JP3156748B2 - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
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- Japan
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- crystal element
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- Liquid Crystal (AREA)
Description
イス型の表示装置に関し、特に表示素子として液晶素子
を用いた液晶表示装置に関する。
種々提案されており、例えば実公平6−26946号公
報に開示されている。液晶素子は自らは発光することが
できない受光型表示素子であり、前記公報に示された表
示装置においては、液晶素子の後方に光源を設け、液晶
素子を後方から照明することにより、良好な視認性を得
るようにしている。また、液晶素子の前方側を透明カバ
ーで覆うことにより、液晶素子を保護すると共に液晶素
子の表面に塵埃が付着することを防いでいる。
報には、電源スイッチがオフの時には表示装置の前面が
黒色に視認される所謂ブラックフェイス型の表示装置が
開示されている。斯る表示装置は指針式計器を用いた表
示装置であり、指針式計器の前方側を透過率の低い暗色
透明カバーで覆うことにより、電源スイッチがオフの時
には表示装置の前面が黒色に視認され、電源スイッチを
オンした時には光源の点灯によって指針式計器が視認さ
れるものである。
クフェイス型の表示装置の表示素子として液晶素子を用
いることは困難であった。即ち、図5に示すように、例
えば暗色透明カバー1の透過率が20%である場合、太陽
光等の外部光Aは暗色透明カバー1を透過し液晶素子2
側に入射する時に20%の輝度となり、更に液晶素子2の
表面で反射された反射光Bは再び暗色透明カバー1を透
過するため、観察者に到達する反射光Bは4%の輝度と
なる。従って、暗色透明カバー1の透過率が低い程、暗
色透明カバー1の後方の液晶素子2が見えにくくなる。
しかし一方で、図6に示すように、光源3の照明光Cを
受けて液晶素子2から発せられ観察者に到達する表示光
Dの輝度も20%になってしまうこととなり、観察者が十
分な輝度で表示光Dを視認することができないという問
題を有している。このような問題を解決するためには、
光源3の輝度を高くすれば良いが、高輝度の光源3は発
熱が大きく、消費電力も大きくなるという新たな問題が
生じるようになる。
輝度で表示光を視認することができ、しかも外部光が入
射しても液晶素子が視認されにくいブラックフェイス型
の液晶表示装置を提供するものである。
るため、液晶セル及び前記液晶セルの前面側に配置され
た偏光部材を有する液晶素子と、前記液晶素子を後方か
ら照明する光源と、前記液晶素子の前方側に配設され前
記液晶素子を保護する透明カバーと、前記偏光部材の偏
光軸に略一致する偏光軸を有し前記透明カバーに貼り合
わされる暗色偏光部材と、を有するものである。
軸が略垂直方向であるものである。
光部材と偏光軸を略一致させた暗色偏光部材を透明カバ
ーに設けたことにより、外部光が入射しても透明カバー
の後方の液晶素子は見えにくく、且つ、液晶素子の表示
光を効率良く透過させることができる。
とすれば、外部光が入射しても液晶素子の表面で反射し
た反射光のS偏光成分(反射光の水平方向の成分)を遮
ることができ、更に透明カバーの後方の液晶素子は見え
にくくなる。
を説明する。なお、従来例と同一の箇所には同一の符号
を付して説明する。
セル4の前方に配置された干渉セル5と、干渉セル5の
前方に配置された偏光部材である薄膜シート状の偏光板
6と、液晶セル4の後方に配置された偏光部材である薄
膜シート状の偏光板7からなっている。液晶セル4はS
TN(超ねじれネマチック)型と称されるものであり、
この液晶セル4は多数の画素がマトリクス状に配列され
たドットマトリクス式となっており、種々の文字や図形
を表示することができる。また、干渉セル5は単に液晶
セル4の色調を調えるため液晶セル4の前方に設けられ
るものであり、干渉セル5は表示には供されない。偏光
板6の偏光軸は垂直方向となっており、液晶素子2から
発せられる表示光Dは垂直方向に偏光軸を有する偏光と
なる。
る照明光Cにより液晶素子2を後方から照明する。光源
3には拡散板8が設けられており、液晶素子2を略均一
に照明することができる。9は透明カバーであり、この
透明カバー9は液晶素子2の前方側に配設され、透明カ
バー9は液晶素子を保護すると共に液晶素子2の表面に
塵埃が付着することを防ぐ。10は暗色偏光部材である薄
膜シート状の暗色偏光板であり、この暗色偏光板10は透
明カバー9の前方側に貼り合わされる。暗色偏光板10は
透過率が低く、自然光(あらゆる方向に振動している
光)に対する透過率が20%となっている。なお、暗色偏
光板11の偏光軸は垂直方向となっている。
照明光Cは自然光であるが、液晶素子2の偏光板6を透
過して発せられる液晶素子2の表示光Dは、垂直方向に
偏光軸を有する偏光となる。また、透明カバー9に貼り
合わされた暗色偏光板10の偏光軸は垂直方向であり、表
示光Dの偏光軸と暗色偏光板10との偏光軸が一致してお
り、図2に示すように、表示光Dは45%の輝度で透明カ
バー9及び暗色偏光板10を透過することができる。
偏光板10を通過する時に20%の輝度となる。また、液晶
素子2の表面で反射された反射光Bは再び暗色偏光板10
を透過して約4%の輝度となる。従って、外部光Aが入
射しても透明カバー9の後方の液晶素子2が見えにく
い。
ば、従来例で示したブラックフェイス型の表示装置のよ
うに外部光Aに対して反射光Bが約4%で視認されるも
のでありながら、表示光Dは45%という高い効率で透過
され、従来例で示した表示装置の透過率20%と比較して
2倍以上の効率で表示光Dを透過させることができ、観
察者は高い輝度で表示光Dを観察することができる。
略一致していれば良く、暗色偏光板10の偏光軸を水平方
向としても良いが、周知のように、一般に物体に当たっ
て反射する反射光は入射角がおよそ20度以上の場合はS
偏光成分(反射光の水平方向の成分)がP偏光成分(反
射光の垂直方向の成分)よりも大きく、特に入射角がブ
リュースター角である場合は反射光はS偏光成分のみに
なるため、上記第1実施例のように暗色偏光板10の偏光
軸を垂直方向とすれば、反射光BのS偏光成分を遮るこ
とができ、更に透明カバー9の後方の液晶素子2は見え
にくくなる。
光部材である暗色偏光膜11を透明カバー12と一体に形成
することにより設けても良いが、上記実施例のように、
暗色偏光板10を透明カバー9に貼り合わせて設ければ、
装置を安価に提供することができる。
前面側に配置された偏光部材を有する液晶素子と、前記
液晶素子を後方から照明する光源と、前記液晶素子の前
方側に配設され前記液晶素子を保護する透明カバーと、
前記偏光部材の偏光軸に略一致する偏光軸を有し前記透
明カバーに貼り合わされる暗色偏光部材と、を有するも
のであり、外部光が入射しても透明カバーの後方の液晶
素子は見えにくく、且つ、液晶素子の表示光を効率良く
透過させることができる。
軸が略垂直方向であるものであり、外部光が入射して液
晶素子の表面で反射した反射光のS波を遮ることがで
き、更に透明カバーの後方の液晶素子は見えにくくな
る。
図。
Claims (2)
- 【請求項1】 液晶セル及び前記液晶セルの前面側に配
置された偏光部材を有する液晶素子と、前記液晶素子を
後方から照明する光源と、前記液晶素子の前方側に配設
され前記液晶素子を保護する透明カバーと、前記偏光部
材の偏光軸に略一致する偏光軸を有し前記透明カバーに
貼り合わされる暗色偏光部材と、を有することを特徴と
する液晶表示装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の液晶表示装置におい
て、前記暗色偏光部材の偏光軸が略垂直方向であること
を特徴とする液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21519995A JP3156748B2 (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21519995A JP3156748B2 (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | 液晶表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0943599A JPH0943599A (ja) | 1997-02-14 |
JP3156748B2 true JP3156748B2 (ja) | 2001-04-16 |
Family
ID=16668338
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21519995A Expired - Lifetime JP3156748B2 (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3156748B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6642977B2 (en) | 2001-06-20 | 2003-11-04 | 3M Innovative Properties Company | Liquid crystal displays with repositionable front polarizers |
JP6434292B2 (ja) * | 2014-12-03 | 2018-12-05 | 株式会社ポラテクノ | 情報表示装置用の前面板、及びそれを用いた情報表示装置 |
-
1995
- 1995-07-31 JP JP21519995A patent/JP3156748B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0943599A (ja) | 1997-02-14 |
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