JP3157332U - 軟弱地盤地帯用の防風雪柵の基礎構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 軟弱地盤地帯でも不等沈下しづらく、地中に埋め込んだ部分を撤去しなくとも自然に土に帰る環境に優しい、軟弱地盤地帯用の防風雪柵の基礎構造を提供する。【解決手段】 等間隔に地中に埋設される基礎杭1と、基礎杭1の上端に被せられる連結管2と、連結管2にはめ込まれ地表に列設される支柱11と、支柱11の間に防風雪板や防風雪網14を掛け渡した防風雪柵において、基礎杭1は細長い自然木を垂直方向に打ち込んで埋設され、連結管2は半ば地中に埋設され、連結管2の左右には根かせ材3を水平方向に地中に埋設し、根かせ材3は細長い自然木とした。【選択図】図4

Description

本考案は、冬期間における道路や線路等への積雪量を軽減し、かつ視程障害を緩和するため、あるいは風害を防止するため、道路脇や線路脇に設置する防風雪柵、又はそのための防風雪林が幼木の間を保護するために設置する防風雪柵の、特に軟弱地盤地帯に設置するための基礎構造に関する。
従来の防雪柵では、コンクリートブロックを地中に埋め込んで基礎とし、その基礎コンクリート上に支柱を立て、支柱の間に防雪板や防雪網を掛け渡している。
例えば、特開平10−18233号公報に示されるように、立方体の基礎コンクリートを地中に埋め込み、その基礎コンクリートにアンカー金具で支柱を立て込んだ物が知られている。この基礎コンクリートは防雪板や防雪網が受ける風力で支柱が転倒しないよう、比較的大きく重いものとなっている。
特開平10−18233号公報
例えば、もともと湿地帯であったような所では植物が完全に腐敗しきっていない泥炭層が厚く堆積し、軟弱地盤地帯を形成している。そのような軟弱地盤地帯に重い基礎コンクリートを埋め込んでも、不等沈下して支柱が転倒するという問題があった。
また、防風雪林が幼木の間を保護するために設置する防風雪柵では、防風雪林が生長すると用済みとなり撤去する必要があるが、地中に埋め込んだ部分まで撤去するとなると煩わしい。
そこで本考案は、軟弱地盤地帯でも不等沈下しづらく、地中に埋め込んだ部分を撤去しなくとも自然に土に帰る環境に優しい、軟弱地盤地帯用の防風雪柵の基礎構造を提供することを目的とする。
請求項1の考案の軟弱地盤地帯用の防風雪柵の基礎構造は、等間隔に地中に埋設される基礎杭1と、基礎杭1の上端に被せられる連結管2と、連結管2にはめ込まれ地表に列設される支柱11と、支柱11の間に防風雪板や防風雪網14を掛け渡した防風雪柵において、基礎杭1は細長い自然木を垂直方向に打ち込んで埋設され、連結管2は半ば地中に埋設され、連結管2の左右には根かせ材3を水平方向に地中に埋設し、根かせ材3は細長い自然木としたものである。
請求項1の考案によれば、等間隔に地中に埋設される基礎杭1と、基礎杭1の上端に被せられる連結管2と、基礎杭1は細長い自然木を垂直方向に打ち込んで埋設され、連結管2は半ば地中に埋設され、連結管2の左右には根かせ材3を水平方向に地中に埋設したため、重い基礎コンクリートを使用せず、根かせ材3が基礎杭1の沈下の抵抗となるから、軟弱地盤地帯でも不等沈下しづらくなる。
また、基礎杭1は細長い自然木を垂直方向に打ち込んで埋設され、連結管2の左右には根かせ材3を水平方向に地中に埋設し、根かせ材3は細長い自然木としたため、地中の基礎杭1と根かせ材3は自然木であるから、地中に埋め込んだ部分を撤去しなくとも自然に土に帰る環境に優しいものとなる。
図1は軟弱地盤地帯用の防風雪柵の基礎構造を示す正面図である。 図2は図1の平面図である 図3は図1の側面図である。 図4は図1の要部を示す部分拡大図である。 図5は図3の要部を示す部分拡大図である。
軟弱地盤地帯でも不等沈下しづらく、地中に埋め込んだ部分を撤去しなくとも自然に土に帰る環境に優しい、軟弱地盤地帯用の防風雪柵の基礎構造を提供する目的を、等間隔に地中に埋設される基礎杭1と、基礎杭1の上端に被せられる連結管2と、連結管2にはめ込まれ地表に列設される支柱11と、支柱11の間に防風雪板や防風雪網14を掛け渡した防風雪柵において、基礎杭1は細長い自然木を垂直方向に打ち込んで埋設され、連結管2は半ば地中に埋設され、連結管2の左右には根かせ材3を水平方向に地中に埋設し、根かせ材3は細長い自然木として実現した。
図1は、本考案の実施例に係る軟弱地盤地帯用の防風雪柵の基礎構造である。
この防風雪柵の基礎構造は、等間隔に地中に埋設される基礎杭1と、基礎杭1の上端に被せられる連結管2と、連結管2は半ば地中に埋設され、連結管2の左右には根かせ材3を水平方向に地中に埋設している。
基礎杭1は、間伐材のような細長い自然木を垂直方向に打ち込んで埋設される。基礎杭1の上端部には、連結管2と固定するための取付孔を水平方向に設ける。
実施例では基礎杭1として、直径約20cmで長さ約2.4mのからまつ材に防腐処理したものを用い、3.5mの等間隔に地表面Eから約15cm下に埋設した。
連結管2は、基礎杭1の上端に被せられ、半ば地中に埋設される。また、支柱11の下端はその連結管2にはめ込まれる。連結管2の下端部には基礎杭1と固定するための取付孔を水平方向に設け、その中間部には根かせ材3と固定するための取付孔を水平方向に設け、その上端部には支柱11と固定するための取付孔を水平方向に設ける。
基礎杭1の上端部の取付孔と連結管2の下端部の取付孔に螺子5を通して、基礎杭1と連結管2を固定する。
実施例では連結管2として、内径約20.5cmで長さ約80cmの溶融亜鉛鍍金鋼管を用い、地表面E上に約25cm突出させて埋設した。連結管2を地表面E上に突出させているのは、支柱11が土に触れて腐敗が早まるのを防ぐためである。
根かせ材3は、連結管2の左右に同一長さで水平方向に地中に埋設し、根かせ材3は細長い自然木とする。細長い根かせ材3の中間部に連結管2と固定するための取付孔を水平方向に設け、その両端部には互いを連結するための連結孔を水平方向に設ける。
連結管2の中間部の取付孔と根かせ材3の中間部の取付孔に螺子6を通して、連結管2と根かせ材3を固定する。また、隣り合う根かせ材3の連結孔の間に連結板4を設け、連結板4に連結孔を設け、根かせ材3の連結孔と連結板4の連結孔に螺子を通して、隣り合う根かせ材3を連結固定する。
実施例では根かせ材3として、直径約20cmのものを半割りにし長さ約3.48mのからまつ材に防腐処理したものを用い、地表面Eから約30cm下に埋設した。
次に、この防風雪柵の基礎構造に設置される防風雪柵について説明する。
連結管2にはめ込まれ地表に列設される支柱11を設ける。支柱11は、間伐材のような細長い自然木を垂直方向に立て、支柱11の下端部には連結管2と固定するための取付孔を水平方向に設ける。
連結管2の上端部の取付孔と支柱11の下端部の取付孔に螺子12を通して、連結管2と支柱11を固定する。
実施例では支柱11として、直径約20cmで長さ約3.2mのからまつ材に防腐処理したものを用い、3.5mの等間隔に地表面Eから約3mの高さに立てた。
支柱11の長手方向両側面にシート固定金具13を設け、シート固定金具13の間に防風雪網14を掛け渡して防風雪柵を構成する。
実施例では防風雪網14として、ポリエステル繊維のスリットシートで、景観に配慮して透視性に優れ、高強度で軽量な経済性に優れたものとした。
支柱11の頂部間に規制梁15を設け、支柱11を等間隔に保つようにする。
以上の実施例では、支柱11としてからまつ材の自然木とした例を示したが、鋼製の支柱としても良い。
また、支柱11の間に防風雪網14を掛け渡して防風雪柵を構成する例を示したが、鋼製の防風雪板としても良い。
1 基礎杭
2 連結管
3 根かせ材
11 支柱
14 防風雪板や防風雪網としての防風雪網

Claims (1)

  1. 等間隔に地中に埋設される基礎杭1と、基礎杭1の上端に被せられる連結管2と、連結管2にはめ込まれ地表に列設される支柱11と、支柱11の間に防風雪板や防風雪網14を掛け渡した防風雪柵において、基礎杭1は細長い自然木を垂直方向に打ち込んで埋設され、連結管2は半ば地中に埋設され、連結管2の左右には根かせ材3を水平方向に地中に埋設し、根かせ材3は細長い自然木とした軟弱地盤地帯用の防風雪柵の基礎構造。
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