JP3151906B2 - ロボットシステムにおけるハンドリング方法 - Google Patents

ロボットシステムにおけるハンドリング方法

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JP3151906B2
JP3151906B2 JP01616492A JP1616492A JP3151906B2 JP 3151906 B2 JP3151906 B2 JP 3151906B2 JP 01616492 A JP01616492 A JP 01616492A JP 1616492 A JP1616492 A JP 1616492A JP 3151906 B2 JP3151906 B2 JP 3151906B2
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常悦 高橋
清秀 阿部
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はロボットシステムにおけ
るハンドリング方法に関し、ワークの映像情報を処理す
る画像処理装置を有するロボットシステムに適用して有
用なものである。
【0002】
【従来の技術】鋳物のバリ取りを行なうロボットシステ
ムとして画像処理装置とロボットとを組合せたものが提
案されている(例えば、日本産業用ロボット工業会、ロ
ボットNo. 81 第32頁〜第37頁「鋳バリ取りロボ
ットと適用例」)。
【0003】この種のロボットシステムは、バリ取り作
業のワークであるパレット上に任意に載置された鋳物
を、カメラで撮影し、このカメラが送出する映像情報を
画像処理装置で処理することによりワークの位置姿勢を
認識し、この値をロボット座標に変換してロボットに送
信する。このことによりロボットは前記値を基にワーク
を把持し、研磨機によりバリを取るように構成してあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術におい
て、ワークの位置姿勢は、ワークの1個がカメラの視野
に入るような状態で検出している。これは、パレットに
ランダムに載置された複数のワークを1視野中で撮影す
ると計測精度が荒くなり、特にワーク同志が接触してい
る場合には、ワークの外周円等、検出すべき部位を検出
することができないからであるが、このようにワークを
1個づつカメラの視野に入れてワークの位置姿勢を検出
する場合には、パレットの所定位置に1個づつワークを
搬入しなければならず、多くのワークがパレット上にラ
ンダムに載置されている場合に対応できないという不便
がある。
【0005】本発明は、上記従来技術に鑑み、パレット
上に多くのワークがランダムに載置されている場合でも
良好に所定のデータを得ることができるロボットシステ
ムにおけるハンドリング方法を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成する本
発明の構成は、撮像手段を介して取り込んだワークの映
像情報を処理する画像処理装置と、この画像処理装置の
処理データに基づきロボットを制御するロボットコント
ローラとを有するロボットシステムにおけるハンドリン
グ方法において、パレット上に載置した複数のワークを
撮影する第1の撮像手段を介して取り込んだワークの映
像情報を処理して得られる特定の1個のワークの位置情
報に基づきロボットのハンドでこの特定のワークを把持
し、この状態でワークを計測箱の挿入口からこの計測箱
の内部に挿入するとともに、ロボットのハンドに装着し
た閉塞部材で前記挿入口を閉塞してワークを計測箱内に
密閉し、さらにこの計測箱内に配設した第2の撮像手段
光源からの光の照射の下でワークを撮影し、この撮影
に伴なうワークの形状に関する映像情報を前記画像処理
装置で処理してワークの型違いを検出するようにしたこ
とを特徴とする。
【0007】
【作用】上記構成の本発明によれば、第1の撮像手段の
映像情報に基づきパンフレット上にランダムに多数載置
されたワークの特定の1個をロボットのハンドで把持
し、このワークを計測箱内に挿入して第2の撮像手段で
撮影し、この第2の撮像手段の映像情報に基づきワーク
に関する所定のデータを得る。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づき詳細に説
明する。
【0009】図1は本発明の実施例を実現するロボット
システムを示すブロック線図である。同図に示すよう
に、ロボット1はロボットコントローラ2によりその動
作を制御されて所定の動作を行なう。画像処理装置3は
第1の撮像手段であるカメラ4及び第2の撮像手段であ
るカメラ5,6が送出する映像情報に基づき所定の画像
処理を行ない、その結果をロボットコントローラ2及び
モニタ7に送出する。パレット8は、光の反射を可及的
に少なくするための黒色の平板であるゴム板8aを介し
てワーク13(図1にはロボット1のロボットアーム1
aで把持した状態を示している)を載置する水平面を有
する台で、その水平面上のワーク13は照明9で照らす
ように構成してある。前記カメラ4はパレット8の上方
に配設してあり、したがってこのパレット8に載置され
たワーク13の平面的な映像を撮影するように構成して
ある。また、カメラ5,6は、先端部に照明10,11
がそれぞれ取り付けてあり、それぞれのレンズの光軸が
直交するよう計測箱12内に配設してある。すなわち、
カメラ5,6は直交する二平面に投影されるワーク13
の像を撮影する。
【0010】前記ロボット1はそのロボットハンド1a
でワーク13を把持して所定の作業を行なうのである
が、その1つに計測箱12にワークを挿入してカメラ
5,6による映像情報の採取に資する作業がある。この
作業のためロボットハンド1aは、図2(a)に示す計
測箱12の開口部である挿入口12aを閉塞する平板状
の閉塞部材14を把持している。かくして、ロボット1
はそのロボットハンド1aでワーク13を把持し、図2
(a)に示すように、挿入口12aを介してワーク13
を計測箱12内に挿入するとともに閉塞部材14で挿入
口12aを閉塞する。この結果形成される外部からの光
を遮断した図2(b)に示す密閉状態で、照明10,1
1の光によりカメラ5,6を用いてワーク13の映像情
報を採取する。
【0011】上記ロボットシステムにより実現するハン
ドリング方法は次の通りである。
【0012】パレット8のゴム板8a上にはワーク13
がランダムに載置してある。このワーク13には大,
中,小がある。
【0013】ロボットコントローラ2から画像処理装置
3に対してワーク13の大,中,小の指令を送信する。
このとき、パレット8上にワーク13がなければ、画像
処理装置3はロボットコントローラ2に対して終了を送
信する。正常な場合、ロボットコントローラ2からハン
ドリング要求を画像処理装置3に対して送信する。
【0014】画像処理装置3はカメラ4の映像情報を処
理してワーク13の位置を計測し、水平面内のX,Y方
向の移動量をロボットコントローラ2に送信し、ロボッ
ト1に(X,Y)でハンドリング(後に詳述する)を行
ない、計測箱12にワーク13を挿入する。
【0015】その後閉塞部材14で計測箱12の挿入口
12aを閉塞し、図2(b)に示すような密閉状態とし
てロボットコントローラ2からの計測指令でカメラ5に
より角度計測(後に詳述する)を行ない、ワーク13を
ロボット1の正規の角度に回転させる。
【0016】次に、同様の密閉状態でカメラ6によりワ
ーク13の側面から型違いを検査し(後に詳述する)、
正常の場合、通常のパレタイズを行なう一方、型違いの
場合、排出を行なう。
【0017】かかる一連の動作をロボット1側と画像処
理装置3側とに分けて表わしたのが図3及び図4に示す
フローチャートである。
【0018】前述のハンドリング(概略計測)、角度計
測及び型違い検査の具体的な内容は次の通りである。
【0019】 ハンドリング(概略計測) 画像処理装置3は、カメラ1でパンフレット8のゴム板
8aの全体を撮影し、このときの映像情報に基づきワー
ク13の(X,Y)座標を計測する。さらに詳言する
と、映像情報を2値化し、ロボット1によるワーク13
の把持部である円筒部の重心を求める。図5はカメラ1
で撮影したゴム板8a上のワーク13(本例では7個)
を示す平面図である。同図中、13aはワーク13の円
筒部、Gは重心である。
【0020】 角度計測 ロボット1はハンド中心(把持中心)をカメラ5の中心
(光軸上)に移動させる。このことにより、図6に示す
ように、画面中心(X0 ,Y0 )にワーク13の円筒部
13aが位置したことになるので、画面中心(X0 ,Y
0 )より放射状に計測ラインl1 ,l2 ,l3 を引き、
外周円cの中心の座標(a,b)を求め、この中心の座
標(a,b)と前記画面中心(X0 ,Y0 )から角度θ
を計算する。すなわち、図6において、外周円cと計測
ラインl1 ,l2 ,l3 の交点である計測点の座標を
(X1 ,Y1 )、(X2 ,Y2 )、(X3 ,Y3 )とす
ると、円の方程式(X+a)2 +(Y+b)2 =R2
基づき外周円cの中心の座標(a,b)を計算すること
ができる。次に、画面中心(X0 ,Y0 )と座標(a,
b)とに基づき角度θは、θ=tan -1(Y0 −b/X0
−a)として計算できる。
【0021】したがって、角度θは、画面中心(X0
0 )と座標(a,b)とに基づき、θ=tan -1(Y0
−b/X0 −a)として計算できる。
【0022】さらに、計測結果を安定させるため、計測
ラインl1 〜l3 の角度を変えて同様の計測処理をし、
異常な計測点を除去するようにしても良い。また、外周
円cの中心は外周の境界追跡を行ない重心を求めること
によっても計測可能である。
【0023】 型違い検査 カメラ6によりワーク13の側面からの映像を撮影し、
この映像情報を画像処理装置3で処理することにより同
種類で型違いワーク13の検査を行なう。すなわち、図
7に示すように、例えば特定エリア(図中の斜線部)E
の面積を比較することによりワーク13が型違いである
か否かを判別する。このときワーク13はロボット1に
より回転することができるので、360°回転した全範
囲で前記面積を検査する。
【0024】上記実施例によればワークの同種型違いの
判別を容易に実施し得る。
【0025】
【発明の効果】以上実施例とともに具体的に説明したよ
うに、本発明によれば、パレット上にランダムに載置さ
れた複数のワークのハンドリングが可能となる。また、
各種の測定を密閉した計測箱内で撮影した映像情報に基
づき行なうことができるので、この場合には外乱等の影
響を受けることがない安定した計測を行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を実現するロボットシステムを
示すブロック線図である。
【図2】本実施例における計測時の態様を示す説明図で
ある。
【図3】本実施例を示すフローチャートの前半部分であ
る。
【図4】本実施例を示すフローチャートの後半部分であ
る。
【図5】カメラで撮影したパレット上の平面的な映像を
示す説明図である。
【図6】本実施例における角度計測時の態様を示す説明
図である。
【図7】本実施例における型違い検査時の態様を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 ロボット 1a ロボットハンド 2 ロボットコントローラ 3 画像処理装置 4,5,6 カメラ 8 パレット 12 計測箱 13 ワーク 14 閉塞部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 克浩 東京都品川区大崎二丁目1番17号 株式 会社 明電舍内 (56)参考文献 特開 昭60−42841(JP,A) 特開 平2−152635(JP,A) 特開 昭63−163975(JP,A) 特開 平3−214006(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B25J 13/08 B25J 9/10 B25J 19/04 G01N 21/95 G05B 19/19

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像手段を介して取り込んだワークの映
    像情報を処理する画像処理装置と、この画像処理装置の
    処理データに基づきロボットを制御するロボットコント
    ローラとを有するロボットシステムにおけるハンドリン
    グ方法において、 パレット上に載置した複数のワークを撮影する第1の撮
    像手段を介して取り込んだワークの映像情報を処理して
    得られる特定の1個のワークの位置情報に基づきロボッ
    トのハンドでこの特定のワークを把持し、この状態でワ
    ークを計測箱の挿入口からこの計測箱の内部に挿入する
    とともに、ロボットのハンドに装着した閉塞部材で前記
    挿入口を閉塞してワークを計測箱内に密閉し、さらにこ
    の計測箱内に配設した第2の撮像手段で光源からの光の
    照射の下でワークを撮影し、この撮影に伴なうワークの
    形状に関する映像情報を前記画像処理装置で処理してワ
    ークの型違いを検出するようにしたことを特徴とするロ
    ボットシステムにおけるハンドリング方法。
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WO2015080669A1 (en) * 2013-11-29 2015-06-04 K-One Industries Pte Ltd Flexible vision inspector
CN104897053A (zh) * 2014-03-05 2015-09-09 泰科电子(上海)有限公司 可编程数字化机器视觉检测平台

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