜0.5mm後退させた幅で厚さが5〜20m
    mのゴム層を一体物に形成したスペーサーを用いて、上
    のシャフトには上の丸刃に隣接させ且つ下の丸刃の直上
    に上のスペーサーを配設し、また下のシャフトには下の
    丸刃に隣接させ且つ上の丸刃の直下に下のスペーサーを
    配設した事を特徴とする、薄板のスリット装置。
  2. 【請求項2】請求項1の薄板のスリット装置を用いて、
    通板している薄板で上のスペーサーのゴム層を上の丸刃
    に非接触の範囲で押圧変形させ且つ下のスペーサーのゴ
    ム層を下の丸刃に非接触の範囲で押圧変形させながらス
    リットを行う事を特徴とする、薄板のスリット方法。
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