JP3152566U - グリーンハウス - Google Patents

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JP3152566U
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Abstract

【課題】建物に負担をかける事無く大規模な緑化工事も不要で、簡単に組み立てられていつでも何処にでも容易に設置できる屋上の緑化手段を提供する。【解決手段】プランターや植木鉢を収納出来る基台に縦部材や横部材を用い、フレームが上面から見て多角形が形成できるように組み立て、棒部材間にネットが張られ全体を覆うように構築し、前記プランターや植木鉢に蔓状に繁殖する植物が植えられてあることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本考案はグリーンハウスに関する。
従来はヒートアイランド現象に対応するために屋上を緑化しようとした場合、屋上に
防根シートを敷き配水管を設置しその上に土壌を敷きつめて植物を植えたり、専用の屋
上緑化用パネルに比重の軽い屋上緑化用の土壌をいれて芝などの植物を繁殖させていた なお関連技術に下記の物件がある。
特開2005−10515号公報 特開2002−38663号公報 上記文献1には底部が水溜部となり、一側面に排水口が設けられた植木鉢と、植木鉢底部の水位が一定の高さとなったときにフロートの浮力によって給水管の水出口が閉塞される、植木鉢内部に収容された定水位自動給水装置と、植木鉢の中又は周囲に立てられた複数の支柱と、支柱の上部に取り付けられた棚と、植木鉢に植えられ棚に這わせる蔓性植物とよりなる棚式屋上緑化設備との記載があった。さらに特許文献2には、屋根の上に複数の支柱を立てそれら支柱間に架け渡した骨組材を支持部材として植栽を施してなることを特徴とする屋上の緑化装置との記載があった。
以上に述べたように従来はヒートアイランド現象に対応するために屋上を緑化しようとした場合、屋上に防根シートを敷き配水管を設置しその上に土壌を敷きつめて植物を植えたり、専用の屋上緑化用パネルに比重の軽い屋上緑化用の土壌をいれて芝などの植物を繁殖させていた。しかし前述の方法では重量が大きくなり建物にかなりの負担をかけるうえ、屋上の防水層を傷つけ漏水の危険性を大きくする問題点があった。また屋上緑化を行った後に定期的に行う屋上の防水工事を行うさいは、設置した全ての植物や土壌を撤去しなければならず、かなり手間もかかりコスト高となってしまっていた。
また、上記特許文献1の棚式屋上緑化設備は、蔓性植物を植えつけるに足りる植木鉢に定水位自動給水装置が収納されさらに棚を支えるための支柱がたてられ培養土が入れられてある。前述の棚は支柱の上端部に金属や木材等よりなる梁を縦、横複数本を合わせて組み立てたうえ、金属や繊維等よりなる強度と耐久性をもつ網を外れないように取り付けられている。しかしこの棚を支えている支柱は植木鉢に差して立てられているだけで、どこにも固定されておらず不安定なうえ風雨を受けた場合、転倒や倒壊の恐れがあり大変危険である。
さらに植えられた植物を植え替えようとすると、植木鉢の中に定水位自動給水装置が収納されていたり支柱が立てられてあるので、植え替え作業がしにくく手間もかかり面倒である。また植木鉢を交換しようとすると、植木鉢に立てられた支柱を抜き取らなければならず、支柱には組み立てられた梁、そこに取付けられた棚や網、繁殖した植物等の重量も合わせてかかってくるので大変重くなり容易に交換できないという問題点もある。
また棚式屋上緑化では支柱に沿って伸びた植物を棚に張った網部分だけに繁殖させるので側面は緑化がされず、強い西日など横からさす日差しを遮ることができず屋上の温度を上昇させてしまうという問題点もある。
さらに特許文献2では、屋根の上に複数の支柱を立て支柱間に骨組材を設置しなければならず、支柱の設置には手間がかかるうえ、防水層を傷つけてしまい漏水を引き起こす危険もあり、また固定された支柱は移動や取り外しが容易にできず屋上の利用が制限されてしまう問題点もある。
また落葉植物を用いて繁殖させ冬季には直接日照を取り込むとされているが、枯れ落ちた葉が雨水の排水用ドレンを塞いでしまい、雨水が屋上に溜まってしまったり雨樋に流れ込んで、雨樋を詰まらせてしまいオーバーフローを起こし漏水の原因となることも考えられるので、全ての葉が枯れ落ちるまで長期にわたり枯葉の除去や清掃、ドレンや雨樋のメンテナンスに充分注意しなければならない。
本考案では上記問題を解決する為に、建物に負担をかける事無く大規模な緑化工事も不要で、簡単に組み立てられていつでも何処にでも容易に設置できる屋上の緑化手段を提供する事を目的とするものである。
本考案は上記課題を解決するために、プランターや植木鉢を収納出来る基台に縦部材や横部材を用い、フレームが上面から見て多角形が形成できるように組み立て、棒部材間にネットが張られ全体を覆うように構築し、前記プランターや植木鉢に蔓状に繁殖する植物が植えられてあることを特徴とするグリーンハウス。
本考案は上記構成から成るので以下に示す効果が期待できる。
1 組み立てが簡単なので容易に屋上緑化ができる。
2 重量の負担が軽いのでベランダやバルコニーにも設置することができる。
3 建物に限らず庭や公園等の屋外に設置する事で直射日光を遮り日影を作り出すことも できる。
4 基台を設置する事で舗装されている場所にも設置することができる。
5 すでに緑化がされている屋上にも設置することもできる。
6 基台を複数繋ぎ合わせることで面積の大小や形状を自由に設定することができる。 7 形成されたグリーンハウスの下にテーブルや椅子を置き憩の場所を作り出すこと
も出来る。
8 屋上緑化をすることでヒートアイランド現象の抑制につながる。
9 基台内にプランターや植木鉢を設置するので、強い照り返しや陽射しがプランターや 植木鉢に直接当たらず、プランターや植木鉢に入れられた土壌の温度上昇を抑制でき 植えられた植物にかかる負担を軽減できる。
10 緑化が不要になった時は、基台に設置されたプランターや植木鉢を取り外すことで 簡単に撤去できる。
平面図 正面図(一部断面図) アーチ型図 平面型図 正面図 拡大側面図 拡大正面図 平面図 正面図
以下、本考案の実施形態を図面を参照して説明する。
図1に示すように、木製や陶器、金属等からなり上部が開口した長方形の箱型に作られてあって、その長さ方向の両端部には横部材が固定できる貫通口が設けられてある基台1にプランターや植木鉢2が複数個収納されて設置されてある。
それぞれの基台1の貫通口3に通された横部材4Aは、接合部材5Aによって縦部材6Aと連結されてあり、接合部材5Bを介して横部材4Bや縦部材6Bと連結され縦部材6Bの上端部は接合部材5Cによってさらに繋がれてあり、連続したフレームが構成されフレームを上面から見ると多角形が形成されている。グリーンハウスの形状や植えられた植物の種類、面積等に合わせて筋交いを入れたり縦、横の部材を増やす等のフレームの補強をしておくことは当然考えられる。
この多角形に組み立てられたフレームには化学繊維や植物繊維、金属等からなる網目5cmから15cm位のネット7を持って全体を覆うように張られてあり前記プランターや植木鉢2に植えられたアサガオやツタ、ゴーヤ等の蔓状に繁殖する植物8によってネット7全面が覆われた状態でグリーンハウスが構築されている。
なお必要に応じて上部に開口部9を設けることも考えられる。
また基台1を複数個連続して設置する事でトンネル状のグリーンハウスを構築したり、基台1を円形に設置する事で円形や半円形などの様々な形状を作り出すことも出来る。さらに上部縦部材 6Bをアーチ状のフレームにすることでドーム型やアーケード型などの様々なグリーンハウスを形成することもできる。
またフレームは基台1に通された横部材3Aを連結させて設置するだけではなく、基台1ごとに独立させて設置することもできる。このように独立させた基台1どうしを連続して設置する場合は、隣り合う縦部材6Aどうしの少なくとも下部と上部を固定したり、さらに転倒防止の為に基台1を設置面に固定しておく事も当然考えられる。また繁殖させる植物8の重量を支えたりフレームの安定感を図るために縦部材の数を増やしたり筋交い等で補強することも考えられる。
このグリーンハウスの設置によって緑化された屋上の温度上昇を抑えることができ、さらに作り出された空間に椅子10やテーブル11を置くことで憩の場を提供することも出来る。また重量の負担が小さく設置面積も少なくすることも出来るので屋上に限らずベランダやバルコニー、室内など様々な場所にも容易に設置することもできる。憩の場所としての利用だけではなく、会議や打合せに利用したり、喫煙スペースなど様々な用途に活用することも出来る。さらに構築されたフレームの中に折りたたみ式パラソルを設置しても良い。
また建物だけではなく庭に設置されたテーブルセットやペットの小屋、公園の砂場や水飲み場、休憩所等どんな場所にでも夏季の強い日差しを遮るグリーンハウスを構築することが出来る。さらにすでに緑化が施されてある屋上にも設置することもできる。
1 基台
2 プランター、植木鉢
3 貫通口
4A 4B 横部材
5A 5B 5C 接合部材
6A 6B 縦部材
7 ネット
8 蔓性植物
9 開口部
10 椅子
11 テーブル

Claims (1)

  1. プランターや植木鉢を収納出来る基台に縦部材や横部材を用い、フレームが上面から見て多角形が形成できるように組み立て、棒部材間にネットが張られ全体を覆うように構築し、前記プランターや植木鉢に蔓状に繁殖する植物が植えられてあることを特徴とするグリーンハウス。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106105650A (zh) * 2016-06-24 2016-11-16 毕明军 一种完全由天然植物构成的天然氧吧茶棚及其构建方法

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