JP3152667B2 - データチャンネル受信装置 - Google Patents

データチャンネル受信装置

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JP3152667B2 JP4016591A JP4016591A JP3152667B2 JP 3152667 B2 JP3152667 B2 JP 3152667B2 JP 4016591 A JP4016591 A JP 4016591A JP 4016591 A JP4016591 A JP 4016591A JP 3152667 B2 JP3152667 B2 JP 3152667B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衛星放送のデータチャ
ンネルを利用したデータ放送を受信するのに好適な、デ
ータチャンネル受信装置に関するものである。
【0002】
【発明の概要】本発明はデータチャンネル受信装置、例
えば衛星放送のデータチャンネルを利用したデータ放送
の受信部における、BSチューナから出力されるビット
ストリームからパケットを分離する装置において、パケ
ットヘッドの識別子と、多重された位置情報ならびに誤
り検出情報から成る復号情報を、もとのヘッダ部のチェ
ックビットの位置に付加しデータ部と合わせて受信端末
に出力することにより、一つの端子で複数の識別子のパ
ケットを出力することができ、また一つの識別子のなか
でさらに多重位置によって、パケットを分類することが
できるようにしたものである。
【0003】
【従来の技術】従来のデータチャンネルデコーダで使わ
れているデータ出力形式を、図2の1a,2a,2bに
示す。
【0004】衛星放送のデータチャンネルを利用したデ
ータ放送の受信部におけるデータチャンネルデコーダと
各種サービスデコーダとの間の接続について、図4に示
すように、従来は電気通信技術審議会諮問18号「衛星
放送データチャンネルの使用に関する技術的条件」に対
する答申にあるように、288ビットのパケットをその
まま(データ出力形式1a:図2参照)か、ヘッダ部の
誤り訂正を行った後、識別子(SI)で識別した272
ビットのデータ部のみ(データ出力形式2a:図2参
)で、またデータ部に(272,190)差集合巡回
符号(BEST)を用いている場合は、このBESTを
復号して190ビットの情報ビットのみ(データ出力形
式2b:図2参照)で、行っていた。
【0005】このように従来の出力形式では、パケット
伝送ということで多重位置に関する情報を捨てていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、次の
ような問題点があった。
【0007】図2の出力形式1aでは、各サービスのデ
コーダでそれぞれにヘッダ部(BCH(16,5)),
データ部(BEST)の誤り訂正を行うことになり無駄
が多い。
【0008】また図2の出力形式2aおよび2bでは、
1つの識別子SIに絞られているので、複数のSIで構
成された番組データの受信には各々のSI毎にデータチ
ャンネルデコーダが必要になる。
【0009】さらに、衛星放送の音声と共に多重伝送さ
れるデータチャンネルのパケットでは、フレームマトリ
ックス中のどの位置に伝送するパケットが有るかによ
り、識別子SI以外でも識別することが可能であるが、
1a,2a,2bの出力形式では位置情報を出力しない
ため利用することができない。
【0010】またBCH(16,5)あるいはBEST
による誤り訂正で訂正不可能の場合でも、サービスデコ
ーダでは受信処理の切替を行えない。
【0011】よって本発明の目的は、パケットを効率よ
く分離することができるように構成したデータチャンネ
ル受信装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、伝送信号からパケットを分離するデー
タチャンネルデコーダを備えた受信装置において、前記
パケットの多重位置情報および誤りについての情報を有
する復号情報を前記パケットの元のヘッダ部のチェック
ビットの位置に付加し、誤り訂正後の識別子と共に新た
なヘッダ部を構成し、該新たなヘッダ部を誤り訂正復号
後のデータ部と共に受信端末側に出力する復号情報付加
回路を具備し、前記受信端末側で前記多重位置情報をパ
ケット識別に用いることを可能ならしめたものである。
【0013】
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施例によるデータチ
ャンネルデコーダの回路構成例を示す。
【0016】図1において、1は、ビットストリームか
らクロックを再生するクロック再生回路である。
【0017】2は、フレーム同期信号,マスターフレー
ム同期信号を再生し、音声モードフラグ,データ抑圧フ
ラグの多数決判定を行う同期再生回路である。
【0018】3は、NTSC信号の場合における伝送ス
クランブルを解くデスクランブル回路である。
【0019】4は、インタリーブを解くと共に、NTS
C信号についてはBCH(63,56)信号,MUSE
信号についてBCH(82,74)符号による誤り訂正
を行うデインタリーブ回路である。
【0020】5は、データの配列をパケットに変換する
ために1スーパーフレーム分のデータを蓄えるスーパー
フレームメモリである。
【0021】6は、斜め多重されたデータをスーパーフ
レームメモリ5から読み出しパケットに戻す制御を行う
アドレス制御回路である。
【0022】スーパーフレームメモリ5から読み出した
288ビットのパケットデータ出力は、図2に示したデ
ータ出力形式1aとなる。
【0023】7は、288ビットパケットデータのヘッ
ダ部におけるBCH(16,5)符号の誤り訂正・検出
を行う誤り訂正・検出回路である。
【0024】8は、288ビットパケットデータのデー
タ部におけるBEST符号の誤り訂正・検出を行う誤り
訂正・検出回路である。
【0025】9は、外部から設定された識別子SIで2
72ビットまたは190ビットのデータ部を選択し、デ
ータ出力形式2a,2bとして出力するSI選択回路で
ある。
【0026】10は、BEST復号後の190ビットの
データ部に、BCH(16,5)誤り訂正後の識別子
Iと誤りについての情報,アドレス制御回路6からの
多重位置情報,BESTについての誤りの情報を付
加して、データ出力形式1b(図2参照)によりデータ
を出力する復号情報付加回路である。
【0027】図2に示した出力形式1bのデータ部19
0ビットに先行するヘッダ部は、図3に示すように、5
ビットの識別子SIのほか、復号情報として、パケット
がマスターフレーム内の何番目に送られてきたかを示す
8ビットの位置情報,BCH(16,5)誤りフラグ1
ビット,BEST誤りフラグ1ビット,スーパーフレー
ムの最終パケットであることを示すスーパーフレームエ
ンドフラグ1ビットの合計16ビットから成る。
【0028】ここで、上記位置情報は、NTSC信号で
は、6ビットがスーパーフレーム内の位置,残りの2ビ
ットがマスターフレーム内でのスーパーフレームの番号
を示し、MUSE信号では、7ビットがスーパーフレー
ム内の位置,残りの1ビットがマスターフレーム内での
スーパーフレームの番号を示す。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、パケットヘッドの識別
子と、多重された位置情報ならびに誤り検出情報から成
る復号情報を、もとのヘッダ部のチェックビットの位置
に付加しデータ部と合わせて受信端末(従来例として示
した図4の各種サービスデコーダに相当する)に出力す
ることにより、一つの端子で複数の識別子のパケットを
出力することができ、また一つの識別子のなかでさらに
多重位置によって、パケットを分類することができる。
【0030】データチャンネルでは識別子SIによって
パケットの識別を行う場合、32種類しか区別できな
い。位置情報を付加することにより、パケットの多重位
置による識別を併用すれば、NTSC方式では最大70
40種類、MUSE方式では4736種類のパケットを
区別できる。
【0031】パケットを連送しビット毎に多数決判定し
てデータの信頼性を向上させる場合、従来の出力形式で
は、BCH(16,5)符号の誤り訂正能力で制限され
る問題があったが、本発明による出力形式では信頼性の
高い位置情報が使えるので、多数決による訂正能力を十
分発揮できる。
【0032】また時刻の基準を得る場合、従来はデータ
チャンネルデコーダから別途マスターフレーム同期を出
力するか、データチャンネルデコーダ内部で時刻パケッ
トから再生して時刻を出力するしか方法がなかったが、
本発明による出力形式では、位置情報からマスターフレ
ーム同期が再生できるので、新たな時刻用の出力を設け
る必要がない。
【0033】従来、サービスデコーダ側(従来例として
示した図4の各種サービスデコーダに相当する)でパケ
ット抜けや伝送誤りを検出するためには、連続性指標や
CRC符号による他なかったが、本発明による出力形式
では、BESTを用いているサービスならば、BEST
誤りフラグを検出するだけで誤りを検出できる。またB
CH(16,5)誤りフラグを検出することで、パケッ
ト抜けが発生したことが分かる。
【0034】従来の出力形式では、データチャンネルデ
コーダの出力端子と識別子SIの選択回路をあらかじめ
多数用意しておく必要があったが、本発明による出力形
式では、一つの出力端子だけで済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】NTSC/MUSE共用データチャンネルデコ
ーダの回路構成図である。
【図2】図1における出力信号の形式を示す図である。
【図3】本実施例におけるヘッダ部のビット割り付けを
示す図である。
【図4】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1 クロック再生回路 2 同期再生回路 3 デスクランブル回路 4 デインタリーブ回路 5 スーパーフレームメモリ 6 アドレス制御回路 7 ヘッダ部用の誤り訂正・検出回路 8 データ部用の誤り訂正・検出回路 9 SI選択回路 10 復号情報付加回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04H 1/00 H04L 12/56 H04N 7/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送信号からパケットを分離するデータ
    チャンネルデコーダを備えた受信装置において、 前記パケットの多重位置情報および誤りについての情報
    を有する復号情報を前記パケットの元のヘッダ部のチェ
    ックビットの位置に付加し、誤り訂正後の識別子と共に
    新たなヘッダ部を構成し、該新たなヘッダ部を誤り訂正
    復号後のデータ部と共に受信端末側に出力する復号情報
    付加回路を具備し、 前記受信端末側で前記多重位置情報をパケット識別に用
    いることを可能ならしめたことを特徴とするデータチャ
    ンネル受信装置。
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