JP3151960B2 - ネットワークプリント制御システム - Google Patents

ネットワークプリント制御システム

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JP3151960B2
JP3151960B2 JP27775292A JP27775292A JP3151960B2 JP 3151960 B2 JP3151960 B2 JP 3151960B2 JP 27775292 A JP27775292 A JP 27775292A JP 27775292 A JP27775292 A JP 27775292A JP 3151960 B2 JP3151960 B2 JP 3151960B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば異なる通信プ
ロトコル(本明細書では、以下単にプロトコルと記載す
る)を持つホストコンピュータのような複数のデータ処
理装置と少なくとも一つのプリンタとが同一の伝送媒体
上に接続されているネットワークプリント制御システム
に関するものである。本発明は、伝送媒体に接続され、
異なるプロトコルを有する複数のホストコンピュータと
複数のプリンタとの間で、ファイルのリカバリを行なう
ことができるネットワークプリント制御システムに関す
るものである。本発明は、伝送媒体に接続され、異なる
プロトコルを有する複数のホストコンピュータと複数の
プリンタとの間で、プリントジョブの履歴を得ることが
できるネットワークプリント制御システムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図14ないし図16を参照しつつ複数の
データ処理装置とプリンタとが伝送媒体上に接続されて
いる従来例におけるネットワークシステムを説明する。
図14は従来例におけるネットワークに接続されたネッ
トワークプリント制御システムの説明図である。図15
は従来例における送受信プロセス、プリントキュー、お
よびプリンタの関係を説明するための図である。図16
は従来例におけるキューイングの例を示す図である。図
14において、図示されていないネットワークに接続さ
れているゲートウエイ90は、データを送受信すると共
に、当該データのプロトコルが異なる際に所定のプロト
コルに変換する処理を行なうデータ送受信部91と、当
該データ送受信部91によって受信したデータに含まれ
るコマンドを解析するコマンド解析部92と、後述のワ
ークステーションから受信したデータの管理情報をキュ
ーイングすると共に、データをプリントファイルとして
格納するための処理を行なうファイル転送処理部93
と、キューイングされている管理情報とプリントファイ
ルとを前記データ送受信部91を介してプリンタ95
(Printing/XNS)に送信するプリント処理
部94とから構成される。また、図示されていないネッ
トワーク上には、たとえばプロトコルの異なる複数のワ
ークステーション96(GAP/XNS)、ワークステ
ーション97(FTP/TCP/IP、Telnet/
TCP/IP)、および少なくとも一つのプリンタ95
(Printing/XNS)が接続されている。
【0003】たとえば、ワークステーション97からプ
ロトコルの異なるプリンタ95にプリント要求がなされ
る。データ送受信部91では、プリンタ95にデータを
送信するため、プリンタ95と同じプロトコルに変換す
ると共に、データをコマンド解析部92に送る。コマン
ド解析部92は、前記受信したデータからコマンドを解
析し、その内容、たとえばプリント要求、およびそのプ
リンタを認識し、ファイル転送処理部93を起動する。
ファイル転送処理部93は、ワークステーション97か
らプリント要求の出されているデータを受信し、データ
に含まれている管理情報を図示されていないプリントキ
ューにキューイングすると共に、同じく図示されていな
いスプールにプリントファイルを格納する。プリント処
理部94は、前記プリントキューにキューイングされて
いる管理情報およびスプールに格納されているプリント
ファイルを取り出し、データ送受信部91を介して順次
要求のあったプリンタ95に送出する。
【0004】また、上記従来例において、送受信プロセ
ス、プリントキュー、およびプリンタの関係は、図15
に示すようになる。すなわち、各ワークステーション9
6、97からプリント要求がなされたデータは、データ
送受信部91によって受信される。そして、データに含
まれる管理情報は、コマンド解析部92あるいはファイ
ル転送処理部93等を含む受信プロセス101ないし1
03によって、プリントキュー104に順次キューイン
グされる。その後、送信プロセス105は、プリントキ
ュー104の先頭から管理情報を取り出し、当該管理情
報に基づいてプリントファイルを図示されていないスプ
ールから取り出す。そして、送信プロセス105は、管
理情報およびプリントファイルを、たとえば要求された
プリンタAに送信するための処理を行なう。なお、上記
のようなネットワークプリント制御システムは、たとえ
ば特開平3−75921号公報および特開平3−759
49号公報に詳述されている。
【0005】また、特公昭63−219091号公報に
は、プリンタにおける紙詰まり等の状態を示す履歴を得
ることができるものが示されている。さらに、特公平3
−26561号公報には、紙詰まりした時のプリントデ
ータの損失をリカバリするものが示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来例におけるネットワークプリント制御システムで
は、その電源が落ちたり、あるいはシステムダウンした
場合、リカバリ機能をサポートしていないため、プリン
トキューにキューイングされた管理情報が失われる。し
たがって、ゲートウエイが立ち上げられた際に、ホスト
コンピュータ側では、要求したプリントが実際に出力し
たか否かを確認しなければならない。また、要求したプ
リントが出力されない場合、ユーザは、ホストコンピュ
ータから改めてプリント要求を行なわねばならなかっ
た。
【0007】また、特公昭63−219091号公報に
記載されているネットワークプリント制御システムにお
いて、プリンタにおける紙詰まり等の状態を示す履歴を
得ることができても、誰がいつプリントしたか等のデー
タの履歴は、採られていなかった。さらに、特公平3−
26561号公報に記載されているネットワークプリン
ト制御システムは、紙詰まり等の状態を示す履歴を知る
ことができても、電源の落ちた時にプリント状態をリカ
バリすることができなかった。
【0008】本発明は、以上のような課題を解決するた
めのもので、電源の遮断あるいはシステムダウン後、ゲ
ートウエイを立ち上げる際に、ホストコンピュータから
ゲートウエイに再送信することなく、電源の遮断あるい
はシステムダウン前の状態で再開可能なネットワークプ
リント制御システムを提供することを目的とする。本発
明は、プリンタの履歴情報を一つのファイルに保持する
ことによって、簡単に得ることができるネットワークプ
リント制御システムを提供することを目的とする。本発
明は、ゲートウェイの立上げ時に、複数のプリンタが接
続されている場合でも正しく電源断・システムダウン時
のキュー状態に回復させて再開できるネットワークプリ
ント制御システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
(第1発明)前記目的を達成するために、本発明のネッ
トワークプリント制御システムは、複数のデータ処理装
置(図1の2、3、・・・、)と少なくとも一つのプリ
ンタ(図1の5、6、・・・、)とが伝送媒体(図1の
1)上に接続されており、当該伝送媒体(1)に対して
インタフェースを介して接続され、データを送受信する
データ送受信手段(図1の10)、当該データ送受信手
段(10)によって受信したコマンドを解析し、この解
析されたコマンドにしたがって認識されたプリンタ
(5)にそれぞれ対応するプリントキュー(図1の1
5)に前記データの管理情報をキューイングすると共
に、前記データのプリントファイルを格納する処理を行
なう受信処理手段(図1の12)と、プリンタ(5)に
対応したプリントキュー(15)にキューイングした管
理情報およびプリントファイルを対応したプリンタ
(5)に送信する送信処理手段(図1の14)と、前記
プリントキュー(15)の管理情報をファイル(図7の
73)に追加して書き込むと共に、システムの立ち上げ
時に前記追加して書き込まれた管理情報を読み出し、所
定のプリントキュー(15)にキューイング状態を回復
させるリカバリ操作手段(図1の18)とからなるゲー
トウエイを備えている。
【0010】(第2発明)本発明のネットワークプリン
ト制御システムのプリントキュー(図10(ロ)の15
0)は、プリントキュー(150)の管理情報をスプー
ルする第1のキュー(図10(ロ)の152)と、プリ
ントのペンディング状態をキューイングする第2のキュ
ー(図10(ロ)の153)と、プリントの正常終了、
プリントの異常終了、プリントのキャンセル情報からな
る第3のキュー(図10(ロ)の154′)とから構成
され、かつ前記プリントキューにおける管理情報(図1
1の1101ないし1118)は、プリント状態を修正
した時に、そのキューを付け替える操作部(図10
(ロ)の151′)に設けられたソート手段(図10
(ロ)の151a)により、キューを付け替えた修正時
間を基にしてソートされるように構成される。
【0011】(第3発明)本発明のネットワークプリン
ト制御システムのプリントキュー(150)における管
理情報(1101ないし1118)には、プリントの終
了ステータス情報が付与されている。
【0012】
【作 用】
(第1発明)たとえば、ホストコンピュータのようなデ
ータ処理装置からネットワークを介してプロトコルの相
違するプリンタに対してファイルをプリントするような
要求が行なわれる。データ処理装置からプリントデータ
は、ネットワークからインタフェースを介して送受信手
段に受信される。そして、当該送受信手段によって所定
のプロトコルで受信されたプリントデータは、受信処理
手段において、プリントデータに含まれるコマンドを解
析して、コマンドがプリント要求であれば、プリントデ
ータの受信を行なってスプールに格納し、プリントデー
タの管理情報をプリンタに対応したプリントキューにキ
ューイングする。
【0013】リカバリ操作手段は、新たにキューイング
したプリントキューの管理情報を、たとえばスプールキ
ューリカバリファイルに追加して書き込む。送信処理手
段は、プリンタに対応したプリントキューから順次管理
情報を取り出し、当該管理情報および管理情報に対応す
るプリントファイルを要求されたプリンタに送信する。
ゲートウエイの電源が遮断されたり、あるいはシステム
がダウンした後、ゲートウエイの立ち上げに際し、リカ
バリ操作手段は、たとえばスプールキューリカバリファ
イルから管理情報を取り出して、これをプリントキュー
にキューイングして復元する。したがって、ゲートウエ
イの電源が遮断されたり、あるいはシステムがダウンし
た後、ゲートウエイの立ち上げに際し、ゲートウエイ
は、たとえばホストコンピュータからプリント要求の再
送信を行なわずに、システムダウン前と同じ状態で再開
される。
【0014】(第2発明)前記プリントキューは、プリ
ントキューの管理情報をスプールする第1のキューと、
プリントのペンディング状態をキューイングする第2の
キューと、プリントの正常終了、プリントの異常終了、
プリントのキャンセル情報からなる第3のキューとから
構成されている。そして、前記プリントキューの管理情
報には、ファイルの、たとえばゲートウエイに転送され
た時間、プリンタに転送された時間、およびプリント完
了時間等がその都度書き込まれる。操作部に設けられた
ソート手段は、第3のキューに付けられている管理情報
に記載されたキューの付け替えた修正時間を基にして、
ファイルを修正時間順、あるいは所望の順序等にソート
することができる。したがって、本発明のネットワーク
プリント制御システムは、管理情報の記載されたファイ
ルを時間順にソートすることによって、たとえば電源断
やシステムダウン後の立ち上げ時に、前記管理情報を読
み込んでプリントキューの再構築を可能にする。
【0015】(第3発明)前記プリントキューの管理情
報には、プリントの終了ステータスとして、たとえば正
常なプリントの終了、異常によるプリントの終了、ある
いはプリントがキャンセルされた等の情報が一つのファ
イルに記載される。したがって、本発明のネットワーク
プリント制御システムは、上記プリントキューの管理情
報を見ることによって、プリントに関する履歴を知るこ
とができる。上記プリントの終了ステータスは、電源断
等の後のプリントキューのリカバリに好都合である。
【0016】
【実 施 例】図1は本発明における一実施例を説明す
るためのブロック構成図である。図1において、ネット
ワーク1には、複数のデータ処理装置、たとえばホスト
コンピュータ2、3、・・・、およびプリンタ5、6、
・・・、がゲートウエイ7を介して接続されている。そ
して、ホストコンピュータ2、3は、たとえばTCP/
IP/FTPプロトコルを有する。プリンタ5、6は、
たとえばXNSプロトコルを有する。また、ネットワー
ク1に接続されているゲートウエイ7には、ゲートウエ
イ7を制御したり、あるいは動作状態の表示、変更等の
操作を行なうコンソール8と、たとえばプリントファイ
ル、および後述のリカバリファイル等のファイル71を
格納するスプール9とが設けられている。
【0017】ゲートウエイ7は、ホストコンピュータ
2、3、・・・、およびプリンタ5、6、・・・、等の
データを送受信すると共に、上記ホストコンピュータ
2、3、・・・、およびプリンタ5、6、・・・、等の
異なるプロトコルに対応したデータ送受信部10と、当
該データ送受信部10によって受信されたデータに含む
コマンドを解析して、その管理情報およびファイルの受
信処理を行なう受信プロセス12、12′、12″、・
・・、と、要求されたプリンタに管理情報およびプリン
トファイルを送信するための処理、およびプリント状態
とプリンタの状態とを問い合わせる機能を有し、後述の
プリントキューと対応して設けられた送信プロセス1
4、14′、14″、・・・、と、受信したデータの管
理情報をプリント状態に基づいてキューイングできる各
プリンタ5、6、・・・、に対応して設けられたプリン
トキュー15、15′、15″、・・・、と、ゲートウ
エイ7の制御および動作状態等の表示、変更等、コンソ
ール8からのコマンドにしたがって処理を行なうコンソ
ールコマンド処理部16と、ゲートウエイ7を立ち上げ
るための処理を行なう初期化手段17と、電源断あるい
はシステムダウンによるリカバリ処理を行なうためのリ
カバリ操作部18とから構成される。なお、ゲートウエ
イ7には、CPU、主記憶装置および補助記憶装置、周
辺装置等、直接発明の説明に関係しない装置が省略され
ている。
【0018】データ送受信部10は、データをプロトコ
ルの種類に応じて処理できる受信部11と、プリンタの
プロトコルにしたがってデータを送信できる送信部13
とから構成されている。受信プロセス12、12′、1
2″、・・・、は、複数のホストコンピュータ2、3、
・・・、の処理を行なうことができるように複数設けら
れており、受信したデータに含まれるコマンドを解析す
るコマンド解析部121と、データを受信し、そのプリ
ントファイルをスプール9に転送するための処理を行な
うファイル受信部122とから構成される。
【0019】送信プロセス14、14′、14″、・・
・、は、ネットワーク1に接続されているプリンタ5、
6、・・・、と対応して設けられ、プリントキュー1
5、15′、15″、・・・、から管理情報を取り出す
と共に、スプール9からプリントファイル71を取り出
し、たとえば要求されたプリンタ5に送信するファイル
送信部141と、送信したプリントファイルの状態を問
い合わせるプリント状態問合せ部142と、プリンタの
状態を問い合わせるプリンタ状態問合せ部143とから
構成されている。たとえば、プリント状態問合せ部14
2は、送信したプリントファイルが待ち状態か、プリン
ト中か、プリントを正常に終了したか、あるいはプリン
トを異常に終了したかを問い合わせる。また、プリンタ
状態問合せ部143は、プリンタ5、6、・・・、のス
プール9にプリントファイルを入れる余裕があるか否
か、プリンタ5、6、・・・、が異常か否か、プリンタ
5、6、・・・、の紙切れがあるか否か、フォマッタ
(プリントプロセス)が正常か否か等を問い合わせる。
【0020】プリントキュー15、15′、15″、・
・・、は、プリントファイルが受信された後、プリンタ
5、6、・・・、に送信されるまでの管理情報をキュー
イングするスプールキュー152と、プリントファイル
がプリンタに送信された後、プリントが完了するまでの
管理情報をキューイングするペンディングキュー153
と、プリントが完了した後の管理情報をキューイングす
るターミネイテッドキュー154と、プリントファイル
が受信された後プリンタに送信されるまでに、プリント
異常があれば、その管理情報をキューイングするアボー
テッドキュー155とから構成される。また、プリント
キュー15、15′、15″、・・・、は、送信プロセ
ス14、14′、14″、・・・、とそれぞれ対応して
いる。受信プロセス12、12′、12″、・・・、
は、プリントファイルが受信された後、プリンタに送信
されるまでにプリントのキャンセルがあれば、キャンセ
ルを行なうプリントファイルの管理情報をキューイング
するキャンセルキュー156を備え、受信プロセス12
とキャンセルキュー156とをそれぞれ対応させる。
【0021】図2は本発明における実施例の送信プロセ
スとプリンタとの関係を説明するための図である。図2
において、たとえばホストコンピュータ1からのプリン
ト要求は、受信プロセス12によって、そのコマンドが
解析される。このコマンドの解析によって、受信プロセ
ス12は、出力すべき、たとえばプリンタ5を認識し、
管理情報をプリンタ5に対応したプリントキュー15に
キューイングするよう操作部151に要求する。そし
て、キューイングされた管理情報は、同じくプリンタ5
に対応した送信プロセス14によって取り出され、プリ
ンタ5にプリントファイルと共に送信される。
【0022】図3は本発明における実施例のプリントキ
ューを説明するための図である。図3において、示され
ているプリントキューは、図1に示すものと同じもので
ある。太い実線は、通常のキューイングであり、細い実
線はプリントに異常が発生した場合のキューイング、ま
た、点線はキャンセルを行なう時のキューイングを示
す。
【0023】図4ないし図6は本発明における管理情報
をキューイングする状態を説明するための図である。図
4はフリーキューから空き管理情報を取り出して、スプ
ールキューに管理情報を書き込む際の説明図である。図
5は管理情報をスプールキューからペンディングキュー
に付け替える際の説明図である。図6は管理情報をペン
ディングキューからターミネイテッドキューに付け替え
る際の説明図である。図4ないし図6において、たとえ
ばプリンタ5に対応するプリントキュー15について説
明する。プリントキュー15にあるフリーキュー157
は、予め設定された数の空き管理情報157−1、空き
管理情報157−2、空き管理情報157−3、・・
・、が接続されている。
【0024】受信プロセス12におけるコマンド解析部
121によって、たとえばプリンタ5が認識される。そ
して、受信プロセス12は、データを受信してスプール
9にファイルとして格納した後、管理情報をキューイン
グするための要求をプリンタ5に対応するプリントキュ
ー15の操作部151に対して行なう。そして、操作部
151は、前記フリーキュ−157の一番先頭の空き管
理情報157−1を取り外して受信したファイル名をこ
の管理情報に設定し、スプールキュー152の最後(図
4では管理情報152−2の後)にキューイングする。
そして、フリーキュー157の先頭は、空き管理情報1
57−2となる。
【0025】また、要求のあった、たとえばプリンタ5
に対応する送信プロセス14は、スプールキュー152
の先頭の管理情報(たとえば、既にキューイングされて
いる管理情報152−1)を取り出すように操作部15
1に要求した後、この取り出された管理情報からスプー
ル内のファイル名を取り出し、このファイルをプリンタ
5に送信する処理を行なう。さらに、操作部151は、
送信中の前記管理情報152−1にセンデイングフラグ
を立てる。
【0026】図5に示すように、送信プロセス14がプ
リントファイルをプリンタ5に送信を完了した後、操作
部151は、スプールキュー152の先頭の管理情報、
すなわち既にキューイングされている管理情報152−
1をペンディングキュー153の最後に付け替える。こ
のとき、管理情報にプリンタ5から返されたリクエスト
IDを設定する。したがって、スプールキュー152の
先頭は、管理情報152−2となる。送信が終了したフ
ァイルは、スプール9から削除する。この時、図1また
は図3に示すように、コンソール8を介してプリントキ
ュー15の操作部151に対してキャンセルの依頼があ
った管理情報は、キャンセルキュー156に付け替えら
れる。また、送信プロセス14は、プリント要求のあっ
たプリンタ5に対してペンディングキュー153の先頭
の管理情報を取り出して、リクエストIDを引数にし
て、送信したファイルの状態を問い合わせ、そのプリン
トファイルがプリント中であれば、操作部151に要求
して、ペンディングキュー153の先頭に付けられてい
るプリント待ちの管理情報(イ)にプリンテイングフラ
グを立てさせる。
【0027】図6に示すように、送信プロセス14の要
求により、ファイルの状態問い合わせの結果が正常終了
だった場合は、操作部151は、プリント待ちあるいは
プリント中の管理情報(イ)をターミネイテッドキュー
154の最後に付け替える。したがって、ペンディング
キュー153の先頭は、プリント待ちの管理情報(ロ)
となる。また、ファイルの状態問い合わせの結果が異常
状態で終了した場合、送信プロセス14の要求により、
操作部151は、その管理情報をアボーテッドキュー1
55に付け替える。そして、ターミネイテッドキュー1
54およびアボーテッドキュー155に予め設定された
一定数以上の管理情報が溜まった場合、操作部151
は、プリントが終了した先頭の管理情報(a)をフリー
キュー157の先頭に移動する。
【0028】図7は本発明における一実施例であるスプ
ールに格納されるプリントファイルおよびリカバリファ
イルを説明するための図である。図7において、プリン
トファイル72とリカバリファイル73とは、図1に示
すスプール9内のファイル71である。プリントファイ
ル72には、たとえばゲートウエイ7内のファイル名A
15、A16、A17、A18を付けたファイルが格納
されている。リカバリファイル73には、スプールキュ
ーリカバリファイル731と、ペンディングキューリカ
バリファイル732と、ターミネイテッド/アボーテッ
ドリカバリファイル733と、イグノアリカバリファイ
ル734とが格納されている。スプールキューリカバリ
ファイル731には、たとえばプリント要求のあったフ
ァイル名「ファイル2」、ゲートウエイ内のファイル名
「A10」、およびこれらの管理情報と、プリント要求
のあったファイル名「ファイル3」、ゲートウエイ内の
ファイル名「A11」、およびこれらの管理情報と、・
・・・・、プリント要求のあったファイル名「ファイル
10」、ゲートウエイ内のファイル名「A18」、およ
びこれらの管理情報とが格納されている。
【0029】ペンディングキューリカバリファイル73
2には、たとえばプリント要求のあったファイル名「フ
ァイル3」、ゲートウエイ内のファイル名「A11」、
およびこれらの管理情報と、プリント要求のあったファ
イル名「ファイル4」、ゲートウエイ内のファイル名
「A12」、およびこれらの管理情報と、・・・・・、
プリント要求のあったファイル名「ファイル6」、ゲー
トウエイ内のファイル名「A14」、およびこれらの管
理情報とが格納されている。ターミネイテッド/アボー
テッドリカバリファイル733には、たとえばファイル
名「ファイル4」、ゲートウエイ内のファイル名「A1
2」、およびこれらの管理情報とが格納されている。イ
グノアリカバリファイル734には、ゲートウエイ立ち
上げ時のリカバリ処理を行うか否かが記載されたファイ
ルが格納されている。
【0030】次に、要求されたプリントファイルのキュ
ーイングについて説明する。通常、図1に示す操作部1
51は、受信したデータの管理情報をスプールキュー1
52にキューイングすると共に、リカバリ操作部18に
対してスプールキューリカバリファイル731に追加し
て書き出すように要求する。送信プロセス14は、スプ
ールキュー152の先頭の管理情報152−1を取り出
してプリントファイルを要求されたプリンタに送信した
後、リカバリ操作部18に対して、ペンディングキュー
153にキューイングすると共に、ペンディングキュー
リカバリファイル732に前記管理情報152−1を追
加して書き出すように要求する。
【0031】送信プロセス14は、プリントファイルを
送信したプリンタに対してプリントが完了したか否かを
問い合わせる。そして、送信プロセス14は、当該プリ
ンタが要求されているプリントを出力したことを確認し
た後、リカバリ操作部18に対して、そのファイル名を
ターミネイテッド/アボーテッドリカバリファイル73
3に上書きするように要求する。初期化手段17は、シ
ステムを立ち上げる際に、イグノアリカバリファイル7
34が作成されているか否かを見に行き、イグノアリカ
バリファイル734が作成されている場合、リカバリ処
理を行なわない。たとえば、システムダウンでなく、ゲ
ートウエイの初期立ち上げの場合、イグノアリカバリフ
ァイル734が作成されており、リカバリ処理は不要で
ある。
【0032】図8はゲートウエイを立ち上げる時にリカ
バリ処理を行なう際の説明図である。先ず、初期化手段
17は、リカバリファイル73内のイグノアリカバリフ
ァイル734が作成されているか否かを見る。イグノア
リカバリファイル734が作成されている場合には、リ
カバリ処理を行なわない。リカバリ処理を行なう場合に
は、リカバリ操作部18がスプールキューリカバリファ
イル731を検索し、スプールキューリカバリファイル
731の一番若いファイル名の位置までポインタを進め
る。すなわち、リカバリ操作部18は、ファイル6が、
図7に示されるように、ペンディングキューリカバリフ
ァイル732に書き出されているため、図8(イ)に示
すファイル名A15の位置で止まっているポインタを検
索する。そして、リカバリ操作部18は、ポインタの示
す位置以降のファイル7内の管理情報等を、図8(ロ)
に示すように、リカバリの対象としてスプールキューリ
カバリファイル731に繋げる。
【0033】次に、ペンディングキューリカバリ処理を
行なう場合を説明する。リカバリ操作部18は、ペンデ
ィングキューリカバリファイル732を検索し、ターミ
ネイテッド/アボーテッドリカバリファイル733内の
ファイル名の次の位置までポインタを進める。すなわ
ち、リカバリ操作部18は、ファイル4が、図7に示さ
れるように、ターミネイテッド/アボーテッドリカバリ
ファイル733に書き出されているため、図8(ハ)に
示すファイル名A13の位置で止まっているポインタを
検索する。そして、リカバリ操作部18は、ポインタの
示す位置以降のファイル5内の管理情報等を、図8
(ニ)に示すように、リカバリの対象としてペンディン
グキューリカバリファイル732に繋げる。上記のよう
に、プリントファイルの管理情報は、リカバリ操作部1
8によって、スプールのファイル内に格納されるため、
電源を落としても、立ち消えることがない。
【0034】図9(イ)ないし(へ)を参照しつつリカ
バリファイルの切り換えについて説明する。図9(イ)
ないし(へ)は本発明の一実施例におけるリカバリファ
イルの切り換えを説明するための図である。図9(イ)
ないし(へ)において、リカバリファイル「0」および
リカバリファイル「1」は、図7に示すリカバリファイ
ル73内に設けられている。 そして、リカバリファイ
ル「0」、「1」は、予め容量が設定されている。 た
とえば、図9(イ)に示すように、リカバリ操作部18
によって、リカバリファイル「0」から管理情報が書き
込まれる。図9(ロ)に示すように、リカバリファイル
「0」に書き込まれた管理情報の容量が予め設定された
容量を超えた場合には、図9(ハ)に示すように、リカ
バリファイル「1」に管理情報が書き込まれる。さら
に、リカバリ操作部18による管理情報の書き込みが進
み、図9(ニ)に示すように、リカバリファイル「1」
の容量を超えると、図9(ホ)に示すように、古い方の
リカバリファイル「0」の内容が削除される。そして、
図9(へ)に示すように、内容が削除されたリカバリフ
ァイル「0」に新たな管理情報が書き込まれる。以上の
ように、リカバリファイルを二つ設けておくことによ
り、リカバリファイルの大きさを指定でき、スプールが
オーバーフローするのを抑えることができる。なお、リ
カバリファイルの設定サイズは、ユーザの使用状況に応
じて任意に設定できる。
【0035】次に、本発明の他の実施例を説明する。図
10(イ)は本発明の第1実施例におけるプリントキュ
ーを説明するための図である。図10(ロ)は本発明の
第2実施例におけるプリントキューを説明するための図
である。なお、図10(イ)および(ロ)は、図1に記
載されたプリントキュー15を抜き出したものである。
そして、図10(イ)と(ロ)との相違は、ターミネイ
テッドキューと操作部とにある。図10(イ)に示す前
記実施例におけるプリントキュー15は、スプールキュ
ー152と、ペンディングキュー153と、ターミネイ
テッドキュー154と、アボーテッドキュー155と、
キャンセルキュー156とから構成されている。しか
し、上記第1実施例は、キューの順序を変更するといっ
た形のリカバリ機能がなかった。これに対して、図10
(ロ)に示すプリントキュー150は、スプールキュー
152と、ペンディングキュー153と、ターミネイテ
ッドキュー154′と、キャンセルキュー156とから
構成されている。そして、ターミネイテッドキュー15
4′は、プリントの正常終了、プリントの異常終了、あ
るいはプリントのキャンセルによる終了等が繋げられ
る。操作部151′には、たとえば後述するように、キ
ューを付け替えた修正時間を基にしてプリントキューの
管理情報をソートするソート手段151aが設けられて
いる。
【0036】また、上記第1実施例は、内部にあるキュ
ー毎に履歴を取っているので、終了したもののキューと
してターミネイテッドキュー154、アボーテッドキュ
ー155、キャンセルキュー156の3つのファイルを
管理する必要がある。さらに、プリントの開始および終
了時間等の管理情報に関するユーザのプリントデータ
は、図10(イ)に示すどのキューにも入らない。した
がって、このようなプリントに関する全体の履歴を見る
には、ターミネイテッドキュー154、アボーテッドキ
ュー155、キャンセルキュー156の3つのファイル
があるため、終了時間順にソートするのが難しい。
【0037】本発明の第2実施例は、図10の(イ)に
示す第1実施例のリカバリ機能を持たないという欠点を
除去するもので、図10(ロ)に示すように、プリント
ステータスとして、プリントジョブの終了、プリントの
正常終了、プリントの異常終了、あるいはプリントのキ
ャンセルによる終了をターミネイテッドキュー154′
に格納する。そして、ターミネイテッドキュー154′
に格納される管理情報中には、上記プリントステータス
の終了時間等の管理情報が追加される。図11は本発明
の第2実施例における管理情報の一例を説明するための
図である。図11において、管理情報には、たとえば、
file name1101、ネットワーク1に接続さ
れているホストコンピュータ2、3、・・・名とゲート
ウエイ7のスプール9およびユーザID1102、ファ
イル送信すべきプリンタID1103、送信プリンタを
変更する場合の変更前のプリンタID1104、ゲート
ウエイ7内における送信すべきプリンタID1105、
ゲートウエイ7内部における各処理の処理中、処理の終
了等を示すフラグ1106、プリント状態を示すどのキ
ューに繋がっているのかを示すキューID1107、次
のキューに対するポインタ1108、前のキューに対す
るポインタ1109、ゲートウエイ7内部におけるファ
イル名1110、ファイルの大きさ1111、ファイル
がゲートウエイ7に転送された時刻1112、ファイル
がプリンタに転送された時刻1113、ファイルがプリ
ント完了した時刻1114、ファイルのプリント処理結
果1115、プリントの終了結果情報1116、どのプ
ロトコルを使ってファイルが入って来たかを示すファイ
ルの出所1117、同報プリントの際にリファレンスに
記載されているプリント数を削除するファイル削除用カ
ウンタ1118が記載されている。特に、プリントの終
了結果情報1116には、プリントステータスとして、
たとえばプリントの正常終了、異常終了、あるいはスプ
ールキューでキャンセルされて終了等の区別、およびそ
の時間が記載されている。そして、図11に示す管理情
報の記入は、ゲートウエイ7内の操作部151によって
行なわれる。
【0038】以上のように、ターミネイテッドキュー1
54′における管理情報の中には、プリンタに関する時
刻が全て記載されているため、リカバリのファイルとし
て共用できる。たとえば電源が落ちた場合の立ち上げに
際し、プリントキュー150における操作部151′の
ソート手段151aは、ターミネイテッドキュー15
4′における管理情報の中のプリンタに関する時刻をソ
ートすることによって、電源の落ちる前の状態を再現で
きる。ソート手段151aは、たとえば時刻の大小関係
を整列するアルゴリズムからなる。また、前記管理情報
は、テキストではなくバイナリのファイルとして保持さ
れており、前記操作部151′によって、キューに追加
するときもバイナリのままファイルに書き足すことがで
きる。したがって、管理情報は、効率良くディスクに格
納され、プリンタによって表示する際も、容易に表示し
たい項目を選択することができる。
【0039】第2実施例は、マルチプリンタに対応する
ため、プリンタそれぞれにひとつのディレクトリが用意
される。たとえば、 「/usr/gw/recovery/printer
1」 「/usr/gw/recovery/printer
2」 そして、出力プリンタを変更する場合、たとえばあるプ
リントジョブをプリンター1からプリンター2に出力先
を変更したい場合、「/usr/gw/recover
y/printer1」の下からそのプリントジョブを
削除し、「/usr/gw/recovery/pri
nter2」の下にタイムスタンプを一番新しく追加す
る。
【0040】プリント順序に変更があった場合のリカバ
リ方法を説明する。図12は本発明の第2実施例である
ファイルの修正時刻を付け直す場合を説明するための図
である。ユーザから同じプリンタに対するプリント順序
の変更があった場合、操作部151は、管理情報に記載
されている時刻をスプールファイルにキューイングされ
ている順に変更すると共に、リカバリファリルのファイ
ルに修正時刻を付け直す。たとえば、図12(イ)に示
すようにファイル1からファイル5は、修正された時間
順に管理されている。たとえば今2番目のファイル2と
3番目のファイル3の間に5番目のファイル5をいれて
順番を変更したい場合、5番目のファイル5の作成時間
を2番目のファイル2と3番目のファイル3との作成時
間の間の時刻に変更するのではなく、実際にキューイン
グされているファイルの順番に新たな時間を割当てる。
すなわち、図12(ロ)に示すように、ファイルを変更
したい順番に変更した後、最初のファイルから順に新た
な時間を割り当てる。したがって、プリント順序に変更
があっても、プリントの再開に際し、プリントの順序
は、リカバリファイル内に格納されている変更後の順序
によって行なわれる。
【0041】図13は本発明の第2実施例となる各プロ
トコルに対応したコネクションの状態を保持しているフ
ァイルを示す。データ送受信部10では、図13に示す
ような各プロトコルに対応したコネクションの状態を保
持しているファイルを作成する。そして、このファイル
は、リカバリファイルとして保持される。たとえば、フ
ァイル転送中にシステムダウンした場合、途中までリト
リーブしてきたファイルは削除される。クライアントに
は、途中で転送が失敗した旨を知らせるエラーを返す。
ファイルが転送された後にシステムダウンした場合、再
起動の際にリカバリファイルによってキュー状態に回復
させる。したがって、図13に示すような、各プロトコ
ルに対応したコネクションのステータスを持つことによ
って、コネクションに関するリカバリを簡単に行なえ
る。
【0042】以上詳述したように、本実施例におけるゲ
ートウエイは、プロトコルの異なるホストコンピュータ
あるいはプリンタをネットワークに接続した場合を説明
したが、同じプロトコルであっても、本実施例のような
ゲートウエイを備えていると、プリント状態およびプリ
ンタの状態を知ることができると共に、システムダウン
後の立ち上げ時に、システムダウン前と同様に作業が再
開される。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、プリントキューは、要
求されたプリンタに対応していると共に、スプールキュ
ーあるいはペンディングキューに別れているため、電源
断、あるいはシステムダウン後のゲートウエイ立ち上げ
時に、電源断、あるいはシステムダウン時前のキュー状
態に回復させることができる。したがって、プリントフ
ァイルの紛失やプリントファイルの二重出力が無くな
り、ホストコンピュータからゲートウエイへの再送信を
行なうことなく、システムダウン前の状態が再開でき
る。
【0044】本発明によれば、プリントキューにおける
管理情報が修正時間を基にしてソートされるため、リカ
バリファイルとして利用できると共に、プリント順の変
更を簡単に行なえる。本発明によれば、プリントキュー
における管理情報にプリンタの終了ステータス情報が付
与されているため、マルチプリンタとした際のリカバリ
ファイルとして利用しても、プリンタ毎のプリント終了
状態を正確に再現できる。本発明によれば、プリントキ
ューにおける管理情報にプリントに関する履歴がその都
度修正されて記載されるため、プリント情報を簡単に管
理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明における一実施例を説明するためのブ
ロック構成図である。
【図2】 本発明における実施例の送信プロセスとプリ
ンタとの関係を説明するための図である。
【図3】 本発明における実施例のプリントキューを説
明するための図である。
【図4】 フリーキューから空き管理情報を取り出し
て、スプールキューに管理情報を書き込む際の説明図で
ある。
【図5】 管理情報をスプールキューからペンディング
キューに付け替える際の説明図である。
【図6】 管理情報をペンディングキューからターミネ
イテッドキューに付け替える際の説明図である。
【図7】 本発明における一実施例であるスプールに格
納されるプリントファイルおよびリカバリファイルを説
明するための図である。
【図8】 ゲートウエイを立ち上げる時にリカバリ処理
を行なう際の説明図である。
【図9】 (イ)ないし(へ)は本発明の一実施例にお
けるリカバリファイルの切り換えを説明するための図で
ある。
【図10】 (イ)は本発明の第1実施例におけるプリ
ントキューを説明するための図である。(ロ)は本発明
の第2実施例におけるプリントキューを説明するための
図である。
【図11】 本発明の第2実施例における管理情報の一
例を説明するための図である。
【図12】 本発明の第2実施例であるファイルの修正
時刻を付け直す場合を説明するための図である。
【図13】 本発明の第2実施例となる各プロトコルに
対応したコネクションの状態を保持しているファイルを
示す。
【図14】 従来例におけるネットワークに接続された
ゲートウエイの説明図である。
【図15】 従来例における送受信プロセス、プリント
キュー、およびプリンタの関係を説明するための図であ
る。
【図16】 従来例におけるキューイングの例を示す図
である。
【符号の説明】
1・・・ネットワーク 8・・・コン
ソール 2、3・・・ホストコンピュータ 9・・・スプ
ール 5、6・・・プリンタ 10・・・デ
ータ送受信部 7・・・ゲートウエイ 11・・・TCP/IP/FTPプロトコル 12、12′、12″、・・・受信プロセス 13・・・XNSプロトコル 14、14′、14″、・・・送信プロセス 15・・・プリントキュー 150・・・プリントキュー 151、151′・・・操作部 151a・・・ソート手段 152・・・スプールキュー 153・・・・ペンディングキュ− 154、154′・・・ターミネイテッドキュー 155・・・アボーテッドキュー 156・・・キャンセルキュー 16・・・コンソールコマンド処理部 17・・・初期化手段 18・・・リカバリ操作部 71・・・プリントファイル 73・・・リカバリファイル 731・・・スプールキューリカバリファイル 732・・・ペンディングキューリカバリファイル 733・・・ターミネイテッド/アボーテッドリカバリ
ファイル 734・・・イグノアリカバリファイル

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデータ処理装置と少なくとも一つ
    のプリンタとが伝送媒体上に接続されているネットワー
    クプリント制御システムにおいて、 当該伝送媒体に対してインタフェースを介して接続さ
    れ、データを送受信するデータ送受信手段と、 当該データ送受信手段によって受信したコマンドを解析
    し、この解析されたコマンドにしたがって認識されたプ
    リンタにそれぞれ対応するプリントキューに前記データ
    の管理情報をキューイングすると共に、前記データのプ
    リントファイルを格納する処理を行なう受信処理手段
    と、 プリンタに対応したプリントキューにキューイングした
    管理情報およびプリントファイルを対応したプリンタに
    送信する送信処理手段と、 前記プリントキューの管理情報をファイルに追加して書
    き込むと共に、システムの立ち上げ時に前記追加して書
    き込まれた管理情報を読み出し、所定のプリントキュー
    にキューイング状態を回復させるリカバリ操作手段と、 からなるゲートウエイを備えたことを特徴とするネット
    ワークプリント制御システム。
  2. 【請求項2】 前記プリントキューは、プリントキュー
    の管理情報をスプールする第1のキューと、プリントの
    ペンディング状態をキューイングする第2のキューと、
    プリントの正常終了、プリントの異常終了、プリントの
    キャンセル情報からなる第3のキューとから構成され、
    かつ前記プリントキューにおける管理情報は、プリント
    状態を修正した時に、そのキューを付け替える操作部に
    設けられたソート手段により、キューを付け替えた修正
    時間を基にしてソートされることを特徴とする請求項1
    記載のネットワークプリント制御システム。
  3. 【請求項3】 前記プリントキューにおける管理情報に
    は、プリントの終了ステータス情報が付与されているこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2記載のネットワ
    ークプリント制御システム。
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