JP3151926B2 - シート給送装置の給紙ローラ - Google Patents

シート給送装置の給紙ローラ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数枚積層された紙ま
たはフィルム等のシートを1枚ずつ分離して給送するシ
ート給送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機やプリンタにおいては、複数枚積
層されたシートを1枚ずつ分離して給送するシート給送
装置が装備されている。複写機やプリンタは、通常は紙
を用いているが、時には透明フィルムなども用いるの
で、これらを総称してシートと呼ぶことにする。
【0003】最初に、従来技術によるシート給送装置を
装備したプリンタについて説明する。
【0004】図10はプリンタの断面図である。1はプ
リンタ本体であり、内部は後述するシート給送装置のほ
かに以下の装置により構成されている。記録体12は帯
電装置11により表面に帯電させられ、露光装置13に
より光情報が照射されて静電潜像が形成される。14は
記録体12の表面に現像剤を供給して上記静電潜像を可
視像化する現像装置である。一方、積層シート4から給
紙ローラ2、搬送ローラ7により、記録体12の表面に
密着するようにシート4cが搬送され、転写装置17に
より上記記録体12上の可視像がシート4c上に転写さ
れる。18は上記シート上の可視像をシートに定着させ
る定着装置であり、定着されたシートは、排紙装置19
によりプリンタの外部に排出される。20は記録体12
上の可視像をシートに転写した後、なお記録体12の上
に残留している現像剤を除去するためのクリーニング装
置である。上記に説明した装置群を、以降一括総称して
画像形成装置と呼ぶ。
【0005】次に、従来のシート給送装置について説明
する。シート給送装置は、プリンタ本体1に積層シート
4をセットするカセット8と、上記カセット8の先端に
配置された給紙ローラ2と、給紙ローラ2に対向して配
置された捌きパッド3と、捌きパッド3と積層シート4
をそれぞれ給紙ローラ2に押圧する押圧バネ5と6とよ
り構成されている。給紙ローラ2は通常は最上シート4
aのみを送り出すが、時として複数枚のシートを送り出
すことがある。このように複数枚のシートが送り出され
たときに、捌きパッド3は最上シート4a以外のシート
に裏面から摩擦によるブレーキをかけて、送り出しを防
止する役目を果たすものである。
【0006】次に、給紙ローラ2と捌きパッド3の構成
について説明する。図11は従来のシート給送装置の給
紙ローラと捌きパッド3の斜視図、図12は上記従来例
における給紙ローラ2の断面図である。図に示すように
給紙ローラ2は、回転軸2dに固定されている芯部2c
と、上記芯部2cの周囲に形成された半月形ゴムローラ
2aと、回転軸2dの同軸上で半月形ゴムローラ2aの
両端に配置されて回転軸に対し回転可能な突き当てコロ
2bとで構成される。
【0007】図12で明らかなように、上記半月形ゴム
ローラ2aは角αの分だけ外周が切り落とされた陥没部
2zを有しており、図12の角βの分だけしか外周部2
pが残されていない。上記回転軸2dの回転と共に半月
形ゴムローラ2aが矢印A方向に回転するとき、半月形
ゴムローラ2aの外周部2pの先端2xが積層シート4
の最上シートと接触を始め、外周部2pの後端2yで接
触を終わる。もちろん角αと角βの関係はβ=360度
−αである。
【0008】回転軸2dが回転すると半月形ゴムローラ
2aは回転軸2dと共に回転するが、突き当てコロ2b
は回転軸2dに対し回転自由であるため回転しない。ま
た図12に示すように突き当てコロ2bの外径D1は、
半月形ゴムローラ2aの外径C1より小さく構成されて
いる。捌きパッド3が押圧バネ5により上記の給紙ロー
ラ2の方向に押圧されると、捌きパッド3は半月形ゴム
ローラ2aの外周部2pをくぼませて、捌きパッド3と
半月形ゴムローラ2aの外周部2pとの間に押圧力を発
生させるが、捌きパッド3が突き当てコロ2bに突き当
たるとそれ以上は半月形ゴムローラ2aの外周部2pは
くぼまないので、これにより捌きパッド3と半月形ゴム
ローラ2aの外周部2pとの間の押圧力は一定になるよ
うに規制されている。
【0009】以上のように構成された従来のシート装置
について、以下その動作を説明する。
【0010】(1)図10に示す状態がシート給送装置
のスタンバイ状態である。この状態では給紙ローラ2の
半月形ゴムローラ2aの陥没部2zが積層シート4に対
向している。また上述したように捌きパッド3は突き当
てコロ2bに突き当たっているが、半月形ゴムローラ2
aの陥没部2zと対向しているので、半月形ゴムローラ
2aの外周部2pとは接触していない。
【0011】(2)前述した画像形成装置により画像が
記録体12上に形成されると、制御部(図示せず)から
積層シート4の最上シートを送り出す給紙命令が出力さ
れる。
【0012】(3)上記給紙命令により、給紙ローラ2
は矢印A方向に1回転だけ回転し再び元のスタンバイ状
態に戻る。この1回転動作中に積層シート4の最上シー
ト4aが送り出されて、搬送ローラ7まで搬送され一旦
待機する。その後、上記記録体12上の画像の先端位置
とシートの先端位置とが合致するようなタイミングで搬
送ローラ7から送り出される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のシート給送装置は、シートを2枚以上重ねた状態で搬
送ローラ7まで送り出すいわゆる「重送」が発生する確
率の高いものであった。以下に「重送」が発生する場合
のプロセスについて説明する。図13(a)、図13
(b)は重送が発生する場合の説明図である。
【0014】上述したように給紙命令が出ると半月形ゴ
ムローラ2aは矢印A方向に回転を始め、図13(a)
に示すように半月形ゴムローラ2aの外周部2pの先端
2xが最初に積層シート4の最上シート4aに接触す
る。この時の接触位置は最上シート4aの先端から少し
後方に戻った位置である。そして半月形ゴムローラ2a
とシートとの間の摩擦力によりシートを送り出す。この
時、半月形ゴムローラ2aが図13(a)の最上シート
4aの1枚だけを送り出せば問題がないのであるが、も
し4a,4bで示すように2枚以上送り出した場合が重
送のきっかけになる。本来は2枚以上送り出しても、上
述したように最上シート4a以外のシート4bには捌き
パッド3により裏面からブレーキがかけられるので結果
として最上シート4aのみが送り出される筈である。し
かし上述したように半月形ゴムローラ2aの外周部の先
端2xから外周部の後端2yまでの角度αの間は陥没部
2zとなっている。したがって送り出された複数枚は、
捌きパッド3によって下方から押し上げられ図13
(a)に示すように上記の陥没部2zの中に進入する。
そうすると捌きパッド3の上記複数枚のシートの裏面と
の接触圧力が弱くなり、したがってブレーキ力が弱くな
る。その結果、図13(b)に示すようにシート4bが
シート4aと重なったまま搬送ローラ7へ送り出される
ことになる。これが「重送」のプロセスである。
【0015】本発明は上述した重送が発生しないシート
給送装置の給紙ローラを提供することを目的としてい
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、積層シートを収容したカセットの先端に配
置された給紙ローラと、上記給紙ローラに対向して配置
され上記給紙ローラに向い押圧力が加えられている捌き
パッドとより構成され、上記給紙ローラが上記カセット
の最上のシートと当接しつつ回転することにより上記最
上シートに摩擦による送出力を加え、上記捌きパッドが
最上シート以外のシートの裏面から摩擦によるブレーキ
力を作用させることにより上記最上シートの1枚のみを
給送するシート給送装置において、上記給紙ローラは、
回転軸に固定された半月形ゴムローラと、上記回転軸に
回転自由で上記半月形ゴムローラの両端に配置された突
き当てコロとより構成され、上記半月形ゴムローラは、
上記最上のシートと当接する外周部と、上記外周部の一
部が切り落とされた陥没部とより形成され、上記陥没部
の上記半月形ゴムローラの回転方向上流側のみ最外周
の径が上記突き当てコロの径より小さい上記最上のシー
トが上記陥没部に進入するのを防止するための突起部を
設けたものである。
【0017】
【作用】本発明は上記した構成により、半月形ゴムロー
ラの陥没部に突起部を設けて送り出されたシートが陥没
部に進入することを防いでいるので、最上シート以外の
シートに対する捌きパッドのブーキ力を十分効果を発揮
させることができ、したがって重送が発生する確率を極
めて小さくすることができる。
【0018】
【実施例】本発明の一実施例におけるシート給送装置と
画像形成装置との関係は、図10において説明した従来
例と同じであるので説明を省略する。また本発明の一実
施例におけるシート給送装置の構成は、図10および図
11において説明した従来例のシート給送装置と同じ部
品で構成されているので説明を省略する。
【0019】本発明が、従来のシート給送装置と異なっ
ている点は給紙ローラの構造である。
【0020】次に本発明の第1実施例における給紙ロー
ラについて説明する。図1は本発明の第1実施例におけ
る給紙ローラ2の断面図、図2は上記給紙ローラを構成
する半月形ゴムローラ2aの斜視図である。図1に示す
ように本発明の第1実施例の給紙ローラ部2は従来例と
同様に、回転軸2dに固定された芯部2cと、上記芯部
2cのまわりに形成された半月形ゴムローラ2aと、回
転軸2dの同軸上に半月形ゴムローラ2aの両端に配置
された突き当てコロ2bとより構成されている。また図
1で明らかなように、半月形ゴムローラ2aは角αの分
だけ外周が切り落とされていて、図1の角βの分だけし
か外周部2pが残されていない。この点も従来例の図1
2と同じである。しかし図1に示すように本発明の第1
実施例の半月形ゴムローラ2aにおいては、陥没部2z
に外周部2pの先端2xから矢印Aの進行方向に角度θ
で示す間に突起部2fが設けられている。また突起部2
fの最外周の位置は、突き当てコロ2bの外周より寸法
Bで示す分だけ内側にある。半月形ゴムローラ2aの外
周は突き当てコロ2bの外周より大きいから、したがっ
て突起部2fの外周は、半月形ゴムローラ2aの外周部
2pからは寸法Cで示す分だけ内側にある。このため、
上記回転軸2dの回転と共に半月形ゴムローラ2aが矢
印A方向に回転するとき、積層シート4の最上シートと
最初に接触を始めるのは図1の外周部2pの先端2xで
ある。
【0021】図3(a)に給紙命令により上記半月形ゴ
ムローラ2aが回転を始めた状態を示している。上述し
たように半月形ゴムローラ2aの外周部2pの先端2x
が積層シート4の最上シート4aに最初に接触し、摩擦
力により上記最上シート4aを送り出している。このと
き上記の突起部2fは最上シート4aの進行方向に、よ
り進んだ位置を占めていて、最上シート4aが陥没部2
zに進入するのを防止している。これにより捌きパッド
3のシートに対するブレーキ力は十分効果を発揮するこ
とができる。したがってもしこの時、最上シート4aだ
けでなく複数枚のシートが送り出されても、捌きパッド
3のブレーキ力によりそれ以上送り出されるのが防止さ
れる。その結果、図3(b)に示すように最上シート4
aのみが確実に送り出されることとなる。
【0022】次に本発明の第2実施例のシート給送装置
の給紙ローラについて図4〜図6を参照しながら説明す
る。
【0023】図4は本発明の第2実施例における給紙ロ
ーラ部2の断面図、図5は上記給紙ローラを構成する半
月形ゴムローラ2aの斜視図である。
【0024】図5(b)に示すように、係合爪2kを有
するガイド部材2hを用意し、上記係合爪2kを半月形
ゴムローラ2aの芯部2cの孔2eにはめる。この結
果、図4の断面図に示すように、半月形ゴムローラ2a
の陥没部2zに外周部2pの先端2xから矢印Aの進行
方向に角度θで示す間にガイド部材2hによる突起部が
存在することになる。第1実施例と同様に、上記ガイド
部材2hの最外周は、突き当てコロ2bの外周より寸法
Bだけ、半月形ゴムローラ2aの外周からは寸法Cで示
す分だけ内側にある。このため回転軸2dの回転と共に
半月形ゴムローラ2aが矢印A方向に回転するとき、積
層シート4の最上シートと最初に接触を始めるのは外周
部2pの先端2xであることは従来例と同様である。ま
たガイド部材2hの材料としてはシートとの摩擦係数が
できるだけ小さい材料を選ぶのがよい。
【0025】図6(a)に、給紙命令により上記半月形
ゴムローラ2aが動作を始めた状態を示している。上述
したように半月形ゴムローラ2aの外周部2pの先端2
xが積層シート4の最上シート4aに最初に接触し、摩
擦力により上記最上シート4aを送り出している。この
とき上記のガイド部材2hは最上シート4aの進行方向
により進んだ位置を占めていて、第1実施例と同様に最
上シート4aが陥没部2zに進入するのを防止してい
る。これにより捌きパッド3のシートに対するブレーキ
力は十分効果を発揮することができる。したがってもし
この時、最上シート4aだけでなく複数枚のシートが送
り出されても、捌きパッド3のブレーキ力によりそれ以
上送り出されるのが防止される。その結果、図6(b)
に示すように最上シート4aのみが確実に送り出される
こととなる。
【0026】上述した第2実施例においては、半月形ゴ
ムローラ2aの外周部2pはシートとの摩擦係数が大き
い方が望ましいが、ガイド部材2hの役割はシートが半
月形ゴムローラ2aの陥没部2zに進入することである
から、ガイド部材2hとシートとの摩擦係数は小さい方
が望ましい。第2実施例においては半月形ゴムローラ2
aの外周部2pとガイド部材2hとを異なった材料にす
ることができるから、場所に応じて最も適切な材料で構
成することができる。
【0027】次に本発明の第3実施例のシート給送装置
の給紙ローラについて図7〜図9を参照しながら説明す
る。
【0028】図7は本発明の第3実施例における給紙ロ
ーラの断面図、図8は上記給紙ローラを構成する半月形
ゴムローラの斜視図である。
【0029】図7に示すように本発明の第3実施例の半
月形ゴムローラ2aにおいても、陥没部2zに外周部2
pの先端2xから矢印Aの進行方向に角度θで示す間に
突起部2fが設けられている。さらに上記突起部2fの
外周には摩擦係数の小さいフィルム(例えばテフロンフ
ィルム)2mが貼着されている。そして上記フィルム2
mが貼着された突起部2fの外周は、突き当てコロ2b
の外周より寸法Bで示す分だけ内側にある。したがって
外周部2pからは寸法Cで示す分だけ内側にある。この
ため、上記回転軸2dの回転と共に半月形ゴムローラ2
aが矢印A方向に回転するとき、積層シート4の最上シ
ートと最初に接触を始めるのは図7の外周部2pの先端
2xである。
【0030】図9(a)に給紙命令により上記第3実施
例の半月形ゴムローラ2aが動作を始めた状態を示して
いる。上述したように第3実施例の半月形ゴムローラ2
aの外周部2pの先端2xが積層シート4の最上シート
4aに最初に接触し、摩擦力により上記最上シート4a
を送り出している。このとき上記の突起部2fおよびフ
ィルム2mは最上シート4aの進行方向に、より進んだ
位置を占めていて、第1実施例と同様に最上シート4a
が陥没部2zに進入するのを防止している。これにより
捌きパッド3のシートに対するブレーキ力は十分効果を
発揮することができる。したがってもしこの時、最上シ
ート4aだけでなく複数枚のシートが送り出されても、
捌きパッド3のブレーキ力によりそれ以上送り出される
のが防止される。その結果、図9(b)に示すように最
上シート4aのみが確実に送り出されることとなる。
【0031】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば半月形ゴムローラの陥没部に突起部を設け、
送り出されたシートが陥没部に進入することを防いでい
るので、最上シート以外のシートに対する捌きパッドの
ブレーキ力を十分効果を発揮させることができ、したが
って重送が発生する確率を極めて小さくすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における給紙ローラの断面
【図2】本発明の第1実施例における給紙ローラを構成
する半月形ゴムローラの斜視図
【図3】本発明の第1実施例における給紙ローラを用い
たシート給送装置の動作説明図
【図4】本発明の第2実施例における給紙ローラの断面
【図5】本発明の第2実施例における給紙ローラを構成
する半月形ゴムローラの斜視図
【図6】本発明の第2実施例における給紙ローラを用い
たシート給送装置の動作説明図
【図7】本発明の第3実施例における給紙ローラの断面
【図8】本発明の第3実施例における給紙ローラを構成
する半月形ゴムローラの斜視図
【図9】本発明の第3実施例における給紙ローラを用い
たシート給送装置の動作説明図
【図10】本発明および従来例のシート給送装置を装備
したプリンタの断面図
【図11】本発明および従来例のシート給送装置におけ
る給紙ローラと捌きパッドの斜視図
【図12】従来例における給紙ローラの断面図
【図13】従来例における給紙ローラを用いたシート給
送装置の動作説明図
【符号の説明】 2 給紙ローラ 2a 半月形ゴムローラ 2b 突き当てコロ 2c 芯部 2d 回転軸 2e 孔 2f 突起部 2g 突起部の先端 2h ガイド部材 2k 係合爪 2m フィルム 2p 外周部 2z 陥没部 2x 外周部の先端 2y 外周部の後端 3 捌きパッド 4 積層シート 8 カセット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 1/00 - 3/68

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積層シートを収容したカセットの先端に
    配置された給紙ローラと、上記給紙ローラに対向して配
    置され上記給紙ローラに向い押圧力が加えられている捌
    きパッドとより構成され、上記給紙ローラが上記カセッ
    トの最上のシートと当接しつつ回転することにより上記
    最上シートに摩擦による送出力を加え、上記捌きパッド
    が上記最上シート以外のシートの裏面から摩擦によるブ
    レーキ力を作用させることにより上記最上シートの1枚
    のみを給送するシート給送装置において、上記給紙ロー
    ラは、回転軸に固定された半月形ゴムローラと、上記回
    転軸に回転自由で上記半月形ゴムローラの両端に配置さ
    れた突き当てコロとにより構成され、上記半月形ゴムロ
    ーラは、上記最上のシートと当接する外周部と、上記外
    周部の一部が切り落とされた陥没部とより形成され、上
    記陥没部の上記半月形ゴムローラの回転方向上流側
    み上記最上のシートが上記陥没部に進入するのを防止す
    るための突起部を設け、上記突起部の最外周の径が上記
    突き当てコロの径より小さいシート給送装置の給紙ロー
    ラ。
  2. 【請求項2】 シートとの摩擦係数が小さい材料で作ら
    れた突起部を有する請求項1記載のシート給送装置の給
    紙ローラ。
  3. 【請求項3】 シートとの摩擦係数が小さい材料で作ら
    れたガイド部材の両端に係合爪を設け、上記係合爪を半
    月形ゴムローラを回転軸に固定する芯部に設けた孔に係
    合させることにより半月形ゴムローラの陥没部における
    突起部とした請求項1記載のシート給送装置の給紙ロー
    ラ。
  4. 【請求項4】 陥没部に設けた突起部の外周に、シート
    との摩擦係数が小さい材料で作られたフィルムを貼着し
    た請求項1記載のシート給送装置の給紙ローラ。
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