JP3156294U - シートクリップ装置 - Google Patents

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光雄 金澤
小笠原 康治
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Abstract

【課題】現場での溶接作業がなく、安全性が高くトンネル内側へのシートの取付けを容易に実施することができるシートクリップ装置を提供する。【解決手段】トンネル構築過程におけるトンネル内側へのシート取付け構造において、支保工に受け部材を固定し、該受け部材とクリップ本体間にシートを挟持して、又は断面略コ状受け部材と挟持部材との間にシートを挟持して、挟持部材が断面略コ状受け部材より離脱しないように構成した。【選択図】図21

Description

本考案はシートクリップ装置に関し、特にトンネル構築過程における防水シート取付け工事において、トンネル内側の覆工コンクリートや支保工の表面に防水シートを損傷させずに取付けるシートクリップ装置に関する。
従来、防水シートの取付け構造には、例えば、本出願人が先に出願した特開2006−70656号(特許文献1)がある。
特開2006−70656号公報
前記せる特開2006−70656号公報によれば、明細書中の段落0013には「固定した複数のベース体に防水シートをあてがい、この防水シートの上からシート抑え体の左右の圧接部をベース体の底板部に押し当てながら螺子孔に螺着した螺子杆を螺入すると、この螺子杆が各圧接部を押動して各圧接部はその並設間隔を拡張するように移動し、この押動移動した各圧接部の圧接面が、例えば前記ベース体の少なくとも各側壁部に防水シートを介して押圧当接固定し、これによりシート抑え体がベース体に固定されると共に、防水シートがシート抑え体とベースとに挟み込まれる形で固定されることになる。」と開示されている。
上記の特開2006−70656号公報によれば、防水シートの上からシート抑え体の左右の圧接部をベース体の底板部に押し当てながら螺子孔に螺着した螺子杆を螺入し、この螺子杆が各圧接部を押動して各圧接部はその並設間隔を拡張するように移動させるようになっているが、実際にこの構造で実施してみると、各圧接部の並設間隔を拡張させる際にシートを破損してしまうことが生じた。
また、螺子杆の先端がベースの上面に当接され、更に螺合されることが生じて、螺子杆の先端とベースの上面との間にあるシートが破損されてしまうことが生じた。
特にトンネル構築過程における防水シート取付け工事においては、防水シートが絶対に破損されないことが最重要課題である。
本考案は鋭意研究の結果、上記の課題を解決したものであり、トンネル構築過程におけるトンネル内側へのシート取付け構造において、支保工に受け部材を固定し、該受け部材とクリップ本体間にシートを挟持して、クリップ本体が受け部材より離脱しないように構成したことを特徴とし、トンネル構築過程におけるトンネル内側へのシート取付け構造において、支保工に受け部材を固定し、該受け部材の内側にシートを挟み込んでクリップ本体の脚部材を圧入し、該脚部材側面に具備されたボルトを次第に螺合してゆき脚部間の間隔を拡張し、脚部先端屈曲部が受け部材の抜け止め屈曲部の内側に圧入され、クリップ本体が受け部材より離脱しないように構成したことを特徴とし、支保工に固定される受け部材の固定構造が、受け部材を受け部材取付け補助プレートに固定し、更に受け部材取付け補助プレートをCクランプ、押しネジ等を用いて支保工上面に固定可能とし、又は受け部材取付け補助プレートの両サイドを支保工上面に嵌着可能な屈曲部を形成し、又は受け部材の取付け孔と当接される支保工の取付け孔にドライブリベットを打ち込んで固定するように構成されていることを特徴とし、先方螺子付異形鉄筋の先端が当接される受け部材の中央に中央孔部を形成し、先方螺子付異形鉄筋の先端によって押圧されるシートが該中央孔部に部分的に入り込み、シートの破損を防止するように構成したことを特徴とし、且つ支保工に直接又は受け部材取付け補助プレートを介して、断面略コ状の受け部材を固定し、該断面略コ状の受け部材と挟持部材との間にシートを挟んで、挟持部材の立ち上がり部をボルトで締め付け、シートが離脱しないように構成したことを特徴とするシートクリップ装置を提供する。
本発明のシートクリップ装置によれば、トンネル構築過程におけるトンネル内側へのシート取付け構造において、支保工に受け部材を容易に固定し、該受け部材の内側にシートを挟み込んで、クリップ本体が受け部材より離脱しないように構成されているので、現場での溶接作業がなく、安全性が高くトンネル内側へのシートの取付けを容易に実施することができる効果がある。
本考案の取付け個所の分解斜視図である。 クリップ本体の平面図である。 クリップ本体の正面図である。 クリップ本体の側面図である。 受け部材の平面図である。 図5のA−A線の断面図である。 図5のB−B線の断面図である。 クリップ手順の弟1段階を示す正面図である。 クリップ手順の弟2段階を示す正面図である。 クリップ手順の弟3段階を示す正面図である。 クリップ手順の弟4段階を示す正面図である。 クリップ手順の完成段階を示す正面図である。 受け部材取付け構造の他の実施例を示す部分断面図である。 受け部材取付け構造の他の実施例を示す部分断面図である。 受け部材取付け構造の他の実施例を示す部分断面図である。 受け部材取付け構造の他の実施例を示す部分断面図である。 受け部材取付け構造の他の実施例を示す部分断面図である。 受け部材取付け構造の他の実施例を示す部分断面図である。 ドライブリベットの側面図である。 補助シート貼着例の部分斜視図である。 他の実施例を示す分解斜視図である。 他の実施例を示す正面図である。 他の実施例を示す正面図である。 受け部材取付け補助プレートの正面図である。 受け部材の平面図である。 受け部材の正面図である。 六角穴付止めネジの斜視図である。
以下、図面に示す実施例に基づき、本発明のシートクリップ装置について、具体的に説明する。図面に於いて、図1は本発明の取付け個所の分解斜視図である。図2はクリップ本体の平面図である。図3はクリップ本体の正面図である。図4はクリップ本体の側面図である。図5は受け部材の平面図である。図6は図5のA−A線の断面図である。図7は図5のB−B線の断面図である。図8はクリップ手順の弟1段階を示す正面図である。図9はクリップ手順の弟2段階を示す正面図である。図10はクリップ手順の弟3段階を示す正面図である。図11はクリップ手順の弟4段階を示す正面図である。図12はクリップ手順の完成段階を示す正面図である。図13は受け部材取付構造の他の実施例を示す部分断面図である。図14は受け部材取付構造の他の実施例を示す部分断面図である。
図15はドライブリベットの側面図である。図16は補強シート貼着例の部分斜視図である。図17は受け部材取付け構造の他の実施例を示す部分断面図である。図18は受け部材取付け構造の他の実施例を示す部分断面図である。図19はドライブリベットの側面図である。図20は補助シート貼着例の部分斜視図である。図21は他の実施例を示す分解斜視図である。図22は他の実施例を示す正面図である。図23は他の実施例を示す正面図である。図24は 受け部材取付け補助プレートの正面図である。図25は受け部材の平面図である。図26は受け部材の正面図である。図27は六角穴付止めネジの斜視図である。
本考案の基本は、トンネル構築過程におけるトンネル内側へのシート取付け構造において、支保工に受け部材を固定し、該受け部材とクリップ本体間にシートを挟持して、クリップ本体が受け部材より離脱しないように構成したことを基本とするシートクリップ装置である。
トンネル構築過程におけるトンネル内側へのシート取付け構造において、支保工1に受け部材2を固定し、該受け部材2の内側にシート5を挟み込んでクリップ本体3の脚部材32を圧入し、該脚部材32の側面に具備されたボルト4を次第に螺合してゆき脚部間の間隔を拡張し、脚部先端屈曲部33が受け部材2の抜け止め屈曲部21の内側に圧入されてクリップ本体3が受け部材2より離脱しないように構成されている。
クリップ本体3の構造は図1の斜視図、図2乃至図4に示す構造であり、受け部材2の構造は図1の斜視図、図5乃至図7に示す構造であり、該受け部材2とクリップ本体3の間にシート5を挟み込んで図8乃至図12に示す手順で、該受け部材2にクリップ本体3が嵌着され、シート5を保持することができる。
支保工1に固定される受け部材2の固定構造は種々の取付け構造が可能であり、受け部材2を受け部材取付け補助プレート8に固定し、更に受け部材取付け補助プレート8を、図14、図16に示すようにCクランプ90を用いて固定する構造がある。
また、図13、図15、図17ではCクランプを用いないで、受け部材取付け補助プレート8の端部に屈曲部81を設け、ボルトレス時の圧入又はボルト締め付けをし、多端には取付け用当て板84を利用してボルト7の締め付けで固定している。
または、図18に示す場合は、受け部材取付け補助プレート8の両サイドを支保工1の上面に嵌着可能な屈曲部82を形成して嵌着する構造である。
図1では、受け部材の取付け孔22と当接される支保工の取付け孔部11に図19に示すドライブリベット9を打ち込んでピン91を打ち込めば、ピン91のスリット93からピン91の脚部92が開いて受け部材2を固定するように構成されている。
先方螺子付異形鉄筋6の先端が当接される受け部材2の中央に中央孔部23を形成し、先方螺子付異形鉄筋6の先端によって押圧されるシート5が、該中央孔部23の個所で部分的に入り込み、シートの破損が防止される。また、図20に示すように、シート5は、不織布51と重ねて使用することもあり、反対の面には保護シート52を当てて使用することもある。
更に、図21乃至図22に示すように、支保工1に直接溶接部83で溶接するか又は受け部材取付け補助プレート8を介して断面略コ状受け部材25を固定し、該断面略コ状受け部材25と挟持部材35との間にシート5を挟んで、挟持部材35の立ち上がり部36をボルト41で締め付けてシート5が離脱しないようにすることができる。
以下、図23乃至図27に示すように、実施例6を説明する。
図24に示す受け部材取付け補助プレート8は弾性を有し、90度以内の角度αに曲げられており、立ち上がり部の内側には溶接部85で受け部材2が強固に溶接されるので、図24に示すように支保工1のエッジ部に押し込まれて固定される。
そして図25乃至図26に示すように、受け部材2の側部にはナット37が溶接部87で溶接されており、図27に示す六角穴付止めネジ94を該ナット37に螺着して、該六角穴付止めネジ94の締め付けによって、受け部材2と受け部材取付け補助プレート8とが強固に固定される。
1 支保工(H形鋼)
11 取付け孔部
2 受け部材
21 抜け止め屈曲部
22 取付け孔
23 中央孔部
24 受け部材底面部
25 断面略コ状受け部材
3 クリップ本体
31 固定ナット
32 脚部材
33 脚部先端屈曲部
34 固定ナット
35 挟持部材
36 立ち上がり部
37 ナット
4 ボルト
41 ボルト
5 シート
51 不織布
52 保護シート
6 先方螺子付異形鉄筋
61 螺子部
7 ボルト
8 受け部材取付け補助プレート
81 屈曲部
82 屈曲部
83 溶接部
84 取付用当て板
85 溶接部
86 鋭角部
87 溶接部
9 ドライブリベット
91 ピン
90 Cクランプ
92 脚部
93 スリット
94 六角穴付止めネジ

Claims (5)

  1. トンネル構築過程におけるトンネル内側へのシート取付け構造において、支保工に受け部材を固定し、該受け部材とクリップ本体間にシートを挟持して、クリップ本体が受け部材より離脱しないように構成したことを特徴とするシートクリップ装置。
  2. トンネル構築過程におけるトンネル内側へのシート取付け構造において、支保工に受け部材を固定し、該受け部材の内側にシートを挟み込んでクリップ本体の脚部材を圧入し、該脚部材側面に具備されたボルトを次第に螺合してゆき脚部間の間隔を拡張し、脚部先端屈曲部が受け部材の抜け止め屈曲部の内側に圧入され、クリップ本体が受け部材より離脱しないように構成したことを特徴とする請求項1記載のシートクリップ装置。
  3. 支保工に固定される受け部材の固定構造が、受け部材を受け部材取付け補助プレートに固定し、更に受け部材取付け補助プレートをCクランプ、押しネジ等を用いて支保工上面に固定可能とし、又は受け部材取付け補助プレートの両サイドを支保工上面に嵌着可能な屈曲部を形成し、又は受け部材の取付け孔と当接される支保工の取付け孔にドライブリベットを打ち込んで固定するように構成されていることを特徴とする請求項1記載のシートクリップ装置。
  4. 先方螺子付異形鉄筋の先端が当接される受け部材の中央に中央孔部を形成し、先方螺子付異形鉄筋の先端によって押圧されるシートが該中央孔部に部分的に入り込み、シートの破損を防止するように構成したことを特徴とする請求項1記載のシートクリップ装置。
  5. 支保工に直接又は受け部材取付け補助プレートを介して、断面略コ状の受け部材を固定し、該断面略コ状の受け部材と挟持部材との間にシートを挟んで、挟持部材の立ち上がり部をボルトで締め付け、シートが離脱しないように構成したことを特徴とする請求項1記載のシートクリップ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014037687A (ja) * 2012-08-13 2014-02-27 Fujimori Sangyo Kk 防水シート取付具

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