JP3155807B2 - 被冷却体取付装置 - Google Patents

被冷却体取付装置

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JP3155807B2
JP3155807B2 JP05387992A JP5387992A JP3155807B2 JP 3155807 B2 JP3155807 B2 JP 3155807B2 JP 05387992 A JP05387992 A JP 05387992A JP 5387992 A JP5387992 A JP 5387992A JP 3155807 B2 JP3155807 B2 JP 3155807B2
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  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Radiation Pyrometers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば宇宙空間に構
築される赤外検査システムに赤外検出器等の被冷却体を
温度制御可能に吊着するの用いられる被冷却体取付装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の被冷却体取付装置として
は、特開昭60ー209399号公報や、特開昭60ー
209396号公報に記載されるように被冷却体の搭載
される取付台を複数のワイヤで釣支し、この各ワイヤを
それぞれ独立に釣支調整することにより、被冷却体を取
付台を介して所望の温度状態に制御するものが知られて
いる。このような被冷却体取付装置は、その取付台に対
して冷却装置が連結され、この冷却装置を介して取付台
が所定の温度に熱制御されることにより、被冷却体を所
定の温度に熱制御する。
【0003】しかしながら、上記被冷却体取付装置で
は、被冷却体の位置調整を行うのに複数のワイヤを順に
調整して行わなければならないために、高精度な調整が
困難であると共に、その調整作業が非常に面倒であると
いう問題を有していた。これによると、特に、被冷却体
が光学機器等の高精度な位置決めが要求されるものに適
用した場合、高精度な位置調整が困難なために、光学機
器自体の精度を低下させ、測定精度の低下を招くという
不具合が起こる虞を有していた。
【0004】
【発明が解決しようと課題】以上述べたように、従来の
被冷却体取付装置では、被冷却体の位置調整が非常に面
倒で、高精度な位置調整が困難であるという問題を有し
ていた。
【0005】この発明は上記の事情に鑑みてなされたも
ので、構成簡易にして、被冷却体の高精度な位置調整を
実現し得、且つ簡便な位置調整を実現し得るようにした
被冷却体取付装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、一方面に被
冷却体が取付けられる取付台と、この取付台の他方面に
熱的に連結され、該取付台を温度制御する冷却手段と、
前記取付台の両面に該取付台を挟んで対向配置され、
記取付台の面方向に移動調整自在に設けられる第1及び
第2の支持部材と、この第1及び第2の支持部材を前記
取付台の面に対向して移動させ、相互間の対向間隔を設
定する移動調整手段と、前記取付台の一方面側の周囲に
おける3箇所以上の所定の位置と前記取付台の他方面に
対向する前記第1及び第2の支持部材の一方における
箇所以上に所定の位置間に順に巻掛けられる第1の吊着
ワイヤと、前記取付台の他方面側の周囲における3箇所
以上の所定の位置と前記取付台の一方面に対向する前記
第1及び第2の支持部材の他方における3箇所以上に所
定の位置間に順に巻掛けられる第2の吊着ワイヤとを備
えて被冷却体取付装置を構成したものである。
【0007】
【作用】上記構成によれば、取付台は、その両端部の各
3箇所以上がそれぞれ第1及び第2の吊着ワイヤにより
第1及び第2の支持部材間に挟装される如く吊着され
る。そして、取付台は、移動調整手段を調整して、第1
及び第2の吊着ワイヤを調整することにより、第1及び
第2の支持部材との間隔位置の位置設定が行われる。こ
れにより、移動調整手段をして取付台の位置を調整す
ると共に、第1及び第2の吊着ワイヤの2本のワイヤを
調整するだけの簡便な調整作業で、被冷却体の高精度な
位置設定が可能となる。
【0008】図1はこの発明の一実施例に係る被冷却体
取付装置を示すもので、図中10は銅(Cu )等で形成
される取付台である。この取付台10には、その一方面
に赤外検出器等の被冷却体11が設置され、その他方面
には冷却装置12が連結される。そして、取付台10は
第1及び第2の支持部材13a,13bに挟装される。
この第1及び第2の支持部材13a,13bは、例えば
アルミニウムで形成され、連結部材14を介して所定の
間隔に対向配置される。そして、この連結部材14の中
間部には位置調整用のターンバックル15がそれぞれ調
整自在に配設される。
【0009】上記取付台10は、図2に示すように、そ
の一端の周囲部に3個の巻掛けプーリ16が例えば、6
0度間隔に配設され、その他端の周囲部には3個の巻掛
けプーリ17が一端の3個のプーリ16の略中間部に6
0度の間隔を有して配設される。この取付台10の両端
に配設される巻掛けプーリ16,17は、互いに異な
る、いわゆるちどり状に配設される(図2参照)。
【0010】また、第1及び第2の支持部材13a,1
3bには、そのうち第1の支持部材13aに3個の巻掛
けプーリ17が取付台10の一端の巻掛けプーリ16に
対応して所定の間隔を有して設けられる(図1参照)。
他の第2の支持部材13bには3個の巻掛けプーリ19
が取付台10の他端の巻掛けプーリ17に対応して所定
の間隔を有して設けられる(図1参照)。
【0011】そして、上記取付台10は、その一端の巻
掛けプーリ16と第2の支持部材13bの巻掛けプーリ
19との間に断熱性の高いカーボン等の強化繊維製の第
1の吊着ワイヤ20が巻掛けられ、その他端の巻掛けプ
ーリ17と第1の支持部材13aの巻掛けプーリ18と
の間には略同様に強化繊維製の第2の吊着ワイヤ21が
巻掛けられて第1及び第2の支持部材13a,13b間
に吊着される。
【0012】上記構成において、取付台10の位置調整
を行う場合には、第1及び第2の吊着ワイヤ20,21
を緩めると共に、ターンバックル15を回転操作して、
取付台10の吊着位置を設定する。ここで、取付台10
は、第1及び第2の吊着ワイヤ20,21の長さ寸法を
調整して設定することにより、その位置決めが完了され
る。
【0013】このように、上記被冷却体取付装置は、第
1及び第2の支持部材13a,13bに挟装される取付
台10の両端部に、互いに対向されない3箇所にそれぞ
れ巻掛けプーリ16,17を配設し、このうち取付台1
0の一端の巻掛けプーリ16と該取付台10の他端に対
向する第2の支持部材13bに設けた巻掛けプーリ1
9、及び取付台10の他端の巻掛けプーリ17と一端部
に対向する第1の支持部材13aに設けた巻掛けプーリ
18との間に第1及び第2の吊着ワイヤ20,21を巻
掛けて取付台10を吊着するように構成した。これによ
れば、第1及び第2の支持部材13a,13bの間隔の
位置調整を行うと共に、第1及び第2の吊着ワイヤ2
0,21の長さ寸法を調整するだけでの簡単な調整動作
で、取付台10の高精度な位置調整が可能となり、調整
作業の簡便化が図れる。また、これによれば、取付台1
0の両端をそれぞれ第1あるいは第2の吊着ワイヤ2
0,21の一本で釣支することとなるために、従来のよ
うに複数のワイヤで吊着する場合に比して、被冷却体1
1の断熱効果の向上も図れるという利点を有する。
【0014】なお、上記実施例では、巻掛けプーリ1
6,17を取付台10の両端における3箇所に配設する
ように構成したが、この数に限ることなく、巻掛けプー
リを取付台の両端にそれぞれ3箇所以上配設するように
構成することにより、略同様の効果が期待される。よっ
て、この発明は上記実施例に限ることなく、その他、こ
の発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実施し得
ることは勿論のことである。
【0015】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、構成簡易にして、被冷却体の高精度な位置調整を実
現し得、且つ簡便な位置調整を実現し得るようにした被
冷却体取付装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る被冷却体取付装置を
示した図。
【図2】図1の吊着ワイヤの巻掛け状態を示した図。
【符号の説明】
10…取付台、11…被冷却体、12…冷却装置、13
a,13b…第1及び第2の支持部材、14…連結部
材、15…ターンバックル、16,17,18,19…
巻掛けプーリ、20,21…第1及び第2の吊着ワイ
ヤ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B64G 1/50,1/66 G01J 1/02,5/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方面に被冷却体が取付けられる取付台
    と、この取付台の他方面に熱的に連結され、該取付台を温度
    制御する冷却手段と、 前記取付台の両面に該取付台を挟んで対向配置され、
    記取付台の面方向に移動調整自在に設けられる第1及び
    第2の支持部材と、 この第1及び第2の支持部材を前記取付台の面に対向し
    て移動させ、相互間の対向間隔を設定する移動調整手段
    と、 前記取付台の一方面側の周囲における3箇所以上の所定
    の位置と前記取付台の他方面に対向する前記第1及び第
    2の支持部材の一方における3箇所以上に所定の位置間
    順に巻掛けられる第1の吊着ワイヤと、 前記取付台の他方面側の周囲における3箇所以上の所定
    の位置と前記取付台の一方面に対向する前記第1及び第
    2の支持部材の他方における3箇所以上に所定の位置間
    順に巻掛けられる第2の吊着ワイヤとを具備したこと
    を特徴とする被冷却体取付装置。
JP05387992A 1992-03-12 1992-03-12 被冷却体取付装置 Expired - Fee Related JP3155807B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015121105A (ja) * 2013-12-20 2015-07-02 本田技研工業株式会社 ドライサンプ式エンジン

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