JP3067309B2 - 雑音除去装置 - Google Patents

雑音除去装置

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JP3067309B2
JP3067309B2 JP3241405A JP24140591A JP3067309B2 JP 3067309 B2 JP3067309 B2 JP 3067309B2 JP 3241405 A JP3241405 A JP 3241405A JP 24140591 A JP24140591 A JP 24140591A JP 3067309 B2 JP3067309 B2 JP 3067309B2
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JP
Japan
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frame synchronization
digital signal
synchronization
synchronization pattern
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JP3241405A
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吉宏 松下
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Japan Broadcasting Corp
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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、伝送されるディジタル
信号の雑音を除去する雑音除去装置に関するものであ
る。
【0002】
【発明の概要】本発明は、受信されたディジタル信号の
CN比を検出し、検出されたCN比が予め定めた値より
低い場合、外部同期を内部同期に切り換え、ディジタル
信号のフレーム同期パターンを適正なフレーム同期パタ
ーンに付け替え、ディジタル信号の制御符号を適正な制
御符号に付け替え、ディジタル信号のレンジビットを固
定のレンジビットに付け替えることにより、聴感上大き
な妨害となる雑音を軽減することができるようにしたも
のである。
【0003】
【従来の技術】ディジタル信号の誤りを少なくする方法
としては誤り符号を付加する方法があり、同期を確実に
する方法としては前方保護、後方保護の技術が知られて
いる。しかし、信号を訂正または補間することのできる
能力には限界があり、信号誤りが増加するとこれが雑音
となる。
【0004】衛星放送の音声ディジタル信号に発生する
雑音には、音声データそのものが誤ることにより発生す
る雑音と、フレーム同期パターンが誤ることによる同期
外れや、ディジタル信号を圧縮して伝送する場合の圧縮
の仕方を示す信号の誤りや、受信機を制御するための信
号の誤りにより発生する雑音がある。
【0005】前者の雑音は聴感上比較的妨害の少ない雑
音であり、後者の雑音は大きな妨害となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】衛星放送の音声は受信
CN比が低下してスレッショルドレベル以下になると、
雑音が急に増加するようになり、この雑音により音声が
聞き取りにくくなる。
【0007】本発明の目的は、上記のような問題点を解
決し、聴感上大きな妨害となる雑音を軽減させることが
できる雑音除去装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明は、内部同期をかける内部同期手段と、
適正なフレーム同期パターンを発生するフレーム同期パ
ターン発生手段と、適正な制御符号を格納した制御符号
格納手段と、固定のレンジビットを発生するレンジビッ
ト発生手段と、受信されたディジタル信号のCN比を検
出する検出手段と、該検出手段により検出したCN比が
所定値より小さい場合、外部同期に替えて前記内部同期
手段により内部同期をかけ、前記ディジタル信号のフレ
ーム同期パターンを前記フレーム同期パターン発生手段
からの適正なフレーム同期パターンに付け替え、前記デ
ィジタル信号の制御符号を制御符号格納手段からの適正
な制御符号に付け替え、前記ディジタル信号のレンジビ
ットをレンジビット発生手段からの固定のレンジビット
に付け替える切り換え制御手段とを備えたことを特徴と
する。
【0009】
【作用】本発明では、受信されたディジタル信号のCN
比を検出手段により検出し、検出手段により検出したC
N比が所定値より小さい場合、切り換え制御手段によ
り、外部同期に替えて前記内部同期手段により内部同期
をかけ、前記ディジタル信号のフレーム同期パターンを
前記フレーム同期パターン発生手段からの適正なフレー
ム同期パターンに付け替え、前記ディジタル信号の制御
符号を制御符号格納手段からの適正な制御符号に付け替
え、前記ディジタル信号のレンジビットをレンジビット
発生手段からの固定のレンジビットに付け替える。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
【0011】図1は本発明の一実施例を示す。
【0012】一実施例に係る衛星放送音声雑音除去装置
(以下、雑音除去装置という)20とBSチューナ17
は図2に示すように接続され、BSチューナ17のBS
−IF入力端子16に入力されたBS−IF信号はFM
復調され、さらに、音声信号がディジタル位相復調部1
8により検波され、ディジタルデータが復調される。復
調されたデータはこのデータに同期したクロックととも
に雑音除去装置20に入力される。また、BSチューナ
17の誤り検出・訂正部19により誤りが検出される
と、誤りを検出したことを示す検出信号が雑音除去装置
20に入力される。
【0013】図1において、7はフレーム同期パターン
発生部で、フレーム同期パターンを発生するものであ
る。6は切り換えスイッチで、データ入力端子1または
フレーム同期パターン発生部7のいずれかに切り換える
ものである。10は制御符号記憶部で、CN比が良い場
合に、誤りのない音声の制御符号を記憶するものであ
る。9は切り換えスイッチで、切り換えスイッチ6また
は制御符号記憶部10のいずれかに切り換えるものであ
る。14はレンジビット発生部で、固定のレンジビット
を発生するものである。13は切り換えスイッチで、切
り換えスイッチ9またはレンジビット発生部14のいず
れかに切り換えるものである。
【0014】5はフレーム同期検出部で、フレーム同期
を検出し、データ入力端子1に入力されたディジタルデ
ータ列の先頭を示す同期信号を出力するものである。
【0015】12はフレーム内カウンタで、1フレーム
内のデータ数をカウントするものである。4はCN比測
定器で、BSチューナ17から誤り検出信号入力端子2
に入力された誤り信号に基づきCN比を測定するもので
ある。
【0016】11はタイミング制御部で、CN比測定器
4とフレーム内カウンタ12からの入力により、切り換
えスイッチ6,9,13を適正なタイミングで切り換え
るものである。
【0017】次に、動作を説明する。
【0018】データ入力端子1に入力されたディジタル
データ列は、切り換えスイッチ6とフレーム同期検出部
5に入力される。フレーム同期検出部5では、フレーム
同期が検出され、ディジタルデータ列の先頭を示す同期
信号が出力される。そして、フレーム内カウント12に
より、1フレーム内のデータ数がカウントされ、カウン
ト数がタイミング制御部11に出力される。
【0019】また、BSチューナ17から誤り検出信号
入力端子2に入力された誤り検出信号に基づき、CN比
がCN比測定器4により測定される。CN比の劣化が観
測されると、CN比が劣化したことを表す信号がタイミ
ング制御部11に出力される。
【0020】CN比が劣化していない場合は、各切り換
えスイッチ6,9,13は図1に示すようになってい
る。すなわち、切り換えスイッチ6はデータ入力端子1
側に、切り換えスイッチ9は切り換えスイッチ6側に、
切り換えスイッチ13は切り換えスイッチ9側に切り換
えられている。従って、データ入力端子1に入力された
データは切り換えスイッチ6,9,13を介してデータ
出力端子15に出力される。
【0021】また、切り換えスイッチ8は図1に示すよ
うになっている。すなわち、切り換えスイッチ8はフレ
ーム同期検出部5側に切り換えられている。フレーム内
カウンタ12はフレーム同期検出部5により出力された
同期信号によりリセットされている。すなわち、外部同
期が取られている。
【0022】CN比が劣化した場合は、切り換えスイッ
チ8はほとんどフレーム内カウンタ12側に切り換えら
れ、すなわち、内部同期がとられ、フレーム内カウンタ
12で自己リセットされ、カウントが行なわれる。従っ
て、誤った同期でフレーム内カウンタ12のカウントが
リセットされず、CN比が良い場合のタイミングが維持
される。
【0023】一方、切り換えスイッチ6はデータ入力端
子1に入力されたデータ列中のフレーム同期パターンの
部分で、タイミング制御部11によりフレーム同期パタ
ーン発生部7側に切り換えられ、正しい同期パターンに
付け替えられる。その後、切り換えスイッチ6はデータ
入力端子1側に切り換えられる。また、切り換えスイッ
チ9はデータ列の音声の制御符号を示す部分で、タイミ
ング制御部11により制御符号記憶部10側に切り換え
られ、制御符号記憶部10にCN比の良いときに記憶さ
れた誤りのない音声符号と付け替えられる。その後、切
り換えスイッチ9は切り換えスイッチ6側に切り換えら
れる。さらに、切り換えスイッチ13はデータ列中のデ
ータの圧縮状況を示すレンジビットの部分で、タイミン
グ制御部11によりレンジビット発生部14側に切り換
えられ、固定されたレンジビットに付け替えられる。そ
の後、切り換えスイッチ13は切り換えスイッチ9側に
切り換えられる。
【0024】従って、データ出力端子15から、同期パ
ターン、制御符号、レンジビットのみが付け替えられた
データが出力されることになる。
【0025】このようにしたので、フレーム同期パター
ンが誤ることによる同期外れや、ディジタル信号を圧縮
して伝送する場合の圧縮の仕方を示す信号の誤りや、受
信機を制御するための信号の誤りにより発生する雑音を
除去することができ、低CN比の場合でも音声を聞き取
ることができる。
【0026】本実施例では、衛星放送の例を説明した
が、本発明は衛星放送以外のディジタル信号で伝送され
るシステムにも適用できる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
受信されたディジタル信号のCN比を検出し、検出され
たCN比が予め定めた値より低い場合、外部同期を内部
同期に切り換え、ディジタル信号のフレーム同期パター
ンを適正なフレーム同期パターンに付け替え、ディジタ
ル信号の制御符号を適正な制御符号に付け替え、ディジ
タル信号のレンジビットを固定のレンジビットに付け替
えるようにしたので、聴感上大きな妨害となる雑音を軽
減することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】衛星放送音声雑音除去装置20とBSチューナ
17の接続を示すブロック図である。
【符号の説明】
4 CN比測定器 5 フレーム同期検出部 6,8,9,13 切り換えスイッチ 7 フレーム同期パターン発生部 10 制御符号記憶部 11 タイミング制御部 12 フレーム内カウンタ 14 レンジビット発生部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部同期をかける内部同期手段と、 適正なフレーム同期パターンを発生するフレーム同期パ
    ターン発生手段と、 適正な制御符号を格納した制御符号格納手段と、 固定のレンジビットを発生するレンジビット発生手段
    と、 受信されたディジタル信号のCN比を検出する検出手段
    と、 該検出手段により検出したCN比が所定値より小さい場
    合、外部同期に替えて前記内部同期手段により内部同期
    をかけ、前記ディジタル信号のフレーム同期パターンを
    前記フレーム同期パターン発生手段からの適正なフレー
    ム同期パターンに付け替え、前記ディジタル信号の制御
    符号を制御符号格納手段からの適正な制御符号に付け替
    え、前記ディジタル信号のレンジビットをレンジビット
    発生手段からの固定のレンジビットに付け替える切り換
    え制御手段とを備えたことを特徴とする雑音除去装置。
JP3241405A 1991-09-20 1991-09-20 雑音除去装置 Expired - Lifetime JP3067309B2 (ja)

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JPH0583205A JPH0583205A (ja) 1993-04-02
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